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オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html
投稿者 中川隆 日時 2018 年 4 月 16 日 00:01:52: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: オールド マランツ 投稿者 中川隆 日時 2016 年 4 月 30 日 11:10:28)


オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?


QUAD アンプ - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=QUAD+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97

ヤフオク! - アンプ - 「QUAD」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPFfW_Z9NaiTYANwBAPDh8?p=QUAD&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&slider=0&tab_ex=commerce&auccat=23792&x=0&y=0


▲△▽▼


オーディオ雑記帳 10
http://more.main.jp/zakkichou10.html

QUAD44+405

お借りしたアンプはクォードのアンプ。
このアンプを使いロジャースを鳴らしていた時期がありその音が忘れられずに未だに5/9と510を所有している。何十年ぶりかにアンプに出会い聞いてみたいと思った次第。

すでにアンプに電源を入れ数時間聴いているが、普段聞いているハーツフィールドやデコラの音と比較しても違和感がない。
さすがである。

クォードとロジャースの組み合わせはデコラのように一つの完成された小宇宙のような音。
やはり長年聞いていないロジャースを手放さなく正解。
少し品のあるロジャースの音は耳をくすぐる。

もしも僕がオーディオ評論家のようにまるで異次元の音質というような表現が出来るならば良いがこの部屋に設置している他のオーディオと違和感がないというだけで最高の表現
5/9とクォードの安いセットで所有している剛腕級と言われるスピーカーと比較しても、である

USのスピーカーでは表現できないこの上品な鳴り方はイングランド特有のものかな?

EMT927を繋いで5/9、510を交互に鳴らして聞いているがこのように楽しく音楽を聴くのは久々だ。
こういう音を聞くとステージとか解像度とか高次元という最新オーディオで使われる言葉は無意味で、そこには音色しかないことに気付く。

と、現在オーディオ評論家という人が存在しているのかどうかは別として
評論家でもない僕が偉そうなことを言っても誰も信じないな。たぶん

借り物だけど... ( 2016/1/2 )


PM510と405

Rogersのスピーカーと、quadのアンプの組み合わせで三日間鳴らし続けようやく音質が安定してきた。5/9 とPM510を聴いていて思い出したのが405の出力ボリュームで音質が変化すること。カレント・ダンピングファクターの関係かな?

よく分からないけど僕の感覚では出力が大きいほど奥行きが出て、密度?音色が薄くなる。

出力が小さいと反対に密度感音色感が濃くステージ感が薄くなる。

感覚的に言うとこのような感じ。

つまりスピーカーの配置が決まったら405の出力ゲインを追い詰めていくことになる。

5/9 とPM510どちらを選ぶか?かなり悩んだが暫くはPM510で調整していくことにした。

PM510と405は相性が良く(5/8のモニターアンプ【改】に選ばれたくらいだから当然か)非常にバランスが良い。これである程度納得出来る音になったなら、昔に戻りLNP、ML1、44の組み合わせで音楽を楽しむことになりそうだ。

最終的にはEMT927+(LNP・44)+405+PM510で安定かな

新春からオーディオが楽しくなったのは年末にquadのアンプに出会ったこと。音楽が楽しく聴けると思うことは久々である。

そう言えば何十年も寝かせてあった初期型の405を整備に出して活用するかと、なぜかオーディオにメラメラ燃えている2016年スタートである ( 2016/1/5 )

〜 ROGERSとQUADの美音 〜

何十年前になるのだろう

僕がオーディオに興味を持ち始めた頃
プレイヤーは失念したが
あるコレクター宅で
quad33+303とrogers5/9で聴いた音
なんて美しい音だろう

50年代の迫力のある音を求めて
オーディオを構築してきたが
求めている音の根源には
quadとrogersの美音があったに違いない

オーディオを始めた初期の頃より
rogersだけは手元に置いてあり
置き場所に困っても
なぜか売る気にはならなかった

以前使っていた事務所に
JBL9500を入れてから
やけに大掛かりとなってしまい
そこで今、僕が求めている
オーディオを再構築した

きっかけは今年初めのquad44+405
繋いだrogersに昔の音が蘇った

自宅からrogers5/9を持ち出し
コンパクトなシステムに
不要になった9500などは
置き場所がないのでショップに引き取ってもらった

たまたま学芸大前のホーム商会に
初期型のquad44があることを知り
送ってもらいシステム再構築

THORENS 121
ORTOFON RMG212
ORTOFON SPU-GTE
QUAD 44
(MERK LEVINSON ML1L)
QUAD 405
ROGERS 5/9

音質的にも音楽的にも満足行くもので
このくらいのシステムで十分すぎるくらいだ

もう少し欲を出すのだったら
プレイヤーを変えたいが
121のコンパクトさは譲れない

全て昔から所有しているオーディオで
QUAD 44の初期型以外
ただ入れ替えただけだが

購入時の値段は覚えている限り
全て中古だが

トーレンス121(33rpm) 7〜8万
オルトフォン RMG212 不明
オルトフォン SPUGTE 不明
QUAD 44 初期型 8.8万
MERK LEVINSON ML1L 25万
QUAD 405 後期型 4〜5万
ROGERS 5/9最初期 9万

これだけで自宅のメインに劣らない
楽しい音楽が聴ける

見た目だけで凄そうなオーディオ機器は
たくさんあるが
「?」という音を聞く場合が多い

いまの僕の耳には美音に近い
このような音質が
一番リラックスして聴けるようだ

安上がりの耳でよかったかな ( 2016/8/14 )
http://more.main.jp/zakkichou10.html


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小布施のジャズ喫茶 BUD 続アンプ3台 2011年05月30日

古い(50年ぐらい前のもの)真空管アンプは修理したからといって完璧な状態とは限らない。輸送中の振動や梱包を解いたときのちょっとした衝撃だとか、傾きによって真空管やハンダが浮いたりする。そうすると音が出なかったり雑音が出たりする。

接続していざ音を出してみる段になってそういう症状になると、なにせ僕は素人だから原因がわからないまま途方に暮れる。それでも修理した人に電話で状況を説明し、処置の指示を仰いでその通りやってみる。それがダメなら次の一手を聞く。それやこれやでとても一筋縄ではいかない。それでも僕は真空管アンプの音が好きだから使いたい。

というのもQUADのトランジスタ・アンプは、音が出た瞬間硬い音だと感じて、使うのを諦めてしまった。こういう瞬時の反応は、物理特性がいいから音質がいいというデータの問題ではなく、耳にした音味が聞き慣れたものより不味かったという正直な直感の事実です。いずれにしてもQUADは期待していたのでちょっと残念な気持ちですが、やっぱり僕の好みは真空管だなあというところに落ち着きました。


今回と同じ経験を以前にもしたことがあります。その時はマッキントッシュのC-29プリとMC2500パワーアンプの組み合わせでした。

パワーと解像力は素晴らしかったのですが、そうも隅々までクッキリハッキリ音が出てくると耳が再現される情報量に付いていかれず疲れてしまいました。それにトランジスタ・アンプの硬さもありましたね。

趣味のレコード再生は音楽を楽しむものですから、ディスクに入っている音を正確に確認するようなモニター・アンプやスピーカーはいらないような気がします。オーディオの要諦と極意は抜けのいい音を再生することですが、これは極めて難しいことです。その点(FISHER/X-101-C)とスコット(SCOTT/299-C STEREO MASTER)は程ほどをわきまえたアンプといえるのではないでしょうか。


フィッシャー(FISHER/X-101-C)下とスコット(SCOTT/299-C STEREO MASTER)

 クワド(QUAD/44GY+405-2)
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5034098.html


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よく QUAD ESL-57は1957年に世界で初めてフルレンジの静電型(Electro Static Loudspeaker)として発売されたとありますが、実はESL-57は1957年にマイナーチェンジを受け、ESL-57になっただけであって原型のモデルはそれ以前に存在していますので、「57が世界で初めて・・・」ではありません。

原型はESL-53まで遡ります。つまり1950年頃に「コーナーリボン+QUADT(1953年生産終了)」のセットがモデルチェンジされ「ESL-53+QUADU(1953年発売)」となり、ダイナミック型スピーカーシステムから静電型(ESL)スピーカーシステムにアコースティカル社(現QUAD社)は舵をきる訳です。

確かにESLは理論的に言えば理想的な構造のスピーカーだろうと思いますが、理想を簡単に具現化出来るほど甘くはないというのが現実です。BBC技術研究所の主任研究員だったD.E.Lショーターの論文中にも「全帯域ESLはまだ開発されたばかりだから、最大再生音圧レベルの制限など、いろいろ問題はあるが、モニタースピーカーとしての可能性は大いに持っている」と記しているようです。小音量時の分解能や独特の透明感のある音色はまさにそれですね。ソースも限定しますが、上手くソースとマッチしたESLは魅力的なサウンドを聴かせてくれます。

ESLを上手く使用するには、一般的な広さのライブな部屋でスピーカーの背面を壁から適度に離し、リスナーはスピーカーに極めて近い距離で小音量で限定的なソースを楽しむということになります。

組合わせるアンプはESL53、ESL-57では管球式のQUADUが最もマッチングが取れています。

スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。

LEAK等のHiFi系のアンプを組合わせると、繊細さばかりが強調されたサウンドになり、コンデンサー型ヘッドホンで聴いているようなサウンドになってしまいます。オーディオサウンドは機材のマッチング(纏め上げ)が重要なのです。

それから、話しはそれますが。。。QUADUは出力段にKT66を使用しています。このアンプはオリジナルの回路定数であれば、出力管をオーバーロードの状態で使用しており出力管に厳しい動作をさせています。その為、出力管をセレクトせずに使用すると故障の原因になりますので、ご注意下さい。KT66の製造期やコンディション等十分にセレクトしなければ使えないのです。
http://vintage-audio.jp/?p=499


TANNOYにQUADUという組み合わせが国内では常識化されていますが、QUADUはESL専用アンプと考える方が普通でしょう。ESLはコンデンサー型スピーカーでその発音構造から考えても(勿論試聴しても)わかりますが、繊細ではあるけどダイナミック型スピーカーと比較すれば全くエネルギーバランスが異なります。

スピーカーとアンプの組み合わせでは、それぞれのメリットとデメリットを補いあいマッチングを取るのですが、ESLの過度な線の細さや押し出し感の無さをQUADUは補うような音質(バランス)で作られているのですから、TANNOYの様なダイナミック型スピーカーに組合わせるとボケ気味の音になって正常なのです。

しかも、TANNOYは当時の英国系の中でも、どちらかと言えば荒い音質のスピーカーに分類されるのですから・・・余計にボケて荒い音になります。
http://vintage-audio.jp/?p=450


 

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コメント
 
1. 中川隆[-9848] koaQ7Jey 2018年4月16日 00:10:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10492]

カリスマ音楽評論家 宇野功芳が死ぬまで 50年間ずっと使い続けていた装置


スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


____


クラシック音楽の世界に於ける音響的な部分に対する異常とも言える執着は、音楽ホールやオーディオ製品に強く反映している。いづれの場合でも、音楽の核心を確実に聴き手に届けると言うよりも聴き手に"快く感じさせる"ということに重点が置かれる。

音楽評論家であり、指揮者でもある宇野功芳という人は若い人にカリスマ的人気があるらしい。

その人のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は

「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、

特に多声的な音楽に対しては致命的なマイナス条件なのだがその様な装置で聴けばゲシュアルトやモンテヴェルディのマドリガルはつまらない曲だと思えるのが当然だ。

しかし元々そんなものは価値のないものだと思っているとすれば自分の装置が真実を伝えて居ないことに気付かずに終わるであろう。


 そして、分離の良すぎない音、つまり、分離の悪い音が良い演奏会場の条件だと言うことになってしまう。

宇野功芳という人は

「名ホールとは演奏を美化する。これが第一条件だ、

舞台上の残響に身を包まれて演奏しているとホールが自分を助けてくれている、という喜びで体を満たしホールに任せる気になる…・・

強い和音が鳴った後に残る長い残響はいつまでもその中に浸っていたいと思う程で……」

と述べている。


私は宇野功芳がクソミソに言う日比谷公会堂や東京宝塚劇場(昔の)でシンフォニー オブ ジ エア、ウィーンフィル、ボストン響、イタリアオペラの数々を聴くことが出来た。

それらの体験は確実に音楽の世界に引き入れてくれたのである。今にして思えば、優れた演奏家は美化される必要がないと言うことだったのだと思う。

美化とは或る意味で歪曲なのだから(それは宇野功芳本人も認めている)なのだ。

昔からタイル張りの風呂場で唄を歌うと、上手になったような気がすると言われてきた。現在のカラオケサウンドもそういう錯覚に基づいているのだ。

残響の長いホールというものは演奏家が自己陶酔に浸る分にはいいのかも知れないが、肝腎の聴衆が音楽の核心を掴むことを妨げる、ということに気付くべきなのではないだろうか。

80年代以降、いわゆる"音響の良いホール"が全国各地に出来たのだが、正にそれに符節を合わせるようにクラシック音楽人気が凋落してきているのは偶然ではないだろう。
http://www.amadeo.jp/kyuukyoku.html


>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


______


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/


『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm


再生音はどこを目指すか


私は生の演奏が好きである。様々な音楽をオーディオだけでなく、生でも聴く。ロックや民謡、浪曲から、クラシック、ジャズまで。音楽芸術が好きなのである。

生の音を聞き、自分のオーディオの音とを比べる。

違和感があれば、どこが違うのか追求する。

録音する際、エンジニアによって音は変わっているということは百も承知である。しかし、広く色々な音楽を聞くうちに、何となく基準となるものが出来上がっている。


私が感じる実際の音楽の特徴は次のようなものだ。


1.音量が大きくても、あまりうるさいという感じはしない。

2.音の出方は前では無く、左右後方、上方に広がる。ホールであれば、エコー成分が良く聞こえる。

3.楽器の音は、オーディオでいわれるほど分離感はなく、全体から聞こえる。

4.聞き疲れしない。

5.ホールなどでは、小さな音でも良く聞き取れる

6.意外と刺激的な音はしない。


どうだろう。

もう一つ、マイクを通した音は聞きづらいことがあっても、オペラやクラシックなどマイクを通さない音は意外と聞き取れることを感じたことはないだろうか。

未経験の方は是非クラシックの演奏会へ行ってみてもらいたい。

小さな音でも良く聞き取れるのである。何が違うのか。

私はこれを“聴感上歪”に起因すると考えている。

物理学など、科学によって求められた低歪の現代のオーディオ機器。

本来歪など無いはずなのに、音量を上げるとうるさい、と感じる方は多くいらっしゃるだろう。

私はこれを聴感上歪と呼んでいる。

つまり、オーディオで音楽を聴く場合、音量を上げてもうるさくならない音。

簡単にいえばこれが、一番重要である。

聴感上の歪が無いのである。

高音から低音まで綺麗に再生されて、それでいてうるさくない音。

ある程度の音量でも会話ができ、音は前にではなく、左右後方上方に広がり、エコー成分(または気配など)が綺麗に再生されること。

スピーカーの存在が消えるなど、オーディオのクオリティが上がれば自然にこのようになっていく。


人間の耳はまだまだ未科学である。科学で、絶対と思って作った製品が必ずしも実際の音と同じように聞こえないのは、エンジニアならだれでも分かっているはずである。

1930年代の頃は原音重視であった。アメリカやドイツは国の威信かけて開発していた。

私は、オーディオ機器はこの時点でほぼ完成してしまったと思えるのである。

そして、現代の技術を加えれば、真空管式アンプやフィールド型スピーカーが最も原音に近い再生音が出るというのは私にとって揺るぎが無い事実なのである。
http://omsound.exblog.jp/15834589/


2. 中川隆[-9871] koaQ7Jey 2018年4月16日 07:11:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10516]

2017-11-16
広い周波数特性の透き通る様な音と言うよりは、限られた範囲の中での充実を目指した音に感じました。少し線が細い時、DACとパワーアンプ間にプリアンプをバッファーとして挟むのも効果がありました。バリッとしました。

QUADのアンプが最高だなんて思っていません。もっと良い機械は沢山あるし、それらを使えば良い音もするでしょう。けれど一度QUADのアンプで鳴らす事をお薦めします。

私は44+405で鳴らしてみました。うっすらベールが掛かって解像度や音の粒立ちは落ちます。けれどQUADが考える 家庭で音楽を楽しむ為の音とはこういう事かと深く心を打たれました。

人間の価値を考える時、能力や偏差値より人柄や人格を大事と考える事もあるでしょう。こんな例えでどこまで伝わるかは判りませんけどね。
http://kawa.weblogs.jp/things/2017/11/esl57%E8%A6%9A%E6%9B%B8.html


2015-10-01 QUAD44+405

高校の頃、当時流行っていたソウルミュージックに興味が持てませんでした。旧いサム・クックやレイ・チャールズは大好きでも、バンプやファンクはどこか他所の話にしか聞こえませんでした。興味が湧いて来たのはずっと後です。

QUADの22とUの音には感心しました。でも当時現行だったQUADの石アンプが図抜けた音だとは思いませんでした。33の形は大好きでしたが44には興味が有りませんでした。それが綺麗な44があったら手元に置きたいなどと思い出したのはずっと後の事です。

今まで、606とハーベスの組み合わせに惹かれた事もあります。部屋の中で聴くのに素敵な組み合わせではありますが、最高に良い音とまでは思った事がありません。カートリッジ、CDプレイヤーから、アンプ、スピーカーまで、バラバラな私のシステムの中に一つだけQUADを入れても、聴き比べた別の選択肢を凌ぐ事は少なかったと思います。

内心は今の機械が44+405なんかに負ける筈がないと思っていました。ESLを聴き込んで数字に代えられる性能以外に大きな価値がある事を痛感しました。一度本来の組み合わせを聴いて見ないといけないと感じ始めました。

Mytek Digitalはプリアンプ機能を持っていますから、直接パワーアンプに繋ぐ事が可能です。あえてMytek Digitalの出力をQUAD44に入れました。

44-405-ESL57と繋ぐ事で見えて来る物が有るのではないかと考えました。

なるほどねぇ、こういう事ですか。今だって虎の子-是枝アンプがQUADに負けたなどとは思いません。分解能や音の粒建ち、音楽のディテールとスケール、システム全体のポテンシャル(と言うより可能性?)ではQUADを凌ぎます。

でもねぇ、いくら是枝アンプが良くてもシステム全体のバランスには私個人の不行き届きと粗が見えます。

薄い雲が掛かった気はしますが、QUADはとにかくバランスが良い。

能力や偏差値の高さより、円満な人格とバランス、分別の方が大事なのかなと思いました。(分別はブンベツでなくてフンベツと読んで下さい)
http://kawa.weblogs.jp/things/2015/09/quad44405.html


QUAD33 2004-11-30


オーディオマニアというのは馬鹿なので、狭い日本の部屋の中に業務用のスピーカーを持ち込んだり、大きな機械を積み上げて部屋を一杯にして、挙げ句の果てに床中に配線をのたうち回らせて何も不具合を感じない。シャネルやグッチを欲しがる馬鹿女と同じ様にJBLやタンノイの名前に憧れている。近所や家族から迷惑がられているせいか、絶滅も間近いのだが、誰も保護を訴える人はいない。 馬鹿でないオーディオ、つまり普通の暮らしに迷惑でない例は非常に少ない。

普通の暮らしの中でAudioを考えようとする時、QUADと言う会社の考え方が際立って来る。QUAD33を取り上げたいのだけれど、本当は古い管球式のQUAD22方が音が良い。

古いQUAD22と、QUADUでAXIOM80や、アルテックを鳴らすとこの50年の進歩って一体何だったのかと思う。

更に凄いのはモノラルの2がステレオの22になって中身が倍になったはずなのに、全く大きさも形も変わらなかった事だ。

つまり機械と人間のインターフェースとして部屋の中に置かれるのに、最適な大きさを既に決めていた。中の機械の都合で決めた訳ではない、ということにはならないか。 (必ずしもコンシュマーユースとは限らずに、BBCなどで使われる事もあったようだ。モノラル時代に決まった場所にそのまま置ける事が要求されたのかも知れない)

トランジスタ化された33もほとんど大きさに変化はない。部屋の中で良い音楽を聞くために、機械はこれ以上大きな顔をすることが許されなかった。

一方、小さければ小さい程良いとも限らない、絶妙な縦横高さというものがあるのが良く分かる。

すぐに、ワンダフルとかグレートを使いたがり、(最近は、アメイジングとかオウサムなどと言う事が多い気がする)言葉のインフレに走りがちな、かの国や、猫の額ほどの家に住みながらベンツ・フェラーリに乗りたがり、こたつでコンビニの弁当を食べながらヴィトンを欲しがるこの国は、プロポーションに関する感覚が壊れている。’分相応’や’足るを知る’といった言葉も今はむなしい。

その国ではラブリーやプリティグッドといった言葉をよく使う。ブリティッシュアンダーステートメントという言葉もあるらしい。人の暮らしの中、機械が部屋の中でどれだけの大きさであるべきか、どういった質感であるべきか、どうしたら愛されるのか、そこを考えて作られている機械は本当に少ない。

色や質感に関しては管球式の22よりトランジスタの33の方が良いと思う。中のワイアリングと色分けもとても奇麗だ。

只、パワーアンプに関して、303は好きだけれど、古いQUADUの美しさは別格だ。
その絶妙な大きさと構成とプロポーションには敵わない。
http://kawa.weblogs.jp/things/2004/11/quad33_1.html



3. 中川隆[-9870] koaQ7Jey 2018年4月16日 07:44:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10516]

QUAD ESL に合うアンプは QUADII ではなく 44 + 405II

GRFのある部屋 茅野の朝 2015年 08月 19日

日本では、真空管のアンプの方が、有名だし人気もあるのですが、ESL57やタンノイのSPを使われるのなら、断然、44 + 405II の組み合わせをお薦めします。

もちろん、66 + 606 も音が柔らかく良いのですが、価格が倍ぐらいしています。市場に出回っている量が違うからでしょうね。

QUAD System の完成 2010年 10月 22日
http://tannoy.exblog.jp/14831189/

三十数年前、QUADを購入する筈が途中でGRFに出会った話は、当ブログを初めた頃書きましたが、
http://tannoy.exblog.jp/1642502/


昨年、クオードの愛好会に呼ばれて久しぶりに57と63を聴かせていただき、当初の思いが甦ってきました。

私のGRFの音を聴いてクオード的な音がすると何人の方からも指摘を受けていました。

最初にDYNAUDIOに出会った時も、ドーム型なのにとてもQuad的な響きに驚いた事を思い出します。

この音が、イギリス的な音の原点なのかもしれません。
いや、イギリス人が好む音を、ピーター・ウォーカーが実現したのでしょう。

Consequenceが戻ってきてから、寂しい思いをしていたのは ESL-57 です。

音場型のSPと同じ部屋に置くと微妙な音場情報をフィルムが共振して吸い取ってしまいます。見事に細かい音が無くなるのです。それで、T4を聴く場合は、同じ部屋には置けないので隣の和室に置くことになります。

畳6枚の部屋に置くと、ESLは思ったより大きいのに驚きます。後ろに傾斜している分奥行きを取るのです。二枚重ねておくと畳み半分は埋まってしまいます。六畳の入り口を塞いでしまい、困っていました。

Quadといえば、茅野の家には、44と405II が、JBLの箱に入ったタンノイIIILZ/ 10inch Monitor Gold を鳴らしています。

405では力があり過ぎて、タンノイと組み合わせると低音過剰になってしまい、低域を減らして鳴らしているのです。

このIIILZ は友人から預かったまま40年以上経ちます。さすがに寄る年波には勝てないのか、高域が若干落ちてきました。分解して直せば問題なく動くはずなのですが、、、。JBL用の樺桜製の格子の付いた美しい箱は、若干タンノイには重い音になるようです。


そのQuadのコンビで鳴らしたいと願っていましたので、置き場所を兼ねて茅野まで運んでみました。しばらく鳴らしていない装置ですから、接点の掃除等入念に行い、新しいSPケーブル(量販店の5m一組で800円)に繋ぎ変えて早速音出しです。CDはバーンスタイン・NYフィルのマーラー3番を聴いてみました。

いや〜驚きました。さすがに純正の組み合わせです。家では230Vにf圧しなければ弱かったESLが水を得た魚のように水みずしく、また力強くなったのです。後ろもそんなに空けていません。それでまったく過不足のない音がするのです。


送り出しのMaranz 80は少しだけ手が入っていますが、今となっては20年以上前のプレーヤーですが、まったく不満は有りません。なぜ、このようなCDサウンドが普通しないのでしょうか?レコードとの両立を考えないで、CDに特化して考えた方が良いのでしょう。

この組み合わせで良くなる理由として第一に考えられるのは、振動系の軽さでしょう。Quadのフィルムは軽いのですが、面積は大きいです。その大面積から充分以上な低音が聴こえています。405のワイルドな音が組合わさると平面スピーカーがまったく違う次元の音になるのです。


バーンスタインが最後に録音したタングルウッドでのボストンシンフォニーのベートーヴェンの7番も聴いてみました。

すごい低音です。会場いっぱいに広がっていくのが手を取る様にわかります。

今なら、このシステムは全部で30万ぐらいで買えるでしょう。seiboさんにぜひお聞かせしたいと思いました。少なくとも音楽を聴くのに何の不足も感じません。東京からCDだけを持ってきても一夏、いや一冬過ごせるだけの素晴らしい音です。何よりも私のどの装置より低音がゆたかですから。

Commented by seibo at 2010-10-23 00:14 x

私もLOWTHERの時に33と405を使ったことがあります。

ちょっと重くてズンズンするような気がしてすぐやめました。

ESLファンの方が以前言っていましたが、ダイナコのパワーアンプとも相性が良いそうです。ある程度元気のあるパワーアンプが合うのですね、

きっと。ESLの音は間違いなく私好みなのですが、(TAOさんのESLもとても良い音がしていました)なんと言っても場所を取ること、壊れやすいこと(我が家は夏でもほとんどクーラー無しです、湿気に弱いと聞いてます)などで、はなから諦めてます。


Commented by UNICORN at 2010-10-23 10:13
最近さる方がMIXI日記にかって保有していたESL63の思い出話をかいていました・・・

もう少し低い領域とダイナミックレンジが稼げれば・・・。

小生が過去1年間に経験した複数のESL57の再生音は全くそのような不満を感じさせなかったものでした、やはり過去のマスコミの記事に洗脳されが、初めから諦めているような気がします。

惚れたら、途中でおっ放り出すような事をしたら終わりですね。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-23 18:19
今までの家の傾向の音ではなく、オーケストラが轟然と鳴ります!
驚きました。その分細かい音は少なくなりますが、オーケストラ好きの私にとっては本当に驚きでした。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-24 20:14
CDプレーヤーはあの時代には無かったので、今なっている音を、ほとんどの方が聴いておられないのではと思います。皆さん、最初からCDは鳴らないと思われているようで残念ですね。

GRFの部屋にあった時とはまったく正反対の音がするのも、57がいかにHiFIかを証明しています。
問題は、入力の質と部屋との相性なのです。

Commented by SEED at 2010-10-25 20:18
東京にいるころはよく聴きました そのころはフィリップスが新盤紹介のためにイベントを組んでおり、そこのメインでした。新宿の珈琲屋でも火事の前にはこれを使っていました。
スタックで使って力強く シングルで使って品のいい音 凄いスピーカーですね でもこの時代なかなか要求には答えてくれないですね 
このような個性的なスピーカー もう出ないでしょうね
宝物ですね♪


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24
>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。

オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。
高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。


Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型SPは反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
これは家の事です(笑)
>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


そうですね、高能率のSPは音のでの軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/


2010年 06月 07日 ESL-57の音 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/13906002/

巷間では、

「ESLを聴く時はスピーカーを壁から離して、近い距離で小音量で楽しみます。勿論、アンプは管球式のQUADUがよく、スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。」

「Ouad ESL-57は本当に素晴らしいスピーカーです。でも、あるソースには素晴らしい力を発揮しますが、編成の大きいオーケストラやJAZZの強烈なドラムアタックを大音量で再生する気持ちにはなれません。」

これらが、一般的なQUAD ESL-57のイメージだと思われています。SP後面に十分なスペースを取れば必然的に前は接近してきます。いきおい、リニアフィールド的な聴き方にならざるを得ません。真空管アンプでは、従来のイメージの音でしか鳴らないのはGRFで経験済みです。しかし、SD05と組み合わせた場合全く違う音がします。ESL-63的な音もしますが、もっとスケールが大きな音に広がるのです。


土曜日の夜、ようやく適正なポイントを見つけられたので、日曜は朝から着替えもせずに音楽を聴き込んで行きました。大編成のオーケストラから室内楽、声楽、金管楽器の演奏と聴き進み、JAZZのドラムやピアノの近接録音にも充分なダイナミックレンジが取れている事を確認しました。

夜になり、聴き込んで行くに付けて思いを深くしたのは、私はこのような音が好きなのだと言う事です。タンノイでも、Dynaudio系でも、Unicornでも目指している音は同じなのです。

オーケストラから浮かび上がって来る、柔らかく絹擦れの様な弦の響き、深々と鳴る木管や金管の峻厳な響き。会場に響き渡る大太鼓の音。透き通って来る人の声。会場に行った人だけが知っているオーケストラの響きがするのです。タンノイとも登り口は違うけど、高峰の同じ峰を目指している事は解りますね。


追伸

夕方、余りにもいい音なので、近くのチューバホーンさんに連絡をしてきていただきました。チューバホーンさんは、私と同じ構成で聴かれているので、音の違いがすぐわかっていただけるからです。同じSD05を使っていても、タンノイには100Wバージョンで、クロックアップしない方が雰囲気がよく出るのです。SPの設計や質があの時代のアンプの特性に合っているからでしょう。ブラウン管時代のディスプレーで1760万色の発色は、にじんでしまって難しかったのと同じです。3万2000色の方が鮮やかに見えていました。

同じ時代のSPですから、当初はタンノイと同じ100Wバージョンで聞いていたのですが、電圧を240Vで使い、置き場所を調整して行くと50Wのクロックアップバージョンの方が俄然良くなってきたのです。そして、最終的にこの部屋のスイートスポットに置くと、上も下もオクターブ位広がった様なダイナミックな音が鳴り始めました。

その音を、チューバホーンさんに確認していただきました。部屋の響きには極めて敏感です。後面のカーテンの開け具合でも音は変ります。ライブの部屋よりは、吸音されていた方が調整がスムーズに行くかもしれません。いずれにしても、いままで聴いた事のないようなQUADの響きでした。空気の乾いた季節に聴く絶好調のオーケストラの絹のような弦のモアレ模様を聴くことが出来ました。素晴らしいです。
 


Commented by リウー at 2010-06-07 15:35 x

 以前から、ブログを拝見させていただき、非常に参考にさせていただいています。 
  私も、昨年からESLを使っていますが、御指摘の通り、かなりのオールラウンダーだと感じています。
 勿論、GRFさんのような、厳しい聴き方で追い込んでいく様な事は無理ですが。
 実際、今ひとつと言われている低音についても、私の聴く音量と環境では、問題ないと感じています。
  クラシックから、ロックまで、まず不満はありません。
  

Commented by GRFの部屋 at 2010-06-07 18:20 x

リウーさん
コメントありがとうございました。
リウーさんは、どのようにESLをお使いですか?


Commented by リウー at 2010-06-07 20:19 x

 CDとアナログでCDがメインですが、iPodを購入してから、リッピングを少し始めました。
 夏の間は、EAR834LにQUADや、NAIT,CYRUSのアンプを繋いでESLを聴いています。
 冬は、EAR859を使うことが多いです。

Commented by チューバホーン at 2010-06-08 15:41 x

昨晩はお招きいただきありがとうございました。

今までにも、「なぜ?GRFから」、「どうして?T4が」という体験をさせていただいているのですが、そこにはタンノイはこういう音だからとか、小型スピーカーだからといったAudio的な固定観念を反省すべき事例を体験していたはずなのに・・・・

今回、ESLという50年以上も前に設計されたスピーカーということと、普通言われているように「編成の大きいオーケストラやJAZZの強烈なドラムアタックを大音量で再生する気持ちになれません」と言われています。

私自身はESLを所有したことがないのですが、30年以上前にこのスピーカーを知人宅で聴いてからは、たしかにこのような固定観念は出来ていたと思います。しかし、今回もまたこのような固定観念を見事に打ち破る、ESL体験となってしまいました 。(続きます。)


Commented by チューバホーン at 2010-06-08 15:42 x

そうなんです。
今回はそのESLからは、楽器や声の直接音とホールでの残響音のバランスがあまりにも自然、いや、リアルすぎてどこにも誇張感といったものがなく、Audioといった物の存在感がないのです。

それは、GRFさんがしっかりとした「音の記憶」というものをお持ちであり、機器の概念にとらわれず、常に前向きに取り組まれているゆえの結果なのでしょう。物に依存するAudioではなく、しっかり音を記憶してゆくことのほうが大切ですね。

私の所有する、もう一台のSD05が、活躍する日も近いかも知れません???


Commented by GRFの部屋 at 2010-06-08 15:56 x

チューバホーンさん

昨日は、無理いって来ていただきありがとうございました。
調整が進んだ音があまりにも良い音だったので、是非聴いていただきたくてお越しいただきました。

50年前に設計されたSPからあのようなリアリティが有る音が出るのが不思議です。タンノイの時もそうでしたが、昔の入力の質では真価がでていなかったのかもしれません。

レコードやアンプで音づくりをするのではなく、入力の質をありのままに再現すると、あのような音が出るのですね。

先週聞いていただいた、Tさんや(Y)さんには、申し訳ないのですが、たった5センチだけ下がっただけであの様に音が変わるのもわかっていても新たな驚きですね。

Commented by UNICORN at 2010-06-08 23:50 x

ついにお披露目出来る所まで、やっとたどり着いたようですね!!

心配なのはチューバホーンさん、悪の道?!に引き摺りこまないでくださいね!!来週お会いする予定なので、感想を聞くのが
今から楽しみです。

Commented by TANNOY-GRF at 2010-06-09 07:46

UNICORNさん
残念ながら、一般のお披露目公演?はできません。入力の質を問われるからです。私と同じ入力をお持ちの方々には、大変参考になります。

昨晩は入力を38/2トラで行なってみました。テープの音に驚くと同時に、44.1/16のCDの音も再確認できました。


Commented by (Y) at 2010-06-09 17:16 x

不遜な言い方になるかも知れませんが、僕はGRFさんのお部屋で、どのスピーカーからどんな音が出て来ても、特に驚きません。まして古いスピーカーならなおさらです。おそらくGRFさんなら、この方向に持って行かれるだろうことは容易に想像できるからです。
でも、例えばスピーカーのキャビネットをティッシュで一拭きしただけで音の曇りが無くなったりするのは、さすがにビックリします。こんなに音の変化に敏感な部屋(を含めたシステム)はありませんね。

Commented by GRFの部屋 at 2010-06-09 18:48 x

読まれていますね〜。
>この方向に持って行かれるだろうことは容易に想像できるからです。
そうなんですが、その方向に持って行くのには、結構試行錯誤があります。でもそこが楽しいのですね。


Commented by SEED at 2010-06-19 19:42 x

ESL57 素晴らしいですね 私も以前はよく聞きました。
一番良かったのはスタックにしてオンキョーのスーパーウーハー×2 ロジャース510のツィーターを装着しているシステムでした。イベントで使われていましたが、素晴らしい音がしましたね。お気に入りに入れさせていただきました 今後とも宜しくお願いいたします。

Commented by TANNOY-GRF at 2010-06-19 23:12

SEEDさん
コメントありがとうございます。ESLの節度ある音を聴いているとオーディオより音楽を聴く方に主眼が移りますね。

Commented by SEED at 2010-06-20 13:09 x

>ESLの節度ある音を聴いているとオーディオより音楽を
>聴く方に主眼が移りますね。

まったくその通りですね 以前新宿の喫茶店においてあるものを聴きましたが、ひっそりとなる中に音楽がありましたね
今までにない経験でした。
HQDシステムのようにスタックして使うと、これがモニター的になるというのも非常に面白く、可能性の高い固体だというイメージです、傑作ですね♪

Commented by いしい at 2010-06-29 20:24 x

今の次元で見ると若干周波数レンジは狭いですが、ESL57は良いスピーカですよね。
しかし、歪み率と位相については未だに最新スピーカにも負けない性能、即ち自然な音を持っていますよね。

私も平面型というとアポジーのカリパーシグネチャーやマグネパンのSMG-aを使ってきましたが、平面型にしか出せない自然な音がある様に思います。

今、使っているスピーカはエグルストーンワークスのアンドラですが、これはダイナミック型、平面型どちらの音も兼ね備えているかな、と思って使っています。既に10年も使っていますから、気に入っています。
しかし、コンデンサー型スピーカの自然な音を聴くと「うーん、矢張り私はこっちの方向を進むべきだったんだろうか」と悩んでしまいます。
ESL-57もそういう音ですね。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-06-30 09:18

いしいさん コメントありがとうございます。

60年前のSPですが、周波数レンジも45から18,000で充分だと思います。GRFより若干広いぐらいです。箱の音がしないので量感は違いますが、深く、柔らかの低音は、演奏会場に漂う音です。
ヨーロッパの伝統有るコンサートホールで聴いている響きが出てきますので、私の目的には合っていますね。

聴く高さによっって、高音が出てくる感じも演奏会場で前の人が直接音を遮る感じと同じで、背伸びすると良く聞こえてきます。音が上に伸びていく様は、感動的です。


Commented by ESLファン ドイツから at 2014-01-20 23:14 x

ご同慶の至りです、ESLは床から50cmぐらいあげて聞くともっと素直な低音が聴けます。ポイントは、ご自身の耳の高さまでESLを上げることです。ちなみにオランダ・フィリップス社、英国BBCでは、いまだこのESLをモニターで使ってます。
http://tannoy.exblog.jp/13906002/


2010年 05月 23日 QUAD ESL-57 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/13780879/
30年以上前、QUADを購入しようと意を決して出かけた私の前に現れたGRFの箱の顛末は

本ブログの二回目
http://tannoy.exblog.jp/1642502/

に書きました。その後、GRFを使っていても、DYNAUDIOを鳴らしても響きの根底に求めていたのは、そのQUADのスタティックスピーカーの響きだったのかもしれません。いわゆるBritish Soundの原点が、タンノイとクォードにあるからでしょう。

昨年、二回ほど

千葉の『QUADを聴く会』
http://tannoy.exblog.jp/12636196/


に招かれて、4トラックテープを聴いていただきましたが、そのとき再確認したのは、新しいESL63の音よりも、ESL57の響きでした。

音の細かさ、定位、後方への音像表現などは、明らかに20年近くの研究を重ねて発表したESL63の方が勝っています。PHILIPSの録音時のモニターに採用されている事からも解ります。

それと比べるとESL57は平面波で奥行き間はでないのです。
モノラル時代に設計された事が解ります。

しかし、それ故に音そのもので勝負していますから、暖かさが感じられます。

50年代から60年代初期の録音には抜群の相性なのは、前回の

「テープを聴く会」
http://tannoy.exblog.jp/11921673/

で実証済みです。


大型のSPの替わりに軽くて移動に簡単なESL57を導入しました。30数年振りにもとの時点に戻ったのです。深夜電源を繋ぎ音を出してみました。入れた直後の音は低音が出にくかったのですが、30分ぐらい聴いて行くと音離れが良くなり、どんどん低域が伸びて行きます。オーケストラを聴いても何の遜色無く広大に響いてくるのです。

すっかり満足して、夜も遅くなったので小さな音でテレサテンの昔のアルバムを聴いてみました。30年前にアパートで夜遅くスタックスのヘッドフォーン(イヤースピーカー)で聴いていた優しいテレサの声が聞こえてきました。コンデンサー型平面SPの音です。そのまま寝てしまいました。


翌朝は、まだ暗いうちから起きて(笑い)SPの位置の調整と検証です。どの位置が一番響きがいいかいろいろな場所に置いてみました。軽いから楽ですね。平行法・交差法・そのバリエーションをいろいろやってみました。かぶりつきも一番離してもどちらも良いのです。幾分上向きに立っているので音が上に上がってきます。座って聴いているより立って聴いた方が音がはっきりするぐらいです。いやー面白いですね。左右を余り離さずモノラル的にする方が音が埋まりますね。それから1mm単位の微調整もまた10センチ単位の曖昧さもどちらも音に差はありますがそれなりに鳴ってくれます。

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=13780879&i=201005%2F23%2F99%2Ff0108399_10591880.jpg


音の傾向はやはり50年代の音ですから、SD05はタンノイを鳴らしている100wタイプが良かったです。楽器もまとまりますが、人の声がやはり良いですね。暖かくて優しいです。一方50wのクロック改造バージョンでは、音が細かくなりESL63的な音になります。63もいつか持ち込み聴き比べをしてみたいですね。

先日訪れていただいた「QUADを聴く会」の会長さんはGRFの交差法が気に入り、ESL63proで45度配置を実験されている様です。すぐ動かせるのが良いです。家庭用のSPの理想型かもしれません。


 
追記

早速、古くからの友人を呼んで聴いてもらいました。QUADの奏でる音楽に感心してくれました。音がどうこうと言う次元でないのが良いそうです。私も声楽とバイオリンの音の鳴り方に感心しています。オーケストラも余り大きな音を出すとクリップしますが、その範囲でも充分な音がします。

Commented by unicorn at 2010-05-23 12:05 x

>30年以上前、QUADを購入しようと意を決して出かけた私の前に現れたGRFの箱

時は静かに且つDynamicに人間の繋がりの中を経過し、今30年前に夢見ていたシステムが眼前に!!

なにか一編の長編物語を読む思いです、こんな気持ちの高揚感は
御金を払っても経験できませんね、これぞ人生ですね!!

Commented by TANNOY-GRF at 2010-05-23 16:41

30年経っても、人の本質や好みは変らないものだと再確認しました。また、SPは違っても鳴らす人が同じならば、やはり似た様な音になる様です。
あの日千葉に行った事が、今に結実しました。UNICORNさんのお宅を訪問したから、今の和室のサウンドがあるわけですね。こちらはマスターテープやワンビット生録で質が上がり、とんでもない音がしています。この辺りは通常での判断は基準になりません。

Commented by ishii at 2010-05-24 09:23 x

ついにを始められたのですね。Mさんから聞きました。千葉のKさんも聴きたがると思います。

ちなみに、ESLは100Vで使われているのでしょうか。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-05-24 15:52

いやはや、とうとう始めてしまいました。あの日の千葉での体験が30年来埋まっていた時限爆弾に再点火した様です。

ESLは、110V・240v両方で試してみました。ダイナミックレンジが変ります。どちらが良いかはじっくり聴いて行きます。

GRF・T4・Unicorn・ESL57という個性的なSPだけが残りました。

Commented by 富士山麓の音好き at 2013-06-27 06:44 x

近日中古esl57入手予定者です。@ESL57の音、110Vと240Vの違いもう少し聞かせて下さい。A240Vの場合、変圧器が必要ですが、機種、入手方法など知りたいです。
アンプは当面手持ちのプリ44、上杉ubros-1、パワーubros10で聞くしかないですが、何かご助言ありましたら教えて下さい。

Commented by GRF at 2013-06-27 10:38 x

44+405で聴かれれば、110Vで充分です。240Vにすると、いくぶん音が活気づきます。活気有る音がHiFiだと思われている方が多いので、240vじゃなければ駄目だという声になるのでしょう。私は、100vで使っています。405は、数万円でゴロゴロあります是非使って下さい。


Commented by NO.028 中野 at 2013-12-20 17:21 x

初めましてNO.028の中野と申します。(石田さん追悼でホームページに感謝!感謝!を投稿した者です)当方、昔アキュのA-50VでESL57を愛用していた事がありその素晴らしい音楽が忘れられません。ただたしかESLはインピーダンスがある音域で非常に低くなりSD05では長時間のドライブには耐えられと思っていましたが・・・使用して問題ないでしょうか?(当方SD05からアンプを変えるつもりは全くないので)。ぶしつけで申し訳ございませんがお教え頂ければ幸いです、

Commented by GRF at 2013-12-20 18:53 x

中野さん 問題は有りません。私も使っていました。しかし、相性から言うと、Quad44+405IIが一番合っています。II+22の真空管より良くなります。皆さん、ESL57は真空管の時代の製品だと思っているのですが、ESL57は1980年代まで製造されていたのです。

Commented by ESLファン at 2015-05-23 22:56 x

SPの設置で左右の壁からの距離でもステレオ感が変わります。
なかなか難しいですね。
私はESL57に特製のハイヒールを履かせました。このSPは床高を上げると高音が素晴らしくなります。
オランダ、フィルップス社ではいまだに音響評価SPとして活躍してるそうです。

http://community.phileweb.com/mypage/myroom/2796/

ご参考に、ここに写真を掲載しましたのげでご覧ください。


Commented by TANNOY-GRF at 2015-05-24 10:01

ESLファンさん コメントありがとうございます。写真を拝見しました。部屋の高さの半分ぐらいのところにSPをおくと途端に音が活き活きとしてきます。私も追加実験を行ってみます。その時は、台の上になるとは思うのですが。

Commented by ESLファン at 2015-12-11 00:28 x

亀レスです。
部屋の高さの半分というのもあります。
ポイントは、リスニングルームで聞く場合、ソファー、椅子に腰かけてすわりますので、その場合の耳の位置にESLのセンターの床高と一致させるのが重要です。音がクッキリ、すっきりとします。現在のライフスタイルに合わせてモデュファイすれば素晴らしい音響装置になります。

ではなぜESLが今のようなデザインになったかという理由があります。第二次大戦後に発売された英国のお金持ちは、深々としたソファに体を置いて聞いたからです。ですから床高はありません。それにモノラルの時代でした。
当時のESLの価格は、当時のベンツ車一台に相当します。ステレオになったときベンツの二台分の金を払わないと買えませんでした。当時にこんなSPを研究して販売する会社があったのです。戦勝連合国の英国と敗戦国家日本のギャップです。
ソニー、松下、ケンウッド、なだたる音響メーカも余裕はありませんでした。

ESLは、オーディオの歴史に残る、残すべきハイファイ音響製品です。
http://tannoy.exblog.jp/13780879/


2009年 09月 13日 QUAD ESLでテープを聴く会 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/11921673/


NAVIで目的地に到着すると、そこはTaoさんの言われる『QUADを聴く会』の副会長・Kさんのリスリングルームでした。仕事場の二階の大空間をたっぷりと使われていました。音を出さなくてもいい音がすると予感しました。


皆さんのこられる前に、音出しをして調整を行うつもりでしたのに、全くぶっつけ本番になりました。そこで、調整を兼ねて軽いヴォーカルからと、ナット・キング・コールがゴードン・ジェンキンスをバックにうたったアルバムからスタートしました。

音が出た瞬間、私はほっとし、皆さんは驚かれた事とおもいます。それまで聴いていたCDとはまるで別の装置の様に鳴り始めたからです。厚みのある深々としてたっぷりの低音が、ESLから出ています。全盛時のアメリカンサウンドです。

私自身ESLから聴いた事の無い音でした。よほど、念入りに調整されたQuadのアンプなのでしょう。この迫力は240ボルト仕様にしてでて来たダイナミックスだそうです。


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オクターブ下の低音が聴こえるのは、テープならではです。低い音まで万遍なく収録できるからです。レコードでは、最低音はイコライザーで小さくなっていたり、左右合成されていたり、カットされている場合が多いからです。昔のオリジナル盤がいい評価をされるのは、出来るだけ忠実にカッティングを行なっていた所為もあります。CDもマスター造りと、製造工程の最後スタンパーの段階で細かい音が無くなっている様に思えます。サラ・ボーンのAfter hoursもマルチでは有りますがこの頃のとは違い会場の雰囲気を良く伝えてきます。

クラシックでは、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団の名盤「ツァラストラはかく語りき」の冒頭から第二曲まで。シカゴ特有の奥深い低音がおとなしいESLをここまで鳴らすかというくらい一変させました。続くジョージ・セルのマーラーの四番では、鈴の音が空間に響き渡り弦楽器が宙に浮かんで行きます。途中で上の蛍光灯を消したら、音がより高く上がって行きます。蛍光灯の雑音は音の大敵ですね。

そして、ハリー・ベラフォンテのカーネギーホールコンサート、再生音楽だという事をわすれ会場の一員になっています。1959年4月へのタイムスリップですね。50年前の録音でこの水準で収録されていたのです。今日は、全ての機器が60年代前半に合っています。時代を合わせるというのも大切な事です。

それは、ESL57から、ESL63(設計開始年度で発売は70年後半です)に替えた時に解りました。音の精度は高いのですが、何かを失った様な、、、。

小林秀雄がアンドレ・ジイドの言葉を引用した様に『 懐疑は、恐らくは叡智の初めかも知れない。然し、叡智の始まる処に芸術は終わるのだ。 』と同じ事をふたつのSPのあいだの時代の変化を感じました。


 
ショルティの指輪からワルキューレ、第三幕最後の部分。カラヤンのジークフリートから冒頭の部分、アンセルメの三角帽子、そして極めつけはクレンペラーのマーラー第二番、冒頭のコントラバスの咆哮!暗くなった会場で電気も付けず、11名の息づかいだけが聴こえていました。

私も、ここまでヴィンテージクオードが鳴るとは思っていませんでした。ここまで整備をして来た『QUADを聴く会』の皆さんの愛情と情熱が出している音なのでしょう。私の不用意で一時間ほどお手間を取らしましたが、食事の会場に出かける時間がきてもなかなか離れずらい音が最後にはしていました。

当日お掛けしたテープ類です。この他に2トラックのフランクシナトラ、ナットキングコールが収録された、Capitolの販促用デモテープもお掛けしました。

追記

今朝になって、昨日のESL57の鳴りっぷりの良さに比べ、和室のユニコーンの音のスケールの無さが気になり始めました。昨日も、調整を重ねて行ったとき、10センチほど前にSPを移動した事を思い出し、和室でも思い切って5センチも!前に出してみました。結果は大変よく、音がのびのびと鳴り始めました。QUADもユニコーンも前後に音を放射しています。通常の前面だけに放射しているのと違い音像の調節が反対になり難しいですね。


追記2

会場で上機嫌で鳴ってくれた、NAGRA改は、家に帰って来ても一皮むけた様な良い音で鳴っています。SPの位置を替えた事が大きな原因では有りますが、皆さんから美人だと言われて機嫌を良くしているのかもしれません。もうすぐ、美人の双子姉妹が来ますが、そのときご機嫌を損なわなければ良いのですが、、、。


Commented by チューバホーン at 2009-09-14 00:21 x

昨日は大変お疲れ様でした。
悪天候と遠路でしたが、本当に参加してよかったと思います。
 おかげで、興奮冷めやらず、本日も夜更かし中です。


Commented by TANNOY-GRF at 2009-09-14 00:25

チューバホーン様

興奮を是非冷ましてください。昨日の音は、もう博物館にしかない様な音ですので。東京駅で本物の特別急行列車に遭った様なものです。凄いのですが、残念ながら現在では過去の遺物ですから。


Commented by (Y) at 2009-09-14 00:27 x

GRF様
前のコメント欄に>メディアの違いではなく、録音する側の姿勢の違いが音に現れているのでしょう。
とありましたが、まさにまさにそうでしょうし、演奏する側の姿勢も同じだではないでしょうか。さらにメディアそのものをないがしろにしたツケもあるのではないかと思います。いずれにせよ失ったものは帰って来ません。二度と帰って来ません。

Commented by TANNOY-GRF at 2009-09-14 00:31

(Y)様

昨日は、50年代の機器ばかりで、4トラックテープを聴きました。初めて2トラックに遜色無い音が聞けて、少し興奮しました。
テープ幅の差はいかんとも出来ないのですが、結構分厚い、SPやEPの音がしました。エネルギーに満ちた音です。


Commented by (Y) at 2009-09-14 15:08 x

テープの写真を見ていたら、ふと自分も「ツァラストラはかく語りき」を持っていたことに気がつきました。確認しましたら、同じフリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団の「ツァラストラはかく語りき」でした。クラシックには疎いので、ただタイトルだけで選んだのですが、名盤だったのですね。eBayで20ドル前後だった記憶があります。なんか得した気になりました(笑)。

Commented by GRFの部屋 at 2009-09-14 15:29 x

それはそれは!いまは、$60以上です。
ライナーの人気盤は150ドル以上しますよ!
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2010年 01月 09日 QUAD ESL63でテープを聴く GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/12636196/


昨年の九月に、千葉で

『QUADを聴く会』
http://tannoy.exblog.jp/11921673/

に招かれ、QUAD22・QUADU・ESLのヴィンテージラインでNagra IV-SJ改の4トラックテープを聴いていただきました。

掛かったテープとは時代が合っているのでしょうか、ESLの常識を超える素晴らしい音がしました。その折、次回は11月頃にも今度はESL63で鳴らそうと言うことになりましたが、どうしても都合が付かず年を越してしまいました。

前回の22・QUADU・ESLは真空管の時代でしたが、今回の44・405U・ESL63PROは二十年ぐらい時代が経ち、CD時代直前の機器です。

音質も音場もESLとは大きく異なります。モニター用に開発されたPROは、辛口で甘さはあまり感じられません。その意味では民生用の63の方が使い易い様にも思えます。

通常は三角形の頂点で聞くモニターですから、厳密な意味では一人しか聞けません。そのため前回のESLの様に平行において左右の間隔をおおきくし多くの人に聞いていただく様にしましたが、音場が正確に表れるのは、やはり中央の一人だけの様です。


それでも30分ぐらい鳴らし込んで来ると、音もほぐれ音場も広がってきます。途中でプリとメイン間のケーブルを普通のMITに変えたり、端子を磨いたりして調整しながら聴き込んで行きました。前回とはその点でオーディオ的にならざるを得ない分、マッチングが難しいのかも知れませんね。

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12名もの参加者に20種類ほどのテープを聴いていただきましたが、前回に比べると分析的にならざるを得ない分、音楽に浸れなかった気もします。これはQUADだけではなく、現代のオーディオ機器の宿命の様な気がするのは、TANNOYをメインに使っている私だけの感慨でしょうか?ESL63はもう少し小さな部屋で、しっかりとフォーカスを合わせて聞いてみたいと思いました。

その夜は、新宿でクラシックのピアノライブがあり、生のベーゼンドルファーで演奏を聴きましたが、現代の演奏家がどちらかと言えば63的な音楽傾向に向っているのが気になりました。ゆったりとした音楽ではなく技巧の方向に向かいすぎているのは、技術的進歩を遂げている現代演奏家の宿命なのでしょうか?

Commented by UNICORN at 2010-01-10 11:07 x

>現代の演奏家がどちらかと言えば63的な音楽傾向に向っている
   のが

なかなか意味深長な意見ですね・・・・

ところで沢山の方とTape,Nagra,QUADアンプ,63Pro.との出会いは、
やはり貴重だったとしか言いようがないと思います、体の為とは言えチョ
ット残念な思いです。

Commented by TANNOY-GRF at 2010-01-10 16:06

UNICORNさんが何時も出かけられている音楽大学の演奏会でもそうですが、毎年卒業される何千人の演奏家の内、一体何人がプロの演奏家になられるのでしょう?

職業演奏家として活躍できる場がどれほどあるのでしょうか?
クラシック演奏家にとって我が国には活躍できる場が残されているのでしょうか?

生の演奏会の魅力とは?いろいろ考えさせられる音楽会でした。
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2012年 02月 12日 ESL57で聴くモノラル GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/17186507/

QUAD の ESL57 で聴くモノラルは、両方のSPが一体化して、巨大な平面パネルとなって同相で鳴ります。

逆に言うと、左右を空けすぎず、モノラルが一体化して聞こえる間隔に設置するとステレオも良く鳴ってくれます。

ESL57は、構造上音場の再現は出来ないのですが、パネルその物が発音体となって音楽を奏でるのです。勿論、一緒に録音されている残響音も見事に鳴りますから、コンサートホールの二階席で聴いている感覚になれるのです。昨日は、フルトヴェングラーのブラームスの2番を聴いていて、今更の様に確認しました。

このユニークなスピーカーが世に出たのは、1957年と言われていますが、私のところの製品は、70年代後半です。余程の大音量を出すと時々ノイズが出ますが、実用上はほとんど問題有りません。茅野は一年を通じて湿気のないところです。特に乾燥した冬場はESLには理想的なところですね。

しかし、ESLの音を聴かれている人は、一様に高音はきれいだけれど、低音が弱く、室内楽や人の声に向くと言われています。小音量で近くで限定した音源を聴くのには適しているが、フルオーケストラは向かないとも言われています。


インターネットをざっと見ても、以上のような感想や使いこなしの方法が書かれています。私も、茅野の家で以前より使っている Quad44+405II で聴くまではそう思っていました。

しかし、ESL63が1982年に発売されるまでは、 ESL57が主役でした。そして、真空管時代のQUAD IIより、遥かにダイナミックな音がする、405IIが主力のメインアンプだったのです。

通常のダイナミックSPを405で鳴らすと、とても元気のいい音がします。しかし、ESL57を聴くと一転して迫力があるけど、柔らかい音で鳴り始めるのです。そしてESLがオーケストラに向かないと言われている理由の一つである、金管や打楽器群が過不足無い迫力で鳴り始めます。

従来の実験で44+405II の音が硬いと言われるほとんどの原因は、送り出しのCDプレーヤーに起因すると思っています。CDプレーヤーの質を高めれば、驚くほどの迫力としなやかさでESLは鳴り始めます。

ESL57の時代は、勿論レコードの音に標準が合わしています。しかし、その時代にもFM放送はありましたし、当然マスターテープの音も聴いていたでしょう。レコード一辺倒ではないのです。バイアスの電圧は、普通では低音がでないので、230v仕様でなければ駄目だと言われますが、まったくそんな事はありません。

マーラーなどの大編成のオーケストラの重低音や迫力ある金管、そして大活躍の大太鼓までESL57はまったく問題なく再生するのです。その中でも、アルトやメゾの声の美しいこと。コーラスのハーモニーが見事です。そして、定評ある弦楽器が浮かび上がります。またピアノソナタなどは実物大で低域も鳴ります。本当に見事です。昨日はクラウディオ・アラウのシューベルト・D664を聴いていました。

何遍も言いますが、私の装置で一つだけ持って行けと言われたら、このESL57を選ぶでしょうね。

Commented by TANNOY-GRF at 2012-02-12 21:24

先週ほどではありませんが、まだ茅野の朝は氷点下5度くらいです。今少し暖かくなったら、QUAD好きの皆さんをお呼びして、温泉とお蕎麦とESL57のツアーをやりますか!おっと、美味しい日本酒も!

Commented by リウー at 2012-02-12 22:03 x

 私もESLを聴いていてそう思います。個人差はあるでしょうが、交響曲を聴いていても、十分な音だと感じます。
もっとも、ステージ最前列の席は好みではないというのもあるでしょうが。

Commented by TANNOY-GRF at 2012-02-13 12:59

 リウーさん、ESL57は、私が何時も聴いているUNICORNと対称的な音だと言えましょう。UNICORNは、空間に漂う音場をきくSPです。しかし、ESL57は、演奏会場の中に入れるSPなのです。入力の質を向上されると、どんどん別な世界が開けていきます。古さも迫力の無さも感じません。充分な大音量で低音も再生するのです。世の中のESL57評はどこかで間違った使い方をしているのか、ご自分で使わずに聞きかじりの感想を述べているだけかも知れません。まずは良いCDプレヤーと44+405IIで聴いて欲しいですね。

Commented by mimori at 2012-02-13 17:45 x

はじめまして。いつも愛読させていただいています。
私もESL57を愛用し,CD12を送り出しに使っていますが,GRFさんが仰るように入力の質が向上すると,リニアに反応しているのが判り,このSPには音質向上の上限はないのではないかと思うことがあります。低音もかなりの量感が出ているのが感じられ,ESL57をフローリング床に直置きで設置していますが,マーラーなどでは,低音の振動が床に伝わっているのが素足だと感じられるほどです。
GRFさんがハートレーのスピーカーボードとしてウェルフロートを使用されていますが,ESL57に使用しても効果があるものでしょうか。

ESL57は設置面積が3本の脚だけなので,いまひとつウェルフロートの導入に踏み切れないでいます。
GRFさんのご意見をお聞かせ頂けると幸せます。

Commented by TANNOY-GRF at 2012-02-13 21:10

mimoriさん、初めまして。いつも読んで頂きありがとうございます。送り出しにCD12とは〜。いい音していると思います。このSPは本当に大した物で、言われるように音質向上の限界がないように思えます。アンプは何をお使いですか?

私の家の床は相当しっかり作ってあるので、本来ならフローティングボードは要らないのですが、このHartleyは、横に展開する4ウェイなので、リスニングポイントが限定されます。その点を改善するためにボードを使用してみました。

ESL57には、無い方が好ましいと思います。低音の振動が床に伝わっているのが、楽しいです。平面SPはそれ自体が発音源ですから、低音をフロートすると面白くなくなるように思えます。

先日、茅野で聴いていたフルトヴェングラー・ウィーンフィルのブラームスの2番は、押し寄せてくる低域に感動しました。オーディオは、私にとっての「どこでもドア」です。


Commented by mimori at 2012-02-14 05:56 x

お尋ねのアンプですが,プリにJRDGのCOHERENCE(Sr1)をパワーにGOLDMUNDのMIMESIS18.4,AプレーヤにLP12+3009Uを使っています。

また別室で,マランツCD23(鍋蓋),QUAD33+303で,セレッションSL700を鳴らしています。
もともとESL57は33+303用でしたが,SPを入れ替えたときのESL57の音の変化に驚くとともに,あらためてESL57の可能性に気がつき,以後メインSPとして愛用しています。その後パワーアンプやケーブルの変更等を経て,現システムになりました。

Commented by TANNOY-GRF at 2012-02-14 09:56

ESL57は振動膜が薄いので、左右のSPの位置調整は本当にシビアなところまで追い込めます。私の経験ですと、左右の間隔は、当然部屋の大きさに左右されますが、写真の様な幅二間ですと、間にESLが一台入るか入らないところに、ポイントが有ります。正確には、木の枠を入れないぐらいの幅です。そのあたりで、最初は2mmぐらいづつ拡げたり狭めたりすると一体化するポイントが見つかると思います。内振りにしないで、完全に平行にしてみてください。

Commented by mimori at 2012-02-14 22:42 x

左右の間隔は,視聴位置との関係もあると思うのですが,GRFさんのセッティングでは,視聴位置はSPまで概ね1.5mくらいのニアフィールドに近い聴き方になるのでしょうか?

タイトルのようにモノラルを聴くのであれば,一体化するポイントがよいのは判るのですが,ステレオの場合には,音の広がりというか,部屋に音楽が満ちる或いは漂うような感じがでないように思うのですが?
ESL57は少し動かすだけで,かなり音が変わるので,時間をかけて色々試してみたいと思います。

Commented by GRF at 2012-02-17 08:34 x

mimoriさん
試聴位置は、4メートルぐらい離れています。この位置でも、ステレオの一体化が図れます。音は、浪のように打ち寄せますよ(笑)
最適ポイントのすぐ隣は、面白くない音なのです。不思議ですね。

Commented by Bigpapa@shonan at 2013-02-02 17:34 x

こんにちは。「ひとつだけ選ぶならESL-57』にぐっと来て、思わずESL-57を入手してしまいました(笑)。モノラルで聞いています。麻薬的なボーカルものやソロ楽器や、素晴らしいグルーブの打楽器群に感動しております。50、60年代のギターを数本所有しておりますが、あの頃の音が出せるのはESL-57だけじゃないか、と思ってます。ありがとうございました。

Commented by TANNOY-GRF at 2013-02-03 06:42

>「ひとつだけ選ぶならESL-57』にぐっと来て、思わずESL-57を入手してしまいました(笑)。

Bigpapaさん コメントありがとうございます。そうですか、ESL57でロックを聴かれているのですね。低音が良いでしょう?あの迫力有る音を残念ながらほとんどの方が聴かれていないのです。とても残念ですね。
http://tannoy.exblog.jp/17186507/


2013年 08月 16日 GRFのある部屋 夏休み三日目〜四日目 茅野の夜
http://catharticalness10.rssing.com/browser.php?indx=6217570&item=169

Quad ESL57は、巷間言われているような、低音が出ないので、高域の冴えるバロックの室内楽・イメージ的には、シャルランの録音のバリシャイ室内管弦楽団やアルヒーフの音楽の捧げ物見たいな音を想像されるのですが、実際は、深々とした低音も出て、マーラーやブルックナーの堂々とした交響曲が得意なのです。その音を電源を入れるところから、だんだん目覚めていく過程も聴いていただきました。

ベルウッドさんのご感想は、どうでしょうか?もっとも、音を聴いていたのは、最初の一時間ぐらいで、飲み始めたら、SPの調整法を微に入り細に入り訊かれました。

当方も単にセンター合わせではなく、如何にSPがストレス無くなるか、ポイントが決まると、どこで聴いても音像が移動しなくなる方法など、詳しく説明しました。SP調整には、立体的な図形の把握が必要です。それは演奏会場でのヴァイオリニストの立ち位置との関係と同じだと言う点から楽器の鳴らし方の話しになるのです。

1952年のフルトヴェングラー・ウィーンフィルを大音量で掛けていたら、隣の家から赤ちゃんが寝ているとクレームが来ました。当たり前です。窓を開け反して大音量で掛けていたのですから、音量も普通にして、窓を閉めると大丈夫そうです。しかし、この52年の録音が良いのです。ESL57で聴くモノラルは全体に拡がり、ステレオの必要性を全く感じません。これが聴いていただかないと分からない音ですね。

QUADのESL57は1957年に設計され、1981年にESL63が発表されるまで、約25年間Quadの主力スピーカーでした。製造は1996年にドイツの会社に売却するまで続けられました。その為未だ市場には大量に出回っており、価格も数万円〜15万ぐらいで買えます。壊れやすいとか、湿気に弱いとか、低音が出ないとか、いろいろ言われますが、フィルムの修理も、高電圧の部品も、いくらでも出来ます。ただ、使い方が、間違っているように思えるのです。

ESL57を聴かれる人は、真空管アンプの22とIIの組み合わせで聴かれる方が多いようです。こちらは、開発時のアンプです。CDの出現する直前に発表された44/405の組み合わせが、ESL57には一番向いていると思います。音質調整を簡単に行えるトーンコントロールも必需品ですね。

平面波が出るESL57は平行配置が原則です。

ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。

そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。

その音を聴いていただくと、最新録音のRCO LIVEを聴くとやはり幾分古い音がすると言われました。そこで、高域を2db程上げてみると、ビックリするぐらい変わります。東京から持っていったMITのケーブルをCDプレーヤー・MarantzのCD-80改とSONYのSCD-XA1200ES改と44の間に使ってから俄然音が冴えてきました。こうなると次から次へとCDをかけ始めました。

Commented by Ponta at 2013-08-17 18:58 x

>実際は、深々とした低音も出て、マーラーやブルックナーの堂々とした交響曲が得意なのです。

そうなんですよねぇ。そして、早い低域を聴くことが出来ます。
ダールジールとの相性もゴローさんの見立て通り良かったです。
事故った時のショップの対応が悪く、断念しましたが、落ち着いたら再挑戦するつもりなんです。
ゴローさんの遺言は大切にしたいと思っております。
今は余裕がないので、B&Wで楽しんでおります。

Commented by TANNOY-GRF at 2013-08-18 01:35

Pontaさん お久しぶりです。ESL63系の再生は、内振りの調整が難しいです。思い切って、ESL57にされたらいかがですか?英国から買えば、送料入れても10〜20万ぐらいでいくらでも買えます。スペアも3万ぐらいであります。懐にも気持ちにも優しいです。

平行法でつかえば難しい調整もいりません。部屋の影響も受けません。何よりも良いのは、昔のモノラル録音が、ステレオと同じように鳴ることです。これには本当に驚きます。ゴローさんは音楽が聴ける装置を目指していらしてました。拙宅に来たときも、GRFやユニコーンでさえ、QUADの音がすると喜ばれていました。
http://catharticalness10.rssing.com/browser.php?indx=6217570&item=169


2009/9/13 AcousticTao
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1290.html

 「QUADを聴く会」の会則27条には「会合の内容について、その具体的な詳細を会員以外の第三者に知らせてはならない」と規定されている。なので、昨日の臨時集会の内容について微細な点まで記事にするわけにはいかにのであるが、昨日はいろいろと貴重な体験をしたので、その概要を記してみたい。

 昨日の臨時集会は、副会長Kさんのリスニングルームで行われた。Kさんが経営されている会社の工場の2階にあるリスニングルームは広い。25畳程度あるのではないであろうか。天井高は一般的な高さである。その広い空間の中にQUAD SYSTEMは設置されていた。

http://moon.ap.teacup.com/tao7637/img/1252836858.jpg

 うどんはたっぷりとした量のお湯でゆでるのが良いといわれているが、QUAD ESLもゆったりとした空間の中で鳴らすのが良いようである。

 メインイベントはNAGRAであったが、その前にCDで数曲聴かせていただいた。CDプレーヤーはQUAD 66CD。前回来たときよりも部屋がすっきりと片付けられて何も置かれていない空間が広くなったためであろう、部屋の響きが豊かでライブな印象を受けた。背後の壁との距離が前回よりも近くなったのも影響しているのかもしれない。

 その後、NAGRAの登場となったのであるが、NAGRAに切り替わるとライブな響きの印象はすっかり消えた。ソースの音のレベルの違いが部屋の影響をも凌駕するほど強力な推進力となったのであろうか。

 NAGRAは凄い・・・それは確かである。しかし、その剛速球をしっかりと受け止めることのできるQUADも凄かった。その本来持っているポテンシャルの高さを改めて認識することとなった。

 最初は4トラックのソフトを聴いた。つぎつぎに出てくる名盤はどれも素晴らしいものばかり。そして、ひと通り聴いた後、スピーカーをESLからESL63PROに変更することとなった。真っ黒で可搬用の取っ手が付いる。渋いいでたちである。

 そして、その音が出て「あれれ・・・」という印象をもった。私の音の嗜好性は偏っている。さらにESLのオーナーでありその音に愛着があり、耳が慣れている・・・そういったことを勘案すると適正・客観的な判断などできないのであるが、すっかり心のテンションが下がってしまった。

 QUAD QC2、QUAD Uとの相性もあるのであろう。駆動するアンプがQUAD 44、QUAD 405であったなら、また違った結果となったのかもしれない。

 みんなの顔も曇ったようである。残念ながらQUAD63PROは1イニングももたずに投手交代を告げられてしまった。スピーカーはESLに戻された。私の顔もにこやかな表情になった。

 そして、今度は2トラックの登場である。4トラックのソフトは海外のオークションで比較的安価に購入が可能であるが、2トラックは海外オークションでもそれなりに高価であるとのこと。

 4トラックでも十二分に高音質で感動的であったが、2トラックになるとそのエネルギー感は倍増。ぎゅっと目が詰まる密度感が音から感じられる。2トラックになると倍以上の情報量が詰め込まれているようである。

 2トラックになるとスピードガンは150キロ超を表示している。そのスピードの球がくると少し腰が引けるようですらある。ミットに収まったときの音も「バシッ!!」といった感じで重い。

 その「バシッ!!」は、重く密度感がある。この凄みのある低音がESLから聴こえてくるのは大きな驚きである。「ESLはやはり凄い・・・その潜在能力の高さは相当なものである・・・自分の選択は間違っていなかったようである・・・」数時間に及ぶ臨時集会が終わって、ニコニコしながら夜の懇親会に向かった。

コメント


2009/9/14 21:20 投稿者:tao

GRFのある部屋さん、こんばんわ!

先日聴かせていただいたオープンリールのソフトのなかでは、ハリー・べラフォンテはやはり素晴らしかったです。
一気にコンサート会場にワープする感じで、オーディオを聴いているという感覚がすっかり消えてしまいました。
あと、マーラーの第2番が素晴らしかったですね。冒頭の低弦の重厚な響きが胸震わせるものがありました。


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2009/9/13 21:23 投稿者:GRFのある部屋

Taoさん
昨日は雨の中ご苦労様でした。
私も行くまでは、ESLでどのようになるか一抹の不安は有りました。
しかし、驚きましたね。QUADの持っている潜在的な力と時代がマッチした音には。

当初は、音を聴いていましたが、ベラフォンテ辺りからカーネギーホールやベルリンの教会にトランスポートされたみたく皆さん音楽を聴いていましたね。

ESLオーナーのTaoさんとKさんが一番嬉しそうでした。自分の選択が間違っていなかったと証明されたからです。
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1290.html


GRFのある部屋 2017年 10月 18日
茅野の家に着いたのは六時半でした。


仕方がないので、QUADのシステムに火を入れて、先日Catbossさんに直していただいた405のエージングを試みました。

雨の日の火が通るまでのESL57は、音がまとまりません。今日は雨ですから、コンデンサースピーカーの薄いフィルムが乾かないと音がしっかりとしてきません。我慢して聞いていると、だんだん音のフォルムがしっかりとしてくるのです。


アンプの音もエージングが進んでくるのが解ります。少し眠かった音が起きてくるのです。405に精密なヴォリュームをつけていただきました。

音量を合わせるのがオーディオでは一番重要なことです。どれだけのゲインでどのくらいの音量で聞くか、ここが一番大事ですね。鳴らしている音楽のイメージを自分で決めるからです。オーディオは音量を決めることがすべてと言っても良いでしょう。


そしてその音量をヴォリュームのどのあたりで聞くかもとても大事なことです。

11時前後のいちで適正な音量が出るように装置全体のゲインを決めます。
それはきわめて厳密な調整です。

音はどんどん良くなっていき、何時もながらこの装置があれば他はいらないと思いました。

結局、茅野でQUADの音を聞けたのだけが良かったと言うことになります。
今朝は、良い天気です。これから、東京方面に引き返します。
http://tannoy.exblog.jp/28224360/


4. 中川隆[-10941] koaQ7Jey 2018年4月22日 07:09:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11788]

AUDIO な日々

学生時代

◦AUDIO って
◦目覚めのころ
◦長岡教へのいざない
◦金田式 DC アンプ
◦真空管アンプとの出会い
◦真空管な日々(その1)
◦真空管な日々(その2)
◦真空管な日々(その3)
◦MC ヘッドアンプに挑戦
◦真空管な日々(その4)


QUAD の時代

◦QUAD ESL-63 との出会い(前編)
◦QUAD ESL-63 との出会い(後編)
◦最後のアナログプレーヤー・最初の CD プレーヤー
◦QUAD 44+405 との出会い
◦Super Woofer と QUAD ESL-63
◦QUAD 44 壊れる(その1)
◦QUAD 44 壊れる(その2)
◦QUAD 44 壊れる(その3)
◦さらば、QUAD ESL-63
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QUAD ESL-63 との出会い(前編) (98/5/5 記)
 
大学生活も終わり、私は、初期研修のために親元を離れて八戸にて生活をし始めた。 オーディオ装置やLPをも全て連れていった。 アパートの遮音が良くないので、あまり大きな音で鳴らすことは出来なかったが、オーディオ機器にとってはまずまずの環境であった。 ある日、回りの住人がいないのをいいことに、大音量で鳴らしてみたところ、以前と音が全然違う。 低音が出てこない。 おかしいなぁ。 アンプがおかしいのかしらん? などとアンプを調べるも問題なし。 それではと、スピーカーを調べると・・・

なんと、スピーカーのエッジのウレタンがポロポロになっていて、空気が漏れている始末。 完全密閉型の Fostex A-300 では致命傷だ。 さっそく、メーカーに電話をかけて、修理可能かどうかを問い合わせたところ、修理は可能だが、修理費用は \ 30,000 / ch で、修理期間は未定とのこと。 費用はともかく、修理期間未定というのは困るので、あっさり、あきらめて新しいスピーカー探しに走った。

いくつかのオーディオショップをまわって、試聴したのは、タンノイのスターリング、インフィニティの kappa、ダイアトーンの DS-505、デンオン、カントン(ドイツのメーカー)、ハーベス、リンなど、実売で 300,000 / pair クラスの製品を多数。 心がなびいたのは、タンノイのスターリングとインフィニティという性格の異なるスピーカーたち。 リンと国産メーカーは、一聴して脱落。 カントンは、当初気に入ったのだが、聴くにつれて、音の硬質さと平板さが気になり脱落。 ハーベスは、使いこなしが難しいようで、この時の試聴では、いまひとつだった。 タンノイかインフィニティか? で悩む毎日。

タンノイのスターリングは、何を聴いても安心して身を任せられるというか、とにかく聴いていて楽しい。 音像がシャープにまとまり、定位感がよい。 欠点は、何を聴いても、タンノイサウンドというか、タンノイ流のキャラクタが音についてまわる。 それと、ピアノの響きがよそよそしいこと。 一方、インフィニティは、細やかで神経質な音でありながら、破綻することなく音楽が聴ける。 ピアノの響きがすばらしい。 逆に欠点は、録音のあら捜しが上手なこと。 録音が悪いと、聴いていられないような悲鳴をあげること。 録音モニタには最適だろうけれど、音楽観賞用としては、これは、むしろ欠点だ。 もうひとつは、定位感が悪いこと。 例えば、バイオリンの音の定位が、音程が上がるにつれて、上の方にひっぱられると同時に不明瞭になっていく。 3メートル以上離れて聴けば、このようなことはなくなるが、私のアパートでは不可能だ。

予算枠を超えてしまうが、タンノイやインフィニティの上位のスピーカーも試聴してみた。 値段に値するだけの違いはわかるものの、タンノイとインフィニティとの中庸を求める私の要求とは相いれなかった。 そんなある日、デパートのオーディオ売り場(今にして思うと、何故デパートのオーディオ売り場にこんな製品があったのかが疑問だ。)で、中古の QUAD ESL を見かけた。 さっそく鳴らしてもらった。 残念なことに、片チャンネルは不調で、途中で鳴らなくなてしまったが、この音は非常に好ましかった。 外見は大きいが、ロクハンのシングルを聴くがごとき音像の小ささには驚いた。 この時まで、私は QUAD の音を聴いたことがなかったのだ。 礼を言って、デパートを出て、さっそくオーディオ店に飛び込むが、QUAD の製品なんかはおいていなかった。

 さて、どこでなら試聴できるか? 仙台でもおいているところはなかったので、東京まで出るしかない。 オーディオのためだけに東京まで出るのはちょっとと思っていたところ、外科の先生から、盛岡のオーディオ店の広告に、中古の QUAD ESL-63 があるよと聞いた。 運の巡り合わせというのは、こういうことなのだろう。 さっそく電話をかけてみたところ、中古の依頼品があるとのこと。 自分のところで販売した ESL-63 だが、持ち主が、他のスピーカーに熱を上げてしまったので、依頼販売になっているのだという。 現時点では、販売依頼を受けているだけで、現物はお店にはないから、試聴はできないとのこと。 中古といっても、使用歴はわずか6カ月で、新品同様で渡せるとのこと。 新品販売価格の 2/3 程度でどうだろう? と情報を得た。

オーディオ雑誌をみて、ESL-63 についての情報を集めたが、評判はあまりよろしくない。 低音がでない。 箱庭的な音。 かまぼこ型の音。 う〜ん。 唯一の良い情報は、ESL-63 PRO の改造品を、私の大好きな Philips レーベルがモニタスピーカーとして使用しているということだけだった。 1週間ほどして、先のお店から電話がきた。 依頼主が、しびれをきらして、値段を \ 50,000 下げてきたとのこと。 まだ踏み切れなかった私は、オーディオ雑誌の評価記事を引用しながら、試聴していないスピーカーの購入に踏み切れないことなどを話した。 しかし、このお店の常連の外科の先生は、私の音の好みや感じ方から、ESL-63 は良い候補だと考えたようで、店主に「もう大丈夫だから、もう送ってよこせ!」と言い出す始末。 結局、さらに \ 50,000 値引きさせて、試聴もしていないスピーカーを購入してしまった。

3日後にESL-63 が届いた。 まず最初に、大きさに驚いた。 そのくせ 20 kg に満たない。 さっそく適当にセッティングして、DENON PMA-970 でドライブしてみる。 音が出ない! どうして? と思ったら、スピーカーにもコンセントがある。 そうだった、コンデンサ型だった。 電源がいるのだ。 再度、トライ。 第一印象は、購入して正解 であった。 確かに、最低音部が全く出ていないのは確かだが、これは、先に試聴したタンノイ・スターリングや、インフィニティ・カッパでも、充分に出るわけではない。 音楽の再生に大切な、100 Hz 前後の低音は充分だ。 高域については、かまぼこ型と表現した評論家の耳がおかしいに違いない。 第一印象は良かった。 少なくとも、先のタンノイやインフィニティよりは良さそうだ。 しかし、聞き込むにつれて、不満が出始める・・・・。
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QUAD ESL-63 との出会い(後編) (98/5/19 記)
 
聴き込むにつれて出てきた不満は、音が固いことだ。 私の大好きな Elly Ameling の声が無機的に聞こえる。 血が通っていないような感じさえ受ける。 それなのに、ピアノの音は、ぼやけて聞こえる。 特に高音域では、音が鈍るような感じだ。 弦楽器の音は重く、響きが沈む。

原因は、私でも容易に想像がついた。 DENON PMA-970 と音色が合わないのだろう。 さっそく、管球アンプの登場だ。 一番手は、6V6GT Single (K-NFB) アンプだ。 

真空管な日々(その2)
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で紹介した 6G-A4 Single に 6V6GTを差しかえて、カソード NFB をかけたものだ。 さすがに、最大出力 0.8 W では、低能率の QUAD ESL-63 では、管弦楽では若干つらいものがあるが、ピアノ曲や室内楽なら、出力の少なさも気にならない。 少なくとも、DENON PMA-970 よりは、良い。

お次は、球を差し替えて、6G-A4 Single で試した。 カソード NFB をかけたまま試してみた。 室内楽曲を聴くと、弦楽器のしなり感はよく表現されるし、ピアノのカチンとした硬質なところもきちんと出る。 まとまりもいいし、なかなかなものだ。 ただ、最大出力がたりないのか、オーケストラでは、トゥッティで、歪み感とまでは言わないが、伸び悩む感じがあった。

手持ちの最後は、6G-A4 Push-Pull。 無帰還アンプらしい、のびのびした音で、ほとんど気になることはない。 あらを探せば、ピアノの音がやや太すぎるか? という程度。 オーケストラでも 6G-A4 Single のように破綻することはない。 ということで、メインアンプの座は、DENON PMA-970 から、6G-A4 Push-Pull へ移った。

QUAD ESL-63 のいいところは、何と言っても、定位感。 セッティングには若干うるさいところがあるが、比較的至近距離で、直接音だけを聴くような聴き方をしても、音場が狂うことはない。 左右のステレオ感のみならず、前後感というか奥行きもよく分かる。 ただ、普通のスピーカーと違って、奥行き感は、スピーカーの後方に広がる感じがする。 その分、近づいて聴くと、今度は、大きなフォルムに圧倒されるかもしれない。 こんなのは慣れてしまえば、それだけのこと。 とはいえ、このスピーカは6畳間で聴くのは、ちょっと厳しい。 最低でも8畳間ぐらいないと、スピーカーと聴き手の後ろのスペースをとれない。 コンデンサスピーカーは、後ろ側にも音が出てしまうので、スピーカーの後ろ側のスペースは重要だ。 場合によっては、吸音材をおくのも良いようだ。 聴き手の後ろのスペースも、けっこう重要なようで、聴き手の後ろがすぐ壁だと、持ち味の定位感が失われるようだ。

音楽にひたっていられるおおらかさを持ちながらも、モニタ的な(オーディオ的な、と言い換えてもよい)聴き方にも耐えうるのもよい。 Phillips がモニタスピーカーに採用しているのも、よくうなずける。 もちろん、最低音域は、原理的にも出るはずがないが、音楽のベースになる 100 Hz 前後は充分だ。 コンデンサ型の欠点は、低音の音量ではなくて、音質だと思う。 軽いコーンのウーファだと、「どすん」と落ちるところが、「ど〜すぅぅぅぅん」と、歯切れが悪くなってしまうのだ。 コントラバスなんかだと、(よく言えば)ゆったりとした感じで悪くないが、ドラムは、いまひとつ。ピアノも同様なのだが、私の場合は、ピアノの好みが Boesendolfer ということもあって、それが必ずしも欠点にはならない。 結局、クラシック向きといわれるのは、こういったところにあるのだろう。 この時にふと思ったのは、質の良いスーパーウーファーと組み合わせたら、楽しいだろうなぁということだ。 機会があれば、やってみたいものだ。

