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(回答先: 米国の現在の状況を冷静に把握する 3 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 10 月 02 日 18:58:23)
軍産複合体とは、資本のあり方のひとつであり、結局は、利益を求めて動くものなのです。軍事力を使って新たな富を得ようとするか、武器や軍需物資を生産し、それを売って利益を出すか、そのどちらかの道をとるしかなかったのが従来の軍産複合体。湾岸戦争の時代まではまさにそういうやり方だった。しかし、小ブッシュが始めた911テロおよびイラク戦争以降は、形態が変わったのです。
何度も申し上げているように、戦争および武器は主役の座を下り、その代わりに、インターネットおよびそれによって実行される情報収集とマインドコントロールが主役になっているのです。
ですから、ウォール街と軍産複合体の対立などあり得ません。実際にその両者の背後にいる人たちは同じですよ。グリースパンがやってきたことを振り返れば、彼が、巧みにバブルを作り出し、結局は、湾岸戦争後の軍産複合体を含んだ産業資本家の富を膨らませたことがよく分かります。
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