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・森田実/2009.5.13(その1)
民主党代表選に一言――「カイライ代表」といわれない代表の選出を望む。民主党は小沢的権力政治から脱却すべし。小沢カイライ代表を選出するような愚かな選択は民主党の自殺行為だ。民主党は、もうこれ以上、小沢一郎氏の過ぎたる飽くなき権力欲と権力ゲームに振り回されてはならない
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05340.HTML
民主党の動きが異常である。小沢代表・鳩山幹事長らのやり方は強引すぎる。「カイライ代表」選出に向かって進んでいるように見える。危ない。
ポスト小沢の新民主党代表を選出する代表選は5月16日(土)に行われることが決まった。小沢路線を継承する鳩山由紀夫幹事長と脱小沢をめざす岡田克也副代表の一騎打ちになりそうな形勢である。私は「第三の候補」の出現があってもよいと思うが、表面上、いまはこの動きはない。小沢−鳩山体制の継続を求める議員の数はすでに過半数を超えたとの見方がある。だが、国民レベルでは岡田支持が上回っている。
すでに民主党内では鳩山新代表候補に対して「小鳩」などという言葉が流布されているという。
小沢代表体制の次に「小沢闇将軍体制」「小沢カイライ体制」をつくるようなごまかしは、民主党の自殺行為であろう。国民が求めているのは、ごまかしのない「まともな政治」である。「小沢カイライ代表」が政権をとれば、「小沢カイライ政権」が樹立されることになる。西松問題で国民の批判を受けた小沢一郎氏が政治権力を支配するような暗い政治を生むことは日本の自殺である。小沢一郎氏は飽くなき過剰な権力欲の持ち主である。この20年間、日本の政治は小沢氏の飽くなき権力欲に振り回されてきた。民主党が小沢的権力主義から脱皮できないならば、民主党政権への道は危ういものとなろう。総選挙の結果、「小沢カイライ代表」が支持されれば、小沢カイライ政権ができる。これでいいのか――と言いたい。
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