さて、アンプも決まったことだし、6G-A4 のスペアを買っておこうと、学会帰りに秋葉原に直行。 ところが、「置いていない」お店が多い。 唯一あったお店では、なんと ペアで、18,000 円とのこと。 1ペア 1430 円の時代はどこへいってしまったのだろうか? MJ「無線と実験」 の広告で、見かけないのはこういうことだったのだと、やっとわかった。

こうなると、代替えの球を探したほうが良さそうだなぁ(影の声: 他の球に浮気したかっただけでしょ)と思っていたところ、LUX の CL-34 と MQ-70 の出物を発見。 改造してもいいかなぁ、なんて不埒な考えで購入した次第。 6G-A4 Push-Pull と聴き比べると、意外なことに、MQ-70 のほうが、若干クールで腰がしっかりしている(低音が締まっている)感じがするが、それ以外は、よく似ている。 どちらが好きかと言われると、困ってしまう。 すっかり気に入った。 MQ-70 を使う以上、私の次作プリアンプでは、ゲインが足りないので、CL-34 と MQ-70が、常用アンプの座に。 高価な買い物をしたので、当分オーディオ機器は買わないと決めたのだが、そんな私に、物欲大魔王が襲いかかる・・・。
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最後の LP プレーヤー・最初の CD プレーヤー (98/6/29 記)
 
スピーカーも買ったし、それに合う管球アンプも買った。 もう買うものはないだろうと思っていた矢先のことだった。 DENON レーベルから、Ingrid Haebler の Mozart Piano Sonata の新録音が CD でのみ発売となった。 昭和 63 年の秋のことだ。 私のなじみのレコード屋(仙台レコードライブラリー)は、世の中が CD 時代に入ってからも、輸入版の LP を提供してくれていたので、私は、CD プレーヤーを買わずとも、事足りていたのだった。 ところが、今回の発売は全世界的に CD のみ。 そういうわけで、私も、世間に遅れること数年で CD プレーヤーを買わないわけにはいかなくなった。

CD プレーヤーのオリジネーターは、皆様ご存知のように Philips と Sony だ。 今までにも書いてきたように、私は、Philips の音作りが好きだから、当然のごとく、Philips の製品を買おうと思ったのだが、調べてみて唖然とした。 業務用(らしい) LHH-2000 が 120 万円、LHH-1000 が 60 万円ぐらい。 高価すぎて、私には手が出ない。 でも、音はいいんですよねぇ。

それなら Sony かと思いきや、こちらは、数分の試聴でパス。 良くも悪しくも 細くて硬い Sony らしい音で、聴いていて疲れる。 機械的な音というか、腺病質で神経質な音に聞こえた。 ああいう音が好きな人もいるのだろう。

販売店の私へのお勧めは、なんと Marantz。 「えっ! どうして?」 と言葉を失った私への答えは、Marantz の製品は、 Philips の OEM (相手先のブランドの名前で、製品を作ること。 この場合は、Philips が実際には製品を作っていることになる)だからだという。 Marantz CD-94 Limited + CDA-94 Limited は、シャンペンゴールドのボディになっているが、ボディ色を除くと Philips LHH-1000 と全く同じデザインだ。 さっそく試聴させてもらった。 LHH-1000 と比較試聴すると、LHH-1000 に軍配が上がることは確かだが、温かめで、つややかな音で、好感が持てた。 同一条件で比較試聴しないと、LHH-1000 との差は、私の耳ではわからないかもしれない程度の差しかない。 でも、値段は半分だから、私にはとてもお買い得。

およそ1週間して、我が家に Malantz CD-94 Limited + CDA-94 Limited が届いた。 大きすぎて、今まで使っていたラックにはいらない! という問題を除けば、とても良かった。 買ってから数ヶ月経つIngrid Haebler の CD が綺麗に響く。 大きな買い物が続いたけど、買って良かったなぁと思っていたところ、MJ 無線と実験にショッキングな記事が。 マイクロ精器のアナログプレーヤが、ほぼ全面的にモデルチェンジし、今後は軽量級の一体型のアナログプレーヤのみになるとのこと。 マイクロといえば、超ど級の糸・ベルトドライブで、オーディオマニアのみならず、音楽マニアにも良く知られている。 こういうものは、無くならないだろうと思っていた。

さっそく、週末に、オーディオ店に行くと、新製品の(マイクロとしては)軽量級のデモをやっていた。 音が悪いわけじゃないけど、物足りないというか、なんというか。 店の奥を覗くと、あった〜〜。 旧製品が。 ベルトドライブで、レコード吸着付きの SX-111FV。 さっそく聴いてみると、やっぱりいいなぁ。 (影の声: 単純に、ココロが満足しているだけで、実際の音の差じゃないだろ! n'Guin:お黙り!) さっそく値段の交渉。 ところが、お店の人曰く 「これは、デモ用に使っていた器械で、売り物じゃないんです。 傷もついているし。 新品はもう無いし、売れません。」とつれない答え。 「その現品でいいから、売ってほしい」と頼み込むも渋い顔。 ちょうどそのときに、顔なじみの社長が通りかかったので、頼み込んだら、「1ヶ月待ってほしい。 オーバーホールに出して、傷も消してお売りしましょう。 値段は新品の 30 %引き」とうれしいお言葉。 社長曰く「1ヶ月といっても、どうせアーム選んでいる間に過ぎちゃうでしょ(笑)。」 実際、その通りで、今度はアーム選びに時間がかかったが、結局、社長のご推薦の Audio Craft AC-3000MC に決定。 50 万弱になるほどの(私にとっては)大きなお買い物でしたが、これは一生モノだと思って自分を納得させた。
購入から、既に 10 年が経過したが、CD プレーヤーの Malantz CD-94 Limited + CDA-94 Limited も LP プレーヤーの Micro SX111FV + Audio Craft AC-3000MC も立派に現役だ。

LP のほうは、さすがに最近出番が減ってきているが、ベルトの交換ぐらいで、元気に働いている。 吸着システムは、やっぱり聴いていて不安を感じなくていい。 若干 LP が反っていても、問題ないのが何より良い。 LP の経験がない方にはわからないだろうが、反った LP だと、音が揺れるし、スピーカーにも負担がかかるし、いいことが無い。 そんな心配をしなくて良いのが、何よりうれしい。

CD のほうは、そろそろ新品を買いたいと思っているのだが・・・。 たまに、新製品の試聴もしているのだが、私が購入できる価格帯の製品では Marantz CD-94 Limited + CDA-94 Limited を明らかにしのぎ、君が欲しいと思える製品には、まだお目にかかっていない。 最近では、Philips の LHH-500 シリーズなんかがよさそうに思えるのだが、ピラミッド型というか、どっしりした音場構成が得られない不満があって、購入にまで至っていない。 予算的に 30 万程度までというのが、原因か・・・。
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QUAD 44 + 405 との出会い (98/9/20 記)
 
平成7年の4月に、私達は、現在のマンションに移り住んだ。 およそ 80 m² 弱の居住スペースに、占有できる庭が、25 m²。 仙台の中心部としては、まずまずの広さのマンションである。 リビングのおよそ 14 畳弱のスペースには、オーディオ類とローセットテーブルと食器ダンス2つのみということで、オーディオ鑑賞用には、できるだけのスペースをとったつもり…

ここに引っ越してくるまでは、8畳弱の部屋に、オーディオのみならず、いろいろと押し込めて聴いていた。 引越し後は、やっと ESL-63 も真価を発揮してくれるようになり、喜んでいた。 しかしそれもつかの間。 右チャンネルからの音が、おかしい。 バランスが取れない。 故障だ。 調べてみたら、メインアンプの Lux MQ-70 の右チャンネルの終段の 6C-A7 が駄目になっていた。 さっそく近くのお店から、EL-34 を2ペア入手して、差し替えて調整をしなおした。

調整をしてみて感じたのは、MQ-70 は、そろそろ寿命が近いこと。 今回駄目になったのは、終段球だけであるが、真空管の様子からすると、おそらく、ドライバ段の 6240G も近い寿命が来そうな雰囲気。 真空管マニアの方はご存知のように、6240G は、ラックス独自の球で、代替球がない。 そうなると、完全に改造しなおさないといけない。 以前の私なら、腕を振るう場面がきたと喜んだかもしれないが、時間がない現在の私にはつらい話だ。 そういうわけで、代替アンプを探すことに相成った。

代替アンプとして、候補に上がったのは、Accuphase、LUX の真空管アンプ、A-Class プリメインなどなど・・・。 一度は憧れの高級機 Accuphase とも思ったのだが、細く、腺病質な響きは、好みに合わない。 値段を考えたら割に合わない・・・ということで、試聴一発でパス。 次は、ラックスのアンプ群であったが、??? 感性があわないというか、よく出来たアンプだと思うのだが、食指が動かない。 今にして思えば、リラクセーションの表現が苦手だということに尽きるのだと思うが。

次に、紹介されたのは、LINN のアンプ群。 LINN に惚れこんでいる方が、アンプを自宅まで運んでくれて試聴させていただいた。 高域に癖があって、私の大好きな Ameling がヒステリーのおばさんになってしまう。 アンプを持ちこんだ方にいわせると、カートリッジが悪い、LP プレーヤが悪い・・・ということなので、結局、愛聴盤を持ちこんで、ご自慢の LINN システムを聴かせていただいたが、全く同じ印象である。 あげくは、『 LP が悪い。 演奏が悪い・・・。』とのたまわれる始末。 さすがに、こちらの堪忍袋の緒が切れた。

代替アンプを探す旅は続く。 ここまできて、QUAD のアンプは、どうなのだろう・・・? という疑問。 オーディオ雑誌などの評価は、いつも低い QUAD のアンプではあるが、どんなものだろう。 純正組み合わせという点では、興味深いものがある。 興味はあるが、仙台では試聴できるところもない。

そういうときに限って、中古の良い出物が、無線と実験の広告にでたりする・・・。 保証付きの 44 + 405。 値段は、当初の Accuphase を購入する半分以下。 純正アンプだから、一台持っていても、いいよなぁ・・・ ぐらいの軽い気持ちで購入を決定。 電話を入れると、「すみません。 もう売れてしまいました。」とのこと。 逃がした魚は大きいと思うのが、人の常。 「もうちょっと値段が張りますが、もっといいのがありまっせ・・・」と悪魔が来たりて笛をふけば、踊ってしまうのが私・・・(笑)。

届いて、聴いてみてびっくり! 私にとっては、非の打ち所がないアンプである。 響きの良い、自由闊達な音で、神経質で腺病質な音から最も縁遠いアンプである。 オーディオには興味がないが、音楽には興味のある(ヴァイオリン弾き)の女房も、LUX CL-34 + MQ-70 からの音の変わりようには、驚いたようで、『断然、新しいアンプの方が良い。 安くて良いアンプというのもあるのねぇ。』とご満悦。

驚いたことに、405 の説明書には、回路図までついている。 基本的には、オペアンプ+SEPPで構成されているアンプで、こんな回路からいい音がするはずはない・・・ と思ってしまうのだが、出てくる音には、満足させられてしまう。 回路設計より、耳で作った音作りが重要視されている海外製品らしい出来あがりともいえる。 このときに思い出したのは、是枝重治氏が、ラジオ技術増刊『集大成プリアンプ』(1985年刊)で、次のように述べられていらしたことです。


海外製では QUAD 22, 33 が抜群

1968 年ころに 22 の後継機種として TR 化(トランジスタ化)された 33 型が発売されましたが、これは意外に優秀なプリアンプです。 回路構成はまことに古めかしく頼りない設計なのですが,実に良い音がしました。 聴感上の帯域はとても狭く音場感に乏しい音なのですが,必要な帯域内の再現力は素晴らしく,力感と輝きに満ちていて素敵です。

(中略)

一般的に英国機は小型に作られいて気をてらったような回路とか,豪華さだけの外観とは一切無縁です。 しかしながら,使ってみると,扱いやすく,そして愛着の沸く独特の雰囲気に満ちています。 これは現代の英国機にもいえることです。 いまだに英国は真の大国,いわば大人の国なのでしょう。

ラジオ技術別冊『集大成プリアンプ』(1985)より、
プリアンプ設計の系譜(p.29 - 60 是枝重治 著)

プリアンプ設計の必要条件

プリアンプの設計家というのは独特の人格を形成している人物が少なくありません。 物事に執着し、躁鬱的な気質を有する人が良い作品を造るように思われます。 前述のようにプリアンプというのは回路だけいくら練っていても作れないものです。 熱狂的な音楽愛好家であり、ものごとをシステム的に分析し,機械の存在を人間との有機的な結合として考えることができる人にしかプリアンプは作れません。

(中略)

一般的に雑誌などにプリアンプの製作記事が少ないことは,第一に製作が複雑だという理由のほかにソフト部門を軽視する日本人および日本社会の特性が如実に現れていると私は思います。 ソフトを軽視しているのはコンピュータだけではないのです。 あれほど稚拙な回路のクォード 33 がプリアンプとしてきわめて優秀な理由は、実はここにあるのです。 日本人として優れたプリアンプ設計家だった故瀬川冬樹氏も、そういえば本職は工業デザイナーでした。 氏がかつて『ラジオ技術』誌に発表したプリアンプ論は 1960 年代中期としては、たいへん優れたものでした。

ラジオ技術別冊『集大成プリアンプ』(1985)より、
プリアンプ設計の系譜(p.29 - 60 是枝重治 著)


引用が非常に長くなりましたが、この指摘は、現在の高級オーディオでもあてはまることだと思います。 書かれてから、既に 15 年近くがたっている文章ですが、全く古さを感じさせられないどころか、思い当たるふしが、いくつでも出てきます。 QUAD 44 以降、日本でどれだけのプリアンプが発表されたかわからないほどですが、現在なお名前を挙げられる機種はどれだけあることでしょうか。 時間という最も過酷な評価を経て、なおも現在に残っている機種がいかに少ないか・・・ ということを日本の高級オーディオ界はどうとらえているのでしょうか? もしも瀬川冬樹さんが生きていらっしゃれば、お嘆きになることは間違いありません。 

さて、本題の、Quad 44 + 405 に戻りましょう。 満足しているのは、言うまでもないのですが、音が良くなればなったで、欲がでてくるのが、人の常。 若干の難点をあげつらえば、あまりにまとまりすぎているということか。 それと、QUAD ESL などコンデンサ型の欠点でもあるのだが、低域の伸びがちょっと物足りず、後期ロマン派以降の大編成物を聴くのは、ちょっと苦手・・・ ということか。 それなら、良質の Super Woofer を入れたらどうなるのだろうと思ってしまうが、QUAD + Super Woofer なんてあまり聞いたことないなぁ・・・・
http://www.schumann.jp/old/audio/au02-13.html


5. 中川隆[-10938] koaQ7Jey 2018年4月22日 07:51:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11788]

AUDIO な日々

QUAD 44 壊れる(その1) (99/5/30 記)
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QUAD 44 & 405 は、メインシステムから引退した。 しかし、その余生を、Rogers Studio 7 のシステムで送らせることにした。 

番外編: Rogers Studio 7 との出会い の記事を書いた時点では、Rogers Studio 7 のエージングが進んでいなかったためか、QUAD 44 + 405 では、うまく鳴ってくれなかった。 ところが、半年のエージングの効果か、1999 年春に再度試したときには、つややかな音色で鳴ってくれた。 めでたし、めでたし・・・・ とはいかないのであった。 QUAD 44 が壊れてしまった。


QUAD 44 のほうが、時々調子がおかしくなったのは、1998 年の秋口からだ。 時折、セレクタスイッチ(入力切り替え)が動作しなくなることがあった。 QUAD 44 のセレクタは機械式ではなく、電子スイッチでの切り替えなのだ。 当初は、電源を入れ直せば、動作していたが、冬ごろから、故障の頻度が増え始めた。 故障したところを見計らって、筐体を開けてチェックしようとすると、たいがい故障が勝手になおってしまうので、どこが異常なのかわからない。

 最初に疑ったのは、左の写真に示すセレクタスイッチの基盤につながっているコネクタだ。 接触不良を疑ったのだ。 このコネクタに接点復活剤をたっぷりと吹きかけたところ、QUAD 44 のセレクタスイッチの故障の頻度は激減した。 コネクタか・・・ 特殊なコネクタなので、調子が本当に悪くなればメーカーに送り返して修理してもらわなければならない。 そうすると、少なくとも 2 - 3 万円かかるなぁ・・・と気分は憂鬱であった。

ところが、1999 年 3 月末ごろから、この故障が、再度、頻発するようになった。 今度は、先のコネクタを掃除しようが何しようが、まったく直らない。 もちろん、筐体を開けても、自然に直ってしまうということはない。 先のコネクタはシロだ。 いろいろと調べてみると、セレクタスイッチ部は、汎用の電子スイッチとフリップフロップでできており、これらを含めて、今回の故障箇所については、すべての部品が入手可能と判明した。 汎用アナログスイッチが用いられているあたりに、設計・制作された年代を感じさせられる。 

自分で修理をするか、それともメーカーに修理を依頼するか、迷った。 製造コンデンサの製造年月日は 1986 - 7 年であり、既に 12 - 13 年経過している。 そろそろ劣化が著しくなる時期である。 もしメーカーに修理を依頼するなら、それらのメインテナンスも必要と考えられ、その場合の修理費用は、50,000 円をゆうに越えることが予測される。 現在、QUAD 44 の中古市場での価格は、50,000 - 80,000 円程度なので、修理に失敗したところで、中古を買い直せばそれですむ。 そう考えて、私は自分で修理することに決めた。 ついでに電解コンデンサなど、劣化が予測される部品を交換するなどのメインテナンスもいっしょに行うことに決めた。


私の QUAD 44 は、電解コンデンサや各種の半導体には、すべてフェルトでカバーがかけてあり、部品番号や部品定数が読み取れないようにしてあった。 このフェルトは、全く導電性をもたなかったので、隠す以外の働きをしていないと判断して、まず最初に、これらをすべて取り去った。 驚いたことに、アンプ部は、ほとんどが汎用のオペアンプ(左の写真を参照: TL-072CP が用いられている。 左上は、今回の修理で用いられた超小型ブラックゲートで、+−の記号は n'Guin が書き込んだもの)で構成されていた。 日本製のセパレートアンプで、そのような構成のプリアンプは、あまりないだろう。 プリント基盤の回路をおっていくうちに、セレクタスイッチ部の故障の原因は、セレクタスイッチ部に、電源が供給されないことによることが判明した。 そうなると、一番怪しいのは、電源部などの電解コンデンサである。 一番劣化が予測される部品である。 それに違いないと判断して、代替え可能な電解コンデンサを入手することにした。

 もうひとつ、必要なものがある。 それは、コンデンサ容量の測定装置だ。 幸い、秋月通商のコンデンサ測定キットが、組み立てられないまま手元にあったので、まずはそれを組み立てることにした。 この測定キットは、非常に安価だが、おおむね 1% の誤差でコンデンサ容量を測定可能だ。 今回の目的なら、10 % 程度誤差があっても十分に役に立つので、まずは、これを作成した。


秋月通商のコンデンサ容量測定キット。 電源込で 3,500 円弱。
http://www.schumann.jp/old/audio/au02-21.html

QUAD 44 壊れる(その2)
http://www.schumann.jp/old/audio/au02-22.html

まずは部品集めから。 電源部のコンデンサは、25 V 1,000μF のチューブラ型であった。 上の写真のようになっているが、写真上部で、基盤上に立っている端子は、各種の入力基盤につながる部分である。 チューブラ型コンデンサを入手できなかったので、場所を勘案して、セラファインを選んだ。 定数は変更していない。 下の写真が交換後だが、基盤上の端子をみてお分かりいただけるように、ぎりぎりの大きさになっている。

修理後(?)の電源部
基盤の端子上には、入力ユニットが差し込まれる。
ぎりぎりの大きさであることがわかる。


修理前の入力ユニットの電解コンデンサ部

アンプ基盤上の電解コンデンサは、電源のパスコンだと思っていたが、これらは、入出力信号系のカップリングに使用されていた。 多くの自作マニアが、信号系にダイレクトに電解コンデンサがはいることを忌み嫌う。 よく考えてみればわかるように、入力信号の帰路となるデカップリング等に電解コンデンサを使用すれば、同じことだ。 メーカー製の製品にはよくあることだ。 ここで、電解コンデンサが選ばれたのは、おそらく小さいわりに容量が大きいことが理由であろう。 使用されていた電解コンデンサは、6.3 V 100μF の小型のものだ。 コンデンサの大きさの点から、代替えできるコンデンサとしては、ブラックゲートの超小型タイプ以外を選択することは困難だ。 下の写真を見ていただいてわかるように、ぎりぎりの大きさだ。

修理後(?)の入力ユニットの電解コンデンサ部
超小型のブラックゲートのほうが、やや大きい。

さて、電解コンデンサの交換で修理完了!!! ならうれしいのだが、実は直らなかったりする。 がっかりして、あせる n'Guin に明日はあるのか。
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QUAD 44 壊れる(その3) (99/6/28 記)
http://www.schumann.jp/old/audio/au02-23.html

電解コンデンサを交換しても、故障はなおらなかった。 それならば故障はどこだ。 電源ユニットのほうは、きちんと電圧がでているが、セレクタスイッチ部には、電源が供給されない。 そんな馬鹿な。

電源ユニット部から、セレクタスイッチ部にむけて、ひとつひとつの素子ごとに電源電圧を測定していく。 電源電圧が異常になった素子が、異常点だ。 デジタル電圧計で、ひとつひとつ電圧をあたっていく。 素子はどれも問題がない。 あとはジャンパ線だけなんだけどなぁ・・・。 ジャンパ線にデジタル電圧計の測定端子が当てられたとたん、セレクタスイッチ部が正常に動作し始めた。 測定端子を離したとたんに、また動作しなくなった。 

あれっ・・・ そうか。 ジャンパ線のハンダづけ部分が接触不良になっているのだ。 アンプの電源を抜いて、ジャンパ線をハンダづけしなおした。 ヤニの焦げるにおいがする。 ここまできて、やっと故障の原因が理解できた。 ヤニいりハンダでハンダづけされていたため、ヤニが回りを侵食して、接触不良になっていたのだ。 QUAD ともあろう会社がヤニいりハンダでの接触不良とは・・・。 あっけない幕切れであった。

故障ポイント: 赤丸で囲んだところがハンダづけ不良となっていた

ところで、交換した電解コンデンサの容量を測定してみた。 10 年以上使用されていた電解コンデンサだから、さぞかしひどい値だろうと思っていたが、測定値は次の通り。

表示容量(μF) 実測容量(μF)
1,000 1,000
1,000 1,020
100 97
47 47
47 48

以上は、電源部の電解コンデンサの値だ。 いずれも定格の範囲内の変化といえる。 すなわち劣化はないと考えられる。 カップリング用に用いられた 12 個電解コンデンサでは、表示容量 = 100 μF にたいして、実測容量は、112, 110, 108, 109, 110, 111, 108, 108, 112, 111, 107, 112 といずれも定格の範囲内であった。 もうひとつのカップリングに用いられていた 2.2 μF の無極性電解のほうは、2 個とも 2.4 μF であり、これまた、定格の範囲内であった。 

これは、私にとっては意外な結果であった。 電解コンデンサの寿命は、通常品では、1,000 時間(定格温度にて)とされている。 温度が 10 度下がれば、寿命は2倍に伸びるといわれている。 この QUAD 44 は、製造以来 10 年を超える歳月が経過しており、中古で私が購入してからの使用時間は優に 10,000 時間を超えている。 電解コンデンサは、当然劣化していても不思議はない。 さすがは QUAD と褒めたたえてよいかもしれない。 

以上が、QUAD 44 修理の顛末記だが、コンデンサの容量測定キットの作成を含めても、6時間弱で修理が完了した。 総費用は 6,500 円ほどであった。 久々にハンダごてをあたためて、お遊びができたのが、何よりの報酬だったかもしれない。

電解コンデンサの銘柄が変わったわけで、音が変わったと思う人もいることだろう。 しかしながら、はっきりした音質の変化は聴き取れなかった。 定数変化を行ったり、他種類のコンデンサをパラレルにするなどすれば、音も変わるかもしれないが、それは今回の修理の目的にそぐわない。 何より、この QUAD 44 の音質を、私は高く評価しており、それを変えようとは思わない。 はっきりした音質の変化がなかったことにほっとしている。

それにしても、電解コンデンサの容量抜けが故障の原因じゃないって、最初からわからなかったなんて、未熟な腕前ですわねぇ。 セラヴィなら一発よ。 ホホホホホホホ〜
http://www.schumann.jp/old/audio/au02-23.html


6. 中川隆[-10942] koaQ7Jey 2018年4月22日 10:10:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

古いアンプやスピーカーにはリスクが有る _ オーディオ修理を頼める店
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html

中古オーディオ販売店
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/834.html

螺旋館 古いQUAD製品の修理について
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quadrep.html


______


ウエスタンラボ札幌
http://wl-sapporo.com/

〒001-0904 北海道札幌市北区新琴似4条2丁目2-1
011-765-5561

店舗営業時間:平日:AM11:00〜PM8:00 (日・祝・祭日PM6:00)
定休日:毎週水曜日

メンテナンス・修理(復)・アップグレード
http://tubeaudio.net/maintenance.html

当店で販売いたしました製品はもちろん、他店で購入されました製品やインターネットオークションで落札されましたオーディオ機器の修理・メンテナンスをお請けいたしております。

修理させていただきます製品は基本的にメーカーや輸入ディーラーが修理しない製品・並行輸入品、修理不能品を行いますので、作業完了までの所要時間を頂きますことと、国産中古品の場合は一般的な中古市場価格よりも費用が嵩む場合が多く有ります。

尚、量産タイプのコンポ・プリメインアンプなどの修理は、お断りさせていただく場合がございます。

 


・修理基本工賃 重量30kgまでの一般的な(自作アンプも含む)オーディオ機器 一台 16,000円
            管球式FMチューナー国内バンド変更及び整備 30,000円
            修理品完了納期 通常1週間〜1ヶ月 機器の状態・部品調達期間により3ヶ月以上かかる場合もございます。
            機器修理完了後は店頭デモを含む最低3日間の実働試験を実施(測定器からは判断しにくい音質などの験聴)


・スピーカーエッジ交換 JBL 40,000円/pair (2231などの15") TANNOY 50,000円/Pair (HPD385などの15")
                 その他のサイズはお問い合わせください。


現在迄の主な修理・整備実績
ALTEC 128A/B 1520 1567A 1568A 1569A 1570B/BT etc.

McIntosh A116 MC30 MC40 MC60 MC75 MC240 MC275 MC2105 MC2205 MC2505
C8 C20 C11 C22 C24 C26 C28 C29 C33 MR65 MR67 MR71 MR73 MR74 MR75 MR77 MR78
MX110 MX112 MX113 MX114 MX115etc.

marantz #5 #7/T #8/B #9 #10/B

その他
Western Electric,RCA,IPC,Langevin,Harman/Kardon,Ampex,DYNACO,FISHER,SCOTT,SAE,JBL,
EMT,SIEMENS,Klangfilm,TELEFUNKEN,Garrard,Thorens,Goodmans,SME,QUAD,LEAK,REVOX,
Accuphase,Luxman,KENWOOD(TRIO),YAMAHA,TEAC,AKAI,DENON,NEC,MICRO,SONY,Technics,Victor,
FENDER,Peavey,GUYATONE,TEISCO etc.


ウエスタンラボ札幌 旧QUAD製品(405-2まで) メンテナンスパックのご案内
http://tubeaudio.net/quad405mt.html

ブリティッシュサウンドとハイパワーの両立で多くのファンを持つ旧QUADの製品、しかし製造時期から既に30年以上経過しております。

現在修理依頼されてまいりますQUAD405の電解コンデンサーのほとんどが寿命を迎えており、交換時期に入って来ております。

また、発熱量の多い部分の半田が劣化し接触不良となっているものや、腐食割れも大変多く見られるためその修正も必要です。

現在異常なく動作しているものでも、劣化が進んでいることは確実ですので、この機会にメンテナンス(保守)を是非お考えください。

今回ご案内させていただきますのは、初段ICの交換、電解コンデンサーの交換、基板半田付けの全修正などを一通り行うメンテナンスパックです。

メンテナンス作業を標準化することで部分補修などの個体差を無くすことができ、また故障品と違いその故障原因を追究する作業がないため
作業時間を大幅に短縮させることができます。

そのため料金も一般的に行われます故障修理品(40,000〜50,000円)と比較し安価にすることが可能となりました。

QUADのアンプをお使いの方はスピーカーもESLやタンノイ、ロジャース、ジョーダンワッツと言った貴重な製品をお使いになられていると思います。

アンプを購入されてから一度も点検などされて無い場合はその貴重なスピーカーへのダメージを避けるためにもメンテナンスされることをお薦めいたします。

メンテナンスと言えどもやはりそこはオーディオ機器。音質はもちろん、使用する部品のグレード、半田にも気を使いたいところです。

基本パックでの交換部品は、オリジナルに準じた英国またはヨーロッパ由来のパーツを採用しますので、機器が持つ品位を損なう
ことも無いよう配慮しております。

尚、メンテナンス内容は特にご指定が無い限り405コースと、405-2のコースを基本メンテナンスコースといたします。

この機会にQUAD405メンテナンスパックを是非ご利用ください。


電解液が漏れ出し破裂寸前の寿命部品
(この様な危機的状況でも動作はいたします。)


基本サービス内容:

初段ICの交換、各部電解コンデンサーの交換(10000MFD、47MFD、100MFD、10MFD)、基板半田修正
             トランジスター・ヒートシンクへの放熱シリコングリス再塗布、各部止めネジの増し締め、清掃、総合特性試験


使用部品:

【405メンテナンスコース】
       LM301(NSC)、10000MFD→15000MFD(BHC)、47MFD→47MFD(BC Compornents)、100MFD→100MFD(BC Compornents)
       半田は英国マルチコア社または日本スペリアSN100C

       
【405-2メンテナンスコース】
       TL071(STM)、10000MFD→15000MFD(BHC)、47MFD→47MFD(Rubicon)、100MFD→100MFD(BC Compornents)、
       10MFD(BP)→10MFD(BP)(NICHICON)
       半田は英国マルチコアまたは日本スペリアSN100C

      
料 金   :

QUAD 405メンテナンスコース・・・・・・税込30,000円/台(返送分の送料込み・コレクト手数料込み)
       
:QUAD 405-2メンテナンスコース・・・・・・税込32,000円/台(返送分の送料込み・コレクト手数料込み)
       
※ご依頼時の送料はお客様ご負担でお願いいたします。
       店頭持込、また銀行振込でのお支払いの場合も料金は同一といたします。 ※振り込み手数料はお客様ご負担でお願いいたします。
       
また故障修理をご依頼になる場合もメンテナンスコースを選択していただくことで、基本コースの料金プラス交換部品代といたします。

受付時期:常時受け付けております。ご予約は不要ですが、御依頼時または発送時にメールにてご連絡頂けましたら幸いです。

納期:現在到着から7〜10営業日程度で発送(他機器修理品の着手時や業務状況により遅延する場合もございます。)

発送方法及び発送時期:クロネコヤマトコレクトサービス便にて当日発送(発送後伝票番号をメールにてご連絡いたします。)
                銀行振り込み・郵便振替をご利用のお客様はご入金確認後、クロネコヤマト宅急便にて発送となります。

配達時間指定範囲:特にご指定が無い場合は午前中といたします。
             その他、12〜14時、14〜16時、16〜18時、18〜20時、20〜21時のご指定が可能です。

その他:音質が落ち着くまで100時間程度必要です。【初めはやや固めの音質ですが次第に落ち着いてまいります。】

33や303など他機種のメンテナンスに付きましてもご相談ください。


メンテナンス依頼品の発送先:

〒001-0904
北海道札幌市北区新琴似4条2丁目2-1
ウエスタンラボ札幌 担当:鶉橋 までお願いいたします。
011-765-5561
http://tubeaudio.net/quad405mt.html


7. 中川隆[-10941] koaQ7Jey 2018年4月22日 10:23:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

螺旋館 古いQUAD製品の修理について


市場に流通する現状動作品

たとえば、QUAD 405でいうと、最初のモデルは1975年発売、306や606が1986年に発売に なっているから、1980年前後のして20〜25年くらい経っていると考えられる。 現状、動作しているものでも、ノイズの混入や、本来の性能を発揮できていないものなど 不具合があって当然だと思う。

現状品を売り買いするオークションや一部販売店もあり、市場には半故障品があふれているのだろう。 状態が悪く、本来の性能を維持していないQUAD製品が世の中には大量にあふれかえっていると思われる。

これを機会に、QUADの修理に関する情報をまとめてみた。

なお、自分で修理する人のための情報ではない。 自分で修理できる能力を持っている人は、Webで参考資料を探す必要もないだろうし、 どうすれば修理できるのかわからないレベルの人は、壊してしまうのがオチだから、 自分で修理しようなどと考えるべきではない。

QUADの正規修理業者

アンプでいうと、QUAD33, 303以降、スピーカーはESL63以降のものは、 Harman Internationalから業務を引き継いだ、

QUADの正規代理店 株式会社ロッキーインターナショナル
(東京都荒川区東日暮里1-27-13 TEL:03-5850-6960)
http://www.rocky-international.co.jp/index.html


で修理を受け付けている。 実際に修理業務を行うのは、DENON系の修理会社である。 QUAD UKからエンジニアが来日し、修理についての講習を行ったそうだ。 業務引継ぎから、あるていど時間がたったので、作業にも慣れていると思う。 私も、ここに 66プリの修理を依頼し、特に問題はなかった。

真空管アンプのQUAD 22やII、ESL-57の修理は、

SOUND BOX
http://www.soundbox.co.jp/


で可能である。 ここではESL63の修理も可能だが、交換用のエレメントは中古再生品を使っている。 その分、ロッキー経由より安く修理できるが、その点を了承しておく必要があるだろう。

正規代理店ではないのだが、QUADの本筋の系統(ドイツにおけるQUADの販売店が独自に 行っている修理サービス。ESLの製造ジグなども引き継いでいる)の修理を行っているので、 安心できると思う。 知人がESL63の修理をここで行い、問題なかったそうだ。 (私は、この店と一切面識や付き合いがないので、保障はできかねるが…)


音質を考えた修理を行えない業者

その他にも、自称修理業者がQUAD等のアンプの修理例を載せているWebを見たことがあるが、 まともな修理をしているのを見たことがない。

パーツを持っていないので、音質に影響の大きな電源の電解コンデンサにRSコンポーネンツあたりの 通販で買うことのできる、音響用パーツではない、一般の国産部品を使った酷いものであった。 (良い業者さんをご存知の方は、このWebで紹介させていただくので、是非、お教えください)

国産パーツメーカーの名誉のために言うが、国産部品の品質は優秀だ。 が、電源を例に取れば、QUADの音が、英国産のコンデンサーで決められているのだ。 電源ケーブルで音が変わることを知っているオーディオマニアが、 電源を構成する部品の音を無視するのであれば、それは滑稽なことだ。

Harmanとロッキーの業務引継ぎのとき、一番もめたのが、 補修部品の引継ぎに関することだったのだそうだ。

Harman International取り扱い当時、QUAD306の電源コンデンサの交換をお願いしたことがあるが、 当然元の銘柄とは異なるが、きちんと英国製の音響用部品を用いて修理がなされていた。 (QUADに限らず、英国メーカーがすべての部品を英国製でそろえているわけではないし、 それが良いといっているわけではない。音質を気にするのであれば、メーカーの意図にそった 修理が必要だ。という話である。)

QUADのメンテナンスを考えている方へ

もし、このページを見たあなたが、QUAD製品の修理を希望しており、 QUADの音質を気に入っている人ならば、少々予算オーバーでも上記の純正修理を受けて欲しい。 修理代をケチって、外観がQUADなだけのものになってしまうのであれば、 それはQUAD製品にとっても、あなたにとっても不幸なことなのだから。

オークションなどで安く手に入れたのだから、安く治したいという気持ちはわかるが、 本来、修理とは非常に手間と時間の掛かる仕事である。 安くて高品質はありえない。(部品をストックする倉庫代だって、大変なコストなのだ。)

車を想像するとわかりやすいかもしれない。300万円で買った新車と30万円の中古車、 車検代は1/10だろうか?30万円のおんぼろ車のほうが車検代はかさむかもしれない。 逆に、メンテナンスにお金の掛かるような状態だから30万円だったと考えるべきかもしれない。 個人間売買などの中古オーディオもしかりである。

もちろん、非純正でもまともな修理が出来るところがあれば、それはそれでOKだ。 QUAD 22やII等の真空管アンプについては、最高品質のパーツによる最高音質のメンテナンスを 行える技術者を知っているので、希望があれば、ご紹介する。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quadrep.html


_____

Vintage Audio(ヴィンテージ オーディオ) (株式会社サイバーメディア)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html#c16


Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
ネクストイノベーション株式会社 オーディオ事業部 担当者:大塚
http://vintage-audio.jp/
https://www.facebook.com/ni.vintageaudio/?fref=ts

ヤフオク! - t_otsuka0413さんの出品リスト
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/t_otsuka0413?


Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
〒706-0224 岡山県 玉野市 八浜町 大崎430-12
TEL: 0863-53-9922
FAX: 0863-53-9655
メール:vintageaudio@csis.jp


当店では1950-60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア(オーバーホール・修理)を行っています。


機材・部品販売 取り扱いメーカー一覧
Goodmans・EMI・LEAK・RCA・STEPHENS・ALTEC・JBL・EV・Jensen・Beam-Echo・PYE・GEC・Lockwood・DECCA・Garrard・Thorens・Acoustical(QUAD)・McIntosh・Marantz・Tannoy・ORTOFON・Technics・DENON…等

多数在庫ありますので、機材をお探しの方は、電話かメールにてお問い合わせください。

※当店では基本的に機材を現状で保管しております。お客様からお話しを頂いた時点で、メンテナンスの方法(仕様)を打ち合わせ、修理・調整後出荷致します。
http://vintage-audio.jp/?page_id=7


[店舗営業時間]
10〜22時(平日)/13〜22時(土・日・祝日)
※ご来店の際は場所がわかり難い為、事前にご連絡頂ければご案内致します。

アクセスマップ
https://www.google.com/maps/place/%E3%80%92706-0224+%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%8E%89%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%85%AB%E6%B5%9C%E7%94%BA%E5%A4%A7%E5%B4%8E%EF%BC%94%EF%BC%93%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%92/@34.531134,133.921093,15z/data=!4m5!3m4!1s0x3553fa43dd4ad29f:0x99c86a7a43520717!8m2!3d34.5311335!4d133.9210933?hl=ja-JP


修理・お問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:ootsuka@giga.ocn.ne.jp


Vintage Audio では1950〜60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア・修理を行っております。

Vintage Audio(ヴィンテージオーディオ)1950年代のモノラル機材専門店

1958年までのモノラル機材はステレオ時代のオーディオ機材と同じではありません、1本(1ch)で音楽のリアリティを追求し、音場感(広がり)を出せるように設計されています。SP(78s)やモノラルLPは、モノラル時代に製作されたオーディオ機材でなければ本来の良さは再現できません。また、適切なメンテナンスも必要です。

1950年代のHiFi機材を適切にメンテナンスし、上手に使いこなしたモノラル再生は、リアルな表現の中に音楽性を伴った素晴らしいサウンドを奏でてくれる事でしょう!

機材の選択や使いこなし、メンテナンスまでトータルでご相談に応じますので、お気軽にお問合せ下さい。


8. 中川隆[-10940] koaQ7Jey 2018年4月22日 10:34:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

螺旋館Blog ヴィンテージオーディオの 修理 と メンテナンス のお話。


写真は1960年代の英国の代表的なオーディオメーカー、LEAK社の真空管式ステレオアンプ Stereo20の内部写真(プロによるメンテナンス済です)

このアンプは、出力段に6BQ5/EL84のPushPullを採用した、英国の標準的な構成の家庭用ハイファイアンプです。出力10W。両チャンネルで20Wあることが、型番の由来と考えられます。標準的な の、意味は“基準となる高品質”という意味であって、安物の意味ではないので、ご注意を。

なお、直熱3極管シングルのような出力ととれない構成の真空管アンプは、比較的最近のブームです。

40年も昔のアンプですから、音が出ていたとしても、そのままでは半分壊れているような状態で、本来の音質は望むことができません。それどころか、DC漏れを起こして、スピーカーを壊してしまったり、耐圧の落ちたコンデンサが原因で発火する危険性もあります。

個人間売買や技術のない店の現状販売品をそのままつかうのは、非常に危険な行為です。

40年もたてば、どんな電気製品でも壊れてしまいます。かりに、音が出ていても、正常な状態ではありえません。完全オリジナルにこだわっても、壊れていては意味がありません。

とはいえ、どんな部品で直しても良いというわけではなく、オリジナルで使っていた部品と音質的に近いものや、十分な安定性を持ったもの。また、それなりの佇まいをもった部品を使うべきではないでしょうか?
これが、ヴィンテージ機器を使うときの難しさのひとつです。

懇意にしている、ヴィンテージオーディオ業者に依頼して修理してもらったのがこの写真です。もちろん、許可をもらって公開しています。

判る人には判ると思いますが、非常に良い部品を使ってメンテナンスされています。秋葉原を一日、足を棒にして歩いても、これだけの部品はそろわないはずです。ちゃんとしたパーツを持っていて、技術力のある業者に修理を依頼するかどうかで、出来上がりがぜんぜん違います。もちろん、音質もです。

このクラスのパーツをそろえることは、今の秋葉原では不可能。また、ほとんどヴィンテージオーディオ取扱店では、この程度の修理はできないので、ご注意を。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2004-11-27-5


無知とは恐ろしい

今出ているAudio Basic(vol.34)に、LS3/5a には Leak Stereo30 や Stereo70 が良く合う、と無責任に勧めているコラムがあります。

初心者も対象にしたオーディオ誌で、40年も昔の、しかもネットオークションで買ったと言う、アンプを勧めてもいいのかな、と疑問に思いましたが、筆者はその危険性について一切触れていません。

ここで言うまでも無いことでしょうが、ネットオークションは基本的に自己責任の世界です。そして、40年前のアンプを買った場合の自己責任とは、単に音が出ないと言うだけでなく、接続したとたんにスピーカーが飛ぶ危険まで可能性として含まれます。

むしろ、40年も前の電子機器が、何のメンテナンスも無しに正常に動作すると考える方がおかしいのです。それに古いものですから、取引相手に「こちらでは正常に動作していた。輸送中に壊れたのだろう」と言われたら、もうどうしようもありません。無知とは恐ろしいものです。
posted by とのじ at 20:46 | Comment(14) | TrackBack(2) | オーディオ


この記事へのコメント

LEAKの記事について一言。筆者の経験とこの記事から読み取るべきは、

「今は無き40年前このアンプを作ったリークという会社には、サウンドポリシーとして今聞いても魅力的な黄金のブリティッシュサウンド確立ていた。」

この事実です。私も「そんなバカな!」とおもった一人ですが、友人宅でSTEREO70でドライブしたESL57の音を聞き、これはと思い急いでSTEREO70を購入致しました。自分でもいろいろ試した結果、LS3/5Aのドライブのに於きましては歴代QUADのアンプより魅力的に聞こえショックを受けました。

この経験を自分流にまとめますと、アメリカンサウンドの代表にJBL、アルテックの系譜が存在する様に、ブリティッシュサウンドにはQUADさえ凌駕するようなLEAKサウンドの系譜が存在していたのです。
日本のオーディオマニアはいずれH.J.LEAK氏の仕事を再評価しなくてはならないでしょう。山本氏の記事はそれを私に気付かせてくれたのです。
Posted by マニア at 2005年06月15日 18:45


Audio Basicの記事によれば、LS3/5aにジャストミート、著者の友人宅ではセレッションの700、700SE、KEF105、ウィーンアコースティック、Dynaudioにもいい相性だということが書かれています。
Posted by Sound_Solitaire at 2005年05月15日 22:41


LEAKは汎用部品中心なので、比較的な押しやすいのではないかという気もします。
有名どころのビンテージでいうと、マランツの#7あたりは、動作が非常に不安定なアンプなうえ、音質の多くの部分を好ましい音質のパーツの選択によるチューンナップに頼っている部分があるので、本来の音質で鳴らせている人は殆どいないでしょう。

RSコンポーネンツあたりで売っているような、今のパーツじゃ直せないんですよ。(というわけで、普通の中古業者では治せない。)

私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない

QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。容量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。

古いオーディオ機器を使うということは、知識とお金を必要とします。気軽なものではありません。特にアンプはそうですね。私もビンテージスピーカーは100本以上もっていますが、アンプはメンテナンスコストを考えると、数台しかもてません。

知識はなくても良いけど、最低でも、知識のある業者にまっとうなお金を払う必要はあります。(仕事しっかり、値段は安く。なんて、ありえないですよね)

ビンテージオーディオに本来の性能を発揮させる使いこなしの為には、上にかいたことだけでなく、その機器の造られた時代、組み合わせを前提とした機器とその特性。を正しく理解する必要があります。

もちろん、正常動作品であることが前提で、現状品で音質を語られてはLEAKも不本意でしょうけど。

Posted by YAS@螺旋館 at 2005年05月15日 23:09
http://tonoji.seesaa.net/article/6407714.html

>私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。

>パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。

>量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。


危険なQUAD II:螺旋館Blog 2011-12-04

OUTPUTトランスを再塗装していたり、変な汚れのあるQUAD IIは危険なので買わないほうが良いです。

それだけが見分け方ではないけど、ある部分の故障が原因の修理の跡の可能性が極めて高いので。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2011-12-04


vintageaudio

QUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台 オーバーホール 2013.07.10

QUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台


今回はQUAD社 QC2✕2台/QUAD2✕2台というステレオセットをオーバーホールさせて頂きました。

他店で購入され、長らく使用されていたが片chの音が出なくなったので修理して欲しいというご依頼でした。


■修理前の所見
経年劣化する部品が殆ど交換されていない
交換してあっても定数に間違いがある(EQ回路)

■修理内容
コンデンサー、抵抗器等経年劣化して不良となっている部品の交換
出力管のカソード抵抗器の定数変更
真空管のチェックと選別


■解説

ヴィンテージ機材の修理・オーバーホールで悩ましいのは、少々不良になっていても完全不良でない限り音が出ているケースが多い事です。お客様は、音が出ていれば正常だと判断されますし、業者も部品が不良になりボケボケの音を「これがオリジナルの音です!」と真面目に言う。全く意味の分からない話しであり、理解に苦しみます。

ヴィンテージオーディオは、製造後既に半世紀を経ている電化製品なのです。
半世紀前に製造販売された家電で、現在でも常用で使用できるモノがありますか?

オーディオだけが特別ではないのです。確かに、今までに何度か修理されながら現在に至っているモノが殆どですが、それは騙し騙し(通常修理)が多いのです。
だから、音はなんとか出ますが、本来の音質かと言えば、それは違うと思います。


今回のQUADもそうでした。

カップリングコンデンサー、及び電解コンデンサーは全てオリジナルのままであり、全て不良品となっています。

抵抗器も殆どが数十%増しになっています。

誤解されないように申し上げますが、英国の機材では、抵抗の対電力容量をギリギリで使用しているので、電力容量のマージンを取っているアメリカ製等に比べ抵抗値が上がっているモノが多いのです。決して当時の英国製カーボン抵抗器の品質が悪いという訳ではありません。

真空管も大したチェックされずに挿されているようです。

QUADは、オリジナルの定数のままであれば出力管にかなり厳しい動作をさせているアンプですから、OH後の実機に挿して出力管を選別していく必要があります。


■コンデンサーと抵抗器

カップリングコンデンサーは、オリジナルに近い通過周波数特性と今後の常用目的と安定性(メンテナンスフリー性)、修理ご予算を勘案しハーメチックシール タイプのオイルコンデンサー、

また電解コンデンサーは、スプラグ製電解コンデンサーに交換。

EQ回路等の小容量コンデンサーは、ディップマイカコンデン サーに交換。

抵抗器は、オリジナルがカーボン抵抗なので、同様のカーボン抵抗器(A&B)に交換。

但し、正常値だったり増大していても問題無い箇 所は、そのままオリジナル抵抗器を温存しています。

また、出力回路のカソード抵抗器は、オリジナルの定数のままでは電流量が多く設定されており、真空管全盛期の頃はまだ良かったのでしょうが、現在の様にオリジナル系のKT66は非常に高価な真空管ですから、動作を若干緩和する意味で、カソード抵抗値を若干上げて電流を少なく使用する方が、現在の修理としてはベターだと思っています。今回も、DALE メタルクラッド抵抗に交換しました。


■真空管

真空管は最初に真空管測定器(当店ではTV-7)で、状態をチェックします。

電圧増幅管は、OH後実機に挿して動作チェックは当然ながら、ノイズチェックを注意深く確認し、メーカーと製造時期は極力合わせ選別します。結局、4本を交換しました。

出力管は、黒ベース(スモーク)、茶ベース(スモーク)、茶ベース(クリア)と製造時期別に選べますが、今回は元々挿されていたのが、茶ベース(クリア)でしたのでそれで揃えることになりました。ただ、その内の1本が、KT66としては正常だったのですが、QUADには使えない状態でしたので、1本のみ選別し交換しています。


■総括

このように適切な部品で不良部品を交換し、真空管を注意深く選別することで、電気的な特性は完全に蘇っていますし、音質的には修理前と比較し、歪み感が少なくスッキリした音質です。

この「スッキリした」という所ですが、コンデンサー(特にカップリングコンデンサー)は、不良になってくると絶縁不良だけではなく、充放電特性が劣化します、音質的には音に歪っぽい余韻が残るようになりますが、コンデンサーを交換することで回復するので、スッキリ感に繋がるわけです。

前修理者による、EQ回路の定数間違いはEQカーブに影響がでますので、その部分での音質的な改善もありました。お客様にお返しし、一週間程後に確認してみましたが、

「音がクリアーになった! そして、音楽が安心して聴けるようなった!
これが、オリジナルに近い音なんだろうね・・・」

ということで、評価して頂けました。

QUAD2は、ESL(静電型コンデンサースピーカー)と共に開発販売されたアンプですから、アンプ自体の音質もESL(スピーカー)を補う様な設定をされています。

当時の英国製HiFi系パワーアンプに比べると若干音は膨よかな感じで正解なのですが、そうは言っても当時の英国製HiFiアンプですから、それ相応の音質も能力も有した良いアンプだと思います。
http://vintage-audio.co.jp/?p=182

QUADU型アンプのメンテナンス   平成23年3月10日 

イギリス製でかの有名なビンテージアンプQUADU型のメンテナンスを依頼された。 このアンプは初段と位相反転回路が2本のEF86で構成され、出力段はKT66PP(ビーム管接続、カソード帰還)である。

 このアンプの電源は200V仕様であるため、調整するにも100V/200Vのトランス(300VA程度)が必要である。

 下の回路図はQUADU型アンプである。電源の平滑コンデンサーが16μFであるが、25μFとなっている回路図も存在する。

《 故障内容 》

 1台のメインアンプがSWオンと同時に整流管(GZ32)内部で放電し、ヒューズが切れる状態であった。内部電極タッチの模様。

 整流管GZ32の入手は難しく、代替品としてヒーター電流1.9AであるGZ34(5AR4)が使用出来る。 とりあえず、手持ちの5AR4を挿入する。5U4Gはヒーター電流が3Aのため使用不可である。

 OPT、PT、CHコイルの点検を行ったが、製造からすでに50年近く経過しているにも関わらず、異常はみられない。

 SWオンの後、出力管カソードバイアス抵抗180Ωの両端電圧を測定した。真空管が温まるに従って徐々に増加し、23V程度を示した。

 その状態で20分ほど放置すると180Ω両端電圧が30Vを超えるまで上昇していた。明らかに異常である。 暗くしてみると片側のKT66プレートが赤熱を始めていた。

 その時のグリッド電圧を測定すると+3V程度を示していた。しかも、時間とともにさらに上昇傾向が見られた。 これは交換する以外に方法はない。もう一方は+0.2V程度で変化はない。

 1台のB電源電解コンデンサーは初期のものが使用されていた。 WEBで見つけた回路図では25μF450Vであるが、実機では16μFであった。 実測容量は16〜17μFを示していたが、すでに50年近く経過している。もう1台はすでに交換されていたが、350V仕様のものである。 また、出力管カソードバイパスコンデンサーも絶縁が低下していた。結局、電解コンデンサーはすべて交換することにした。

 カソード抵抗は180Ω3Wであるが、1台は190Ω程度に増加し、温度上昇と共にさらに増加する状態であった。 カソード電流値144mAから計算した容量は3.73Wであり、3Wでは明らかに不足している。

 なお、カップリングコンデンサーはすでにオレンジドロップに交換され、絶縁状態も良好であった。

 不良のKT66を除いた残り3本をバルブチェッカーで測定したところ、幸いなことに、元とは違う組み合わせでマッチングが取れたペアーが見つかった。


《 修理内容 》

1.不良の整流管GZ32をGZ34(5AR4)に交換

2.出力管KT66(1ペアー)の交換

3.電源平滑回路用16μF450V×2、出力管カソードバイパス用25μF50Vをそれぞれ47μF450V×2、47μF100Vに交換

4.カソードバイアス抵抗(180Ω3W)を100Ω(5W)と500Ω(5W)を並列、さらに100Ω(10W)直列に交換(合成抵抗183Ω実質容量13W)

5.グリッドリーク抵抗680KΩ間に挿入されている2.7KΩの実測値が3.4KΩであったので新しいものに交換


《 測定結果 》

 ここまで作業を実施した後、周波数特性、歪率、矩形波応答などの測定データ取って見た。以下がそのデータである。

 歪率は問題ないが、周波数特性、矩形波応答を見れば、明らかに高域補償不足と思われる。と言うか、回路上では何も対策が施されていない。

 しかし、この特性がQUADアンプの特徴かもしれないので、大幅な変更は差し控えることにする。


改造前矩形波 No.1 8Ω 1W

改造前矩形波 No.2 8Ω 1W


《 改造後の測定結果 》

 高域補償回路として負帰還抵抗並列に1000PF、EF86両プレート間に15PFと22KΩを挿入した。(改造後の回路図参照)

 以下は改造後の周波数特性、歪率、矩形波応答である。 100HZ、1KHZの歪率にはほとんど変化が無かったので10KHZのみ測定した。

 10KHZの歪率は若干悪化したが、矩形波応答はかなり改善された。 また、周波数特性の凸凹が少し小さくなり、0dB以上に上昇するピークはなくなった。
http://seppotl.web.fc2.com/zht01/quad2.html


9. 中川隆[-10939] koaQ7Jey 2018年4月22日 10:46:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

螺旋館ブログ


QUAD History

QUAD年表 :QUADの歴史について、製品の発表時期を中心に。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist.htm


1916 Peter James Walker誕生

1936 Acoustical Manufacturing Company設立

1941 本拠地をハンティングドンに移動

1949 Integrated QA12/P
FM Tuner H.R.1
Corner Ribbon Loudspeaker

1951 QUAD 1 / QUAD I

1953 QC-II / QUAD II (QUAD IIは以後18年間製造)

1955 ESL発表

1957 ESL発売

1958 QUAD 22
FM用Stereo Decorder

1967 QUAD 33 / 303 / FM3

1975 QUAD 405

1979 QUAD 44

1981 ESL-63

1982 QUAD 34 / FM4

1984 QUAD 405-2 /510 / 520

1986 ESL-63PRO
QUAD 306 / 606

1989 QUAD 66CD / 66Pre

1993 77Integrated / 77pre / 77power / 77mono
707 power / 77CD

1995 Verity Groupに参加 / 経営がWalker家から離れる

1997 International Audio Group (IAG) Ltd 設立

1998 ESL-988 / 989
99POWER / 909POWER / 99MONOBLOCK 99PREAMPLIFIER / 99CD PLAYER
99FM Tuner

44GY, 67CD 66A, 606A等の発表時期が未確認です。情報をお持ちの方はぜひよろしくお願いします。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist.htm


QUADの歴史 その1 設立 〜 真空管時代
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist1.htm


1936
当時、若干19歳のPeter Walkerにより設立。それ以前は、EMIやGECで働いていた。

設立当初の社名は ‘Acoustical manufacturing company’ 通常は、短縮してAcousticalと呼ばれる。当時は、家庭用ハイファイ機器の市場が大きくなかったこともあり、最初はPA用の設備を作っていた。(後のQA12/Pの原型となるKT66プッシュのPA用のアンプ等を残している。)


1949
業務用メーカーから家庭用ハイファイメーカーに転身。

モノラルプリメインアンプ QA12/P, Corner Ribbon 形スピーカーシステム, FM TUNER、H.R.1 と音の入り口から出口までトータルシステムを揃えた。

QA12/PはQuality Amplifier 12 Watt with Preampの略である。

Acousticalの名板にTYPE QUADの刻印があったため、QUADという愛称で呼ばれた。QUADはQuality Unit Amplified Domestic の略、Domesticは家庭用の意味である。すでに、QUAD Companyと呼ばれるようになるが、社名をQUADに変更したのは後のことである。

Corner Ribbon Loudspeakerは、自社製のリボンツィータに、GoodmansのAXIOM 150型フルレンジを組み合わせ、コーナータイプのダブルバスレフ形キャビネットに収めたもの。LP方式発表以前に公称35〜18kHzの超ワイドレンジを実現していた。

民生用の最初のリボンツィータはQUAD製の模様。私はKellyのOEM品と思っていたのだが。

同時期に、ラビリンス型(音響迷路型)のキャビネットにGoodmansを組み込んだシステムも販売していた。


1951 プリメインだったQA12/Pを元にセパレート型としてQUAD 1 コントーロールアンプとQUAD I パワーアンプを開発。QUAD 1で、独自の音質調整フィルター回路が完成した


1953 QUAD 1、Iが改良型のQC-2とQUAD IIに引き継がれる。
この後、QUAD IIは18年にわたり、約8万台が生産され、QUADを代表するパワーアンプとなる。コンパクトなサイズや適当な価格(英国製のKT66PPのアンプとしてはもっとも安価な部類)もあり、BBC(英国の国立放送)を始め多くの業務用の世界でも愛用された。


1957 歴史的なスピーカー ESL ( Electro Static Loud-speaker) の発売が開始される。原理は1930年代から存在していたコンデンサー形スピーカーの最初の大量生産市販品であり、1981年にESL63にモデルチェンジするまで20年以上のロングセラーとなる。


1958 立体音響時代の幕開け、最初のステレオLPレコードが発売。FMのステレオ放送の開始。

それに対応する為、AcostialはステレオのプリアンプQUAD 22を発表。QUAD2とほぼ同サイズの筐体にステレオプリアンプを組み込んだもので、当時 Magic と言われた。また、すでに発売されていたQUAD FMチューナー用のステレオデコーダーも発売。これが同社初のトランジスタを採用した製品となった。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist1.htm


QUADの歴史 その2 トランジスタ回路の時代 〜 ESL63
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist2.htm


196? 50E 誕生。
BBCからの要請で生まれたといわれる50Wのモノブロックアンプである。ここにQUADのトランジスタアンプの歴史が始まる。モニター用として多く使われていたQUAD IIの置き換えを意識したのだろう。サイズはQUAD IIとほとんど同じで、出力トランスを備え、出力インピーダンス、電圧を調整でき、多くのスピーカーに対応できる設計であった。


1967 33 / 303 /FM3発表。
22シリーズから33シリーズへの置き換えが行われる。
303は、50Eの筐体にステレオアンプを組み込んだ、同社初のステレオアンプである。50Eに搭載された出力トランスは省略されている。33も22とほとんど同じサイズのステレオプリアンプ。内部の部品配置など、22のソリッドステート化バージョンであることが解る。FM3は当初からステレオチューナーとして開発されたコンパクトチューナー。同一デザインで真空管タイプのFM2というものも少数存在したが日本には正式輸入されていない。


1975 QUAD 405発表。
Peter Walkerは真空管→トランジスター アナログ → デジタル のような技術的な大きな変化が無い限り、丁寧に開発された製品は製品寿命が長く有るべきだ。と語っている。事実、今まで説明してきたQUADの歴史を振り返っても、初期のある時期を除いて大きな技術的変化がおきた時にのみ製品の改変が行われている事が判る。
303 → 405に至る大きな技術的改善点がカレントダンピング回路。


1979
QUAD 44発表
405発表に遅れること4年。相棒となる44プリアンプが発表された。

筐体の横幅は、それまでの280mmから321mmに変更され、405とセットで使うのにちょうどよくなった。33から44への最大の変更点は、TILTと呼ばれる独特のトーンコントロール。低域を持ち上げると高域を下げ、高域を持ち上げると低域を下げることにより、音楽のバランスを崩すことなく、音質を調整できる。また、高域のフィルターはアナログレコードの耳障りなノイズを絶妙にマスクすることが出来る。

1981 QUAD ESL63誕生
1957年に発売された、ESLが、24年を経てモデルチェンジされた。保護回路の改善、擬似呼吸球構造、等、ESLの欠点を大きく改善。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad_hist2.htm


3.Walker一族との離別 〜 新体制

•2003-02 ロッキーインターナショナルが窓口となり、QUADのアフターサービスが再開。

•2003-03 逸品館にて、QUAD ESL-989の取り扱い開始。63と比べて低域の改善が著しいとか。

•2003-05 Webmaster ロッキーインターナショナルにて、故障中だった66プリを修理。

•2003-08 ロッキーインターナショナルが一部QUAD製品の取り扱いを開始する模様。

•2003-10 ハイエンドショー2003 ロッキーインターナショナルブースにて、QUADの新製品が公開された。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/QUAD_MANIA.htm


10. 中川隆[-10938] koaQ7Jey 2018年4月22日 10:56:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

オーディオの足跡

QUAD 製品一覧
http://audio-heritage.jp/QUAD/index.html

QUAD アンプ一覧
http://audio-heritage.jp/QUAD/amp/index.html

QUAD スピーカーシステム一覧
http://audio-heritage.jp/QUAD/speaker/index.html


_____


サウンドボックス (ドイツ QUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店)
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Tel: (03) 5577-5227  Fax: (03) 3305-2519

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営業時間:月曜日−土曜日11:00−19:00
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特選オーディオ機器(毎日更新) 
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QUAD Musikviedergabe GmbH(ドイツ)
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ドイツ・QUAD ESL57 ESL63 復刻新品
http://www.soundbox.co.jp/

ドイツQUAD社「ESL」&「22+IIアンプ」復刻版、ジャクリン・ヘッドフォン新発売
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/home.htm

復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ (ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥500.000/ペア
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm

QUAD ESL57, ESL63 ESL63Pro 修理受付中
http://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html 

オーディオ機器の修理
http://www.soundbox.co.jp/ortofon.html

サウンドボックスの修理は自社修理ではなく外注になります


11. 中川隆[-10937] koaQ7Jey 2018年4月22日 11:14:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]

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12. 中川隆[-10947] koaQ7Jey 2018年4月22日 16:07:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11821]

螺旋館
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螺旋館Blog @ So-net:So-netブログ
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私はQUAD社の製品が好きで、現在メインスピーカーとして使っているESL-63PROを含めて、 多くのQUAD製品を使用している。


螺旋館 MY AUDIO SYSTEM
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螺旋館 MY QUAD COLLECTIONS

•ESL-63PRO
•ESL-57
•22 + II + FM2
•33 + 303 + FM3
•44 + 405 + FM4
•34GZ + 306
•66Pre + 606 + 66CD
•77Integrated Amplifier + 77CD
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QUAD 44 + 405
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/44_405.htm


44 pre amplifier 1979年

ブラウンのボディにカラフルな黄色と赤のボタンの初期型と、グレーのボディの後期型44GYがある。

外観だけではなく、中身も全くの別物。カラフルなキーが可愛いので、私は初期型を入手した。 初期型の入出力端子はDIN、44GYはRCAピンプラグに変更されている。


22,33と進化してきた音質調整用フィルター回路は、44のTILTで一通りの完成を見た。 高域と低域を同時に調整し、アンバランスな音質になることを防ぐのである。 よくあるトーンコントロールと異なり、中音域はあまりいじらないので、楽器の音色が不自然に変化してしまうことも無く、 有効に活用できる。


個人的にはQUADのプリアンプで最も完成度が高いのは、この44型だと思う。 44の廉価版にあたる34型と同じパワーアンプで比較視聴したことがあるが、 情報量、レンジとも44の圧勝であった。(勿論、34には34の魅力があるわけで、私は34も所有しているわけなのだが)

405 power amplifier 1975年

現在のQUADのパワーアンプの回路は405が原型になっている。 QUADの歴史の中でも特にEPOCH MAKINGなアンプであろう。

405で採用された、カレントダンピング方式は小出力A級アンプと、 ダンパー回路(B級動作のプッシュプル構成)で構成されており、 小出力時はA級アンプからスピーカーに電流を駆動。大出力時はダンパー回路が動作するようになっている。 また、入力信号と出力信号間の誤差検出回路により出力の歪をキャンセルする仕組みである。 この回路で英国科学技術奨励女王賞を受賞している。

フロントパネルにヒートシンクを配置し、意匠として利用したデザインが秀逸。 このデザインは名の有る工業デザイナーの作だったはず。

44、405ともに初期型はラインの入出力がDIN型。専用のケーブルやRCA-DINの変換ケーブルさえ自作してやれば、 使い勝手に問題は無い。よく、端子をRCAに付け替えている中古品を見かけるが、個人的には、やめたほうが良いと思う。

スピーカー端子はプッシュ型の単純なもので、そのままでは、あまり太いケーブルは使えない。 405-2からはバナナプラグに変更されている。



現在は、SonusFaberのMINIMAと組み合わせてサブシステムとして利用中。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/44_405.htm

QUAD 66CD 66PRE 606POWER
リモコンにフル対応したQUAD 66シリーズ
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/66_606.htm


My First QUADは66CD。

大学時代に分不相応に入手したTANNOYのスタジオモニターを契機に、アンプもCDPも英国製のものに切り替わっていった。 国産アンプを英国サイラスのプリメインに置き換えたのに続いて、CDPをSONY製のものから、QUADにしたのだ。

66CDは、初期のPhilips/Marantz系 CDPの代表的なデバイスの、TDA1541A+SAA7220BPによる16bit 4Fs構成のものだ。 TDA1541に関しては、QUAD社による選別品との事で、QUADのシールが貼られていた。

66CDのの中身はPhilipsの標準基板である。日本国内で販売されていたマランツでいうと、CD-50/60/80あたりと同じもの。 たしか、マッキントッシュの最初のCDPも同じ基板を使っていたはずである。 勿論、メーカーごとに一部の部品の選別、特殊仕様により音のチューニングは行われているのだろう。

音質は、当時のマランツやフィリップスのCD Playerの音を知っている人にとっては、 同傾向で説明不要ではないかと思う。相対的に強度の高い小さめの筐体に入っていたからか 音質はしっかりしたものであった。聴感上の高域、超低域の伸びはそれほどでもなかったが、 バランスの取れた良質のもので、真空管アンプなどに組み合わせる為のサブシステムとして 2台目を入手したくらい気に入っている。なお、66CDの後継には、デバイスが変更された67CDが発売されている。

66CDの操作系は66系に共通することだが、本体では何も出来ない。66CDには、電源ボタンと CDトレイのエジェクトボタンのみがついている。ところが、良く考えられていて、 トレイにCDを入れて、かるく押し込むと、自動的にCD再生が始まるのだ。 私は、普段、レコードの曲順を入れ替えて聴くようなことを殆どしないので、 殆ど、リモコンのお世話にならずに済んだ。 さすがに、QUAD社も思い切り過ぎたと思ったのか、後の77系では、アンプやCD Playerでも 本体に必要最小限の操作ボタンを取り付けている。


66プリと606パワーは同時に導入した。リモコン付きのアンプは、国産品を使っていたことがあるが、 66プリの専用リモコン 66コントロールパネルの操作性のよさは感激だった。今でも殆どのアンプの リモコンは、音量UP/音量DOWNボタンだが、66Control Panelは、音量調整ツマミがリモコンにも搭載 されているのだ。


優秀なTILT CONTROLER

音が悪くなるので、以前はほとんど使わなかったトーンコントロールについても、 QUADのTILTフィルターは中域特性を変化させずに低域、高域特性のみを上手くコントロールする。 この機能より、音質を大きく変化させずに、帯域バランスをうまく調整することが出来る。

また、高域、低域の段階的なカット機能もついていて、アナログのヒスノイズ、ワウフラッター。もしくは スピーカーの再生帯域バランスの調整なども自在にこなすことが出来る。本来、プリアンプとは、この様に 高機能であるべきではないだろうか。

私は、このアンプをつかって、QUADのコンデンサ型、タンノイの30cm同軸、ROGERS LS-3/5Aと、 多種多様なスピーカーを鳴らしたが、そのどれも破綻無く、バランス良く鳴らすことが出来た。 たしかに、解像度やレンジなどに注目すると、欲が出てくるところもあるのだが、バランスの 良さや、音楽を聴きやすく、楽しく再生してくれる良さは、QUADの優れた点と思う。

現在、この66系のシステムは、ROGERS LS-3/5Aと組み合わせて、私の実家のリビングで両親が使用している。 操作性が非常に判りやすく出来ているので好評だ。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/66_606.htm


QUAD NEW ITEMS
2003-10-12 ハイエンドショー 2003 ロッキーインターナショナルブースにて。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad2003.htm

ESL989/ESL988

写真両端のESL989は、ESL63の後継機。振動版面積を50%増やし低域を改善した。残念ながら、この会場では 試聴スケジュールの問題で、試聴することが出来なかった。

内側はWhafedaleのAirdale。かつて、同名のスピーカーがあったが、復刻版ではない。 日本における取り扱い代理店も同じだが、現在、QUADとWhafedaleは同一資本である。

中央にあるのは、QUAD 22 + IIの復刻版にあたる、QUAD24とII-40。 989の予価は1台 75万円。英国では1998年の発売だが、5年おくれで日本登場となった。

QUAD ESL988。サイズ的に、こちらがサイズ的にもESL63の直接の後継となる。

予価は1台55万円。1990年代ののESL63proの定価がペアで82万円だった。

ネットは989に使われている明るい色など3種類から選ぶことが出来る。この988はVintage仕上げと呼ばれるもの。 この写真だとわかりにくいが1950〜60年代の英国製のスピーカーのネットに雰囲気が似ている。 ESL63にESLのブロンズタイプを重ねたようなイメージ。

天板は、989は金属製。これは木製だった。ネットの仕上げと合わせてバリエーションがあるのだろう。


QUAD 44EV 405EV

44+405の復刻版となる予定の44EVと405EV。全くのデモ用で音は出ないそうだ。

44など、どうみても44GYのデットストックそのままに見えるが… とりあえず、44と405の復刻版を出しますよ。との意思表示だろうか?

個人的には、44 + 405が非常に魅力的なアンプであることは認めたうえで、 厳しい言い方をすると、QUADが復刻版ビジネスにあまり注力するのは疑問後ろ向きの感がある。

会場を訪れたファンからは、FM TUNERの復刻の要望も多いそうだが、新規に作れば 20万円以上になるだろうFM TUNERを買う人がどの程度いるか疑問だ。 いっそのことデザインを合わせたインターネットラジオ端末やCSラジオ端末のほうが、意味があると思った。

44、405系を本気でやるのならば、是非、デザインを合わせた44CDか、44DVDを出してほしい。 そうしたら、ちょっとなびいてしまうかもしれない。

(2005-06-21追記)この記事は2003年に書いたが、今だったら、iTunes互換端末など面白いだろう


ESL Elegance

現在、開発中の新型ESL。型番は聞き損ねた。(あとで調べたが ESL Eleganceというそうだ)

QUAD UKのWebも含めて、初見のものだった。

中身は988相当だが、フレームを金属製にするなど機械的強度を強化している。この写真だとわかりにくいが、 バッフル面が軽く傾斜している。ESL63や988とは、ちょっとした違いなのだが、ものすごくかっこよい。

988、989については、ESL63との違いも大きくなく、あまり興味を感じなかったが、こいつのデザインには、 参ってしまった。このデザインで面積の大きなタイプ(ESL989同等?)も用意しているとの事。

このスピーカーは、隣のA&Mのブースに貸し出されてデモに使われていた。 ロッキーのブースのデモの時間には間に合わなかったのだが、A&Mブースで、A&Mの211シングル+ アナログソースでこのスピーカーの音を聞くことが出来た。

基本的にうちと同じ音だったので、おもわずにやけてしまった。まる一日、輸入オーディオショーと ハイエンドショーを回って、いろいろなスピーカーの音を聞いたが、やはり私はQUADのコンデンサ型の 音が好きらしい。


QC-24 QUAD II-forty

QC-2や22のデザインイメージを踏襲する、QC-24。 Phonoボタンはあるが、Phonoモジュールは未実装で、ラインプリ。 1球のバッファアンプらしいが、現在のところ詳細は未公開。


QUAD IIの復刻版のQUAD II-40。

出力球がKT66からKT88に変更になり出力が40Wに増えた。現在の真空管の入手性や スピーカーの能率を考えたら、無難な選択だろう。

真空管のサイズが大きくなったことにより、全体的なサイズが大きくなり、 デザインバランスはオリジナルより悪くなったような気がする。 電源コンデンサは、電源トランスと一緒にケースの中にある。ちょっと残念。


その後のこと

2005年7月現在、44EV, 405EVの続報は聞こえてこない。一方、ロッキーインターナショナルは QUADの99系のアンプの輸入販売を開始していない。このページを作って以来、この2年間、 あえて公開していなかった情報だが、上記の44EVや405EVの写真は、QUAD本社にあったストックを デモ用に展示していただけで、新型機でもなんでもない。単なるデモ機である。 ボリュームつまみの処理がちがってみえるが、ストックのツマミが痛んで いたので、傷の部分もふくめて周辺を削り取ったので、デザインが違って見えるだけである。

QUAD UKのWeb Siteを見ると、 official Quad distributorsのリストに中に、JAPANの文字もROCKEYの名前もない。 どうやら、ROCKEY INTERNATIONALはQUAD本社からは、正規代理店として認められていない ようなのである。以前からこのページに載っていないのは知っていたが、取り扱い開始直後 だったので、仕方ないと思っていた。が、すでに1年以上経過し、QUADのWEB SITEもIAG上に 変更されるなど、何度も更新されていることから、そのように判断した。

QUADの製品ラインナップの中でもESLと、Lシリーズの中でも 11L,12L (他に、21L, 22L, L-Center, L-Subwooferがある)しか扱っていなく、 アンプも真空管アンプのみを扱っており、主力商品である、99系のアンプを扱っていない。 この事からもdistributors(代理店)ではなく、地方の輸入業者(import trader) という扱いなのだろう。日本でメーカーの代理を行う。ということだから、 ごく一部の商品を扱っているだけでは、代理店としては、認められないのだろう。

QUADの前の代理店が力のあるHarman Internationalだったから、比較するのは酷かもしれないが、 取扱商品の件をみても、ロッキーインターナショナルに実力不足の感は否めない。

ロッキーインターナショナルは44系の復刻を望む前にやる事があるのではないだろうか? 勿論、QUAD 99シリーズの輸入である。 99シリーズなら、最近のインテリア雑誌などで特集されるようなインテリアに溶け込む良質な オーディオ機器という位置づけ(今はLINNやB&Oがその位置にあるだろうが)で、 非オーディオマニアにも受けるだろうし、高価なシステムを持っているマニアのセカンドシステム。 入門オーディオセットからのステップアップにもよい。99CDだけに着目しても、 良質な小型CD Playerを求めている人は、私の友人にも多い。

みすみす、儲けられるネタを見落としている気がする。趣味で真空管アンプとESLだけを売りたいので あれば、止めはしないが、そういうスタンスでQUADの代理店モドキの地位に居座られてはたまらない。

復刻44系については、海外Web Siteでも情報を見ることは無く海外のQUAD情報のMailing LISTに 問い合わせても、情報が得られなかった。 これは、ロッキー依頼による企画なのだろうか? もし、代理店ですらない輸入業者が独自の復刻版製造を期待しているとしたら、 それは、酷く滑稽な事ではないだろうか?

その後のこと #2

2005-07-20 QUAD UKのofficial Quad distributorsのリストに中に ROCKEY INTERNATIONALを確認した。 さて、今後ROCKEYは、どのようにQUAD製品を扱うつもりなのだろうか?相変わらず、回顧モードで 復刻品を扱うのだろうか?それは、故ピーター・ウォーカーの最も否定した事だ。彼は生前、何度も QUAD IIの復刻版については、技術の進歩に反すると、否定的な見解を表してきた。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/quad2003.htm

QUAD ESL-989視聴会
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/esl989.htm

二日続けて、QUAD ESL-989を試聴する機会に恵まれた。

まずは、逸品館の東京イベントにて。恵比寿のマランツの試聴室で、広さは30畳くらい。

CDPがAIRBOW SA-12S1/KAI。プリ、パワーがMarantzのSC-7S1, MA-9S1だったと思う。

それ以前に、セッティングのデモに使っていたB&W 703が随分良い音で鳴っていたので、交換直後は、正直、「あれ?」と、思う、ボケた音で、とても35万円のスピーカーの後になる150万円のスピーカーとは思えなかった。 703のセッティングにあわせていた、吸音、反射板の位置を調整しなおすと、激変.。ぴたっとフォーカスの合った音となった。やはり、セッティングには敏感なスピーカーである。自宅のセッティングも吸音等を、再考する必要があると実感した。 構成の大きなオーケストラでも破綻せず音が綺麗に分離した上で、ハーモニーも表現され良い感じだった。

翌日、yamagiwaの本店の試聴スペースにて。輸入元のロッキーインターナショナルによるデモ。 こちらは、20畳弱程度のスペースで、アンプは、純正のQUAD QC-24 + II-fortyの組み合わせ。CDPは、YBAの定価50万円程度のもの、電源にCSEの発信機タイプのものを使用していた。 直接比較したわけではないが、ESL63とくらべると、低域の向上が著しいのと、ベールが1〜2枚とれたように音の鮮度がアップしている。低域エレメントを2枚増やしたのは、単純ではあるが、効果は大きいようだ。

QC-24 + II-fortyも予想以上に良い出来のアンプ。ESLと組み合わせるのが前提だけあって、非常にS/Nが良く仕上げられている。機会があれば、完璧にメンテナンスされたオリジナルの22 + IIと比較試聴してみたい。あちらは中国球だが、私のQUAD IIはMullard + GECなのだ。

私の、ESL-63には上にAIRBOW CLT-1 下にSA-LogicのD.Cubeを追加して、アタックの鮮明さや低域のレンジも強化しているので、今すぐに989を欲しいとは思わないが、新しいESLの後継機が正常進化型であることが確認できたので安心した。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/esl989.htm


螺旋館 オーディオシステムの履歴 もしくは マニアの受難
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/history.htm


TANNOY M20gold mk2からスタート

第1期システム 1988年頃

LOUD SPEAKER TANNOY M20gold Mk II
AMPLIFIER SONY TA-F333ESG
CD PLAYER SONY CDP-338ESD

私がオーディオに本格的に目覚めたのは大学時代。たまたま日本橋電気街で聴いたONKYOのD-500という スピーカーの音が気になったのだ。オーディオ雑誌あさりと、電気街めぐりが始まった。

実際に体験すると、D-500は、英国の小型スピーカーの設計を参考につくられた日本製スピーカーであることがわかった。 また、音質的傾向は、日本製より、英国製のスピーカーが、より、私の好みに合うことも判った。 そんな中で、Harbeth HL-Compact, Celestion 5, Mission 751, TANNOY M20等のイギリス製の スピーカーを比較試聴し最終的にTANNOY M20 gold mk2を購入した。 (HL-Compactが一番好みの音質だったのだが、当時の予算では手が届かなかった。)

雑誌で勉強したといっても、短い期間だったので、タンノイやセレッションが英国で歴史の あるメーカーである事や、HarbethがBBCモニター系の血を引く由緒正しいメーカーだとか、 そんなことは全く知らなかったし、有名ブランド、無名ブランドなど、考えもしなかった。

M20Gold mk2は、当時、日本に輸入されていたタンノイでは珍しく、同軸タイプではない普通の2WAYスピーカー。 当時、英国で店頭で販売されているタンノイというと、この手のタイプが一般的。 プレステージモデルクラスの価格帯のものは、英国の一般的なオーディオ店では、店頭展示はしていなく、 受注生産販売の形式をとっている。(アジア圏での販売台数が多いことから、アジア向けモデル。などと 程度の低い悪口を言う人もいるようだが、地域にあわせた販売戦略をとるのは、企業として当然のこと。) M20Goldは、すでに手放してしまったので、詳細は忘れてしまったが、20cmクラスの高分子系素材の ウーファーとドームツィータの2WAYスピーカー。定価はペア10万円程度だったのではないかと思う。

アンプ、CD類は無難に国産の中級機を選択。まだまだ雑誌の評価を気にしていた時代。

TANNOY Little Gold Monitorと格闘 Cyrus TWO + PSX

第2期システム 1990年頃

LOUD SPEAKER TANNOY Little Gold Monitor
AMPLIFIER MISSION CYRUS 2 + PSX
CD PLAYER SONY CDP-338ESD

スピーカーをTANNOYのLittle Gold Monitor(以後、LGM)に更新。当時通っていたサウンド寺下 (名前を失念してしまったが、当時の店員さんにはお世話になった)の改装セールで店頭品がやすく 入手できたのだ。

これは30cmのハードエッジタイプの同軸ユニットを40リットルの箱に入れた小型のモニタースピーカー。 当時、SONY Music Entertainmentの信濃町スタジオでも同シリーズのスピーカーが使用されていたそうだ。

ハードエッジ&小型エンクロージャーの為、低音再生には苦労し、駆動力のあるアンプを探すことになった。

当時使用していたTA-F333ESGの上級クラスの555系や、同価格帯の国産アンプ、 Musical Fidelity A1, A100, NAIM NAIT II, Creek 5050, Mission等の英国製プリメインアンプを比較視聴した。 英国製のアンプに比べ、国産プリメインアンプの再生音は解像度は高いのだが、立体感と活気にかけるのに驚いた。

この頃から、オーディオ雑誌の評価記事はあまり気にしないようになった。そもそも、ちょっと地味な英国系プリメインは 雑誌で取り扱われる機会も少なかった。

最終的に私が購入したMISSION CYRUS IIは外部電源装置PSXを追加することにより、出力アップ (電源電圧の増加と考えられる)と特に低域の質の向上を図ることが出来る。 これから、中古などで入手を考えている人はご注意を。

大型の外部電源とあいまって、非常に優秀な駆動力のアンプだった。音は、QUADのセパレートアンプの音を 少々若くしたような感じで、落ち着いた雰囲気の良いものであった。のちに、CYRUS ONEをサブシステム用に 使っていたこともある。

同社製品は、英国では、プリメインタイプだけではなく、AVプリやパワーアンプ、チャンネルデバイダーとそれに対応した スピーカーなど、かなり豊富なラインナップを持っており、英国のオーディオショップで展示販売されている製品の中では ハイエンドに位置する。

この時期に、逸品館を知り、店長の清原裕介さんと仲良くなった。Musical Fidelity製品の視聴は、開店早々の逸品館で 行った記憶がある。PSXはオーディオのナニワで、CYRUS2は逸品館で購入したのではなかったか…(逆だったかも?)

NAIT2もCYRUSとくらべると、よりストレートな音で、非常に魅力的だったのだが、 当時の私は、電源投入ノイズの大きさが心配で購入することが出来なかった。

LGMのスタンドには、タンノイの金属製のものを使用していたが、安定性に難があり、音質的にも不安があったので、 後に岡山のオーディオ101に楓製のものを特注した。

QUADとの出会い。QUAD 66CD

第2期システム 1990年頃

LOUD SPEAKER TANNOY Little Gold Monitor
AMPLIFIER MISSION CYRUS 2 + PSX
CD PLAYER QUAD 66CD

66CDは、基本的に、Philips社の汎用CDP基盤で構成されている。Philips社がOEM用に会社に販売したものだろう。 メーカーによる使用部品の仕様の若干の違いはあるが、当時の16bit 4fsをスペックとする多くのCDPが同じ基盤を 使用したようである。66CDは、QUADセレクトのDAC CHIP(TDA1541A)を使用していた。

いつのまにか、すべて英国製のシステムになっていた

QUAD 66 + 606の導入

第3期システム 1992年頃

LOUD SPEAKER TANNOY Little Gold Monitor
PRE AMPLIFIER QUAD 66 PRE
POWER AMPLIFIER QUAD 606 POWER
CD PLAYER QUAD 66 CD

66 PREはすべての制御をリモコン - 66 CONTROL PANEL - で行う思い切った設計。 このリモコンの操作性は非常に良く、電源のON/OFFからセレクター、ボリューム調整、CDPのコントロール、 QUAD独自のTILTトーンコントローラーの操作等を、すべて直感的に行うことが出来る。 音量調整は多くの装置では音量のUP/DOWNボタンによって行っているが、これを回転式ツマミで行えるのが素晴らしい。


cyrus twoも非常に良いアンプだが、QUADのシステムに置き換えることにより、より低域がしっかりし、 帯域バランスの整った音質にまとめることが出来た。また、上記のリモコンにより非常に操作性が良くなったのも 大きな収穫だった。リモコンで制御できるアンプを使っていたのがこの頃だけ。

ESL63Pro導入 ALL QUADシステムへ。

第4期システム 1994年頃

LOUD SPEAKER QUAD ESL-63Pro
PRE AMPLIFIER QUAD 66 PRE
POWER AMPLIFIER QUAD 606 POWER
CD Transport QUAD 66 CD
DA Converter Musical Fidelity / IPPINKAN TUBALOG KAI

ついに、念願だったQUAD ESL-63proを購入。CDとAMPをQUADのものを使っていると、ESLが欲しくなるのは、当然の流れ。 QUADの完全システムコンポとなった。今思うと、過不足感の無い、バランスの良い音を出すシステムだった。

CDの再生音向上のため、Musical FidelityのTUBALOGという真空管バッファ回路(6DJ8使用)を持つDAコンバータを、 逸品館がチューニングしたものを導入。まだ、AIRBOWの名前は無かった頃。以上、大学生時代。

CEC ベルトドライブトランスポーター導入

第5期システム 1995年頃

LOUD SPEAKER QUAD ESL-63Pro
PRE AMPLIFIER QUAD 66 PRE
POWER AMPLIFIER QUAD 606 POWER
CD Transport CEC TL-2
DA Converter Musical Fidelity / IPPINKAN TUBALOG KAI

DAコンバータの導入に伴い、トランスポートもCD PLAYERの流用から専用機 CEC TL-2を導入した。 ALL QUADシステムの操作性の良さは失ったが、良質なCD読み込みによりDAコンバータが、より一層性能を 発揮できるようになった。 後にこのTL-2は、AIRBOW TL-5100KAIと同様のチューニングを受け、TL-2KAIとなる。

真空管アンプへの挑戦 EAR-859

第6期システム 2000年頃

LOUD SPEAKER QUAD ESL-63Pro
AMPLIFIER EAR 859
CD Transport AIRBOW TL-2KAI
DA Converter Musical Fidelity / IPPINKAN TUBALOG KAI

真空管アンプが使いたくなって、当時評判の良かったEAR-859を購入した。 このアンプは、良い意味での真空管的柔らかさ、暖かさと、反応の良い音のバランスが取れており、非常に優れたアンプである。 設計者のパラビチーニ氏はLuxmanでアンプ設計をしていた経歴も有り、奥様は日本人との事。 輸入開始当初のEARは販売価格も安く、非常にお買い得な真空管アンプだった。

QUADのセットは手放さず、現在も、実家で両親が使用している。使いやすいと好評。

現在のシステム AIRBOWプリメインとESL63proのワイドレンジ化


2005年現在のシステム

LOUD SPEAKER QUAD ESL-63Pro
TWEETER AIRBOW CLT-1
SUPER WOOFER SA-LOGIC D-CUBE2
AMPLIFIER AIRBOW TERA Limited
CD Transport AIRBOW TL-2KAI
DA Converter AIRBOW DAC-1

真空管アンプ+真空管バッファーDACと、比較的やわらかい方向で調整していたのを、アンプ、DACの入れ替えにより、よりアキュレート な方向のチューニングに変更した。

ESL63Proは、10年以上不動のメインスピーカー。弱点であるアタック音と低域を補う為、AIRBOW CLT-1とSA-LOGIC D-CUBEを導入。 詳しくは別ページで。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/history.htm


13. 中川隆[-11740] koaQ7Jey 2018年5月02日 15:21:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12871]

物理特性や解像度は 2万円程度の最低価格の CDP と変わらないけど、最高のクリームの味わいの超甘美な音だった QUAD 66CD


Quad 66 CD Player - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=QUAD+66+CD


Quad の静電型スピーカーは分解能が異常に高いので、CDP はコンサートホールの残響音の様な倍音成分が沢山入ったQUAD 66CD が一番合うのですね。


QUAD 66CD

定価:180,000円

発売時期 1989年12月
生産完了時期 1993年

■入力:アンバランス(RCA)1系統
■出力:アンバランス(RCA)1系統
■デジタル出力:同軸(RCA)1系統

サイズ W(幅) : 321 mmH(高さ) : 80 mmD(奥行) : 275 mm
重量 3.5 kg

名機 STUDE/A730 と同じマルチビットDAC。スイングアームCDM4メカニズム採用
http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/81928/


QUAD 67CD (QUAD 66CD をコストダウンした劣化版後継機)

定価:220,000円

サイズ W(幅) : 321 mmH(高さ) : 80 mmD(奥行) : 240 mm

重量 4 kg

発売時期 1993年8月

QUAD発のCDプレーヤー「66CD」の後継となるモデル。
18ビット64倍オーバーサンプリングによるデルタ・シグマD/Aコンバーターを採用。
CDドライブ部にも静寂製の高いメカを搭載し小音量再生時のS/N向上が図られています。
http://www.hifido.co.jp/KWp/G2/J/650-50/C11-61630-19798-00/


あこがれの Quad66CD ついに来る 2011-12-30
https://ameblo.jp/ts-voice/entry-11121559101.html

うちでは AirMac Express で音を鳴らすことが多いので、CDはあまり聞かないのですが、それは逆によい音のするCDプレーヤーがなかったということも理由のひとつ。
それでも DAC ほどではありませんがいろいろな機種を試してきました。

今うちにあるだけでも…

Sansui CD-α317R
DENON DVD-2200(ユニバーサルプレーヤー)
Marantz SA8260(SACDプレーヤー)
Philips CDF100

と知らないうちに結構台数が増えてしまいました。

Sansui の機械はMASHというDACを搭載していて、柔らかい音楽を奏でてくれます。ただ、ちょっと線が細いのが難点といえば難点。聞き疲れはしないのでいいのですが、気合いをいれて聞こうとすると、解像度とかセパレーションとかいろいろな点で物足りないのです。

DENON は SACD が聞いてみたいばっかりに安かったので試しに落札してみたもの。届いて1ヶ月くらいでピックアップ不良が起こり、気まぐれにしかディスクを読まないようになってしまいました。肝心の音は、よく覚えていないのですが、なんだかとても普通でガッカリだったのを覚えています。
いまは寝室の滅多に使わないDVDプレーヤーと化しています。

Marantz もなぜか私の中ではDENONと同じ印象。特段いい音がするという気はしません。それでも発売当時の定価は DENON も Marantz も10万円もする機械。日本のメーカーはこんなものかと見切りをつけるきっかけ作りをしてくれた機械たちです。わたしが求めているのが Hi-Fi からはほど遠い音だからなのかもしれません。なんたって Quad派ですから…。

Philips はちょっとおもしろい機械です。

その昔、これと同じ機械がAppleに提供され、Powerbookの外付けCDドライブとして販売されていたという歴史があります。レインボーアップル付きのMacバージョンの方がよかったのですが、それなりの値段がするのでパス。Philipsバージョンのしかも液晶表示が消えかけているという半分ジャンク品を落札してみました。

ただ、この機械、マニアの間では音が良いと評判のPhilipsのスイングアーム方式のピックアップが搭載されていて、音もなかなかのもの。実に音楽性豊かな音を奏でます。私はこれにこれまた偶然手に入れた幻のPhilipsのライントランスL-300をかませてしばらくメインとして使っていました。

スイングアームにこのトランスを噛ませると、CD初期時代の黄金のPhilipsサウンドに近い(勝手にそう思い込んでる)音がでます。

話がかなり横道に逸れました。
そうでした、Quad66CDでした。

この機械も Philips の汎用基盤とスイングアームを搭載したCDプレーヤーです。
なので Philips の機械と同様の音がするんだろうなーと思っていたら、その辺はさすがに Quad。ちょっと違う Quad サウンドに味付けしてあります。

実は強い Quad派の私は、CDプレーヤーも Quad で揃えたいと常々思っており、買うんなら Quad最初のCDプレーヤーである 66CD がいいとずっと思い続けていたのです。

そして念願がかなってついに我が家に 66CD がやってきました。

実は以前にもオークションで落札した(かなり高額でだいぶ無理した)ことがあったのですが、その機械が到着後1時間で機能不全に陥り、やむなく返品したという悲しい過去もあったので、今回はかなりテンションがあがっていました。
ところが…

悲しいことにこの機械も到着後約1時間くらいで不調になりはじめ、2時間経たないうちにまったくCDを読み込まなくなってしまいました。

こと 66CD に関していえば、うちは何か呪われているじゃないかと本気で思いました。

早速出品者の方に連絡をとり、その旨をお話し、修理を試みてもらうことにしました。この出品者の方に修理の技能があることは偶然ブログを発見してすでにわかっていましたので…。

で、1週間後。完全に直って帰ってきました。私の 66CD。
ついに、ついにこの機械を手に入れることができました。
もちろんいまもきちんと機能して、いい音を聞かせてくれています。

この機械、音質こそ少し違いますが、先の Wadia を通したときと同じ水準の音がでます。さすがに CD なので Thorens よりは音が硬めになりますが、それでもレコードにほど近い音でCDを再生してくれるのです。

これで我が家では Mac からでも、CD からでも、レコードからでも同じレベルのハイエンド並みの音で音楽を聴くことができるようになりました。
https://ameblo.jp/ts-voice/entry-11121559101.html


QUAD 66 Pre-Amplifier & Control Panel Ends 〜近代的な音に進化したQUAD〜 2006/1/20

●UKイーベイにてあのQUAD66を見つける。私が現在使用している現役のプリアンプでもある。6シリーズはQUAD衰退期の製品で最後の傑作といえる。1989年の発売なので気がついたら20年近くの製品で骨董品の域に達してしまっている。この後7シリーズ現在の9シリーズへと受け継がれるが外見上は同じような大きさで技術的な革新もあまりないままシリーズ変更がされている。現在は香港資本でワーフデールの傘下にあり創業者も去った後である。66はロス・ウォーカ氏が在籍していたころの製品である。

●66ではDINコネクタが全廃となりRCAに変更、多様なソースに対応できるようになっておりはっきりとデジタル時代を見据えていたことが分かる。66プリは後に66Aにマイナーチェンジされがた何が変わったか、、、リモコンへの供給電源が前面に装備されたそうで私の66Aは確かにそうなっている。あと、リモコン制御のソフトウェアがレベルアップされた。44の機能を継承するかたちで、フィルタースロープ、チルト、バスをリモコンで操作し66の前面パネルにオレンジの液晶表示される。操作性はバツグンで、使いやすいというのはこういうことをいうのである。日本の製品がいかに使いにくいかが良く分かる。英語がよくわからない80才を超えた両親がわけもわからず操作して一度も意図に反したことが無い。ムダなくモレなくとはこういうことを言う。この操作性は77にも受け継がれたようだ。

●以前のQUADにはないレンジの広い音作りであるが、なんとなくあったクセみたいなものがなくなって
44と比べると薄っぺらく感じるかもしれない。帯域が広がって高域のレベルがアップしたのか、明るい音づくりに感じる。それでも周波数レンジは現代機器と比べると狭く感じで、なんとなく懐かしい音楽に聴こえる。家庭でゆったりと高品質の音楽に浸ることを目指していたQUADが昔から大切にしてきた音作りの方針だと思っている。

●£200が開始価格である。程度がよければ、\6万が相場、\2万で即買いと勝手に値付け。まだロッキーインターナショナルにて修理が可能なので、606 とセットで揃えておくのがいいと思う。
https://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/23961409.html


QUAD 67−CD;#66Pre Takayoshi Mashimo December 7, 2004
http://www2.nkansai.ne.jp/sch/kayo-net/av12.htm

市場では姿を見ることがほとんどないプリアンプとCDプレイヤーである。操作もすべてがリモコンに依存するので電源SWオンリーというきわめてシンプルな外観をしている。これは、以前からQUADのFMチューナーやパワーアンプなどにも言えることで、これらには電源SWすらない。だから、プリだけとか、メインだけとかを他社の一連のオーディオ機器と組み合わせて使うユーザーはまれで、蓄音機のようにすべてをQUADで統一して、それらをひとつの音楽再生装置として使ってはじめてその特徴を窺い知ることができるようである。

QUADは、もともとアンプやスピーカーのメーカーなので、CDプレイヤーを出すとは意外であった。アナログの時代なら、ちょうどLPプレイヤーを発売するようなもので、音の入口まで出したからには、QUADのシステムにつないで是非一度聴いてみたかった。

ちょうどギドン・クレメル、クレメラータ・ヴァルティカの演奏を聴いて、シュニトケの合奏協奏曲第1番でのヴィオラの音が記憶の中にあったので、会場で買い求めた「8つの四季」をこれでかけてみて驚いた。(プリは、#44)オーケストラでもクレメラータ・ヴァルティカのような小編成の室内楽団でも第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン群とともに、確かにヴィオラの音は聞こえるはずなのに、再生装置でこれらがはっきり聞こえる装置はきわめて少なく、だだ弦楽器が鳴っていると言う感じのものが多いのである。

「うーん、まさにヴィオラの音だ!」

周波数レンジはフィリップスなどに比べると狭く詰まったような感じがするのに、古いSP復刻版を再生した時のような、なんとも懐かしい音楽が聴こえてくる。これは、QUADが昔から大切にしてきた音だ。

一方、QUAD #66 Preの方はというと、DINコネクタはすっかり姿を消してすべてがRCAピンとなり、入力ジャックがたくさん増えて、いろんなソースに対応できるようになっている。1989年の発売だからもう結構昔のことだが、はっきりとデジタル時代を見据えていたことが分かる。今までのQUADにはない音だが、デジタル機器(MDとかCD)にデジタルソースのソフトを入れるとあまりにも鮮鋭な音で耳がついていかない。むしろ、アナログのカセットとか、LPの再生とかがうまくミックスされていいのではないだろうか。

先日、友人が劣化寸前(一部音が歪んだ箇所があった)の4トラックオープン・テープを持ってきてCD化を頼まれた。アナログをデジタル化するわけだが、このCDなどを再生するとほどほどにバランスの取れたいい音がする。#66のコントロール・パネルは非常に良くできていて、67CDごとコントロールでき使い勝手が素晴らしい。特徴は、#44を世襲するかたちで、フィルタースロープとチルト、バスをコントロール・センターで操作し、その結果はプリの前面パネルにカーブとなって表示される。

QUAD #22から、#33、#44、#66となって音も少し引っ込んだ感じから前面にでるようになったが、#44あたりがその中間、どれがよいやら好みは分かれることだろうが、上述のごとく、QUADは入口から出口までを統一しなければ評価はなかなかむづかしい。
http://www2.nkansai.ne.jp/sch/kayo-net/av12.htm


315 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 14:48 ID:wrKdUPHi

10年間1万時間以上使った66CDがとうとう壊れました。
某国産CDプレーヤーを替わりに繋いでますが、クォードとの差に愕然。

ひとことで言えば、クォードは芸術的な音・・・10年前の製品なのにヴァイオリンの温もり、ピアノの風格を伝えます。

どこかで修理できませんかねー???
・・・正規ルートでなくていいですから。

誰か教えてください。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 15:12 ID:???>>315

サウンドボックスに逝けよ。


317 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 16:22 ID:wrKdUPHi>>316さん、有り難うございます。

さっそくサウンドボックスの電話番号を調べて訊いてみました。

ところが、「あれはフィリップのメカだけど、もう一部の部品が
品切れなので修理はできなくなりました」とのこと。

ほんと、早く修理しておけば良かった。


321 :ギルビー:02/12/14 11:29 ID:???
>>315さん
66CD、残念ですね。
このCDプレーヤーの美点は他には得がたいもの。
後継機67CDでさえ、音の魅力は引き継げませんでした。


322 :としぼちゃん:02/12/14 17:30 ID:???

ギルビーさん、66CDと67CDの違いはどこらへんですか?。
67は所有しており、66は手に入れなくてもいいかと思っていたのですが、
ギルビーさんの発言なので、気になります。

323 :ギルビー:02/12/14 22:41 ID:???

ご承知かと存じますが、両者の主な違いはDAC。
66はフリップスTDA1541Aによるマルチビット。
67は18ビット64fsのDAC。
67のほうが技術的に進んだDACなのでしょうが、両方聴いてみた上で
私の好みは66だったということです。

手持ちのNEC CD−10、STUDERのA730もTDA1541A
なので、これが自分の好きな音なのだと思っています。


324 :ギルビー:02/12/15 09:11 ID:???

朝起きて自分のカキコを読んだら、DACチップのことにかこつけ、
あまり親切じゃない印象をもちましたので、少々補足します。
66と67は、同時比較したわけではありません。
66とはじっくり付き合っていますが、67はショップの厚意で1週間レンタルしただけです。

QuadのCDプレーヤーは少し地味でナロウな感触の音ですが、
意外とソフトの差もきちんと提示してくれる良さがあります。
物量投入型ではないので、押しの強さは望めませんが、音楽が自然に流れるように感じます。
アンプやスピーカーがマッチしないと地味な印象だけで終わるかも・・・

上記の傾向は66と67に共通として、あえて両者の違いを言えば、
カマボコの66に対し、67は、よりフラット指向の音かもしれません。
私が強く惹かれるのは何故か66のほうだったのです。


325 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/15 12:25 ID:???
>>324 ギルビーさん
私も67CDを購入して使っていたのですが、67CDを修理中に友人の66CDを貸してもらい聴いたのですが、その音の違いに驚き、そのまま66CDを譲ってもらった記憶があります。
(残念なことに、その66CDも阪神淡路大震災で壊れてしまいました・・・・)

326 :ギルビー:02/12/15 12:45 ID:???

>>325さん、嬉しいカキコです。同じ感覚をお持ちのようですね。(笑
大震災で・・・そうですか。
惜しい事でしたね。
でも命さえあれば、また何かに感動できますよ。


327 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/15 13:38 ID:???
>>317
67CD所有ですが、最近トーレーの出し入れする部分が壊れて吉○苑で部品の交換してもらいました。
66CDの修理は難しそうですが、オーディオショップに電話かけまくるとか。
たまたま補修部品に使える別製品の中古があるかもしれない。


328 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/16 17:01 ID:???

そうそう、>>325 で書き漏らしましたが・・・67CDがCDM−9(普通のタイプ)
に対して66CDは、CDM−4でした。(これがまた動作が遅くて、イライラしたものです。)
しかし、元来マルチビット愛好者でしたので66CDの音(TDA1541A)は私の感性にぴったりでした。


329 :ギルビー:02/12/16 20:46 ID:???

66CDの動作ですが、私には苦になりません。
ポイントを押さえた合理的な設計、音楽のツボをうまく掴む表現力、隠れた名機として絶賛したいです。


330 :328:02/12/17 13:16 ID:???

いつ時かSS誌レコード演奏家コーナーにアナログ専門のオーマニが登場したが、
菅ーノがチラッとデジタル機器の話に移したとき、登場したのが66CDだった。
この人曰く、古臭い機器だが私にとってこの66CD以下も以上も有りません。
これほど、レコードマニアに受け入れられたCDPも珍しいと書かれて有りました。


333 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/18 11:53 ID:???

私も66CDを高く評価している者の一人です。
現在他に3台のCDPを使っていますが、66CDの奏でる音楽の「深さ」は圧倒的だと思います。
ギルビーさんや >>328 さんのような方達がいることを知り、嬉しく思いました。


370 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/04 22:31 ID:???

この秋、7年来使っている67CDのトラッキング不良となり、ハーマンに問い合わせしました。
代理店を終了していることさえ知りませんでした。
本国送りで6ヶ月9万円と言われ修理を諦めていたのですが、所沢のWLにお願いしたところ、とても親切に修理していただきました。
66Pre、606Aもあと5年も使えばコンデンサーが抜けて来るかな、と心配なこの頃です。
QUAD はハイエンドにはほど遠いけれど、お気楽便利なリモコンで、まったりと音楽を聴くのにはちょうど良いです。
もう少し、ホコリの少ない環境になったらコンデンサー・スピーカーを欲しいと思うこの頃です。

ビンテージ オーディオ専門店:ウエスタンラボ・オンラインショップ
http://westernlabo.net/

有限会社 ウエスタンラボ
http://www.westernlabo.com/
〒359-1133 埼玉県所沢市荒幡513-5
電話:04-2925-5550


371 :としぼちゃん:03/01/05 02:29 ID:???
>>所沢のWL
あそこがQUADの面倒を見てくれるとは知らなかったので参考になりました。


372 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/05 21:30 ID:???

Westernのアンプの修理をしたふりをして、トランスをタムラにいれかえる、あの○エスタ○・○ボですか???


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 15:56 ID:MxhyXhMK>372
ウ○スタンラボの件。

私も昨日、トラッキング不良66CDの修理見積を依頼しました。
ところがあんた、金額を見てびっくり。
5万円ですよ!調整だけで
ピックアップを交換したら10万かかるんだそうです。

私は66CDを10年前に10万で買ったんだが・・・
足もと見るのもほどがある。


401 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 17:46 ID:???
>>400
ラボを擁護するわけでも貶すわけでもないけど、
あなたがいくらで 66CD を買ったかはこの際、まったく関係ない。

技術料というのは、安くないよ。
CDの調整にそんなに時間がかかるとは思わないけど、一定水準のエンジニアを時間拘束するんだから。
ピックアップだって、メーカーから補修部品をとれるのならばともかく、そうじゃない現状では、
以前からこの日のために保管していた部品を取るのか、他の機械からとってくるのか
とにかく、結構大変なはずだよ。

10万円というのは、確かに高いな。とは思うし、>>400 が足元を見られている気はするけどね。


402 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 18:12 ID:yCiJtKMd
>>400
ピックアップ交換ならハーマン(旧代理店)で直しても10万はないにせよ 6-7万はとられたと思うよ。
修理っていうのは高いものだよ。

403 :401 = 372:03/01/30 19:57 ID:???

>>402 の言うとおりならば、正規代理店が存在しない今、
正規代理店でもなければ難しそうなピックアップ交換を代理店料金の5割増し程度でやるというのは、良心的だわ。

販売店も霞を喰っていきてるわけじゃないんだよな。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 23:20 ID:eIKwhAUw
>>400
あの店は止めたほうがよい。

405 :403:03/01/31 02:21 ID:???

ちゃんとした修理をするのならば、金額はそんなもんだと思うよ。
それを高いとか言ってる >>400 は世間知らず。

ただ、>>372 に書いたような逸話があるからさ。
これは、5年くらい前にMJの売買欄で知り合ったおじいさんからユニットを譲ってもらったときに、そのおじいさんの経験談として聞いた話な。

金額に見合うちゃんとした修理をしているとは到底思えないわけだよ。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 08:42 ID:???

多くは語りたくないが、俺もあの店では嫌な経験をした。
>>404 に一票。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 17:46 ID:Ugj33q90

66CDのピックアップ交換は一年前にハーマンで3万円前後と言われました。
そのうちできるとたかをくくってたら、いつのまにやら代理店がなくなってた。
あんとき、やっときゃ良かった。

480 :66CD:03/03/10 18:15 ID:wI8F8NVJ

あのー、馬鹿な質問かもしれませんが、66CDを使っていて、66PRE が欲しいなどと思っていますが、やはり44の方が、プリとしては傑作ですか?
何となくリモコンとデザインがそろうというのが気になってまして。
 現在は 66CD、ミッションサイラス2+PSX、Rodgers LS3/5A を使用しています。


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 19:43 ID:???

66pre入れると606も入れざるをえなくなるのがクワド沼の恐ろしさ


487 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/11 09:43 ID:???
>>480
44プリは自分的には「明瞭」、「精緻」等の誉め言葉を使いたいけど、
ある意味最も「普通」、「無難」なプリではないでしょうか。
66プリ はQuadらしくマターリ系、真空管アンプで良く言う「飴色の艶」があると思う。
エコー成分も多め。
66Aになると 44 に近く、客観的な傾向。
あくまで個人的ではありますが、使ってみての感想です。


545 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/26 22:56 ID:???

405, 510, 606
どれが一番いいのかなあ。 どなたかお教えください。
と、大好きな QUADをageてみる。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 00:32 ID:fUaqPWgA

とりあえず405を買って下さい
もちろんプリは44で


547 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 22:49 ID:???
>>546 に同意。
あくまで405だよ。405-2 じゃなくて。
405-2 はコストダウンでトランスがだいぶ安物になっている。
うなりが出やすいのも 405-2 のほう。

端子がDINなので一般的には使いにくいかもしれないが、
くれぐれもRCAに付け直すような美しくないまねはしないように(笑

# 良くオークションに出ているけど、改造じゃなくて、壊してるんだよな。ああいうのは。


550 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 00:39 ID:???

405がいいって?
それは意外なお言葉だ。
おれとしては、405は眠いな。
まだ405−2のほうがいいよ。


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 21:07 ID:???
>>550 に同意。
モデルチェンジと称して手抜きをやるようなメーカーじゃないよ QUAD は、
日本のメーカーならともかく。405-2のほうが良いのは当然でしょ。


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 02:38 ID:nj102XFA
>>557
その論理から言うと 405-2 より 606 の方がいいという結論になる訳だが。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 02:52 ID:???>>559

606 より 77,さらに 99 がいいわけでつね?


561 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 08:22 ID:???

99以外のすべての機種を使い、Quadは古いほど良いなどと得意げにふれ回った時代もあった。
しかし今思うのは、Quadのampは各々にかなり違う個性が持たせてあるということ。
どれが良いなどと短絡に判断しないことをお勧めする。
これは不当に冷遇されている77に至ってもそうだ。
長期に使い、鳴らし方を理解するまで軽々に判断しない方が良いと思う。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 08:29 ID:???

俺は全部を使った訳じゃないが、同様なことを思ったことがある。
>>561 さんのレスは基準にすべきひとつの見識だと思う。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 20:13 ID:???
>>561
さすがにすべての機種は使ってないですけれど
それぞれの機種にそれぞれの良さがあるというのは同意。

上級機を買ったため売ってしまった機種も、しばらくたつとまた聞きたくなって、手放したことを後悔する。
405−2のちょっと細身でマットな質感のある音、また聞きたいよ。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 22:57 ID:???

ヤフオクに 606っていうパワーアンプでてたんですが、
定価いくらくらいなんだろ。聴いたことある人いらっしゃいますか?


599 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 16:11 ID:???
>>596
買値で20万くらいだったかな?
405に比べると高音の硬質感が無くなって、味わいという点では一歩後退した感がある。
パワーの差もそれほど感じない。

ただ、上にもあるように 405 は結構トラブル多いけれど (私の405もノイズでダウン)、606 は 15年間ノートラブル。
なんやかんや言いつつ、ずっとメインシステムから動かない。

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 09:49 ID:???
>>596
ヤフオクに出てるのは「606」とあるが、画像見ると後期型の「606A」。
606よりは硬質感があり、405−2にやや近い。
但し、組合わせ方にもよるが 405又は 405−2 の持つ「生命感」のようなものは出しにくいかも。

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 15:14 ID:???

Quad 606A昔使っていましたが、まったりしすぎず硬質感がむしろ好きでした。
結構よくキビキビ鳴らしてくれてたなーという記憶があります。

611 :としぼちゃん:03/04/27 20:17 ID:???

606と606Aの外見上の違いは上部の角が直角(606)か、45度カットされている(606A)か。

内部は606がEIトランス、606Aがトロイダルトランス。
また606は最初はQUAD606の文字が灰色で同じ大きさの字体。
のちに今回出品のようにオレンジ色の小さいQUADと大きい606の数字のデザインに変わりました。

なおこの字体は606Aでも同じです。

606の前期と後期は知っている範囲ではデザイン上だけで内部の変更は無かったと思います。


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 01:31 ID:???

66PRE と 66A PRE を見分ける方法ってあるんでしょうか?(外観やシリアルNOなどで)
どなたかご存知ですか?


620 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 20:32 ID:???

確か、66A は入力ごとのアッテネーション、ティルト、フィルター設定をプリセットできたはず。66 はこれがない。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 13:49 ID:???

外観から判断するには製造年月が有効
66Aは93年登場

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 14:46 ID:???
>>620
当方66PREは持ってないのですが、ちょっと疑問があります。
過去ログ見ると66のCD入力は特性に若干問題があるようなんですが、
66CDや67CDのような純正の組みあわせでもあまり良好ではないんでしょうか。

66A PREはアッテネーション、ティルト、フィルター設定が設定できるようなので
あまり心配いらないようですけど、66PREってやっぱり避けたほうがいいんでしょうか?
https://hobby.5ch.net/test/read.cgi/pav/1027078311


14. 中川隆[-11749] koaQ7Jey 2018年5月02日 19:42:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12883]

渡邊芳之‏ @ynabe39
QUAD 67CDの壊れたギアはちょっと力を入れたら粉々に割れてしまった。これはダメなわけだ。世界中でこれが原因で67CDが動かなくなっている。
8:20 - 2012年10月4日

こんぽた‏ @cornpt · 2012年10月4日
@ynabe39 あー古い機器によくある話ですね…。20〜30年前ぐらいの機器の多くでコスト削減とか当時の技術的限界であまりよろしくない樹脂部品とか使ってて、劣化が進んでどんどんダメに成ってるみたいです。
https://twitter.com/ynabe39/status/253877344178143232

QUAD 67 CDプレイヤ− 修理
http://amp8.com/amp-etc/cd/quad67cd.htm


平成14年10月21日到着 

•A. トレーの開閉が上手 くいきません。(手で押し込めば何とかなりますが)ピックアップ その他には問題がありません。中でカラカラいうので、ケースを開 けるとプラスチック片が少し出てきました。何かが劣化したのかも しれません。

•B. 原因
  歯車が欠けている

•C. 修理状況

•D. 使用部品

•F. 修理費   50,000円



A−1. 前から見る

A−2. 上から見る

A−3. 後ろからCD部分を見る

A−3. CD部の駆動歯車 の拡大
     写真の様に、ラックの歯幅に比べて、噛み合う歯車の幅が、半分しかない!
     この製作費が問題、現在製作できるところを検索中

A−3. CD部の駆動歯車 の拡大
     歯車を点検したところ、素材が悪く、ぼろぼろ、よって下のプールまで全て作る。

  この歯車を作るのに5個で6万円かかります(材料は真鍮、プラスチック可)。
  NC旋盤なので10個以下価格に関係なし、納期=暇なとき。
  それ以下で制作出来る方メール下さい。
http://amp8.com/amp-etc/cd/quad67cd.htm



15. 中川隆[-11748] koaQ7Jey 2018年5月02日 20:02:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12883]

2008年2月 5日 クォード(QUAD)77CD CDプレーヤーは難しい?
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/02/quad_77cd_cd_da58.html

♪pastel piano♪さんが、箱庭的ピュア・オーディオを再開された(ちょっと休んでいただけだけど)のに触発されて、久しぶりにオーディオネタをふります。


http://arukunakama.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/02/05/quad77cd.jpg


Quad77cd 上段:NEXT BASE NB-656 マルチ・プレーヤー(MPEG4/DVD/VCD/CD/SVCD/KODAK PICTURE/JPEG CD) 中国製 時価3,995ペソ(円価8,000円)

下段:QUAD 77CD CDプレーヤー 1995年発売、240,000円 W32.1XH6.5XD30.0 重量 3.5kg

お勧め度:★★★☆☆、コストパフォーマンス:★★☆☆☆

前回、トリオードのルミナスというDACの関係で上段のNEXT BASEを紹介しましたが、今回は、下段のクォード77CDを紹介します。これは、以前使っていたSONYのCDP−X5000が壊れてしまったので、急遽、2006年12月に日本に帰国したときに中古で100,000円ほどで買った機種です。

さてこのときに、名古屋(地元)のオーディオ専門店をいくつかまわってCDPを新旧を問わず視聴してまわったのですが、意外とこれはという機種に合いませんでした。大学の頃からですからかれこれ20年ほどオーディオファンをやっているわけですが、お店の人に聞いても、ピュア・オーディオ自体が不振だとか、専門オーディオメーカーが経営不振とか不景気な話ばかり。たとえば、CDトランスポートを自社生産するメーカーが2社になってしまったとか、バブルの前の重厚長大なオーディオ機器をみてきた身からしたら、たいした様変わりようでした。

以前のブログでも書きましたが、音楽を聴かせてくれるという意味で言えば、はっきりと海外オーディオのほうが結果として安上がりなのではないのかと思います。それでもこの数年、本格派志向の小さくてもスタイリッシュな性能のいいレシーバー(CD,ラジオなどの一体型アンプ)が、内外のメーカーから発売になったことは非常に喜ばしいことです。

ところで、クォードのCDプレーヤー自体のレヴューをすると、この価格(24万ととるか中古の10万ととるかで変わるかもしれませんが)としては、まあまあのモデルなのではないのでしょうか。具体的にいうと音に濃くがあります。中低音のまったり感と、結構、高音の抜けがよい点、音の分離がよい点、一言でいうと中庸な音がします。

これって当たり前のことのようなのですが、なかなか難しいのです。間違ってもドンシャリではないし、分離の悪い団子の音でもない。適度に音の横の広がりと奥行きが感じられる。派手な音ではありませんが、たとえばシンバルのきらめきやバスドラの音がそのまま聴こえる。この当たり前のことが、なかなかできないんですよね。

同時に試聴した日本のメーカーのCDプレーヤーの音をざっくりというと、繊細かもしれないがどうも音が薄いというか細い感じがする。淡々としすぎていてコクがない。それとは逆に音量を押し出しすぎてすぐに音がかぶってしまったり団子になってしまう。精密機械的な魅力はあるかもしれないが、それは音楽を聴く道具ではないといったところでしょうか。逆に個性というか音楽性を求めると、国産の場合、すぐに30万、50万かかってしまう。

今回、♪pastel piano♪さんが、クリークのCDプレーヤーを新規購入したそうですが、素直にいい買い物をしたなあと思うわけです。(たしか、このとき同時にそのクリークのCDプレーヤーも試聴したと思いますが、国内製品の50万円以上の機種に劣らないような味のある音を出していました。)

http://www.audiostyle.net/archives/51241855.html

あと機械として面白いことも紹介しておきます。@メインパワースイッチが裏面にあって、表にスタンドバイモードがある。つまり電源を入れっぱなしにしておくことを前提にしているようです。Aディスプレイは残り時間表示。つまり1曲の全体が示されて0に向かって減っていく。これはこれで楽しい考え方だと思います。B1曲目の前曲を選択すると最後の曲が呼び出される。つまりループになっているんですね。

77CDになった改良点として、上級機の67CDプレーヤーでは前面スイッチがトレイの開閉とパワーしかない(リモコン利用を前提)のに較べて、77CDでは一応、本体前面のスイッチで一通りの操作ができます。その場合、スイッチが赤いインディケーターで、リモコンを使うとオレンジ色のインディケーターとなります。なんか変なこだわりが人間くさくて面白いです。ところである雑誌にデジタルアウトがあると書いてありましたが、この77CDには同軸も光リンクも、つまりデジタルアウトはついていません。RCAアウトだけなのでご注意を。当時、まだDACの重要性もいわれていませんでしたし、クォードとして完結していたということでしょう。ちなみにクォードリンクの端子はついています。

♪pastel piano♪さんが何度も強調している点ですが、舶来オーディオのおもしろさは、このクォードとかリンとかネイムとか最初から小さなサイズで設計されていること。この77CDも躯体に鋳物みたいな素材をつかっており、なにげに発熱効率を考えたりしているんですね。このような芸の細かさを知ると、なんか造った人の心意気を感じます。無理に大きいものを小さくするのではなく、ミニマム・マックスなものを作ってしまう。図体だけ大きくて中はすかすか(失礼)のものとは考え方が根本的に違います。

あと車の世界でもクラシックカメラの世界でもそうですが、高くてもいいものはなかなか値崩れしません。発売されて10年以上たって半額ちょっとで売れるってことは??

また、高ければ無条件でよいかといえば、そうはいえないところがまた面白いところです^^?

やっぱり日本の社会もこれだけ成熟してきたのだから、せめて5年間はモデルチェンジをしなくてもよいようないいものを作ってほしいですね。

これは安くてよいものを作ろうとする日本の開発モデルを否定するものではけっしてありません。それはそれで必要ですし、安くてよい品質のものが誰にでもあまねく手に入る世界は素敵で幸せなことです。でも、フラッグシップというか、マスターピースというか、ラインアップの中に、ひとつかふたつくらいは値段が高くても、みんなの憧れとなるような夢のある商品があってもいいのではないかと思います。

Quad77cdbose P.S.

NEXT BASEとトリオード・ルミナス1.0の組み合わせと、クォード77CD。

本音をいうと、実は、はるかに安物のNEXT BASEからデジタル(同軸、光リンク)でルミナス(18万円)につないだほうが、いい音がしています。クォードよりも、こちらのほうが音がみずみずしいのです。ルミナスについては、こちらの記事もどうぞ。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/06/luminous_10_da_b97d.html

またグーグっていて、同じような論調の記事を見かけました。こちらもご参考あれ。

http://homerc.net/avq-log/log2/465.shtml

ではでは^^?


コメント

例によって大変な遅レス深謝〜m(__)m
しばやんさん良い人なので結構甘えております。。。

ルミナスDAC、なんか可愛い・・・。
QUADのCDプレーヤーといえば現行は99CD-S Classiqueですね。結構良いみたいですよ♪(まだ試聴してませんけど聴いたら欲しくなりそうで怖い。)
http://www.ippinkan.com/quad_99_series.htm

クリークのCLASSIC(£850)辺りと価格的にもライバルっぽいです。本国で£649。VAT引いて個人輸入でしたら11万くらいで買えそう(爆)この記事読み応えありますので、うちのQUAD11Lの記事やこれから投稿するクリークの記事に是非トラパ下さいませ。
投稿: pastel_piano | 2008年2月10日 (日) 08:10

ぱすてるさん、こんにちは。

いつも書き込みありがとうございます。逸品館さんのクォード99シリーズの紹介記事、参考になりました。でも、これだけ煽ると、本当にほしくなってしまいますよね^^?
逸品館さんのレヴューでも「癖がない」という言い方がされていましたが、まさにそのとおりだと思います。
必要十分の機能だけに絞り込んだ機能美というかすがすがしさを感じますね。

ルミナスDACは確かに可愛いです^^?おまけ機能の3色のイルミネーションライトは遊び心をくすぐります。でもイルミネーションの色によって音が変わると某ステレオ誌が、まじめにレヴューしていたのにはちょっと参りましたが^^?(変わったような気はしますが、たぶんに気分の問題じゃないかなあ。)
投稿: しばやんです。 | 2008年2月10日 (日) 11:03

ぱすてるさん、トラバの仕方がわからなくてごめんなさい。
とりあえず、L11の記事のリンクは、以下のとおりです。

http://app.blog.livedoor.jp/pastel_piano/tb.cgi/50171496
投稿: しばやんです。 | 2008年2月10日 (日) 12:03

欲を云えば、QUAD66CDと同じサイズとデザインのプレーヤーが今更敢えて欲しいです。出来れば実売10万切る価格で(爆)

>イルミネーションの色によって音が変わると某ステレオ誌

オーディオビジュアル混合システムの場合は顕著ですが、人間の聴覚は視覚、特に光の影響でかなり脳が惑わされます。ですから画面が動いている時点で音の評価はきちんと出来ないのです。また、全く同じ画質でも、再生時に音質を変えるだけで不思議と違う画質に見えます。これと同じで目にする光の影響で音が違って聞こえるのはあり得ると思います。部屋の色で肌で感じる温度感も違いますよね。よってこれは光と色による幻惑です。これとは別に、上方開放型のCDトランスポートの場合、部屋の明るさや光の色の影響はそれなりにあるかも。
投稿: pastel_piano | 2008年2月10日 (日) 14:42

確かに、横30cm幅ってレコードジャケットと同じ幅ですし、もっと普及してもよいサイズかもしれませんね。私もこのサイズで選択肢が増えるとうれしいです。

ところで、イルミネーションの件、確かに音が変わるんです。ただ、誌面でまじめにクラシックならこの色とかジャズならという語り口調のあほらしさ?がなぜか頭に残っていたものですから。

別になに色で聴いてもいいだろって感じで^^?
投稿: しばやんです。 | 2008年2月10日 (日) 16:17

イルミで音変わりますか〜、何でだろ。箱か何か被せて光が見えないようにしても印象違います?色でダイオードの発生するノイズパターンが違うとかあったりするのかしら。

そういえば以前、PIONEERの倒立型ターンテーブルCDプレーヤーが全盛だった頃、一部機種にターンテーブル用のカラーシートが付属していて、クラシックならグリーン、ジャズなら赤、ロックポップスでは黄色が向いているとか言ってました。
投稿: pastel_piano | 2008年2月10日 (日) 19:04

どうしてなんでしょうね?でも、ルミナスのダイオードの色で音が変わるというのは、実は以前から結構、有名な話です。あと確かに見た目の印象もあるんでしょうね。

部屋の電気を落としてみると意外と雰囲気がありますね。

さすがにアルバムごとに変えることはあまりしませんが、初期設定として、今までは黄緑色だったのを、最近は青色にしています。たまに色を変えるのも気分転換になります。
投稿: しばやんです。 | 2008年2月10日 (日) 22:19
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/02/quad_77cd_cd_da58.html


16. 中川隆[-11746] koaQ7Jey 2018年5月02日 20:20:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12883]

Triode Luminous 1.0 DAコンバーター
定価:180,000円

16/20/24bit.32/44.1/48/88.2/96KHzサンプリング対応 

光入力2系統、RCA入力2系統
3kg

なんといっても特徴的なのは増幅素子がFETと真空管の2系統の出力回路があり、それぞれ違う音が出るのが魅力です。ソースや気分によって切り替えられます。
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/06/luminous_10_da_b97d.html


17. 中川隆[-11807] koaQ7Jey 2018年5月03日 10:05:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12964]
Quad 66 CD Player の本当の後継機は Quad の新製品ではなく、EAR Acute Classic だけど、値段が高過ぎ(今は日銀金融緩和で極端な円安になってるから仕方ないんだけどね)


EAR Acute Classic 
メーカー希望小売価格 890,000円(クロム仕上げ・税別)・798,000円(ブラック仕上げ・税別)


Ear , Acute Classic - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Ear++Acute+Classic


Acute Classic - ヨシノトレーディング

この一台で、DAC/真空管プリアンプがついていて、ヘッドフォン使用も可能なワンボックスデジタルプレーヤー。


CD の販売が落ち込み、CD プレーヤーをラインアップに揃えるオーディオブランドも年々減ってきています。

CD 再生に対する音の追求は、もはや時代遅れなのでしょうか?
CD はもはやその音楽メディアとしての役割を終えようとしているのでしょうか?

全世界のミュージックファンのCD ラックに納まったコレクションは、かつてのアナログレコードのように廃棄の運命をたどるのでしょうか?

「いいえ、そんなことはさせません...」

EAR の主催者でありオーディオデザイナーである「ティム・デ・パラヴィチーニ」は、それらの問いに対して、1つの回答を託したCD プレーヤーをここにリリースすることを決定いたしました。

その名も「EAR Acute Classic」。

これは、SACD でもなく、Blue-Ray でもなく、純粋に「CD」の音を音楽的に追求したCD 専用プレーヤーです。

そして今や貴重な「真空管」を採用するチューブ式CD プレーヤーです。

しかしなぜ「King of Analog」と呼ばれるパラヴィチーニが、このタイミングでCD プレーヤーをリリースするのでしょうか?

アナログが脚光を浴び、多忙を極めるにもかかわらず、あえてデジタル機器でしかもSACD でもなく、CD 専用機を世に問う理由は何でしょうか?


パラヴィチーニは、かつて「EAR Acute」というモデル名でCD プレーヤーをデザインしています。

2005 年にデビューしたAcute はその後、「Acute 3」までバージョンアップしましたが、部品供給が難しくなったことから惜しまれつつも生産が終了していました。

気がつけば音楽を聴くスタイルは、音楽をデジタルコンテンツ化してデータ送信する方式となり、有形なモノとしての音楽メディアの需要は減る一方です。

しかしCD は1982 年の発売開始からすでに34年(2016 年現在)が経過し、アナログ盤が主役だった50年代から80年代半ばまでの期間と同等か、実質的にはそれ以上の長期に渡って、流通量を含め音楽メディアの第1線を走ってきました。

世界に現存する有形音楽メディアとしては最大の枚数が音楽を楽しむ人たちのすぐ手元にあるわけです。

ある意味、もっとも手軽に音楽を楽しめるメディアです。

ダウンロードしたり、パスワードを入力したり、アプリを立ち上げたり、そんな煩わしい作業は一切必要ありません。

電源を入れて、トレイにCD を載せたら、あとは「プレイ」を押すだけです。

これほどまでに普及した音楽ソフトであるにも関わらず、人類はまたしてもアナログの時と同じように、新技術の優位性を謳い文句に CD を過去の遺物として葬り去ろうとしているのでしょうか?

新技術を否定するわけではありません。

まだやるべき事があるはずだ、と言っているのです。

パラヴィチー二がアナログにこだわり続けているのは、まだやるべき事がたくさんあるからなのです。

同じように、CD にもまだやるべき事がたくさん残っているということなのです。

アナログ界の巨匠であるパラヴィチーニが「CD 専用プレーヤー」を、また作ろうと決心した理由は、まさにそこにあるのです。

特にハイエンドのCD 専用機は、各メーカーのラインナップからモデルが姿を消し、安価な普及機以外は なかなか見られない状況になりつつあります。

そんなCD プレーヤーが次々に姿を消していく状況を目の当たりにし、CD が本来持っているポテンシャルを引き出せなくなることが、かつてのアナログが「アナログ=ノイジーで悪い音」という先入観を音楽ファンに根付かせてしまったように、何としてもそれを阻止する必要があったのです。

つまりパラヴィチーニの純粋な音楽に対する熱き想い、そして音源という資産に対する想い、さらには再生装置に対するチャレンジ精神が、今回の「Acute Classic」発表の原動力となったのです。


「King of Analog」の異名を持つパラヴィチーニは、当然のことながらアナログサウンドの響きを愛してやみません。しかしそれは、パラヴィチーニが到達したい「理想のサウンド」という明確な目標があり、そこへ到達するための手段としてアナログが最適だったということが言えます。

つまりパラヴィチーニにとって理想の目標地点に着くためには、デジタル街道を進むよりも、アナログ街道を進んだ方が、やりやすく、尚且つ理想に近づけたわけです。

これが「Acute Classic」の場合、その理想の目標地点に着くためにデジタル街道を歩いていかなければなりません。しかしそれがパラヴィチーニのチャレンジ精神をさらに刺激したのです。 

「Acute Classic」は、デジタルとは思えないほどアナログ感覚に溢れた、アナログ/ デジタルハイブリッドとでも言うべきCD プレーヤーです。

新しくデザインされたエクステリアはEAR のアイデンティティであるクロムフィニッシュのフェシアを奢り(アルミヘアラインブラックフィニッシュも選択可)、モダンでシンプルなスタイルを採用しました。

また、真空管の配置を水平方向の横置き仕様とすることで、これまでのどのモデルよりもシャーシ全体のスリム化に成功し、シャープなイメージを醸し出しています。

最新のモダンなインテリアにもマッチして、美しいコントラストが目を楽しませてくれることでしょう。

回路構成で特徴的なポイントは、デジタル信号は全てパラヴィチーニがデザインしたアナログフィルターを経由して、他のEAR のプロ用オーディオ機器と同様にトランスフォーマーをカップリングしたチューブ式{ ECC88 (PCC88) x 2 } ライン出力段へ送られ出力されます。

この時デジタル信号は、あたかもアナログレコードのグルーブから発せられたような音質に変換されます。

チューブの特性にマッチするように仕立てられたEAR の心臓部である出力トランスは、パラヴィチー二自身が手巻きで納得する音が得られるまで、幾度と無く試行錯誤を繰り返した後に完成させたオリジナルスペシャルメイドのデザインを採用しています。

出力はアナログアウトプット(フローティングバランスXLR、及び同等クオリティーのアンバランスRCA)を備え、アナログアウトにはバランス/ アンバランスともに最大5Vrms の出力を持たせました。

これによりプリアンプを介さずとも、ダイレクトにパワーアンプに接続して駆動する事が可能となり、フロントパネルのアナログ式ヴォリュームで出力をコントロール出来ます。

「Acute Classic」はまた、Wolfson 社製 WM8741 DAC、及びS/PDIF レシーバーを搭載し、3系統のデジタル入力(USB、Coaxial S/PDIF、Toslink Optical S/PDIF)により、PC 等のデジタルセットからのソースで音楽を楽しむことも可能です。

いずれのデジタル信号もパラヴィチーニの理想とするアナログレコードのようなサウンドを奏でるように全てがデザインされています。

昨今、有形メディアとして再びアナログが注目され、その音の素晴らしさに気づいた人々が再びアナログ盤を買い直しているという現象がおこっています。

CD が登場した時にアナログ盤を処分してCD に買い換えたことを思えば、じつに滑稽な話です。

今後、配信やストリーミングを中心とする無形の音楽メディアが主流になっていったとしても、いずれ有形の音楽資産である「CD」にスポットライトが当てられる時がどこかでくるはずです。

なぜなら音が良い/悪いという判断の仕方は、数字や再生の手段で判断されるのではなく、いずれ、好きか/嫌いかという主観に頼るところに行き着くからです。

手段がどうであれ、パラヴィチーニが目指すものは「いい音を届けたい」という信念です。

ゆえにデジタル/ アナログという領域に関係なく、現在のパラヴィチーニの理想に最も近い音を奏でる再生機が、この「Acute Classic」です。

パラヴィチーニの新たなる挑戦を是非お楽しみ頂き、その音の響きを味わいください。

Specifications:


●Playback:
CD 44.1KHz, 16bit PCM 
SPDIF upto 192KHz, 24 bit PCM、 Toslink upto 96KHz, 24bit PCM
USB 2.0 44.1K - 192KH, 16 - 24 bit PCM


●デジタル入力:
1)USB 
2)SPDIF (RCA)
3)SPDIF (Toslink)

●アナログ出力:
1)Phono; 5V rms シングルエンド
2)バランスXLR; 5V rms XLR ピン 2 ポジティブ
3) ヘッドフォン(1/4” ) 16 - 100Ω

●使用真空管:2 x ECC88 (PCC88) / 6DJ8 (7DJ8)

●サイズ( 突起物含まず):W435 x D285 x H65 mm

●重量:8kg
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/acute-classic/


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2016年12月 marantz SA10とEAR Acute Classic 音質比較 (字幕修正版) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=CvEMKdasY34


オーディオ逸品館 2016年11月 
EAR Acute Classic vs. marantz SA10 音質比較テスト
https://www.ippinkan.com/ear_marantz_sa10.htm


真空管らしい艶やかで滑らかな音質が高く評価された「Acute(アキュート)が、2016年10月「Acute Classic」として、純粋に「CD」の音を音楽的に追求するためのCDプレーヤーとして再登場しましたが、CDプレーヤーの需要は年を追うごとに縮小し、「EARのような小規模メーカーがCDプレーヤーを制作する」には、高いコストとリスクが生じるようになりました。新発売されるAcuteも、非常に簡単なメカニズムしか搭載しないにもかかわらず、90万円近い高価な製品になっています。

他方、Esoteric や marantz(DENON)などの大規模オーディオメーカーは、「自社でメカニズムを作る」という手段を講じながらも企業規模の利点を生かし、販売される製品は高級デジタルプレーヤーとしては、比較的低価格に収まっています。

Acute Classic と対照的に、marantzからは「オリジナルメカニズム」と「オリジナルDAC」を搭載しながら60万円という挑戦的な値付けがなされた「SA10」が新発売され、双方のデジタルセクションや機能などを比較すると「SA10」の最新ないメース時に対して、「Acute Classic」はやや時代遅れとさえ感じられてしまいます。そして、その価格は内容を考えると高額に思えます。

そこで「実際の音」が価格に比例するのか?あるいは、Acute Classicが無為に高い機器なのか?を両機を比較試聴して見極めることにしました。


EAR Acute Classic メーカー希望小売価格 890,000円(クロム仕上げ・税別)・798,000円(ブラック仕上げ・税別)


EARの創始者であり主任設計技師である「パラヴィチーニ氏」は、「King of Analog」の異名を持ほど真空管を使ったアナログサウンドの響きを愛してやみません。しかし、パラヴィチーニ氏は、日本で広く愛された「Musical Fidelity A1」の画期的なトランジスター回路の設計も行うなど、彼は真空管アンプだけではなくトランジスターアンプの設計にも鬼才を発揮できるのです。

このようにトランジスター回路と真空管回路のどちらにも優れた手腕を持つ彼が、CDプレーヤーに「真空管出力回路」を使ったのは、単なる彼のノスタルジーではなく、彼が目標とする「理想のサウンド」の実現には、真空管アナログ回路が不可欠だからです。「Acute Classic」は、最新の優れたデジタル回路と、パラヴィチーニが理想とする真空管アナログ回路が組み合わさった、アナログ/ デジタルハイブリッドと言うべきCDプレーヤーなのです。

「Acute classic」がこれまでのモデルと大きく違っているのは、真空管の配置を水平方向の横置きとすることで、シャーシ全体のスリム化に成功し、シャープなイメージを醸し出す薄型デザインが採用していることです。また、このデザインの実現のため筐体や回路のすべてが新設計されています。フロントパネルには、伝統のハンドポリッシュのクロムメッキ仕上げのパネルが採用され、最新のモダンなインテリアにもマッチして、美しいコントラストが目を楽しませてくれることでしょう。

EAR伝統のチューブ・サウンドをこのモデルにしっかりと宿らせるために、パラヴィチーニ氏は他のEAR のプロ用オーディオ機器と同様にトランスフォーマーをカップリングしたチューブ式{ ECC88 (PCC88) x 2 } ライン出力段をアナログフィルターと出力回路に用いました。そしてチューブの特性にマッチするように仕立てられたEAR の心臓部である出力トランスは、パラヴィチー二自身が納得する音が得られるまで、手巻きで幾度と無く試行錯誤を繰り返した後に完成させたオリジナルスペシャルメイドのデザインが採用されます。


この優れたトランス出力回路は、アナログアウトプット(フローティングバランスXLR、及び同等クオリティーのアンバランスRCA)に備わり、バランス/ アンバランスともに最大5Vrms の出力を持っています。これは一般的なCDプレーヤーの2Vrmsの約2.5倍の高出力ですが、出力を高めたことで音楽のダイナミズムが拡大しています。また、この高出力をフロントパネルのアナログ式ヴォリュームにより音量可変出力することで、「Acute Classic」はプリアンプの助けを借りずに、パワーアンプを良好な音質で駆動することを可能としています。

さらにAcute Classicは、Wolfson社製「WM8741 DAC」とそれに対応するS/PDIF レシーバーが搭載され、USB1系統を含む合計3系統のデジタル入力(USB、Coaxial S/PDIF、Toslink Optical S/PDIF)が装備されています。もちろん、いずれのデジタル入力を使っても、パラヴィチーニの理想とするアナログレコードのようなサウンドを奏でるように音質が整えられています。

手段がどうであれ、パラヴィチーニが目指すものは「いい音を届けたい」という信念です。デジタル/ アナログという音源の違いに関係なく、現在のパラヴィチーニの理想に最も近い音を奏でる再生機が、この「Acute Classic」です。パラヴィチーニの新たなる挑戦を是非お楽しみ頂き、その音の響きを味わいください。

CD:44.1KHz, 16bit PCM

S/PDIF:同軸(RCA) 192KHz, 24 bit PCM、Toslink upto 96KHz,24bit PCM

USB 2.0:44.1K - 192KH, 16 - 24 bit PCM


marantz SA10 メーカー希望小売価格 600,000円(税別)


SA11S3の後継機として発売される、SA-10にはマランツオリジナルのディスクリートD/Aコンバーター「Marantz Musical Mastering(MMM)」が搭載されています。このディスクリートDACは、プログラムしたアルゴリズムでデジタル演算を行える「DSP(Digital Signal Processor)を使用することで、一般的なDACチップが行うすべての処理をmarantzがプログラムしたオリジナルのアルゴリズムと専用設計の回路に置き換えることで、より理想的なサウンドを実現するために開発されました。

DACに必要な機能

デジタル信号をアナログ信号に変換するために使われる「DAC」は、オーバーサンプリング・デジタルフィルター、ΔΣモジュレーター、DAC、I/Vコンバーターで構成されます。

・オーバーサンプリング・デジタルフィルター

DACに入力されるデジタル信号の「細かさ」を向上するための演算ロジックです。
オーディオで使われるPCM信号は、縦軸が音量で横軸が時間に当てはまる方眼グラフ上の交点にデーターが置かれるような変換方式でアナログ信号をデジタルにしています。

PCMデジタル信号をアナログに戻すと、出力される波形はサンプリングされる前の「曲線」ではなく、「階段状の線」として出力されます。オーバーサンプリング・フィルターを使うことで、この「階段の段差」が細かくなり、出力される波形がアナログ信号の「曲線」に近づきます。

このとき「元々なかった点(デジタルデーター)」を作り出さなければいけないのですが、前後のデーターの中間にデーターを追加するだけでは、もとあった曲線の膨らみが再現されません。そこで、前後いくつかのデーターを参照にしながら「元々の曲線により近いデーター」を演算により生成します。

「MMM」には、元フィリップスでアプリケーションラボに所属し、「DAC7」でビットストリームDACの開発を担当、「CD-7」のデジタルフィルタの開発者でもあり、現在はマランツヨーロッパリージョンの音質担当者でもあるライナー・フィンク氏が、そのフィルター演算プログラムの開発に参加しています。


・ΔΣモジュレーター

PCMデーターは、「方眼紙上の点」です。この点は「電圧軸・時間軸」の絶対的な座標を持っているので、マルチビットDACではその座標に従って、定められたタイミング(時間軸のデーター)で定められた電圧(電圧軸のデーター)を連続して発生し「階段状の曲線」を出力します。後にこの「階段の角の部分」をローパスフィルターで削ることにより、元のアナログ曲線が出力されます。

ΔΣ変換とは、あらかじめ「点座標」で供給されるPCMデーターを「連続する点(ビットストリーム)」に置き換える変換です。わかりやすく言うなら、PCM信号をDSD信号に変換するための仕組みです。


・DAC
デジタルデーターから、アナログ信号を作り出す仕組みです。
ここまでの「3つの仕組み」が、「MMM」ではmarantzがプログラムしたDSPで行われます。


・I/Vコンバーター
電流として出力されるDACの信号を、オーディオ機器が扱う電圧に変換するための回路です。SA10ではこの部分にビシェイの高精度・高音質抵抗が使われるなど、一般的なICではなくディスクリート回路で構成されます。


・新世代のオリジナルメカエンジン「SACDM-3」
ディスクドライブには、marantzがピックアップの制御とデコードを行なう回路を新開発し、回路を最短、最小化。余分な電流やノイズの発生を抑えた、最新世代のオリジナルメカエンジン「SACDM-3」が採用されます。

出力回路
アンバランス出力、バランス出力は完全に同等グレードで構成され、バランス出力のHOT/COLDの反転は、信号劣化のないデジタル位相反転機能が採用されています。

アナログ基板
左右のアナログ出力回路はシンメトリーにレイアウトされ、チャンネルセパレーションや空間表現力が高められています。

高音質パーツ
アナログ出力回路には、純銅箔を採用した最上グレードのオリジナルフィルムコンデサ「ブルースターキャップ」や、高音質電解コンデンサなどを投入され、電源トランスには、SA-7S1と同等コアサイズのトロイダルコアトランスが採用され、巻線には高純度なOFCが使われます。

アナログ回路とDAC回路に給電するブロックケミコンには、4,700μFのマランツ専用カスタム品が使われます。

アナログ出力端子には、純銅削り出しのピンジャックが使われます。


ヘッドホンアンプ
フルディスクリートで、HDAM-SA2による高速電流バッファアンプが使われ、3段階のゲイン切り替えもできる。本格的なヘッドホンアンプが採用されています。この回路は、メイン回路を高音質化するためOFFできます。


試聴環境

メーカーから届けられた「Acute Classic」を箱から出して聞いたときは、「やはりEARのような小規模メーカーが、CDプレーヤーを初発売するのは無理がある」と感じました。

音の滑らかさ、雰囲気の良さは感じられるものの、同じ条件で聞いたことのある、marantz SA10と比べて情報量(音数)が明らかに少ないと感じられたからです。

試聴は、その後60時間近く連続で再生してから後に行いました。


 Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G) 

 AIRBOW PM11S3 Ultimate 

 AIRBOW MSS-i5 MsHD 6.7


試聴したソフトは、いつもの5曲です。これらの曲をダビングしたCD-Rを聞きました。

さらにCDの音とUSB入力の音を比較するため「新世界より」をAIRBOW MSS-i3 MsHD(HQ Player、88.2kHz/24bit出力)と組み合わせて聞いてみました。


2016年12月 marantz SA10とEAR Acute Classic 音質比較 (字幕修正版) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=CvEMKdasY34

Della
「せせらぎ」

Liza Ferschtman
「BACH VIOLIN SOLO」

Grace Mahya
「Last Live at DUG」

noon
「500 Miles」

DENON
「新世界」

・EAR Acute Classic 890,000円(クロム仕上げ・税別)

 せせらぎ

水の流れる音には十分な高周波成分が含まれ、SACDの助けを借りなくてもすっきりと伸びきったサウンドがCDから再現されます。これは、真空管とトランスを使った良質なプリアンプ「EAR 912」をCDプレーヤーに接続したときに得られる、音質改善と同じです。音の広がりも自然で、手前の水音と近くの鳥の鳴き声、遠くの鳥の鳴き声が、部屋の壁の向こう側から聞こえてきます。

特徴的なのは、音の重なりに一切の濁りがなく、手前の音の向こう側に遠くの音が透けて見えるように聞こえることですが、この透明感の高さにアナログの鬼才と呼ばれるパラヴィチーニの技術が生かされています。

ただ、CDのメカニズムやDACといった「デジタル構成部」は、特別なものが使われているわけではありませんから、marantz SA10のようなぎっしりと音が詰まった密度の高さ、4Kデジタル映像のような緻密さは持ち合わせていません。
フィルム映画を見るような透明感とデリケートな色彩の再現能力を持つ、Acute Classicはディスクに記録された音を「情報」としてではなく、あたかも生演奏を聞く時のような豊かな響きと色彩で「生々しく」再現してくれました。

 バッハ バイオリンソロ

バイオリンから一音が出るその瞬間、弓と弦が触れた音だ出て、それから弦全体が安定した音階で鳴り、それが楽器全体に広がってゆく、その「響きのイメージ」がとても正確に再現されます。今聞いているのは「生楽器の音である」、「生演奏の再現である」ということがダイレクトに伝わってくる音の出方です。

従来のAcuteとの違いは、良い意味でその「響きの乗せ方」にEAR臭さがなく、アナログ回路で「特別な音作りをしている様子」を一切感じさせないことです。

高音はすっきりと伸び、中音は太く響き、低音は豊になる。本当に生楽器をホールで聞いているのと同じような音が出ます。

これこそがEARマジックなのですが、最新のAcute Classicは、本当に自然でその魔法が「見えない(感じられない)」ことが、一番の特徴だと思います。

こういう生々しい音を出すCDプレーヤーは、真空管を使うEARでなければ作れないでしょう。

 モナリザ

ギターの響きが部屋いっぱいに広がります。ボーカルは滑らかで艶やか。レコードを聴くときと寸分違わぬイメージでこの曲が鳴ります。今聞いているのは、ハイブリッドディスクのCD層をリッピングし、今はもうない高音質の「ゴールドCD-R」に焼いたものですが、下手なSACDプレーヤーで聞くSACD層を上回る程高域が滑らかで、高域の倍音もすっきりと伸びています。

驚かされるのは、デジアルのつきものの「ノイズ感」や「粉っぽさ」が全く感じられず、本当にレコードやアナログテープを聴いているのと同じ感覚で、CD(デジタル)が鳴ることです。

こういう音作りに、アナログサウンド30年以上の歴史を持ち、現場でのレコーディングの経験も深い、パラヴィチーニの経験が生きていると思います。

目の前で、人間が、生楽器を演奏している音で、モナリザが美しく鳴りました。

 500miles

ピアノの音と人間の声の違いが、とても良く伝わります。
特にこのディスクでは「ピアノの高い音」がやや硬く、ピアニストのタッチが粗く聞こえがちなのですが、そういう荒々しさは全く感じられません。ピアノの音は滑らかで響きが豊かですが、濁りが少なく透明感たっぷりに美しく響きます。
ボーカルはボディーがしっかり出て、肉付きのよい女性らしい柔らかな音で鳴ります。

驚かされるのはピアノの最低域の基音、そしてペダルを踏む音まではっきりと「生々しく」聞こえることです。今までこれほど深みのある自然な低域をこのディスクから再現するプレーヤーに出会ったことはありません。Acute Classicでこの曲を聴くと、中音が少し前に出てピアノがその後方に位置し、ピアノの高音が上方向に広がり、低音がやや遅れて地を這うような、「音の高低による時間差」が本当に見事に再現されます。

こういう音は、「現場の音」をしっかりと記憶している、パラヴィチーニが「生音に近くなるようなアナログ回路」をAcute Classicに与えたからこそ実現した音で、デジタル回路だけで作られた機器ではとうてい実現できないでしょう。なぜなら、再生時の「響き」がなければ、実現しない音だからです。

私は2016年末発行のDMにオーディオ機器は、失われた響きを再現し、入力される音よりも出力される音をより「生々しくできる」という持論を掲載しましたが、今聞いている音は、まさしくそういう「失われた響きが見事に復元された音」です。

 新世界より

楽曲が始まる部分での、金管楽器の響き、弦楽器の響きの再現が見事です。Acute ClassicはEAR製品全般に通じることですが、「響き」の再現性、その「芸術性」の醸し出し方が実に見事です。

デジタルの音はアナログに比べると、動きが少なく「静止して」感じられる事があるのですが、Acute Classicで聞く新世界よりには「生きた時間の流れ」が感じられます。

演奏が進むにつれて刻々と変化する「響きの変化」に夕日が雲を照らし、刻々とその美しさを変えて行く様子が感じられます。響きの広がりと収束。色彩感の変化。本格的な交響曲ならではの「リッチな時間の味わい」が見事に再現されます。
今聞いているのは「音」ではなく、演奏そのものです。それも、生よりもさらに素晴らしく作り上げられた、再生芸術(演奏)そのものです。オーディオ機器は、生演奏をより美しく、生々しく再現出来るという「事実」をAcute Classicは、聞かせてくれます。

  新世界より(USB入力)

CDに比べるとほんの少しだけ響きが減った分、演奏が落ち着いて感じられます。CD-Rで聞くこの曲が「春から初夏」にかけての雰囲気だとすれば、USB入力で聞くこの曲は「夏の終わりから秋」に欠けての雰囲気です。

音質的にそれほど大きな変化は感じられませんが、雰囲気が一ついて少し「客観的」な部分が醸し出され、普段聞いているこの曲の雰囲気に近くなります。

素晴らしいと思うのは、CDの再生、USBでの再生に関わらず、CD(44.1kHz)にありがちな高域の閉塞感が全く感じられず、高域の倍音がすっきりと伸びていることです。

今聞いている音であれば「ハイレゾ」でなくても、十分アナログに匹敵するサウンドが得られます。少なくとも下手なデジタル機器で聞くハイレゾよりも、遙かに高域ののびは良く、楽器の音が自然に聞こえます。

色彩感も豊かで、この音であればUSB-DACとしても価格相応の価値を十分感じ取っていただけることでしょう。


・marantz SA10 メーカー希望小売価格 600,000円(税別)

 せせらぎ

今までのフラッグシップモデル「SA11S3」では少し気になっていた、高域のざらつきや堅さが完全に消えているところに「MMM」を採用した「SA10の良さ」が感じられます。水の流れる音、鳥の鳴く声は柔らかく、十分な厚みがありますが、すっきりと明快なサウンドで「ぼやけた感じ」が一切ありません。

Acuteとの違いは、水泡がはじけたときに飛び散る「細やかな水しぶき」が伝わる感覚、いわゆる「空気感」が弱いことです。しかし、これはSA10が弱いのではなく、Acuteの「真空管を使った音作り(本来録音されていないものを、あたかも存在するように感じさせる力)」を褒めるべきでしょう。

立体感はスケールが若干小さいですが、それが逆に「空間の密度感を上昇」させることにつながっているので、善し悪しではなく、好みの判断になるでしょう。
PCMのように輪郭が強くなりすぎる事がなく、下手なDSDのように滑らかになりすぎる事もなく、marantzらしい暖かく滑らかな音でせせらぎが鳴りました。

 バッハ バイオリンソロ

Acuteで聞くこの曲に比べると、SA10は表現がやや穏やかですが、細やかな楽器の音の変化や奏法のバリエーションがきちんと再現されるので、演奏にじっくりと耳を傾けたくなります。

Esotericのように堅くなく、LUXMANのように柔らかくなく、Accuphaseのように色が薄くなく、SA10のバランスはとてもニュートラルです。音が滑らかで密度も高く、バイオリンの鋭さと柔らかさのバランスが秀逸です。

Acuteのような「海外製品」と比べると、落ち着いたムードになりますが、フェルシュトマンが自分の音のじっくりと耳を傾けながら、知的にバッハを奏でている様子が伝わります。

プレーヤーで極度に色づけしない「端正な音」が魅力的に感じられました。

 モナリザ

切れ味の良い透明な響きを聞かせたAcuteとは違って、ギターのサイズが一回り大きくなったように、低音の響きが太くなり、その部分の余韻が長く感じられるようになります。けれど、変わるのは低音だけで、中高音の響きの量や余韻の長さは、Acuteと同じです。

ボーカルはギターと分離して聞こえます。この部分、ギターとボーカルの絡みがとても親密に感じられたAcuteとは一線を画します。

質が高く端正な音ですが、Acuteと比べるとやや「艶」が少なく感じられました。

 500miles

Acuteで聞くこの曲は「生演奏を聞いている雰囲気」を持っていました。SA10では「レコーディング現場」が見えてきます。

ピアノとボーカルの立体関係はややあやふやで、音像も肥大します。密度は高いのですが、それぞれの音が出てくる「タイミング」が同一なので、音が空間でかぶっています。

一つずつの音は悪くない、むしろ優れているのですが、音楽表現で重要な「間」が形成されません。

B&Wのスピーカーもそう聞こえますが、B&Wをモニターとして作られたSA10も同じ傾向を感じさせます。

 新世界より

録音の良いこのソフトではSA10の持つ「音の良さ」がしっかりと発揮されます。
PCMをすべてDSDに変換してからD/A変換する良さでしょうか?音が本当に滑らかで、良質なアナログソースを聞いているような「厚み」も感じられます。

金管楽器や弦楽器の音が重なる部分では、それぞれの音が見事に分離し、団子状に重なることがありません。あくまでも、細やかな音が美しく重なり合っているように聞こえます。

演奏の流れはとても穏やかで、不安なく新世界に踏み出していける、希望にあふれた音楽に聞こえます。また、ノイマンの指揮らしい「一糸乱れぬ統一感」も強く出ます。
音の量、厚み、すべてが満足できるレベルです。


  新世界より(USB入力)


S/N感、密度感、低域の安定感でUSB入力はCD-Rを上回ります。

しかし、その差はそれほど大きいものではなく、CD-Rでの再生とほとんど変わらない雰囲気で新世界よりが聞けます。黙って切り替えられたなら、どちらがそれとは言い当てられないほどの差でしょうか。

それでも中低音のハーモニーの厚み、小音量部の音の数、音が消え入る部分の静寂感など、回転していないものからデーターが取り出されているという「安定感」が感じられます。

ダイナミックレンジも少し拡大し、最大音量部の音量がわずかに大きくなっているようにも感じられます。

USB入力でこの音が出るのであれば、CDの再生でディスクにこだわる必要はないと思います。


試聴後感想

試聴レポートの最初に書きましたが、「最新技術を惜しみなく投入した marantz SA10」と「ノスタルジックな真空管を搭載したAcute Classic」では、全く勝負にならないと考えていました。

しかし、比較試聴を追えた今、その考えが全く違っていたことを知りました。

私自身
「デジタル機器はスペックではなく、出てくる音で選ぶべきだ」、
「デジタル機器の音質のキーポイントは、デジタル回路のスペックではなくアナログ回路の優劣だ」

と何度も書いてきていたにもかかわらず、今回はあまりにも違う「スペックの差」に完全に目が曇ってしまったのです。

SA10 はこの価格でよくぞここまで!と賞賛できる音質です。同じ国産製品で比較するならば、その価格は他社製品の1.5〜2倍くらいに匹敵するでしょう。特に、今回はメカニズム、DAC共にオリジナル化してこの価格ですから、その努力の実現は高く評価されるべきです。

しかし、EAR Acute Classicは「音楽の再現性」において、SA10をあっさりと退けてしまいました。

詳しい音質の違いは「試聴レポート」に記述したので省きますが、Acute Classicは「出力回路にEAR 912をおごっている」あるいは「CDプレーヤーと素晴らしいプリアンプが一体化したモデル」と考えなければなりません。

良質なプリアンプをCDプレーヤーとパワーアンプの間に使うと、音質がワンランクあるいはそれ以上アップすることはよく知られています。Acute Classicはまさしくそういう「プレーヤー」です。

このプレーヤーなら、高級なプリアンプを使わずに内蔵のボリュームを使ってパワーアンプに直結したり、あるいはプリメインアンプに繋いでも、100万円以上のプリアンプを使ってそれらを繋いだときと同等の「響きの良さ」が実現するでしょう。そう考えれば、その価格は思わず「バーゲンプライス!」と叫びたくなるほどの価値を持ちます。

少なくともクラシックやバラードなど、じっくり聞きたい本格的な演奏では、私は SA10 ではなく Acute Classic を選びます。

また、USB入力でもそのアナログ的な雰囲気が味わえる Acute Classic は、SA10 を超えるムードの濃さで音楽を再生したのです。

Acute Classic が SA10 を超えたのは、パラヴィチーニの経験が成し遂げた奇蹟でしょう。

聞かなければ信じられない。聞けば虜になる。それが、Acute Classicの魅力です。

逸品館代表 清原裕介
https://www.ippinkan.com/ear_marantz_sa10.htm


18. 中川隆[-11886] koaQ7Jey 2018年5月04日 07:07:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13078]

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic
メーカー希望小売価格 890,000円(クロム仕上げ・税別)・798,000円(ブラック仕上げ・税別)
チューブの特性にマッチするように仕立てられたEAR の心臓部である出力トランスは、パラヴィチー二自身が手巻きで納得する音が得られるまで、幾度と無く試行錯誤を繰り返した後に完成させたオリジナルスペシャルメイドのデザインを採用しています。
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/acute-classic/


EAR DAcute

真空管アンプで有名なEARです。この DAC はかなりアナログ的で濃い音がするのですが、中身はこんな感じです。

http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=9015

真空管関係はあまり詳しくないので正確なことはさほど言えませんが、真空管とトランスがこのDACの音の秘密だとは思っているのでそれについて書きます。間違ってるところもあるかもしれませんのでこの項目は話半分でお願いします。

正直DAC基板自体はとても平凡な設計です。これだけではまず大した音は出ないです。それ以降のアナログ段に音の秘密があります。EARのパラヴィチーニが発言していたことですが、実は真空管はなんでもよく重要なのはトランスだそうです。トランスは市販品では満足できず元々手巻きで自作していたというお話があります。トランスの特性が音を決めるということですね。

トランスの特性で重要なのはアイソレートとLPFを兼ねていることだと思っています。特に現代のDACの場合はどちらの特性も重要です。現代のDAC基板は音声を作り出す源流でもありますが音声帯域外ノイズ源にもなっています。現在ではほとんどのDACが帯域外ノイズを吐き出すデルタシグマ式です。このDACも例外ではなくWM8741を使っています。DAC素子が直接置かれている基板はDACの動作とクロック信号によって汚れています。なので直接この基板にアナログ回路を接続することは帯域外ノイズの音質的影響が無視できません。この帯域外ノイズは配線を接続しただけでGNDにも伝わりますしアナログ信号路にも伝わります。マルチビットDACだと無対策でもこの帯域外ノイズが圧倒的に少ないことが最大の優位性だと考えています。

そこでトランスの出番です。GNDを物理的に分割できる上に周波数特性も制限されるトランスはこの帯域外ノイズをGNDからも音声信号ラインからも除外する役割を果たします。EARの設計は信号伝達の全段にトランスを挟み込むのが特徴ですが、このトランス段を通過する度に帯域外ノイズを遮断し基板間のノイズ伝達を防ぎます。それが結果として広帯域で見ればSNを向上させることになります(帯域内SNは変わらない)。これがEARの音の良さの秘密その1であると考えます。

次に真空管です。よく真空管は特性が悪いが音は良いと言われますが、真空管の最大の音質的優位性はその動作電圧だと考えています。動作電圧と信号電圧が高いということは外来ノイズや抵抗から発生するノイズを見た目上小さくすることが可能です。真空管では電源が300Vで信号が50Vとかが普通にあります。特に抵抗ノイズは音質的影響がかなり大きいですのでこれは重要です。抵抗は値が2倍になってもノイズ発生量は2倍になりません。真空管をつかうと信号レベルを大幅に上げることができるので半導体アンプと比べて伝達中の信号SNの観点で優位性がある、これが音の良い理由だと思います。

以上のようにEARの優位性は多段トランスと真空管の組み合わせによって広帯域SNの向上と信号帯域SNの確保、この2つの要因によって達成されていると思っています。このような設計なら緻密なノイズ対策や部品選定など一切やらなくてもよくなると思います。だからEARの内部は音が良さそうに見えません。

補足ですが、SNという概念で重要なのが音質では実測ノイズフロアだけが支配的ではないところです。オーディオではノイズ成分にも音の善し悪しがあって脳がノイズNを分離処理できるときは同じノイズフロアでも音質は悪化しません。そういうNは音質劣化の小さいNです。なので一見SN性能が同じように見えてもN成分の由来によってそこには音の善し悪しが発生します。人間の脳はNに埋もれた情報を取り出す能力があります。それは下記記事にまとめています。


人間の聴覚と音質について


帯域外ノイズの半導体への影響についてはこちらの記事に記載しました。


オーディオ小ネタあれこれ
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=8087


要はいかに質の悪いNを排除するか、それが高音質のDAC設計には重要だということです。質の悪いNには帯域外ノイズ成分が含まれることもありますし、帯域外ノイズが半導体によって帯域内に変換されて入り込んでくることもあります。これも重要です。

EARの設計はこの人間的な要求事項に最適化した設計であるからこそ、測定値が悪くても人間が聞いて高音質に感じるのだと思っています。測定至上主義の無意味さは人間が測定器ではないこと=測定器と原理も方式も違うことが理由です。測定データはメーカーの技術力指標として、まともなものを作っているかどうかの最低限の評価にしかならず、それだけで音はわかりません。
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=9015


ティム・デ・パラヴィチーニについては

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic _ ティム・デ・パラヴィチーニの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html


19. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:34:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

英国人という人種は日本人には理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、
安物スピーカー ハーベスの20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5 ですら本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったのです。


どうみてもチープな作りの QUADのアンプ、あれは物量 (コスト) によって制限された製品です。

音質配慮によって決められたのではなく、あれが英国内で当時製品化できる物量の仕様だったのです。

QUAD ESL を中古で買ったサラリーマンのオーナーが英国のショップに問い合わせをした際、店主に 「ESLを使っているのに、城に住んでないのか!?」 と驚かれた笑い話があるほどです。

逆に云うと伝統的に英国エントリークラス製品は熾烈な競争によって磨かれ、異常な高水準です。

昔、テクニクスのエンジニア達がエントリークラスのプリメインアンプを製品化する際に、英国人の有名アドバイザーに試作機の意見を求めたところ、渡されたスコアシートが真っ赤になったほど、厳しい要求を突き付けられたそうです。


20. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:41:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

因みに、ケチなイギリス人に一番人気があるオーディオ・メーカーは ARCAM です。


上述の高級 CDプレーヤー EAR Acute も ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。


オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html


ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。


March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。

アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。

ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。

筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。

こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。

特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)

dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日

●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981


アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。


ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)

スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。

デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html


ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪

私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。

この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。

このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html


21. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:59:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のプリアンプ(トランジスター式)に 5kHz のハイカットフィルターが装備されている理由


イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

▲△▽▼

イギリスの戦後のオーディオの歴史


1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html


22. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月18日 09:00:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のアンプに適合するスピーカー


BBCモニター系スピーカー
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html


英国放送協会(BBC)

1922年(British Broadcasting Company)として放送開始。

1927年国王の特許状にもとづく公共放送「イギリス放送協会」(British Broadcasting Corporation)に組織変更。

1946年クラシック音楽などのハイカルチャーを扱う「BBCサード・プログラム(Third Programme)」開局。夕方6時から6時間の放送。

1955年 FM放送開始。


1960年代から1980年に掛けてのBBCとスピーカー開発者(メーカー)との濃密な関係は他には見当たらないものがあると思われます。


▲△▽▼


今回はグレード1モニターのお話。


先ずは、1950年代のこちら


@ LSU/10 BBC Studio Monitors


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

Parmeko 15-inch 同軸2ウェイユニットに、Lorentz LPH65ツィーターを加えた3ウェイシステム。

LEAK社製真空管アンプが内蔵され、エンクロージャーは特殊なダブルバスレフと成っており、ワイドレンジを図られたものと思われます。

周波数特性は 40Hz-6000Hz

チーフエンジニアのDELショーターとダドリー・ハーウッド(ハーベス社の創業者)に依る設計とされてます。

A 1960年スタジオ用マスターモニター LS5/1

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

LSU/10に変わるスタジオモニターとして開発されたもの

KEFの創業者レイモンド・E・クックが開発に加わってます。

ウーファーをバッフルの裏から固定し、バッフルの開口部は円にはせずに、横幅18cm、縦30cmくらいの長方形とすることで、水平方向の指向性を改善しています。

ウーファーユニットが、GOODMAN製C129/15pr ツィーターはセレッションHF1300 を二個使用。

周波数特性は40〜13000Hz ±5dB。

ユニットを KEF製に変更されたのが LS5/1A
アンプが内蔵されたのがLS5/1ACです。

この頃から一部民間にも販売されてた様です。

⓷ 1965年スタジオ用マスターモニター LS5/5

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

1963年頃から、DELショーターあとを継いだダドリー・ハーウッドと当時入社したてのデイヴィド・W・ステビングス(チャートウェル社の創業者)に依り開発されたものです。

ベクストレーンコーンの12インチウーファーと8インチミッドレンジにセレッションHF1400ツイーターの構成です。

C 1976年スタジオ用マスターモニター LS5/8

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

年にデイヴィド・W・ステビングスに依り設立されたチャートウェル社と共同開発されたスピーカーです。(チャートウェルの PM450E が元になってます。)

チャートウェル社製12インチポリプロピレンコーンウーファーとフランス・オーダックス製のドームトゥイーターの2ウェイ。

QUAD♯405を内蔵してバイアンプリファイアーを構成してます。

周波数特性は40〜30000Hz 最大SPL:116


当初はチャートウェル社で製造されてましたが、1978年ロジャーズ社(スイストーン)買収された為1979年よりロジャーズ社で製造されるようになります。

1980年 LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用のの PM510 がロジャーズ社より発売されます。


BBCスタジオ用マスターモニターとしては最終モデルと成り、BBCモニターの完成形と言えるでしょう。


1977年ダドリー・ハーウッドがハーベス社を設立します。

これらの、モニタースピーカー開発の努力の結果、BBCラジオの音楽番組は大変に高い評価を獲ております。
しかし、スピーカー開発者が次々と会社を設立したり、既存のメーカーも含め、共通のユニットが使用されたり、よく似たモデルを作っていたりとやはり普通じゃないと思われます。

ここには、BBC が上質のプログラムをリスナー側でも再生出来るように、オーディオ環境の普及を保守的な英国人に対して促そうとする意図があったのではないかと私は推測しております。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html


▲△▽▼


BBCモニター系スピーカー グレード2 LS3モデル
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

先ずはこちら

@ LS3/1 1958年頃

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

Plessey又は、parmicoの15インチペーパーコーンウーファー 、
ツィーターは、セレッションHF1300を2個使用。

LS3/1Aでは、ウーファーがGOODMAN製C129/15prに変更され、
ユニット構成が LS5/1 と同様になっております。

LS3 と言うモデルナンバーは、スタジオ外での使用を表すようで、
シルバーのハマートーン塗装と、両側に取り付けられた取っ手を見ると、
ラフな場面での使用を目的とされたスピーカーかと思われます。


次は、こちら

A LS3/M 1967年

Goodmans社製 MAXIM スピーカーシステムをモニターシステムとして使用していた時期がある様です。

当時、世界最小の真のハイファイスピーカーと言われたモデル。
小型モニターを求めていたBBCの、後の LS3/5A の原型とも思われるスピーカーです。
BBC仕様では、両側に取っ手が付けられてた様です。


そしてこちら

⓷ LS3/5 1974年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

SPENDOR社の創業者スペンサー・ヒューズとダドリー・ハーウッドが開発に関わったとされております。

ウーファーが、KEF社B110、ツィーターが KEF社 T27 を使用、デバイディングネットワークは BBC製 FL6/16 というものでした。

BBC研究所内で少量作られた様です。

LS3/5A 1975年

LS3/5 の、ユニットの改良、エンクロージャーの共振の改善、
デバイディングネットワークは、FL6/23に変更され、グレード2モニターとして採用されたモデルです。

製造は、ロジャーズ社、ユニット供給は KEF社で行われました。

取手はこのモデルには付かなかったのですが、専用の小型アンプと共に、アタッシュケースに詰められて、ローケーションなどに持って行かれたそうです。


HH electronic AM8/12


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

このモデルで初めて、正式に一般のメーカーにもライセンスが与えられ、ロジャーズ社ほか数社で、製造、販売されます。


1975年から1978年 ロジャーズ、チャートウェル、オーディオマスター 

1979年から1981年 ロジャーズ、オーディオマスター、ラム 

1981年から1983年 ロジャーズ、ラム、スペンドール

1984年から1987年 ロジャーズ、スペンドール、グッドマンズ 

1988年から1993年 ロジャーズ、スペンドール、ハーベス 

1994年から1999年 スペンドール、ハーベス、KEF


以上のように3年から5年の間隔で3社にライセンスを与え、製造されてた様です。

1999年KEF社は、LS3/5A 用のユニットの製造を終了します。

1988年のデバイディングネットワークの変更は(15オームから11オームへの変更)
BBC から KEF への依頼によって KEF社により行われました。
(ユニットも改良されます。T27 SP1032、SP1228 B110)

1990年 KEF よりの提案のデバイディングネットワーク SP2195 への変更とバイワイヤリングを BBC は承認します。

同一モデルで、ここまでのバリエーションがあるスピーカーは、どこを探してもありません、
マニアには、そんな所がたまらないのか、世界中にコレクターがいたりします。

このモデルに影響を受けたこんなスピーカーも生まれます。

JR JR-149

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

ジム·ロジャーズ氏に依るこちらの円筒形の小型スピーカー、ユニットは LS3/5A と同じものと成っております。
ユニットが金属棒で宙づりに成ってる所に個人的には興味があります。

HARBETH LS5/12A 1995年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html


BBCモニターの最終モデルと成ったのがこちらのスピーカーです。
LS3/5A に替わる小型モニターとして設計されたスピーカー、

ユニットは Dynaudio社製。

KEF LS50 2011年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

KEF社50周年記念モデルのこのスピーカー、設計は Mark Dodd氏。

LS3/5A のモダンバージョンとして作られたモデルです。
設計時には、LS3/5A の音をコンピューター解析し、発展させたとの事です。

LS3/5A の事について、私の最大の疑問は、なぜ BBC は複数のメーカーにライセンスを与えたのかと言う事でした。
今回いろいろと調べた結果、その理由は、ユニットの大量生産によりコストを下げるのが目的だった様です。
・・・なるほどです。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

▲△▽▼

BBC Monitor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html

@ BBC Monitor LS5/1 1958 


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


LSのナンバーが与えられた BBC のスタジオ・モニタースピーカーとして最初の記念碑的モデル。

BBC が KEF社のレイモンド・クックとともに開発したもので、コーン振動板がベクストレン樹脂になったものを 振動板の観点から第一世代と呼ぶならば、その意味でもジェネレーション・ゼロと言える。

ツイーターは後に多くのモデルに使用され、民間用スピーカーにも広がって一世を風靡したセレッションの HF1300。 このツイーターは能率が低かったためだろうと思われるが、ここでは二個遣いされている。


A LS3/5a 1975


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


BBCのモニタースピーカーで、小型のもの。

同じ規格で KEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気がある。

 一方、BBCの放送スタジオでモニター用に使われるスピーカーシステムは厳しい基準を満たしていなければならず、 耐入力だけでなく周波数特性も平坦に整えられていました。

KEFのレイモンド・クックやスペンドールのスペンサー・ヒューズ、ハーベスのダッドリー・ハーウッドといった人たちが開発に関わっていくつものモデルがあり、前のセレッションのページ

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

の写真にとりあげた LS3/6 は70年代を代表するものでしたが、メーカーとしては他にもチャートウェル、ロジャースなど、複数のブランドが同じ型番を作る体制になっていました。


たとえば日本に入ってきたもののうち小さい方で有名なのは LS3/5a で、ユニットは KEF製の B110 と T27 でしたが、この小型の移動用モニタースピーカーは箱の規格とユニットこそ決められていたものの、製造するブランドごとに中のネットワークが少しずつ違うということがあったようです。


KEF の優れたツイーター T27 
英国 ICI 社が1950年代に工業化に成功したポリエチレン系 のフィルムであるメリネックスを振動板に用いている。

 KEF B110 14センチのベクストレン・コーンウーファー。
ベクストレンは後にハーベス社を興す BBC の技術者、ダッドリー・ハーウッドが LS5/5用に実用化した振動板材料である。樹脂のものとしては最初の世代。

⓷ BBC Monitor LS5/8 と LS5/9 1985


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


 ダッドリー・ハーウッドと、そのチームで働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッピングスがベクストレンに代わって着目した素材、白っぽい半透明のポリプロピレンをコーン振動板材料として用いている。

現ハーベス社の説明によると当初この材料のパ テントを取得したのはダッドリーのようだが、後にステッピングスのものになったようで、ステッピングスは BBC を辞してチャートウェル社を立ち上げ、QUAD のアンプを内蔵 した LS5/8 やアンプなしの PM510 などを世に送り出したものの経営不振に陥ってロジャーズに身売りし、 ポリプロピレンの特許もロジャーズのものとなった。

LS5/8 として民間に売られた多くもロジャーズのブランドで出たのである。


Audax HD13D34H 3.4センチのシルクドームツイーター


ここで少し、ウーファー用のコーンの材料について書きます。

昔からク ルトミューラー社やピアレス社など、コーン紙の専業メーカーがあって独自のノウハウを持ってきたわけですが、湿気等を含めた材料の安定性を模索するなかで、プラスチック系材料のコーンが登場してきました。

BBC でのプロジェクトとしては、後にハーベス社を立ち上げるダッドリー・ハーウッドが中心になって 60年代後半から開発が進められました。

その最初の世代がベクストレンです。

ベクストレンは事実上ポリスチ レン(スチロール樹脂)で、音が良かったけれども今は使われなくなったスチロール・コンデンサーなどと同じ系統の材料です。しかしこの材料はそのままスピーカーの振動板に使うと「アヒルが鳴くような固有振動音」 (アラン・ショー氏の表現)を発してしまうため、木工ボンドで知られている(ポリ)酢酸ビニールの系統のダンプ材、PVAを裏表に手塗りして使います。

前述の LS3/6モニターがその代表で、小型のモニター LS3/5a に使われたKEF製の B110 も同じです。

Spendor SP-1
BBCモニターではないが、70年代のBBCモニター系のシステムを代表するツイーターであるセレッション HF1300 を使った最終世代とも言えるスピーカー。
ウーファーが樹脂振動板のファースト・ジェネレーションであるベクストレンではなく、セカンド・ジェネレーションにあたるポリプロピレンに替わっている。
古い世代のツイーターと新しい世代のウーファーという、いわば過渡期的なめずらしい例。この後SP-1/2となり、ツイーターは別のものになる。


 ベクストレンはしばらく英国製のスピーカーで盛ん に使われますが、ダンプ材を塗ると振動板が重くなるため、さらに良い材料が模索されました。そして70年代も半ばを過ぎて、その仕事もハーウッドが(後にチャートウェル社を興すデイヴィッド・ステッピングス と一緒に)行ったのですが、乳白色がかった透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれます。ダンプ剤を塗る必要のない第二世代の振動板材料です。

このポリプロピレンを使ったスピーカーについて次に述べたいと思いますが、その前に世代の話を駆け足でしてしまいましょう。

ポリプロピレンの次の第三世代の材料としてハーウッドが次に注目したのは、フランスのオーダックス社が振動板への導入を進め ていた TPX という材料です。

ハーウッドがポリプロピレンの特許を手放した事情とステッピングスとの関係はよくわからないのですが、新しく着目した TPX の方は(ポリ)メチルペンテンという熱可塑性の樹脂で、高い温度にするとやわらかくなる性質があり、射出成形が可能でポリプロピレンより軽いのが利点です。

ハーウッドはこれを自身のハーベス・モニターHLタイプ W(後述)に用いましたし、ポリプロピレンとの複合材料としてはウィーン・アコースティックがXPPという名前で採用するなどして広がってきています。

ハーウッドから会社を引き継いだアラン・ショーの新生ハーベスでは再度ポリプロピレンに戻っているようですが、パテントの関係からか混ぜ物をした材料のようです。

TPX系振動板のウーファーを3センチ厚のハードメープル集成材の箱に入れて試してみる。

左はウィーン・アコースティックのウーファーで、右は ProAc 製。

ウィーン・アコースティックの方がマグネットが小さくインピーダンスも低く、フルレンジにして聞くと高域が細身で延びている。

一方 ProAc の方は若干能率が低めでインピーダンスが水平に安定しており、高いところまで行って最後に上昇するようなカーブを描いていた。しかし音の方はコーンからカーンという音に響く帯域に強調があり、その上が急に落ちているように聞こえる。

ツイーターは左が Infinity EMIT、右が Audax TW034。

Rogers DU125 ST-3 ポリプロピレン・コーンのウーファも試してみた。
インフィニティ・インフィニテシマル3やウィーンアコースティックS1 とは違い、ProAc 同様にマグネットが大きいため高域のエネルギーが上がり気味で、ネットワーク素子で上を十分にカットしなければならない。

同じマグネットでもベクストレンのようにダンプ剤で重くなったコーンの場合はハイの落ち方も大きい。

 さて、そんな BBC のモニタースピーカーの中にあって個人的に非常に欲しいと思ったモデルにロジャース製 の LS5/8(PM510)および LS5/9 というのがありました。

これが LS3/6 の次の世代を担う乳白色のポリプロピ レンを振動板に使ったウーファーを採用したモデルです。ポリプロピレンは接着に難があるものの、大変素直でありながら明るさも持たせられる優れた材料です。

ツイーターはフランスのオーダックス製1.5インチドーム HD13D34H で、やや口径が大きいながらも穏やかで素直、かつ弦の自然な艶も出るように調整されていました。

5/8 の方が30センチウーファーの2ウェイで大型であるのに対し、5/9 は20センチ・ウーファーの手頃な大きさで値段も手が届きやすく、何度も試聴して購入を夢見ました。しかし結局ツイーターをユニットで手に入れてロジャースの14センチのポリプロピレン・ウー ファーと組み合わせて自作をする迷妄へと進んでしまいました。

手に入れたユニットはウーファー側が DU125、ツイータが HD13と同型番号違いの TW034X0でしたが、最初 6dB/oct の緩いスロープで組んでみたところうまく行きませんでした。

同じSEAS のフレームに入った ProAc の XPP振動板のウーファーなどに色々変えてネットワークも作り直してみたのですが、マグネットの大きなものは高域が上昇してくるため、LS5/8 や 5/9では感じられなかったような高域のキツさが出てしまって成功とは言えませんでした。

ツイーター側ユニットの f0 近くの暴れも取りきれなかったのかもしれません。

BBCモニ ターの回路にならって18dB/octの急峻なスロープ回路にすると良いバランス点が見つけられました。ただこのツイーター、いずれにしても口径のせいか、同メーカーの1インチドームHD12(ハーベス・モ ニターHL用)よりもハイエンドの繊細さでは若干劣るように思います。

30センチウーファーの 5/8にスー パー・ツイーターとしてインフィニティのEMITでも乗せれば最高のバランスになるのではないかと思いますが。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


23. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月18日 09:32:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のトランジスター・アンプに適合する BBCモニター系スピーカー


・QUAD ESL57 (1953) : BBC でモニター・スピーカーとして使用

・QUAD ESL63pro (1986) : Philips でモニター・スピーカーとして使用

・BBC Monitor LSU/10 (1950年代): Parmeko 15in 同軸2ウェイユニット + Lorentz LPH65ツィーター + LEAKアンプ

・BBC Monitor LS3/1 (1958) : Plessey 又は Parmeco の15in ペーパーコーンウーファー, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS3/1A :ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1 (1958) : ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1A (1960) : ユニットを KEF製に変更

・BBC Monitor LS5/1AC (1960) : ユニットを KEF製に変更、アンプ内蔵

・BBC Monitor LS5/5 (1965) : ベクストレーンコーンの (12in ウーファー + 8in ミッドレンジ) + ツイーター Celestion HF1400

・BBC Monitor LS3/M (1967) : Goodmans社製 MAXIMスピーカーシステムをモニターシステムとして使用

・BBC Monitor LS3/6 (1969): Celestion製, スーパー・ツイーターは Celestion HF2000

・Rogers ExportMonitor (1976) : LS3/6 をベースにコンシューマー用として開発されたスピーカーシステム

・Stirling Broadcast LS-3/6 (2011) : 70万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748

・BBC Monitor LS3/5 (1974) : ウーファー KEF B110, ツィーター KEF T27, デバイディングネットワーク BBC製 FL6/16

・BBC Monitor LS3/5A (1975) : 製造は Rogers, デバイディングネットワークを FL6/23 に変更

・Rogers LS3/5A (1980)

・Spendor LS3/5A pro (1980年代後半頃)

・HARBETH LS3/5A (1987)

・Harbeth Mastering Monitor20 (2006):BBC のグレード2音声モニター用(ナレーションなどのチェック用モニター)に開発された LS3/5A のリプレイス・モニタースピーカー

・KEF LS3/5A Signature Model (1994)

・KEF LS50 standard (2012) : LS3/5Aのモダンバージョンとして作られたモデル, 14.5万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000604179/


・Stirling Broadcast LS-3/5A V2 (2011) : 28万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748


・BBC Monitor LS3/7 : Audax製ドームトゥイーター HD12

・BBC Monitor LS5/8 (1976) : Chartwell社製 12in ポリプロピレンコーンウーファー + Audax製ドームトゥイーター + QUAD405アンプ

・Rogers LS5/8(AM8/16) (1988)

・Rogers PM510 (1988) :LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用


・Graham Audio LS5/8 (2015) : 170万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001826/

・BBC Monitor LS5/9 (1985) 

・Rogers LS5/9 (1985)


・Graham Audio LS5/9 (2014) : 65万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001830/


・Harbeth Mastering Monitor30 (2003) : BBC の LS5/9 のリプレイス・モニターとして開発されたスピーカーシステム。

・BBC Monitor LS5/12A (1995) : BBCモニターの最終モデル, Harbeth社製, ユニットは Dynaudio

・Spendor BC1 (1969) : スーパー・ツイーターは Coles STC 4001

・Harbeth Monitor HL (1980)

・Harbeth HL TypeIV

・Harbeth HL5 (1988)

・Tannoy Windsor (1980)

・Tannoy Buckingham Monitor (1980)

・Tannoy Super Red Monitor (1980)

_____

・KEF Cantata (1965)

・KEF Model 104aB(SP1038) (1976)

・Jordan Watts STEREOLA DSP-100 (1967)

・Jordan Watts FLAGON (1974)

・Spendor BC-V (1970)

・Spendor BC-II (1973)

・Celestion Ditton25 (1975)

・Celestion Ditton66 (1975)

・Harbeth Monitor HL (1980) : 27.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact (1987) : 23.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact 7ES-3 (2006) : 最安価格:32万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000221461/


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・QUAD Musikviedergab GmbH ESL57QA (2017) : 130万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63QA (2017) : 160万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63 QA Desk Top (2017)

・QUAD Musikviedergab GmbH Braun LE1 (2017)
http://www.soundbox.co.jp/
http://www.quad-musik-shop.com/epages/62919310.sf/en_GB/?ObjectPath=/Shops/62919310/Categories/Elektrostaten


24. 中川隆[-12917] koaQ7Jey 2018年6月07日 09:56:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-15019]


憧れのAudio
CDプレーヤー・D/Aコンバータのオーバーホール・修理受付中


〒720−0092  広島県福山市山手町7丁目2−41
山手サービス 高橋政則

メール meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
TEL・FAX 084−951−0642(緊急時にご利用ください)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/



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憧れのAudio 2014_04 QUAD 66CDP の修理
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-category-12.html


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今回は昨年末スチューダA727の修理を行った東京のY氏からの依頼で QUAD 66CDP の修理・オーバーホールです。

Y氏にとって思い出の深いプレーヤーなのでぜひ直したいとの事でした。
不具合はCDを読み込めない状態との事です。

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動作確認をすると10秒足らずでCDの再生が出来なくなる事が判りました。
調べるとピックアップのレンズがかなり曇っていたので原因はこれかと思いましたがそんなに甘くはないですね。結局ピックアップを交換する事になりました。

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電解コンデンサの交換や半田増しを行いほぼ完成です。
ここでCD-Rで再生確認するとトラック指定でトラックを認識できず再度不具合調査です。

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今回もスピンドルモーターに動作不良が発生していた様で、モーター交換にて不具合解消となりました。

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イギリスの製品らしく音はしっかりとした音作りでなかなか聴き応えのあるプレーヤーです。
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-category-12.html



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憧れのAudio 2012_09 QUAD 99CDP の修理
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-category-47.html


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今回は徳島のH氏からの依頼でQUADのCDプレーヤー99CDPです。
ブログにはあげていませんがQUADの77CDPは過去に修理した事があり形状等良く似た感じです。

この外観をみると何故かマジンガーZを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
99CDPは発売から7年位なので本当は代理店での修理が出来るのですが、直輸入品なので代理店での修理は断られたそうです。

不具合は1分間に1回位の頻度で音飛びが発生するとの事で此方にきました。
症状を確認すると確かに頻繁に音飛びします。

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早速中身を拝見です。本体がアルミ鋳物でできておりこの本体の天井に全ての部品がぶら下がっている他には類を見ないユニークな作りです。

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さらにドライブユニットを外してアイパターンの測定箇所を探します。
いつも測定箇所を探すのにかなりの時間を要してしまいなかなか波形の測定が出来ません。

今回現状の波形を撮り忘れましたが、フィリップスのピックアップにしては珍しくアイパターンの電圧幅が1.3〜1.6Vと暴れていました。

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レンズの曇りやレンズの支持部にはゴミ等はありません。
スレッド動作用のギアやガイドシャフトにも傷やゴミはみられませんでした。
どうもピックアップ自体に何か問題がでている様なのでピックアップの交換です。

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交換後のアイパターンです。波形の暴れ等なく問題の無い波形になりました。
連続で再生しても問題がない様なので修理は完了です。

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音は音域レンジの広さや押し出しがハッキリしており、流石は英国の老舗メーカーだけの事はあると思わせてくれます
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-category-47.html



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憧れのAudio
CDプレーヤー・D/Aコンバータのオーバーホール

使用可能な部品はなるべく修理清掃等を行いそのまま使います。

プレーヤーのオーバーホール  

1.電解コンデンサ(ブロックコンデンサは出来ない物があります)の全交換

2.全基盤の半田増し

3.CDドライブレール等の清掃注油

4.ピックアップの清掃

5.アイパターンの確認とトッラッキング・フォーカス調整(ボリュームがあれば)

6.3日間のエージング

価格的には部品代込みで5万円前後(消費税値上がり後、部品代の値上がり等、1〜2割値段が上がっています)

この他にDAC以降のアナログ回路のコンデンサ・オペアンプ・抵抗をグレードの高い物への交換も可能です。

修理について、成るべく低コストで修理が行えるように使える部品は分解清掃調整をして使う又は代替品が可能な場合は代替品も使います。分解不能部品はしかたがないですが。

事前に見積もりをお出ししますが。実際の費用は修理後でないと確定しませんのでご了解願います。      

不在の場合があるとともに、メンテナンス中の電話応対は作業に支障がでるおそれがありますので、問い合わせは下記メールにお願いします。

メールmeerschaum@wonder.ocn.ne.jp

〒720−0092 

 広島県福山市山手町7丁目2−41

    山手サービス 高橋政則

TEL・FAX 084−951−0642(緊急時にご利用ください)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/


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お問合せ・ご依頼の前に


*CDプレーヤー&DAコンバータのメンテナンス・OH*

下記を熟読して賛同頂ける方のみ次回受付再開後に連絡をメールでお願いします。
                         (2016年2月17日 改訂)


ブログ:憧れのオーデイオを立ち上げて、2016年5月で6年になりますが、この間、ブログに掲載していない物まで含めると300台近くの機器のメンテナンスを行ってきました。

多くの依頼を受ける様になってきて、此方の主旨がきちんと伝わっていないことに気が付きました。

当方がオーバーホール・修理を始めた主旨は

憧れたオーディオを本来の状態に戻す・要望があれば元以上の音を出せる様にする事です。(思い入れや憧れの有る機器をこれからも使い続けたいと言った人の為にオーバーホール・修理を行なうつもりです。)

修理はオーバーホール(半田増し・全電解コンデンサ(グレードを上げた物)交換)を施すことを前提に修理をしています。

ここで、修理のみという方は経年劣化のコンデンサ&半田クラック(劣化)でもかまわないということになります。経験上こんな機器では本来の性能を発揮できないかぎりか、劣悪な音を本来の音と勘違いして聴いている状態です。

機器への思い入れも薄く、とりあえず音さえ出れば構わない物を直すのはお断りしようと思います。

何人もの方が憧れたオーディオを本来の状態に戻したい。
思い入れや憧れの有る機器をこれからも使い続けたい。
と、オーバーホールを待って下さっています。

これらの方をさしおいて、鳴ればいい、動けばいいを受付つけていては 申し訳ないとも思います。

初回依頼において、修理だけで良いと言われる方の機器については、
私は修理屋ではないし主旨から外れますので申し訳ないですがお断りします。
憧れのオーディオのタイトル、すぐ下に“愛機のメンテナンスをしませんか?”となっているのはこの為です。

ただオーバーホールとなるとかなりの金額に成るので出来るだけ金額を押さえる様にしてユーザーの負担を軽くしようとしているのも思い入れや憧れに協力する為です 。

過去の色々な情報から当方で行っているオーバーホールはショップの半値以下の代金になっています。

(全基板半田増し・全電解コンデンサー(グレードを上げたもの)交換を行うオーバーホールですので、代金は半値以下のうえに、施す内容が違います。)

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

写真はほんの一部になりますが良く使う電解コンデンサの写真です。

最初は小売り店でばら売りのコンデンサを入手していましたがグレードの高い物が少なくそれでも一般の85℃を使うところには105℃を使用しアナログ回路には音響用コンデンサを使用するようにしていました。

本業で資材を購入している商社に無理を言ってコンデンサも入手して貰うようにしたので最近はできるかぎりメーカー推奨でグレードの高い物を購入する様にしています。

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

写真の電解コンデンサの拡大です。

個人で購入すればかなりの価格になる電解コンデンサです。当然商社からの購入となると最低数量があり1種類でも数万円と言った価格になる物もあり電解コンデンサだけでも数十万円の在庫を持っている状態です。

http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html

此方が通常使用している半田です。

通常の半田増しに使用するのは松尾ハンダのRH60-1.0・0.8で配線に使用するのはアルミットのKR-19RMA 0.8です。基板上のフラットパッケージ等は同じくアルミットのKR-19RMA 0.5等です。

これらの半田でも現在では入手がしにくい半田と成っていますがこの先10年程度の在庫は確保しています。

いずれにしても20年を超えている機器が本来もっている性能を発揮する事は出来ません。此れを可能にするのがオーバーホールです 。
場当たり的な修理であるなら他所の修理業者をおあたり下さい。
当然此方で修理した物については後々まで出来る限りの対応はさせて頂きます。

山手サービス 高橋

               2014 年3月26日 記
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html


25. 中川隆[-13534] koaQ7Jey 2018年7月01日 13:17:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16294]

ゲルマン民族であるイギリス人は音楽への豊かな文化があるが吝嗇家で有名で、日本で云うエントリークラスの小型スピーカーと薄型アンプしか売れない。

そうやってコツコツと貯めたお金は長期のバケーションでパーッと一気に使う

英国のハイエンド製品はほぼ輸出用である。国民性による価値観の違い。


26. 中川隆[-13464] koaQ7Jey 2018年7月03日 08:14:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

kleiberのホームページ


QUADとの出会い


 私が、QUADのオーディオに出会ったのは1983年頃だったと思います。それまで私が使用していたオーディオシステムは、国内メーカの山水のプリメインアンプ(AU-9500)、ダイヤトーン(DS-35B)でした。職場でクラシック好きの友人と出会い、友人宅で聴いた音楽の音に惚れこんだのです。

 当時、友人が使用していたのがQUAD 34、303パワーアンプに、トーレンスのアナログプレーヤ、CelestionのSL-6スピーカでした。音の違いというより、雰囲気の違いに圧倒されました。

 その後、私は何かに憑かれたかのように秋葉原に行き、QUADを置いてあるショップを探しました。第一家電(現在はありませんが)の試聴ルームにあったQUAD44、405-2で持っていったCD(カルロス・クライバー、ブラームス交響曲第4番)を試聴し、QUADを買う前提になり、スピーカ選びに入りました。その時に選んだスピーカは友人と同じCelestionのSL-6でした。他にも選べるスピーカはあったのだと思いますが、私の予算ではベストでした。

 購入後、ショップから送られて来たQUADの箱を見てびっくりしました。それはもう日本のメーカの梱包とはまるで違い、質素に梱包されていました。アンプにも指紋は付き放題、説明書もペラペラな物が数ページ入っていたのみでした。付属の電源ケーブルはとても細い物、う〜〜ん、これでもプリアンプだから大丈夫かと納得し、次に405-2を開梱してみると、405-2の電源ケーブルも同じような細いケーブルでした。さらに、私が購入した405-2には電源SWが無い仕様だったようで、あまりにものシンプルさに驚きました。

 さて、スピーカをどう置くか迷ったのですが、始めのウチはブロックを少し高めに積み上げて置きましたが、見た状態にも美しくなく、不安定であったためにオプションで販売されているスタンドを購入することにしました。そのスタンドはアンプを購入したショップには在庫がなく、別のショップを探し、やっとの思いでダイナミックオーディオに行き着きました。

 スタンドを購入して、説明書を見てまたびっくり。「四角のパイプに砂をつめてください」と書かれていいました。なんの効果があるのか判らないまま、砂を購入するあてがなかったため、砂無しで組み立ててスピーカを置きました。説明書に書かれていた砂の効果は音を出してみて判りました。スタンドの四角のパイプが「鳴く」のです。そこで、セメントなどの建材を扱っている販売店に問合せをして、砂を一袋購入し、四角のパイプ一杯に詰めて「鳴き」はおさまり、輸入品はなんとも大変なのだなと思いました。

 さて、QUADで聴き始めてみて、友人宅で聴いたあの雰囲気が出たのかといいますと、それはもうまるっきり駄目。なにが悪くて出ないのか始めは判りませんでしたが、次第にセッティングがまるでできていないということが判ったのです。それからはSL-6のセッティングを行なう毎日。購入して半年くらいかかったでしょうか、ようやく自分の思うような音が出てくるようになりました。

 QUADアンプではまだまだ驚くことがありました。CD、フォノはピンなのですが、それ以外のRADIO、TapeはDINコネクタなのです。また、405-2の入力もDINコネクタで、プリアンプと接続するケーブルは付属のを使用しましたが、製作するには特殊なDINプラグを探さなくてはなりません。またまた、秋葉原に行き、5ピンのDINプラグ、4ピンのDINプラグを購入し、接続ケーブルなども作りました。後で判ったことなのですが、私が44と405-2を購入した後に、少しだけマイナーチェンジがあり、405-2の電源スイッチ、入力もピンが付いたそうです。なんてこった、まったくまったくといった感じでした。

 SL-6のセッティングを行なっているときに、友人にふと言われた「電源の極性も揃えないと」ということを思いだし、極性揃えをおこない、ますます、思う音が出るようになりました。ケーブルを色々なタイプに交換することで出てくる音が変りましたが、最終的に、スピーカケーブルはトーレンスのOFCはしごケーブル、CD->プリは日立電線のLC-OFCケーブル、プリ->パワーはトーレンスの銀のケーブルに落ち着きました。


 ケーブルを取り替えることはオーディオの楽しみの一つなのだと思いますが、今の私は、多くの音楽ソースを聴くことに重点をおいています。といいますのも、QUADのアンプの配線に使用されている線材、CR、トランジスタ、ICなどのパーツはごくごく普通のパーツなのです。ケーブルを変えることで音の出方が変わることは確かに変るのですが、アンプの中身とはとても釣り合いが取れなくなってしまう感じさえします。なので、現在はケーブルにはあまりこだわっておりません。

 SL-6でも驚きがありました。このSL-6は、スピーカ付属のサランネットを外さないと、しょんぼりとした音になってしまうというのも驚きのひとつでした。BGM程度にというのであれば外さなくてもさして気にはなりませんが、聴くときには外さないと音がしょんぼりとしか出てこないのです。オーディオに詳しい方に言わせれば「そんなのは当たり前だよ」と言われてしまうようなことなのかも知れませんね。

 さて、現在では結婚し、引越しをしたため、音楽を聴く環境も激変してしまいました。オーディオ装置を置く場所が限られて居り、リビングに置くことになりましたが、斜めに(斜めにしかおくスペースが無い)セッティングをしているため、スピーカの左右の幅もあまり取ることができないのです。そんな劣悪な環境ですが、1年かかって現状でのベストなセッティングになったとは思います。

 そんなQUADのシステムに最近、真空管のアンプが加わりました。サンバレー「ザ・キット屋」さんのSV-4(Type QUADII)です。いきなり、このキットを購入しようと思ったのではないのです。はじめは2A3のシングルアンプのキットが出るとのことで、そのアンプを作ってみたいと思いましたが、SL-6ではちょっと無理があることがわかりました。SL-6の能率が82dB程度しかなく低能率のスピーカのため、2A3の出力では充分にドライブすることができないであろうということになり、KT88のシングルアンプ、あるいはKT66PPアンプ程度の出力がということになり、SV-4(Type QUADII)をということになりました。

 まだ完成してからそう日が経っていないため、エージングも充分ではありませんが、SV-4からはなんとも嬉しい音が出て来るじゃありませんか。弦楽器の艶やかな音、ソプラノ歌手の声、もうほれぼれしてしまうのです。時間が過ぎるのがとても早く感じられ、毎日の楽しみが増えてこんなに嬉しいことはありません。

 SV-4の製作記をいま作成している最中ですので、できましたら掲載をいたします。また、QUAD 44、405-2も少々修理が必要になった時期がありました。その修理の様子なども掲載を予定しています。

 SVー4の製作記ができましたので、お時間のある方は見ていただければと思います。また、エレキットのTU-879を入手し、このキットも作成しましたので、製作記を掲載しました。また、エレキットのTU-872ではありますが、念願の2A3シングルアンプも入手し製作しました。その後は、春日無線変圧器さんのnewPCL86シングルアンプ、19AQ5単管ヘッドフォンアンプ、PCL86全段差動PPアンプなどを製作し、現在ではQUADのアンプはプリアンプしか活躍をしていない状況に陥りました。それでも、時々405-2でも聴きますよ。
http://www.kleiber.org/audio/quad.html


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QUAD 44 プリアンプ修理
http://www.kleiber.org/audio/44/

QUAD 44 プリアンプを使用し出してから、かれこれ20年以上になろうとしています。20年も使用してくれば、少なからずトラブルが出てくるもので、44 プリアンプも例外ではありませんでした。

大きなトラブルとしては、入力のセレクタが使用できなくなる、あるいは勝手に違うソースに切り替わってしまうというトラブルが出てくるようになりました。44 プリアンプの入力セレクタはフリップフロップとアナログSW(IC)を組み合わせた回路になっているため、フリップフロップを疑いましたが、そうでもなさそうなので、本格的に回路を追いかけ、その他の劣化している部品の交換、入力段に使用しているOPアンプを質の良いものへ交換することにしました。



QUAD 44 プリアンプ(上)と、405-2 パワーアンプ(下)です。とてもシンプルデザインが気に入っています。

特にパワーアンプには余計な物はなにもついていないというシンプルさで、電源SWすら付いていません(後のマイナーチェンジで電源SWは付いたそうですが…)。


44 プリアンプの入力セレクタの部分です。タクトSW形式のSWが押されるとフリップフロップが維持して、そのアナログSWがセレクトされるようになっていますが、このLEDが突然、違うソースに移動したり、点灯しなくなるというトラブルが出始めました。


赤丸で囲ってある部分は基盤の表と裏のパターンを繋ぐジャンパーなのですが、これがその側にあるアナログSW(IC)とタクトSWが取り付けてある基盤に付いているフリップフロップの電源供給ラインのようで、ここを叩くと、現象が出たり、直ったりしていたため、半田付け不良と判断、ジャンパー線も金メッキ単線に変え、半田付け直しを行ないましたら、症状がスパッと直りました。


セレクタのスイッチも劣化している可能性があったためと、内部抵抗、雑音の少ない同等品と変更することにしました。


セレクタ基盤に乗っているコンデンサは電源の平滑回路のコンデンサもあり、容量抜けの可能性があったため交換することにしました。


交換に使用するコンデンサを3種類用意しました。

実際に交換をしてみると容量抜けなどはなく、交換しなくても大丈夫でしたが、電解コンデンサはいつ容量抜けするか判らないので予防交換をしました。


CD入力モジュールです。とてもシンプルな回路に驚きました。付いているOPアンプも「TL072」というとてもオーソドックスな可もなく不可もないOPアンプです。入力のピン端子はなんとも普通のメッキのものです。


このOPアンプをバーブラウンのOPA2134に変更することにしました。また、入力のピン端子も金メッキのピンジャックに変更しました。


プリアンプの出力端子もごく普通のメッキの端子でした。ここもCDモジュールの金メッキと同じピン端子に交換をしました。

これらの修理とパーツの交換を行なったことで、従来よりも艶やかな弦楽器、音が豊かになりました。

このアンプが作られた当時は、ベストなパーツを使用していた物と思われますが、20年を過ぎ、交換したパーツによって44は生き返りました。
http://www.kleiber.org/audio/44/


▲△▽▼

QUAD 405-2 パワーアンプ修理
http://www.kleiber.org/audio/405-2/

QUAD 405-2 パワーアンプを使用し出してから、かれこれ20年以上になろうとしています。20年も使用してくれば、少なからずトラブルが出てくるもので、堅牢な405-2 パワーアンプも例外ではありませんでした。

大きなトラブルもなく、出てくる音などに変化がなかったのですが、44 プリアンプを修理した際に、405-2 パワーアンプ点検をしておこうと思い、なかを見てみると電源部の平滑用の電解コンデンサに異変が起きておりました。

44と405-2
44 プリアンプ(上)の下にあるのが405-2 パワーアンプです。QUADのアンプはとてもシンプルなのですが、405-2は究極のシンプルさです。電源SWもなく、ある物はパイロットLED、入出力端子、入力ゲインコントロールのみの構成です。

405-2の内部
405-2を開けてみたところです。中央に鎮座しているのが電源トランスで1/3をしめています。水色の電解コンデンサを見ていただくと異変に気がつきます。

電源平滑コンデンサ
写真で左側の電解コンデンサの電解液が漏れだし、固化している様子が伺えます。この状態を放置すると電解コンデンサの不良に至り、電源平滑が失われ最悪では出力トランジスタの故障に発展しかねない状況でした。


交換する電解コンデンサ
秋葉原で代わりの電解コンデンサを探したのですが、63V10000μFの端子型のコンデンサがなかなか無いのです。やっと見つけたのが、このコンデンサです。ねじ式のものだとまだまだ同耐圧で同容量のコンデンサを探せるのですが、高さが問題で405-2では天板に当たってしまうので、このねじ式のものを買うことができませんでした。



平滑コンデンサの交換後
不良の電解コンデンサを交換したところです。他にも入力ゲインコントロールのVRが接触不良をおこしていましたので、交換を行ないたかったのですが、国内に代用になるVRが存在しておらず、苦しい選択でしたが、分解をして清掃・接点復活で接触不良を直しました。

この他にはトラブルは発生しておらず、シンプルさ故の堅牢なパワーアンプであることを実感しました。
http://www.kleiber.org/audio/405-2/


27. 中川隆[-13436] koaQ7Jey 2018年7月04日 11:14:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

安物内部ケーブルと安物端子しか使っていないQUAD のアンプに高級ケーブルを繋ぐとかえって変な音になる理由


今回のケーブルで考える事 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年06月26日

雑誌では「機器」の紹介記事がメインで、「音質アップ」の事等あまり書いてありません。しかしながら、「少しでも良い音で聴きたい」と云うニーズは確実に有ります。

今までの「音質アップ」対策で効果が大きいのが「ケーブル類」のグレードアップ。基本的に「このケーブルを使えば、CDの中の情報を全て伝送出来る」と云う「規格」が存在しない。この「伝送容量」と云う考え方が業界全体に考えられていない。

また、「ケーブルの原理」として、「すべてのケーブルグレードが統一され、最後の1セットが繋がった時に初めて、「そのケーブルの実力」が出て来る」と云う事が知られていない。

システム全体の中で、グレードの音質低いケーブルが使って有れば、その低いケーブルに合わせての音質レベルになる。

だから、「どこか1セットをハイグレードケーブルに交換」しただけでは効果はほとんど見えてこない。

この辺が「ケーブルのつまみ食い」的な考え方の人が失敗する典型だ。

私の場合、すべてのケーブル類(電源・電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線等)を同一線材で揃えて使っている。

要するにケーブルグレードを「統一」して使っている。その状態で、階段を1段づつ上る様に「ケーブル材」のグレードアップをして来た。その回数たるや10回以上。その時のシステムの数だけ作るので、交換するだけでも大変な時間と手間と金額がかかる。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4c6c162e540f54173947da912e2a3031


ケーブル作りを一旦終了させる 2018年07月04日

5月25日から始めた今回の「ラインケーブルのグレードアップ」の為のケーブル作成を一旦終了させます。40日近く、ケーブル作りにかかりきりで体力的にきつく成っています。一般のケーブルグレードなら多分1週間も有れば終わっている仕事ですが、端末処理と太さゆえの工夫もしなければならず、1日1本、2日で1セットのペースでは時間がかかります。

今回

@メインのオリンパスシステム 
AサブのLE8Tシステム 
BサブのオルソンS-968システム 
C自宅システム 

の4つのシステムのラインケーブルの殆どを「最高峰グレード」に交換しました。

ラインケーブルの伝送できる情報量が単純に2倍にアップしています。
おかげでどのシステムも「ふん詰まり」を起こしている様です。

元々が同じケーブル材ですので、同じ傾向のサウンドで情報量が倍増するだけと思っていましたが、アンプの方が直ぐには追従できないみたいです。

「機器の活性化」をしてあげないと「ヌケた音」にはなりません。

「CDの中の情報量」をさすがにゆとりを持って引き出している様です。

CDにも色々あり、古い録音やダビングを繰り返したCDは情報量が少なく、最新の録音は膨大な情報量が入っているものが有ります。「CDの中の情報を全て取り出す」と云っても、最新の録音を焦点にしないといけません。その点で、今回の新作ラインケーブルは余力を持って取り出せている様です。ただし、機器の方が直ぐには対応できないようですので、本当の本領発揮は12月以降になるでしょう。

次は「電源ケーブル」を予定しています。
電源ケーブルが同じグレードになって初めて本来の性能になります。

但しこちらは「機器」の反応が遅く活性化期間が長い特徴が有ります。
電源ケーブルのグレードアップには2000Hrの累計鳴らし込み時間が必要です。
私の処で、毎日5時間以上鳴らし込んでまる1年かかります。
一般の方なら(2Hr/Dayくらいの方)なら優に3年以上かかります。

多分そこまで待てないと思います。「苦行」の時間が短ければ良いのですが・・・。性能の高いケーブルを使う事にはこうしたリスクも伴います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840


28. 中川隆[-13435] koaQ7Jey 2018年7月04日 11:36:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

安物内部ケーブルと安物端子しか使っていない QUAD のアンプに高級ケーブルを繋ぐとかえって変な音になる理由 _ 2


よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。


こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。

これはCで紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。

それというのも、オーディオファンの間では超有名なアキュフェーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。

 しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html


ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


デッカ「デコラ」はBUDの宝物。古いSPから新しいレコードまでなんでもよく鳴ります。

つい最近使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。

ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


鳴り過ぎないオーディオ

開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。
元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。

音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html

- アルテックA5とベルデン8412・88760・衝撃のメール-
https://procable.jp/setting/21.html

アルテックA5とベルデン8412・88760・衝撃のメールの内容:

「昨日帰宅いたしまして、8412と88760に交換しました。聞いているうちに段々腹が立って来まして、外したばかりの○○○の○○○○○○○○や○○○○○○の8Nコードや8Nスピーカーコードをまとめてゴミ箱に捨てました!!

一体今までなんだったのでしょうか。先日、セミプロとしてCD制作をしている伯父にWE16GAを分けてあげましたところ、自分の録音したCDをオートグラフで再生して大変なショックを受けたそうです。

すぐに20m購入するよう依頼されました。ほんとにプロケーブルさんは罪深いですね。どうしてくれるんですか!(笑)。

p.s. アルテックA5が生き返ったように鳴っています。」


以上です。

ゴミ箱に、非常な高額で買ったケーブルを、即座に捨てる・・・。

クラウンD45を購入されて、100万円以上のアンプを二台とも人にあげてしまったかたも、実に驚異でしたが(クラウンD45のコメント欄に掲載してあります)、このかたも似たような印象を受けるものの、少々別の意味で、驚異です。

高額なケーブルやアンプを全て売却されてしまったかたは、今まで、それこそ数え切れないほどおられました。が、ゴミ箱に、そのような高価なものを、実際に捨ててしまったというかたは、実は、はじめてです。ゴミだと思われたのでしょうか。それは分かります。捨てる意味も分からないわけではありません。しかし、人にもあげず、売却もされず、その場で「即座に」、「有無も言わさず」、ゴミ箱なんです。

こういうかたがたは、非常に特殊だと思います。腹をくくってみえるのでしょうか。たかが音のことなので、何に対して腹をくくるのか、というような馬鹿馬鹿しいことであって、大袈裟な問題でもないのかもしれませんが、100万円のアンプをさっさと人にあげてしまったかた同様、企業などのトップのかたなのでしょうか・・・、生きかたそのものが、我々凡人とは少し違うのでしょうか。例えそうだったにせよ、これ実は、音というものの本質、怖さを、明瞭に示す例かもしれません。それであえて、匿名にて、掲載させていただいた次第です。

自分に同じことができるかどうかを考えると、これが実に「驚異」であることが分かりますでしょう。

それとも単に、腹が立ってヤケクソになってしまったのでしょうか・・・。

本当の原因は、おそらく、少し違うところにあります。


■アルテックA5と、べルデン8412・88760の関係のもたらしたもの

注目すべきは、このかたのスピーカーは、アルテックA5だということです。アルテックA5ともなりますと、よほどに良いケーブルでないと、全く鳴りません。鳴らないだけなら、それだけのことですから、いいのです。実にその程度のことで済むことではなく、いい加減なケーブルを一本でも混ぜただけで、たったそれだけのことで、ひどい仕打ちをオーナーは受けることになります。まったく、聞いておれないのです。まるで「拷問」を受けているかのような、ひどい音に、毎晩、来る日も来る日も、苦しめられるのです。

このかたは、「拷問」に耐えながら、長年ずっと我慢し続けてこられたのでしょう。性能的に低いスピーカーは、いいのです。ケーブルがボロくても、聞いておれます。それなりに鳴ります。これはスピーカー側が、それほど鋭敏に、ケーブルの欠陥まで出してくるほどの「能力」がないためです。結果として、それが三流の音にしかなり得ないにせよ、「それなりの」鳴り方をします。

ところが、アルテックA5では、ごまかしが、全く効きません。WE(ウェスタン・エレクトリック)のフィールドスピーカー同様、民生用ケーブルでアルテックA5など鳴らすのは、はじめから、とても無理な相談です。そのあたりの事情、つまり、アルテックA5を鳴らし切るために、大金を支払った結果、かえってひどい仕打ちと苦痛を与えられ、何の意味もなく、「拷問」に長年耐えてこられた・・・。そのことこそが、このかたが、腹をたてて、ヤケクソになって、8412と88760を入手した結果、それまでのボロケーブルをゴミ箱に捨ててしまったというのが、本当のところなのでしょう。

このコーナーの、17項目めの

「記憶に残る人」
https://procable.jp/setting/17.html

という記述の中で、「まずは高額なケーブル類全て、ゴミ箱に捨ててください。」とのメールを送信してしまったというのは、WE(ウェスタン・エレクトリック)のフィールドスピーカーの「拷問」、その、深さと苦しみ、想像を絶するほどの痛み、そして、そのかたの悲痛な声、肥溜めに落ちてしまい、糞尿に足を取られ、這い上がれず発しているかのような「うめき声」を聞いたがゆえ、掛け値なしの、本気で書いたことであります。
https://procable.jp/setting/21.html 

私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。

『オーディオの科学』 元京都大学工学部教授 志賀正幸
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

 こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。

又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。

____


『PRO CABLE』
https://procable.jp/


 こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。

何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。

 ところが書かれている内容の7〜8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。

目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html


『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html

で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。

しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ〜ルほど〜』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。

 よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。

しかし、同じくCで紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ〜。

 今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。

大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。

全ては無知のなせる技。

オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。

彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない


Fブラインドテストの嘘

 よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、Eを読まれた方はお気付きのことと思います。

 例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。

アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。

そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。

これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。

 問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。

いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。

アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。

唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。

こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。


これはCで紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。

それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。

 しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。

 やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。

更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。

 又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。

例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」

と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。

 ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html


29. 中川隆[-13421] koaQ7Jey 2018年7月05日 19:16:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16318]

クオードでシステムを構成している人なんて
http://ebi.5ch.net/test/read.cgi/pav/963594833/


1 :名無しさん:2000/07/15(土) 02:13

今どきいますか?
私は、44PRE,606POWER,67CD で LS3/5A を鳴らしていますが。

5 :名無しさん:2000/07/15(土) 12:23

なんか盆栽みたいなシステムですね。>1

2 :名無しさん:2000/07/15(土) 03:57

BBC(イギリス国営放送)はそれです。


3 :名無しさん:2000/07/15(土) 05:46

今はATCだよん。

4 :名無しさん:2000/07/15(土) 06:27

本当?

5 :名無しさん:2000/07/15(土) 12:23なんか盆栽みたいなシステムですね。
>>1


6 :3>4:2000/07/15(土) 18:08

本当だよん。もっとも放送関係ではLS5/8使ってるみたいだけどね。
録音関連はATCにスイッチ。

7 :てぃ:2000/07/15(土) 23:57

で、アンプはChordでしたっけ?
けど、盆栽システムも良いなぁ。
老後にそんなシステムでお茶でもすすりながら
「昔はいろいろやったけどねぇ」って。


8 :KC:2000/07/16(日) 05:18

私も33PRE,606POWER,LS3/5Aという似たようなシステムを使っています。
ただCDがソニーのSCD-777ESという場違いな組み合わせ。
アンプは十年以上使っていますが、これになれてしまうとなかなか
ほかのに変える勇気がなくて・・・
おまけに妙に丈夫で一度も壊れたことがありません。

9 :名無しさん:2000/07/16(日) 05:3

22PRE使っているけど、バランスボリュームとフィルターボリュームがガリっているし、フィルター周波数切り替えスイッチは接触不良なので内部でジャンパー線でパスさせて使っている。


10 :nanasisann:2000/07/16(日) 10:25

QUADの音の魅力ってなんですか?マジレスきぼん。

11 :マジです:2000/07/16(日) 15:47

全部モロに見せない品の良さ、かな。

12 :>10:2000/07/16(日) 22:17

カメラでいうとコンタックスT2的な表現力。解像度より程よい色ノリと
雰囲気の良さ。

13 :KC:2000/07/16(日) 23:26

レンジは狭い。音場も狭い。
その狭い中できっちりと音作りしていて、絶対と言っていいほど破綻しない。
古いソース中心に聞く人にとっては、使いやすいフィルターとともに
無二の存在だと思う。

14 :名無しさん:2000/07/16(日) 23:31

そーいえば、ESLの新型ってどーなった?


15 :>14:2000/07/17(月) 13:57

アナウンスはされたけど、まだ発売までこぎつけていないんだよね?


16 :→ 14:2000/07/17(月) 14:57

欧州ではどうかな?もう発売されたかも。
もっとも、発表から発売まで数年かけるなんて、ざらな
のんびりした会社だから、そういうものなのかもよ。
それはそうと、ハーマンジャパンのWebからQUADが無くなってる
けど、取り扱いを止めるのか?QUADのWebには、日本代理店として
Harman JAPANが載ってるけどね。


17 :GA:2000/07/17(月) 15:00

今どきいます!!
私は、44PRE,606POWER,REGAで骨董品のJBLを鳴らしています。
SPを聞きたい人にとって、庶民で手が出せるのは、44PREぐらい
しかないんじゃないですか。

18 :GA:2000/07/17(月) 15:52

追加情報
今イギリスでは、QUADは、99シリーズが発売されています。
スピーカーは、63のニューバージョン988と大型の989が
それぞれ3000ポンドと4000ポンドで発売され
ついでにQUADU-40と言うKT-88 40W真空管アンプも
発売されています。
その反面 古いESLや63旧型の真空管アンプの製造権や治具
製造ライン等は、売り払ったようです。


19 :14:2000/07/17(月) 17:07

>99シリーズが発売されています。
うひゃ、そーなんですか。

1£=¥170として170×4000=68万円
ハーマンが輸入すると110万円位?
むむむ、買えないよぅ。
もう待つのヤメようかなぁ、、、

20 :名無しさん:2000/07/17(月) 19:56

創立者親子が会社を離れたという話は、本当かな?

21 :>14:2000/07/23(日) 01:50

ピカピカの復刻版 ESL55+22というのはいかがですか?
ドイツの会社が頑張ってるみたいですよ。

http://www02.u-page.so-net.ne.jp/ja2/soundbox/quad.html


22 :本体も案外元気かも:2000/07/29(土) 00:59

http://www.quad-hifi.co.uk/home.htm

23 :>16:2000/07/29(土) 05:01

ハーマンに電話で聞くと今でもそう答えています。
オーバーホールなどにも応じてくれるようです。


24 :名無しさん:2000/07/29(土) 12:45

創立者はメーカに在籍中に逝去されているはず?

創立者の息子がメーカを離れたのは随分昔の話ですね。
もう5年以上は経っています。


25 :名無しさん:2000/08/07(月) 03:05

→ 24
そうなんですか。残念です → ピーターおじさん。

それはそうと、ロスが会社を離れたとしても5年は経ってないと
思いますよ。77系を発表した時の輸入オーディオフェアには来て
いました。少なくとも95年以降。


27 :>1:2000/08/26(土) 12:11

LS3/5Aなんて止めちゃえ!
矢張りクォードのアンプにはクォードのスピーカでしょう。


28 :名無しさん:2000/08/27(日) 01:2

7ESLは場所を取るからなあ。
以前、Spendor製のQUAD 10Lというスピーカーを出していたね。
今は、なくなったみたいですが。

29 :名無しさん:2000/08/27(日) 21:45

QUAD 405なんかは、改造版を含めてBBCのモニターアンプに多用
されたね。LS-5/8なんかは、405の改造版アンプが制式駆動アンプ
だった。

LS-3/5Aなんかとも、QUADの組み合わせはプロの現場で多用された
んじゃないかな?

そういう意味では、QUADとLSナンバーのBBCモニターは、プロの現場で
よく組み合わされています。

30 :名無しさん:2000/08/27(日) 23:11
>29
いまはコードだよ。

31 :>30:2000/08/28(月) 00:14

コードって売り方最低だよね。

大体ライフサウンドが扱っている、ってだけで嫌んなる。
今はダイナでも手に入るらしいから、ライフサウンドでは
買うな!


32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/28(月) 01:20

安いモデルも有るんだけどね。

ハイエンド専門メーカーみたいな売り方がいやらしいね。


33 :GA:2000/08/28(月) 15:09
>25
確か77シリーズの時には、ロス・ウォーカー氏が社長だったのですが
今回のQUADの身売り以前に既に確かミッション系列に最初の身売りを
行い、本来のQUADらしさを大幅に失いつつあったと思います。
それ以前のQUADは、イギリスのスピーカーメーカーのリファレンス
としてたいていのイギリスのSPにマッチしたのですが、77では、
大幅に音が変わりがっかりした記憶があります。

34 :25:2000/08/28(月) 21:53

今は、ワーフェデールと同系列の資本みたいだけど、そっか、
Missionとかのグループに入った事もありましたね。

まあ、古い英国メーカーとしては、長く持ったほうですが、やっぱり
残念ですね…

あたらしい、ESL-989や988も63とは音が違っちゃっているのかも
しれませんね。

TANNOYの様に、輸入代理店や商社のバックアップがあれば、買い戻し
という事もあるかもしれないけれども、QUADだと、人気もそこそこ
だから、むつかしいかもね。

35 :>34:2000/08/28(月) 22:18

でも凄いよね。コンデンサー型のスーパーウーファーが付いている
様で>ESL-989


36 :>35:2000/08/28(月) 22:23

イオン式空気清浄器としての性能はどうなんでしょう?

42 :34:2000/08/29(火) 00:48
→ 35
でもさ、ESL63の面積拡大版は、技術的に何の進歩もないので、
うちの会社はそういうものはつくらない。(つまり、技術的に
革新が無い限り、新製品は出さない。ってことだよ。)と
断言していた、ピーターおじさんの時代が懐かしいのは事実。

まあ、そうやっていては、会社が成り立たない時代なんだね。


43 :GA:2000/08/29(火) 11:55

実際ピーター・ウォーカーが生きていた時のQUADは、良かった。
私の個人的な意見ですがピーター・ウォーカーにとってQUADの製品
は、家庭で使う上では、完全なハイエンドとして作っていたのでは、
ないかと思います。
44の内部の見事なコンストラクションなんか設計や作り込みに掛かる時間
を考えると今のハイエンドやまして国産中級機なんかとても対抗不可能です。
音も現在のハイエンドの様なとんでもないレンジ感や解像力こそありませんが
音楽のジャンルを問わないバランスの良さは、今でも一級品です。
解像力も必要な音を確実に描き出す能力に不満は、感じられません。
ヨーロッパの音楽(オーディオじゃない!!)評論家がリファレンス
で使った理由がよくわかります。
耐久性も抜群!!
追加
電源ケーブルを変更するとものすごく音が変わります。
ただ今ごろの高価なハイテクケーブルではなく、ベルデンが私の場合ベスト。
44の英文のマニュアルを読んで知ったのですが、QUADは、本社から出荷時
電源ケーブルは、付属しません。替わりにプラグが付属しユーザーが自作する様
指示があります。付属していたケーブルは、輸入元または、販売店が適当にいれた
物のようてす。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/03(日) 01:56

そういえば、44に電源ケーブルプラグがついてました。
バックアップ用かと思ってたら、自作しろ、ってことだったんですか。


45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/04(月) 10:40

私も長年QUAD34+306を使ってきたのですが
QUADの新型には興味わかず,といって44など導入して
クラシックオーディオの泥沼にはまるのも恐く(以前ガラードでだいぶ散財したので)
最近ついにLINNに乗り換えました.

私の経験でも34+306は電源コードでかなり音が変わります.
「付属品」がまったく話にならないのは当然ですが,
どうもアメリカ系のケーブルではQUADらしさが減る気がします.
私はLINNショップで売っているBICCブルーケーブルで自作したのを
使っていました.


46 :>43:2000/09/05(火) 06:09

俺の44は2年位でガリが出たねえ。あんまり耐久性は
良く無かったよ。

時にスペクトラルのアンプの中身見た事ある?
クォード顔負けの綺麗なワイアーハーネスだよ。
ボリュームガリも無かったし、音も良かったねえ。


47 :GA:2000/09/05(火) 13:18
>46
私の所の44、10年以上使ってますがVRにガリは、出てません。
唯一トラブルと言えばバランスにガリが出ます。
スライド式のVRの構造上の問題なのですが(超高級品を使う
ミキシングコンソールだって発生します)
メンテナンスがらくなのであまり気にはなりません。
(VRを絞りスプーレー式の接点復活剤を隙間に吹き付け左右にバランス
を動かす)
>スペクトラルのアンプの中身見た事ある?
1月ほど借りて使った事があります。
確かにあれもワイアリングが大変きれいですね。
立ち上がりとしなやかさがうまくミックスし魅力的な
音だった記憶が有ります。

48 :>43:2000/09/06(水) 11:24

あの茶色いコードはハーマンが勝手につけた物だったんですか?
それから背面の細いRCAピンコード。まあ、あのピンコードは
案外バランスが良かったんで不思議だったんだけど。

49 :510:2000/09/08(金) 00:06

みなさんの中にはQUAD510をお使いになっている方はおられないんでしょうか。業務用でモノアンプ。トランジスタアンプにも関わらず出力トランス付きという変わり種でしたが。音をご存じの方や噂を聞いたことのある方おられませんか。ESL63を鳴らすのに良いのかな、なんて。


50 :名無しさん:2000/09/08(金) 00:43

QUADの初のトランジスタアンプは50Eといい、これも出力
トランスを持っていました。BBCの要請でQUADが開発した
アンプです。ちなみに、50Eのシャーシにステレオアンプを
組み込んだのが303です。

残念ながら、510や520の音は聞いたことが有りません。民生ながら
業務に良く使われた405についで、業務用を狙った510や520ですが
BBCのモニターアンプとしては、あまり使われなかったようです。

51 :名無し:2000/09/14(木) 00:55

510の件ですが、5,6年前にESL63で試聴した時の記憶をたぐると、
良くも悪くもプロ仕様の音場傾向(アムクロンやボルダー等と同類の)
で、音色はまっすぐQUADの世界(それでも少し新しめの)へ・・・
だったような。
それらは、接続コード(キャノンプラグ?じゃなかったかしら)や
出力トランスの所為だったような気もしますが、でも安心感は増します。

その時は、「audio research」や「COUNTER POINT」、
「AIR TAIGHT」や「KRELL」等のアンプで聞き比べたはずなんだけど。
ESL63は、簡単に出来るチューニング個所が多いので楽しいんだけど、
場所を取りますからねぇ・・。
(63専用のサブウーファーって、どこか出してましたよね)


52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/14(木) 01:07

サブウーファーってGRADIENT SW-63ってやつですかね?
下記のページで売ってました(中古)

http://homepage1.nifty.com/chuukyou/goods.html


53 :>47:2000/09/14(木) 02:09

失礼。

#44は正にバランスにガリが出ていました。
私もその時は、隙間から接点復活剤を吹き掛けたりしました。
でもほこりが付くような感じがして、精神衛生上は、イマイチ
でしたね。


54 :>49:2000/09/14(木) 07:21

実のところ、クォードを鳴らすのに良いアンプはスペクトラル
です。
510はやめなはれ。


55 :49です:2000/09/14(木) 08:23

510って電源のオンオフ時にかなり大きなポップノイズが出るようです。
さすがは業務用、少々使い勝手が悪いんだなと思っています。
珍品の部類なのでどなたもお聴きになっていないのではと思いましたが、
いろいろな情報を有り難うございました。


56 :くらげさん:2000/09/15(金) 23:05

QUADのアンプはいろいろ持っているけど、どれもポップノイズは
結構でます。510がどの程度かはよく知らんけどね。業務用なら
電源のON/OFFはあまりしなさそうだし、考慮されてないかもね。

QUADのアンプは良く出来ているけど、これといった、高級部品や
高信頼性部品を使っているわけじゃないから、ガリとかが出る可能性も
あるでしょう。いまでも、修理できる体制があるのだから、問題なし
と思います。

私も古い33プリを英国のQUADから部品を取り寄せて修理したよ。


57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/19(火) 06:50

44,66,77シリーズの音って、
どういうふうに違ってるんでしょうか?


58 :GA:2000/09/19(火) 12:01
>57
(個人的な感想)
プリ44(初期)+パワー405
ある程度ナローレンジで端正でくっきりした音
英国伝統のデッカトーンを思わせる。
割合前に出る音だが抑制がきき暴れが無い。
プリ44(後期 グレー)+パワー606
↑より少しワイドレンジ、解像力アップ
だだし前に出ていた音は、半歩さがる。
プリ66+パワー606A
↑より更にワイドレンジ、おとなしい音になる。
さらに音は、後ろに下がる。
滑らかな音だが演奏の緊張感を表すのが弱くなる。
プリ77+パワー707
滑らかかつ穏やか、高級イージーリスニング向け。

ちなみに現在の私の使用アンプは、プリ44(後期 グレー)+パワー606
にフォノイコライザーのみ初期44用を使用。

59 :GA:2000/09/19(火) 12:03
>追加
↑の組み合わせは、QUADの開発時の音決めの
組み合わせです。

60 :57>GAさん:2000/09/20(水) 08:04

インプレありがとうございます。
読ませて頂いて、44プリ欲しくなってしまいました。
中古で出回ってるのは、
今では相当状態が悪いものでしょうけど、
買ってみようかな。
あの、ついでにお聞きしたいんですけど、
44プリと606パワーの接続コードはどうなさってますか?
普通のRCAケーブルじゃだめですよね


61 :くらげ:2000/09/20(水) 09:37

44の初期型はDIN。後期型はRCAですよ。
色的には初期型が欲しい私^^;

半田付けが出来れば、DIN → RCAの変換コードは簡単に
作れるでしょう。お店で付けてくれるかもしれませんね。


62 :GA:2000/09/20(水) 13:41
>60
>接続コードはどうなさってますか?普通のRCAケーブルじゃだめですよね

>61さんも書かれていますが初期はDIN、後期はRCAです。
RCAの銘柄ですが、私の場合では、ハイテク素材を使ったハイエンド
ケーブルは、バランスを崩すと思います。(細い普通のRCAの方が
良い場合が多い)
メーカーとしては、ベルデンかトリビューター
http://www.electori.co.jp/consumer/c-tributaries.htm

あたりが我が家の場合バランスよく聞こえます。
(ひょっとしてリンもよさそうな気がするので今度試してみようと
思いますが)
↑の方でも書きましたがACは、交換して下さい。

63 :57=60:2000/09/22(金) 07:07
>くらげさん、GAさん
レスありがとうございます。実は、私66シリーズ使ってます。
でも、44と77がいまだに気になっているので、インプレお願いしました。
GAさんによれば、音が荒れずに、くっきりしていて前に張り出してくるとのことなので、
44の初期型の音聴いてみたくなりました。
デザイン的にも、あのブルーは気に入っています。
ただハンダは握れないので、実際買うとなると、
初期型は機械の状態と接続コードの問題がネックになりそうです。

>ACは、交換して下さい。
QUADの付属AC、ひどいですよね。
私も、家に持ち帰って最初に音を聴いたときには愕然としました。
店で試聴したときと、あまりにも違う酷い音だったんで。
ACを別のものに交換するまでは、こんなもの買うんじゃなかったと、
マジに後悔してました。
代理店は何であんな中途半端なもの付けたんでしょうね。
日本でQUADの評判がぱっとしなくなったのは、半分はあのACのせいだと思ってます。


64 :名無しさん:2000/09/22(金) 11:03

>日本でQUADの評判がぱっとしなくなったのは、
>半分はあのACのせいだと思ってます。

あはは。そんなわけないよ。

65 :?:2000/09/29(金) 02:31

付属のACって、あの黒いヤツですか?

66 :GA:2000/09/29(金) 13:19
>65
>付属のACって、あの黒いヤツですか?
機種にもよりますが黒くて細いやつです。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/30(土) 02:35

私の44についてるのは茶色くて細いヤツだった。
FM4も同様。606は黒くて太いです。

68 :名無しさん:2000/10/01(日) 00:54

44のメイン基盤に付いている電解コンデンサーは松下の小型品だから交換した方がいいよ。私はBGに交換した。
それと以前に44のF特を調べたら10KHZぐらいからだら下がりだったから調べたらHi-cat用のコンデンサ(長方形の白いやつ)が原因だったからそれを外したら良くなった。

69 :>68:2000/10/01(日) 02:41

そこまでしてクォードを使おうとする真意は?


70 :名無しさん:2000/10/01(日) 04:1368
>69

と、いうよりせっかく買ったんだから少しでも音を良くしたいから。
だってあまりにも酷い電解コンデンサーを使っていたから・・・。

71 :あっきー:2000/10/01(日) 08:51
>70
確かに昔のクォードは余りにこだわりが無さ過ぎたからねえ。

ESL-63もProヴァージョンで、匡体を頑丈にしただけで、
音は激変していました。音を良くする為に匡体を頑丈にした訳
ではなく、持ち運びの便利を考えての事だったのですが・・・

時にコンデンサを交換したら周波数特性的にも改善されましたか?


72 :名無しさん:2000/10/02(月) 00:2868=70
>71
F特が改善されたのは68にも書いた様に白い長方形のコンデンサーを外したからです。

また、松下の小型品コンデンサーをBGに交換した結果は音が滑らかになりました。


73 :GA:2000/10/18(水) 15:59

ESL989のレビュー(英文)があった。

http://www.tnt-audio.com/casse/quad-esl989_e.html


75 :静電拡声器:2000/11/02(木) 17:26

インナーサウンドを聴いた人いますか?

http://www.innersound.net/
http://www.innersound.net/images/eros.jpg

ファイナル1.4を聴いた人いますか?
http://www.final.nl/07072000/indexie.html

ELS989を聴いた人いますか?
Quad - The 99 Series
http://www.quad-hifi.co.uk/quadesl.htm

御感想を書いてください。


76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 17:31

ファイナルはゴミだった。ウーファーの音圧で振動版を
ゆすってどーするつもりだ?所詮、コンデンサユニットと
ダイナミック型のウーファーは相容れない。MFBでもかければ
いいかもしれない。コンデンサ型に良いといわれたENTECの
ウーファー(Crosby Audio Works)のでも論外だった。

ESLの新型は日本には入ってきていないから、海外で聴く
しかないな。俺は知らん。古いESLは確実に電源が劣化して
いるから、メンテナンスをする必要があるな。エレメントに
規定電圧が掛かっていない可能性が高い。

むかーし、KLHやアコースタットのコンデンサスピーカーを
買った人は、今ころどうしているのかな?こわれたユニットは
修理不能だろうね。ま、そういう意味ではウレタンエッジの
ユニットも同じだが、これは、まだ代替部品で何とかなる。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 17:41

ありゃ、静電オタクがこんなにいやがったか!! テメーラなんざ、
猫の毛皮を下敷きでこすってシビレてな、ぎゃっはっは〜(大爆笑

78 :>77:2000/11/02(木) 21:17ぷ、持ってないからくやしいみたいね。


80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 10:36

新型
http://www.quad-hifi.co.uk/quad99.htm
は日本へいつ入ってくるんじゃ?

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 11:09Harman JAPANがやる気を失っている(一応、まだ、代理店
では有るらしいが、WebPageの取り扱い品目からは消えている)
ので、どこか、良い代理店が新しく見つかるまでは駄目じゃ
ないかなあ?77以降、99も含めて、QUADのアンプにはあまり
魅力を感じなくなったな。

82 :ESL:2000/11/22(水) 13:47

http://user.tninet.se/~vhw129w/mt_audio_design/esl_989.htm#

によると

Quad / Opus3 部屋で
ショーにおいて試聴の高価なスピーカは
マーティン・ローガン Prodigy
Revel Ultima Salon
ウィルソン System6
これらすべてが音楽を再生することによい結果でなかつた
そして
ESL-989 は ばつぐんによかったらしい。


83 :名無しさん:2000/11/22(水) 14:16
>>82

しかし£4600ですか。
日本に£=200位で入ってくれば、これは買いかもね。
100万円以下のスピーカではベストになりうるね。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/17(日) 21:08

ESL−989はいつ出てくるのよ?

88 :静電拡声器:2000/12/19(火) 11:00

クオード あいかわらず代理店がないようだね!
中国生産で
バックオーダー3ヶ月 ってほんとか?
アコースタットはイタリアで復活し日本に入っていうけど
フィリップのモニターの座もオーディオスタテック
http://www.audiostatic.com/
に奪われて終わりか?


89 :音像:2000/12/21(木) 11:07

音像がゆがんだダイナミックSPはもうたくさん
ESL−989はいつ出てくるんじゃ〜!


92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 10:16

44PREの最終モデル(グレー調)とその前の茶色のやつは、回路的に
どこか違うんでしょうか?それとも606に合わせるため色だけ変えた
んでしょうか。

93 :GA:2001/01/12(金) 11:04

初期と後期では明らかに回路が違います。
まず44の特徴として
通常のプリやプリメイン等はフォノ以外の入力信号は、
直接 セレクター→VRに導かれますが、
44は一旦各入力専用の回路に入りそれから
セレクター→VRに信号が渡ります。
この形式は業務用に使われる事が多く
回路が一段余計に入る事やコストアップのデメリットが有りますが
入力インピーダンスや増幅率等入力条件を最適化でき
入力機器の出力段が弱い場合でもお互いの干渉を
カットできる大きな利点が有ります。
この入力回路(インプットモジュール)は、カード化され
これを差し替えて色々な機器に対応できるのですが
まずこの入力回路が違ってきています。
多くは微妙な定数の変更や部品の変更ですが
フォノは電子回路が分からない人が
比べてみても一目で違いが分かるほど
大きく変化しています。
入力回路以外でも細かな定数変更があり
一番良く分かる部分は初期のトーンコントロールの側に有った
REDインジケーターが後期ではなくなっています。
以上の事から初期と後期では明らかに音が変化していますが、
一概にどちらが上とは断定できません。
(私が聞いた音の違いは↑の方に書きました)

94 :>1:2001/01/12(金) 12:29

クォードとかLS3/5Aなんて古いシステムなんて。
最新式のシステムを聞かれることを勧めます。
レンジ、音場感、全く違いますよ。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 12:4
2>94
「最新式」を聴いて知ったうえでクオードとLS3/5で
聴くという「趣味の世界」があることを、どうして
オーディオオタクは理解できないのかなあ?

レンジや音場などだけがオーディオではないよ。
ある程度経験を積むと中域の充実感などにこだわるようになり、
そういった面では古いオーディオには独自の世界があるんだよ。

ステレオ録音でリマスターのCDも出てるようなソースを
わざわざオリジナルモノLPで聴こうとする人がいるのも、
オリジナルの中域のコシや張りを求めるから。
理解しなくてもいいけど、そういう世界だってあるということは
知ってても良いでしょう。


96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 13:49
>>95
同意!!
クオードは良く知らないけど、LS3/5はいい味だしてるぞ。
(確かに音場感、特にレンジは弱いけどね...)
メインとして使うのはどうか知らないが、サブとしてなら、俺も欲しいな−。
音が好きなら、メインとしても十分いけるのでは??

97 :オーディオオタク:2001/01/12(金) 19:34

おいおい、オーディオオタクと人くくりにして
94みたいな低レベルなのといっしょにしないでくれよ。


98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 23:31

最新式を経ないで1のようなことをしている人は逆に少ないのでは?
これは、一眼レフに飽きて古いカメラを趣味としている人に、
「ライカのM2とかズマロンみたいな古いシステムなんて。
最新式のEOSをお使いになることを勧めます。
解像度、シャープさが全く違いますよ。」
と言っているようなものですよ。


99 :しかし:2001/01/12(金) 23:38
>>98

自分の求める再現の為にはデフォルメも辞さない写真芸術と、高忠実が
基本であるはずの音楽再生は一緒の次元では語れないよ。


100 :>99:2001/01/13(土) 00:24

確かに、自分で記録する写真と、記録されたものを再生する音楽再生
は楽しみ方に違いがありますね。あえて例えるなら、音楽再生はネガで
売られている写真を自分で紙焼きするような趣味といっていいかも
しれません。
さて、スタジオ内では確かに高い忠実性を目指しています。しかし、
スタジオ録音の場合、すでにレコーディング・ブース内とコント
ロールルームの出音はまた違うものになっています。自然には聞こえ
ますが、コンソール上で各種EQ、エフェクターがかけられ、人的
な力でバランスがとられ(もちろん丁寧ではありますが)作りこま
れた音になっている場合がほとんどです。しかも家庭での再生環境は
千差万別、CDはデジタルで記録されているとはいえ、写真のネガ
が紙焼きでまったく仕上がりが変わるように各家庭で結果は変わります
よね?ですから、誤解をおそれず言うなら、ブース内の演奏の生音と
家庭での出音が一致することは極めて可能性が低いといえるでしょう。
オーディオという趣味は、原音再生を目指すとはいえ、実際には自分
のイメージに出音を近づけていくクリエイティブな世界となっているので
はないでしょうか。


101 :>100:2001/01/13(土) 00:34

おお!レコード演奏家発見!

って煽っている訳では無く、確かにそうだよな、と感じ入っている訳です。

しかしオーディオマニアである私は、高忠実は何処かにある、と信じたい訳ですが(藁
尚かつ、自分の進んでいる道にそれがある、とも信じたい訳です(激爆


102 :100:2001/01/13(土) 00:55

そんなわけで私は、実物のよさを認めながらも、綺麗に撮影された
映画の画面を楽しめるのと同じで、CDに込められた音を自分の好
きな音にして聞くようにしています。スタジオの音より自分の家の
音の方が好きなぐらいで(ハハ
あっ私も、メインの他にクォードのアンプとLS3/5Aを使ってますよ。

103 :>102:2001/01/13(土) 01:05スタジオの音を聴いた事が無いものでなんともコメントが出来ませんが(^^ゞ

私のシステムは結構大規模なんですが、小音量でも音はダレないので、
そういうサブの必要性を感じないでいます。


104 :100:2001/01/13(土) 01:05
>101

>しかしオーディオマニアである私は、高忠実は何処かにある、と信じたい訳ですが(藁

ごく少数ですが、どこかにはきっとあると思います。しかし、
すべてのCDで高忠実を求めることは残念ながらできないですよね。
(例えばモー娘。のCDで高忠実は求めるべくもありません 藁)

105 :101:2001/01/13(土) 01:09
>>104

まあ、そうですね。
でもそのモー娘の世界でのリアリズムは多分あるんでしょうね。
まあ、モー娘のCDを一枚も持っていないのでアレですが(^^ゞ


106 :>103:2001/01/13(土) 01:14

>私のシステムは結構大規模なんですが、小音量でも音はダレないので、
>そういうサブの必要性を感じないでいます。

それはうらやましいです。その音を気に入ってらっしゃるんですね。
私など、さらに一回り小さいマイクロコンポが気に入って買ってし
まいました。私にとってはカメラと同じで性質の違いでいろいろ集
めてしまいます。

107 :103:2001/01/13(土) 01:18
>>106

スピーカを買い替えたら、確かに小音量の音がダレなくなったな、
自分でも感じていた訳ですが、その後、オーディオ仲間に聴いてもらったら、
その仲間も同じ印象を持ったので、強ち自分の印象は間違いでは無かったみたいです。

矢張り中域のユニットがネットワークを通していない、という設計が効を奏しているのかも
しれません。


108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 01:25
>>107
>中域のユニットがネットワークを通していない
アンドラ????これくらいしか思いつかない。
一度聴いてみたいSPです。たまに安売りしてるので欲しくなります。
サイズは小さいから魅力ですが、重さがね...


111 :ESL:2001/01/15(月) 12:34>94 名前: >1 投稿日: 2001/01/12(金) 12:29

レンジ、音場感、全く違いますよ。
>95 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/01/12(金) 12:42

中〜高域の再生のレベルの高さは
昔のコンデンサーSPだって最高レベルに達していて
現代のSPとかわりゃしないな
もちろんダイナミック型のSPなんざ足元にもおよばん
物理特性だな。
ワイドレンジやデカイ音 だけが物理特性ではない。
クオードにがぎったことではない。


112 :GA:2001/01/15(月) 14:24
>111
>ワイドレンジやデカイ音 だけが物理特性ではない。

同感です。
実際 レンジ感や最大音圧、表面的な解像力では、
クオードは、現代の最新システムに劣ります。
ただ他の方も言われていますが、
最新システムの音を知っていて使いつづけている方が多いと思います。
クオードの各々の機種は、それらが発売されている当初から
表面的なレンジ感や解像力で他社より優れていた訳ではありません。
色ずけもあります。
しかし例えばピアノ一つ取ってみても
クオードなら「ヤマハ」と「シュタインウェー」の区別ははっきりできますが、
弦の一本一本まで数えられそうな圧倒的な解像力をほこる
最新のハイエンドシステムで、案外機種の差が良く出ない物が
結構多くあります。
また歌曲では、ピアニッシモの場合 歌手は全身を緊張させいわば
全力で小さな声を出しそれからメゾフォルテにかけては
声量は増えていますが力は実際徐々に弱めています。
さらにフォルテ以降今度は息には力をいれ体は力を抜き
いわば開放感のある力強さで歌います。
この緊張→開放の差もクオードはこじんまりとした世界ながら
きっちり表現しますが最新システムで上手く表現できるものが
恐ろしく少ないのが実状です。
私の考えるクオードの良さは、けっしって「音楽のつぼ」をはずさない
バランスの良さだと思っています。
人によって敏感になる音は、個々で大きく異なると思いますが、
クオードにかぎらず古いシステムを使い続けている方の多くは、
その人の一番気になる部分での音が最新システムよりいわば
「音楽の情報量」が多い為使い続けているのだと私は考えています。

113 :静電拡声器:2001/01/17(水) 14:38>111
>112
激しく同感
微少レベルの再現性なんか
ダイナミックSPなんざおよびもしないな
ワンポイント生録のソースなんか
人の鼻息やハエの飛んでる微小音が克明に聞こえてくる。
これはコンデンサーSPならではの物理特性のよさだな

また昔インパルス応答データーがのってた雑誌があったが
ダイナミックSPなんざぜんぜんだめだったな。
なっとくできる物理特性だな!

マイクロフォン→アンプ→SP
にて試聴すれば なっとくできるのに
近頃じゃそんなことする奴はいないようだな。
きっと海外にはいるんだろう。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/19(金) 01:28

>マイクロフォン→アンプ→SP
>にて試聴すれば なっとくできるのに

レコーディングスタジオですな。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/20(土) 20:36

クォードで聞くというのは一つの究極ではあるのですね。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/20(土) 21:16

いまならLINNね。


118 :Wol:2001/02/06(火) 20:00今更ですが、FM3のデザインって究極じゃないですか?

http://www.interq.or.jp/japan/keniti/FM3T.JPG


119 :アース:2001/02/06(火) 21:05

クワッドはやはり格好ですよ。
誰も真似ず、誰にも真似されず。すばらしい!!
日本でのこと。

しかーし。
クワッドは広ーい大きな部屋で聞くとすばらしい音がしますよ。
私が今まで聞いた最高の音はイギリスでピータオ ウーカス氏
がクワッドで音出ししていた音楽です。
でもピータさんのあのボロの背広は違和感を感じたな。
気さくなのか、音しか興味ないのか。天才は分からない。


120 :アース:2001/02/06(火) 21:08書き間違いスマン>
ピーター ウオーカス氏 

121 :アース:2001/02/06(火) 21:29間違いの間違い>
ウオーカー氏

ウオーカスはレスターのポテトクリスプスでした。 


122 :>120:2001/02/06(火) 21:37

ピーター・ウォーカスって誰だろう、と思っていたところだよ(藁

ピーター・ウォーカー氏なら、クォードの創立者だよね。
初代のESLも、ESL-63もピーター氏の設計によるものだったよね。

息子さんのロス・ウォーカー氏はクォードを継いだが、
クォードを途中で投げだし、それ以降、クォードはおかしくなった。

ピーター・ウォーカー氏は未だ健在なのかな?


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 06:57
>118
33シリーズはほんとに素敵。
プリなんか普通に置くとボリュームいじるだけで
動いちゃうくらい軽いしね。
中学生の頃ほんとに憧れていたなあ。

124 :アース:2001/02/08(木) 10:03

クアッドはうまくセットアップできると信じられない良い音出すけど、
ESL63イギリスから買ってくれば良かったな。でもESLには
狭くてカワイソウだろうなおれの家。 イギリス人がうらやましい。大きくて、
ライブで天井高いレンガの家、ついでに240Vの給電線。

クアッドのFMチューナ格好いいから飾ってるけど音でない。(笑)
日本の局に同調しないので残念。だれか改造方法知りませんか?

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 23:35
>アースさん
ESL63、アンプは何で鳴らすのがお勧めですか。
もしご存じならアドバイス下さい。

126 :67cd:2001/02/09(金) 04:1

1いまだに、67cd、と66のチューナー愛用してます。
124さんは、リモコンもってますか?
でないと選曲できないはずですが。
新しい真空管アンプも日本で輸入してほしい。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 09:21そうですね


128 :アース:2001/02/09(金) 10:20

67CDさん>
クアッドって音でなくても手放す気おきませんよね。すばらしい。
私のはFM−4なんです、34とセットになるやつ。フルイ(・_・)
ダイヤルでクルクル チューニングするとなぜかデジタル
周波数表示する。もう独創の固まり。
どっかに切換コンデンサーあると思うけど。

125さん>
お勧め出来るほどうんちくがありません。
私が感心したESL63はクアッドのアンプにつながってました。

129 :>128:2001/02/10(土) 03:37

私のFM4,長時間点けているとだんだん周波数がズレてきます…
それでもいとおしい。

130 :アース:2001/02/10(土) 03:48

129さん>
分かる!こんなデザイン優れた商品日本製にあるかしらね?
ウーン思いだせない。壊れたらすぐゴミバコ行きばかり。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/13(火) 01:37

21世紀だからクォー度は逝ってよし!


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/13(火) 06:57
>132
もう逝ってるから君は気にしなくてよし。
ここは逝けるオーディオのためのパヴァーヌよ。

134 :FM4:2001/02/13(火) 15:28
>129
至急電源の25V1000マイクロの電解を
 50V2200マイクロ 105度品縦型に変更するべし
  出来たらチュウニングポテンシヨの横の電解
  あと3端子の横の電解も
 >パンクしかかってる (バリキャップかも知れないが。。)
 あと44プリも同様 TL071 072
  も換えるとよい あと入力のピン端子も。。。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/15(木) 04:14

昨夜やっとQUADのアンプが鳴りました。(33プリ, 405-2パワー)
まだ数時間かつ深夜なので何とも言えませんが、素直に音楽が聴ける気がします。
動作チェックが終わったら、色々と「遊んで」みるつもりです。
シャカリキになって「格闘する」モノじゃないと思うので。
でも、経年劣化との格闘は覚悟せねば(藁


137 :135:2001/02/21(水) 04:22

自分でもよくわからない何かの縁でQUADのアンプと付合うことになりました。
CDは Goodmans CDMP350, スピーカは ALR/Jordan EntryS という構成です。
何せ自分より年上のアンプを使うのは初めてなので、今までと勝手が違う部分が
あり、いくつか不明な点がでてきました。

1.44プリの電源ケーブルは付属していないというレスがありましたが、33プリの
場合は付属していたのでしょうか?(中古で買ったら付いてませんでした)
2.33プリのPhono Adapter基板の"M1","M2"は分るのですが、"C1",S1"はどんな
イコライザなのでしょうか?

非常に初歩的な質問とは思いますが、宜しくお願いいたします。


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 09:41

GoodmansのCDPなんて国内で入手できたの?というのは
おいておいて、

電源ケーブルが付属しているかどうかは知らないが、
電源ケーブルの入手で困っているのならばハーマンインターナショナル
にといあわせてみそ。1500円だったかで売ってくれます。

たいしたケーブルじゃないけど、コネクター部分だけを国内で
入手するのは難しいと思うので。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 11:14

44プリの電源は普通の3Pインレットだから付属してなくても
適当なの買ってくれば良いけど、33プリは電源もDINみたいな
へんてこなインレットだったよね? 138さんがいうように
ハーマンが持ってるとは思うけど、きっと細くて安っぽい
やつだろうなあ。


140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 14:31

33の電源ケーブルは、2300円でした。
プラグだけ購入すると,900円です。
コードを接続するのに、半田付けが必要ですので
あまり太いケーブルは、入りません。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 14:45

プラグだけって,あるんだね.
そういえば俺が34買ったときにも
プラグだけ1個ついてたよ.

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/21(水) 15:23

イギリスではプラグだけ入っているのが標準だと以前のカキコになかったっけ。


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 00:39

http://www.soundbox.co.jp/ESL989.html

これってハーマンから出るの?違うのか?

145 :QUAD 大好きですねん:2001/02/22(木) 10:16

この前問い合わせてみたんだけど、新製品はハーマンからはまだ出ないみたいですよ。


146 :ジョン:2001/02/22(木) 16:08

お邪魔します。
私は,4年ほど前までESL63Proを使っていました。ロウレベルのリニアリティーが
良く,駆動力のあるアンプ(Spectral)を使うとゴリッとした音も出て
随分と満足していました。6年間使いました。
全てをQUADにした時の,箱庭的なまとまりの良さに憧れながら,
QUAD本来の使い方で無い事に後ろめたさを感じてはいましたが,
若気の至りで解像力や質感をより明確に出してくれるアンプを選びました。
ただ,耐久性と言うか,湿度の高い我が国には合っていないのかな?
最後は,ノイズに悩まされました。
始めは無信号時にプツプツ程度でしたが,だんだんと大きくなり
しまいには,「バリバリ」と機関銃でも撃つようなノイズが出始めました。
いろんな人に相談しましたが,掃除すれば良いよと気楽に言う人が多かったのですが,
実際に見てもらうと,凄い音だね・・・・と誰も修理はできませんでした。
そもそも,63は,振動膜を分割しているので掃除や修理は簡単ではないのだろうと
かんがえ,ハーマンに送りました。「ユニット6枚交換」と言われ,予算をオーバー
しましたので廃棄処分にしてしまいました。残念でした。
今は,ドイツ製のダイナミック型のスピーカーを使っていますが,ボリウムを
ある程度上げてからは良いのですが,やはり小音量時の品位の高さは
63Proが良かったなあと思います。
皆さんのところのESL,あるいは63系には類似のトラブルは無かったでしょうか?

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 16:42
>145
「まだ出ない」ってことは,ハーマンはまだ
クオードの代理店を撤退したわけではないってこと?
そうなら希望が出てきたなあ.

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 18:32

→ 147
QUADのWebには日本の代理店としてHarman JAPANが
まだ載っている。

Harmanの人に輸入オーディオショーの会場で、QUADの
取り扱いについて聞いたが、QUADの会社の体制とか、
以前とかわって、組織として大丈夫なのか、心配なので、
当面、新製品は扱えない。見たいな事を言っていた。

QUADは、今はワーフェデールとグループを作っている。


149 :関西人:2001/02/22(木) 19:42

ジョンさん、アナログのところで別人と間違われたりしてはったけど。
ええ趣味してはるやん。(言葉遣いの悪いのは堪忍)
しっかりしたアンプでならすとブリブリ来てくれるのよね、ESL63。
繊細な音だけがESLの特徴じゃないんですよ。
ところでだれか989個人輸入して人柱になってくれないかなあ。
良く知らないけど本国でもまだ売ってないの?

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/22(木) 20:11

無視するしかないのかなあ.....


151 :ジョン:2001/02/22(木) 20:23
>>149
> しっかりしたアンプでならすとブリブリ来てくれるのよね、ESL63。
それを良い事にパワーを突っ込みすぎたかなとも思っていますが
誰もトラブル無いのかな???

某所で聞いたモディファイESLも良かったけど,ここでは禁句なんだろうな。

http://www.quad-hifi.co.uk/eslmain.htm
には製品紹介があるから,もう出てるんでしょう,UKでは。
メールで買いたいと申し込んでみたらどうでしょう?


156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 07:47

オークションでもQuad製品がけっこう高値で出てるけど、
パワーアンプの405なんてシャーシャーノイズでまくりじゃん。
あんなのが良いわけ?

157 :ESL:2001/03/17(土) 17:02

クォードのユーザーよ
試聴してみよ!
http://www.audiostatic.com/

おどろくだろうよ  はははははは
おれは代理店のまわしものではない


日本代理店もあるぞ
Continental Far East Inc., Continental Bldg 3-18-9, Roppongi Minatoku, Tokyo 106-0032,Japan
Phone: 813 3583 8451 - Fax: 813 3589 0272 e-mail: cfepro@tokyo.email.ne.jp

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/17(土) 17:30

あまりにひどい音で驚いたぞ。
で、それがどうかしたか?

三流の品物をわざわざ貶めることもないだろう?


159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/20(火) 11:02

やっぱりESL-63でいいです。


160 :名無しさん:2001/03/20(火) 11:0
9>>159

確かにESL-63は素晴らしいけど、エレメンツがすぐダメになりますね。
今でもきちんと鳴っているなら良いんですが・・・

中矢一義さんもESL-63のプチパチノイズが気になって、システム5.1に
交換しました。
私の知り合いもJM Labのユートピアに交換したし。


162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 12:46
>159
その人たちはESLがきちんと鳴っていたとしても、
どうせ新しいスピーカーに交換したと思うよ。
それがオーディオマニアというもの。
誰々がそれを何かに買い替えた、という情報は
製品の評価にはまったく役立たないだろう。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 13:50

第一、頭の悪い権威主義的でしょーもないよね。

→ 162に同感。


164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/30(金) 14:10

いつまでもN○1000モ○ターが最高だと言ってる人と同じでしょう。
やれ十何年かかってやっと満足したとか使いこなすのが難しいか
ら、とお経のように唱える人達と同じ匂いがする。

165 :ESL:2001/04/01(日) 15:23
>158
ならしかたが3流人は
それなりになるSPという事だ
ESL そのものの欠点 優位点
そのままでてくるからね
ただつないでアンプよくしてもだめだな
販売店の店員なみのやりかたじゃははははは!
やりかたはノウハウてやつだな


166 :135:2001/04/02(月) 03:2
6>>143
ESL63の話からはずれるのでさげます。
中古で買ったQUAD33に電源ケーブルが付いていなかったので、販売店経由で
ハーマンに問い合わせてもらっているが、1ヶ月以上返事無し。
大丈夫なのかな、ハーマン。しっかりしろ、H○F○堂!
仕方がないので、あの特殊なプラグを入手してケーブル自作しました。


167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 12:56

ハーマンに直に電話すればいいんだよ。
俺はアームやアンプの修理調整いつもハーマンのサービスに
直接送ってるよ。輸入代理店でもノアとかは
販売店経由じゃないと受け付けないけどね....

168 :160:2001/04/02(月) 13:07
>>162

でもJM-Labに変えた人は未だにクォードの方が音が良かった、
と未練があるような事を言っているよ。
ESL-63は結局エレメンツの耐久性が低過ぎるのは問題だと思う。

音は中域〜高域にかけての繊細な音は未だにどのスピーカでも
叶わない程素晴らしいけどね。


169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 13:44-> 166
あのプラグは国内で入手できた?
僕は英国のQUADのサービスから直接取り寄せたよ。

170 :166:2001/04/02(月) 16:45
>>167
アドバイスありがとうございます。
次回からはそうしたいと思いますが、今回の場合割と早くプラグを入手できた
ので困ることもあまりなかったし、販売店が言い出した事であり販売店側の責任
を果たしてもらう意味もあり、あえて直接ハーマンに連絡はしていません。

>>169
運良くQUAD好きの方にわけてもらうことが出来ました。入手ルートは私も
分りません。


174 :クオード大好き人間:2001/05/16(水) 14:40

現在 ESLを性懲りもなく使ってます。球のアンプも細かいことを
言わなければまったく問題ありません。

240Vのトランスは国内のトランスメーカーに頼んで、100Vを作りました。

※ チューナーFM4 譲って下さる方いませんか?

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 15:00

QUAD IIは、球の選別や部品に細かい事を言わないとアウトが
飛びます(笑)

電源トランスを、オリジナルから国産特注に載せかえたのですか?
馬鹿ですね。英国製のトランスに、どれほどのノウハウがあるか
理解できてないんですね。

QUADのユーザーやめてくれます?

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 17:43
>176
結構ワケ知りなんだからそういう言い方はしちゃだめだよん。
電源トランスも大きく音を左右するよね。
174さんの音、上手く鳴っていればいいんだけど
やっぱりオリジナルとは違うアンプ、って事になるかな。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 19:55
>>176

整備の悪いクオードしか使ってない奴が分かったような口聞くな。
基本的な定期整備をしてれば、ユーザーがほとんど気を使う必要が
ないのがクオードの美点(かつメーカーの最大の気概)だし、
QUAD IIはそれを製造後40年経っても維持可能なところが
評価されてるんだろ。

ウオーカー爺さんだってお前みたいな奴に使ってもらいたくて
クオードを作ったんじゃないよ。
トランスのことだってウオーカー爺さんだったら「電圧電流が
適正なものであれば特に問題はない」というだろう。

お前みたいにクオードをマランツ7とかと同じ世界でしか
捉えられない人間こそクオードのユーザーやめるべきだよ。


179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 20:47

→ 178
ところで、QUAD IIはKT66のGRAYにあわせて設計されて
いるってしっています?GRAYとCLEARの違いとか。

上杉某あたりが、出力の大きさから、球にやさしい負荷の
QUAD IIって言ってるけど、大嘘だってことも知っています
よね?

電源トランスのカバーから黒い汚れの出ているQUAD IIって
よくあるんですが、見た事有ります?あと、その理由と。

ウォーカー爺さんが、そのように言うであろうことは、
まったく同意できますよ。

もちろん、ちゃんと整備された真空管アンプは、それほど
寿命にナーバスになる必要はないよね。古いソリッド抵抗
なんて、確実に抵抗値が倍くらいにはなっているし、QUAD
程度に使われていた安物のフィルムコンなら、絶縁性能も
すっかり駄目になっているけど、もちろん、整備済でしょうね。


180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/16(水) 20:56

なんでもいいけど、オタッキーなやつだね


181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 10:01
>>179

だから、そんなことを「知っている」ユーザーってもの自体が
本来のクオードユーザーじゃないだろう、ってこと。
おまえがそういうオタクになるのは勝手だけど、
機械のことはあまり気にしないで聞く、という「正しいクオードユーザー」
に向かって「QUADのユーザーやめてくれます?」なんて、
なにをトチ狂ったこといってるんだこの厨房、ということ。

クオードでもリンでも、こういう奴がいるから日本では
宗教になっちゃうんだよなあ....

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 11:35

いや、そりゃ、あなたのスピーカーが飛んでも、
QUADの電源トランスが異様な高熱を発して燃えても、
アウトプットトランスが飛んでも、まあ、おれは
痛くも痒くもないんだけどね…

いや、もう、失礼いたしました(藁


183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 11:57

野暮なこと言う奴がいるんだね。


184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 11:59

オレはクォードみたいな骨董品に興味はないが、はたからみていても、
イヤミでオタッキーな人間のくずだな、こいつは。逝って良し。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/17(木) 12:09
>>184

やさしーね、人間の仲間にいれてやるなんて。こいつはくずってのは、
同意。

186 :クオード大好き人間:2001/05/17(木) 12:23

電源トランス替えただけで、、、、イヤハヤ、、、大変なことだはこりゃ!!

趣味なんだからもっと気楽に考えればいいのでは?

結構好みの音でなっていますよ。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 10:33

大好きなら、もっと大切に使ってあげれば良いのに…


189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/24(木) 10:57

大切に使う、ということの中身だって、人それぞれで良いんじゃないの?
すべてオリジナル通り、フルメンテで使うことだけが「大切に使う」こと
でもないでしょう?

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 22:02

QUADの音ってもっさくってダサい気がするんだけど
間違ってますか?

192 :業界人:2001/05/27(日) 16:25

QUAD (コンデンサSP)は他のSPでは到達できない物理特性
を持つ
鳴らしかたの問題だな
理解してない人が多い・・・ハハハ

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 02:16

間違っています。
それではジャグァーの乗り味やライカで撮ったモノクロ写真がわか
らない厨房と同じです。


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 05:20
>>192

そういう「鳴らしかた」はQUADユーザとしては上品じゃないね.
QUADを「理解」してる人は,あなたが言ってるようなことは
承知しながら,ESLをQUADのアンプでもっさりと鳴らすのだよ.
193には同感だけど,別にみんながジャガーやライカを理解する
必要はない.「もっさくてダサイ」と思う人は,別にQUADを
使う必要はないんだから.


195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/02(土) 14:56

最近みつけた。QUAD信者かつ逸品館信者という変なヤツ

http://www6.airnet.ne.jp/~yasushi/index.html

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 08:53>>194
激同感

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/03(日) 08:57ボケ味っつー言葉もあるわな。
嫌なら使わなければいい。>>194の言う通り。
別に全員が、シャープ・ストレートを目指すことはないのであって、
自分の好きな機械で好きな音を出せばいいんじゃあ。

おれはクォード使ってないが、他人の趣味を否定する奴は嫌いなんで
差し出がましくも一言。
http://ebi.5ch.net/test/read.cgi/pav/963594833/


30. 中川隆[-13420] koaQ7Jey 2018年7月05日 19:28:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16318]

【必要十分】QUADは良かった...【英国良心】
https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/pav/1065539700

1 :寄道好:03/10/08 00:15 ID:cj7riT9m

世の中の流れからは取残されつつも、まだまだ熱心なユーザーがいるQUADについて
末長〜く使うために情報交換しましょう。
QUADでなくてもリビングで楽しむ小粋なオーディオの話題や、音楽の話題や
郷愁をそそるシステムなんかの話題も適当にどうぞ。
ぶっといケーブル刺したりや鉛乗っけたりする人はスレ違いということで、、、(笑)

Quad Electroacustics
http://www.quad-hifi.co.uk/


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 00:18 ID:Q14O+bbs2げっつ

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 00:19 ID:uEoL+mIg3gets ゲッツ人気はいつまで続くのか

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 00:20 ID:Q14O+bbs4げっつ

5 :あんちょこ:03/10/08 00:25 ID:4yD2m/SAレビンソンスレの29改め、あんちょこと申します。
ど忘れしたんですが、QUADは、何処のコンシューマー部門
で独立したんだっけ?

6 :あんちょこ:03/10/08 00:33 ID:4yD2m/SAよく、イギリスの空の色に例えられてますね、ココの音
しかし聴けば分かりますがサスガ英国源流の音、求心力
がチガウ。

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 00:36 ID:zOJ54n+Lイギリスの空の色って・・霧だらけということか?

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 00:44 ID:SUDGAfeY>6のあんちょこさん
コテハン襲名おめでとうございます。
あなたにそんな名を名乗られたら、浅学な我々はどうしたらいいのでしょうか?(w

それはさておき、ステレオサウンドにクォードの新型アンプの記事が載ってましたよね?
お尋ねの件に関しては記述はありませんでしたが、
パワーもプリもかつての銘機のリメイクという感じでなかなか気になる存在です。
プリの方は18万とそんなに高くないのもいい。
インターナショナルにあったら触ってこようと思います。

9 :あんちょこ:03/10/08 00:47 ID:4yD2m/SA>>7さん
確かソウだったような、、、。
過去の接続コードもDIN規格4PINという
珍しいモノでしたよね、、、。
(5が思い出せない)

10 :あんちょこ:03/10/08 00:51 ID:4yD2m/SA>>8さん
そうですね、私の知人でもQUADじゃなきゃ
という方もおられます(頑固者)何か惹かれる
部分はありますヨ。

11 :としぼちゃん:03/10/08 01:04 ID:uSOVtsWZ
<過去スレ>

Quadってどうよ?  02/07-03/05  655レス?
http://music.2ch.net/pav/kako/1027/10270/1027078311.html (02/09の245レスまで)
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/pav/1027078311  (未HTML)

QUAD最高  03/08  14レス
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/pav/1061822183 (未HTML)

12 :あんちょこ:03/10/08 01:38 ID:4yD2m/SA>>としぼちゃんさん
オツカレです。
私のレスの5の質問はわかります?

13 :としぼちゃん:03/10/08 01:46 ID:uSOVtsWZ
分りません。

どっかに買収か売り飛ばして、
ロス・ウォーカーもすでに社にはいないという認識で合ってるのかしら?

14 :あんちょこ:03/10/08 01:57 ID:4yD2m/SAいや、EMT?ロンドンウエスタン?そんな感じ
ロス氏はもういてないですね、、、。

15 :寄道好:03/10/08 06:30 ID:cj7riT9mおお〜、起きたら延びてましたね〜
はや落ちせずに長続きするといいです。なにしろ初めてたてたスレですので(笑)
過去ログも大変な情報量ですね。
としぼちゃんの情報量が圧倒的です!
これで、いろんなスレでちょっとづつ書込まれてたQUADネタがあつまって
きますかね。

さてさて、新しい真空管アンプ、期待がもてそうですね。
99シリーズが往年のQUADの魅力が感じられないなか、値段もデザインも
かなりいいですね。
これでまた活発に輸入が再開されるとよいのですが、どうなることやら、、、

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 14:14 ID:aW18U64Hクオードを輸入しているロッキーインターナショナルは、
有楽町交通会館で開催されているハイエンドショウ東京の方に参加しているようですね。
国際フォーラムからもすぐだし、インターナショナルショウのついでにそっちも見てくるとしましょうか…。

17 :3/5aスレの301:03/10/08 22:30 ID:oUvyd199> 寄道好さん

さんきゅう


18 :寄道好:03/10/08 23:07 ID:OwigjXaf66Preの修理ですが、今日電話してみました。
先は物を送ってみて、それから見積りとのこと。
あきらめかけてたので、ありがたいことひとしきり。

このような古いものを修理してくれるというだけでもうれしいもんです。
なおるかな〜

顛末はまた報告します。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/08 23:36 ID:aHimn4Uh33プリ持ってます。もうかわいくってかわいくって!

20 :としぼちゃん:03/10/09 01:24 ID:9KQuTrGP33プリのボリュームは滑らかに回るタイプですか、それともクリック付き?
34、44で自分が一番気に入らない点はボリュームがクリック付である点です。
使いずらいたらありゃしない。

21 :霧雨:03/10/09 01:46 ID:JIrozKO5>33プリのボリュームは滑らかに回るタイプですか?
 はじめまして・・・私も33を愛用しております。
 ボリュームは滑らかに回るタイプです。
 

22 :寄道好:03/10/09 07:27 ID:n95hCAl+606もそうですが、海外製品には電源スイッチが前面ではなく
裏面にあることがありますが、皆さんはどうしてるんでしょう?

私は、66Preから電源を取っているので、Preと電源連動にしてますが
やっぱり直接とるのがよいのか、、、

使い勝手からいえば連動の場合はリモコンでCDボタンを深押しするだけで、
つまり1クリックで再生が始るのは、それも自動的にフェードインで再生が始るのは
至極便利です。
あるいはパワーアンプは電源入れっぱなしなんていう方法もあるかも
しれませんね。
この辺は人によって価値観が違うとおもいます。
電源スイッチを操作する前提なら、あんなところにスイッチつける設計には
しないと思うので、、、

ボリュームのクリック感(66preはリモコンのボリューム)は自分はあんまり
気になりません。実用上は音量をかえるときに微妙な音量にできないほど
の不都合は感じないということです。
あえていえばリモコンボリュームのかちかちいうのが安っぽいきがしますが、、、


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/09 12:09 ID:7mH6/Sw566なんか、クォードじゃないやい。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/09 17:53 ID:mknGxZ4M40WのQuadUに関して

ロッキーから出る上品なやつとキンキラの下品なやつは中身同じ?

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/09 21:48 ID:IL3lO8a7>寄道好さま

66プリ、なおりますよ〜
私も同じ症状でシーティーエヌに修理してもらいました。
基盤スルーホール不良とコンデンサー劣化としか書いてないですが
修理代2万5千円程でなおりました。時間は少しかかると思います。
ちなみにココってデノンの修理部門って知ってました?

606は、私の場合はスピーカーをよく替えるのと
AVにもたま〜に使うので抜き差しし易いように裏にして置いてます。
一応電源は別ですが、操作性重視もアリですね〜

早くなおって来るとイイですね〜

26 :寄道好:03/10/09 22:12 ID:z5g4/KR1>>23
そうゆう意見も良くわかります(笑)

デザイン的に見れば、44、34や33はQUADの頂点だったと思います。
34の洗練にうなりつつも、個人的には44、それも後期のグレーのバージョンが
一番好きです。
オーディオという意味ではマークレビンソンのLNP-2LやCelloのアンコール
ヤマハのC-1など、洗練の中にも狂気を感じさせるような完成度のものが
ありますが、QUADのデザインはあくまで生活の中の一部、インテリアの
中の一部としてのデザインとしてという範囲での実用的な洗練なのかも
しれませんね。
QUADと同種のカテゴリーではベリーニのデザインのヤマハの斜めの
カセットデッキやテクニクスのジャケットサイズのレコードプレーヤー、
LINNのクラシックなんかが生活に溶込んだデザインのグッドデザインとして
記憶に残ってます。
最近のものでは、無印良品の換気扇みたいなCDプレイヤーもお気に入りです。
トイレ用としては完ぺきですね。
G線上のアリアなんかで憩いの一時を、、、

それに比べて66シリーズはデザインという意味では、だいぶ格下でしょうね(笑)

27 :寄道好:03/10/09 22:20 ID:z5g4/KR1>>25
おお〜、直りますか〜(涙)
やはり年期がいって、同様な症状がでてるひとがいるんですね。
うちのも直りますように。
貴重な情報ありがとうございます。

裏向き置きは逆転の発想ですね。いや、聞いてみるもんです(笑)
意外といいかも、、、


28 :あんちょこ:03/10/09 22:22 ID:fksU5N9pワタシの5のレスの質問は?

29 :寄道好:03/10/09 22:28 ID:z5g4/KR1すんません、わからんです。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/09 22:43 ID:CTymIXK566プリ、あれはあれで、面白いデザインだと思いますが。
66番、ドラゴンズ新監督の顔も面白いですね。
リモコンは一度使うと手放せません。


31 :あんちょこ:03/10/09 23:03 ID:fksU5N9p>>寄道好さん ありがとうございます。また思い出すとここにきます
>>30さん
互いに味のある顔つきかと(笑

32 :寄道好:03/10/09 23:06 ID:z5g4/KR1>>30
そうですね。

わたしは66の魅力は使いやすさに直結した優れたインターフェースデザイン
だと思います。
たしかにあのリモコンは手放せませんね。
ソファの前のテーブルにおいておけば、一杯飲みながらいろいろできて
とっても便利です。

66リモコンポイントは
・ボタンの大きさが指で操作するのに非常に具合がいい
・ボタン配置が一般のリモコンの要に均一ではなく、操作の意味付けに
かなってる。例えばトーンコントロールなどは非常に視覚的にわかりやすい
レイアウト
・ボタンに割付けられたファンクションが気が利いている
 ・電源オフ時にCDボタンを押せば電源オンで入力がCDになり、フェードインで
CD再生
 ・スタンバイボタンでフェードアウトして電源断
・リモコンの電池が切れても操作が可能なように本体から電源供給する隠しコード付(こんなの見たことない)

デザイン的にはホントは44が欲しかったんですが、
CDと合わせるのは66しかなかったので66にした次第です。
むろんデザインとして、66も面白いとは思いますが、
44や43にはやはり今でも色あせない格別の魅力があると思います。
同様66はこれだけ電子化が進んでも、いまだにこれを超える
明快なインターフェース設計のアンプはないんじゃないかと思ってます。

まぁ手前味噌の域を出てないかもしれませんが(笑)


33 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/09 23:20 ID:CTymIXK5前スレでも話題になったけど、
66の入力インピーダンスの謎についてどなたかご存知?
端子ごとに入力インピーダンスが異なるため、つなぐ端子で音が変わると言うもの。
発振対策らしいけど、詳しい情報が知りたいです。
カタログや取り説にはなにも書かれていないのです。

34 :寄道好:03/10/09 23:34 ID:z5g4/KR1リモコンで一番いいたいことを書き漏しました。

普通リモコンでテレビやビデオを操作するときは
・いくつかのリモコンの中から一つを選び取上げる
・リモコンの小さいボタンで電源を入れる
・必要な操作をする
・リモコンを置く
というようなステップになるわけです。
その間、リモコンの文字を見たり、多数のボタンからどれを押すかなどに
気がとらわれるわけです。

66の場合は、
・いつもおいてあるところの、左下のCDボタンをぽんと押すとCD再生が始る
だけです。(66CDの電源は常時入 笑)
その間、何にも気がとらわれることはありません。

要は、普段行うことのステップが非常に少なく、しかも多くの類似した
ボタンから選んだりするなどのステップがなく、操作とボタンが非常に
直感的に結びついたレイアウトなので、操作が明快だということが
一番のポイントなんです。

一見、大きく重く不便そうなリモコンですが、決った位置において使う
ということが上記のような本質的な使いやすさにつながっているわけてす。

これだけ使いやすくて、音もある意味燻銀なわけですから、、、
愛着が湧くわけです。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 03:05 ID:qFQmGzV4QUADは???の多いAMPだった。
QUAD22のEQは、長いあいだNF型というのが定説(こんな事ゆうてた変なオッサン居たな)
だったが、20年ほど前に某誌で、あれはCR型だとの説が浮上。球の入力側と出力側の両方で
イコライジングしてる上にわずか高域にNFがかかってるんだとの説。

QUADIIの方は、位相反転が、オートバランスとカソード結合の合わせ技とかいう説が載せられてたり、
QUAD405以降の出力回路は、かなりややこしく、「アマチュアが絶対真似をしてはいけない回路」
の典型と書かれていたし・・。

いずれにしても、AUDIO史の中で特異な位置を占める存在でおます。
ところで、わたしゃQUAD33のデザインが一番好き。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 07:01 ID:XFl++lcS意外なスピードでスレがのびてますね。感涙。
ここらで参考情報を補足しときます。

現在のQUADのアフターサービスの窓口はこちら。

・アフターサービスについての詳細、不明点の問い合わせ窓口
 (株)ロッキーインターナショナル
 TEL:03-5850-6960 FAX:03-5850-6970

・修理受付部署:修理品送付場所
 (株)シーティーエヌ 横浜サービスセンター
 〒222-0033
 横浜市港北区新横浜3-13-6 新横浜葉山第3ビル3F
 TEL:045-475-5665 FAX:045-475-5666

QUADスレ再建の経緯はこちら。
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/pav/1055806632/293-302

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 11:29 ID:2Z+IXXn8クォードは66で自らの首を絞めた。
33〜44のコンセプトとデザインは日本のみならず、世界でも真似できるメーカーは無かったが、
66のような電子制御/ポストモダンデザインなら簡単に真似できる。

ちょうどポルシェが911から脱却を目指して944を出したが、あっさりSX7で真似され普通の車になってしまい、結局ポルシェでは911系しか売れなくなったのとよく似ている。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 14:32 ID:B89O9GUMそろそろ音質について話しませんか?

39 :霧雨:03/10/10 19:49 ID:iKeTd1cn私は33と303を使っています。
外見の佇まいも良いのですが、音楽を構築する佇まいも
このアンプならではのものがあります。
部屋の中で話し声が聞こえないくらいの音量で聴く方には
向かないとおもいますが、粋も甘いも知ってる大人の方が、
リラックスして腕の良い職人さんのスープを楽しむような
聴き方をすれば、その音楽の濃淡の妙を実にうまく再現し
てくれると思います。スープだけでは満足できないと言う
方には、物足りなく感じるかもしれませんね。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 19:52 ID:tCz+2L9/>>39
メールアドレス載せてると、いたずらやウィルス付きメールがバンバン来ちゃいますよ。
悲しいけど2ちゃんってそういうところですので、お気をつけあれ…。

41 :霧雨:03/10/10 19:57 ID:iKeTd1cn>>40さん
ご忠告ありがとうございます。
(以後気をつけます)

42 :寄道好:03/10/10 20:46 ID:/I+Lj99l今日は東京交通会館でやってるハイエンドショーに寄道してきました(笑)
こちらでロッキーインターナショナルが出店してたので、、、

ということでいきなりビッグニュースです!

44と405がどうやら復活するようです。
ブースにプロトタイプがおいてあり来年春の発売を目指しているとのこと。
商品名は44XP、405XP(むろんXPではありません!!英字二文字ですが忘れました)です。
基本的な回路はそのままに必要なリファインを行ってるようです。

ただし、プロトタイプには微妙な部分が、、、
それは、外見上は44、405とほぼ同じなんですが、
44はメインボリュームのノブの外周がクロームの縁取がついて、外観の統一感を
台なしに、、
405も前面のヒートシンク部分が妙に光沢感があり、いただけません!
こちらは、是非販売モデルではオリジナルのような統一感のあるものに
修正してほしいものです。

それから、ESL-988、989が国内でも販売されるようです。
こちらは988Blackで1本50万、989で70万で11月上旬から発売
来年1月中旬からはESL Eleganceシリーズというのが発売される模様で、
内容は不明です。
もらったパンフによると

「ESL-988、989はESL-63をベースにさらに改良を加え完成度を高めた製品であり
・中域での再現性を向上させ明確な音像再生を実現。
・力率のすぐれたトロイダル・トランスを採用し信号伝達系の見直しをはかり、よりクリアーな再生を実現
・構造体の強度を向上させることで音のダイナミクスや周波数特性が向上。
・表面仕上の色を3種類(Black、Vintage、Nouveau)準備しリスニングルームとの調和をはかることができます。
ESL-989は、振動板を追加し、さらに低域特性を向上させることで広大なダイナミックレンジを持つソフトに対しても余裕のある再生を実現したQUADの最高級ESLです。」

とのこと。

43 :寄道好:03/10/10 20:50 ID:/I+Lj99l名称は、44EV、405EVでした。もらったパンフに載ってました。
XPなわけないっすね(笑)

44 :あんちょこ:03/10/10 20:56 ID:e1gcsLuS>>寄道好さん
ワタシも聴いてみたいです、、、。
オーディオ始める方にも国産もいいけど
こういうのもあるんだなーという事を
是非知っていただきたい

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 21:42 ID:7xPrHmse寄道好 さんへ

「寄道」というのが「よりみち」っていうのやっとわかりましたよ。
ひょとして「クォードずき」なんて読むんじゃないかな、なんて思ってました。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 21:50 ID:7xPrHmse変な邪推をしてしまうと、44を修理に出したときに、44EVの部品で代用されて
しまう可能性があるということね。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 21:55 ID:EtxEYOAiQUAD/ESL・・・憧れのスピーカー・・・(´ヘ`;)

48 :寄道好:03/10/10 22:41 ID:/I+Lj99lあんちょこさんどうも。

あと、私もちょっと気になっている、管球式プリアンプQC-twenty fourですが、
同じ部屋に複数のメーカーが入ってて、他でがんがん鳴らしてましたので
試聴はままなりませんでしたが、こちらももらったパンフの内容をご紹介すると、、、

「外観だけでなく、性能においても、前述のII-fortyとすべてに調和するように設計されています。
開発の核となった考え方は、
1.CDプレーヤーを始めとして、大きなライン出力を持った入力機器が再生系の中心となったため
プリアンプに従来ほど大きなゲインが必要とされなくなった。
2.信号に対するリニアティを向上させるためには複雑な回路を持つ各種のコントロール機能よりも、
単なるバッファーアンプに近い必要最小限のシンプルな構成が要求される。
シンプルであるが故に部品のクオリティーやワイヤリングには細心の注意を払うこと。
具体的には、
・コントロール素子には、軍事用として高い信頼性と優れた性能を持つ双三極管6111×1を採用しました。
かつてミサイル誘導システムの一環として開発され、単に正確なだけでなく、
長期にわたり変らぬ性能を維持できるものであり、15000時間までは交換が不要と言われております。
・コントロール機能に関しては、ライン入力×5、テープモニター回路×2に対するセレクター機能と
ボリューム及びバランスコントロールのみとしました。
・なおPHONO入力は、別売りのモジュールを使用することで機能し、通常はラインレベルの入力端子として機能します。
・セレクターにはスイッチングリレーを採用し、シンプルな回路と信号経路の短縮化によりピュア・サウンドを実現しました。」

との記載です。

個人的には非常にツボに入る仕様で、期待が高まりますね〜!!
音が悪いわけがないと思うんですが、、
こればかりは聴いてみなくてはわかりませんがね(笑)


49 :寄道好:03/10/10 22:45 ID:/I+Lj99l>>45
2chは匿名性を前提としてますが、としぼちゃんのようにきちっと名乗った
書込みをみると、その方がいいと思いまして、初めて名前を名乗ってます(笑)
文字通り、寄道をしてかえるのが好きなことから採用しました。
普段はタワーレコードの寄道が定番です(笑)

50 :寄道好:03/10/10 22:53 ID:/I+Lj99l>>36
私が電話したときには、修理受付部署はそちらじゃありませんでした。
相模原のマランツ内部にある場所でした。
こちらの住所は伝える前に送り先としていわれましたので、地域別というわけ
出はないでしょう。
何れにせよ、ロッキーにまず電話して確認したほうがよいと思いますので念のため。

ちなみに、このスレの客層を考えるとsage進行がよいでしょうかね〜(笑)


51 :あんちょこ:03/10/10 22:56 ID:e1gcsLuS確かに聴いてみないと、、、。
22等のオールドと4,5年前の製品じゃ僅かな
メーカーポリシーは感じられたものの、やはりヨクモ
ワルクも洗練された印象を受けました。
しかし求心力は現在でも最右翼の部類だと思います。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 23:51 ID:XFl++lcS英国サイト http://www.quad-hifi.co.uk/index.htm
米国サイト http://www.iagamerica.com/quad/
ドイツサイト http://www.quad-audio.de/

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 09:21 ID:kMPwI8KmQuadU fortyとプリ、美しいですね。
これほど美しい真空管アンプ見たことなかったです。

54 :寄道好:03/10/11 12:43 ID:s8JqvKfb交通会館ネタの続きで、、、

ブースには、QUADの歴史とこれまでの製品等についての洋書が
置いてあり、こちらも販売予定とのことでした。
ぱらぱらめくると見たこともないプロ向けの製品もちらほら出てて
興味をそそる内容でした。個人的には買いです。
かなり大きく厚い本でしたのでそれなりの値段になるでしょう(笑)

まあ、QUADは日本ではしばらく休眠状態が続いていたなか、確実に復活の兆しが見えます。
ホントに復活できるかどうかは、SACDやAV系全盛の中、QUADの良さを好むニッチな客層がどのくらいいて
その客層をどのくらいつかめるかにかかってますでしょうね。
是非頑張ってほしいものです。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 15:31 ID:UapJHzSD99にいたっては、香港ブランドの中国製みたいに安っぽい。
だめになったのがよくわかる。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 15:58 ID:JPOJEfgx今や香港資本だからなあ...
44EV&405EVもどこまでオリジナルのテイストが守られるか激しく心配。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 16:42 ID:UapJHzSDやはり、66の失敗が・・・・・・

58 :としぼちゃん:03/10/11 16:50 ID:U6O/ARb8
66のデザインや設計コンセプトは別に悪いと思ってないない。

でも気になるのが、33、44、34が(途中で修理することはあるにしても)
簡明な設計・構造であるが故に20年、30年の長きに渡り使用できたのに対し、
66はこれらかどこまで長期間修理可能な部品で構成されているかということ。
事実はいかに?

59 :としぼちゃん:03/10/11 17:00 ID:U6O/ARb8
よく考えたら66は発売されてから、もうすでに10年近くたってる。
先のレス、まるで最近出たばかりの気分で書いてしまった。
月日がたつのは、いやになるぐらい早いね。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 17:10 ID:d6nzeeamとしぼちゃんて年齢的にはおっさんですか?

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 17:15 ID:UapJHzSD66のデザインや設計コンセプトは浅はかでチャチイ。
33〜44系の知性と遊び心が漂うものとは同じと思ってないない。

62 :寄道好:03/10/11 17:22 ID:s8JqvKfbどうも。

66がいけなかったような雰囲気になってますが、中古に出回ってる数などからして
66まではかなり数が出ていたような気がします。
確かに66Preや66CDなどからリモコンが導入され、きっと電子部品の複雑さは
大きく上がってるんでしょうけど。
逆にボリュームやスイッチからガリが出たりというような可能性はないわけですので
一長一短のような気もしますがね。
パワーアンプでいえばおそらく405より606の方が評価も高かったような気がします。

まあ、44の時に確立したデザインのイメージを66が壊したというのは、
確かにその通りだと思います。(笑)

私的には77が激しく失敗だったような気がしてますが、、、
中古も全く見ませんしね。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 17:31 ID:UapJHzSD>>62
77ってどんなの?

64 :としぼちゃん:03/10/11 17:34 ID:U6O/ARb8
私も66は好意的なのだが、77は少し躊躇する。

でも中古は66よりは玉は少ないけど売ってます、1年に2〜3回は見ます。
今把握しているのはこれ。
http://www.berrys-napix.co.jp/new/audio_goods/goods.cgi?mode=one&id=4269&key=
http://www.audio-minds.co.jp/ss1.php?page=1&yourSesId=&mcode=1701

>>60
歳は33以上66以下(w

65 :寄道好:03/10/11 17:49 ID:s8JqvKfb77はスレレオサウンドなどの評によれば、予想外にHi-fi調(いい方古い?)の音だった
との記憶があります。

77が出たときには、モデルチェンジのピッチが上がったなと思いました。
それまでは10年20年はモデルチェンジしないなんていうのがQUADでしたからね。

検索してたら、33や44の出てるページ見つけました。
ttp://web.kyoto-inet.or.jp/people/yjb76702/av7.htm

66 :としぼちゃん:03/10/11 18:27 ID:U6O/ARb8
紹介のHPは初めて見たものだったので、ありがとうございました。
中にある以下のウォーカー親子へもインタビューが泣かせますが、
今のQUADの体制においてははどうなんでしょう?

●モデルチェンジに関して・・・
「本当に技術的な革新がなされたときにおいては、たとえば、
22のプリから、33のプリアンプに変わったような、
あるいは真空管時代のIIのアンプから、
303に変わったときのような技術的な革新がなされると確信したときにはじめて、
モデルデェンジを行います。」

●補修パーツのストックについて。
「最終的に製造が中止されてから最低25年間部品のストックを持っております。」

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 18:35 ID:SyQyEdoxhttp://www.diyzone.net/article.php?sid=364
このHPの主旨は?

68 :寄道好:03/10/11 18:47 ID:s8JqvKfb>>66(66ですよ!)
確かに泣かせますね。
前者の方は、きっと製品を出すまでに完成度が非常に高い状態まで煮詰め切って
出しているメーカーしかいえないんじゃないでしょうかね。
QUADを見てると、回路以上に箱に箱についてまで、金型をきちっと作った
大量生産の準備をしたものとしても非常に手の込んだものとして市場に出しています。
606の構造など非常に良く考えられてます。
試作や試聴を重ねて、これでいいという状態まできちっと作り込んでたんでしょうね。
製品を買ったり使ったりする立場からすると、今は買っても翌年すぐに改良型が
出ちゃうのが当り前の状況ですからね。
パソコンと違って、オーディオ機器なんかは気に入ったものを10年位は使いたいものでしょう。

ただ、これだけ変化の早い世の中で、このようなことを実現できる体制ができる会社は
なかなかないでしょうね。


69 :としぼちゃん:03/10/11 19:07 ID:U6O/ARb8>>67
QUAD44の設計に範を取った台湾の自作記事のようだけど、誰か概要を訳して。
RIFAとかDALEとかいい部品使ってる。

でもちょっとだけ意味が分ったような気になってしまう中国語は、
じっくり読み続けると、頭の中で中国の音楽のひゃらひゃらした音が鳴り始め、
一方背中はなんかかゆくなり、妙に愉快な気分。

(以下文字化けするかも、でも面白いので)

<おぉ、何が解決したんだよぅ〜>
因為我也是 QUAD 44 RIAA 使用者, 此問題我抓了好幾天才解決。


<踊ってる文字を見ると何かとてもよさげ。 「歐洲古典風味」 おいしそう!>
感想:該裝DAC了!
接觸了LP以後與QUAD 44之後,不僅感受到QUAD44那種歐洲古典風味,魅力實在難檔,
更發現我家那台player的D/A真的該換了,差那麼多,嘆!又是敗家的開始。雖然LP的動態不若CD那般,
可是那個純類比的音質確是我家的D/A所不能做到的,好的廠機D/A我買不起呀 >______
>69
http://www.excite.co.jp/world/
ここで中日翻訳ができますよ。
ただ、自然な訳にはならない上、自作に詳しくないので
自分には全然意味が取れませんでしたが...

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/11 21:40 ID:wjJKdcQg東京ハイエンドショウ、クオードの新型真空管アンプのペアで新型ESL(長方形の方)を鳴らしてるので、
聞きたい方には絶好のチャンス。ただし音出し時間が順番製なのでタイミングには注意が必要です。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 00:12 ID:pp/xUP/F>57
>やはり、66の失敗が・・・・・・

66が失敗作だなんて評価、はじめて聞きました。
たしかにデザインの連続性はないかもしれないけど、音や回路は継承してますよ。
というか、QUADは、2,3,4,6と進化し、6で途絶えた。7,8で迷走、
9は我に返りリハビリ中(願望)、なんてイメージです。

ところで、ヨーロッパでは小型SPを出してるみたいですが、聞いた方いますか?
なかなかよさげです。


76 :寄道好:03/10/12 00:35 ID:1zIZi/7gお〜、ようやく66を前向きにとらえる流れに(笑)
(長続きしない予感も、、、、)

66の評価で音質に関するものは、まあ、かなりのまったり系というのが決ったものですが
いくつかのポイントで損をしてる節もあるので、、、

一つは置き方です。
それまでの44シリーズと違って、66は66Preと66CDを重ねて置いたりすること
が多いと思いますが、66Preも66CDも上になんか乗っけると途端につまらん音になります。
響きが死ぬというか、デッドな感じになるというか、、、
デザイン的には重ねて使うことは十分ありうるものですが、
重ねないで置くというだけで、響きがかなりフレッシュになります。

もう一つは、CD入力端子の音質です。
66CDが単体ではかなりハイ上りの音質であることをふまえてか、CD入力端子は
わりとハイ落ちな傾向の音質になります。
入力をいろいろとつなぎかえるとその辺が見えてきます。
66CD以外のCDをつなぐとかなり寝ぼけた印象になります。
(前スレに書いたの私です)

おそらく44シリーズよりも癖が少ない音なんじゃないかと思いますが、
使ってる状況で上記のような点だけでもかなり音が変りますので、
評価も状況により異なるんじゃないかと思ってます。

先に触れたように44のリバイバルがありますが、音質的には昔のままではなく、
今のソースに合わせたリフレッシュも必要だと思ってます。
ただし、聴き疲れのするような物ではなく、適度にまったりとした良さをどう出せるか、、、


77 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 02:10 ID:B5WY8mLU以前、TVのCMで、何のコマーシャルか忘れたが、
オネ〜ちゃんの後ろにある棚の中にQUAD33がさりげなく置いてあった。
何のCMだったんかな〜〜?

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 03:09 ID:B5WY8mLU↑
よ!? 77だ!

79 :あんちょこ:03/10/12 03:10 ID:57ty3Hdj>>75さん
はじめまして、 あんちょこと申します。
スピーカーの件ですが、日本にも若干、入ってますよ
私の聴いたのは2way小型で(4、5年前 大阪のkで)
イギリスのメーカーのよくある事で、メーカーを統一してやる
とソコのメーカーの訴えたい部分がよく出るように、この聴いた
スピーカーも例外に漏れず、私も買うのだったらスピーカー迄
買いたいなー、、、と思わせられる製品でした。

80 :あんちょこ:03/10/12 03:20 ID:57ty3Hdjそれとコノ小型SP、ユニット確かウーファーが
PROACのどれかに酷似してたなー。

81 :あんちょこ:03/10/12 03:29 ID:57ty3Hdj何度もすいません 音の傾向も似てた、、、。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 08:26 ID:0AAKBQq01の言う通り、QUADにぶっといケーブルは似合わないが、66プリと66CD
のメガネ型プラグの電源ケーブルは、いかになんでもショボ過ぎ。
 で最近、自作のに替えました。メガネ型電源ケーブルはオーディオテクニカ
からも出てますが、みんなはどう?
 

83 :寄道好:03/10/12 08:48 ID:1zIZi/7g>>82
あれ? メガネ型ですか?
うちのは普通の電源コードですけど。(もちろん66Pre、66CDとも)
たしか44も普通のコードでしたから、66の初期型はメガネ型だった時期があるんでしょうか?

たしかに付属のコードはしょぼかったですが、
一時アクロテックかどこかの物に換えたら音がいきなり細くきつくなったのでやめました。
今はマッキントッシュ(パソコン)の方の付属ケーブルが一番合うので、なぜかそれを使ってます。(笑)

純正はプラグ(アンプ側)部分が角張った昔風のねじ止め式のもので
プラグ、ケーブルともにブラックのものです。
いま売られてるオーディオ用のものと比べると、材料費も100~1000倍くらい
違うんじゃないかというしょぼさですが、これはこれでなかなかいい音なんです。

タップはかなり昔、秋葉原のオヤイデで買った、布ケーブル付の4Pボックスが
わりと柔らかく中庸を得た音だったので、いまも使ってます。

ぶっといケーブルなんか使うもんじゃないとは、経験上のことです。
もっともたいしてぶっといのは試してませんが、、、(笑)

84 :としぼちゃん:03/10/12 09:15 ID:ozwFnegp>>77
オーディオデザインの採点スレで話題になりました。

245 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/04/29 04:45 ID:Wdo.BDso
きれいなお姉さんのCM(松下の毛剃り器)のバックに
一瞬古いQuad映ってますね。

246 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 02/04/29 08:13 ID:???
片瀬那奈イイ!

249 名前: としぼちゃん ◆lgMJujJc [age] 投稿日: 02/05/12 17:05 ID:???
そのCMをドラマを取ってたビデオの中で今日見つけました。
QUAD33のプリアンプが棚にあり、特におねさん(上の片瀬那奈てこの人のこと?)
がアップになったときに右横にはっきりと写ってますね。
スロー再生をしてチェックしましたが、棚と部屋の中には他にはオーデイオ機器が
まったく無いようなので(SPすらも)、
CMスタッフにオーディオにこだわりの人がいたというよりも、
小道具さんが”これかわいい!!”てなぐらいで使われただけのような・・・。

85 :寄道好:03/10/12 10:55 ID:1zIZi/7gヴィンテージQUADの情報満載のサイト見つけました。
ここにいらっしゃる方は既にご存知のサイトかもしれませんが、、、

Quad world
ttp://www.geocities.com/ResearchTriangle/Lab/6722/index.html
リンク集が結構充実してます

86 :としぼちゃん:03/10/12 11:09 ID:ozwFnegp>>11 の過去スレの補足

以下のリンクで全部読めます。
Quadってどうよ?  02/07-03/05  655レス?(下のdatは654レス時点)
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi?bbs=pav&key=../dat9/1027078311&ls=900

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 13:46 ID:B5WY8mLU>>84さん、どうもありがと。

>CMスタッフにオーディオにこだわりの人がいたというよりも、
>小道具さんが”これかわいい!!”てなぐらいで使われただけのような・・・。

まあ、そんなとこでしょうか、
つ〜ことは、撮影現場のその辺にQUAD33が転がってた・・(笑)


88 :あんちょこ:03/10/12 15:27 ID:rnkIwFro>>82さん
オリジナルがあるのであればそれに越した事はナイと思います
ワタシはコノメーカーのモノは持ってないのですが、オナジUKの
ミッションの一番初期のCDプレイヤーをもってますが、メガネで
いろいろ変えてみましたが結局、元にもどりました。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 17:21 ID:YAqw6tVF>>82
ハーマン正規輸入の44はすでにインレット対応だったのに66でメガネとは?
ちなみに私は44(初期)、66(初期)と使ってきていて両方ともインレット
です。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 17:56 ID:TI5g/Bveげげっ、するってーと、あっしのQUADは正規もんじゃあなかったとか??
いや、そんなはずは・・・。ひょっとしてレアもの?(w)

91 :寄道好:03/10/12 18:24 ID:1zIZi/7g>>90
レア物に間違いないですね〜(笑)
44で既にインレットだったと思うので、、、いろいろなページ見ちゃいました。
44のアンプはモジュール化がすすんでいて、電源部分のところも
インレットに合わせてデザインされてるようです。

電源コードなどをいろいろとっかえひっかえするようになったのは最近の
こととはいえ、オリジナルのもので音作りがきちっとされていたので
下手にかえても良くならないんでしょうね。
解像度やスピード感などを前提としたシステムじゃないわけですから、
あたりまえのことかもしれませんね。

私的には厚みや実在感が増す方向の変更ならありじゃないかなとは思いますが
おまけで解像度が上がったりしますからね。
やるなら、市場の動向とは全然異なった方向へのチューンが必要なのかもしれませんね。


92 :あんちょこ:03/10/12 21:54 ID:rnkIwFroワタシもこういうメーカーポリシーのはっきりした音の傾向で
あまり今風のアクセサリー類は通用しにくい気がします。
しかし、その中でも例えば ヴァンデンハルやノイマンのマイク用
60年代後半のベルデン等は試してみる価値はあるかも。

93 :寄道好:03/10/12 22:59 ID:1zIZi/7gちなみに私は44使ったことがないんですが、44使ってる人は、ソースはもしかして
アナログメインでしょうか?
LINNにSMEにつけてOrtfonなんか使ってると最高ですね。デザイン的には(笑)
わたしはいまだにYAMAHAのYP-D9にシュアーのV-15Vという組み合せで
SMEオーナーには至ってません。

ソースもCDが大勢を占めるなか、44と合わせるCDはどんなものがあるんでしょうか?
純正だと66、67というところでしょうけど、このスレの流れをみてると
あまり食指をそそられてなさそうですしね。
横幅なんかで考えるとLINNのGenkiとかIkemiなんでしょうが、音のイメージが合うかどうか
ちょっと疑問ですね。
デザインで考えるとREVOXとかSTUDERとかメリディアンなんかが思いつきますが、、、

アンプの核のコントロールやパワーでQUADを使うということはまわりのものが
アキュフェーズだったりDENONだったりしないですよね(笑)

どうなんでしょう?>44、43、33使いの皆さん。


94 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/12 23:28 ID:pO1/hQKd>>93
44使ってますが、普通に66CD、FM4です。LP12もいいんですが、たぶんLP12の
性能をフルに発揮できなさそうです(ナロウレンジなので)。
雰囲気は最高に合いますけどね。

95 :寄道好:03/10/13 00:07 ID:LayCs9M7>>94
どうも。けっこうそろってますね。
なんか音楽を気軽に楽しむのに良さそうな組み合せそうですね。
やっぱり44のたたづまいだとFM4とかがあるといいですね。(笑)

アナログプレーヤーでは昔のラックスのロングアーム対応でターンテーブルの厚い
シルバーの箱形ものなんかが合いそうですね。
LINNだと、グレードが合いませんね(笑)
このページの「お気に入り機器」のプレイヤーのところにラックスの写真があります。
ttp://www.interq.or.jp/japan/keniti/
他にも懐かしい機器が結構でてます。

それと、検索してたら面白いページが、、、
かなりヘビーなQUADユーザーです(笑)夜更しのお供には好適ですね。
ttp://homepage1.nifty.com/tutti/index.htm

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/13 00:22 ID:U4lAqyHx>>93
44にはフィリップスのLHHシリーズが合うと思いますよ。どちらもグレイで色合いは多少
違いますが、並べたときに違和感がありません。それにどちらもヨーロッパトーン
の渋い音色なのがぴったりです。LHHといってもいろいろだけど、200,500、800あたりまで。
ちなみに、私は200R使ってます。

97 :寄道好:03/10/13 00:35 ID:LayCs9M7>>96
フィリップスがありましたね。
私も実家で一時期フィリップスの3Way4スピーカーのブックシェルフ使ってたことが
あります。(大昔)
たしか1ビットのはしりの機種もありましたね。
うる覚えなのでまたぐぐってみたら、ありました。LHHに特化したページが!(笑)
どうしてそこまで掘るかというほどLHHシリーズに特化してます。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~iy8t-snd/DENDER.HTM
ここの、「PHILIPS LHHシリーズホームページ」っていうとこの中が、、、


98 :レアもの:03/10/13 05:28 ID:aJKJgEr7いやあこのスレ、マターリしてていいですなあ。昔、44+405でタンノイVLZ
使いだった頃、ADPは、リンLP12+SME3010R+SPU、CDPは、ルヴォ
ックスだったんで、前レス読んで、みんな似たような趣味かと納得。
このうちリンだけ、まったくの現役。基本的には何も変わっていないのは、
ある意味でQUAD以上にもの凄いですよ。なお44はナロウレンジで音が固く、
タンノイとは相性悪くてだめでラックスの球に逃げましたが・・。
いずれにしても、クラシック音楽が好きで、オーディオも好きでキカイに対する
こだわりもあるんだけど、やりすぎを好まないというか、中庸とか節度とかを好む
という傾向があるんだと思います。

99 :寄道好:03/10/13 11:31 ID:LayCs9M7>>98
リンとSMEとSPUですか、羨しいかぎりですね。
アナログに関しては、日常使用するプレイヤーでこれに勝る組み合せはないんじゃないか
と思ってます。
特にSMEのアームはほれぼれする美しさですね。
通常は3009でしょうけど、3010のほうがバランスが良く見えますよね。
アナログ全盛のころはアームもかなりの種類が出回ってましたが、
今残っているのはわずかですね。
音という意味では、SAECとかFRとかオーディオクラフト、テクニクスなどの
国産も頑張ってましたが、もう全く見なくなってしまいました。
逆にオルトフォンとかSMEなどのの古くからあるものが今も残ってるというのが
すごいところです。
プロダクトとしての完成度の高さでしょうかね。
そういえば、SMEもortfonも新しいデザインのアームがインターナショナルオーディオショーに出てました。
SMEの方はストレートパイプのもので、デザイン的には、3010ほどの洗練は見えません。
どうなることやら、、、

QUADもこれだけ寿命の長いものを作れる体力は既にないでしょうね。
今回の44のリバイバルも単なる懐古趣味に終らせて欲しくないですね。

100 :孤高の戦士:03/10/13 11:32 ID:dl1ZaMgm100

101 :寄道好:03/10/13 14:34 ID:LayCs9M7(44リバイバルねたの続き)

44が出た時代にモジュールを採用したことや、内部構成、ワイヤリングの美しさ
それにデザインをみても非常に完成度の高さを感じます。
これをリバイバル出すということについてはきっといろいろ皆さん意見やこだわりが
ありそうですが、ここ数日QUADに関するいろいろなページを徘徊して感じたことをもとに、
私なりのリバイバル案を考えてみました。
まあ、曇の休日の暇つぶし程度です(笑)

まずは、今回のII-fourtyやQC-twenty-fourによる22シリーズのリバイバルのポイントは、
・コンセプトはそのままに内容は現代風に刷新
・ターゲットは22シリーズに魅力を感じるようなユーザー層
なんじゃないかと思います。
きっとオリジナルを好むコアなマニアはオリジナルを探すでしょうから
新たに製品を出し、ある程度の量を売るためには上記のポイントは的を得ていると
思います。
要は、管球式アンプを好む層向けのQUADの回答が、このシリーズなんじゃないかと。
きっとこのシリーズはそこそこ売れるんじゃないでしょうか。私も狙ってます(笑)

102 :寄道好:03/10/13 14:35 ID:LayCs9M7そこで、同じように44シリーズのリバイバルについて考えてみると
家庭で本格的に音楽を楽しもうという44発表当時の本来のユーザー層だった
ユーザー層向けのQUADの回答になるべき可能性をはらんでいるんじゃないかと
思うわけです。
これは本当は、66以降77や99などがその役割を果すべきものだったんでしょうけど、
77やましてや99は、44時代までに築いたQUADのいいところをまったく
引継いでいないために、結果として逆にQUADブランドの崩壊を招いてしまったわけです。
もしかしたらきっかけは66にもあったかもしれません。

だから、このような状況のなか44のリバイバルを出すということをあらためてきちんと
とらえれば、22シリーズ同様
・44の明快なコンセプトや雰囲気はそのままに、内容は刷新
・ターゲットは44シリーズに魅力を感じるユーザー層(このスレにも沢山のひとが)
なんていうところを狙うべきじゃないかと、、、

単に44をそのままに近い形でだすのは
ある意味もったいないですし、そのまま出すだけでは、
ニッチなQUADファン以外の今のユーザーの評価を得られないんじゃないかと思います。
要はあまり売れず、QUAD再興につながらないんじゃないかと思うわけです。


103 :寄道好:03/10/13 14:36 ID:LayCs9M7具体的には、

・回路、機能
やはり回路や機能、特にスイッチ類は20年ぐらいの使用に堪えるという意味で
刷新したほうがよいと思います。
入手が難しい部品などを使わず、あの美しい内部構成を昇華させて、
モジュールを刷新してみてはどうでしょう。
当然PHONO入力などは残しておいてオプションモジュールでもよいので
残しておいて欲しいものです。
スイッチやトーンコントロールの設定はオリジナルの絶妙な設定のままなのは
いうまでもないでしょう。

・音質
もちろん、本質的な意味でQUADの魅力である、最新のソースに対応しながらも
まったりと音楽をたのしめ、ある意味ゆったりしたoとづくレである

・外観
外観は44ベースなのは当然として、もしかしたら少しリファインしたほうが
いいかもしれません。
色調はきっとグレイよりは赤黄ボタン版のほうが
オリジナルのデザインに近く、リバイバル受けするのではないかと思います。
405の方はちょっぴり現代風にアレンジしたほうがいいかもしれません。
何となく古風な感じなので306風のデザインでもいいかもしれません。

104 :寄道好:03/10/13 14:38 ID:LayCs9M7・価格
これで、ばか高くなってしまっては元も子もないので、できればオリジナルの
価格位に収まってほしいものです。

・その他
あと、たわ言ですが、44と405の大きさがそろってるといいと思います。
個人的には44と405を横に並べて大きさがあってるととってもきれいだと
思います。
もう一つ、44にあうCDが是非欲しいですね。
66では並べるのにちょっと違和感がありますから、、、、


105 :寄道好:03/10/13 14:42 ID:LayCs9M7こんなところでどうでしょうか、、、

ロッキーの人みてますかぁ〜(笑)

106 :としぼちゃん:03/10/13 14:48 ID:acIF//dF
44の各モジュールはプラグイン形式ですが、QUAD本社じゃなくてもいいから、
差替用を作成してくれれば、そこそこ需要はあると思ってます。

レビンソンのLNP-2やML-1Lなどのモジュールは、
いくつかそういった物が過去も今も別会社から発売されました。

107 :としぼちゃん:03/10/13 14:51 ID:acIF//dF
34,44のグレイモデル、茶色モデルそれぞれに合うデザインと色のCDPが、
もしあの時に発売されていたら、どんなに素晴らしかったことでしょう。

108 :寄道好:03/10/13 14:57 ID:LayCs9M7御意ですね。それが出てたら66買ってませんでしたよ(笑)

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 17:26 ID:Hm+d15ZO>>54
その洋書 1万円位らしいよ

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 17:28 ID:GFk7ldAk>>107
今から出ても、33、44ファンが喜んで買うだろうに…

111 :寄道好:03/10/14 22:44 ID:YisgTunY>>110
そうですね。44があるんだったら66と並べるのはためらわれますね。

さてさて、早速ハイエンドショーのロッキーブースのレポートのページがありました。
こうゆう方の貴重な情報は大変役立ちますね。
ttp://www6.airnet.ne.jp/~yasushi/audio/quad2003.htm

他のページを拝見すると大変なQUADフリークでらっしゃいます。

あらたなQUAD製品が輸入されるようになると、コレクションがまた増えちゃうんでしょうね〜(笑)
うらやましい。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/14 23:44 ID:y/rLnjXY44EVにはリモコンは付いてないのか・・・・

113 :くわど:03/10/15 00:07 ID:GH30dikf真空管の22やUにはトランジスタではかなわなかった。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 00:22 ID:TBXaJxeG復刻変形の2と22 KT88プッシュになっておりやした
でも音あまり・・・
クワドの新作SPはエアータイトの方が良く鳴っていた

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 09:15 ID:5cv2bJDQハイエンドショウで音楽聴かせないで、延々と静電型スピ−カ−の
理論説明してた、糞ジジイ、読んでるか??
30分間で音楽鳴らしたのは3分以下
なに考えてるんだボケ、ワ−フデ−ル聴きたかったのに聴けなかった
なんでこんな馬鹿に説明させるんだ。
あのとき途中で席を立ったのは俺だ!!

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 10:06 ID:TBXaJxeGたしかに講釈の長さには閉口したね
説明資料を渡して、音楽を十分かけるべきであったね
ワーフデールは再度に数分かけていたよ
クアドのアンプが悪くて音が・・・・

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 11:09 ID:0X0kvUqPそうですか、アンプの音悪かったですか、、、
22+QUADU、新旧の音質をもう少し詳しく比較してくれる人
いませんか?


118 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 13:25 ID:M6pr8zEa>>115
それ誰?評論家?

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 14:26 ID:eI7bJOOC44の復刻を出すと言うこと自体が、66から失敗したとクォード自身が認識している証拠だな。

特に606パワーアンプの正面のでかいロゴ・・・・・下品だ。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 14:35 ID:TBXaJxeG評論家ではなく、ロッキーの人みたい
聴いてなんぼなのに、やれディレイで球面波うんぬん 膜が大変な
代物etcと延々解説されても・・・・
イメージ悪いね ロッキー

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 14:53 ID:94Krfp5C>>120
あーそれ社長さんかな。
もっとユーザーの立場にたって欲しかったね。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 17:11 ID:2TF3X3r4>>119 本国のページに44ないから、日本のロッキー向けのものじゃないかな。 だとしたらはカナガタつかいまわしだから外見はそのままだね。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 17:31 ID:BRT+Raz9サウンドボックスで扱っている、#22+U×2のドイツでの再生品、使ってる
人がいたらインプレおながいします。#22には、RIAAカーブ以外のイコラ
イザーカーブが選択出来るので、興味あります。

124 :くわど:03/10/15 20:13 ID:GH30dikf再生品のクオードはオリジナルに比べてかなり音がシャープで
ふくよかさに掛ける真空管がチャイナのせいかもしれない。
タマを英国製に替えると結構いいかもしれない。

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 20:17 ID:jXDQYV1D以前所有していたESL55、SP端子のハンダ付けを忘れておった(苦w

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/15 22:45 ID:ChCMnLS9> 119

ちがうよ。
昔の元気を取り戻したいQUADは、
黄金期の6シリーズを9シリーズとしてすでに復刻させているんですよ。
残念なことに、その野望はうまくいってないみたいだけど・・・ね


127 :くわど:03/10/15 23:02 ID:GH30dikfQUAD22とUの復刻もおなじだな。

128 :くわど:03/10/15 23:05 ID:GH30dikf完全な復刻なら良かったのだがKT88をチョイスしたのはまちがいでは
と思う。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/16 00:04 ID:VONHk+iAGECが使えない以上、KT66も88もないでしょう。


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/16 00:17 ID:0B2+lu3ILUXのSQ38復刻版同様、出力球変わったら別モンだわな!

131 :寄道好:03/10/16 00:31 ID:qgf6sztz>>126
その意見、そのとおりかもしれませんね。
本家のWebのPDFのカタログをしげしげと眺めると、そんな気もしてきました。
(カタログは良くできてます、II-fourtyなども)
おそらく66から77でかなりシェアを落したことでしょうから、99で
せめて66の時の販売量を確保したいという狙いはあるでしょうね。
ただ、出す側の意図と裏腹に、市場というかファンは33、44のころの
QUADのイメージが最も鮮烈で、ビンテージとしても人気が残ってるのが
現実でしょう。
まあ過去の栄光を全然超えられてないということですね。

フロッグデザインのころのマックのデザインに人気が残り、
iMacが出る前の混とんとした状況のアップルと似てるかもしれません。
マックの方はその後全く新しいデザインで新しい方向が出たわけですが
QUADの方はまだまだ、、、
ごく一部のファンがSE/30を大事に使ってるのとにた状況で
新型機よりはビンテージの方が人気があるってところでしょう。

出た当時の最新機種として77や99を見ると、
77は、一時カタログに合ったグレイフィニッシュでえび茶のサランネットのついたブックシェルフ
スピーカーとデザインテイストをあわせたデザインを意図してたでしょうし、
現行の99は現在のESLシリーズとテイストを合わせてるふしはあります。
ただ、全体にだんだんあかぬけなくなってきたと、、、

44の頃はデザインに機能的な必然性があって、しかも遊び心にもあふれてて
小粋だった。
いまは、趣味のあかぬけない人が、デザインしてみたってレベルになっちゃった。
そんな感じでしょうかね。

132 :寄道好:03/10/16 00:41 ID:qgf6sztzそういえば、ビンテージのリバイバルは補完のメーカーでも
いくつかありましたね。
マランツ7とか、ラックスの球のアンプとか、あと
ぜんぜん分野違いですけど、ニコンのS2とか。

そうゆう意味ではリバイバルの価値のあるものはほんの一握りの機種で
しかもリバイバル品はコンセプトに忠実に出しています。
しかもリバイバルがメジャー商品にはなってなくて、一瞬のみの復活
だったりするのが、現実でしょう。

これをふまえると44は、、、

やっぱオリジナルに忠実で、赤黄ボタンタイプで、限定100台

なんてことでしょうかね(笑)

133 :寄道好:03/10/16 00:42 ID:qgf6sztz>>132
誤)補完
正)他の

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/16 15:13 ID:nbsJDqIn>>126
>黄金期の6シリーズを9シリーズとしてすでに復刻させている

9シリーズが6シリーズの復刻だという根拠は?


135 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/16 23:07 ID:EtkyTqs0>134
確かに復刻とは言えないかもしれないですね。
99はヒット作の雰囲気(だけ?)を真似て再起を狙ったのでは。ビンテージというにはまだ早いですし。
66のデザインはイマイチですが、606は好きだなあ。
909の容姿にはちょっと惹かれます。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 00:15 ID:gqrUqvnL44DVDを強く希望したい
DVDが駄目なら44CDでもなんとか
ロッキーさんよろしく


137 :寄道好:03/10/17 00:27 ID:nltbdfAk>>135
99シリーズには3種のパワーアンプがあるようです。

99 Stereo Power Amplifier 90W×2(薄型)
99 Mono Power Amplifier 150W(薄型)
909 Stereo Power Amplifier 140W×2

シリーズで使うには、プリやCDとの統一感で99ステレオパワーか99モノパワーのどちらか
でしょう。
909は独立したパワーとして使う想定のような気がします。
これはまさに606がオリジナルでしょう。
606はQUADのなかでも珍しく音質で、同等クラスの機器の中でも評価が高かった機種
ですからね。

それにしても、シリーズ構成が、
QUAD、creek、ARCAM、Meridianとほとんど同じですね。
これまでの流れを考えると、この辺のレンジはQUADの影響で現在のシリーズ構成
があるような気がします。

日本から見ると英国製品は個性的に見えますが、イギリス内でみると
メーカーの個性はあるものの、エントリー(ハイエンドでないという意味)クラスの
オーディオ機器は結構似たシリーズ構成になっちゃってます。

ちょっと前まで、あんまりあかぬけないものが多いと思ってましたが
今は、ARCAMもFMJで良くなりましたし、creekもセンスが少しよくなりました。
Meridianも日本には入ってきてないGシリーズというのが、結構面白いデザインです。
こちらは本家QUADがあきらめてしまった設置型リモコンがあり、ちょっと興味を
そそられます。

イギリスはシルバーブーム?


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 15:08 ID:ip+fNpvR9はむしろ7の焼き直しだろう、、、
909も707にクリソツだ
(909を逆さに置きゃ606ってか?)

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 15:19 ID:Ii/fzHZ3やっぱり、6の後はダメなのね。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 16:52 ID:3uv53f/H22+U、33+303、44+405-2、34+306、66+606、66A+606A、77pre+77。
以上が自分が使ったQuadのアンプ。特に素晴らしかったのは22+Uと
33+303。しかし66+606も77pre+77も軟らかな美音を奏でてくれて、
決してダメとは思わなかった。
(むしろ34+306と66A+606Aの音質が自分にはピンとこなかったが、、、)

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 18:04 ID:Ii/fzHZ350Eが最高。

142 :寄道好:03/10/17 21:14 ID:6qakdGN6>>140
それだけの機種を使ったというのは、その道のお店の人かもしれませんね。

意外な点が、66+606が66A+606Aより評価が高いこと。
やはり、66Aの入力毎に設定を記憶するリモコンの仕組が音に影響したんでしょうか。
自分は66の音が気に入ってたので、66+606をそれぞれAタイプに
買替えようとしかかったこともあります(笑)

結局しませんでしたので、結果オーライかもしれませんね。

CDの方も、66CDを67CDに買替えようとしかかりましたが、
こちらもしませんでした。
こちらの方もどうも67CDはトレイの歯車が飛ぶなどのトラブルで短命の
ものが多いとのことで、結果オーライ続きです。


143 :寄道好:03/10/17 22:11 ID:6qakdGN6>>140
ちなみにそれぞれの機種の評価は、現有機による同時評価でしょうか?
それともでてた時の評価の記憶でしょうか?

というのもソースがアナログかデジタルかで、かなり評価が変るような
気がします。
うちの66+606+66CDですが、CDのソースはまあまあですが
phonoアンプを通したアナログディスクの音は絶品です。
22、33もアナログだからいいんでしょうね〜


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/17 23:28 ID:OiIcbswvクォードといえば、あのスピーカーとパワーアンプだと思ってます。
606は名機ですね。405Uもいいですね。405は記念碑的存在でしょ。
Uや50も別意味でやっぱり記念碑的存在でしょね。
7以降は聞いたことありません。


145 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/18 00:45 ID:X+0d/xDg>こちらの方もどうも67CDはトレイの歯車が飛ぶなどのトラブルで短命の
>ものが多いとのことで、結果オーライ続きです。
歯車を3回交換してますが、そろそろ部品がなくなるかな?
でも67CDは最初に買った海外製のオーディオ製品なので愛着あります。
66CDと比較したことはありませんが、67CDの音好きです。
+Sugdenのヘッドホンアンプで使用してます。


146 :寄道好:03/10/18 00:54 ID:o5FdEA5d>>145
>歯車を3回交換してますが、そろそろ部品がなくなるかな?
お〜、ヘビーユーザーですね(笑)
後からでた分、音はいいんでしょうね。

私の方は66より後から買ったARCAMのCD23に浮気することが多くなりました(笑)
まったり感はいいんですけどね。
ARCAMの自然さもよいわけです。


147 :140:03/10/18 09:13 ID:UNCQT2XN>>寄道好さん
自分のインプレは現有機によるものです。すべて別個にスピーカを繋ぎ、
現役使用中です。音質は一応63proに繋いで聴いた時の印象でありますが
77のみは製作者の意図を重んじ、Quad11Lというブックシェルフに繋いで
聴いた印象です。(このブックシェルフもなかなかですよ)また現在では
すべてCDで聴いています。22、33、44、34は-10dBのアッテネーション
ケーブルで繋いでいます。Quadのアンプはどれも好きです。34+306も66A+
606Aももっと上手に音を出して楽しまれている方がいることと思います。

148 :寄道好:03/10/18 11:53 ID:o5FdEA5d>>147
お〜、現有機ですか。素晴しすぎます。
大事にされてるんですね。
66まではともかく77や11Lをお持ちになってるところが生粋のQUADファンですね。
きっと99も入手をたくらんでおられるんじゃないでしょか(笑)
ちなみに66と77を比べると、どんな感じなんでしようか?
傾向は同じですか、それともちょっとちがったものなんでしょうか?
音が悪くないんだとしたら、77以降の凋落の原因は、デザインということ
なんでしょうね〜。

ところでところで、アッテネーションケーブルというのが、気になります。
きっとプリの感度が高いからお使いなっじゃないかと思いますが、
自作ですか? それともどちらかで手にはいるものなんでしょうか?


149 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/10/18 12:40 ID:4Mo9RfrM
アッテネーションケーブルは140さんが何を使っているかは別にして、
以前のレスで紹介されている個人HPの中のQUAD発表技術資料に関連する情報があります。

DIN・RCAで10db減退タイプでPCD316Mという商品です。
http://www.geocities.com/ResearchTriangle/Lab/6722/quad33cd.html

なお下半分は33のフォノボードのCD入力ボードへの変更方法。

150 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/10/18 12:48 ID:4Mo9RfrM
昨晩の更新ですが、44と606のグレイが各8万で出てます。
画像で見る限り、かなり美品に見えます。
前のスレにも書きましたが、複数(確か2種類)ある606の型番デザインは、
この606の文字が小さいタイプが自分の好みです。
http://www.juliagroup.com/garage/queryAudio/list.asp
(画像もしくは商品番号をクリックすると拡大画面です)

下にあるハーベスのHL5もいいなぁ

151 :寄道好:03/10/18 13:56 ID:o5FdEA5d>>149
なるほどなるほど。
貴重な情報ありがとうございます。10dB減衰するRCA・DIN変換ということですね。

ちなみに前にボリュームにクリック感があるのが使いづらいと
おっしゃってましたが、それは感度が高く、クリック毎の音量変化が
が大きく実用上勝手が悪いのか、単純に操作感の問題かどちらなんでしょう?
前者ならさらに減衰幅の大きいケーブルなどで通常使用するボリュームレベル
を上げ、調整できるレベルを細かくするなんてことで対応可能なんじゃないか
なんて思ったわけです。

単に好みの問題でしょうかね。
私自身は最初に使ったTRIOのKA-9300というプリメインが
非常に精密感のあるクリック感のあるボリュームだったので、ボリュームは
クリック感のあるほうが好みです。
なめらかにこつこつって感じです。
チェロのアンコールなんかは全く別の意味で緻密な感じのするボリュームでしたね。


152 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/10/18 14:10 ID:4Mo9RfrM
>>それは感度が高く、クリック毎の音量変化が
>>が大きく実用上勝手が悪いのか、単純に操作感の問題

基本前者ですが、両方です。
クリック付きで自分が満足できそうなのはチェロぐらいしか思いつかない。

ちなみにチェロのエチュードは1クリックがきめ細かで、
操作感触も満足できるので以下の部分で使用してます。
 CDP => エチュード
  => ボリュームが少し(数ミリ)しか上げられないスペクトロール使用の各種プリアンプ

153 :寄道好:03/10/18 14:31 ID:o5FdEA5d>>152
なるほど。

ちなみに奇遇ですが以前エチュードを使ってました。
エチュード+606+LS3/5Aの組み合せでしたが、音が細く、エチュードは手放しちゃいました。

音が細かった本当の原因は、ラックのスパイクだったんですけどね(笑)

今思うと惜しいことをしました。(笑)

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/18 22:07 ID:6ixG/vOY話題の909ですが、カタログの写真を見るとトランスとキャパシタは天吊りみたい。
こんなのはじめて見た。606も同じ構造ですか?


155 :寄道好:03/10/19 00:15 ID:yNKE64pb>>154
むかし一度あけたことありましたが、天地逆な記憶はありません。
印象に残ったのは、構造の明快さで、あのデザインと大きさが
非常に緻密な設計でできていることがわかったことです。

44なども内部の構造は非常に合理的ですね。
これはQUADのいいところですが、生産効率などを考えると、44などの構造は
かなり能率悪いんじゃないかと思うわけで、今の時代で、手ごろな価格で
44のようなアンプができるかはかなり疑問かもしれませんね。

ということで44EVの回路は如何に!(笑)

156 :140:03/10/20 09:29 ID:VQuDXSkR>>寄道好さん
66+606にはつややかでウェットな感触があると思いませんか?22や44は勿論、
33+303のような柔らかな音を出すアンプでさえ乾いた感じなので、これは
66の音質的な特徴と言えないでしょうか。一方77にもこのウェットさはやや
残っていますが、こちらは華麗でゴージャスな響きを出します。オーケストラ
はカラフルで楽しく、女性ボーカルは可憐で魅惑的です。
アッテネーションケーブルについて−これは日本からでも容易に入手でき
ます。下記のページを開いてみてください。私にとっては宝の山のような
サイトです。
ttp://www.flashbacksales.co.uk/acatalog/index.html

157 :寄道好:03/10/20 22:24 ID:F/8yONNF>>156
たしかに。66+606の音はウエットな感じがしますね。
606は単体でもQUADマニア以外にも評価される実力がありましたから
この音は66のキャラクターによるところが大きいと思います。
古い録音の室内楽などを再生するには、捨てがたい魅力もあります。
球のアンプに近いニュアンスですが、それともちょっとちがう感じですね。
これだけのラインナップを聴いた上で66+606の音を評価されているのは
ユーザーとしてはうれしいもんです。
修理からかえってきたら、また使わねば、、、(笑)

ところで、レコード芸術の本日発売号の中谷一義氏のコラムで
QUADの本が思いっきり取上げられていました。
QUAD, THE CLOSEST APROACHという本で、内容に関しても詳細に
触れられてます。
このなかで興味深いのが、これまで一番多く売れたのが、33で12万台
次が405IIで10万台だという情報です。
オーディオ機器でこの台数はものすごい数なんじゃないかと思います。
12万台のうち何台が生残って、音楽を鳴らしてるんでしょうね。

33みたいなデザインで99のようなシリーズ出したら売れるでしょうにね〜

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/20 23:33 ID:LRleVFxZ>> 157

> 33みたいなデザインで99のようなシリーズ出したら売れるでしょうにね〜

あちらでは、3シリーズ(特に303)がとても人気らしいですよ。
実際、あのシャンパンゴールドの復活を望むファンが多いとか。
あと人気があるのは、44と606らしいですね。44の復刻や現909のデザインはその証かな。


159 :寄道好:03/10/20 23:53 ID:F/8yONNF>>158
あの色とオレンジのコントラストが絶妙なんですわね。
33や44のユーザーは、いろいろ買揃えても微妙に色のやけなんかで、
違ってそうですね。
いまあの色のシリーズを当時のデザインエッセンスを崩さずに出したら
買う人おおいでしょうね。
ある意味B&Oなんかよりデザインではいいインテリアにマッチしそうですね。

そうゆう意味でインテリアのオブジェとしてのオーディオとして
魅力あるものが減ってますね。


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 00:49 ID:YXDoWCIuなぜ、5シリーズは無いの?

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 01:18 ID:k/esbhjV>>159
B&Oの場合、インテリアは、モダンなモノとしか合いそうも無い。
QUADの場合、超モダンからクラッシックな部屋まで行けそう。
まあ、しみったれた4.5畳の文化住宅の和室ではどうか分からんがw)

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 15:23 ID:nBV2YC2c>>161
和室にも合うのがQUAD。
床の間に置くも良し,押入れを棚に改造して置くも良し。
古い茶箪笥の上にさらっと置いてあるQUAD33とTD124
なんてどうですか。

163 :名無しさん@お腹いっぱい:03/10/23 15:48 ID:1VVVwJjI>>160
確かに………謎?

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 15:49 ID:k/esbhjV>>162
純和室には合うかも・・・。
もっともQUAD44か34GZぐらいまでですか。

165 :寄道好:03/10/23 20:57 ID:6QoVBm+x>>160
33、44ときて、55にするにはインターフェースやコンセプトが変りすぎて
いたので5を飛ばして6シリーズに、、、と考えましたが、
でた順番でいうと44でてるときに、606がでて、それから66シリーズ
がでたわけですから、606を出すときに405と次元が変ったかというと
そうでもない。

きっと50Eなどの5がついた製品が既にでてたので、6にいったのでは?

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 21:09 ID:TtssK1LGFE83三発のD57長岡式バックロードSPを
作っているのですが405との相性はどうでしょうか?

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 21:20 ID:ffBuNVIHやっとお前らも66シリーズが失敗作だと気が付いたようだな。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/23 23:35 ID:YXDoWCIu>>160,165

520がありますよ。
カレントダンピング回路の進化過程 405→520→606
新カレントダンピング 606-2(606A)→707→909

405は、OPアンプを換えると良くなるらしい。
LM301とTL071では確かにショボすぎ

>>167

6にトラウマでも?
もしや666のダミヤンさんですか?


169 :寄道好:03/10/24 00:05 ID:HSsYKPTL>>168
なるほど520がありますね。
ただし何となく520はコンシュマー用な感じがしないので、同一ライン
で語れないようなイメージをもってます。
まあ、ホントのところは当事者たるメーカーの事情をご存知な方や、資料などが
ないと推測の域をでないわけで、、、(笑)

ところで、ハイエンドショーへの出品や、レコード芸術の記事などによると
暮にはQUADの輸入が本格的に再開されるような雰囲気になってきてるようです。
同じくイギリスのハーベスなどの本格輸入も再開され、まったり系が好きな
方の選択肢も増えつつあるのは大変にうれしいこと。
ただし、この流れが長続きして、定着するかどうかが心配です。
取り敢ず輸入元が沈まないように、ある程度売れる商品がでないと、
体力消耗してしまうんじゃないかと思います。
そうゆう意味ではオーディオマニアに一般受けするキャパがあるのは
ESLシリーズじゃないかと思いますので、この辺が重厚長大系オーディオマニアじゃない
センスを求める僧にどれだけアピールするかは、店頭や雑誌の取上げ方に
かかってるんじゃないかと思います。今から雑誌のインプレなどが楽しみです。

あと、以外にも球の40W版リバイバルなども、いけるかもしれませんね。
ただ、ハイエンドショーの対応などはあんまり評判良くなかったようなので
このへんは代理店もきっちり頑張らないといけません。

理想的なパターンは、この辺がいろいろ売れ出して、メーカーに体力がつき、
和室にもばっちり(笑)の33のリバイバルなんかが洒落でできるような
状況になってほしいもんです。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/24 00:46 ID:bQHUOrlQ要するに、5の付くシリーズは、業務用の番号で使うから外したんではないの?
50Eに始まって、プロ用途の機種は5の付く番号だ罠。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/24 23:39 ID:x0RvQ1VK2,3,4,5,6,7,9

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/24 23:45 ID:bQHUOrlQ8がないのか?

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 01:17 ID:HjGMgv2C話の流れに乗ってない&邪道な質問でごめんなさい。
QUAD606なんですが、このアンプってスピーカーマトリックス接続で疑似
4ch再生しても大丈夫でしょうか?
いや、音楽聞くときはそんな邪道なことしませんが、ドルビープロロジック
収録の映画を観るときにちょっと試してみたいかなと思いまして。
サンスイのアンプとかはスピーカーマトリックスやると壊れると聞いたもの
で、QUADは構造的に問題ないのかどうか教えて下さいませ。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 02:20 ID:M77IL+hP>>173
QUAD405と同じ出力段の筈なので、大丈夫だと思う。
スピーカーマトリックスは、マトリックスの部分だけで見ると、位相反転のない
ブリッジ出力(BTL出力)のようなもの。
ただし、マトリックスに使うスピーカーは、なるべくインピーダンスの大きいもの
を使う方が無難でしょう。(8Ω以上)

尚、405-2には、ブリッジ接続にしてモノラルAMPに出来るアダプター(位相反転回路?)
があったという。
606や607も同じようにして使う使用法があるはず。


175 : :03/10/25 10:00 ID:f0quL+9G次スレ

【66はクソ】QUAD33/44は良かった...【606はゴミ】

176 :140:03/10/25 10:13 ID:LxXqS1p/
・・・ (^^;

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 18:02 ID:6nQNsImRせっかくマッタリできるスレになってきたんだから、人の役に立つ情報を交換出来るスレにしましょうよ。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 18:12 ID:iy+clGFQ>>177
まず、お前が役に立つトリビアを出せ

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 19:38 ID:iy+clGFQ美しい。。。
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d35650449

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 20:54 ID:6nQNsImRいつから泉になったんだい?

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 21:49 ID:hyr/Y+jU>>180
まあまあまあまあ、マターリいきませう

頑なに6にこだわる御仁がおひとかたいらっしゃるようで、、、
なぜに、そこまでクソでゴミなのか、理由をお話いただけますか。
凡人には想像もつかない貴重な情報をお持ちなのでしょうから。
Best regards,


182 :173:03/10/25 22:25 ID:HjGMgv2C>>174
どうもありがとうございました。
早速スピーカーマトリックスやってみようと
思ったのですが、リア用に使うつもりだった
スピーカー4Ωだということが判明したので
8Ω以上のもの入手してから試してみます。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 23:26 ID:kGVqYFUp4ユーザーの夢を壊すかもしれないが、
両方の経験者としてあえて純粋な音質面だけを比較するならば、

44<66
405<606

だと思う。
どうしてもレトロぽい音にこだわるならこの限りではないが。


184 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 23:50 ID:8hVv5fvd34茶+405、44グレー+606の2組を使ってます。
スピーカーは共にスペンドールのLS3/5Aです。
前者は柔らかい音がする(言い換えるとぼやけてるとも)と思うし、
後者はシャープでリアリティの高い音がすると思う。主にクラシック
のLPを楽しんでいますが、オーディオファイルと言われる盤などは後
者がマッチしますが、モノラルなんかは前者が良かったりします。
楽器やっている友人は後者の方が気楽に聞けない、前者の方がゆっく
り聞けると言います。私は気分によって違う感じ。

ちなみに、見た目は後者の方が好きです。44グレー+405_2なんかも格
好良いとは思いますが、44グレーって606と見た目良い感じで組み合
わさると思うのですが・・・。そう思う人ってあんまりいない?

話は変わるけど、44CDもしくは44DVDが出たら間違いなく買っちゃい
ます。


185 :184:03/10/25 23:57 ID:8hVv5fvd一時期34茶が故障したとき、44グレー+405の組み合わせでしのいでいた
ときがありました。そしたら、34茶のときに比べて、テレビドラマなん
かのリアリティが急に向上したです。食堂のシーンで楽器がカチャカチャ
言う音なんて結構良い感じに聞こえました。もちろん、これは34茶との
比較ですけど。
普段は44グレーは606とで使ってるけど、当時44単体の実力もかなりの
ものだなと感心いたしました。


186 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/26 00:04 ID:KZaYwNsr>>183
そうね。私もそのように思う。しかし、所詮、自分の主観的な好みでしかない。
33、44、66という元気だった兄弟の出来不出来ではなく、
香港に渡った後の、会った事もない(聴く機会の無かった)弟達、
77、88(そんなのナイ?)、そして99がどうしているか(どんな音か)気になるな。
あまり良い評判は聞こえてこないので余計にね。


187 :186:03/10/26 00:23 ID:KZaYwNsr>>184

>44グレーって606と見た目良い感じで組み合わさると思うのですが・・・。

44+606はかっこいいと思う。
606は、44との組み合わせを想定してデザインされたんじゃないかとすら思う。
66プリ+606だけだと、ちょっとチグハグ。外見44中身66なら良かった。
66プリ+66CD+66Tのセットに単独606、これはこれでなかなか素敵。
デザインだけの話ね。


188 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/26 06:26 ID:8zpNo1iD>>184
うちは34グレー+606+KEFLS3/5Aです。
世の中に、うちと同じような音を聞いてる人がいると思うと、ちょっとこそばい(w

最初は405と組み合わせて聞いていましたが、606を特価で入手。
切り替えたとたん、405に比べてレンジは伸びたものの、音に深みがなくなった感があり、
うわーっと思ったのですが、時々交換して聞いているうちに606のホワーッとした音に慣れたのか、
こちらが正妻アンプになってしまいました。

あとひとつ言える事は、QUADは異常に丈夫。
いつお迎えが来ても良いように予備アンプもスタンバイしていますが、
なかなか壊れてくれないです。

189 :寄道好:03/10/26 10:23 ID:6S46L8Hs>>188
外見の相性だけでいうと
・34、44 > 606(旧ロゴタイプ)
・66 > 606(新ロゴタイプ)
などが、メーカーの想定でしょうね。

ただ、66とは外見上の相性はそれでもいまいちだったので、最後は
606の角面取タイプを出して、さらに合わせたようでしたが、、、
最終形のものは、606のいいデザイン崩れちゃったような気がしてます。
ちなみにうちの606は新ロゴタイプです。

ところで、ロッキーに修理に出した66Preですが、まだうんともすんとも
いってきませんね。2週間たったんですけどね。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/26 17:02 ID:7KA2irAX>>189
私は4ヶ月待たされました。気長に待ちましょう。

191 :寄道好:03/10/26 18:21 ID:6S46L8Hs>>190
おお〜、4ヶ月ですか(笑)
まあ、発売されてからの年数を考えれば一瞬ですね。気長に待つことにします。
コメントありがとうございます。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/27 01:01 ID:g4RiSrgB修理のエンジニアも
ハーマンから修理を引き継いで、まだ、不慣れなのでしょうね。

デンオン系の業者なので、本来、能力はあると思います。


193 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/27 08:29 ID:WCIeNqkh>>192
QUADは基本に忠実な作りをしているから回路図と
部品があれば基本的な修理技術で誰でも直せるよ。
その部品も大半は規格品だしね。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/27 15:27 ID:UlIbNJzL売れるでしょうか?

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/27 21:22 ID:HpY4TnSx>>194

196 :寄道好:03/10/30 07:22 ID:syQOTGRI管球王国の最新号にQC-twenty four、II-fortyのレビューが載ってますね。

II-fortyのほうはかなりおおらかな大時代的な音とのこと。
ちょっと、予想と違う方向です。
QC-twenty fourのほうはフォノモジュールができてないので未完成扱いの
取り上げ方で音のインプレなしです。

音的にはちょっと外したかな、、、

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/30 12:33 ID:BGR/dJdi俺様に設計させれば成功したのに。。。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/03 07:10 ID:cZpsqAkT34を使ってるんですが、
テープ端子とCD端子の間に、何も書かれていない端子があります。
これはいったい何なのでしょうか。

ご存知の方がいましたら教えてください。

199 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/11/03 10:15 ID:1ket+n6i
すごく分かりずらい訳だと思いますが、
34の日本語取扱説明書の入力CDの項を全文転記します。


CD
コンパクトディスクプレイヤーのために用意されたCD入力は
2台目のチューナーやまたはカセットレコーダーの入力としてもお使いになれます。
この場合カセットレコーダーへの出力は
CD入力の右となりにある表示のないソケットが録音出力となります。
このソケットとTAPEソケットから同時に録音できますが、
モニターはTAPEソケットからだけです。
テープのダビングはCDからTAPEへは可能ですがその逆はできません。
なおここには3ヘッドレコーダーは接続しないで下さい。
フィードバックによりスピーカーを破損します。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/03 11:18 ID:wPsjkF8mもぐもぐ、200番ゲットオォォォォ!! みたいな
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ___
                        __   (__  ) ≡≡≡
                      /  ヽ  / / ̄
          _ _、, _,, ヽ7    /  ..へ._ V / ≡≡≡
        v/    ヽ( )△ィ△ /   ゙ii | |/
       (( _(( _((ハ ' _ ) `ヘ/___.  || | |
 lWVl____|∩ ∩ Y_)   ヾ |___. .  || | |  __,r‐、 ≡≡≡
. !_て7」VWl .ヾヷ゙゙ノノヾ,    | ̄     || | | ̄__),  \      (´⌒(´
    ヾ (  ̄ ̄ ̄)   ノ__,ノ‐-__  !! ノ_ノ ̄   . ヾ、__ノ ≡≡(´⌒;;;≡
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    .      ̄ ̄ ̄          (´⌒(´⌒;;
          ズチャッターーーーーッ

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/03 17:50 ID:cZpsqAkT>>199
なるほど。出力でしたか。これは知りませんでした。
大変助かりました。どうもありがとうございます。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/07 20:15 ID:7TE33RDmいやはや、しばらくスレとまりましたな。 そろそろお店に色々ならびはじめる頃だと思うが、情報はありませんか? ESLシリーズなんかの情報まってま〜す。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/11 07:25 ID:VaNIw5KJQUADの歴史をつづったムック↓
ttp://www.quad-hifi.co.uk/bookpromo.htm
日本だと11000円らしいです。雑誌で発見しました。

むこうだと、50ポンド。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/15 10:51 ID:KywfQHEGQUAD405を3年ぐらい前に中古で買って使ってますが、買ってからずっと
ハム音が聴こえます。スピーカーから少し離れて音楽を聴いてる分には
気にならないので、ずっと放置しています。また、どっかで古い405はハ
ム音がするのが普通って読んだことがあります。
修理で一時的に手元から離れるのが痛いのと、修理しても治んないんだっ
たら修理に出すのも面倒と思うとなかなかアクション取れません。
実際のところはどうなんでしょう?


205 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/15 11:03 ID:QzfX8IjW程度問題だから。自分なら気持ち悪いのでチェックには出しているよな

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/15 22:27 ID:6/hgrEUSコンデンサを全て交換すると直ると聞いた事がある。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/16 03:04 ID:DkPPknuk>>204
電源回路の平滑コンデンサーが逝ってしまっている可能性あり。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 08:32 ID:OStqYZNZ>>204
うちの405も同じ症状です。その後606を手に入れて、405もいつか直そうと思ってたら、
会社がなくなってしまいました。

606のほうはそういう症状は出ていないみたいです。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 16:51 ID:rbtUGodA>>208
会社はなくなってないですよ(笑。
QUADもあるし輸入していたハーマンも健在。ただハーマンが
QUADから手を引いちゃったってことですね。

ちなみにハーマンの前はシュリロトレーディングというところが
輸入してました。ここも一時はガラードとかオーディオを手広く
やってましたがオーディオ自体から撤退しちゃいました。
シュリロの会社そのものは健在で、いまはハッセルブラッドとか
リンホフのカメラを輸入してます。

シュリロでQUADなどの修理をやってたおじさんが撤退時に
純正パーツをいっぱい買い取ってお茶の水でオーディオショップを
開いてましたがあれもうなくなったようですね。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/21 23:51 ID:9YaVxZEtここら辺からリンクするかして何らかの情報とれないか?
       ↓
ttp://www.siscom.or.jp/~sasaki/quad/

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 08:38 ID:AqGrgJxe405の修理の事ならここに書いてある。
http://www55.tok2.com/home/ja1mdn/tr-amp/foreign/quad/quad.htm
http://www4.ocn.ne.jp/~techguy/audio/experiment/experiment_index.htm

基盤についているコンデンサも変えないと直らないとの噂もある。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/22 09:48 ID:pRf3yf3Bこれに付け替えても症状は変わらんと思うが・・・

ジャンク ITT コンデンサ 10,000uf 63V QUAD405用
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b45226825

213 :204:03/11/22 21:48 ID:oGXDb7f2405のハム音についていろいろ情報ありがとうございました。
405はハム音が出るのが普通らしい・・・と思っていましたが、決
してそのようなことはないみたいですね。皆様、結構ハム音と戦っ
ていらっしゃる。

修理をお願いする先のあてはあるので、相談してみようと思います。


214 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 02:09 ID:EuilOn9H>213
ちゃんとした修理をしたほうが、後々後悔が無いよ。

211が紹介してくれているページを見てみたが、あれは
修理とはいえないな。


215 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 11:45 ID:Pfb3ZenB77シリーズって、日本でも結構売れてたの?
オクみてたら、2つ出品されてる。めずらしいね。
自分は66シリーズのほうが好みだけど。


216 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/26 08:25 ID:coVx/0TZ>>215
ひとつは分かったけど、もうひとつは分からなかった。もう終了してる?

ttp://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d41169607

217 :AGI511:03/11/26 23:33 ID:vDdpbQbK
>>216
これかな
ttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e32886152

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/27 00:01 ID:h+L/nV7P

正直いって77には食指が動かないな・・・

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/29 01:33 ID:hdKFlO6kstereo

読んだら、quad復活してるじゃないの!
しかもコンデンサースピーカー何ぞ出しよって!
しかも高得点!!

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/29 23:28 ID:ctqqiMV9>213
コンデンサーが抜けているかも?
昔ハーマンに出したけど、45000円くらいかかりました。
ちなみに私以前44+405使ってLS3/5A鳴らしてました。
高音質なソースを鳴らすと、アンプがついて行けない事がきっかけで
クオードとお別れしましたが。
高音域が辛かったですね。
同じクオードでも新型が良いかと〜。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/01 06:20 ID:j/z4aJn+>>220
今だったら「そういう感覚の人にはQUADやLS3/5Aはもともと
向いてないかも」と簡単に言えますが、それらが最新型で普通に
売ってたときには、そういう「最新型のオーディオとしての期待と
要求」でQUADを買ってた人も多かったし、メーカーとしても
それに対応していかなければならなかったんでしょうね。結果から
見ればそういうことがQUADというすてきなブランドの自滅を
招いたんですが。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/01 10:28 ID:/vGw2WCM>>221

>今だったら「そういう感覚の人にはQUADやLS3/5Aはもともと
向いてないかも」と簡単に言えますが

あまり簡単に言わないでくれ。
使い方次第でハイファイにもなるし、ロウファイにもなる。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/01 23:48 ID:nRG5or9O音楽を楽しむにQUADや3/5aは必要十分。
606の駆動力は、現代でも一級品。
ただしね、壊れてちゃ駄目だよ。
606は賞味期限内だけど303や405はそろそろメンテの御歳かと。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/03 09:16 ID:7xCYER3c6シリーズの液晶バックライトって、切れるもんですか?
最近暗くなってきたんですが

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/03 16:53 ID:z+1DUND4↑トランスかませて電圧上げれば、たいていの場合は回復するが

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/07 03:09 ID:sI3g0aMB405の内部の小さいコンデンサが塩を吹いていました。
ノイズはこれを交換すれば直る様な気がします。
取り替えたいのですが一回バラさないと何ufで何vなのか良く見えません。
速やかに作業をすませないと置き場が無いので分解は一回で済ませたいです。
どなたかコンデンサについて解る人はいないでしょうか?

227 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/12/08 00:33 ID:yytzcsyf>>226
(案1)この回路図で該当のCを見つける
http://www.geocities.com/ResearchTriangle/Lab/6722/quad405cir.html
(案2)多分直径1cm以下のCだという前提ですが、
基盤の上からニッパでCの根元を直接切断して取り出し、規格を読む。
ちなみにこれは、昔ブラックゲートの広告で出ていたやり方にヒントを得ています。
広告では、その後Cの足だけを残して他は取り除き、
足を利用しそこに新しいCを半田付けする、
確か「接木法」と呼ばれたやり方から思いつきました。

それでは、最後にお約束の言葉。

改造はメーカの修理が受けられなくなります。
またアンプには高電圧部分もあります。
自己責任で行いましょう。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/08 01:30 ID:14xmf6Giどうも有り難うございます。
C5、100ufとC10、47ufなんですけど耐圧が何Vなのか解りません。
取り合えずもう一回内部を覗いてみて
C5に100┃10、C10に47┃40と書いてあるのが読めました。
って事は100uf・10vと47uf・40vで良いのでしょうか?
今日、闇雲にコンデンサを買ってきたのですが
100ufが25vと50v、47ufが50vしか有りませんでした。
互換性が有るか心配です。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/08 11:30 ID:JIdnw/Uq↑細い電線をちょっと太い電線に交換するだけのカンジだから良いんじゃない。
耐圧なんてのは、細かいことまで考えないw

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/08 11:35 ID:JIdnw/Uqあ、コンデンサーには方向性があるから、しっかり試してからね。
無極性でも、金田式AMPなんかは随分うるさい指示してる位だから・・・

231 :226:03/12/08 21:31 ID:y8b7cvuW有り難うございます。
お陰様でほとんどノイズは消えました。

232 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :03/12/09 08:53 ID:NMd+Cosd>>231
良かったですね。
>>228での耐圧の件はC上にそれらしい数字が他に書かれていなければ
多分貴方の推測で合っているかと、思われます。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/14 20:44 ID:GJIahys6>>32
>・リモコンの電池が切れても操作が可能なように本体から
>電源供給する隠しコード付(こんなの見たことない)

あれは便利ですが、最近、肝心の電池(角型の9V)が売ってません。
スーパーにはなく、電器屋でゲット。実際、QUAD66のリモコン以外で
いまどき、この電池を使う機械ってあるのかね?(笑

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/14 23:33 ID:tTNSecgghttp://www.quad-hifi.co.uk/peter_walker_announcement.htm
合掌

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/15 00:02 ID:MJEH1/tWアンプをQUADにしようかnaimにしようか迷ってる。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/15 10:43 ID:r+CMj7lg>>233
うちの子どものラジコンカーのリモコン部も006P電池だった。
まだまだ滅びないよ。

237 :233:03/12/15 12:41 ID:+vYD5L6r>>236
なるほど、ラジコンカーねえ。やはり、電力を使うんでしょうね。
「006P」という名前すら忘れてたよ。いまは、単4電池全盛ですからね。
ま、あの「弁当箱」リモコンが味でもあるんだけど(笑
B&Oのリモコン(Beo4)と好対照だ。
最近またQUADを使い始めたユーザーからでした。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/15 23:01 ID:eWxoTAKo>>235
当方、naimとQUADを目的により使い分けています。
音楽はClassic中心ですが、交響曲にはnaim、室内楽にはQUADを使用しています。
特に古い録音の作品を聴くときにはたいていQUADです。
音の傷を修復してくれるような印象があるからです。
逆に新しい録音物にはnaimの方が力強さを増すような気がします。
どちらも個性的な装置ですから、ご自身の目的に合った方を選ばれると良いと思います。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/16 01:29 ID:pNWR5XFMメリディアンのリモコンも角形の9V電池
イギリスではまだメジャーなのかな

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/16 19:16 ID:H3y9WjdT405修理
http://bokenasu.oops.jp/405/405.htm

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/16 21:02 ID:UqG4/xHt>>238

どうもです。私はあまり古い録音は聴かないのでnaimの方が合ってそうですね,,,

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/19 22:57 ID:b9cP5cBR>>234
ウォーカー爺さん、天に召されたのですね。
ちょっとショック。

R.I.P.

243 :寄道好:03/12/22 23:22 ID:BRB1frwBだいぶご無沙汰してます。(笑)

このところ雑誌でもいろいろ取り上げられるようになってきましたが、
レコード芸術の最新号にESLの最新型の記事が載ってます。

ESL63を使ってた3人がそれぞれ最新型の988、989を試聴したもので
それぞれかなりの好評価を与えています。
988はESL63の後継機という位置づけですが、より大型の989は
それとはかなり音質が異なり、より鮮明なもののようです。

いずれにせよ、63を使う方々の興味をひいたようなので、
仕上がりは上々のような感じです。

ご興味ある方は、記事をご参照ください。

かくゆう私もかなり気になってます。(笑)

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/23 06:32 ID:PLtGyQDA>>243
見ました。よさげですね。新型。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/29 12:51 ID:nQI3VydIQUAD代理店から正式に988と989入ってきました。活性化するといいですね。
ESL63PRO長いこと使っています。ほかのスピーカは使う気にはなれません。
電源環境やアンプ、スーパーウーファーなど目いっぱい調整してきました。
ここらで、後継機もきになるなぁ。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 11:07 ID:UYdWFJ/nQUADユーザーの方に質問です。
プリアンプのQUAD44を中古で購入・使用しているのですが、
同じ出力が2系統あるCDプレーヤーをプリ44に接続してCDを再生中に、以前に使用していたプリとの聞き比べの為、
そのCDCDプレーヤーのもう一方の出力を以前に使用していたプリに接続すると、その途端にプリ44からの音がひどく歪み始めます。
つまりCDプレーヤーとプリアンプ2台を同じ接続した状態だと、プリ44は音が常に歪んでしまい、まともに再生ができません。
ちなみにそのもう一方のプリからの音はこの接続状態でも音は歪みません。
QUAD44の構造上の欠陥なのか、あるいは単なる故障で修理可能なのか。
どなたかお解りの方、教えていただけないでしょうか。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 18:45 ID:wJLqx5k/そんなおかしな使い方が想定されてないだけで
欠陥でも故障でもないのでは?

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 19:10 ID:ESo4cvfA>>246
CDPの出力端子を入れ替えても、44が駄目ですかい?

249 :246:04/01/04 19:35 ID:UYdWFJ/n>>248
CDPの出力端子を入れ替えても、44が歪み、もう一方のプリの方は正常です。
何度も試しましたが、結果は同じでした。
そして、そのもう一方のプリの入力端子からCDPとの接続ケーブルを抜くと、
44の歪みが無くなるのです。
CDPの出力2系統ともいつも同じ結果です。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 23:00 ID:c9I4MfVe>>246
プリ2台間でGNDが大きく異なっているようですね。
プリの電源プラグを逆転させてみても状況は変わりませんか?
44が原因とは断定できません。他方の故障/仕様なのかも。


251 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/05 19:33 ID:58tS8BXF>>246
私も欠陥でも故障でも無いと思います。
そもそもCDPの説明書に接続時の注意点として何か書いていませんか?

もしCDPの2系統の出力がそれぞれバッファーアンプを有しているなら、
そもそもこのような症状になることは考えにくいので、
多分一つのバッファー段から2組の出力端子へ配線しているだけと思われます。
この場合2組のプリを接続することで、それぞれのプリ間で干渉が発生しただけ推測します。
簡単に言えば、QUADの入力端子の+−間にある抵抗を接続したような状態です。
QUADは相手側プリも影響を受けやすく、もう1台はQUADから影響を受けにくかっただけという違いかと。

250さんが書かれたアース関係の干渉の可能性もありますが、
QUADではないプリの方のLRのどちらか(仮にL)の配線をしないテストをし、
QUADの両方のLRとも問題が発生すればアース関係の可能性もあります。
QUADのLだけに雑音が発生しRはなんともなければ上記の干渉だと思います。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 00:13 ID:aRgT/O5V250です。
どしぼちゃんさんの指摘もあり得ますね。
そのようなCDPはかなりレアでしょうから、たぶんどこかに注意書きがあるでしょう。
私はCDPの2系統は、可変と固定(2系統の出力はOPアンプを介して独立)と
思い込んで250のコメントをしました。
原因が判明したら教えて下さいね。 > 246さん
・・・たぶん、故障ではないと思いますよ。


253 :246:04/01/06 23:59 ID:UJggPK8+>>250
>>251
皆さんいろいろとアドバイス有り難うございます。
折をみてテストをしてみます。
結果は改めて報告致しますので、その時はまた宜しくお願いします。

254 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/07 00:28 ID:S6T+hEJC
誤解する人は少ないと思いますが、
>>250 の「仮にL」は「仮にR」に訂正します。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/11 18:06 ID:r3AqtLAD所有のQUADは、
33,303,405,ESL63,63-pro。
全部ジャンク出身です。

指摘されているように、33.303.405の故障は、
全部ケミコンのトラブルとそれに付随したトラブルでした。
現在303は全数交換済みですが、少々高価なケミコンを使った為か、
元々なのか、現在のアンプと比較しても結構いいっすよ。

256 :(=゚ω゚)ノぃょぅR ◆iqtHplA1pc :04/01/11 18:45 ID:f1Qbnm7I(=゚ω゚)ノイ反にRです

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/11 19:25 ID:rlgA5T1L以前に6シリーズにハーベスHL-5を組み合わせて使っていたのですが、数年前に手放してしまい、
その後QUADとは縁が遠くなってしまっていました。
ESL988が最近どうも気になっていますが、ESLは「アンプを選ぶ」といったことはないでしょう
か。今手元にあるアンプはラックスマンのL-509sなのですが、ESLとの相性なんてのはどんなもん
でしょうか?

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/11 20:06 ID:E4qBMEk0クオード、66CD 1000円からっておい・・・

259 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/11 23:28 ID:K27UAroW
先日 77CD、77インテグ、77SP のセットで30分ほどじっくり試聴しました。
SPはセレッション製とどこかで聞いた記憶ですが、システムトータルの音はとても心地良く良かったです。
元々悪いと思ってなかったけど、予想以上の良さ。

オーケストラも、女性ボーカルも、器楽曲も、私のチェックCD中心に聴いたけど、
どのジャンルでも音楽が弾み、
また装置全体でチューニングしているのかオーケストラの低域の厚みも十分。

もちろんオーディオ的な細かい指摘をしようとすれば可能な音なんだろうけど、
音全体のまとまりの良さはかなりのもの。
大げさでない手軽な規模やサイズのオーディオ装置を末永く使って、音楽を楽しみたいという人には、
ぴったりと思ったしだい。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 13:08 ID:i9c2gP85スレッドタイトルの「良かった」という過去形が気になるけど、現在進行形でQUADは不滅です。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 13:36 ID:Y4MS9i7iQUADのアンプ、SPは大好きなんですが、高い。今度のSPは高すぎ。
中古でも見ないし・・・。
マニアが手放さないのか、それともタマ数が出ていないのか? どっち?

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 13:52 ID:YzgmMF1zESLも63もエレメントが死んでゴミになってしまった。
1枚4万は高い?1Pで8枚だもんな(8枚殆ど同時進行で劣化する)。
漏れはハーベスに鞍替えした。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 14:56 ID:HSXEdXTz>>261
イギリスではたしかスペンドール製(ワウフデールかも?)の
小型SPをQUADブランドで出していて、これはWhat's HiFi誌の
ベストバイにも繰り返し選ばれてますね。たしか500ポンド程度。
99シリーズもCDPが意外に健闘してますよ。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/12 21:59 ID:CvBngfE366CDと67CDとの違いについて、どなたか教えていただけないでしょうか?

265 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/12 22:09 ID:ax/SyD0u>>264
以下のスレで66CD、67CD、で検索すれば、何回か話題が出てくる。
どっちを買おうか迷っているなら、66CDを押す人が多いみたい。
私は67CDしか音は知らないけど。

フィリップスのスウィングアームメカ CDM-2
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/pav/1054006005/

266 :264:04/01/12 22:17 ID:CvBngfE3>>265
ありがとうございます。参考にします。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/13 15:32 ID:0qUCsHMZ>>262
しかし、QUADに限らずコンデンサー型SPって、夏場に高温多湿な
日本の気候風土にはどうなんかな?
STAXなんか日本のメーカーだったけど、どう対処してたのかな?

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/16 20:09 ID:czbU9Vat真剣40代しゃべり場

「影オーラの薄い私…どうしたら個性的になれるの?」

真剣40代しゃべり場◇40歳のとしぼちゃんが、オーラについての悩みを訴える。
2ちゃんねるのピュア板ではいつも影の薄い存在だったと語るとしぼちゃん。
ネットで受けた性格分析テストでは「オーラが薄い」という結果が出た。
それを名無しがが皆の前でカキコしたときは、ピュア板中が笑ったという。
このころから、としぼちゃんはオーラというものについて悩むようになった。
ちゃねらーたちは今のままでいることがとしぼちゃんの個性だと言うが、
としぼちゃんはもっと目立ちたいという思いを吐露する。
ゲストは歯車プログラマーの、(=゚ω゚)ノぃょぅRさん。

放送日時 1月16日(金)23:30〜0:15 NHK教育  Gコード(430993)  

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/16 22:43 ID:/tlvbzsj>>267
スタックスも同じって聞いてたけど。
あっちのHPの受け売りでは、エレメントの劣化は英国とかでも事情は変わらないらしい。
決して気候のせいでは無いと思う。
あれは輸入屋の言い訳。
高電圧によって発生するオゾンで振動膜や電極が劣化するらしい。
(これも受け売り 接着剤がボケカスとも書いてあった)

270 :TK ◆nxNw9Nwv2Q :04/01/16 23:07 ID:auK1os7V>>267
アクースタットを使ってますが、四季を通じてとても安定した動作をしています。
10数年使ってますが一度も故障知らずです。

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/18 20:55 ID:LfDIFqKeQUADのESL63個体差があります。私のところでは、左チャンネルのスピーカは
15年以上故障知らず。ところが、右チャンネルは5年ぐらいでプツプツノイズが
が入ったので、インターネットで安く一台譲ってもらいました。でも小さくシューシュー
最初から言っていたので、しかもおっかなびっくりでつかっています。
こちらは、すごくデリケート。


272 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/18 23:37 ID:BLnEWoL7
g13925848 ★ 名門QUADパワーアンプ#405−2 登場!★ 80,888 円 終了
e34443750 ★名門QUADプリアンプ#44GY登場!★ 87,000 円 終了

この2台を同じ人が落札したけど、つい先日まで2台セットで12万だったのに
全然売れず回転寿司状態になってた奴だよね。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 01:09 ID:fhqMTHZL>>272
しかもこれで出品は最後といってたのが、いつの間にか
バラ売りになってたもの。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 05:02 ID:NuvXsi5B34や44の表面に付着した汚れはどのように掃除されていますか?
意外とデリケートにできているようで、市販のオレンジクリーナーでは塗装を痛めてしまいます。
何か良いクリーナーがあればご教示をよろしくお願いします。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 08:11 ID:ECe+Owko44以前のアンプだと、古くて劣化してそうだから、無保証の個人間売買
はちょっと怖いな。

むかし、お店で306を買ったら、電源コンデンサがぱんぱん(藁
販売店もそれくらいチェックしろよ。ちゃんと、メーカー(Harman時代ね)
修理してくれたから、良かったけどね。

俺なら、そのままメーカーにメンテナンスに出す前提で、メンテナンス代を
さっぴいた金額しか入札できないけど、みんなは どうよ?


276 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 08:13 ID:ECe+Owko>>263
77シリーズのブックシェルフスピーカーはSpendorのOEMだったね。
社長同時が友人だったそうだ。

今、QUADとワーフェデールは同じ資本なので、今のものはワーフェデールの
技術で作られているのではないかと想像

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 11:42 ID:zckgUKqD>>263
77シリーズのスピ−カーは2種類あり小さい方は日本でも
発売されました。自分が雑誌で読んだ記憶ではユニットは
Spendorで設計はQUADだったと思うけど、
「detailが表現できない」とか言われて、あまり評価は
高くなかったはず。今も安いQuadブランドのスピーカー
出てますが北欧のどこかの製品に瓜二つだったよな。
ワーフェデール自体技術者の入れ代わりが結構あって
会社のアイデンティティが全くないのでは?

因にWhat's Hifi もHiFin Choiceも、あまりに低価格の
製品が主体で役にたたないというのが自分の意見。
むしろGramphonのレビューの方が日本のマニア向け
と思いますが。


278 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 12:01 ID:uzPbIB9P>>277
イギリスのオーディオってのは最近LINNがハイエンドに
走り始めるまではWhat's HiFiで扱われる程度の価格が
製品の中心だったし、いまでも基本的にはそうです。
QUADももちろんそういうブリティッシュオーディオの
仲間で、比較的低価格で普通の家庭で使うものを
めざしてたから,ああいう質素で質の高い製品が
できたんだと思いますよ。

ブリティッシュオーディオは日本の代理店の価格が
高すぎるし、高額製品しか輸入されないから、日本では
間違ってハイエンド扱いされてる気がしてなりません。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 12:23 ID:zckgUKqD>278
HIFI ChoiceなどではQUAD 66,77でもハイエンドと呼ばれてますね。
実際少し前にロンドンのオーディオショップ回った時の
印象では日本に輸入される製品とは価格もメーカーも
違うランクものが主体でした。
自分の知る限りQuadもHarbethも値段が高すぎて
イギリスの普通の家庭で使うとは考えられないのですが。
私のイギリス人の知り合いが278さんの知り合いより
ずっと貧乏ということかもしれませんがね。

それからDCS、LinnとChord以外は日本でイギリス製品が
ハイエンド扱いされているとは思いません。


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 12:44 ID:E6pALHuV>>279
>HIFI ChoiceなどではQUAD 66,77でもハイエンド
うそやーん。
WASPの誇りと懐古趣味だろー。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/19 23:26 ID:3aaWoZGkユニオン淵野辺でESL988が聴けるのゎ既出かニャ?

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 07:24 ID:rH+IOYgnハイエンドの中ではローエンド

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/21 21:43 ID:sfngG1dr>>271
ダメになった片方をヤフオクにでも出して下され。
エレメントの張り替え使いまわし用ドナーを探しております。


284 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 21:12 ID:fIf6avag>283 ヤフオクに出品します。ただし、もうちょっと待ってください。
写真撮るの、面倒なので。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 00:28 ID:dz/xGVvW>>284
写真無くって良いから出して下され。
お礼に、1品物の新品サランネットと
交換方法トラノマキ(サポート付)を差し上げます。

286 :285:04/01/23 00:31 ID:dz/xGVvW勿論落札出来たらって事で(^^ゞ。
でも本当の本当です。

287 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/23 00:43 ID:4Rgtu37q
このスレで縁があったんだから、オークションではなく直接売ってあげれば?、
壊れたESL63のオーナーの方。


288 :288:04/01/23 19:42 ID:X8vlaUnHちょっと待って。ここで裏取引できるんなら漏れも参加させてくれ。
ESL-63のPROでない方のやつだな?
10年位前に香港で25マソ+運賃で買ったが、
壊れているなら今もそれ以内という事でどうだろ?

289 :288:04/01/23 19:58 ID:6EUX0MaJ筐体と電気周りさえ無事なら、修理の自信ありまする。
現用にもう1台プラスして、100Hz以下を入れて低音補強に使用します。
音質の統一がとれたSWになるはずでしから。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 21:41 ID:DeR17kxD壊れたESL63のオーナーさん、野次馬で悪いが
オクでは25万にはならないよ。
壊れていても、1台だけでも目的ある人にとっては宝。
こんな人はめったに見つからないから、此処で商談成立させたらいいのに。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 22:56 ID:lNCrdL2C>こんな人はめったに見つからないから
このスレだけで2人いるわけだが・・・

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 23:41 ID:P+3SKrfFQUADパワーアンプ#405−2 80,888 円
プリアンプ#44GY 87,000 円、前レスでは完動品でこの相場なのに
ESL-63 は潰れても 250,000 円の値打ちがあるのかな?
たまたまの珍しいケースで、1人は値づけはしてないし・・・

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 00:23 ID:9E94+21tいろんな思惑の自作自演とかが入り交じってそうだけど、
ここで客観的なデータを提供。

ttp://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b47368391
ttp://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f11113248

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 10:36 ID:7F0KSU3F2ちゃんねるだもん。信用できないね。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 13:30 ID:dS8sDS3/>>289
ESLを1台追加して、ウ−ファー専用に使うというのは良いアイデアだ。
コーン型のどんなBBを付けても音が揃わないから。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 14:52 ID:6KhdX7/w↑もう1台を入手しないと出来ないね。
>>284、欲を出さずに売ってあげろよ、25マソなら悪くない話しだよ。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 15:50 ID:L8WkHrcf壊れたESL抱えて欲かいてる人がいる プッ
オクで全然売れずに回転寿司状態になったりして(藁


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 17:20 ID:3yPvuhcZ愛機QUADを手放す気持ちは高い安いの問題ではない。
きっと愛娘を嫁にやる断腸の哀しみだろう。煽るでない。

299 :288:04/01/24 19:47 ID:Iho7sKWR直取引をお願いしたら板が荒れてしまったw
すみませぬ。
>>284さん、これも何かのご縁、オクに出す時はせめて知らせてください。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 20:13 ID:xIHedBFLもぐもぐ、300番ゲットオォォォォ!! みたいな
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ___
                        __   (__  ) ≡≡≡
                      /  ヽ  / / ̄
          _ _、, _,, ヽ7    /  ..へ._ V / ≡≡≡
        v/    ヽ( )△ィ△ /   ゙ii | |/
       (( _(( _((ハ ' _ ) `ヘ/___.  || | |
 lWVl____|∩ ∩ Y_)   ヾ |___. .  || | |  __,r‐、 ≡≡≡
. !_て7」VWl .ヾヷ゙゙ノノヾ,    | ̄     || | | ̄__),  \      (´⌒(´
    ヾ (  ̄ ̄ ̄)   ノ__,ノ‐-__  !! ノ_ノ ̄   . ヾ、__ノ ≡≡(´⌒;;;≡
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    .      ̄ ̄ ̄          (´⌒(´⌒;;
          ズチャッターーーーーッ

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 20:42 ID:wBjXCe2i283です。
63ボロを欲しがっているのがもう一人いたのか(・・?。
振動板も自分で貼るの?難しいよ。穴開け美味く逝った(^^ゞ。
(成功していたらスマソ)
漏れは3μではなく、12μ(ESLの低音用)でパンチングメタルを電極にして、
低音ユニットを製作中(USのオジサンを真似て)。
中々美味く逝かないな。能率低いぞ>


302 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/24 21:05 ID:ao1KMAzb
私がオクに出さずに云々と書いたことを引き金に、
結果的に荒れてしまい、皆様申し訳なし。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 23:28 ID:WFz/t24C家にも不良になった63がありますだ。
壊れてるんですよ、鳴らないんですよ、ボロですよ、
本当に25万で落札してくれるんですか?

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 00:33 ID:oTbkUP3Dヤフオクに、出せば分かるさ。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 01:16 ID:p0RrNPkkSOUNDBOXでも、エレメント1枚あたりの修理代が5万円くらいだろ?
ESL63はエレメント8枚。均等に劣化しているとすれば、25万円で
買って、最大プラス40万円で修理するのか…

たまたま1枚劣化しているなら、10万円かからないだろうけど、
俺にはそんな勇気は無いな。自分でエレメントの修理ができたり、
部品とりをするにはいいんだろうね。


306 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 02:10 ID:42WXfxU7維持費を考慮するとタダでも自分で所有するのはちょっと

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/25 08:24 ID:18XETRF263のエレメントがオリジナルのままなら、
4枚とも全部ダメだと思って間違い無い。
経年変化で逝っている。
電極が腐ったベニア板みたいに剥げている物もある。
但し、新しくドイツ辺りで作られた物は、その辺の改良が有ったかも。
形も若干違う。
まあ63はデッドストック的な個体を高く買うよりも、
ボロを40万で修理した方が安心はできる。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/26 23:44 ID:d1W5vnSc誰か33や303用の電源プラグを売っている所を知らない?
久しぶりに聞いて偉そうな事を書こうと思ったけれど、
電源コード(断じてケーブルでは無い)が、実家の物置から行方不明なのだ。


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 01:40 ID:I7BCO82tプラグなし欠陥33&303!!
早速ヤフオクに出してください

310 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/01/27 02:34 ID:4EMdJ/FN
このスレで縁があったんだから、オークションではなく直接売ってあげれば?、
プラグなし欠陥33&303のオーナーの方。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 03:07 ID:mAN2mtQK>310
反省の色なし(w

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 06:23 ID:qyfvl7xj>>308
どのコードのことを言ってる?
コンセントからアンプまでのコード?
プリアンプからパワーアンプに電源送るコード?

前者ならごく普通のアース付き3P電源コード。オーディオ用の
高いのを買ってもいいし、一番安く済ませるならパソコンショップ
に行ってパソコン用のを買ってもいい。800円くらいで買える。
漏れの経験では偉大なQUADはパソコン用とオーディオ用で
極端に音が変わるような不真面目な製品ではない。プリーパワーの
3Pオスーオスコードもパソコン店にある(パソコン本体から
ディスプレイなどに電源供給する用のヤシ)。

プラグだけだとコンセント側のオスはホームセンターでも普通に
売ってる。問題はアンプ側の「インレットプラグ」。オーディオ用
のは3000-15000円もする。これも秋葉原などの電線屋に行けば
一般用のが500円くらいからある。音はそんなに変わらないよ。

313 :312:04/01/27 06:29 ID:qyfvl7xj書いてから気がついたけど古いタイプの33+303は
3Pじゃない電源プラグ(角形じゃなくて丸形)かな?

もし古い方ならサウンドボックスなどのヴィンテージ
オーディオ店に問い合わせるしかないかもしれん。
役に立たなくてごめん。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 13:00 ID:4mD59RIYQUADは電源コードなんぞで音がわりません。
昔のマランツなどはピュアな回路?だから、電線でもパーツでも
交換したらコロコロ音が変わるといわれたが、
QUADはこの辺りが英国流の悠然たる製品らしさでしょうw

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 20:42 ID:iMzIZPHCもし電線如きで音が明らかに違うようなアンプは欠陥だな。
ピュアではなく、不安定なのだ。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 21:22 ID:PNnSjgeUでもQUADの場合高価な電源ケーブルを使うと
かえって音が悪くなることは確かにあるぞ。
これもやっぱり「電線ごときで音が明らかに違う」
なんじゃないの(笑。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 22:47 ID:iMzIZPHC高価→良い物
って考えるオメデタイ人間が存在する限り、
インチキ電線屋は繁盛するのだろうな。
パナウェーブ(懐かしい)にでも入信したらどお。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 23:06 ID:T///RrMr高価な電線イコール良い物ではなかろうが、質は違うだろ。
それでQUADの音が悪く変わるとは初耳、なんだろう?
欠点部分がクローズアップされたと解釈すればいいのか?

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/27 23:08 ID:hMzpGGWT34.606だけど、電源ケーブルで音が変わらないと言うのに同意。
いろいろ買って試したけれど、ほとんど差が分からない。
プリとパワーも付属のケーブルでつないだのが一番良い。

買ったケーブルを某国産CDプレーヤーに付けると、
音の激変ぶりにショックを受けた。
ケーブルはよく分からん。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 09:58 ID:a7DKyHp3Sボックスの逆襲開始?!
ESLのみならず99シリーズもすべて取り扱うという。
しかもESLやQUADII40は20〜30マソ安いようだ。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 11:52 ID:8Dz9rLcuクオードのTシャツ貰ったんだけどオクに出したら売れるかな?

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 16:45 ID:UWdlnbsZttp://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g14275367

これ入札しようと思ってるんですがいかがなものでしょうか?


323 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/29 18:36 ID:b8rcFOle988とか高すぎないか?こんなデフレーション不況なのに100万なんて高いでしょ。
せめて63pro並にせーよ。実売60万円台でいいとこ。舐めすぎ。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/30 06:36 ID:QDjwXDaI>>323
製造コストや輸送販売コストを無視して価格が
決められるならいいけどねえ。

それにそもそも生活必需品でもないもの、普通の
人は買わないものは値段が安くても売れるわけでもないしね。
988が30万になっても10倍売れるわけでもないだろう。
ごく一部の金に糸目を付けない人向けの少量生産高額販売の
商売だよね。


325 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/30 22:19 ID:A5hrDyb2
>>324
どうせアタイは買わねーし。
所有しているQUADのガラクタが高く売れる。

326 :寄道好:04/02/01 15:10 ID:j1S9vFMh10月はじめに修理に出した66Preがようやく修理から戻ってきました。
約4ヶ月近くかかった訳ですので、このスレでいただいた情報通りだった訳です(笑)

内訳によると
・基盤脱着修理
・基盤スルーホール補修
・電解コンデンサー交換
ということで、部品代はコンデンサー100μF/16Vが1個で300円のみです。
修理代は税込み17,000円ちょっとでした。

まあ、これだけの期間使ったものが修理できるということで感慨深いものがありますが、
ハーマン時代は1週間で数千円で結構複雑な修理してもらってますので、環境はだいぶ
悪くなっちゃったようですね。
修理対応もいまいちでした。ものを送ったあと、こちらが確認しないと何の連絡もなく
また、確認時には2〜3週間でといっていながら、結局4ヶ月ですから。
修理自体の価格はご時世を考えればむろん問題ない範囲と思いますが、対応はちょっと
今ひとつで残念でした。
他社の修理をあまり経験してないので何とも言えませんが、まあそれだけハーマンの修理
がすばらしかったということかもしれません。
ロッキーさんもこれからQUADを再展開してユーザーを増やそうとするなら、
このへんをきちんとして、修理メーカーを指導しないといけませんね。
なにしろ、これから売るものは真空管アンプだったりコンデンサースピーカーだったりと
修理のお世話になりがちなものばかりな訳ですから、修理が連絡もなく4ヶ月になる
ようでは、安心して買えませんからね。

まあ、接続したら無事元のまったりトーンがよみがえり一安心です。
あんまり帰ってこなかったんで、ARCAMのA32を買っちゃいましたので、しばらく
聴き比べたりして、66のほうもかわいがってあげようと思います。

ということで、みなさんにご報告まで。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/01 15:37 ID:zLx8MqSk>>326
情報アリガト

ロッキー扱い開始直後に66プリの修理を依頼し、4ヶ月掛かりました。
当時は、まだ不慣れな部分もあったので、それくらい掛かってしまうのだな。
と、納得していましたが、状況はそれほど変わっていないようですね。
修理内容は、ほぼ同じです。

修理受付については、ハーマン → ロッキーの間で空白期間がある
ので、修理まちがたまっているのかもしれないけど。

ハーマンの対応が非常に良かったのは、その通りですね。でも、
数千円でできました?66CDのコネクタ周りの修理でも1万円ちょっと
とられた記憶が…(技術料を考えると、普通の値段だと思う。)


328 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 22:37 ID:QYhGGYn4>>326
販売店名と担当者名は伝えましたか? 伝えるとどうなるんですか?

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/02 23:26 ID:lWYTtGoK最新の電解コンデンサーがどうか、って事はよく解らないのだけれど、
405のは10年位で平滑のデカイのがダメでした。
303は未だ元気です。
303で交換したのは、半固定のVR(5個)だけです。
コンデンサーも抵抗も全部揃えてあるのですが、壊れません。

63系を鳴らすときは、303が良いみたい。
球(U)より良い。あんな回路なのになあ。

330 :寄道好:04/02/03 00:42 ID:uou27RMs>>328
??
どういう意味でっしゃろ?

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/03 00:51 ID:YevjUMZ5クオドは室内楽専用と言い切る


332 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/03 01:46 ID:k7MHFbR1↑だれの許可を得て?

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/03 06:12 ID:VmoYBBVr>>331
そういう使いこなし方もありますな。
でももっと別の使いこなし方のできる人も多いでしょうな。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/03 17:05 ID:vYd9UdA3>>329
以外と「あんな回路」だからいいのかも・・よ。(w
それと、303時代のパーツの方が上等だったりして・・。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 14:02 ID:8304Nyxx405-2のトランスが鳴きだしてしまった。
探しまくったけど無いようです。

代替え品は無いですかね? 200Vのトランスは見つけたけど
それじゃダメですよね?

なにかアドバイスお願いします。。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 14:19 ID:582AfYzk>>335
鳴り出しただけだろ?エポキシで固める

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 14:25 ID:8304Nyxx結構煩いのですが、エポキシで固めるだけで消えますか?
どうせ直らないならやってみますけど・・・

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 14:33 ID:jQhO7rUV>>337
やめろやめろ。ちゃんと金出して修理すればまだ使えるものを。
修理に金かけるつもりがないなら故障の状態で売りに出せ。
それを手に入れてちゃんと金をかけて直すヤシもいるだろう。

正規修理窓口はロッキーインターナショナル、
サウンドボックスでも修理は効くかも。期間は半年、費用は
おそらく10万以下。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 14:40 ID:8304Nyxx>>338
レス感謝。
サウンドボックスは中古品が出るまで直らないとの返事。
本国のサービスにメールしたが連絡なし。
ロッキーインターナショナルですか・・・
これから当たってみます。

修理にケチる気はないのですが、ヤフオクで3〜9万で
売ってるのでそれを考えると・・・

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 15:01 ID:vwUTITSoどうせ壊れたトランスだ。
固めるだけなら、もしパーになってもそれから交換すればよい。
樹脂ニスでもエポキシでもいいから、とりあえず固めてみる!

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 15:03 ID:cMO1aPzn中まで十分の染み込ませてね

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 15:41 ID:A4LF87dVブンブン唸るトランスにウレタンニスしみこませて鳴きを止めたことがある。
(EIコアの物)
しかし、その405のトランス、中の方までうまく染込ませられるかな?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 15:51 ID:8304Nyxx405-2のトランスですが、開けて見た感じでは金属の
タブに入っていて、既に樹脂でたっぷりと浸っている感じ
なのですが・・・

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 21:01 ID:phTDFaNh私も44が壊れてしまい、いま修理に出しているところなのですが、
前からあったアキュのプリメインのpre-outに405−2をつないで聴いています。
こうやってプリをそっくり移植してしまうと、44の素性がわかってきて面白い
ものです。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 21:13 ID:phTDFaNhそれでどんな素性だった

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/05 06:19 ID:6kSUJtOR>>344
漏れは34+306のパワーアンプだけLINNに換えたら
34があまりに音の輪郭を不自然に強調するのに驚いて
プリもLINNにしちゃったんだよ。306と組み合わせている
限りは絶妙に収まっていたんだけどね(いまでも34+306の
ほうがLINNよりよかったと思うことも多い)。

QUADのパワーだけ他社プリで使うというのはありかも
知れないけど、QUADプリに他社パワーをって使い方は難しいかも。
あくまで漏れの経験だけの話だけど。


347 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/06 03:37 ID:X9TYpWIfFM4が2.5マソってどうなの?

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/06 06:19 ID:YI9lVHUn>>347
いまどきのFM放送を聴く気があるなら安い。
聴く気がないなら高い。イギリスではラジオが
デジタル化されたのでこれから中古がどんどん
投げ売りされると思われる。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 01:44 ID:xKcbb9Zr>>346
>>34があまりに音の輪郭を不自然に強調するのに驚いて

これはどうして34のせいだとわかる? LINNのパワーの音かもしれないよ。
パワーを変えたんだから、むしろLINNを疑うほうが自然じゃない?

350 :あ:04/02/07 02:32 ID:CV6M0zcmフッ ここでもLINNは嫌われるか・・

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 08:43 ID:izWIelEH349が正論だろうね。34は変に強調するというよりは、甘めの音だし。

LINNユーザーの不自然なまでのLINN絶対主義と排他性はキモイよ。


352 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 09:42 ID:gd+vIHpI405は他のプリでならすと結構きつい音するよ。

353 :346:04/02/07 10:23 ID:gR/d/oNr>>349 >>351
どうしてそういう話にしたがるかなあ?

34の「音作り」はCDとパワー直結とか、34を除いた音と聴き比べて
判断したよ。もちろん306だけの音も聞いてみた。そうすると34も
>>352が書いているように306も単独で使うとかなり癖があるんだよ。
それが34+306で組み合わせると「独特の自然な音」になるの。
いい悪いじゃなくて、QUADを他と組み合わせるのに自分はこういう
経験をしたよ、ってだけの話。

低能率のスピーカーをきちんと使いたくて、でももうQUADの
アンプは新品では手に入らなくて泣く泣く他のを使ってきた辛い
気持ちをそいうふうに煽らないでよ。中古嫌い、って人はいるもんだよ。
だから44と405の復刻版に期待してるんだけどさ。

354 :346:04/02/07 10:32 ID:gR/d/oNr>>349
まあ「不自然に強調」というのが悪口に聞こえたのなら気分を損ねて
申し訳なかった。謝るよ。だけどそれは漏れが自分で高い金出して
買って、長年愛用したQUADに対して(かなりの感慨も含めて)思った
ことで、買いも、聴きもしないで悪口をいうような煽りとは全然違う
ものだよ。

そのとき漏れが感じたのは、自分の親をみて「年を取ったなあ」と
思うのと似たような感情だったんだけどね。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 14:48 ID:P9p8yaIMQUADは自分の親のように「年を取ったなあ」と思う・・・いい誉め言葉だ(w
耳も遠いし、目もよく見えん。年期で適当にボヤッと生きてる。
だから、悪いソフトもアラが見えん、聴こえん場合も・・・
CCCDの俗悪な音も若い機器ほどにクリアに欠点を晒さない老境の味。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 14:56 ID:hg9fB4jFquadのアンプを買おうと思うのですが、電源入れ切れするとき
のショックノイズは大きいですか?ボムッって音します?

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 15:38 ID:1QaY/08Vボムッとか、ゴボッとか、ガリガリッとか
年を取った人がヨッコラショッって感じで立ち上がります

358 :寄道好:04/02/07 15:48 ID:/Bw0cM7+>>356
66+606ですが、「ボムッ」っていう音します(笑)
慣れてしまえば、さして気になりません。
この組み合わせで15年近く使ってますが、特段スピーカーが痛んだこともなく
問題ありません。

このまえテレビ関係の掲示板で、液晶テレビのスイッチ入れたときLEDが光るだけで
ブラウン管テレビのような音がしないので、ついたかどうだかわかりにくいという
書き込みがあってちょっと笑いました。
QUADもプリのリモコンで電源入れるわけですが、リモコンの赤外線部分に新聞かぶって
たりすると信号届かなくて電源が入らないこともあり、「ボムッ」は
ないと困るともいえます(ほんとか!)

まあ、最近手に入れたARCAMは電源を入れると「カチッ」というリレーの音で目覚め
数秒ミュートがかかった上でまた「カチッ」といって音が鳴りますので、
こちらの方がほんとは感じがいいですね。

ご参考まで。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 16:37 ID:7Rpv0jKb電源オンオフ時のポップノイズなんてスピーカーにも
まったく無害なのに、どうして気にする人がこんなに
多いのかな? その分リレーとか入れて高コストに
なっちゃうのにね。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 17:23 ID:0w6nazsy「ボムッ」に拘ってるのはあれこれレスしてる後の人の方(w
だから、357のボムッがありますだけで終り。それだけでいいの。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 19:30 ID:gd+vIHpI>>355
むかし34と405買ったときに、その前に使ってたヤマハのCA−2000と比較して、
ダイナミックレンジや広がり感・低音の伸びなどすべて下回ってて
「あちゃーっ」と思ったけれど、それ以来20年近いつき合いになってしまったよ。

その理由はただ一点「悪いソフトもアラが見えん」につきる。
SPの復刻聞くときは、ハイカットフィルターが絶妙の効きを見せるし、
死ぬほど音の悪い60年代ロックのCDを聴くときも、
バスリフトを上げてやると、昔SPUで聞いた音がよみがえる気がする。

362 :寄道好:04/02/07 20:30 ID:m3BDEVJE>>361
「悪いソフトもアラが見えん」とは良い表現ですね。
録音の善し悪しに気が散らないで済むとか、音じゃなくて音楽に集中できるとかが
きっとQUADの一番いいところじゃないかとおもいます。
トーンコントロールの設定、使い勝手も絶妙ですしね。

今となっては、ちょっぴり世代が古くなっちゃって、ちょっと苦しくはありますが、
このような狙いで今のソースにも対応できるアンプがあればいいんですけどね(笑)

そういえば44、405のリバイバルシリーズは最近情報ありませんが、
どうなっちゃったんでしょうかね。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 20:53 ID:xKcbb9Zrそいえばヤマダ電気でもソフトの音質が気にならないコンポが売っていた
498で聞いたこともないメーカーだったが・・・コリアか?

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/07 21:10 ID:K5jsZv/8ということは、>>363はそのコンポを買えば満足できると言うことか。
そういう耳を持ってる人間って煽りじゃなくうらやましいな。

365 :361:04/02/08 01:18 ID:3jQhjvFl>>362
「悪いソフトもアラが見えん」という表現は>355さんからのコピペです(w

確かにこれだけ長く使ってると、代替どうするかというのは大問題になって来ます。
特に最近のアンプはトーンコントロール系が弱いのでなおさらです。
一時某MFや某アキフェーズを使ってみましたが、何故かQUADに戻ってしまった。
(両方ともいい音なんですが・・・・)

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/08 09:36 ID:1DAl/z+N>>362
その路線(アラを見せずに古い録音もそれなりに聴かせる)なら
今はとりあえずリンの黒箱系だと思うのだが日本のリンユーザーは
そういう位置づけしてないらしいから煽られちゃうんだよな。
ただリンにはトーンコントロールないからね。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/08 11:27 ID:8XSsLrtg>>365-366
わたしはQUAD 33/303を使ってきましたが、
現在はLINN KAIRN/KLOUTをメインにしています。
これもどんなソフトでもそれなりに聞かせてくれるシステムだと思います。

ちなみに、33/303もサブシステムとして現役で活躍中です。
古いソース等だとトーンコントロールの問題もあり、
LINNじゃなくてQUADで聞きたいと思うことも多いですね。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/08 22:42 ID:WLHjUC3TLINNは、悲しいくらい倍音成分がオミットされちゃわないか?
最近のはそうでもないのかな?

よほど、ライブな部屋を前提としてるのではないかな。


369 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 00:13 ID:iO945ctB>>368
マジ?ネタだよね。
倍音成分がオミットされた音ってどんな音?

LINNは高域がブリリアントでビビットなためハッピーなサウンドです。(I評論家先生)
QUADはトラディショナルなトーンバランスを持ち味としており、・・・(F評論家先生)


370 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 01:45 ID:zmftB5Xdなんかさ、LINNがFM放送的でQUADがAM放送的みたいなイメージで語られてないか?

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 05:06 ID:BdFc4chG上手にデフォルメして楽しく聴かせる、という路線は
QUADとLINNに共通した特徴だね。ただそのデフォルメの
方向が微妙に違う(まあ時代も違うと思う)ので、
QUAD好きな人がみんなLINNも気に入るということはないでしょう。
ただ代替機としては有力な候補だと思うので食わず嫌いせずに
聴いてみることは薦めます。

ところでQUAD QC-Twenty Fourって実物を見た、聴いた人
いますか? 値段も手頃だしちょっと気になる。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 06:10 ID:OlVdR28c>369
長嶋監督?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 16:56 ID:jnLWBZCmプリ33とパワーの303がほしいのですが、これっていつ頃の製品
なんでしょうか? あと気を付けた方がいい事ってなにかありますか?
初心者が手を出すと火傷するみたいな事でもかまいませんので。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 17:03 ID:BhQIelox>>373
1968年ごろに出て来たと思う。
中古は電解コンデンサーが逝っている可能性が高い。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 17:44 ID:vDA7Wpe8>>373
33と303の発売はネット情報によると1967年ですね。
そして、1982年まで製造されていたようです。
その間に細かいところがこつこつと改良されてますね。

http://cf.geocities.com/quadfranco/
このページが参考になります。ただしフランス語(笑。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 18:32 ID:GBcE49oh>>374,375 アドバイスありがとうございます。
     30年以上前のアンプなんですね!
     買ったらメンテが大変そう・・
      コンデンサを自分で交換できるなど修理技術を持ってる
     方でないと難しそうですね。1度でいいから聞いてみたかった。
    

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/09 21:33 ID:oqZJJohS303の方が、405より電解コンデンサーは逝かないような気がします。


378 :335:04/02/10 13:08 ID:CnmmM6MUQUAD本社からメールの返事が来ました。
405-2用の100Vトランス在庫ありとのこと。
85ポンド+送料だそうです。

日本円にして16,700円です。 送料は分かりませんが、
一万円もみとけば十分でしょう。 早速オーダーしました。


379 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 14:01 ID:UjvGmTRK>>378
おめ。
パーツさえ手に入れば直してくれるところはいくつもあるし、
腕に自身があれば自分でもできますね。

現品をイギリス送りで修理ってのも可能なのかな?

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 17:02 ID:jgcnjUxs>>379 1年以上も修理で待つなど地獄、地獄である。
   1ヶ月待たされるだけでブチ切れなのに。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 17:14 ID:UjvGmTRK>>380
漏れはコレクション系の趣味が多いので慣れちゃってる。
古い時計やカメラなど半年待ち1年待ちは珍しくないです。
早くても変な修理されるよりは遅くても確実なのがいい。
古いQUADはアンティークだと思って接してます。

アンティークものを使う時にはつねに代替を用意するのが鉄則。
クラシックカー乗ってる人は最低もう1台は車持ってるでしょう。


382 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 17:49 ID:Czw3VMxd>>381
そうですね。
ローレックスの時計の修理に出したら代車(代時計って言うのかな)
がローレックスだった(笑)

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 18:10 ID:Jj6NYCjC皆さんお金持ちですね

384 :マララー( ・∀・) ◆uAUwMARaRA :04/02/10 19:54 ID:X7YV2/NA当然だろ。月給20マソ、ペンキ職人の俺を舐めてもらっては困るよ。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 19:58 ID:Sb0OA+D7やはり剥げかかったクアドの塗装は綺麗に直せますか?

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/10 23:47 ID:5sxAxDaX禿げかかった俺の頭も・・・

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 03:22 ID:d3YvhKSzQUADってMFみたく低音ボワつきますか?

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 13:02 ID:5ulbGF/3ボワつきませんよ。よく引き締まった筋肉質の低音です。

389 :(=゚ω゚)ノぃょぅR ◆iqtHplA1pc :04/02/11 14:42 ID:k19EtuRv舐めたけどなんかペンキの味がする・・・

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 16:51 ID:4FSyZTia>>383
古いものを使うということは、
380の言うとおりだと思うよ。

きついことを言うようだけど、
それが出来ないのなら、古いものには手を出さないほうが良い。


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 17:42 ID:l3xjAyJ5>>387
確かに硬質な音みたい。
ただ、レンジが広くない(?)ので、金属的にはならず石みたいな硬さ。

ただバスリフト一つあげるといい感じで低音がふくらむ。
最近はこれがデフォルトになってしまった。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 18:03 ID:eYOYpuMRプリの66って音質どうですか?33シリーズと似てる?
あと液晶パネルに写ってる台形の絵は何でしょうか?
あとリモコンでしか操作できないの?

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 20:50 ID:qj5zJZk0
>>931
オタク系はトーンコントロール回路を通すと、
音が台無しに為ると信じている。バカだ。


394 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 20:51 ID:qj5zJZk0まちがいた
>>392

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 20:53 ID:qj5zJZk0又まちがいた
>>391
酒飲むのやめよっと

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 20:56 ID:5ulbGF/3>>393---395
ご苦労さんでした

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 21:34 ID:qj5zJZk0Uとか33・303は、確かにアンティークだな。
でも、車もアンプもアンティークの方がはるかに修理し易い。
どちらも少々の知識と器用さがあれば、修理できる。
今風のアンプは、40年経ったら恐らく修理できない(やり辛い)。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/11 23:13 ID:KelEvDXB303は、基盤がパッカと横に開いてメンテしやすい構造になっていたみたい。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/12 10:56 ID:ePG5YEjh>>392
66プリの音は真空管ライクというのでしょうか、意外にも33より
古風です。これはエコー成分を豊かに再生することからくる結果と
思われます。ただその分明瞭さには欠けるので好みの分かれるところ
です。後期の66Aになるとガラリと印象が変わり、硬質の音になって
いるので購入時注意が必要です。また66シリーズはすべてリモコン
オンリーです。


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/12 21:06 ID:08ItuUu+AA貼りバカ資ね

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/12 23:55 ID:AA0CQ7HV>>399
66+606と66A+606-2と組み合わせでしか聞き比べたことが無かったでつ。
399さんと同様に後期は硬い・冷たいという印象だったけど、
てっきりパワーアンプのモデルの差かと思ってました。


402 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 01:50 ID:WjhWlGa1ちょっと前の方にも同じスレあったけどまだ高いでしょうか?
最初35万だった、
↓↓↓
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g14275367

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 02:55 ID:qVmQjfvvクオードってどんなジャンルの音楽が得意なんでしょうか?
自分はUKロックと小編成クラシックを良く聴きます。
サンスイの907シリーズを買おうか、クオードの34+306
を買おうか悩んでいます。誰かアドバイスお願いします。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 07:17 ID:LElGk2lV>>403
通常考えられないような究極の選択だけど
もし値段が同じなら疑いなくクオードだと思う。
スピーカーにもよるけど、小編成のクラシックなら
至福の買い物となる可能性がある。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 13:56 ID:MZ+HdEu1>>403
正直言うと、一番いいのはイギリス製の新しいアンプ(MFあたり?)。
10年以上前の中古はいろいろとしんどいよ。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 17:25 ID:Jrr+nAvSまさしく自分は両方使っているが、どっちでもいけるよ。
ただ、物としての雰囲気込みだと、例えばUKの音楽を現地の機材で聞く、
という意味でクォードはなかなかいい。
逆に、汎用性ということではサンスイに軍配があがる。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 19:46 ID:kt2SXPasおおらかなインプレだな。
煽りじゃなく、こういう感じでオーディオに向き合っているのはうらやましい。
>>403の茫漠とした質問にはちょうどいい答えかもしれない。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 21:09 ID:HD5sRft4>>402
壊れたときにかかる修理代の高さを考えると、無保証の個人間売買で
買うのには勇気がいる。


409 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/14 23:31 ID:egqxVFFk我が家の405は76年製。
まだまだ現役。もうすぐ30年選手。
丈夫だね。ほんとに。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/15 10:51 ID:Iued2yid>>402
63のエレメントは経年劣化する。
オリジナルのままで健全な個体は、まず存在しないとおもわれ。

411 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/02/15 13:05 ID:kLP6mpml
昨日はハードオフ、ブックオフめぐりをしましたが、発見。

QUAD ESL63 (PROではありません)
シリアル 15037、15038
1本ごとの別売可能で、
片方はハードオフの説明POPでは問題無しで、10万円。
もう片方は、「振動板不良」とのことで、3万円。
ハーマン輸入のシール、取り説、電源コードあり。
木目調の外見は例の透明ビニール越しで質感は良く分りませんが、
店頭展示品並のかなり美品でした。

ハードオフ町田街道小川店(東京、営業10〜20時) 042-706-1380

なお同店には、QUAD77インテグレーテッド(17→6.8万)もありました。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 17:00 ID:jp1SAi6h34と306のセット。
120000円はお買い得ですか。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 18:51 ID:fzBSXqVD販売店価格で保障やメーカーメンテナンス済なら、まあまあ。

無保証個人間売買なら、論外に高いでしょ。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 21:17 ID:/g6vcT6e>>413
ありがとう。


415 :413:04/02/22 21:29 ID:fzBSXqVD古い機械だからね。無保証にはリスクがあるよね。

おれが306を買ったときは、電源のケミコンが膨らんでた。ショップで
かったから、ちゃんと、“代理店”修理させたよ。素人が国産パーツで
修理したようなものなら、返品しただろうね。

どうしても、ほしいというのなら微妙な値段のきもするけど、412は、
お買い得 かどうか考えているようだから、413のように答えました。

いじょ。


416 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 22:38 ID:RX9BurmR34、306なら、さほど古くないと思うが。90年代前半の製品だよね。
10年そこいらでデブコンだとしたら、
そうとう酷使されたか、乱れた生活してたんじゃないか。


417 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 22:54 ID:drzjJxJ5おめでたいね。国内で修理されたってことは国産の部品使ってんに決まってん
でしょ。中開けて確認したの?

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 23:15 ID:RX9BurmR決まってはいないと思うが。

それはそうと、イギリスをはじめ欧州製品は、
日本の(日本企業ブランド、日本製/アジア製)パーツをイパーイ使ってるぞ。


419 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 23:42 ID:gwvzjquhこれどうよ
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f17349228

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 01:42 ID:hq1g0Tni>>419 なんかヨボヨボのおじいちゃんアンプって感じだな w

421 :420:04/02/23 01:44 ID:hq1g0TniアンプじゃなくてSPだったな。 ちょっと酔っ払ってるもんで

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 01:48 ID:tx+bnnLR>>417
ちゃんと、メーカー指定の補修部品があるのだよ。

ロッキーに引き継ぐときに、ハーマンの持っている部品の取り扱いが
最大の問題だった。ちゃんと、QUADからエンジニアが教育のために
日本に着たそうだしね。

415のように書いていて、修理の前後で中を開いて確認しているん
じゃなかったら、私は透視でもしたですか?(苦笑

>>418
電源コンデンサは欧州系企業のものでした。


423 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 01:52 ID:A2rNsO6t>>419
シチュエーションのせいか、なぜかヒーターみたいだなとふと思った。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 05:25 ID:f+zgJG3V>>419
ESLいいよ。とっても。
ひょっとしたら、ESL63より弦や声なんかはいいかもしれない。

なんか、久しぶりにQUADのスピーカーの音が聴きたくなってきた。

そこで皆さんに質問。
ESL63の修理ってどうですか?
2年待ちだか、3年待ちって聞いたけど。
費用も2本で40万くらい?
その他、修理の様子を教えてください。

一時は修理をあきらめたんだが、やはりQUADには未練が残る。

修理より、サウンドボックスで整備済み中古を買った方が安いか?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 06:58 ID:d2pJAgSW>>422
実際の修理はロッキーがデノンに委託してるだろ?

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 07:01 ID:d2pJAgSWここ。
http://denon.jp/ctn/index.html

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 20:03 ID:wpv/o2gc34と44はどっちが古いんですか?音質も全然違うのでしょうか?

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 21:32 ID:wpv/o2gc>>412 ところで君はそれを買うのかな?漏れもほしいんだけど。
   すぐに決めてくれないと困るなあ。多分一緒の所を見てると
   思うけど。商談が入っていますって断られちゃったYO!

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 22:05 ID:hd5Sa7ry>>412
明日買おうかなあ。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 22:31 ID:i2LUzztj>>424
漏れは貧乏人なので、ユニットの修理(振動板の張り替え)は自分でやっている。
簡単(^_^;)だよ。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 22:50 ID:tx+bnnLR>>427
44が1979年。34が1982年。初期型のDIN型のやつね。

音質は44のほうが、細かい音がしっかりでる。

>>430
振動板、というか振動膜はどこで手に入れてるんですか?


432 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 22:53 ID:tx+bnnLR>>424

最近、知り合いがサウンドボックスで63の修理をしたんだけど、申し込み後、
修理の順番がくるまで数週間程度まって、順番がきたら、発送。数日で修理完了でした。

たしかエレメント1個あたり5万円だったとおもう。だから、全部のエレメントを交換したら
40万円だろうけど、全部の交換は不要なんじゃないかな?

サウンドボックスの修理法はしってるよね?(再生パーツによる修理)

ぜひ、修理してやってくれ。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 23:32 ID:i2LUzztjhttp://user.tninet.se/~wea635n/mt_audio_design/mt_audio_archives/esl_repair_shop.htm

ここ
まあ成せばなる。
但し、ここのコーティング剤の性能はイマイチかな。
エレメント1個逝かれたら、全部ヤバイと思って間違い無い。


434 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/23 23:42 ID:jFK8kxTh>>427
>>431さんの言うとおり44の方がグレードが上の音がしてた。

ただ、すべてのソースを高級ラジオの音にしてしまう(良い意味でね)QUADマジックという点では
34も捨てがたい。

一時期二台並べて使ってたけれど、何故か手元に残ったのは34。部品が恐ろしく少ないせいか、故障しない。
>>417さんには悪いがボリューム含め日本製のパーツを多用しているのもその一因かもしれない。


435 :424:04/02/24 04:14 ID:mqhrz1TI>>432
ありがとう。

一時は修理をあきらめたが、やはりESLの音は捨てがたい。


436 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/24 06:45 ID:yFpQsx65>>430
ネタ?
やれるの?ほんとに?

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/24 19:37 ID:ZydxlH4l>>436
サブウーハー(コンデンサー)のスクラッチビルドもやってるよ。
以前は夏に張ったエレメントが冬に全滅した悲劇もあったが、
今は数台が1年間過ごしている。
修理は電気屋よりラジコン屋の方が、得意分野かも知らん。
そんなに難しくないよ。検索してごらん。

438 :419:04/02/24 22:05 ID:NIK1TsLM437>>
何!折れはラジコンするし、知人には田宮グランプリ世界戦出場者もいる。
そんな事なら先に落札しておくんだった_| ̄|○

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/24 22:55 ID:ZydxlH4l>>438
但し、ある程度のレベルに達するまで半年位かかった。
エレメントは2ペア分(16個)程度は逝った。
今でもエレメント1個当り、リペアに4〜8時間程度かかる。
本体からの取り外しと組み立ても含めると、ペアでたっぷり2ヶ月かな。
スケール機(ラジコンの)のスクラッチとあまり変わり無い。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/25 04:38 ID:x3vt1MyX>>439
やはり、難しいじゃん。素人は無理?

あんた、商売ができる?

441 :招き猫装置:04/02/25 08:36 ID:vgzaDkRRわたすも67CDを、なが〜い間つかってきますた。
ところが、2年前、ドライブユニットが壊れてすまって
エレクトリに出したんだすが、音の質感が変化してすま
って、ヤフオクに出しちまった。


442 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/25 21:12 ID:J0rhL2na>>440
やり方を聞きたいなら素直に言え。
修理スレを立ち上げたらカキコしてやる。
確かに単純に簡単とは言えないな。
質感の変化とかは面倒見れないがや。
バチバチ言う前に、既に初期性能は無いのだよ。

サウ〇〇ボ〇クスの連中とか、英国からのなんじゃらとか。
商売人は、どうせ再生エレメントの交換だけっしょ。
エレメントの全交換と保護フィルムの張替えは、
ビール飲みながら1台半日位だから、エレメント交換だけなら商売になるな。

結構このスレ荒らしたみたいでスマソ。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/25 21:50 ID:OG7XFWzxサウンドボックスにQUADの99(現行品?)が売ってるようですが、
誰か聞いたことある方いますか?33、44シリーズと同じような
音なんでしょうか?だとすると中古よりも安心できる99の方を
飼おうかなと。

444 :1000ZXL子 ◆ZXL.z./j9Q :04/02/25 23:27 ID:R4+wune+::::::::::;、 /!゙、', ! ! ..:;'!:,' |::;'.r''",rl!、゙゙ヽ,l!';:l:::: :;':.::::゙/7'ト、:.::: .    l !
、;;r'",、':::! ,゙、 ';:';:::l l! l:;' ' ./!  j!   ',!::;:/:;/ / .l:::/,'::..:::    !'
  /:::::j ゙ヽ、,ゝ'、| l.  '  lri;、r/     ゙ツ''" ',、"'';':://':;'::: / . j'
/:::::::ツ   { r'、    ,,';;;ン'          / .;! }!'./:/::.,r': .:::/
゙'ヾ;/    ゙、'、ヽ     ゙''''        /'r/ " '/:/::;/,r'  えっ!?
.,/        :ヽ、、,              , l;ツ  ,,',-''":;/'"
"         ::::l:::::::\           ''゙ ` ゙ / ノ‐''"    444ゲットですって?
       ..:::::l:::::::::::/゙' 、     σ       ,''"
   ...::::::::::::::ノ::::::::::/   ゙ヽ、,      ,,.、r'        まぁ・・・
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:::::::::::::::, '        ヽ,    /:::::::::::: ! { 
;:::::::::::         ゙l'、、  { 、;:::::::::. ゙、.',

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/27 05:42 ID:jYHTXhgAQUADのアンプは、あのサイズがよい。
ほどよい大きさ。

QUADの大きさに慣れると、他社の製品は不用意に大きい。
ラックに入れると貧相に見えることも事実なんだけど。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/27 22:26 ID:BfRxo5+c>>412 お店の人困ってたぞ。買うか買わないか返事ぐらい汁。
   漏れはもう別のとこで入手済み。34と306明日届く予定。
   最初はキングクリムゾンを聞いてみるかな。。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/27 23:28 ID:AnkVwFhJ>>445
大きさもそうだが、とくに日本製のアンプの重さときたら・・・
いったいあんなに物を詰め込んで、どんなすごい音がするかと思って
きいてみると音が死んでいる。QUADと聴き比べてみるとよくわかる。
何故あんなにいろんなものをぎっしりと詰め込む必要があるのかねぇ

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/27 23:41 ID:BfRxo5+c日本国ではアンプは30キロ以上でないとオーディオとは認められて
いません。それ以下はミニコンポと呼ばれます。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 02:46 ID:IW38Lnecま、言葉の正しい使い方で「スマート」じゃ無いな、ニポ〜ンの多くのAMPは。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 07:14 ID:YJQ2mODHQUADサイズ。
必要十分。


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 09:34 ID:ci59/edd低音、薄くない?

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 13:21 ID:2CcFcOvZ低音もQUADサイズ。
必要十分。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 18:25 ID:k7MfuDJcドロドロ低音が出てもしょうがない。
上品に出てます。

低音というと、DQNの自動車の「どんどこ、どんどこ」いってるカーステレオを思い出す。
出てりゃいいってもんじゃない。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 18:30 ID:ci59/eddあっしゃー歩いてて「どんどこ、どんどこ」って聴こえてくると
「お祭りかな?」って思ってしまうよ
近づいてくると「なんだチンドン屋カー」

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 18:59 ID:k7MfuDJc>>454
ワラタ

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 20:26 ID:kGR1CBB4>>451
バスリフト一段上げれば問題なし。この効き方が絶妙。
中音が濁らずに音の厚みが増す感じ、良い仕事してると思う。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 23:43 ID:Tkw2q1XY難しいことはわからんが、66+606で、低音も出るときは出る。
B&Oの黒いピアノフィニッシュの木製ラック(キャビネット?)
の上に66と67CDを並べて置いているが、サイズ・色調ぴったり、
品よく並んでいる。606は、床の上に置いている。

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/28 23:52 ID:BA65gcBPおや、久々に賑わってますな
>>451
QUADの低域は締まってるので、そのように感じるのかな
>>456
SPとの相性が合えば、フラットのままでもグングンきますよ


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 13:10 ID:qgbrLw8l44と405でハーベスのHL5を鳴らしている。
絶対低音なんか出そうにない組み合わせだが、低音は結構出てるよ。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 18:39 ID:CE7arjLg低音って、あの生理的にヤナ音か?
アレなら出ない方が良い。
33+303+ROGERS5/9でコントラバスの音は十分に出ている。
必要にして十分。

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 19:50 ID:8Pd9oGF4高級ミニコンポのスレはここですか?

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 19:53 ID:CE7arjLgんだ。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 21:23 ID:u/sYop/F>>461
渋い組み合わせですね。

>>462
たとえば
QUAD44+405+CD67とROGERS LS3/5aの組み合わせ、
最高の高級ミニコンポだと思う。

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 22:51 ID:UaPMseKAQC2+U+FM I+AM I=元祖ミニコンポ。
誰かぴったりなSP教えてくれ。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 22:54 ID:tEX2X1JB>>461
音楽もオーディオも知らない香具師に限ってあの手の下品な低音を好む。

ラジカセの音,聞いたことありますか?
下品なほどにブカブカの低音が出る。
生理的にいや。

QUADは必要にして十分。


467 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 22:58 ID:cZ4V9qlB>>465
タンノイのVLZでは。

大きすぎるかな。

468 :465:04/02/29 23:06 ID:UaPMseKA>>467
考えただけでよだれが出てくる組み合わせではあるが、
ミニコンポと呼ぶには大きすぎる・・・

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/29 23:42 ID:8Pd9oGF4>>464
67CDだとデザインがいまひとつ合わないんだけど、
44+405にいいCDプレーヤってないかな。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 00:56 ID:8rxfDAmOともかく盆栽趣味の日本人にあってるんだな。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 01:30 ID:YZRdf601>>465
これで、モノラルのシステム組んだら面白いねー。

>>467
IIILZ Goldは、意外と球より石向きな気がする。Redはしらん。

モノラル前提なら、コーナー型のキャビネット1個なら、意外と場所を
とらないような気がする。GoodmansのAXIOMあたりか。


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 01:59 ID:WrvCVeIM34プリってボリューム21ステップしかない!音量調節しずれー
でもガチガチいって頑丈そう。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 02:54 ID:d/atqQyi>>472
なにいってるんですか。
決めたボリュームに合わせてちょうどよい音の出る
能率のスピーカーを選ぶんですよ。アンプ最優先。

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 04:44 ID:Wxv1DISm>>472
わたしはCDプレーヤーのリモコンで、アウトプットボリューム調整してる。

ミンナスマソ・・・・

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 06:17 ID:RheNW9NQ>>472
44なら、入力の抵抗値(だと思ったが?)を変更できたはずだが。
上の蓋をあけて。

33も基盤の入れ替えで対応できた。

34は?

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 09:57 ID:JkE7o+pS>>475
漏れが3年前まで使ってた34ではテープ入出力では
抵抗パーツを差し替えてゲイン切り替えできたけど,
CD入力ではできなかったと思う。

477 :465:04/03/01 23:26 ID:29xb6Rtk6畳間にスターリングと802を置いてあるのでミニコンポサイズじゃないとこれ以上置けない(w
それさえなければESLを聞いてみたいところだが。
この状態でモノラルのシステムを追加するのは無謀だったか・・・

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/01 23:44 ID:Ga33Oegl50坪位の倉庫でVLZを鳴らしたのを聞いたが、やはり朗々と鳴った。
鉄工所がコンサートホールになった。
ついでにESL57も鳴らしたけれど、ダメだった。
ESLはある程度ニア。タンノイはニアと鉄工所では鳴らし方が違うかも。
まあ小生は、どちらも所有には縁が無いな。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/02 06:36 ID:9WrCXiSY>>465
かわったところで、ジョーダンワッツのフラゴンなんてのはどう?

なんか気になるスピーカー。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 22:25 ID:lKm0QYek>>465
小さい所では、リニアムA-1も所有して鳴らしてるけれど、
音の広がり方と綺麗さはQUAD印を付けていい。
(低音が若干下品)
今なら5万位で買えるかも。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/05 03:02 ID:lQu/nW86ハイハイ堂に77のセットが売ってるんですが、誰も買わないんで
買ってみようかと思います。比較的あたらしいようなのですが、
44、34とかと音質はがらりと変わったりしてませんよね?
誰か聞いた方いましたらアドバイスください。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/05 09:56 ID:I+HQh1he>481
44ほど緻密ではなく、34ほどアバウトでない。その中間くらいか。
現代SPとの相性は良く、使い易さはある。
聴き疲れせず、ゆったり音楽を楽しむには良いかも。

483 :maipapa:04/03/06 06:23 ID:K4OdoKMlESL, 34年前始めて聞いた。いまだにESL以上の音を出すスピーカーを知らない。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/06 14:45 ID:1uWvVIyA>>483
そりゃあもう少しいろいろなスピーカーを聴いてみた方が
いいですね。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/06 19:07 ID:uahhDB1Z>>483
気持ちはわかる。
弦はいいね。

近くの店でESL63PROが2本で6万円で出ていた。
しかし,2本とも雑音が出るそうな。
高いのか安いのか。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/06 21:31 ID:oyUFAA03>>485
何処で出てました?
4万なら買うぞ。
高いか安いかは、40万位?掛けてオーバーホールする場合は安い?
部品鳥としては高い。
ESL57はバイアス電源が弱いけれど、63PROの故障は殆どエレメントのみ。
エレメント 以外は、殆ど故障しねーよ。
エレメントは、リンク品で1枚5万が8枚。
全部換える必要がある。50歩100歩で逝かれてるのだ。
ジャンクを買って、自分で張り替えも出来ない連中は、40万出しているのかなあ?
エレメントが日本の湿気で逝かれる、ってのはSTAXの言い訳だぞ。
どんな気候でも必然的に逝かれるから、今や存在する63のエレメントは全部ヤバイ。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/06 22:17 ID:DLHTOiJF>>485
岐阜のHARD OFF
63PROのユーザーとしては、6万という値段は複雑な気持ち。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/07 10:14 ID:zAKhk7xf430=485?

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/07 11:00 ID:SexJWu8q>>487
エレメントは消耗品と考えて、本体が40マソ、エレメントが5マソ×8、
で辻褄は合う。
10年で逝かれるとして、年4マソか。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 06:15 ID:2WIQQ/pk>>489
修理の出費が痛く、ESL63が放置してある漏れは…。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 19:56 ID:qKrGWSlQ44の復刻版はまだ?札束用意してまってるんですが。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 20:42 ID:1kcPnTWa漏れも金は用意してある。出なかったらショックだなあ。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 20:49 ID:YrPnbVH+あれって既存の44を悪趣味に飾り立てたコンセプトモデルじゃないの?
現実味のある計画とは思えなかったが・・・

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 21:04 ID:aswz0t1Y黄金のQuadUのようなものか?

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 22:21 ID:g59c/kof少なくとも、展示してあったものは493のいうとおりで、動作品じゃない。

つまみの角のところがぴかぴかしていたのは、たまたまUKで手元に
あったつまみの角が傷んでいたから、削って形を整えたからと聞いたよ。

黄金の#II復刻版は、ひどかったね〜。音は聞いてないけど^^; 中身を
みただけでがっかりだった。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 00:21 ID:WfWQ2T9y>>490
100%騙された覚悟で、漏れの所(東海地方)に、
自分で持ち込むなら張り替えてやる。
意志はどお。

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 03:24 ID:2nKksds5やっぱり復刻44は中国製なんかな?

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 22:19 ID:fdtdOg2MAUDIO BAISCの最新号にESL-988/989の記事が5ページも!!
ただ内容はちょっと薄めだが・・・

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 01:27 ID:x/FVhN+L>>497
方形字體
MADE IN CHINA

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 18:15 ID:36TWvm2Nズチャッタ&ZXL死ね  完全阻止

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:10 ID:0bMYPpPM今度の988聞いたとかは居る?
田舎には未だ無い。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 00:15 ID:UQZJxKpd>>497
〜500
気持は解るmade in chinaのKT66みたいな物で。

ある化学原料は半額で入るのだが、ゴミだらけでどうしようも無い。
500の気持はある程度解る。って仕事の話でスマソ。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 11:18 ID:nynfaIm6数年前に33/405-IIを購入、SPはEntry/Sでセカンドシステムを組もうとしたのですが
部屋が6畳1Rで2システムは無理で、QUADは押し入れの中へ... しかし知人が貸して
欲しいというので貸して聴きにいった所、なんとGRF Memoryをほぼ十分に鳴し
きっている! 改めてQUADの実力を再認識しました、が1時間も鳴すと発振する
ことがわかり、どう対処するか悩んでいます。修理はかなり時間がかかるようだし、
程度のいいものを探すといっても年代物だし...
最近広い部屋に引っ越したのでセカンドシステムが実現できるようになったの
に... 他にもアンプはあるけどやはりQUADでいきたいし... どうしよう?


504 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 11:33 ID:moWEQiW0Entry-S鳴らすのにQuadに拘る必要あるんだろうか?
と独り言、、、

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 15:53 ID:Bp5SmPrthttp://hobby.2ch.net/test/read.cgi/av/1070427728/773-

>>503がなぜQuadにこだわるのかが分からない。
>>503が33/405-IIを評価してるのはGRF Memoryを鳴らしきったという1点だけで、
Entry-Sと組み合わせるにはQuadでなければなけないと言うこともなさそうだ。

Entry-Sとの組み合わせを前提にするなら、
もっとCPがよくてメンテが容易なアンプがいくらでもあると思うけど。


506 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 15:59 ID:4umEDR5CQUADが好きなんだろ。そしてQUADがタンノイを
鳴らしきるのを聴いて、ますます好きになったんだろう。
いいじゃないか。ここはQUAスレなんだから。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 16:13 ID:Bp5SmPrt>>506
じゃ、アドバイスしてあげたら?

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 16:29 ID:ix8OMErl悩んでる時間があるのなら修理に出せばよろしいのではないかと。


509 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 16:39 ID:4umEDR5C>>503
発振くらいなら調整レベルで治るかもよ。
まずはその33/405を買った店に相談したらいいよ。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 22:20 ID:eRlSZ7Be>>503
405はみなさんが思っているよりはるかに実力のあるアンプですよ。
だって、ESL63を鳴らすくらいですから。

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 00:01 ID:pwmnvflQうちのデノン390でもESL63鳴るんですが

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 02:03 ID:pwmnvflQ「なりました」って札、近くの店でよく見るんだが

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 11:26 ID:hFrXJnmh>>503
QUADとタンノイとの相性はかなりいいよ。


514 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 12:36 ID:yvAxTVVtなぜ33+405-IIとGRF Memoryの組み合わせを踏まえて
EntrySとの組み合わせになるのか?
そのあたりの選択までの経緯を聞いてみたいな。

EntrySを中心にして組み合わせるアンプを決めるなら、
今後の維持のことも考えると、
Quadの修理代で買えるレベルでも新品のアンプを買った方がいいと思う。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 12:42 ID:VLTwQquYとりあえず405II直してまた壊れるまで使えば?
話聞いてるとEntry/SよりもQUADを中心にしたいみたいだし。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 13:10 ID:yvAxTVVthttp://hobby.2ch.net/test/read.cgi/av/1070427728/802-805
このスレ見限られてたみたいだ・・・鬱

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 13:21 ID:VLTwQquYというかマルチポストじゃないか。二度と来るな、屑>>503

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 23:52 ID:C7TrCd5F>>516
よけいなことしてすんません。

なんか2chに慣れてないぽかったので・・・・・

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 00:29 ID:v982gcaY2ch云々ではなく、人として無礼。


520 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 06:26 ID:jWU7kJ2h漏れの405もハムが出るようになった。
修理はどれくらいかかるの?(期間・費用)

実際に修理に出した方、教えてください。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 09:53 ID:YsGGb5z5ひょっとして520=503?
ガクガクブルブル、、、

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 11:04 ID:XB+Xduk0>>521
405だと発振、ハムとトランス鳴りは代表的な故障だよ。
いくらでもある話だ。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 11:55 ID:5QVRT4A/なんか503を悪人に仕立てようと必死なのがいるな…。


524 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/16 06:27 ID:jjkxrMd7>>521
違うよ。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 01:10 ID:+RtKXLmPquadの33や34、44でもっとも実力の発揮できる、または相性の良いスピーカー
にはどんなのがあるでしょうか?自分はモニヲに合わせていまs。

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 01:26 ID:aPmNZRuVLS3/5A

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 01:35 ID:gIjdZCJrESL


528 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 00:00 ID:meszt79A>>525
LS3/5Aに一票。国産のかなり良いアンプでもちょっと高音がヒステリック気味になるのが
何故か全く無くなる。

音にはあまり関係ないが、映画監督の黒沢明もこの組み合わせを使ってるのを見て
ちょっとうれしかった。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 00:39 ID:t8nKiJmSLS3/5aは定評があるところで、
自分も33/303と組み合わせて使ってるけど、
最近のスピーカーだと何が合うんでしょうね?

>>525さんはなぜモニヲを選んだんですか?
>>503さんにもEntry-Sを選んだ経緯を聞いてみたかったな。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:19 ID:NijC6Tpe>>525
LS3/5a、ハーベス、スペンドールなどのBBCモニター系のスピーカー。

案外タンノイ。
スターリングなんかいいよ。

意外なところでJBL4312。
JBLとQUADの組み合わせは、まったりしていいそうです。(自分は未聴)
友人宅にQUAD持ち込んで、一度確かめてみたい。

そしてESL、ESL63
役不足という指摘もあるが…。

>>528
へーえ、そうですか。黒澤明が。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 18:35 ID:0YlfXdSSリニアムA-1と405の組み合わせも、そこそこっすよ。
薄味に醤油を1滴垂らしたみたい。
勿論醤油は405って事で。
でも303は化学調味料みたいになった。

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/21 12:31 ID:wJPFbYyB303も自然な音だと思うが。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/21 13:35 ID:SRTAvHAU>>531は特殊なスピーカと組み合わせた特殊なケースのインプレ

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/22 05:51 ID:BCIm7RYK話題に挙がらないが、99CD、99pre、99power、909ってどうなのよ。

909の外観は606そっくり。
99シリーズの外観は77シリーズに似てる気がするが。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/22 10:08 ID:DeF9hdYk>>534
スレタイ見てみ。
「〜良かった」=過去のQuadスレなんだろうよ。
しかしオタには後ろばかり振り返らず、前も向いてほしいと
希望したいし、QUAD社にはそうできるような製品を作って
ほしいと希望するよ。


536 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/22 10:22 ID:nUhh6Z3q>>534
発売されてからこれまで日本では手に入らなかったのだから
話題に上がらないのが当然と思われ。

77シリーズあたりでクオードのよき伝統は断たれていると
日本のファンは思っているわけで,それが99でまた伝統に
回帰してるとも思いにくいよな。

そんな漏れでもQuad Fortyのプリアンプはちょっと気になる。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 09:12 ID:8Ps+G3a1音聴きもせず中国資本だからワルかろう、、は
やめたいと思いまつ。

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 09:30 ID:5GtvWPMM中国からはシャンリンみたいなのも出てきてるしね。
欲しくは無いけど。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 09:40 ID:5GtvWPMM中国製の最先端>>538
http://www.osakaya.com/scdt200.html

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 21:28 ID:i4z/rK1H中国資本と中国製とはまた意味が違うと思うが・・・

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 01:17 ID:OyApzl9p新しいロゴはちょっと下品な感じがするのに、
それがデカデカと入ってると、音を聞く前から萎えてしまいます。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 05:17 ID:Iu3Gfghw新しいロゴって。
66シリーズからあのロゴじゃなかったかなあ。

それとも…。


543 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 08:11 ID:OyApzl9pこのロゴは好き。
ttp://www.audio-summit.co.jp/quad606.jpg

こっちは好きじゃない。
ttp://quad.tonblende.de/quad14004.jpg
ttp://www.vickershifi.co.uk/images/classic/quad77.html
ttp://www.quad-hifi.co.uk/99series.htm

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 08:50 ID:21hEVdF3新しいって言っても10年以上経っているわけですが

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 08:58 ID:rCXH/nnLロゴの好き嫌いはさておいて、現行QUADをある程度応援しないと、
会社倒れちまいまつ。するってーと俺ラの持ってる旧QUAD製品の
メンテにも支障が出ると思うけど、どうでつか、、、

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 16:22 ID:Y+VpepUg昔のQUADが良いのであって、今のQUADはダメダメ。
アンプだったら自分で修理できるし、修理不能の所まで壊れたら捨てる。
今のより良い商品を出せば買うが、今のままでは応援する気にもなれん。
昔のセンスの良さはいったいどこへ逝ってしまったのだろう。残念だ。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 16:24 ID:wcu5stVo1

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 16:25 ID:7MRI9HX4>>546
>>アンプだったら自分で修理できるし、

純正部品使わない修理はやめてくれー。
そういう人が「センス」なんていうのも信じられないよ。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 16:33 ID:Mw7EHuQj新しいESLを聞いた人はいませんか

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 17:44 ID:OnLGJ3B/>>548 何が純正部品だ。馬鹿じゃねーの?修理した後のアンプの音きいた事もないくせに。
    ろくに努力もしないダメ人間がなに言ってんだハゲ
    まあ、おめーのような他人に頼るしか脳のないアホがいるから、メーカー
    もボッたくれんだろーがよ。
  

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 19:25 ID:7MRI9HX4>>550
純正修理を受けるためにまじめに働いて金を儲けるのも
立派な努力ですよ。

しかし下品なお方だ。こんな人でもQUADを聴いたりするのね。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 19:42 ID:k5jH695Qまったくです。がっかりですね、、、

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 22:18 ID:RnmYDW7W純正が有難い人間って、自分に自信のない裏返しだけれど、
下品な人間は下品ですね。
2チャンだから、ナニを言っても良いって事では無いでしょう

いえ、純正修理が悪いって事ではありません。
QUADで言えば、純正修理は既に存在しない。


554 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 23:38 ID:31l6xlGBメーカーがちゃんと保障したパーツがある。

もちろん、オリジナルの製品が発売になった当時のパーツではないが、
入手性も含めてトータルの音質をQUADの修理部門が動作を保障している。

最近、Webで店を構えた、個人ベースの修理工房が多いようだが、このスレに
現れたおばかちゃんは、その類なのかもしれない。(ヤフオクなんかで、現状品の
取引がおおいから、そういうところで稼いでるのかもな)

パーツも持っていない、業者もどきが、RSコンポーネンツで買ったコンデンサで
修理したQUADなんて聞きたくない。

ケーブルや球のブランドやインシュレーターや、そういった些細(あえて、
そういう)な部分に気を使うオーディオマニアの中で、たまに馬鹿な人がいて
肝心な中身のパーツにこだわらないのは驚異的だよ。

ttp://www55.tok2.com/home/ja1mdn/tr-amp/foreign/quad/quad405.htm

おれには、破壊にしか見えないけど、どうよ?

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 23:41 ID:31l6xlGB>>553
いまでもQUAD UKの本社はQUAD IIやQUAD 2の修理を受け付けるぞ。
断線したTRANSだって、巻き直しできる。

生産台数の少ない、Iや1以前のモデルはどうかしらないが。

純正修理が存在しないって?ハァ?

ITTのコンデンサも買えずにマルコンつかってる馬鹿業者とは違うのだよ。


556 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 23:56 ID:OnLGJ3B/だいたい修理前と修理後の音、聞き分けられんのかよ。つーか聞いた事あんのか。
出てる音が前と一緒だったら部品が違ったって別にいいじゃねーか。
前と同じ音質の音を出す状態に戻す事が目的だろ?何オカルトじみた事言ってんだよ。
だからヲーオタ気持ち悪いって言われるんだよ。
>>554 修理代は高いようだが、きちんと直してんじゃねーかよ。
   文句言うからにはあんたも同じように直せるんだろうな。
   自分が出来もしないくせに人にケチつけんのは何様よ?

>>551〜553 あと下品下品って自分らの格好を鏡でみろよ w
   


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:20 ID:5nh+lzFZ下品なだけじゃなくて馬鹿なのか(ふぅ

> 文句言うからにはあんたも同じように直せるんだろうな。
> 自分が出来もしないくせに人にケチつけんのは何様よ?

今頃、小学生でも使わない屁理屈だな。

レストランで出てきた料理がまずくても、素人は文句をいってはいけないのか?

馬鹿のふりをしているのだとしたら、あまり上手くないな。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:34 ID:dfDpn9X1舌足らずでスマソ。
QUADを名乗る所がそう言うならそうなのだろ。向こうがQUADって言うのだから。
でも、今のQUADと606以前のQUADは、会社が違うぞ。

QUADのあの音は、ブサイクな回路と安物部品なのに、ナゼ?と思う。
ITTが高級品か?

先月、オヤジの買った30年選手の303に雑音が出だした。
原因は、オモチャでも使わない超安物の半固定VRが原因だった。
(適材適所なのか?よく30年も持った)
6個有る半固定を全部替えて、マニュアル通り電圧を調整したら、
2N3055のバーさんが急にキャンギャルになった。

全バラは、405までしかやって無いけれど、使ってある部品は全部安物。
今度マルコンも使ってみよう。
あんたマルコン使った音、聞いた事あるのかよ。

で、トランスの巻きなおしは、明らかにウソだ(誰が言ってた?)。
樹脂で固めたあのEIコアのトランスを、どう経済的に巻きかえるのだ?
新品の方が数倍安い。

おれ本人は、球QUADのトランスを何個か修理している。
修理して、あの音をイミテーションでは真似出来ない理由が解った。

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:38 ID:6XLohVu8>>557 おいおいおいおいおい、オーディオの話してんのにどうして
レストランの話が出てくるんだよ。例えになってねーよ。
 アンプ修理すんのと飯作るのと一緒か?脳みそ使えよ。
何が、(ふぅ だ、馬鹿じゃねーの?おめーは馬鹿のふりしなくても
 馬鹿に見えるからいいよな。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:46 ID:dfDpn9X1>>559
ちゃんと例えになってるよ。
理解できないお前はアホだ。
消えろ。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:48 ID:LrkKPVYV>>559
プ、本当のバカっているんですね。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 00:55 ID:ZDdo5Dvlおー、QUADスレが殺伐とすんの久しぶり。

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 01:04 ID:5nh+lzFZ>>558

安い部品をつかっていても、考えているメーカーはちゃんと音質の
バランスをとっている。その証拠に405でも何でも良いが、QUADの
アンプ、同じブランドの部品で固まってないでしょう?おれ、安物
なんて言葉つかったっけ?

歴代のQUADのアンプでも日本製のパーツを多用したものもある。
34あたりはそうじゃなかったかな?

> で、トランスの巻きなおしは、明らかにウソだ(誰が言ってた?)。

QUAD UKのサービス部門とメールのやり取りをした。わざわざUKに
高い送料を出して運ぶメリットの無い値段だったから、お願いは
しなかったがな。


>>562
すまんね。馬鹿を放置できないタイプなんだよ。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 02:05 ID:C8q+rOlbと、いう訳ですから、お下品な修理業者さん、
そろそろ逝ってください。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 07:00 ID:JZew7c1P半田の汚い例の修理屋か。しかし情けない職業だね。修理で飯を食うなんて、業界浪人の典型的な例だな。

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 07:16 ID:bIuvPVPe>>565
あなたも朝から大変ですな。漏れもだけど。

まあこのスレだけはマターリ行きましょうよ。
他人と競争して勝つためならもっと別のブランドが
あるでしょう。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 17:48 ID:Bm+Z4Fcz>>565 無職のおまえよりまともだって w

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 19:58 ID:dfDpn9X1>>563
そこいらに転がっている情報だけだな。
俺は、解析を含めて回路図があれば修理できるもの。

自分でやらない人間って、何とでも言える。
>音質のバランスをとっている。
なんて、アンタ回路解るの?
どうバランス取るの?

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 20:11 ID:ThPkPuu3>>568
頼むからそういうネタは他でやってくれよ。
あなたの主張だったらどのスレに行っても
同じような議論が楽しめるだろう?

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 22:41 ID:5nh+lzFZ>>565
オーディオ装置を馬鹿にしたような、修理屋はすておくとしても、
ちゃんとした修理が出来る業者は貴重だし尊敬に値するよ。


571 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 22:54 ID:5nh+lzFZ> そこいらに転がっている情報だけだな。
> 俺は、解析を含めて回路図があれば修理できるもの。

まさか、その程度のことが、人に自慢できるような
特殊な技術だと思ってるわけじゃないよね?


569の言うとおり、QUADとは関係の無いネタなので、どこか別の
ところでやってくださいな。私は好きなメーカーや設計者の音作りに
経緯を払うので、故障部品と同じものが入手できない限り、
今後も出来るだけ純正修理を利用するつもり。


572 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 09:43 ID:1P3PDZOQここは信頼できたけどな。
クォードの修理取扱い実績もある。
残念ながら今は受け付け休止しているけど。
http://www.technicalbrain.co.jp/top.html

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 23:18 ID:qyoQjBlA>>571
論理と議論を捨てないで正面から来いよ。
例えばUのOPTは巻き変え出来ない、スゴイ代物って言ってるだろ。

QUADのバランスまで知ってるなら、どうバランスを取ってるかを
アンタに聞きたいだけだ。
無知な俺に聞かせてくれ。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 04:17 ID:p4E4aTIm> 例えばUのOPTは巻き変え出来ない、スゴイ代物って言ってるだろ。

どこ?


575 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 10:04 ID:VftE9zoC修理業者なら、もとからQUAD社なんか潰れてくれた方が有利な訳だ。
だから口汚く製品をけなし、純正部品の必要性も否定する。
QUADを愛する人達とは所詮立脚点が違うから、こんな手合は無視
すべきでしょう。


576 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 12:38 ID:DJcwdMH9イモ半田修理業者は立ち入り禁止

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 12:52 ID:p4E4aTImオークション、個人間売買、ショップでの中古購入でも、
メーカー修理と非純正修理をちゃんと確認し、

駄目修理で、メーカーの意図した音を破壊する似非修理業者を排除しましょう。

安かろう悪かろうが、オーディオ文化を破壊します。

P.S.
純正修理が不可能になった製品を、“きちんと”修理できる業者は貴重です。
馬鹿業者とは区別しましょう。


578 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 19:13 ID:ngWshmjq>>573
Quad-IIのトランス、実際に本国工場で巻き直してもらったが
じゃああれはカバーだけ残して中は新巻きだったんだな。

こりゃあなおさら純正修理がありがたいという話にならないか?

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/28 00:34 ID:Lsz+qbyUその場の勢いで、適当な言葉を並べ立ててるだけなのに、
そういう冷静な分析をしても(笑


580 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 01:02 ID:fjLh5YiY>>577
ねえねえ、純正修理ってなに?


581 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 03:00 ID:qBXXZmlk>>580
DENONの子会社で修理することです。

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 04:40 ID:vb3Rj4ZlQUADの国内代理店が変わるとき、一番もめたのが、純正補修部品の移管方法。


583 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 06:43 ID:7rxNkgt5シュリロからハーマンに変わった時には移管などしないで
その後もシュリロにずっと古い修理部品がデッドストックになっていた。
それを技術者某氏がシュリロを退職する時にガラードの補修部品
などとともに払い下げを受けて始めたのがお茶の水にあった某店。

某氏はその後ガラードのアイドラなどコピー製品も作って
ずいぶん儲けた。オーディオの世界が今よりずっと
おおらかだった頃のお話。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 06:47 ID:7rxNkgt5>>580
ほんとの純正修理はハンチンドンのクオード本社に
送って修理すること。メールなどで直接交渉すれば
現在も可能。ただし費用と時間は国内純正修理より
かかる。(そうでもない場合もあるらしいけど。)

DENON子会社は国内純正修理の話。
まあシュリロにしろハーマンにしろ同じ話で
要は本国が求める基準を満たしていれば純正修理。
たとえばノアは日本人がやってる日本の会社だが
トーレンスをノアで修理するのを純正修理でないとは
誰も言わないだろう。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 17:40 ID:vTV+6ZmG34と306は全然壊れないよ。頑丈そのもの。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 20:33 ID:kumNQCpp純正修理ってなに?
補修部品と純正部品の違いはなんだ?


587 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/30 07:23 ID:m1xdtvPT>>585
44+405親子2代で使ってるよ。
壊れないね。ほんと。


588 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/30 14:04 ID:S5DRFf6l良スレですね〜
昔アンプのチェックで神田練塀町のディーラーの作業所にじかに持ち込んだ
のを思い出しました。>>587様、うちも同じく親爺のおさがりです^^

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/30 14:40 ID:IhuLqmjA>>588
ハーマンのサービスセンターだね。
あれはまだあそこにあるんだろうか。


592 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 02:27 ID:B05d4Gjj希望小売価格¥180kだそうですね、qctwenty four
衝動買いした人柱さん、いらっしゃいませんか?

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 19:09 ID:ts9j4TL934のレコード端子に『DISC 3mV 47K/220p』と書いてあるのですが
これはMC用なんでしょうか?

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 19:26 ID:xcHUO6oj明らかにMM用だと思います。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 20:14 ID:oInbeRupプリ34のF1とかF2って何のボタンですか?怖くて押せません。

596 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/04/09 02:24 ID:PtS9WiDb>>595
特性の異なる2種類のハイカットフィルター。
ボタン上の絵の通り。
SP盤(含復刻CD)などのスクラッチノイズ削除などに便利。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 02:30 ID:atFnlOvB>>596 おお! そうなんですか。感謝です!
   さっそくディープパープル inRockで試します。
   

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 05:20 ID:fd9EbR+T自作でデッドコピーして聴いてる方、トランスはどこのがいいんでしょ・・?

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 20:22 ID:hIu0vGRvディープパープルのSP盤!!
シビ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 21:32 ID:AjDxzUV+渋いスレッドの600をゲット。男ならQUAD以外ありえない。

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 20:50 ID:8VxIQYT+44も405も電解コンデンサーは、オリジナルのままだとヤバイです。
新品に通電した時から劣化は始まっているでしょう。
元々安物しか使っていないので、国産の普通の物で十分かと思います。
風呂上りみたいな音になりますよ。

あ、純正派の方々はそのままが良いです。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 21:46 ID:ogZ8ybB1通電しなくても劣化しる

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 22:01 ID:jtCzXvXIクォードは使っている部品が意外とブー。
アルプスのバランスボリュームを使っているのを知って、がっかりだっ
た。


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 22:13 ID:VKnjD2Mv変にパーツにこだわると癖が強くなるんじゃ?

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 22:17 ID:jtCzXvXI>>604
そう言う面もあるのかもしれないけど、1年使っただけでバランスボ
リュームにガリが出たのは萎え〜だったよ。


606 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/04/10 22:21 ID:kWKxbxFY>>605
44それとも34? 

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 22:23 ID:jtCzXvXI>>606
ガリが出たのは、#44でした。


608 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/04/10 22:46 ID:kWKxbxFY
今、44開けたけど、スライド式のバランスは日本製ではないようです。
ボリュウム、バスリフト、ティルトコントロール、はアルプスの密閉型でこれはこれで音は決して悪くはない。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 08:01 ID:/moTx8Ib>>605
スライド式は結構いい部品使ってもガリは出やすいです。

610 :605:04/04/11 09:27 ID:eeWwtjay>>609
そういう事ですか。
情報ありがとう!

しかし、最終的にはセレッションSL-600を#405-2では鳴らし切れず、
スピーカ自体をタンノイのスターリングに交換してしまった。


611 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 12:33 ID:f3BLu1Snスピーカーの方を換えるというのは漢ですね。
606だとSL600でもうまく鳴ると思いますが。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 15:12 ID:nS7nDOzv>>611
私もSL600で405〜606と使ってました。

606にして若干は低音が箱離れするようになりましたが、まだまだパワー不足。
そのあとサンスイのパワーに代えましたが、これは音もデザインも思い出したくない代物。

結局私もスピーカー交換しました。ちなみに家庭の事情もあってLS3/5aに。
この組み合わせ(プリは34)まだ健在です。


613 :605:04/04/11 20:56 ID:eeWwtjay本当は朝沼氏が推薦していた米国のクォードといわれるdBシステムズに
クレルのKSA-50でセレッションSL-600を鳴らしてあげたかった。
勿論、タンノイを使っていた時も、特に弦楽器の美しさを楽しんでいた
ので、良い経験でした。


614 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 21:13 ID:6gsqFnTp>>612
折は405−2とSL600、606x2とSL600で鳴らしていました。
でも鳴りませんでした。ww
最近マーチンローガンを買ったので405−2を引っ張り出そうかと考えて
います。こっちは相性良い鴨。


615 :maipapa:04/04/14 03:57 ID:xK+9wIMSドイツのコブレンツでQUADアトリエという店をみつけました。あいにく日曜日で休みでしたけど。
ESLも展示してましたけど、価格表示はなし。非売品みたいでした。

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 06:38 ID:3Uehp0nz>>615
ラインのほとり町だよね。観光地だそうで折も逝ってきたことあるけど
印象のない町だった。20年前になる。


617 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 21:50 ID:au7NgRgw>>613
ほー。
dBってそうなの。確かに音は似てる。
知らずに両方コレクションしてた。

古ロータスとかTR(車です)とかを飯のネタにして久しいけれど、
英国物ってパーツとか精度とかは最悪なんだよね。
グズグズのバランス?で走ってる。

33の電源回路なんて、評論家先生達は気絶するよな。
これで十分なのだろう。
Uの回路も305の回路も散々探したけれど、納得できる解析に巡り合った事が無い。
ひょっとすると、設計した本人も解ってないかもなあ。
結果良ければ全て由。
QUADの結果からすると、パーツマニアとかはアホだな。


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 22:25 ID:au7NgRgw今更ナニを血迷ったか、305の改良型ドライバーボードを
売っている人間も地球上には居るらしいです。
小生が検索しても引っ掛りませんが、何方かご存知でしょうか?

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/15 01:07 ID:wcHL0nOAttp://www.net-audio.co.uk/quadupgdindx.html

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/15 17:06 ID:a6t4FpPn305、305って、、、

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/15 18:19 ID:AFNBFsgaスマソ303。
飲んでたもんで(・・;)

622 :613:04/04/17 11:21 ID:UxXFVZRS>>617
dBシステムズを持っているとはなかなかの趣味人と思います。

知人に自作マニアがいますが、その方の話では抵抗で最高の一つのヴィ
シェイばかりを使うと逆に音が詰まらなくなる、という話をしていまし
た。
結局、オーディオ製品はトータルバランスなので、市販機を使う場合、
その部品の良し悪しを気にしても仕方が無い様ですね。


623 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 17:29 ID:o8+qFNc6>622
まあ部品とかで、完全に音が変わるのはトランスのみ、
と思っております。
確かにかなり気合を入れて作った、大人しい音のA級アンプとか、
ガサツな部品をどこかに入れてやると、元気が出る事も経験はしましたね。
まあ、高い部品も使い様でしょうか。
クソ高い部品は、
理論的に優れた爺様達が引退した隙に、理論を信仰に置き換える連中が、
幅を利かせた結果ですかね。

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 18:50 ID:UxXFVZRS>>623
そうなんですか。

まあ、高級な部品を組み合わせれば音の良いアンプが出来るなら、そん
な簡単な事は無い訳で、オーディオはそんなに単純ではない、という事
ですね。


625 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 21:55 ID:ID8nnD8r>>624

ちゃんと音を見ているメーカーは、要所に高くて音の良い部品を
つかったり、安い部品ばかりでも、いろいろなメーカーの部品を
組み合わせて使ってる。似たような容量、耐圧のケミコンなのに、
ブランドが3つ混じってるとかね。

高い部品信仰もあれだとおもうが、安い部品で大丈夫。音なんて
かわりゃしない。というのも、程度の低い考えなんだよね。


626 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 22:06 ID:UxXFVZRS>>625
それは全く同意するね。

まともなメーカは基本的には良い部品を使い、ところどころ手を抜く方
法を知っているんだろうね。

手抜きを上手く出来るというのは、仕事の出来る人と同じという事だ。


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 22:19 ID:ID8nnD8r手を抜くというと聞こえは悪いけど、
高級部品に頼った音作りをすると
コストの面で客の負担が大きくなったり、
後々のメンテナンスが問題になりますからね。

バランス感覚というのは、立派なノウハウです。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/18 23:08 ID:e/XPYiSc>>617
MJ5月号で長真弓がUの位相反転回路の解説してるが分かりやすかったよ。
MJ4月号の窪田の解説がデタラメなんだとw
4月号買ってないんで詳細は不明だが、どうも窪田はオートバランスだと解説してたらしい・
相対論関係のトンデモぶりは有名なんだが、本業でも大バカとはw
そんなバカに新製品アンプの技術解説書かせてるMJ編集部には呆れるわなw


629 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 18:47 ID:GjMLbFG5
>>625
音の良い部品って?誰がナニをどのような根拠で?
特性の良い部品なら解る。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 19:08 ID:/UUpCTrldenkosekkaのひと?


631 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 22:08 ID:dPI1Dfx/昔バブル絶頂期の頃、オーディオディバイスとかいう国産のアンプメーカーがあった。
最高のパーツだけを集めて作ったという売りで。シェーンブルン宮殿を思わせるようなデザインで、
豪華絢爛たるもの。ステサンの評論家たちも、例によって歯の浮くような誉め言葉を並べた。
でもなぜかすぐに消えて逝った。
ひょっとしたらここ見てる人のなかにも、その関係者がいるかもしれないとおもった。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 22:11 ID:g2sc1BkOあんな事してたら採算あうわけないだろ。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 23:19 ID:1rzx0mFi画像ないの?

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/21 19:06 ID:SeEspl/S部屋を掃除していたら、405とB&Wの小さなスピーカが出てきました。
とんと、オーディオの世界から離れていたため、どうしたものか?と思案中です。

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/21 20:15 ID:FIBRmizG>>634 405はオクに出してyo・
    ベーダブはごみ箱へ。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/21 21:36 ID:FGwc5uxg405とB&Wって相性最悪のような気する。
405はやはりコンデンサー型SPに特化してると思う。

637 :634@自宅:04/04/22 00:48 ID:8ryVnGc8ヤフオクって経験無いから億劫になりがちです。
愛知県春日井市に住んでいます。
手渡しできるなら、どなたかに お譲りしても
いいかと思っています。

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 04:24 ID:tYddESDR>>637
昔のB&Wって何ですかね?

>>636
いや、405はイギリスの小型スピーカーには強いですよ。(要バスリフト)
CDMあたりでも、線は細いながら高域の神経質さをうまく消してくれる。

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 06:41 ID:ObVg9tiDジョーダンワッツ使ってる方はいらっしゃいますか?
煽りじゃなくて、好奇心が湧いたもんで^^

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 07:56 ID:8Dax5Aah確かに、最近のB&Wは英国製の小型スピーカーという感じの音じゃないけど、
昔のだったら405にも合うかもね。

641 :634:04/04/22 11:19 ID:mRNq/2C2今日、明日と出張しますので、週末にB&Wの型番をお知らせします。
白色の小さなものです。
ついでにロクサンの黒色で小さなスピーカも出てきました。

642 :634:04/04/22 12:28 ID:Prb9OmIf連続書き込みで申し訳ありません。
確認したところ、B&W CM1ってモデルでした。

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 12:29 ID:Mu5SL6klCM1なんて素敵ですね。昔欲しかったです。

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 14:09 ID:2JdUYe8d>>639
ジョーダンワッツのモジュールを愛用してます。
オリジナルの箱はどうもうまくない。
30cm用のバスレフにいれて鳴らしてる。
ALRジョーダンというのも試したけどぜんぜん別物。
モジュールはうまく鳴らすと殆どアキシオム80と同じ音。
いまのところ友人のレッド入りのGRFにはかなわないけど。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 15:01 ID:ahgEEKpp>モジュールはうまく鳴らすと殆どアキシオム80と同じ音。


素人を騙す悪質釣り師w

or

只のアフォw


646 :644:04/04/22 17:05 ID:2JdUYe8d>>645
アキシオム80はジョーダンとショーターの共同設計です。
さらに振動体をカンチレバーで吊るすというところも共通
しています。実際に試した上での話。
なんでアホなんでしょう?

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 17:23 ID:tYddESDR>>646
さすがにそんな大きな箱に入れて聞いたことはないですが、
>モジュールはうまく鳴らすと殆どアキシオム80と同じ音。
というのは、ちょっと信じがたい。

確かに構造は似ているところもありますが、出る音は正反対です。
モジュールは見た目に反して中高音弱い。
これが持ち味とあきらめつついろいろ苦労しましたが、ついに力つきました。

648 :kfu:04/04/22 19:48 ID:wbXqqjvPなんでこのスレッドは過去形なんですか?
× QUADは良かった...
○ QUADは良い

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 20:04 ID:tGT4N1hc405は英本国でも最低ランクの評価しか得られていなかった。
あれはダイナミックSPを駆動するように考えてないと思う。
なぜかコンデンサーのESLだと抜群の音がでる。


650 :639:04/04/23 00:46 ID:u+9ra+rbレスいただいたみなさま、ありがとうございました。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 00:55 ID:Jo/5nWunQUADの34、306 なんですが、SPの保護回路は付いてるんでしょうか?
リレーの音はしないしおそらく付いて無いと思うのですが。
毎回毎回電源入れるとボゴオオオオンとウーハーがなるので恐ろしいです。
どなたかご存知でしょうか?

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 08:15 ID:Zz+Ow4+/保護回路は入ってません。

少なくともプリはずっと電源入れっぱなしに
しとくのが普通の使い方です。

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 18:45 ID:VUnW2ZQL>649
「405は英本国でも最低ランクの評価」
そんなことはないと思うが。
BBCのモニターにも標準搭載のやつがあった。

405は本当にESL63PROを鳴らし切っているかは疑問。
もっと性能を引き出せるアンプはあると思う。
405でも悪くは無いんだが。

405でハーベスやロージャース、タンノイなんかを鳴らすと絶妙だよ。

漏れの405+44はESL63、ハーベスHL5と連れ添う相手を変えた後、現在はジョーダンワッツのフラゴンと添い遂げています。


654 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 19:01 ID:uOYvvx/Qこんにちは
405 なつかしいです。
昔、社会人になりたての頃、セレッションのSL600を買った時に
お店の方に405を借りて1年ほど鳴らしていました。

当時は弦楽四重奏とか、ピアノトリオ、声楽曲を小音量で聴いていたので
私にとっては相性ばっちりでした。

電源スイッチが無くて使いにくかったけど。。。

SL600も今はお蔵入りだけど、405を買って、またあの頃の音を再現させたい。

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/25 10:59 ID:yZMMy9q/>>654
まるで自分が書いたみたいなスレですね。
私も会社員になりたての頃、セレッションSL-600を無理して買って、
クォードの405-2で鳴らしていました。

でも自分的にはクォードではセレッションSL-600は鳴っていなかった。
それを感じたのはデュトワOSMのダフニスとクロイエを掛けた時だっ
た。
セレッションSL-600も落としてエンクロージャーにキズを付けてしま
い手放して、タンノイ・スターリングに替えた。
クォードにはスターリングは相性が良かった。

セレッションにはもっとパワーのあるクレルのKSA-50やスレッショル
ドのSA-4eとかを使ってあげたかった。


656 :654です:04/04/25 16:19 ID:qzAeXKIo>>655
確かに編成の大きな楽曲はSL600には405ではツライ面を感じました。
SL600は底なし沼のようなスピーカーで、手ごわい存在でした。
どんなアンプを持ってきても吸い込んでしまう。
KSA50は私も一度試して見たかったです。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 00:07 ID:6i/7Hcau>「405は英本国でも最低ランクの評価」
>そんなことはないと思うが。

そんなことあります。
折は405が出来た当時英国に10年ほど住んでいたからよく知っています。
今はどうか知りません。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 00:12 ID:6i/7Hcau405はSL600とは無理なコンビなのは明白ですが、折は最近マーチンローガンを
ゲットしたのでコンビ組ませてみようとワクワクです。


659 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 00:51 ID:iLX1x3ALまあ、405の発売当時の英国での評価を、今さら議論してもと言う気はします(w
結構売れたアンプだし、使ってた人の評価の方が明らかに実感がこもってる。

私はSL-6と組んで使ってました。これでも不満感は多かったですが、
他の国産セパレートアンプだと音にならないのに、405だと何とか我慢できる音がしてました。
その後LS3/5aとの組み合わせになりましたが、こちらは実に相性が良かったです。

苦言を一つ呈すると、やはり経年変化によるノイズ。
うちのもいつか修理される日を待って休眠中です。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 01:22 ID:gYZWCwdn>>657
405の発売(1975年)を含んで10年英国に住んでいて、
しかも当時の評価までご存知となると、
それなりの年齢の方だと思われますが、
ずいぶん若々しい文章を書かれるんですね。感心しました。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 06:19 ID:ZUxmsr7T2ちゃんだと老人も餓鬼も同じような文章を書くんだなと驚き。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 07:26 ID:2ip5iHxB英国で405の評価がたいへん低い状況であった理由は評価は全てブラインドテスト
で行われブランドイメージの入る隙を与えない厳しいものであったためとおもおう。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 07:31 ID:2ip5iHxB人の評価より自分自身の耳による評価が大切と思う。
SPによっては問題なく駆動できるんだから。
ただ、SL600は無理だった。


664 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 23:34 ID:ezpyrrgtプリ44を使っているのですが最近になって入力セレクタの異常動作
が頻発して悩んでおります。
症状は、使用中に入力セレクタのLEDが突然全部消灯して音がでなく
なってしまうというものです。
電源再投入でだいたい治るのですが、たまに10分ほど間を置かない
と動作してくれないこともあります。
これは修理に出さないと駄目なものなのでしょうか?
不良部分が特定できれば初歩のハンダ付けくらいはできるので自分で
治せるのではないか?と甘く考えたりもしております。
識者の方ご教授いただければ幸いです。


665 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 13:33 ID:TMQyIcWjQUADの保守

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 16:48 ID:rEo+qboQ>>664
自分で修理できる人というのは、こういうレベルの質問をしなくても
治せる人だよ。よく、ステレオのQA欄で長岡鉄男が言っていたけど。

664が下手なチャレンジをして、取り返しの付かないことになるより、
ちゃんと修理代をだして代理店にお願いしたほうが良いでしょう。

44は、セレクター回路のコンデンサが劣化するという話なので、
多分それなんだけどね。


667 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 23:11 ID:MJ25DpP9>655
ダフニスとクロイエ、おまけにデュトワ。これは、なかなかに手強いソフトです。
たいがいのものが上手くこなすシステムでも、これをかけると混濁しまくりで、
馬脚を現す、というリトマス紙のようなソフトです。
とくにアンプに余裕がないと、混濁しまくりです。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/04 09:57 ID:GWpPKxX7その後、44EVの話はどうなったのかな?
早く欲しいんだけど。
ロッキーインターナショナルってWebにも載ってないよね。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/05 16:21 ID:0sQhfCaV44EV、金型よく残ってるね。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/QUAD2003/44EV.jpg

いや、ひょっとして44そのものに色を塗って展示した?

670 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/05/06 02:24 ID:uiRLJCsv
色なんて塗らなくても、44後期のグレイモデル(44GY)とまったく同じじゃん。
つーか取り合ええず44GYをショウ展示用として利用してようにも見えるが。

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/06 02:43 ID:lX89uL2l>>670

>>669の展示モデル、ダイヤル周りの色が微妙に薄いように見えるのは写真のせいかな?

こっちはハイハイ堂の写真
http://www.hifido.co.jp/old_db/oldphoto/2003-04//03-14811-05061-00-2003-04-12.jpg

ちなみに私は初期型餅

672 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/05/06 03:03 ID:uiRLJCsv>>671
>>42にコメントがありました。
それによれば少なくとこの展示モデルはボリウムノブは44GYとは異なります。

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/06 03:17 ID:lX89uL2l>>672
よく見ると確かに縁取りがあってなんだか中途半端な印象ですね>44EV

66以降のデザインを否定するつもりならレトロを徹底して欲しい気も。
ちなみに私は66もフルセットでありますので66は嫌いじゃないですが。

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/06 21:01 ID:UiKkGBChQUADでそこらへんに転がってた44をダミーとして展示しただけ。
つまみは、角に傷ついていたから、削って傷を隠したのだそうだ。


675 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/07 22:10 ID:M6eB+YB/44EVっていうのかな。見たことあるよ。
確かボリュームノブのエッジがクロームメッキぽくなってたはず。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 14:41 ID:JXJQ6R+620年間、電源入れてない33と303持ってるんだが、普通に鳴ると思うかね?
皆の衆。。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 19:37 ID:838o0DTC初期性能は維持できてないだろうね。
特にケミコンが干からびてると思う。使い続けていると、なんとかなる
もんなんだけど。

とりあえず、使ってみて、音がちょっと変だと思ったら、メーカーに
メンテナンスに出したらどうでしょう。色々意見はあると思うが、
修理をするならば、ロッキーインターナショナルで、メーカー修理を
するべきだと思う。

蛇足だけど、長い間使っていなかったものを、通電するときは、
異常な発熱や発火の危険性もあるので、しばらくは目を離さずに
匂いや発熱には注意してください。

普通なら、303は殆ど熱を持ちません。

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 23:30 ID:DQFKUhVyヤマギワにあったスピーカ、チト興奮した

681 :(=゚ω゚)ノぃょぅR ◆iqtHplA1pc :04/05/26 23:33 ID:cKl2HcqEエロィのきゃ?

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 23:42 ID:DQFKUhVyエロくはなかったけど外見が慎ましくも・・・ドキドキ。

683 :678:04/05/27 00:47 ID:apQPCOe3>>679
丁寧に答えてくれて有難う。実は、今日、ロッキーのサービスセンターに電話
したら基本メンテ料3マソ/台と言われて、ガクブルだっのだけど、週末、勇気を出して
電源入れてみるよ。

684 :679:04/05/27 01:17 ID:ZnTmAVdB>>683
をいをい、20年も昔の装置の基本メンテナンス料としては、
意外と安いと思わないかい?

もちろん、故障の度合いによってはもっと掛かるかもしれないけどさ。

こちらこそ、有難う。3万円という情報は貴重だ。

メンテナンスも含めて大切に使ってあげてよ。
お仲間の33+303ユーザーからのお願いだ^^;


685 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/05/27 02:26 ID:VqJQrLBK
20年ほったらかしのアンプにいきなり100v電源ONは自殺行為に思われ。

そのまま電源を入れずにロッキーに出すか、もし電源を入れたければ、
壊れても後悔の無い数百円程度のSPユニットをつないで、
音を出しながらスライダック等で5〜6時間かけて徐々に電圧を上げていくのが吉。

ロッキーのスキルは知らないけど、3万/台は決してバカ高ではないと思う。
電源を入れて部品を壊してから修理に出す方が金額以外の面も含めて高くつくと思う。

686 :678:04/05/28 00:21 ID:Etxzdn3m>>684
ありがとう。末永く大切に愛でたいと思います。
>>685
確かに…そうだね。メンテ相場も安い方ということなので、オーバーホール
真剣に考えてみようかな。

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/04 06:13 ID:ocCnrBAm結局、中古で初期44+405を買ってしまった。RogersのLs3/5aも一緒に…。
なんとなく古いQUADを聴いてみようという思いつきが、えらい出費になって
しも〜た(^^;


688 :678:04/06/04 06:15 ID:ocCnrBAm↑の書込みは私です。

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/04 06:42 ID:xsmHTG1w>>688
quadは音が出なくても飾っても楽しいから良いではないか。ww
かくいう折も、FM-4,34、405−2を部屋に置いて眺めている。15年間無通電ww
最近コンデンサー型SPをゲットしたのでカレントダンピングの真価発揮の機会を
与えようとしたけどDINケーブルが無い。
そんな物何処に売っとるんじゃあああ。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/04 06:54 ID:ocCnrBAm>>689
>DINケーブルが無い。
そうそう。部品買ってきて自作するしかないのな…。
こうなると昔のDIN⇔RCAアダプタが凄く貴重になってくる

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/04 07:00 ID:ocCnrBAm>>689
こんなのありましたよ。

秋葉原のパーツ街「平方電氣」
http://www.kikyou.sakura.ne.jp/~uba/Audio09.htm

あと、ロッキーINTでもコード単品では売らないけど、修理の一環としてなら
コード類も「製作」すると言ってました

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/05 10:12 ID:AWh4bz7K>>631

遅レスだけど。

その会社は、創業者兼開発者のひとが、
会社設立後、まもなくひじょうに重い病気にかかられて、
会社をたたまれた。

もしあのまま続けられていたら、
好き嫌いは別として、面白い製品を出してくれたと思う。

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/05 13:43 ID:6i14ebFo>>689 >>691
http://www.e-hirakata.com/
平方電気は2店あるので要注意。
パーツ屋の方で「DINケーブルありますか?」と聞いたら、
「何それ?」みたいなひどいあしらい方をされた。
オーディオの方は親切丁寧。

694 :678:04/06/05 23:45 ID:irpf+c59
ところで、音的には、44(前期)と44GY(後期)とどう違うんだろ?
個人的には、是非とも、前期>>後期であってほしいのだがw
教えてクレクレ!

695 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/06 00:03 ID:RaoJQgwC
44ではないけど、初期34と34GZの中身を見比べての感想だけど、
 (ところでなぜGZ?、たぶん44GYとの一文字違いでの管理ミス防止のためかな)
使用部品はかなり違うけど基盤回路はほとんど同じだったような記憶。

34で使われていたRCAマークが上にプリントされたICは、
真空管ならあたりまえのお馴染みRCAマークだけどICなので妙に新鮮でした。

音がどう違ったか(同じだったか)については、正確に記憶していないけど、
初期34のほうがまったりとした安心する音だった記憶があります。
ただ経年変化もあるので本当の比較になっているやら?

DINは好きでないこともあり、RCAソケットの34GZの方にそうそうに切り替えたので、
両者の音はそんな違わなかったのかも。

以上ですが、記憶力の悪い私の5年ぐらい前の記憶なので特に音のことは、話半分で聴いて下さい。

696 :678:04/06/06 07:30 ID:rINBN1p2>>695
有難うございます。ということは、34の例から推測すると、44の場合も、
違いは、部品とRCA端子ということでしょうか…。製造年が新しいだけ
44GYに分があるかも…まあ、手に入れたからには44+405(前期)を
鳴らしきるぞ〜!

697 :678:04/06/06 07:47 ID:rINBN1p2ところで、手に入れた44+405(前期)を聴いてみての感想ですが、
33と比較して(鳴らしてたころの記憶)、かなり元気が良く堅めの音と
思いました。ただ、33で聴いてたLPと同じ録音のCDを聴くと、同じ傾向の
鳴り方をするのは、流石にファミリーの証しでしょうか…。
スピーカーも、当時はspendorのBC-Uだったので、今回手に入れたRogersの
Ls3/5aと同じBBCモニター同士、どうしても似たような音の傾向になるの
かも知れませんね。
フィルターが相変わらず良く利くのは、古いモノラルを聴くことが多い
私としては大助かりです。


698 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/06 08:19 ID:FFHNo0nU44初期と44後期では、内部の基盤の様子が全然ちがいました。

回路的には似ているのかもしれませんが、基本的に別のアンプと考えたほうが
良いのではないかと思います。


699 :678:04/06/06 08:44 ID:rINBN1p2>>698
おっ!実際に使用された方ですか?音の違いはいかがでした?

700 :698:04/06/06 10:34 ID:FFHNo0nUあ、678さんでしたか。実は、679じゃ(笑

自分の44+405と友人から借りた44GY+405IIの聞き比べはした事があるけど、
ケーブルの互換性とかもあるので、44と44GYの聞き比べはしてないです。

プリとパワーのセットでの評価になるし、
古いアンプなので、劣化度合いの差などもあるだろうけど、後期型のほうが
解像度の高いかっちりした音の出方でした。逆に初期型のほうが音楽的には、
おおらかで楽しいかも。です。スピーカーは3/5Aあたりをつかったんだろうなぁ。

ちなみに、33+303は、22+IIよりも真空管的なまったりした音です。

私が初期型44を購入したのは、赤や黄色のボタンが可愛いと思ったからです^^;
34は後期型を持ってるんですけどね。

701 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/06 12:40 ID:RaoJQgwC
>>赤や黄色のボタンが可愛いと思ったからです^^;

まったく同感です。
可愛い、としか言えない。
ああいう配色を考えるデザイナーなすごいな。
だって、ほら、やっぱり赤は電源関連とか常識的に考えてしまうでしょう、普通は。

702 :(=゚ω゚)ノぃょぅR ◆iqtHplA1pc :04/06/06 15:05 ID:gM6TtslI「可愛ぃ」と心で思っても口にできなぃのがボクらオサーンの辛ぃトコゃね

703 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/06 15:22 ID:RaoJQgwC
>>・・・口にできなぃのがボク「ら」オサーン・・・

可愛いは私とっては常套フレーズです。

704 :678:04/06/06 21:14 ID:sniC7afa>>700-703
赤や黄色のボタン。シックななかに掟破りのはっとする配色ってのは、いかにも
英国紳士らしくていいですね。
ところで、私の手に入れたタイプは赤が、茶色に変わったタイプで、どうやら
前期と後期の中間型。この中間型のうちにラジオとテープ端子がRCAに変わった
(らしい)のですが、まだ変わる前の型らしいです。
こうなると中身は前後期と比べてどうなのか気になるところですが、まあ、
音が良ければ全て良し。深く考えないことにしますw
しかし、3/5aを無理無く朗々と鳴らしきれるのは、流石、44&405。
確かにレンジは狭いかも知れないけれど、そこがスーパートゥイーターの
付いていない3/5aにマッチして、これはこれで完結した世界かも知れませんね。
うーん。このままhi-fiには戻りたくないかも…

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/08 23:56 ID:4vPJi7HBところで、405のトランスの泣きは、どーすれば治ると思う?

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/09 01:08 ID:JUdGcdM54万ぐらいかけてロッキーで直す

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/09 02:55 ID:ghreflsq>>707

交換用トランスなんてあるのかな?同等品になるか?

鳴きがあるトランスって、コアの問題だから、コイルの巻きなおし
じゃどうにもならないしな。


709 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/09 07:20 ID:s7lK5NoZ>>707
はあ〜ヤッパリ…?朝起きたら妙案が待ってると期待して寝たんだが…

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/12 21:30 ID:xgmQrLpfどのアンプも古いから手放した方がいいよ?
昇天する時は君たちの大事なSPが道連れだよ?


712 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/12 23:16 ID:SUIkhlrBQUAD ・形見にもらったんですが電源コードも無いですし
100Vではない様子。しかもSP端子無いみたいです。
どうしたら鳴るでしょうか?
ちなみにお金も無いので今のSATのプリメインをプリとして
使いQUADIIを使いたいんです。
初心者で申し訳ありませんが教えて頂けないでしょうか?

713 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/13 03:10 ID:u+OYrDno>>712
電源を入れる前に代理店(過去レス参照)に一度整備してもらうのが良いと思います。
文字化けしているのではっきりしませんが真空管のパワーのようです。
その際あなたの周辺オーディオ機器の内容を説明して組み込み可能かも確認して下さい。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/13 13:50 ID:6HXgnP1CQUAD IIのメンテナンスは、ロッキーでは出来ないと思う。

ただ、ロッキーに問い合わせれば、どこか紹介してもらえると思うよ。
知識のない電気屋に修理させると、電気的には大丈夫でも音質がぼろぼろになって、
故人にも申し訳ないので、できるだけちゃんとした修理を。

付き合ったことは無いけど、SOUNDBOX(多分、過去ログにある)なら、大丈夫だと
思う。何十年も前のものの修理にはそれなりのお金が掛かるので、覚悟してね。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/13 18:13 ID:RUu70kWB>>713様、714様
ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。
アドバイスの方向でもう少し調査してみます。


716 :714:04/06/13 22:42 ID:6HXgnP1C真空管が生きているといいね。

オリジナルのGECのKT66で修理しようと思ったら、ちょっと怖い金額が…

私は使ったことが無いけど、China球で、GECのKT66に近い構造の球があります。
KT66Rという名前がついていたと思う。英国でも、これの評判が割と良いらしいです。

QUAD IIというアンプは、調整をしっかりしないと、アンプ自体が破損する場合が
あります。結構、電流ながしてるんだ。

詳しい店ならば、これくらい知っているでしょう。逆に知らないのであれば、
その店には頼まないほうが良いです。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/15 00:56 ID:XUZZRsoehttp://www.phileweb.com/news/d-av/200406/14/10530.html

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/20 00:20 ID:nCs91AfiQUADとREGAキター!
http://www.ippinkan.com/speaker_report/rega_quad_page_1.htm

720 :名無しさん@お腹いっぱい:04/06/21 12:57 ID:HmV0nHug↑のMODEL11、気になるです。どこぞで試聴できないかな…

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/21 15:20 ID:cbh/J2I5>>720
逸品館では7月末以降確実に試聴できるだろうね。

逸品館が並行輸入やってるようには見えないので
ロッキーが輸入するんだろう。だったら秋頃には
東京でも試聴できる店が現れるのでは?

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/21 23:16 ID:COyETRRV最近44、34のヤフオクでの相場が上がった様な気がするんですけどどうなんでしょうか?

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/21 23:35 ID:buY4wdcBQUAD11カッコいいね!
全くノーマークでARA狙いだったけど、ほしくなってきたよ。

724 :名無しさん@お腹いっぱい:04/06/22 11:38 ID:O0o9co6u>>721
さすがに逸品館までは行けませんw
東京近辺では秋ごろにお目見えかぁ…遠いな。
自分の勘が「これは買い!」と言ってるんだけど、どうすっかな…

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 18:36 ID:F0KsYj5gquad11ってオーディオプロのimage11にquadってロゴを貼った
だけなんでしょ?聞かないで買ったら・・

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 18:38 ID:RhdQ/sR2QUADって全く聴いたことないけど、良き英国の上品なイメージの外観だね。
この価格帯は激戦区だけど、QUAD11はなかなか売れるのでは。

ってか、ほすぃい

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 18:51 ID:RhdQ/sR2>>725
決して釣られまい・・・

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 19:14 ID:F0KsYj5g            , -ー,
           /   |
   /⌒ヽ  /     |
  / =゚ω゚)/     .|
  |  つ'@         |
  〜_`)`).        |
 ̄ ̄ ̄しU        |
     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


729 :佐藤:04/06/22 19:37 ID:U8MsL+f1     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
     (^^)。


730 :佐藤:04/06/22 19:38 ID:U8MsL+f1     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
      (^^)。

731 :佐藤:04/06/22 19:39 ID:U8MsL+f1

|         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
        (^^)。


732 :佐藤:04/06/22 19:40 ID:U8MsL+f1     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
           (^^)。

733 :佐藤:04/06/22 19:41 ID:U8MsL+f1     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
              (^^)。

734 :佐藤:04/06/22 19:43 ID:U8MsL+f1     |         |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                 ~~~乀(^^)。

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 19:51 ID:WENkhjwn>>725
前のコンパクトスピーカーはセレッション製だったけど
イギリスの専門誌ではセレッションのより評判よかった。
昔はDualのプレーヤーをQUADブランドで売っていた。

別にどこ製でも音が良くてQUADのロゴがついていれば
気にはならないよ。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/22 21:31 ID:auHh61N1たしかにquadはいいな

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 00:13 ID:IA700xC/QUADのSpってそそるものがあるよね。

738 :名無しさん@お腹いっぱい:04/06/23 01:57 ID:P//N/NVNQUAD11、>>719の紹介文には、
IMAGE11に豊かな低域を加えて、スケールをふたまわり大きくした感じ≠チて
書いてあるけど、IMAGE11自体を聴いたことがないからいまいち……
どういう傾向のSPか、知ってる方います?>IMAGE11

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 16:15 ID:FmG/vC45秋葉原の中古ショップに606探しに行ったら、QUADはオーナーが
めったに手放さないですから、品薄ですと言っていたよ。確かに10年も前の
アンプをまだ探してる物好きがいるんだから、むべなるかなとおもうたな

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 19:28 ID:4o31EJPvブランドに酔いしれてるだけだろ。

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 19:37 ID:RJ7MObrUオーディオ趣味の80%はブランドに酔いしれることだ。

ハイCPというブランドや無名というブランドに
酔いしれてる人もいるな。

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/23 19:52 ID:IA700xC/>>740
あっさり切り返される奴
・・・

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/24 02:08 ID:7tskeha9>>735
以前のQUAD 10LはスペンドールのOEMか協力のもとに作られている。

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/25 22:23 ID:cqu5fI+eセレッション製とかスペンドール製とか言うけれど、結局QUADらしい
音はしていたのだろうか。

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/25 22:55 ID:jw1YaJRQ33を購入しようと思っているんですけど
アナログのmcとmmの切り替え出来ますか?

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/26 06:14 ID:rzJOXq0d>>745
スイッチで切り替えたりはできない。
フォノボードの差し替えで感度や容量の変更は
できたと思うけどMC対応はしてなかったような?

いろんな意味でトランスをかませる方が
良い結果になると思うけど。

747 :waiwai:04/06/27 08:17 ID:cB2wLlzWはじめまして。皆さんに教えていただきたいことがあります。
最近34を入手したのですが、F1、F2、SLのスイッチのの役割がわかりません。どなたか教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

748 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/27 11:27 ID:GErucjcL>>747
1.このスレの下側にある「全部」を押して、全てのレスを表示させる。
2.「Ctrl」を押しながら「F」を押す
3.出た画面の「検索する文字列」に「f1」と入れて検索する。
4.何回か「次を検索」を押せば、本件の答えが出てきます。

749 :waiwai:04/06/27 12:43 ID:sAdhuOMw>>748
有難うございました。時々このスレを見ていたのですが、気がつきませんでした。


750 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 20:32 ID:XjBgqKzS44のイクォライザーは悪くないと思うんだけど、あれってphono用のカードの中に
全部イコの回路が入ってるんですか。

751 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/27 20:48 ID:GErucjcL>>750
そうだと思うよ。
複数のphonoカードさせるから、
カード以外の本体内部基盤部分にイコライザ関連の回路があるとは思われないのが理由。
関連スレで紹介されているHPに多分回路図があったような記憶なので、
そこを確認すれば確実だと思うけど。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 21:02 ID:XjBgqKzS>>751
ありがとうございました。それにしても、あのカード、当時1枚18,000円ぐらいだったと
思うけど、その値段であそこまで音が出るんだったら、いったい100万もするようなフォノイコ
というのは何なのか、という話になるんw。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 21:10 ID:XjBgqKzSこんなに美味しいカップラーメンだったら、いったい数万もするような料亭
洋食屋というのは何なのか、という話になるんw。

754 :752:04/06/27 21:18 ID:XjBgqKzS>>753は念のために私じゃありませんので。このひと同じIDなんですが、
別人です。同じリモホだと同じIDになるんですね。当事者同士ではどこのプロバイダ
かはわかっていますが。以前にも同じような書き込みがあったので、おそらく意図的に
やってるかと思われます。一種のストーカーですね。

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 23:01 ID:7gutHTXF中古で買った606を愛用してますが、ロゴが606に小さくオレンジ色でQuad
って入ってるやつです。
これって前期型?後期型?他に違いってありますか。
プリは44と66とどっちが合うのかな、聴くのはアナログがメインです。
遅れて来たQuadファンでスマソ

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/27 23:15 ID:ligwyN8r>>755
中期型ではないでしょうか?
最後は同じロゴで66などと合わせるために角が面取りされてたような、、、


757 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/27 23:28 ID:GErucjcL>>755
@606前期 QUAD606と同じ大きさで灰色の中ぐらいの文字、電源トランスはEI。
A606後期 小さくオレンジ色でQUAD、大きな文字で606、電源トランスはEI。
B606A  角が面取りされている。電源トランスはトロイダル。(字体は忘れましたがAに近かった)

ハイファイ堂の過去DBで検索すれば上記画像は一通りあると思います。

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/28 20:46 ID:bjzvJLEW>>757
音がいいのはどれですか?
(中古なんで個体差はげしいとは思いますが、
一般論としてどの時期のもの評判よいのでしょう?)

759 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/29 01:47 ID:jm9N/dgp>>757
どれも自分は聴いたことはありません。

ただEIトランスの606の方が良かったという意見は2ch以外も含めWeb上で2〜3回見た記憶がありますが、
606Aの方が良かったという評価は見た記憶はありません。
もっとも606A発売時の雑誌紹介記事は多分前機種よりは褒めているとは思いますが。

自分が買うなら文字デザインの好みもあり@の最初の606と決めてます。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/29 23:22 ID:6OkxWDca>>755です。皆さんアリガト
44EVってやつが出るの待ってるんですけど、待ちくたびれてきた。
古い44か66で手を打とうか迷ってしまいます。
しかしQuadファンって製品同様皆さん紳士で驚き!?2ちゃんじゃないみたい。

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/29 23:26 ID:B/N523eY>>759
ありがとうございます。
トロイダルよりEIの方が評判良いのですね。
まぁ、どんな中古に出会うかわからないので
運しだいかもしれませんが、606探してみます。


762 :としぼちゃん ◆AYAYA/.TeY :04/06/30 01:05 ID:IGNybrsr>>760
お持ちの606にデザインで合わせるなら、どちらもグレイの色となる34GZか44GYが候補ですが、
合わせるCDPが無い・・・・・。

そうすると66か66AのプリにしてCDPは66CDか67CDの選択でもデザイン上大きな違和感はありません。
もっとも3台近くに並べる前提で書いていますが、どれかを離して設置するなら、
別な拘りでも構わないと思うけど。

前にも書いたことあるけど34GZや44GYと同じデザインポリシーで
グレイ色のCDPを発売してくれなかったことは一生恨みます。

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/01 00:11 ID:0r459TeV44や405の復刻版は、そもそも、ロッキーインターナショナルからの情報しか
出ていないからなぁ…

QC24やII-40のネタは、発表の随分前から海外のQUADファンサイトには出ていたよ。

ひょっとすると、日本のロッキーから要望として出していて、ある程度以上の発注が
かけられるのならば、QUAD本社としても対応を考えている。と、いった程度のもの
かもしれない。

どちらにせよ、やるならば、44CDとか44DVDを一緒にだしてほしいね。そうすれば
既存の44や34のユーザーも欲しがると思う。

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/01 01:16 ID:fzjCrCtL>>763
ロッキーが勝手に旧モデル(のボリュームの角を削ったもの)を展示しただけで、
本社との調整なんて全然していないような悪寒…

もし復刻されたらそこそこ人気が出ると思うんだけど、
こんなアプローチじゃ、盛りあがるもんも盛りあがらないだろ。

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/01 10:16 ID:mXwOyN64で、そのQC24ってどうなのでしょう。
セパレートアンプって、
   1、プリがメーカーの音でパワーが無個性
   2、またはその逆
   3、両方どっぷりメーカーの音
ってことなんだろうと考えてるんですが、QC24単体だと
どんな音なのかなと。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/01 14:33 ID:bjHoeln7>>765
プリとパワー合わせてはじめてそのメーカーの音,
ってのもあると思う。クォードはその仲間じゃない?

767 :763:04/07/02 01:27 ID:cpe3FQP1>>764

旧モデルのボリュームの角を削ったのは、QUAD本社。

たまたま出てきたボリュームつまみに傷があったので、削って痛んでいるのを
ごまかしたそうだ。ロッキーの人に直接聞いた話。展示品は、昔の44のストック品なんだろうね。

だから、日本でQUAD44+405の復刻を希望してるのは間違いないけどね。

ロッキーインターナショナルは99系の取り扱いも始めてないし、QUAD UKの
WebSiteのインターナショナルディストリビューター一覧にはJAPANがない程度の存在。

簡単に進むとは思えないがなぁ…


768 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/03 09:44 ID:rSoctrVE>>766
プリとパワーを同じメーカーで揃えて初めてそのメーカーの音になる
っいうタイプか、より強く出るってタイプなのですかね。
・・・ありきたりですねぇ、ここのスレには使用してる人はいない
みたいですね、残念です。

もう少し情報を探してみるか・・・。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/03 09:47 ID:J4htmdRS今日こそは 44EV 登場か
2ちゃんを開けて 一日千秋

           句翁人


770 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/03 12:02 ID:ie4UQwV+>>768
44+405-2を10年ほど使ってますが、プリの44の力が大きいと思います。他社のプリ、パワー
と数機種入れ替えて聴いた経験からです。プリを代えてみるとよくわかりますが、
透明で繊細、かつ力強く躍動感溢れるQUADのあのサウンドは、44が8割方決めてるといって
よいでしょう。

771 :あぼーん:あぼーんあぼーん

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/04 09:18 ID:RLV2Ie09>>768
チミみたいに嫌味で意地悪そうなシトは来ないでね。
>>770
Quadユーザーは穏やかやね。768みたいな無礼者には紳士たるもの毅然
と対処すべし。
でも親切なお方。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/04 12:31 ID:FswmAZJw昔からのQUADユーザーならまずQC24に手は出さないよなあ。
まったくと別のものと考えればデザインも値段も手頃だが。
ところてQC24用のフォノボードは発売されたの?

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/04 12:41 ID:aYmKEnINQC24が売れないと44EVも出ないんだろうな。

775 :768:04/07/04 20:04 ID:fm3Yntvx>>770
レスありがとうございます。
44+405はプリが勝ってますか、興味深いですね。

>>772
いえいえ使ったことがないからわからない・・・くらいのレスが付いたほうが
あきらめがつくというモンなのですよ。
実際雑誌では対になるパワーとの視聴くらいしか載ってないですし。
Stereo誌に割と興味深い記事が出ててホントにそうなのだろうか、と。

QC24は球1個しか使ってないみたいなんですが、それによるメリットとか
デメリットってどのようなことが考えられるのでしょうか?
わざわざその1個を石でなく球を使うってのは球らしい音を出すためだけでは
ないですよね。

776 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 14:48 ID:D33rLIBZもしかして44EVって、ただのアドバルーンだったんじゃないか?
24とESLだけじゃインパクト弱いし、話題作りには丁度いいじゃん。
Quadファン、ミナ紳士、ウソツイテモ、タレモオコラナイアルヨ。
待ち続ける自分がアホらしくなって来た。

777 :777:04/07/12 00:56 ID:VjcXUzY/777!!

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/12 01:12 ID:U3Nq6WDt>>776
そうかもしれないけどね。

かつてのESLは55年に発表されて、発売開始は57年だし、77や99だって、似たような感じだった。

QUADだからか、英国だからかしらんけど、そういう時間感覚の会社だよ


779 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/13 23:40 ID:Z91jjyRyEV発表時ヤフオクでの44の相場が下がったので発売されればしめしめと思っていました。
所がデマだと解ったとたん相場は急騰。
仕方が無いので故障品を25000円で落札しました。
片方の音が出ないそうです。

780 :777:04/07/14 23:50 ID:zBzxjl5l>>779
最初期型の44な…それ折れも目をつけてた。でも外装は大変綺麗な状態って
出品者は言ってたけど、写真で見る限り、そーとー天板とか擦り傷ありそう。
届いたらインプレしておくれ。

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/15 00:22 ID:zqn33JD2>>778
それを「クォード時間」というのです。

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/15 10:24 ID:qW+hg9Jw>>780
それそれ。

783 :777:04/07/17 10:12 ID:THa6sa2+>>782
まだ?

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/18 10:40 ID:cpm9m/We>>783
水曜か木曜


785 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/18 10:56 ID:AO9CE6ZL新しいプリの真空管は直付けだそうです。
素人は交換できず、切れたらまた20万出せという事か。


786 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/18 13:43 ID:dpopYQfT>>785
じゃあ、トランジスタ式のアンプは、トランジスタが壊れたら、買いなおしか?

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/18 16:19 ID:cePZsPsu>>786 馬鹿かお前は

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 00:31 ID:siU53rVP>787
馬鹿は>785だろ?


789 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 00:40 ID:sk6aylWoスルーしなさい

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 07:40 ID:xiLMaVR3朝ごはんQUAD

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 08:12 ID:75dC2N++食後には
   カラダ鍛えて
        スQUAD   句翁人

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/19 19:45 ID:RmqmEawN>>785
iPodの電池が自分で交換できないからって買わなかった人と
近い感性ですね。もうそんなこと誰もいわなくなりましたが。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/22 00:16 ID:FZavu5yK>>785
QC-24で使ってる真空管はサブミニチュア管だそうだ。


794 :779:04/07/22 00:20 ID:b1laIF8z44プリ届きました。
確かに左側から音が出ません。
とりあえずソケットに入っているオペアンプとリレーとVRは洗浄しておきましたが
これは関係ないでしょうね。
どうも誰かが内部をいじった感じがします。
まずはハンダクラックから調べていこうと思っています。

795 :779:04/07/22 00:51 ID:b1laIF8zDIN端子では全く音が出ないがRCAアウトプット端子では小さいが音が聞こえる・・・
って事はハンダクラックではないな。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/22 00:55 ID:5KEsHSByDQN端子とはなんでつか

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/22 01:17 ID:J45fw7Y1>794
> どうも誰かが内部をいじった感じがします。

出品者が直そうといじったのでは?

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/22 03:00 ID:TZtPoVdn>>1
QUADは良かった…って、なんで過去形なん?

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/22 06:19 ID:G8Z5TUL1>>798
今のは良くないからだよ。とても簡単な話。

800 :777:04/07/22 07:23 ID:9fiXyvWj>>794
おっ。届いたのですね。。ボリューム当りが犯人だったりして…

801 :779:04/07/22 23:15 ID:b1laIF8z>>797
RCAアウトプット端子を取り替えた後でした。

>>800
VRは取り外してチェックしましたが大丈夫でした。

ttp://www.asahi-net.or.jp/~zh7y-tkyn/QUAD.htm
ここを参考にとりあえず消耗品の交換をしてみます。


802 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/23 09:48 ID:TqsxZRWB電源スイッチ入れるたびバツッ、ドフッって鳴るのは心臓に悪い。
SPのウーハーが1aぐらい動いてるよ。
あまりにひどいので売りました。オクで。 

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/23 13:03 ID:+EhxjRpfはじめまして。JAZZ好きの62歳じいさんです。友人のハイエンドオーナーから606頂いちゃって今までのとはなんと違う雰囲気なことよ、とうれしくなちゃったんですが、いつも振動してるのが気になります。そんなものなのですか。どなたか教えてください。よろしく。

804 :sukoyaka:04/07/23 13:04 ID:+EhxjRpfはじめまして。JAZZ好きの62歳じいさんです。友人のハイエンドオーナーから606頂いちゃって今までのとはなんと違う雰囲気なことよ、とうれしくなちゃったんですが、いつも振動してるのが気になります。そんなものなのですか。どなたか教えてください。よろしく。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/23 13:28 ID:A/dymgq5606の振動は初耳だな。405だったら定番の悩みだが。
そろそろ606にもその時が来たか?

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/23 18:20 ID:TA7m5MWx>>804
トランスの泣きの件なら、トランスの破損が原因。取替えるか捲きなおすかするしか
ないので、修理するなら最低、10マンは見ておいてください。全面的
オーバーホールするなら、まあその倍はかかるでしょう。気にならないなら
そのままほっておくのが吉かも…?

807 :sukoyaka:04/07/23 22:17 ID:+EhxjRpf早速のお返事有難うございます。QUADご愛用の皆様はこの音のようにおおらかですね。手を天板に乗せると振動が感じられる位ですのでしばらくこのままで使いながら新しい世界をのぞいてみることにします。有難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/23 22:34 ID:Bd5+fBTa>>804,>>805
606のトランス泣きも多い。
特に初期の606の文字がまだ大きくない頃の物に多く発症しているらしい。
これを回避する為に606-2では音を捨ててトロイダルに変更したという噂もあるほど。

809 :779:04/07/23 23:35 ID:h9QrUEQqオペアンプ変えてもダメか・・・・_| ̄|○

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/24 10:05 ID:CVHTexy4私の606も常時微振動しています。静かな曲を聴いている時は曲間に、かすかな
唸りを感じます。
しかしQUADの良い所は、使っているうちに『だから何なの?』という気にさせて
しまう所です。
たまに爆音で聴いた後は、プルプル震えてる606が愛しくて、そっと撫でてやります。

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/24 13:45 ID:1SaHVjM5>>810 >プルプル震えてる606が愛しくて、そっと撫でてやります

    おぇっ  キモイ

812 :810:04/07/24 17:24 ID:8/tOBrLE>>811
『だから何なの?』って言ったでしょ

813 :779:04/07/25 11:05 ID:pW+Nqk5X直らない・・・・_| ̄|○

オペアンプとコンデンサの交換、VRのチェックと洗浄
リレーの洗浄をしたが直らない・・・・_| ̄|○

取り合えず参考にしたHP
ttp://www.schumann.jp/audio/au02-21.html
ttp://www.kleiber.org/audio/44/
ttp://www55.tok2.com/home/ja1mdn/tr-amp/foreign/quad/quad44-2.htm
ttp://www.asahi-net.or.jp/~zh7y-tkyn/QUAD.htm

やっぱりハンダクラックが原因だろうか?
ヤニが基盤を侵食する事もあるみたいだし・・・・
って普通既製品でヤニ入りハンダなんて使わないよね。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/25 14:20 ID:yHgPL/E1諦めて、完動品落札したら?

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/25 14:24 ID:OhxBFkAo半田を全てやり直すとかしてそれでも駄目ならあきらめたら?

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/25 17:30 ID:2e+HmPKAオシレータとオシロスコープを使って信号経路を追いながら動作を
見ていかないとなかなか故障箇所はわからないかも。
回路図も必要ですね。
既製品でもフラックス(ヤニ)は入っていますよ。
もっとも、最近では環境問題から基板の洗浄はやらない方向に
なっているので、洗浄しないでも腐食させないタイプのフラックス
になっていますが。

817 :779:04/07/26 22:53 ID:7Bx1/515ICとダイオードブリッジを交換しても直らない・・・・_| ̄|○

ってわけで消耗品の寿命じゃないな。
次はリレーを交換してみよう。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/26 23:36 ID:rUcIflv7>>817
おつかれぇ〜!健闘を祈る

819 :TK ◆f0en0t845k :04/07/28 01:23 ID:znN7Ai1p先日から、SP盤の電気再生にQUAD QC1+Iで英VOXの10インチスピーカーを鳴らしているのですが、
クレデンザでの鉄針使用の再生音に音色が良く似ており、なかなか調子が良いです。
QUAD QC1+Iと英VOXのSPの組み合わせは非常に瑞々しくはぎれの良い音がしますね。

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/28 06:19 ID:quAwT9Rl>>819
私の知合いにSP鉄心教原理主義者が居て、電気再生は、HIFIも含めて一切
認めないので、まったく話がかみ合わないんですが、そんなにいいんですか?

821 :820:04/07/28 06:21 ID:quAwT9Rl正確に言うと、手回し蓄音機至上主義者です(^^; つまり、電蓄も認めない
という…

822 :TK ◆f0en0t845k :04/07/28 12:44 ID:X0G8B73Wスレ違いで申し訳ありませんが、
>>820
音の純度鮮度に拘ると、仰るような方がいらしても
私はまったく不思議に思いませんね。
良いコンディションの蓄音機の音は良いですよ。
蓄針も鉄、竹、ソーンと色々あります。
>>821
電気増幅に付随する歪を気にされているのでしょう。
旧吹込みをぜんまい蓄音機で掛けたときの
電気を一切使用していない音は一聴に値すると思います。

823 :820:04/07/28 21:48 ID:quAwT9Rl>>822
丁寧な解説有難うございました。
>旧吹込みをぜんまい蓄音機で
ってことは、1926年以前の機械式吹きこみのことでしょうか?
なかなか聴く機会があるとは思いませんが、機会がありましたら聴いて見ます。

スレチガイな質問して済みませんでした。

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/29 03:20 ID:WwuD9POj質問はともかくスレ違いな人を呼び寄せた罪は重い。

825 :779:04/07/29 20:46 ID:oTpChC09片chから音が出ない壊れたプリアンプを修理しているのですが
取り合えず消耗品から変えていこうと思い
コンデンサ、オペアンプ、IC、ダイオードブリッジと交換していきました。
それでも直らないのでこれはリレーが駄目なのでは?とおもったのですが
電源を入れるとかちっと一回音がするので作動はしています。
問題は出力端子に信号が届いているかどうかなんですが
どうやって調べたら良いでしょうか?
古すぎてどのリレーと互換性が有るかも解らず困っています。
ちなみにブツはナショナルのHB2-DC24Vです。

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/29 20:59 ID:oTpChC09しまった御爆してしまった。
すみません_| ̄|○
私の44は古い様でリレーのついている基盤が>>813のどのサイトのものとも違う様です。
参考にしたサイトではリレーをオムロンのG5V2 12Vと言うものと交換していますが
これとナショナルのHB2-DC24Vは互換性が有るのでしょうか?

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/29 21:32 ID:975fiAf3>>826
兄さん。また難儀なもん抱え込んじまったなぁ〜!
HPの製作者に質問してみたら?

828 :779:04/07/29 22:06 ID:oTpChC09ttp://www55.tok2.com/home/ja1mdn/tr-amp/foreign/quad/jpeg/qua44-d.jpg
リレーはオムロンのやつでした。
私のナショナルのものとは違う様です。
電子板でクリスタルイヤホンを使った検査法を教えてもらったので明日にでも試してみます。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/31 01:45 ID:XxLUZDiGG5V2 12Vはコイル電圧がDC12V
HB2-DC24VはDC24V
純正はG2V2 12VでDC12V
DC24Vのリレーでは動かないかも。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/31 02:11 ID:XxLUZDiGトーンコントロール基板にもリレーが載っているヴァージョンが
あるみたいね。こちらはDC24Vになっている。
ところで、どちらの基板のことを言っているんでしょう?
828の写真はマザーボードでフロントパネルからのびたスイッチ
が付いているのがトーンコントロール基板なんだけど。

831 :779:04/07/31 13:06 ID:8C6/x2Of>>830
私の44は最初期の物ですのでトーンコントロール基板にもリレーが載っているヴァージョンです。
リレーは作動しているし接点は耐水ペーパーで磨いたので故障の原因では無いと思いますが
できれば変えたいと思っています。


832 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/31 13:49 ID:yitNzjDj逸品館
QUAD11L入荷z!!
http://www.ippinkan.com/speaker_report/rega_quad_page_1.htm

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 05:19 ID:msYlJornPMCの音に似てるってマジですか?
そういえばPMCも英国だしデザインも似てるような気がする。。。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 13:34 ID:IW6gTV+Rな訳ねえだろ、ステサン117号に語られているとおりだと思うよ。
と言って聴いてもいないのに、判断しちゃいかんよね。反省

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 13:37 ID:oNZwgJmr>>834
ステサン117号にはなんて語られていたの?

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 14:04 ID:IW6gTV+R息子のロス・ウォカー氏のインタビュー記事で、クウォードのアンプを買う人で
ESLを買う人は10人に1人だそうだ。残りの人が電話してきて良いスピーカー
はないかと聞くらしい。答える方は他社のスピーカーを羅列しても参考にならないので、
クォードのこのモデルがエエよと答えられるように出した。ってなこと言ってた。
77用じゃないと言ってたけど、77用としか言いようの無いデザインだった。
というところから短絡的に言ってしまったの。許してね。

837 :779:04/08/01 14:43 ID:IvNeO9ssイヤホンで調べるとボリュームの前までは音が聞こえるが
それ以降は聞こえなかった・・・・・
テスターで調べた時は問題なかったんだけど持ちがいなくここが原因だろうな。
どうやって修理しようか検討中。

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 15:04 ID:fiwn9fkn>>837
ボリュームを分解して抵抗体と接点部分をふきとるべし。

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 15:10 ID:WwAyfTU4>>837
とりあえず、空いてる小さな穴から接点復活剤スプレーして、ボリュームを
何回か回してみるべし

840 :779:04/08/01 15:26 ID:IvNeO9ssそれはもうやりました。
今、もう一回取り外してテスターで調べたけど正常でした。
ところでVRについていたこの部品は何でしょうか?
ttp://from.milkcafe.to/cgi2/audio/img/2567.jpg

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/01 20:25 ID:QLj+XB4f>>840
アートな写真ですな。

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/02 00:09 ID:m6NHXiU2>840
抵抗にしか見えないが・・・

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/02 02:23 ID:NE9ZFjjz>>840
抵抗でしょう。

844 :779:04/08/02 18:30 ID:4PjEJMu7中心に穴が通っていて3.3ccと書いてありますが抵抗でしょうか?
後、基盤を辿っていくと右と左のICソケットに入っている
オペアンプの方向が逆の様な気がするんですが
これって関係有るのでしょうか?

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/02 18:49 ID:jeZGbB40>>779  スレ違いだって。
    
    http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/pav/1075559597/l50

846 :777:04/08/02 20:31 ID:JWjBNU0mまあ堅いこといいなさんな。
他に話題も無いことだし、書きこみ過ぎなければ、スレが沈んでくよりいいかな

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/04 00:00 ID:fZVT0Y7Pビンテージ物にとって故障は誰もが直面する壁では?

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/04 09:23 ID:e04gJEJr漏れは779のレスがスレ違いだとはまったく思わなかったが。
蓄音機がどうの持ち物自慢よりずっとスレに合った話題だよな。

849 :779:04/08/05 00:56 ID:hscMK/3xどうもです。
>>845
私はそのスレの前スレ1なのでこちらで聞く事も考えましたが
こちらで話した方が有意義だと思ったのでレスしています。

オペアンプの交換で音が変わるそうです。
44は交換が容易なので試してみては?
ttp://www7.ocn.ne.jp/~tochey/amp05.html

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 14:11 ID:jpC/OJ8q>>848
禿げ上がるほどに(実際そうだが)、同位
1人ウザイのが入ってきたからね

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 14:50 ID:cAXF5ezk44と66両方使ってるけど正直44より66のほうが好き。
44には出ていない音が多くある。少なくとも44はHiFiではない。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 17:34 ID:Kl7uN3jl>>851
へー。そんなものですか…。僕は44GYと606最初期型使ってるんですが、
かなり満足してましたww

44に出なくて66で聞こえる音って、どんな音ですか?聴いてみたいなァ…

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 17:45 ID:cAXF5ezk主に高域方向の情報量が66のほうは豊富です。44はよけいな情報を
切り捨てている感じ。逆にそれが聞きやすさにもなっている。

854 :852:04/08/05 17:48 ID:Kl7uN3jlほう。。音場感なんかはどうですか?

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 18:13 ID:cAXF5ezkLS3/5Aなので音場感はもともとなく、そこはよくわかりませんです。

856 :852:04/08/05 18:19 ID:Kl7uN3jl了解。ありがとう。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 22:38 ID:+5mhJkse> LS3/5Aなので音場感はもともとなく

とってもフォーカスがはっきりしたスピーカーのはずですが・・・

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/05 23:42 ID:8IjeODIk>>857
フォーカスと音場感は別問題のはずですが・・・

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/06 09:02 ID:mIggF75I853の「66」って、ひょっとして「66A」?

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/06 20:38 ID:rln2NcCpんでMODEL11買った人いないの?
どんな感じか聞きたい。
PMCに似てるよとかは無しで。

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/06 21:02 ID:+n2j1ftT>>860
自分も訊きたいです。
結構、スタイリッシュですし。

862 :779:04/08/06 22:58 ID:qeE3IpG4手許に405の図面が有るのですが何処で落としたかおぼえていません。
確か44の図面もそこにあった様な気がするのですがどなたか御存じでしょうか?
確か海外のサイトだったような・・・

863 :779:04/08/06 23:37 ID:qeE3IpG4オペアンプを逆に付けなおしたらなおりました。
やっぱりこれが故障?の原因でした。
DIN端子も接触が悪かったので気付くのに時間がかかってしまいました。
普通オペアンプを逆に付けたりすると燃えたり割れたりするそうですが
44は電源が弱いみたいだから死ななかったです。

皆さんどうもお騒がせしました。

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 09:07 ID:FGhi9hAcお疲れさまでした。
まったりと、QUADの音を楽しんでください。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 09:14 ID:5TB81yPc>860,861
2年前イギリスから取り寄せて、現在も愛用中。
低〜高域まで明瞭なのに、一切やかましくないのは
さすがQUAD。個々の音の分離が良く、奥行きも深い。
サイズを忘れさせる豊かさ、大らかさがあり、ゆったりと
音楽に浸れる感じ。


866 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 14:36 ID:tsaXPrv5俺も偶然865さんと同じく2年ほど使っているけど、
非常に良いと思う。865さんの感想はどれも同意。
俺は「ナチュラル」な音と言いたい。


867 :名無しさん@お腹いっぱい:04/08/07 15:38 ID:4x1/VwIS>>865>>866
カラーは4色あるようですが、お2人は何色を使ってらっしゃいますか?
あと、どこを見ても重量が明記されていないので、それも教えていただけると嬉しいのですが…

868 :866:04/08/07 17:00 ID:tsaXPrv5俺のはバーズアイメープルというベージュのような色です。
分厚い鏡面仕上げは丁寧でかなり高級感がある。
QUADという金色ロゴの入ったまっ白な袋に入っていて
おしゃれな感じを演出している。重量は部屋の体重計に
乗せてみたら5.4kgでした。

869 :860:04/08/07 17:44 ID:oLVAwKIR>865,866
インプレ感謝です。取り寄せてということは、あそこの関係者でも無いらしいので安心ですね(?)

正直自分最近この道に迷い込んだ者なんで今スピーカーを物色してるのですが比較ができないのですよ。
このMODEL11は中々お買い得な良い物みたいですが。実売8万なら買いかなぁ?

いまのところ、これかウィーンアコースティックのS-1を天秤に架けているのですがどっちがいいでしょう?聞くのは女性VOやJAZZが中心です。
外観や色は11だけどそれでスピーカーを選ぶのもどうかと思うし・・・
あーもし11を買えば見事なまでに特徴がないシステムになるなぁ。

まるで俺が関係者や・・・


870 :779:04/08/09 17:49 ID:aQ8VSaFrなおったと思ったら左側の音が極端に小さい・・・・_| ̄|○

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/09 20:00 ID:3PopxVor>>779
 ○| ̄|_

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/10 00:13 ID:aPzKOoAp確かにQuad11バーズアイメイプルはかっこいいな。
SPは5万ペアくらいにしようと思ってたが、検討してみるかな。

873 :779:04/08/10 18:34 ID:cS0Dg3eT出力端子付近の抵抗をテスターで計ったらめちゃくちゃだった・・・・・_| ̄|○

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/10 22:47 ID:aQWLc6R6>873
つーか、あなたの修理方法(?)がめちゃくちゃなような(ry

875 :779:04/08/11 08:54 ID:t3C/KiDRみなさん、す・ま・そ・・・・_| ̄|○


876 :777:04/08/11 08:59 ID:t/KtIyRD>>779
ギブアップでつか?
ところで前のオーナーに修理歴や中いじったかどうか聞いてみたら?

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/11 14:41 ID:t/KtIyRD
ところで、606のインプットのRCAプラグがぐらぐらしてるんだけど、
やっぱり開けて直すべきかな。606開けた事ある人、開け方教えて下さい

878 :779:04/08/11 16:03 ID:ap8etTQi>>875は偽者です。

>>876
教えてくれなかったのである程度の事は覚悟しています。
抵抗を買ってきたので暇ができたら修理します。


879 :779:04/08/11 17:55 ID:ap8etTQi基盤を外して抵抗をちゃんと計ったら問題無いじゃ無いか・・・・_| ̄|○
ケーブル点検しなおそ。

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/11 20:25 ID:t/KtIyRD>>779
前オーナーが教えてくれない…!いじりすぎて分けわかんなくなったのかっ!!

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 08:46 ID:0hCLI8kv>879
竹槍でB29を打ち落とそうとしているような(ry

882 :779:04/08/12 13:12 ID:eiCv8wvF>>881
どちらかと言うと電気無しで洞くつを探検している気分です。
抵抗を全部交換しても直らないんでDIN端子の配線の
「なんでこんな所に繋がっているんだ?」という違和感のある所を外してみたら直りました。
でもなんでこんなにゲインが高いんだ?
音量を最小にしても結構大きめで音が聞こえるぞ。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 13:16 ID:ZMSju6sH>>862
ttp://www.geocities.com/ResearchTriangle/Lab/6722/

884 :779:04/08/12 13:48 ID:eiCv8wvF>>883
44の図面が無い・・・・・・_| ̄|○


885 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 14:27 ID:ZMSju6sH>>884
そんじゃこれは?
ttp://iquebec.ifrance.com/quadfranco/schemas/schemas.html


886 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/12 16:44 ID:HX7BUqoB>>883
参考になるかどうかわからんがこんなのもある。

ttp://www.asahi-net.or.jp/~zh7y-tkyn/QUAD.htm

887 :779:04/08/12 19:02 ID:eiCv8wvF>>885
有り難うございます確実に直りました。
DIN周りの配線がデタラメだったのでなおしました。

888 :777:04/08/12 21:05 ID:T29yyCuHなんぢゃそれはっ!!

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/13 00:50 ID:80aZfbYA>887
ちゃんと左右の音が出てるか確認したかな?

890 :779:04/08/14 16:32 ID:GTLnfT6Z>>889
もちろんです。
後はエージングするだけ。

891 : :04/08/15 16:22 ID:wMqjUzKZQUADのMODEL11Lって、2003年度のWHAT HIFI誌のスピーカー部門の
Product Of The Year 受賞してるんだね。

http://www.hifisuppliers.co.uk/website/whathifi2003.htm

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/15 21:11 ID:OeA0bA51>890
あと一回ぐらいはどんでん返しがありそう

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/16 17:09 ID:EUlb9EMtあることを祈る

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/17 16:22 ID:iCc2SWScよし、漏れの自作SPにQUADってロゴを貼り付けて
100万円で売り出そう。買う椰子いるよきっと。

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/17 18:21 ID:IcHQJMJu買う椰子>>1

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/17 23:12 ID:IcHQJMJu
誰か、助けて!!606のカバーの開け方知ってる人いないかな?

897 :896:04/08/19 22:56 ID:6/Z8XEta
いざとなるとホント当てにならない香具師らだなぁ…自分で開けて直しちゃったよ!プンプン

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 10:10 ID:4wS5gKy5自分で開け方わからないようなヤシが開けて直せるわけないから
教えない方が親切、って判断だってあるんですよ。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 15:16 ID:xJQNKwTG>898
たぶんゴキブリでも入り込んでいただけだろう。

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 17:14 ID:7zI37Np4 

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 17:37 ID:nsLdKdJa896が自分で開けることが出来たんだ。
皆で喜ぼうじゃないか。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/20 18:15 ID:4wS5gKy5しかし同時に中古としての価値は半額以下になったわけだ。

903 :896:04/08/21 03:46 ID:qob7KlP7
まったく心無い連中だなァ…w

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 06:36 ID:8zj/38qOQuadって電圧切り替えで200Vで使えるよね。
200Vで使えば少しはましな音になるかいな?
単三があるし200Vのストレートと逝くか。

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 07:24 ID:zrKR9760>>896 最悪な性格してんなおめーは。こんな奴がQUADつかっていr

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 07:36 ID:x8HD+KnG上品な機械を使ってる人が皆上品なわけじゃありません。
車だってそうでしょ。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 07:48 ID:Jbga9T2y私はアウディ海苔です

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 07:50 ID:GEL+FzrC上品な機械を使ってる人は皆上品だ。

唯、上品な人が性格が良いという訳ではないというだけの事だ。


909 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 11:14 ID:ltyoYVLu私は自分で車のボンネットを開けたことがないです。
自分でいじると悪くなりそうなので。

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 11:54 ID:QV/vO5NI上品な人だ、、、

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/21 12:29 ID:ltyoYVLuそんな私も中学生時代は自作でアンプやラジオを作っていました。
でも、精密工業製品の内部は自分ではさわりません。
「機械の調子がいいうちは中をさわるな」という兄の教えからです。
そのおかげか、新品で買ったオーディオ、車はまったく故障しません。


912 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 07:25 ID:ijR4OWR2「機械の調子がいいうちは中をさわるな」
けだし名言ですね。私も肝に銘じます。

といいながら昨日も調子の良いカメラを
開けてしまった....

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 08:38 ID:nNdMFmtsアンプ関係を長もちさせる最大のコツは、ごく当たり前だけど
電源スイッチはパワーアンプから遠い順に入れ、切る時はパワーアンプ
から切る、電源オンオフ時は必ずプリのボリュームをゼロに絞る、
ということにつきるんじゃないですかね。

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 08:57 ID:ijR4OWR2うちは全部常時電源入れっぱなしなので
そのティップスはあまり関係ないですね.....

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 09:07 ID:h6SUgfJv切る順番は知ってたけどボリュームは知らなかった。
ありがと。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 09:12 ID:nNdMFmtsそうしていればガリが出にくくなります。

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 10:23 ID:MEDsuuax>>913
だが405にはスイッチが無い。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 13:26 ID:HWprksoC>>917
34,44などの連動コンセントで集中管理、が
メーカー推奨の使い方ですね。そうすると
パワーから切る、という使い方はできません。

919 :779:04/08/23 00:47 ID:5bnAOcy4新たな故障が・・・・・・・・・_| ̄|○
スイッチが切れない・・・・・・・_| ̄|○

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/23 00:49 ID:KNbX1mwT_ ト ̄|○

921 :777:04/08/23 11:56 ID:t5E4l8Pm>>779
今までの経緯書いて、ヤ府置くに再出品してみたら?
無茶苦茶手の入ったジャンク品にいったいいくらの値がつくか見てみたい。

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/23 12:57 ID:fWeXLaKJ>919
お待ちしておりました

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/23 22:10 ID:YPDS4nDuあんた等ひどいな(w

ところでMODEL11って逸品官以外で扱ってる?
あまり見ないよね?

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/24 22:44 ID:P/73omRB>923
そーゆーあんたも喜んでないか?(w

925 :779:04/08/24 23:34 ID:4oJMaxbl直した。
どう最中で端子が張り付いていたらしい。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 09:34 ID:5nUtPc4O>779
>直した。

乙。

>どう最中で端子が張り付いていたらしい。

落ち着いてください。

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 20:57 ID:6hOIvTGq>>923
LAOXの秋葉原本店3Fに置いてあったよ。

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 01:42 ID:t8gfMzQr>925
モナカでも食って一休み汁

929 :名無しさん@お腹いっぱい:04/08/27 11:50 ID:4cZQ035L>>927
それは試聴できるのですか?

930 :杉ちゃん:04/08/27 12:41 ID:t3EwL7NN亀レスですが・・・
66CDが震災でもんどりうって壊れたので、67CDに代役させたが、この
CDPは時々CDを飲み込んだまま吐き出さないトラブルが出て、やむなくA
RCAMに替えたことがあります。やはり、CDM−4とCDM−9では安定
度の違いが有るのでしょうか?

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/27 20:03 ID:vQITy+rV>>929
分からないけど、たぶんできる。
スピーカーが沢山並んでる、試聴スペースみたいなところにおいてあったから。

ちなみに11L買う前に散々迷ったスピーカーと並べて置いてあって、
ここで直接比較できたのかと愕然とした。
11Lには満足しているのだけど、あえて聞き比べる勇気は出なかったなあ。


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/29 18:30 ID:YikrdgaH俺も11L買ったー
届くの楽しみー

933 : :04/08/31 00:54 ID:9xp1juXz11Lのレビューまだあ?

チンチン

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/31 05:45 ID:PLOTXi3Iショップから連絡来て在庫薄で発送は来月末か再来月頭って言われた・・・orz
そんな。

935 : :04/09/03 22:10 ID:nAvd9Rth11Lの海外のレビューを読むと、低音はまあそこそこ、って感じで
サイズに似合わず脅威的に伸びてるって感想はあまり見かけない
んだけど、逸品館と反対だな。どっちが正しいんだろう?
レビューきぼん。

http://202.186.86.35/audio/printerfriendly.asp?file=/2004/2/19/audiofile/19quad&sec=audiofile
http://www.tnt-audio.com/casse/quad_11_12_e.html
http://www.reviewcentre.com/reviews5765.html
http://ecoustics.audioreview.com/pscAudioReview/Speakers/Main+Speaker/11L/PRD_290028_1594crx.aspx

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/04 09:01 ID:UjqL/fg4>935
「脅威的」かどうかはわからないが、(あのサイズではという
意味だろうし、、、)俺の持っているスピーカで比較すると、
HARBETH COMPACT7 ES2よりは出ないが、DALI ROYAL TOWERには
負けてない(同程度)と思う。
低音が突出してるわけではなく、もっと自然なバランスのスピーカ
でしょう。

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/05 18:35 ID:c1laTVOV>923

今日ヤマギワ本店言ったら11L(ローズ)おいてましたよ。
試聴可能です。外観の質感はなかなか良かったです。ちなみに
モニオのradiusのトールボーイもありました。

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/05 18:36 ID:c1laTVOV>923

今日ヤマギワ本店行ったら11L(ローズ)おいてましたよ。
試聴可能です。外観の質感はなかなか良かったです。ちなみに
モニオのradiusのトールボーイもありました。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/05 20:17 ID:F40r4qIK>923

今日ヤマギワ本店言ったら11L(ローズ)おいてましたよ。
試聴可能です。外観の質感はなかなか良かったです。ちなみに
モニオのradiusのトールボーイもありました。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/05 20:23 ID:F40r4qIK>923

今日ヤマギワ本店逝ったら11L(ローズ)おいてましたよ。
試聴可能です。外観の質感はなかなか良かったです。ちなみに
モニオのradiusのトールボーイもありました。

941 :名無しさん:04/09/05 21:08 ID:01GH8F5v923、答えてあげないと永遠に続きそうだから返事してあげなさい

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/05 22:02 ID:c1laTVOV940です。
まぁいっかと思ってましたが一応弁解。
実際のところ
「書き込む」を押した時「行った」を「言った」になってるのに
気付き慌てて「中止」をクリック(でも間に合わなかったみたい 
シクシク)で書きなしたはずが、今度は「逝った」になってた
(謎だ)。
なんで、永遠には続きません(お恥ずかしい失敗です)。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/06 22:27 ID:J2tDtyEvところで皆さんケーブルは何を使っていますか?
私はBelden STUDIO 716Mk2 でいいかなと(w

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/06 23:14 ID:RVDowJ90で、試聴しなたったの?


945 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/06 23:53 ID:UvgJJxvYみんな日本語を勉強汁!

946 :(=゚ω゚)ノぃょぅR ◆iqtHplA1pc :04/09/07 00:05 ID:rP6eCwh3ょろしくおながぃしみゃ!先生!

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/12 19:19:10 ID:Sf18IART
古い44や66あたりは最近、やふおくで値崩れしてるけど、もういっちょ上がり
かなぁ…古すぎて

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/12 19:29:57 ID:kgIOQYWzベルデンは低音ブヨブヨに

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/12 21:06:29 ID:WYG+YrNRドキュソな質問で恐縮なのだが、友の友が英国使用のQUAD ESL譲ってくれるって言うんだわ。
今まで海外規格もの使ったことがないからわかんないけど、変圧器とか買えばある程度は使えるようになるのかな?
GBって確か240Vだと思ったが。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/12 21:34:27 ID:bZSwCV3P変圧器があれば問題ないよ。

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/12 23:35:58 ID:Oye6p+6a>949
ESLは電圧切り替え付いてるだろ

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/13 00:09:33 ID:sahrGivRありがとうございます!QUADと相性いい変圧器ってあるんですか?
ってアキバ行けって感じか……?

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/16 13:06:59 ID:H+CEtZdB

相性いい変圧器?w


細木のババァに相性占ってもらえアフォw

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 23:52:12 ID:PwGOQDZs
(・∀・) 正直、音の善し悪しなんて、まるでわかってない俺だけが真の勝ち組!


955 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 01:41:08 ID:2akx0aac>>954
いいこと言うな

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/19 16:07:35 ID:mTIQLng7QUADはほどほどで良い音でるように出来てるので、あまりケーブルとか
付属品に拘らなくてもよい。でもセッティングと電源にはある程度(パワー
アンプ本体価格くらい)金掛けたほうが良い。


957 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/19 16:56:15 ID:SJw55uny>>956
でも付属品の細い電源コード、電気屋で売ってる数百円の電源コードに替えたら
音が段違いに良くなったけど。
邪道でしょうか。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/19 20:21:43 ID:VvndJEtD>>957
>でもセッティングと電源にはある程度(パワーアンプ本体価格くらい)金掛けたほうが良い。
よくよめ

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/20 00:10:01 ID:AU0kOuBp>956
パワーアンプ本体価格くらいが「ある程度」???

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/20 01:03:27 ID:0tgtF/Ox>>956の「セッティングと電源」がどこまでを意味してるのかは不明だが、
ケーブル類すべて、ラック、及びその他一切(インシュレータ等)を含むんなら、
パワーアンプ程度である程度だと思う。
そもそもQUADのパワーアンプってそんなに高くないしね。

もっとも個人的には、あえてケーブル類にこだわらないのが
QUADらしい使い方だと思います。

961 :956:04/09/20 01:48:10 ID:dbci0h4b説明不足でしたかな(^^;
>「セッティングと電源」
本国でさりげなく使うのと同程度の音をわが国で出そうとすると、100v電源の
雑音追っ払ったり、ふにゃふにゃの床を少しはまともに補強したりするのに
少なくとも20マンくらいはかかると言いたかった訳で、そういう住環境に
既に恵まれてる人は、それこそ、QUADらしい凝り過ぎない、さりげない
使い方ができるだろう

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/20 02:24:16 ID:0tgtF/Oxなんだ、釣りか。

963 :としぼ ◆AYAYA/.TeY :04/09/21 01:37:27 ID:5anAABs8
63PROのヤフオクだけど、下の紹介文コピペの「電源を入れないで駆動」て
そんな使い方もあるの?

「110Vの世紀品のものの様で出品にあたりテストしましたが、
電源を入れての駆動ですと片Chのみプチプチというノイズが出ています。
電源を入れないで駆動ですとノイズは出ませんでコンデンサースピーカーらしい美しい音で鳴ります。」
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h19302783

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/21 01:54:51 ID:GaGE1Baq
>963
チャージが切れるまでは音は出るだろうけど。
それにしても40万とはビックリ

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/22 16:27:01 ID:9PZuChMv11Lの話題が全然でないね。一品間が作ってたりして。
本当にQUADか?誰も買わないの?

966 :名無しさん:04/09/22 18:56:11 ID:hO9goqz1>>965
私も凄く気になっているんですよ。
あのお店お勧め品には悪い印象を持ったことがないし、
あそこまで褒められていると欲しくなっちゃいます…

967 :名無しさん@お腹いっぱい:04/09/22 23:30:13 ID:EQGeGFDg>>965
今週末開催の東京インターナショナル・オーディオ・ショウで、
輸入元のロッキーの展示が、交通会館であるそうです(国際フォーラムじゃなくてね)。
全部のカラーが揃っており、きちんとした形で試聴も出来るとのこと。
8月にラオックスに置いてあるヤツを聴き、
ストレスや窮屈さといった言葉とはまるで無縁のその音に惚れて、
ほとんど買うつもりにはなってるんだけど、最終決断は週末にするつもり。
色は、ローズウッドかバーズアイかで迷ってるんで、実物を見て確認します。

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/23 07:29:19 ID:ysbwyV8K11Lだけじゃなくて12L、21L、22Lも販売しる!!

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/24 00:51:00 ID:Ss2KrcElてか22と IIでもういいじゃん
それ以外ゴミ

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/24 12:08:11 ID:jb0JifHB>>969
こういう人に限ってメンテ不良のゴミ22を
喜んで使っていたりする。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/24 21:31:17 ID:lUisgL7Q交通会館…
あれから一年か。
44EV、405EVが大ウソだったか、どうか解るわけね。
楽しみだわ、ケケ。


972 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/25 06:44:25 ID:RJJTwFxbhttp://www.phileweb.com/news/d-av/200409/24/11293.html
44EV/405EVには一言も触れてない…
写真も一枚もない…

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/25 19:43:44 ID:TmKbEeW9>>967 ・・・でなくとも良いのですけど

東京インターナショナル・オーディオ・ショウに行った方11Lのインプレ御願いしますね。
自分も気になってるけどいかれへん・・・
音質の評判が良くてデザインが好みのSPって他にないしなぁ・・・
買うならピアノブラックかな?

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/25 22:34:52 ID:k5qtgQKs11Lのバーズアイ買いました。
NHK−FMのジャズやクラシックがとても楽しく
聞けます。コーヒー飲みながら秋の夜長を楽むのが
最近のお気に入りです。
しかしJ−POPなどでエッジを効かせたサウンドは
つまらなく感じます。

高級感があり、見た目の小ささと違いドッシリとした音で
オススメですよ。


975 :寄道好:04/09/25 23:49:20 ID:/gu82Nx0いやはや、かなりマイナーなのによくのびました。

次ぎスレたててみました。
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/pav/1096123501/l50

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/25 23:55:35 ID:dBMOzbIu今日、交通会館のハイエンドなんたら行って来たけど、
44EV、405EVは影も形も無かったよ。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/28 17:06:17 ID:iXfcbQgkQUADやる気無し。

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/29 09:52:23 ID:lg5MFcz1>>977
やる気がないのはロッキー。
クオード本社はやる気まんまん。

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/29 14:00:09 ID:BJRsC/vW>>978
その通り!ロッキーに修理に出すと、簡単な修理でも3ヶ月。対応も悪いし、
単なる行って来いの連絡だけでも平気で1週間かかる。蕎麦屋の出前じゃあるまいに
何を勿体つけてるんだ??

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/01 21:49:11 ID:yzTP3fzg970 はQUAD持っていない
故にロッキーのほうがまし
ロッキーはQUAD扱ってるんだから褒めてあげよう!

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/03 08:38:39 ID:IDFVjHtLでも44、405EVで大嘘ついたから揺る線ね。
それに較べてサウンドボックスの方が遥かに真摯な気がする。
99シリーズも扱ってるしね。
だれか99シリーズ使うてる人、インプレしてください。

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/03 16:02:05 ID:wCU5JQiR>>981
通りすがりの者ですが、お呼びがかかったようなのでレス付けさせて頂きます。

当方REVOX B226の後釜として99 CD-Pを使っています。
音ですが、円満ながらリッチな音色で豊かに鳴るという印象です。
古い録音も非常に滑らかで、楽しめる鳴り方をします。
海外レビューで“gorgeous”といった評価を見かけましたが、わかる気もします(もちろん“gorgeous”と言っても派手さやけばけばしさとは無縁です)。
B226との比較では、B226のどちらか言うとシリアスな表現に対してもう少しゆったりと構えた感じで、B226よりやや角が丸く、やや太く、やや量感がある感じです。
B226にあった独特の生々しさという面では半歩後退といったところでしょうか。
当初高音域にやや過剰とも思える響きが乗っていましたが、実働200時間を超えたあたりからは完全に落ち着きました。

これに辿り着くまでに、メリディアン、オーディオリファインメント、クリーク、アーカム、オーディオアナログと試しましたが(このうち前三者は過去に実際に所有)、
どれも一長一短で満足できず、結局賭と思って試聴もせずに購入したこの機種だけがB226の後を任せるに足る結果になり、個人的には大変満足しています。

ちなみに使用アンプはQUAD 6シリーズ、スピーカーはスペンドールLS3/5Aです。

長々と失礼しました。
ご参考になれば幸いです。

983 :981:04/10/03 16:31:05 ID:fIrx18Es>>982
あっ、ありがとうございます。
通りすがりの方にこんな貴重な情報をいただけるなんて。
99CD-P欲しくなってきたー。


984 :982:04/10/03 18:27:41 ID:wCU5JQiR>>983

982の補足ですが、少しネガティブな情報も付け加えさせて頂くと、外装仕上げについては特に感心する程の物ではありませんし、使用開始早々ディスプレイの一部エレメントが点灯しなくなったり、
付属リモコンが間に合わせ的な物なのか、プログラムメモリーに対応キーが無く、結局プログラム機能が有名無実化していたりして(99Preのリモコンを別途取り寄せれば全ての機能が使えるようですが)、
細部では詰めの甘さが感じられないではありません。
また海外機種にありがちなこととは言え、ディスクの読み取りがシビアで、以前に愛聴していたCDがかからずちょっとがっかりさせられることも、たまにあります(B226でもまれに同様な現象が起こりましたが、
B226は何とか読み込もうと頑張るのに対し、99 CD-Pはさっさとあきらめてしまいます。まあその方がメカには負担が少ないのかも知れませんが)。

それでも出てくるサウンドからはQUADが昔の良さを取り戻しつつある手応えが感じられますし、その意味では上記の些細な欠点に目をつぶって使い続ける気にさせる魅力は持ち合わせているように(少なくとも私には)思えます。

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/03 23:46:47 ID:JZ8/MyB1     『プラウドタワー二子玉川』好評、申込登録受付中!

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                         (21階)
  ◆パーティルームとして利用可能なバンケットルーム(21階)
  ◆お客様を招く迎賓の間、ゲストルームも用意(21階)
  ◆愛車を守る地下駐車場
  ◆各フロアにて毎日可燃ゴミが出せる回収サービスの導入
   充実した利用頻度の高い共用施設・サービスを設置し、
   入居者皆様の日常生活をサポートします!


986 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/04 02:33:25 ID:mJuzU6AOSTAXの静電スピーカ

ESL←ココで目から鱗が落ちた

ESL63

そのまま今に至る
https://hobby5.5ch.net/test/read.cgi/pav/1065539700


31. 中川隆[-13431] koaQ7Jey 2018年7月09日 12:56:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16399]

音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) BELDEN 8412 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) VITAL VAM-265   
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/879.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) neumann ケーブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html

スピーカケーブル BELDEN 8460 (撚線, 18GA, 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/885.html

スピーカケーブル BELDEN 8470 (撚線, 16GA, 1.309mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/886.html

スピーカケーブル BELDEN 8473 (撚線, 14GA, 2.081mm2) 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/887.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 18GA (撚線、 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/882.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 16GA (撚線, 1.309 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/883.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 14GA (撚線, 2.081 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/884.html


32. 中川隆[-13429] koaQ7Jey 2018年7月09日 16:27:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16399]

オールド QUAD のアンプや ESL63 に合うケーブルは


アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) neumann ケーブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html

スピーカケーブル BELDEN 8460 (撚線, 18GA, 0.823mm2):推奨距離 片側2m前後
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/885.html

スピーカケーブル BELDEN 8470 (撚線, 16GA, 1.309mm2):推奨距離 片側3m〜4m
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/886.html


でしょうか。

因みに、ESL63 の スピーカーケーブルの端子がバナナプラグに変わる前は細いケーブルしか入らないバネ式端子でした:


ハイファイ堂メールマガジン QUAD ESL-63の感動
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/140509/index.html

QUAD ESL63 禁断のKRELL
発売が1981年製の年代物のため、メーカーの仕様ではスピーカー端子は
バネ式で、細いケーブルしか使用できない。端子交換品が良い。
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html


33. 中川隆[-13430] koaQ7Jey 2018年7月10日 09:23:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16429]

スピーカー・パワーアンプ切り替えにはノイトリック社 スピコンを使おう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/888.html

34. 中川隆[-13454] koaQ7Jey 2018年7月11日 11:31:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16474]

良いケーブルの見分け方 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010年04月25日


長い事仕事で「技術畑」をして来ますと「慌て者の間違い」や「うっかりの間違い」が多い事に気づきます。

例えば「ケーブル」の評価を例に挙げますと、接続して15分くらいで判断される方がいます。長くても1週間くらいで判断される方がほとんどだと思います。

私の場合「ケーブルの評価」は最低3カ月から半年をかけます。技術者は「観察力」を磨かないといけないと思っています。物事には「理屈」が有ります。「なぜ良いのか?」、「なぜ悪いのか?」の理屈が判らないと「まぐれ」になります。「まぐれ」はそうそう来ません。

「まぐれ」で良いケーブルを見つけた場合、その根拠を明らかにするには「仮説」を立て証明実験をして行く事になります。・・・と地道な積み重ねが必要です。

ケーブルの場合、「評価するケーブルの性能が抜群に良い」と一般の方は「ダメ」の烙印を押すのが一般的です。何故ならその1か所だけを交換しても「バランスを壊す」からです。試しの1本のケーブルでは一端ぐらいしか判りません。それを全てのケーブルに入れ替え、「馴染ませた時」のサウンドが想像できれば、ケーブル交換も楽しくなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bc47ce9089e35f592bc795b4664fd9d9


35. 中川隆[-13453] koaQ7Jey 2018年7月11日 11:37:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16474]

楠 薫 ■ オーディオ隔離病棟 ■
〜 電線病病棟:スピーカー・ケーブル 〜
http://www.kusunoki.jp.net/audio/cable/speaker_cable.html
http://www.kusunoki.jp.net/audio/experiment/ex20130617.html
http://www.kusunoki.jp.net/audio/experiment/ex20130623.html

TANNOY Reveal 601pのケーブル選び


WE-AIW 14GA SP cable

で、JPSの赤黒ケーブルを見ていて、ふと、PRO CABLEのWebにWE(Western Electric)社の 同じような赤黒スピーカーケーブルがあったな、と思い出し、A.I.W社による復刻版の14Gモノを注文してみました。

Webには6〜8mの長さで接続するのに最適な太さ、とありますが、テストなので、2mと長さ的には短くなっています。 お値段は1,900/mと、少々高め。でも、WEを扱うヴィンテージショップでは、3,000円を超える値段で売っていたりします。
そしてこの音!

未だにWE(Western Electric)社を信奉する方々がいらっしゃる理由、わかる気がします。

JPSでも楽しかったのですが、こちらはさらに芯のある、メリハリの効いた音です。逆に言うと、JPSの方が少し高分解能で、 音を解きほぐして聴かせていたのかも知れません

ジャズには本当に良いかと思いますが、拙宅ではJBLのスピーカーターミナルの付け替えは面倒なので、ソナスファベールの ストラディヴァリで試してみました。
すると、ちょっときつめの音で、分解能が現在使用しているAET Evidenceと比べると少々劣るので、クラシック音楽用の 高解像度スピーカー向きではないと思います。でも、楽器の質感が正確に描き出され、芯のある音は、さすが、です。

WE-AIW 10GA SP cable

一度、WEのケーブルで味をしめると、さて、オリジナルの太いタイプはどうだろうか、と気になります。

そこで、PRO CABLEのWebで一番太いWE 10Gモノ、取り寄せてみることにしました。
お値段は2,100/mと、昨今のスーパーケーブルから比べたら、100分の1くらい、です。

これはWebによると13〜16m用とのことですが、テスト用なので、2mで使用しています。

その音ですが、聴いた瞬間、「マッチョだぁ!」と、笑ってしまいました。

音像は14GAに比べて少し大きめ。すべての帯域に渡って芯のある音がします。 さらに低域の力強さは、半端じゃないです。14GAでは低域はこの半分くらいの印象でした。 聴感上は低域の出過ぎなのでしょうが、小型スピーカーを使用しているので、どうしても低域不足が否めず、それを 補う意味でも、この太いタイプのスピーカーケーブルは、「トーンコントロール無しでケーブルだけで低域の量感アップ」を 図ることが出来る、魔法のケーブルと言って良いかも知れません。

でも、本来の使用方法ではなさそうで、ケーブルを長く伸ばした時、低域のエネルギー感が失われていくのを考慮して、 スピーカーケーブルとして10m超える長さを引き回す時に最適にチューニングされているのかも知れません。

ちなみに、10GAのこのケーブル、ぎりぎりReveal 601pのスピーカーターミナルの真ん中の穴を通すことが出来ます。 ただ、少し曲がっていたり、撚れていたり、線がはみ出ていたりすると、駄目です。そういう場合は、再度、ケーブル・ストリッパー 等を使用して、真っすぐ、綺麗に外皮を剥いてやり直してやると、きちんと収まります。


BELDEN 8477 12GA SP cable

安くて音の良さそうなスピーカーケーブルと言えば、PRO CABLE で入手可能なベルデンが思い浮かび、 12GAモノ8477 を取り寄せてみました。700円/mと、かなり安価です。

そしてこの音、どこかで聴いたことがあるな、と考えを巡らせ、思い当たりました。

そう、ベルデンの3芯のインターコネクトケーブル BELDEN8423 の みずみずしく、色彩感豊かで、空間分解能に優れ、楽器の立ち位置、前後感まで手に取るような音。あの音に似通っているのです。

さらに音にスピード感があり、透明感もあって、WE-AIW製10GA の SP cableのように、力業で低域をぶん回すような鳴らせ方はしません。 ただ、それを「低域が軽い」「重量感がない」「高域の芯が乏しい」と感じる方がいるかも知れません。
ジャズのシンバルが派手に鳴ってくれるという意味では、WE-AIW製10GA SP cable に一歩譲りますが、クラシック音楽にはこちらの方が 相性が良いかと思います。それでいて、スピード感、色彩感があるので、個人的にはジャズもけっこう気に入っています。

それからもう一つ、注意しないといけないのは、鳴らし始めは低域が出ないし、出てもモッコリ、切れの悪い、寸詰まりの音です。

AETのEvidence もそうですが、1日目はひどい音でガッカリさせられます。ここは我慢のしどころで、「100時間鳴らしてから評価しよう」 とのんびり構えるくらいにしておかないと、エージングが進んできて音に色彩感が出始めていることに気づかず、ブチ切れてゴミ箱に放り 込まないとも限りません。それくらい、鳴らし始めは、ひどい音です。(笑)

欲を言えば、もう少しローエンドが伸びている感じが欲しい。WE-AIW製10GA SP cable で聴かせてくれたあの低域が耳から離れない せいかも知れません。でも高域のみずみずしさ、分解能は、圧倒的に BELDEN8477。悩ましいところです。


で、最終的にスピーカーケーブルはどれになったかって?

それは、やっぱり「聴いてて楽しいWestern Electric 10GA」。
ミーハーと言えば言えなくもないんですけど、せっかくオーディオやるなら、楽しくないと。

でも、これは高解像度クラシック音楽用システム、ソナスのストラディヴァリがあるから可能な選択と言えなくもありません。
もし、オールラウンドに、となったら 8477 を選ぶ可能性の方が大きいかも知れません。


36. 中川隆[-13448] koaQ7Jey 2018年7月11日 16:02:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16474]
>>32

訂正
>オールド QUAD のアンプや ESL63 に合うケーブルは
>アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) neumann ケーブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html


ESL63 の場合はノイマンよりベルデンの方が合いました:

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) BELDEN 8412 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html


37. 中川隆[-13447] koaQ7Jey 2018年7月11日 16:20:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16474]

楠 薫のオーディオ三昧 ■ オーディオ隔離病棟 ■
〜 電線病病棟:インターコネクトケーブル 〜
http://www.kusunoki.jp.net/audio/cable/interconnect_cable.html

BELDEN 8412 RCA

PRO CABLEのWeb pageでレファレンスのように書かれてある、 BELDEN8412 RCA 1.5mも入手、試聴してみて、拙宅のJBL DD66000にも通じる、グイグイ押して来る、スタイル抜群のボディコン・アメリカ娘的サウンドだなぁ。 肉感も抜群で、弾け方も並じゃない。 アメリカの録音なら、こういうケーブルが合うのだろう、と感心して聴いていました。

ノイトリックのRCAプラグを使用しています。WBTよりもクリアな感じがするのですが、実際、どうなんでしょうか。

BELDEN 8412 gold XLR 1.5m

ひょっとしたらBELDEN8412もXLRタイプなら印象が違うのかもしれないと思って、XLRタイプでドンシャリにならないよう、 プラグはノイトリックの金メッキタイプを取り寄せてみましたが、高域の鋭さは透明感が少し加わって聴きやすくなったくらいで、 やっぱりBELDEN8412はXLRになっても、BELDEN8412でした。

ほんと、こんなにグイグイ迫られたら、暑苦しくてたまらんわ、なんて思っちゃいました。(^^; 逆に、システムに活を入れるなら、こういうケーブルが合うのかも知れません。

BELDEN 88760 & 88770

赤の外皮が目に鮮やかな、オールテフロン絶縁の左側の写真、 BELDEN88760 や、それを3芯にした右側の写真、 BELDEN88770 もベルデンのケーブルの中では評判が良いようなの で取ってみました。

こちらでは2芯、3芯で音の差がそれほど感じませんでした。88760,88770では音がスピーカーいっぱいに広がり、音像がややボケる傾向にあります。

美音で浮遊感と広がりがあって聴いていて心地良いサウンド、とおっしゃる方もいますが、私、個人としては、実体感が薄れて しまうような楽器の鳴り方には慣れていないせいか、聴いていて気持ちが落ち着きません。

BELDEN 8423 silverXLR 150cm

たまたまBELDEN8412の下に3芯の BELDEN8423 というのがあって、バランス専用とのこと。 拙宅はバランスケーブル を使用することが多く、以前、LINNのDSにバランス接続で聴いたらRCAより透明感があって良い結果だったので、ものは試しと、 プラグはノイトリック・シルバー・タイプ XLR1.5mを取り寄せてみました。

これが驚きで、確かに BELDEN らしい、押しの強さの片鱗はありますが、8412 のような押しつけがましさがそれほどではなく、 高域が色彩感が豊かで、みずみずしく、透明感があります。

低域のモッコリ感もなく、実際はローエンドはEvidenceほどは出ていないようですが、とても伸びやかなように聴こえます。

しかも、しっかと地に足をつけ、実体感のある、音像がクッキリ描き出されるところは、NEUMANNのケーブルにも通じるようです。

ただこのケーブル、バランス専用なので、残念なことにRCA タイプは製作上出来ないとか。

BELDEN 8423 goldXLR 150cm

プラグがノイトリックのシルバーとゴールドではどう音質が違って来るのか興味が沸いたので、金メッキ分も取り寄せてみました。

銀メッキと較べて音の華かさが少し劣るものの、音像が引き締まって、音像がさらに明瞭になった気がします。それが逆に 音がこぢんまりした、と感じる方がいらっしゃるかも知れません。

微妙な違いですが、音が散らない、余韻が広がりすぎないのも銀と金メッキの違いかも知れません。

これは同じ金メッキの7mのロングタイプで聴いても同じ傾向で、長く伸ばしても音がダレたりしない点は秀逸かと思います。

銀メッキにしても後述の NEGLEX2534と較べて華かさの点では一歩劣りますが、音像をキッチリ余韻部分と本体部分を描きわけ、 NEUMANN のケーブルのように質感を正しく表現する点はさすがです。

ケーブルが NEUMANN ほどではないですが、柔らかくて比較的取り回しがし易いのも有り難いですね。

個人的には金メッキの方のキッチリした鳴り方が好きですが、シルバーの伸びやかさも捨てがたく、もう、ここまで来ると、 好き好きですね。

シルバーにせよ、ゴールドにせよ、この8423は、数あるケーブルの中でも白眉と言えましょう。

Evidence ほど情報量はないようですが、ソナスファベールのストラディヴァリほど解像度がないReveal 601aには負担をかけずに、 かえって好都合なのかも知れません。
クラシック音楽用メインシステムのFirst Watt SIT-1はRCA typeだけで、バランス入力がないため、残念ながら試すことが出来ていません。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/cable/interconnect_cable.html


_____

NEUMANN XLR 150cm

最初にテストしたのは手持ちの切り売りケーブルをWBT WBT-0147 Midline Miniature RCAで自作したものです。

元来はノイマンのU87Aiなど、著名なハイグレード・コンデンサー型マイクロフォンに接続するためのマイクロフォン用ケーブルです。

現在、このケーブルはPRO CABLEで販売、国内入手が可能です。

ちなみにWebでの価格ですが、ノイトリックのXLRのオス・メス金メッキプラグを付けても、\5,400です!

最初のテスト用での音ですが、シンバルの金属的な音がしっかり芯があって、粒立ちが良いのにドンシャリにならず、 低域はそれほど伸びてはいませんが、モッコリ感した寸詰まり感がなく、キッチリ、カッチリした音で素直。 良い意味で、「ドイツだなぁ」と感心させられました。

  Evidenceと較べたら透明感等は落ちますが、値段を考えたら、Reveal 601aクラスの驚異的サウンドかと思います。 音の芯の点では、Evidenceを上回っているかも知れません。

自作出来る方なら、ぜひ、Reveal 601a側がオス、ソース側がメスのXLRケーブル、あるいはRCAで作ってみることをお奨めします。

 メス側:山型に左から2番 青(ホット),上3番 白(コールド),右1番 シールド(グラウンド)
 オス側:山型に左が1番 シールド(グラウンド),上3番 白(コールド),右2番 青(ホット)
前もってケーブル側にも、プラグ側にも予備半田をしておくと形状を整えやすく、半田の流し込み途中で外れることも少なくなります。

  「マイクケーブルの作り方」をご覧になると良いかと思います。
シールド線の保護にはビニールテープより、熱収縮チューブ(スミチューブ)の方が良いと思います。

一説によると、医療用紙テープが一番良いとか。試しましたけど、違いはあまりわかりませんでした。
パーツセンターが近くにある方なら問題ないでしょうが、地方の方には難しいかも知れません。

PRO CABLEから1.5mものにノイトリックXLRプラグを付けたものが上記価格にプラス600円で出来るとのことなので、 取り寄せてみました。自作テスト用と比較してみて、変換プラグが無い分、音が澄んでいて、立ち上がりが急峻です。
1m RCAモノだと\3,900と超格安です。

ちなみに拙宅のメインシステムでは、ソナスのストラディヴァリには自作のRCAタイプで、JBLのDD66000は7mモノで、 どちらも見事に鳴らしてくれました。


____

Vital Audio Cable

英国スタジオでは、日本のNEGLEX(MOGAMI)2534のようによく使われている <重心が少し上がった感じで、華やかで高域の伸びはありますが、ドンシャリに感じる時もあります。 音像はやや大きめで、低域はよく出るのですが音がスピーカーいっぱいに広がってしまうので音に芯が無く、時に腰砕け的になるので 、聴いていて落ち着きません。優しい音、と言えば言えなくもないのですが・・・・・・。RCAでもXLRでも印象は変わりませんでした。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/cable/interconnect_cable.html


38. 中川隆[-13453] koaQ7Jey 2018年7月11日 20:10:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16492]

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) BELDEN 8412 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html


を使うとあの女性的な ESL63 が物凄い部厚く彫りが深いマッチョな響きに変わります。

やはり、 BELDEN 8412 は史上最高のラインケーブルですね。


39. 中川隆[-13460] koaQ7Jey 2018年7月13日 10:29:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16528]

28: グチグチマン :2005/08/21(日) 05:48:44 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net

SPコードで音質が驚くほど変化することはずっと昔に経験済みですし、その理論的裏づけは皆さんの述べられている通りだと思います。(私の場合6m〜8m程度の長さ)
しかし、定性的にはそうですが、現実には定量化しなければ余り意味をなさないのでは、と思います。

アンプから50cmのコードで事足りるコードを100円/m程度の線と何万円とする線を繋ぎ変えてみて その音質の変化がブラインドでわかる人ならば、スピーカー本体の中で結線されている極々細い単線まで交換せねばなりますまい。

それが識別出来ない程度の耳の持ち主ならば(私デスガ)安心して経済的な価格の線を使えます。

去るオーディオショップの試聴会で、水道パイプの太さのケーブル(spが吊り下げられる強度有り)を B&Wの小さなspに「ウンコラショッ!」と引っ張って来て繋いでおりましたが、出てきた音は我が家のspの音よりショボイ!(個人的判定につき要注意!)

ケーブル抵抗値を問題とするのであれば、ネットワークに入っている L成分を無くすことが先決です。

spをアンプ直結で鳴らした音と、ネットワーク経由の音を比較すれが大抵のマニアは瞬時識別出来る筈です。

L成分が大きいspは駆動アンプの Dファクターに大変影響を受けます。

低音が出なくて困っている方は D数値の小さい安価なアンプを使えば質は別にして量は得られます。
理由は定かではありませんが、これは高域の音質にも影響があります。

専門のspメーカーで従事したエンジニアさんに訊けばこの事は確かでしょう。
以上は私の少ない経験から感じたことです。
(ps:私はカナレの100円/m程度のコードで事足りて居ますが)


29: パラソル :2005/08/21(日) 06:22:07 HOST:ACCA1Aae197.aic.mesh.ad.jp

私は普通のラジカセで内部配線されたスピーカーコード(片チャンネルあたり約50センチ)を、戯れにPCOCCのコードに交換したことがあります。

そうしたら音が激変しました。ビックリするぐらいクリアーになりました。

クリアーになりすぎて、他のプアーな部分が(例えばチューナー部のクオリティーの低さ)露呈し、聴くに耐えない音になったため、慌てて元にもどしました。

50センチの交換は想像を絶するほどの音の変化があります。


30: グチグチマン :2005/08/21(日) 07:04:58 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net

クリアになって聞くにた得ない音というのはバランスが悪いからではないのでか?
普通はクリアになることはいい事ではありませんか?

バランスを崩しての話はこの場合論外と考えて頂けないですか(笑)
極端なはなし、3wayの高級機のウーファを外せば聴くに堪えない音になります。


31: 懐古マン :2005/08/21(日) 07:37:40 HOST:ACCA1Aab204.aic.mesh.ad.jp

グチグチマンさん。

パラソルさんは「50センチの交換は想像を絶するほどの音の変化があります。」と結んでいます。

これはグチグチマンさんの「スピーカー本体の中で結線されている極々細い単線まで交換せねばなりますまい。」に同意した、グチグチマンさんにエールを送る話だと思います。


それから単純にクリアになることを目指しているなら、
とっくに懐古的オーディオなどからは足を洗っています。
クリアだけじゃない味わいが有るから懐古的オーディオの価値が有るんですよ。
違う?


32: CD愛好家 :2005/08/21(日) 11:07:14 HOST:v066100.ppp.dion.ne.jp

「エージングも関係しますよ。」

おそらくターミナルとケーブルの接合部が”なじむ”のではないかと思いますが、
取替え直後には判断できないと感じた経験がありました。

ベルデン8470のことなのですが、交換直後は何の変哲もない普通の癖の無い音でしたが、
しばらくして本領を発揮したように克明な描写に変わってゆきました。

簡単に表現するとモニター用という感じで、現在はこれを使用中です。

見た目はショボク値段も安く、近隣のオーディオショップでも
相手にしていないケーブルなのですが・・・・(不思議)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1121080635/


40. 中川隆[-13463] koaQ7Jey 2018年7月15日 06:30:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16576]
ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブル 16GA (焦点の長さ 3〜4m)を 2m 買って QUAD ESL63 に繋ぎましたが話にならない酷い音でした。

前に繋いでいた ベルデン8460(18GA) 2m (焦点の長さ 2m 前後)が正解だった様です。


16GA (焦点の長さ 3〜4m)を 2m 長で使うとプロケーブル社の言う通り

すりガラス越しの音のようになった
高音が全然出なかった
かなり遠くで鳴っている感じ

それから、ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルは音が ぶっと過ぎて繊細さが全く無いのでクラシック音楽にも静電型スピーカーにも全然合いません。

クラシック音楽や静電型スピーカーを聴くなら ベルデンのスピーカーケーブルを買ってプロケーブル社の処方に従って焦点が合う様に長さを調整するのが正解です。


僕の経験的結論として

・ケーブルを変えても音は変わらないというのは大嘘で、アンプを変えるよりケーブルを変えた方が音は大きく変わる

・ケーブルは太ければ太い程いい、とか 短ければ短い程いい というのは間違い

・プロケーブル社の焦点の話は正しい

・ケーブルもクラシック用とジャズ用とあって、クラシックとジャズの両方が上手く鳴る装置は存在しない


システムのインピーダンス
= スピーカーのインピーダンス+スピーカーケーブルのインピーダンス+アンプの出力インピーダンス

は直流なら定数ですが、交流では周波数によって変わります。

いい音を出すにはシステムのインピーダンスを可聴範囲のすべての周波数に対して最適化しないといけないのですが、簡単に変えられるのはケーブルの太さ、長さとケーブル・メーカーだけです。

プロケーブル社ではケーブルの太さ、長さとケーブル・メーカーを最適化するノウハウを焦点理論と言っているのです。

ケーブルはプロ用の周波数特性がフラットなものを選ばないと、可聴範囲のすべての周波数に対して最適化できないというのがプロケーブル社の主張なのですね。


41. 中川隆[-13812] koaQ7Jey 2018年8月14日 07:04:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17869] 報告

待望のcatbossさんのお宅に GRFのある部屋 2018年 08月 12日

Quad405-2が壊れたときに、catbossさんに直していただきました。
その後、手持ちの405-2も整備していただきました。

同時期に、405が複数台来られていたようですが、その中でも、405-2の音が良かったと聞きました。旧い時代の405と405-2とでは回路も部品も違ってたそうです。
https://tannoy.exblog.jp/29984629/

QUAD 405 パワーアンプ集結中 - audのブログ - Yahoo!ブログ 2018/1/23
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/41130570.html


イメージ 1


長期に渡って作業が中断してしまったため、4台の405と1台の405-2が集結中です。

4台の405は、mixiハンドルネーム チューバホーンさんから、405-2はGRFさんからのご依頼品です。

それぞれメンテの内容が異なりますが、最優先で行ったのが片チャンネルの音が出なくなっている2台の405です。

1台は単に入力のRCAターミルの配線ケーブル断線によるものでしたから、RCAターミナルを新しいものに交換して直ぐに修復できましたが、もう1台は回路上に問題が起こっていました。


イメージ 2

調べてみると、誠に残念ながらパワトラが破損していました。

銘品と呼ばれパワトラとして採用されていた我が東芝製の2SD424は現在生産されていないため、他社製リソース品以外は入手不能です。

また、パワトラが破損した原因を調査したところ、一部の部品の破損によるものでしたが、こちらも残念ながら入手不能な特殊なものが含まれていたため、使わなくなった予備基板を提供していただき、そちらから移植を行うことにしました。


試しにパワトラに全く別物を装着してみましたが、良し悪しはともかく全く音が違ってしまいました。

予備基板に着いていたパワトラも残念ながら2SD424ではなく、初期の405に使われていたものなので使えません。

イメージ 3

そのため、たとえ中古品であってもオリジナルのパワトラを入手すべく探していたのですが、ようやく良品が見付りました。

イメージ 4

また、L/Rchそれぞれ独立で入力感度調整ボリュームを装着しました。

使ったのはコンダクティブプラスチックです。

イメージ 5

電源回路の電解コンデンサーは、オーナーのご要望により KEMETの10000μFを4個ずつ装着しました。

これで、一応ながらL/Rchに同じ仕様の基板が着いた405が2台出来上がりです。

私のところに来る前に基本的なメンテが既に行われていましたから、特にこれ以上の部品交換は行いませんでした。

イメージ 6

もう2台の405は、片チャンネルの基板が外されているモノラル仕様です。

スピーカー接続ターミナルをバナナプラグ仕様に交換する作業依頼ですが、作業完了後の測定では2台の内1台のRchだけ高域特性が良くありません。

20kHzで3.5dBも落ちていました。

原因を探り、こちらも予備基板から部品を移植交換して復旧しました。

また、入力段のオペアンプが2台それぞれ違うものが着いていたため、AD711に交換しました。

パワトラも2台共に2SD424ではなくBDY77が着いており、バージョンも初期のものでしたから、やはり音の印象がかなり違いました。


これら4台には、いずれも電源投入時のポップノイズカットのためのミュートリレー回路も組み込みました。

特にモノラル仕様の2台はオリジナルの保護回路がバイパスされていましたので、ミュートリレーは必然品になったと思います。


405-2は、L/Rch独立の入力感度調整ボリュームの装着作業だけでしたが、基板上の電解コンデンサーが未交換であったため、PHILIPS製に交換させていただきました。

電源用電解コンデンサーは容量チェックをしたところ、そこそこ良い数値が出た上、外観も良好で液漏れ等も無かったことから、今回は交換を見送っています。


今回の作業における最大の懸念は、4台の405が全てバージョンが違っていることです。

もちろん、シリアルも大きく違っています。

バージョンが違うと微細な部分で回路や部品が違っていますから、当然音にも個体差が大きく出てしまうと思います。

私の手元にある405-2は、電源を含む回路上の部品やパワトラを交換した弄くりまくり品で全くオリジナリティに欠けるため、音の比較対象にするのは適切ではないと思っています。

どちらがより良いのかは好みの範疇ですから、どこかのタイミングでオーナーの皆さんに比較試聴していただければと思っています。


イメージ 7

作業中に同期の友人である横浜M氏から、UREI 525チャンネルディバイダーが不調でRchの音は3way共に出ず、LchもHiが出なくなってしまったと連絡が入りました。

早速送ってもらい見たところ、確かに症状が出ていました。

基板上を細かくチェックしたのですが、該当する症状が起こるような原因を探り出すことができません…。

そこで、各ボリュームやスイッチ類の点検をしてみたところ、モード切替用のロータリースイッチに接触不良が起こっていました。

通常は軽度の接触不良があっても大きな信号を入れると小さいながらも音が出てくるものなのですが、モードスイッチが入力と出力の両方を同時に切り替える方式のため、たまたまなのかもしれませんが、全く音が出なくなってしまう症状が発生したようです。

そこで、念入りに洗浄を行ったところ復活してくれました。

復活後、試聴に問題が無かったので、その後信号を入れた状態で全出力を数時間に渡って監視しましたが、問題は無さそうです。

いくら頑強な業務用とは言え、30年以上前のロータリースイッチですし、一度設定が決まったら頻繁に操作するものではありませんから、錆や黴の発生、圧着力低下による接点不良は免れないものです。

M氏の不安感を他所に早速送り返して聴いてもらったところ、これまでよりも遥かに良い音になってくれたと喜んでもらえましたから、接点品質向上は効果絶大です。

マランツ#7のセレクターやモード用のロータリースイッチは入力信号の切替だけを行っていますから、軽度な接触不良程度なら音は出てくれますが、新しい良好な接点のものと比較すると明らかに音質が劣ります。

やはりロータリースイッチの交換は大変効果の高いメンテの一つです。


いずれ機会を見て、ロータリースイッチをバイパスして3way Stereoモードに固定する作業を行うと、圧着力低下による接点品質低下も防げて将来に渡って安心できるようになると思っています。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/41130570.html

42. 中川隆[-11257] koaQ7Jey 2019年3月23日 18:08:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[752] 報告

QUAD QA12/P について(1)2017-01-29
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/261771bd82de9f5f8fa85d4f87c48019

 英国の有名なアンプメーカーQUADの創始者Peter・J・Walkerは1936年に10代で”Acoustical manufacturing company”をロンドンに設立し業務用拡声装置を作っていた。アンプの出力管はKT66ppでそれらしき写真が残っています。
 

  
 回路などは不明ですが僅かに見えるトランスの形態はその後の物と似ている気がします。

 第二次世界大戦後の1949年には家庭用の音響機器を開発するようになりQA12/Pを発表します。QA12/Pは"Quality Amplifier 12 Watt with Preamp"ということだそうです。
 

 

 


 QA12/Pはその名の通りプリメインアンプですが各々は分離可能です。またプリアンプの入力は写真からホーンジャックで回路図では負荷抵抗が1.5MΩなのでクリスタルカートリッジが接続されたと思われます。アンプと同時期にFMチューナー(写真)、コーナーリボン型スピーカーなどが発売された。

 その後現在でも現役で多数稼働していると思われる英国を代表するアンプ、1951年にQUAD T、1953年にはQUAD Uが発表されます。
 

 写真を比べると時代の流れを感じはするがやはり同一人物が設計したという印象が強く、根本は変ってない気がする。"QUAD"は"Quality Unit Amplified Domestic "の略で社名ではなかった(1983年に正式に改名)。1950年代にプリアンプのQC2はステレオ化されQC22となり(「魔法」と言われた)また有名なコンデンサースピーカーのESLが発売されたり、、とまさに黄金期で大英帝国の面目躍如と言ったところ。さぞかし光り輝いていたのでしょう。ESLは20年以上に渡って、またQUAD Uは18年間に8万台が製造された。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/261771bd82de9f5f8fa85d4f87c48019

43. 中川隆[-11256] koaQ7Jey 2019年3月23日 18:10:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[753] 報告

QUAD QA12/P について(2)2017-01-29
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/6fdfb13d15f369835e804d52fbabb742

 
 この記事によれば製造は1948年〜1951年の3年間、BBCへ供給、プリアンプなしのQA12は14.5£、プリアンプ付きのQA12/Pは21.0£となっている。

 

 


 QA12/Pがどれくらい現存しているかはわかりません。拙宅に居るのはQA12(プリアンプなし)10数年前に海外オークションで入手しました。かなり改造されていてコネクターが増設されていた。QUAD T のように仕立てたと思われた。


 

 

 
 当初は不動。チョークコイル断線、電解コンデンサーは寿命が来ていた。シャーシはかなり手が入っていたが幸いに内部はオリジナル度が高い。
 チョークコイルはテフロン線を入手して自分で巻き直した。煙突のような電解コンデンサーは中身をほじって入れ替えた。当時試聴してもらった方々の感想は概ね良好でQUAD T に似ている(そりゃまあ、、)というもの。
 その後写真のST管タイプのOSRAM KT-66を入手して装着しています。この貴重なtubeは太いのでQUAD U には装着できない。ただシャーシの構造でソケット部が沈み込んでいないのでちょっと「頭でっかち」な印象は拭えない。
 電源は3パターンの電圧に対応している。  シリアルNoは211
 
 QA12の回路図

 ちなみにQUAD T

 QUAD U

 QUAD TとU は少々異なるようですがQA12とQUAD T は同じように見える。トランスの形状も端子の位置が異なるがよく似ている。したがってQUAD T とQCはプリメインアンプのQA12/Pのメインアンプ部をモノラルレコード再生用にイコライザーを充実させたプリアンプと組み合わせた商品構成だったようです。

 QCの回路図   
 


 QA12/Pのプリアンプ部の回路図と貴重な内部写真 パネル部
    
 パネルの表示は残念ながら切り替えスイッチの部分は判読できない。


 数年ぶりに通電してみる。200Vなので昇圧トランス

 200V入力、100V出力のトランスを逆にして自作の木製ケースに収めたもの。3500円のジャンクですが大きくて立派。確か仲間で数個は購入している。

 WE755Ax2を繋いで7Ω出力で試聴。。
 なかなか、、良いです。。最初はちょっとハムが混じったりざらついてましたがすぐに落ち着きました。。っと思ってたら歪みっぽくなって来た。チェックしたらカップリングコンデンサーがアウト。要交換ですが銘柄は何にしよう??英国アンプは色々と面倒な作法がある。

 プリアンプ部のシャーシケースは特注品。「タカチ」のHPを見ていたらMBFシリーズは1mm単位で特注を受けてくれるとの事なので初めてお願いしてみました。
 直接注文したら「代理店を通してほしい」との事。で隣町のパーツ屋さんからお願いしたら約1週間で入手できました。ただし形状、材質はMBFシリーズなのは仕方がない。とりあえず本体と連結してみる。

 板金して買ってきたグレーのスプレーを吹いてみるが
 
 全く色が一致せず。黒を吹いてもだめ。オリーブドラブかと思ってコンバットごっこ用のスプレーを注文した。。また不鮮明な写真からパネルを推理する。。しかし切り替えスイッチ(最下段)の表示は判らない。どなたか現物をお持ちの方はおられませんか??ぜひ教えていただきたい。

 仕事の合間にちまちまと進めます。端子板を作ってみる。
 

 


 3枚重ねで絶縁と高さ合わせ。

 注文してたオリーブドラブのウレタンスプレーが来ました。2液混合のスプレー!使うときはしっかり準備が必要。

 天気が良い午後に吹いてみる。きちゃないのはウェザリング(ウソ)

 ウレタンが硬化していないが分かっている部分のレタリングを入れる。下段の表示は右半分は "CONTINUOUS OUT" ではないかとの情報が入る。

 続いてコンパスの芯を釘に置き換えた即席デバイダーで引っ掻いてアルミの地を出す。

 、、だからきちゃないのはウェ、、、。

 透明シールにプリンターで印刷したいと毎度思うのだが白色(色ではないが)印刷はインクジェットではできない(と思ってますが、、)文字もインレタではフォントが限られる。何かいい方法がないものか。特注はお金がかかるし、、。

 ボリュームは2MΩ。手持ちはないので奮発してA&B製を新規購入。結構高価だし北米製だし。。ロータリースイッチは3接点、2回路(以上)で手持ちの日本製。チキンヘッドのつまみはQA12に付いていたのと同じのがラッキーにも入手できました。

 チキンヘッドは多数出てますが色々な形状があります。

 で完成しました(ウソ)。


 
 ボリュームとロータリースイッチと端子板だけのドンガラです。オリーブドラブの色合いが違うけどあと60年くらい経ったら色あせて似てくるかもしれないし(、、なわけないか)。
 、、っと眺めていたら、、なんと!「BASS」のはずが「BASE」になってる〜!!せっかくクリアー吹いたのに。。
 しょぼしょぼ直してこれから内部配線にかかります。


 基板の材料は適当なのが見当たらなかったので既製品を改造。端子を引き抜いて新たに穴を開けて端子をネジ止めして並べる。実は最初はリベット止めしようと買ってきたのだがリベット叩いたらベーク板が割れてしまって作り直し。リベットは諦めました。
 基板のサイズは多分QA12本体と同一(端子数は異なる)と思われるので実測してカットしています。端子間が広いのは当時の抵抗、コンデンサーが大きかったため。

 入力ジャックと真空管ソケットも加工して取り付け。
 


 これで配線できます。

 部品が揃わないのでまたちまちま行きます。配線はエンパイアチューブに錫メッキ線

 寒い連休で各地に大雪だそうです。でも雪国はそうでもないという話もある。普段と異なる状況だと大混乱するが雪国では日常なのです。 真空管周りが済みました。。

 でもコンデンサーはまだです。どうしようか思案中。トーンコントロール部分もまだ。
 内部写真では真空管ソケット周りがごちゃごちゃしているので迷ったのですが整理して端子板に移してます。特にコンデンサー類は交換しやすいことを念頭に置いて。
 あんまりこだわりすぎるといつまで経っても未完成のままでそのうちに飽きがやって来る。自分の性格と相談しながら進めてます。コンデンサーもとりあえず取り付けて動作状態になってからゆっくりとそれらしきものと(なんだそれ?)取り替える。

 
 トーンコントロール部なども配線した。パスコンのみまだです。肝心のtubeは「ECC35」ところが調べてみると結構高騰している。6SL7GTはそれほどでもない。これはどういうことか?どっちにしても手持ちはないので6SN7で通電してみましょう。

 本体のQA12はカップリングコンデンサーが逝ってます。2本のうち1本はすでに交換されていたがもう1本はオリジナルの「HUNTS」ダメになってたのは(当然)こちらの方。

 適当な0.1μFに交換して他を見渡すと抵抗器が切れていて新たにパラに繋いだのがある。オリジナルの(切れた)抵抗器を外してなくってよかった。チョークコイルの下に隠れていたカソード抵抗180Ωは切れていて220Ωになっている。そして端子板に取り付けられている電解コンデンサーがパスコンでした(回路図は25μF 50Vだが50μFに)

 ただ端子板を利用してコンデンサーが固定されているのですがどうも回路図とは異なる端子に繋がっている。。まあこのまま行きましょう。。というのも唯一入手した内部写真でも同じところに「HUNTS」のコンデンサーが入っている。これがオリジナルなのかもしれない。

 太い錫メッキ線買ってきて本体と接続。パスコンとECC35無いけど6SN7刺して初めて通電してみる。

 本体のメインボリューム(メーカー不明)を絞り切ると音量が最大になる!というトラブル発生。しょうがないので外して分解してみる。
 
 抵抗体は無事のようで導通体部分の接触不良のよう。良かったです。掃除して組み立てて完了。

 改めて聴いてみる。切り替えスイッチ、トーンコントロールは効いている。適当なパスコンを繋いでしばらく聴いてみます。

 と思ってたらコンデンサー到着。ヨーロッパ製。。

 英国からジャンクのコンデンサーが届くのはもう少し先になると思われるのでこれで一応蓋を閉じます。

 蓋したらS/Nはかなり改善しました。
 6SL7も到着。ただしRCA製。電圧を測定すると回路図記載値よりかなり高めで気になる。元々のB電圧も高い。ヒーター電圧を6.3Vにした入力電圧レンジ設定にしています。ところがヒーター巻線は中点アースのはずだが固定抵抗でハムバランサーらしき回路が追加されている。これを外したらヒーター電圧も上がるのかもしれない。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/6fdfb13d15f369835e804d52fbabb742

44. 中川隆[-11255] koaQ7Jey 2019年3月23日 18:12:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[754] 報告

QUAD QA12/P について(3)2017-02-18 22:11:13
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/c/5cebf170c0a78ee529076a714d3cf400


 ようやく動き出したQA12/P。数日間聴いてみました。

 S/Nは良好、おかしな挙動もありません。入力信号が大きすぎると歪むので注意が必要。トーンコントロールはわずかに効きます。2段階切り替えののゲイン設定は適度でボリュームの位置も適当で使いやすい。
 音質は? 古い英国製品だから濃厚なブリティッシュサウンドのはず、、だけど正直私にはわかりません。目が覚めるようなクリアーな音でもないし、ロンドンの霧がかかったような音でもないし。WEと比較しても業務機と民生機の違いは感じるが、、程度。
 それよりも強く思うのはインテグレーテッドアンプとしての完成度。写真では無骨なシャーシに無造作に真空管、トランス類を並べただけの本体にそっけない箱に入ったプリアンプをくっつけた素朴な佇まい、にしか見えないし確かにそうなのだが、高密度にレイアウトされた配置と赤い真空管、シャーシの色彩などやはりQUAD U をデザインした人の作品だということを改めて感じる。英国製品の品の良さ、(BBCに納入されたらしいが)居間に置いてもマッチするような大きさ、雰囲気。正直このセンスには脱帽、痺れます。たとえ音が出なくてもオブジェとして飾っておきたいくらい可愛らしい。

 KT66をGECのクリアーにしています。STタイプのKT66は貴重なのですがQUADにはやはりこちらの方が似合うようです。真空管の間隔も絶妙。

 ソケットの向きの関係でGECのシールが裏側に隠れてしまって残念。(このシールに憧れて以前レプリカを作ったことがありました)

 お読みいただきありがとうございました。

 後日談1
 英国からジャンクのコンデンサー(HUNTS,TCCなど)が届きました。テストして使えそうなものを装着しています。

 音味の変化はやはりあってちょっとくぐもった感じです。これが英国風なのか?しばらく聞いてみます。。
 それから6SL7だと入力オープンで発振(!)します。仕方ないのでまた6SN7に戻してます。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/c/5cebf170c0a78ee529076a714d3cf400

45. 中川隆[-10458] koaQ7Jey 2019年5月14日 18:32:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1833] 報告

復刻品 QUAD 33/2プリアンプ  QUAD 303QR パワーアンプ (オランダ QUADREVISIE社製)
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_2_303QR.htm


QUAD 33 標準改装 ¥57,000

この改装には、新しい電源回路プリント基板(PCB)上に16Vトランス、電解コンデンサおよびトランジスタ交換、ほとんどの抵抗の交換、スイッチ、メインVRおよびバランスVRの接点クリーンイング、(CD及びDAC用に)Radio 2のゲイン調整が含まれます。それにより入力 感度は約400 mVに設定されます。追加費用にて、テープとディスクアダプターカードの代わりにCDとPhonoのための2セットのRCA入力を設定、内部の小さなプリント基板(PCB)に置き換えられます。

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QUAD 33/2 追加改装オプション ¥105,000

すべての電子部品およびスイッチは、CDおよびPhono用の追加のRCA入力や感度用のディップスイッチなど、新しいスイッチおよび電子部品を備えた新しいマザーボードに置き換えられます

標準バージョンと同じ電源です。 フォノおよび出力ぷりんと基盤(PCB)はメインボードに直接はんだ付けされています。 後部はオリジナルですが、2組のシンチ入力があります。追加料金で、新たに背面にディスク入力のをライン入力に変更できます。 レコードプ再生をあまり使わない人には便利です。

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Quad 33/2 6入力仕様  ¥150.000

Quad 33/2と同じですが、更にグレーツートン・カラーの塗装ケース、グレーのボタンとフィルター表示、6つの入力とすべての接続とIECタイプ電源コンセントを備えた新しいリアパネルに置換されます。 電子部品は基本的に33/2と同じです。 メインプリント基板(PCB)もほとんど同じです。 フィルター部分は両方の33 / 2で変更されていません。

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QUAD 303 標準改装 ¥75,000

電源トランスはクリアーラッカーで再塗装されます、電源レギュレータープリント基板(PCB)は新規プリント基板(PCB)、新しい整流器、4つのコンデンサーと共に交換されます。

オリジナルの303の制約がなくなり、アンプは4オームで60 W、つまり28 Wを与えるようになりました。すべての電解コンデンサ、トランジスタ、抵抗が置き換えられます。

入力と出力もより良いものに置き換えられます。 すべてのパワートランジスタは新しいプリント基板(PCB)上に配置されています。
それは今までで最高のサウンディングアンプQuadと自負しています。

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QUAD 303 追加改装オプション ¥120,000

標準として、すべての新しい部品を備えた2つの新しいドライバプリント基板(PCB)に置換されます。更に追加費用で、左右chに新しいワイヤで配線します。

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QUAD303 QR ¥150,000

すべて新しい電子部品により組まれたプリント基板(PCB)、設計は同じ回路ですが、高品質の出力端子とDINおよびRCA入力の両方を備えた新しいフロントです。
このバージョンも33/2と同じ色で再塗装されています。  このバージョンも33/2と同じ色で再塗装されています。
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_2_303QR.htm


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QUADREVISIE社の手によるQUAD復刻品のコンセプトと同製品の詳細
By Armand van Ommeren
https://soundbox.co.jp/QUAD/Quad%20Revisie_JP_left.pdf


序文

多くのオーディオファイルにとって、古いQuad アンプの一般的なオーバーホールは無用なことのように思えるかもしれません。近年、電子技術は劇的に進歩してきています。

それではなぜ新しいアンプを買わないのですか?
それは誤解です。確かに、多くの技術的改善がありますが、主に小型化やIC、トランジスタなどの進歩の側面があります。こうした開発は大量生産を促進しました、しかし大量生産は、ほとんどの場合、音質向上をもたらさない側面に注意する必要があります。それどころか反対の場合もあるのです。


確かに多くオーディオファンはPeter Walker とPeter Baxandall、そしてQuad 33/303 プリ/パワーアンプコンビネーション(そしてPeter Walker の親友でありまたGramophone Magazine の編集者でもあったGeoffry Horn らにより開発されたFM3チューナー)等素晴らしいデザインの製品を押し入れの一角に、ほこりが被ったまま持っているかもしれません。こうした機器のコンビネーションは依然として他
のオーディオ機器に負けることがない最高水準のHiFi システムであり、音質に関してはほとんどの場合、他の最新オーディオ製品を凌駕する音楽再生を提供します。コスト面から修理・グレードアップ(改装等)を選択した多くの音楽ファンは、ほとんどの現代アンプよりも改装後、新しく改装されたQUAD が非常に優れていると感じ驚くはずです。

約15 年間使用した場合、ほとんどの電子機器の性能は多かれ少なかれ悪化してきています。そのプロセスは徐々に進行するので、その悪化をすぐに認識するのは困難です。自動車と同じです。徹底的な検査、修理後の自動車は新車同様に蘇ります。

オーディオエレクトロニクスでも同じプロセスが当てはまります。オーディオ機器が長時間にわたり酷使されていても、日曜日の午後にしか使用されていなくてもその違いはほとんどありません。最近、私は屋根裏で40 年間保管され未開封カートン入り工場出荷状態のQUAD セットを手に入れました。しかし、セットは総点検修理を必要としました:劣化したコンデンサ、値の不安定な抵抗器、接点が腐食したスイッチ、またスピーカーに電力を供給するために比較的高い電流が必要とされる電力増幅器(パワーアンプ)にとっては極めて重要な問題です。安定した電源、洗練された回路設計・構成のおかげで、QUAD 303 はその意味で勝者といえます。AC 電源廻りのノイズ等が話題になっている現在、他の製品は高価な電源用「フィルター」ユニットを用いていますが、303 の設計にはほとんどの電源のノイズ等が吸収される満足のいくレベルで実現されています。

Quad 405(306、606 以降)は他の多くのアンプのように安定した電源を備えていません。そのような場合には、主電源のノイズ等はアンプを通り抜けます。303 が
QUAD の最高のサウンディングアンプである理由はたくさんあります。今日の無線通信、家庭内の無数の小型壁コンセントモバイル充電器(整流装置)、家庭内のインターネット、ブルートゥースおよび調光器で、本線電圧は50/60Hz よりはるかに高い周波数が乗ることがあります。しかし、電子機器の劣化に関しては、15 年後には電界液が揮発して劣化したコンデンサ、値のずれた抵抗器が見つかることがあ
ります。それは一般的な見直しの時期であり当初の調整では比較的緩くセットされています。

303 のユニークな特徴は、すべてのミスアラインメント(設計規定値とのズレ)が過充電の方向ではなく、安全な側に働く(フェイルセーフという考え方)ということです。(ほとんどの)パワーアンプが棚に数年間通電されずに放置されていたとき、ユニットの電源を直ぐに入れるのは危険です。アンプとスピーカー
の両方が損傷・破壊する可能性があります。有資格の技術者のみがアンプを再起動するための手順を行うことができます。

これは非常に手頃なコストで実行できます。私たちは古いQUAD 機器の問題を解決
する経験を積んできたので、交換が必要であることがわかっているすべての部品の交換に対して決まった価格で提供できるのです。オーバーホール後、アンプユニットやチューナーをテストし、歪み率等を測定します。それでも特定の部品を交換しなければならないことが明らかになった場合、それは追加費用なしで行われます。但し、主電源トランスとQUAD 33 の押しボタンセットは例外です。交換が必要
な場合は、ご相談となります。

なぜQUAD であり、他のブランドはないのか?
簡単に言うと、QUAD は比較的入手しやすいか同等のものが存在する通常の標準部品を利用します。他のメーカーは毎シーズン予告なしにそして新しくそしてそのモデル専用に開発された部品を利用して新しいモデルを発表しそして、元のデザインに変更を加える。サービスに関する限り、それはかなり問題があります。

サービスの情報(入手可能な場合)がすべての変更に追いついていないからです。そして数年後には、これらの特定の部品はまったく入手できないか、または非常に高いコストでしか入手できません。中には7 年間サービスを提供するという法
的義務の後で、スペアパーツを捨てたり、破壊することさえしているメーカーもあります。前述のとおりQUAD ユニットのほとんどの部品または同等品はまだ市場に出ています。まったく手に入らないいくつかの部品については、QUAD 44 プリアンプのバランスフェーダーなど他のソリューションを開発しました。


「オリジナル部品」というスローガンについて説明しましょう。ヨーロッパのQUAD 代理店の中には、
QUAD のユニークな品質は専ら厳選された高品質の部品から生まれていると述べています。多くの製造
業者が同じ主張をしています。これはナンセンス! もちろん部品は選別されていますが、ほとんど
の場合、品質よりも価格の方が優先されています。QUAD はしばしばいくつかのブランドから非常に安
い部品を選びます。オリジナルは何ですか? すべてのQUAD の熱狂的ファンは、小音量でのチャンネ
ルバランスが悪かったりするため、33 のオリジナル音量コントロールの低品質について知っています。
銅の接続線の代わりにアルミニウムを使った何千もの赤茶色のブロックコンデンサは言うまでもありま
せん。しかし、はんだはアルミニウムに付着しないので、それらのコンデンサを手で引き抜くことがで
きます。そして、常に爆発するRifa 製スパークキラーは、オン/オフ・スイッチで、これまでより良い
ものに交換されることは決してありませんでした!
復刻版405 パワーアンプ
復刻版34 プリアンプ
33/303 / FM3 の素晴らしい設計は、極めて柔軟性があり部品の選択とその選択における制限が少ないこ
とを可能にしています。言うまでもないことですが、より良い部品は動作に一定の改善をもたらします。
主に今日ではより良く、より小さなコンデンサは聴感上より良い音質をもたらします。一流の部品だけ
が復刻されるために使用されます:抵抗は低精度(10%)カーボン抵抗の代わりに高精度(1%)金属
皮膜タイプ。それとは反対に金でラベル付けされたミルスペック(軍規格)パーツは本来得られる最適性
能を向上させないので必要ではありません。
保証: 難しい問題です。古くて中古の機器に関する保証は心配です。そこで私どもでは2 つの部品
だけが保証から除外されます:電源トランスとQUAD 33 スイッチブロック。保証には期限はありませ
んが、機器がお客様によってどのように扱われたかについての条件を設けます。例えば。2 年以内にト
ランジスタが飛んだ場合は、輸送費を除いて無料で交換します。
注意:あなたまたはあなたの依頼したサービスマンが歪音や音の途切れを接点復活材スプレーで「修理」
しようとする時、その手段は病気をより悪化させるということを心に留めておいてください。やがてプ
ッシュボタンが固着して、歪音が以前より大きくなります。更にスイッチの清掃は時間がかかり、時に
は修理不可能になったり、費用が相当掛かったりします。
歴史と背景:それはすべて真空管から始まった
QUAD II 真空管パワーアンプは非常に優れたユニットですが、出力トランスは別にして、それだけのも
のではありません。DNT Williamsons のパワーアンプに関するアイデアは依然として手ごわいものです。
モノブロックは手頃な価格で販売されました。Radford ステレオ真空管パワーアンプSTA 25(モノラ
ルバージョンはMA 25 です)は、QUAD II より優れていました。しかし、それは50 年以上前の話です。
その頃私は自分でRadford のコピーをいくつか製作しました(EL84 バルブとPhilips AD 9058 トランス
を使って2 x 15 ワット)。崇高なデザイン。
ラドフォードSTA 25
Quad II 真空管アンプ
真空管式Quad QC 22 プリアンプはパワーアンプと音声信号を含めた複数の複雑なパワー接続ケーブル
で接続されています。Quad 22 は、私が知っている限り、RIAA 以前と古いシェラック(SP盤)時代
の録音に必要なイコライゼーション曲線の10 分の1 をカバー出来る唯一のプリアンプです(当時はす
べてのレコードレーベルに独自のイコライゼーションがありました)。確かにQUAD は- 革新には興味
がありません- それらがもう必要でなくなってもずっと後になってもそれらの補正フィルターを維持し
ました。同じことがテープモニタ機能にも当てはまります。外部アダプタを使用していてひどく不適切
です。しかし、BBC はスタジオで長い間QUAD 22 をたくさん使っていました。ヨーロッパでは
QUAD 真空管アンプの認定サービスを見つけることは難しくありませんがオリジナルのGEC 製KT 66
出力管はかなり高価になる可能性があります。ドイツのコブレンツ近郊ゲーリングのQuad
Musikwiedergabe にはこのアンプに精通しています。同社はこの分野ではかなり積極的です。
Quad QC 22
AM チューナー
FM t チューナー
新しい時代の夜明け– トランジスター
最初のトランジスタアンプは、1960 年代に市場に登場しました。技術者たちはその製品に敬意を払い
続けていましたが、音楽愛好家は反対していましたし、当然そうです! 私の技術面の友人が私の家で
作られたFidelio アンプ(オランダのDIY メーカーAmroh - 2 x EL 84 - 10 W)を先史時代のフリントス
トーン時代のデザインと見なし、その後継であるAmroh DIY 半導体Robijn アンプがはるかに優れてい
たことを知りました。優れていました。私たちが比較して学んだように、そのRobijn は本当に悪いサ
ウンドのアンプでした。ずっと後になって最初のトランジスタアンプに固有のクロスオーバー歪みが主
に低レベルでビトリオリックサウンドを引き起こすことを学びましたが、当時の技術者はそのタイプの
歪みを測定することができませんでした。それは測定可能なものよりも簡単に聞こえやすい最初の問題
の1 つでした!
Amroh Fidelio II アンプ– Hein Beugels 氏提供
Amroh Robijn アンプ– courtesy Hein Beugels 氏提供
Quad 303 パワーアンプはQUAD 真空管アンプよりも優れており、Radford 真空管アンプよりも優れて
いると思われる最初の半導体設計の1 つです。Quad 50 と303 パワーアンプオーディオ技術誌で大いに
歓迎されていたのは有名なQUAD 303 とQUAD 33 デザインのシンプルさです。このセットは1967 年
に発売されました。静電型スピーカーを除けばQuad33/303 はそれまの最高の製品です。アンプの組み
合わせを一新した後、それは今日のハイエンドアンプと間違いなく競争することができます。QUAD
33/303 の組み合わせは1967 年初めから80 年代前半にかけて製造されたものです。その間、QUAD は
イノベーション(刷新)には関心がありませんでした。実際その考え方はすべてのQUAD 製品にとっ
て典型的なものでした。元の設計における特定の制限が後になって簡単に解決される可能性があるので
それは残念です。Quad はデザインに非常に注意を払っていました。一方、Peter Walker 氏は「細かな
こと」には興味がありませんでした。QUAD 製品の品質は部品と製造からではなくPeter Walker、
Peter Baxandall、Mike Albinson の優れたデザイン哲学に由来することを強調しなければなりません。
そのため「オリジナルのパーツ」を使った宣伝文句は笑えます。優れたデザインのおかげで高品質では
ないパーツでもある程度までサウンドを悪化させることはありませんでした。より良い品質のコンポー
ネントがより良いパフォーマンスをもたらすことはQUADREVISIE による革新の後に明らかになります。
その点でKen Walker の著書「The Closest Approach」でRoss Walkers が衝撃的なコメントを読むこと
ができます。ちなみに偉大な本は残念ながらもう書店で入手できませので、古本での入手になります。
本: 「クローゼストアプローチ」
Acoustical Mfg.Co.はQUAD 33/303 や真空管アンプを革新することにそれほど気にしませんでした。そ
の後34、44、405 でQUAD はドリブとドラブを改善しました。これは、いくつかのより大きな問題の
影響を受けましたが残念ながらほとんどの場合、特定のコンポーネントがその時代に入手可能か不可能
かによりました。この状況は静電型スピーカーでは状況はさらに悪くなりました。QUAD 33/303 をセ
ットアップする場合の初期の制限の1 つは電解コンデンサの品質とその静電容量でした。QUAD 303 の
4 つの電源および出力電気コンデンサ@ 2000 マイクロファラッドは、303 の筺体には収まらないため
それ以上大きくすることはできません。303 のハウジングは直前に量産された50E モノラルパワーアン
プのそれと同一でした。
Quad 50
Quad 50 モノラルパワーアンプはQuad II 真空管アンプと同じサイズで実際には出力トランスに関して
も同じ概念です。それでも、QUAD において当初50 がQUAD II の後継者であったと思います。最初の
シリーズの起動時に多くの問題が発生した後、売上は安定していましたが、QUAD II に取って代わるに
は不十分でした。その後50E(および他のバージョン)が誕生、前者の設計は優れた品質の工業用およ
び劇場用のユニバーサルアンプに再設計されました。303 は出力トランスを使用していないので、この
ステレオアンプは50E ハウジングに完全に収まり、QUAD は満足でした。50 シリーズ(プロのユーザ
ーからの特定の要求を満たすためにいくつかのバリエーションがあります)と303 は外装の金属加工に
関してはほとんど同じです。50E の大容量出力トランスの代わりに、303 には4 つの大型電解コンデン
サが付いています。そしてそれらの間に整流器ユニットが取り付けられてます。303 の全製造史
(1967-1984)の間に実現された修正は1 つだけでした。ごく初期の段階で両方のアンプ基板の新しい
レイアウトが実現されました。後の段階で故障の予防措置として電解コンデンサが上下、逆さまに取り
付けられたことです。それは両方のプリント基板(PCB)の上に電界液が漏れるという事態が起こったこ
とからです。
復刻と改善の背景前述の1967 年の設計と製造の不完全さはすべてモジュール・ユニットを一新す
ることによって改善されています。オリジナルのデザインコンセプトは尊重され維持されていますが私
たちは303 の以前の限界を払拭しました。電解コンデンサと整流器の取り付け用金属リングは
QUADREVISIE によってスマートに開発されたスタビライザー回路と共にエポキシ基板上に配置されて
います。プリント基板(PCB)からスピーカー端子と電源トランスの両方に直接接続することで部分的
に新しい配線を以前より太く短くすることができます。その他の利点は、空気の循環が以前よりも容易
になるため、3 つのプリント基板(PCB)の冷却能力が向上することです。
303 シャーシ上の電源ユニット
2 番目のステップは新しく、そしてQUADrevisie が開発したプリント基板(PCB)で、ヒートシンク上
にマウントされ、その上に電源の配線とパワートランジスタがハンダ付けされています。そうすること
で、接触不良や短絡などのいくつかの問題が解消されます。
303 ヒートシンクに実装されたプリント基板(PCB)
3 つ目のステップは新しい電力安定化プリント基板(PCB)をマウントすることです。前のものは常に黒
っぽく変色して半焼け状態です。新しいプリント基板(PCB)もペルチナックス(フェノール樹脂)の
代わりにエポキシを使ったQuadrevisie 開発です。新しいデザインは元の取り付け方法に少し変更を加
えています。
新設計303 プリント基板(PCB)
大事なことを言い忘れましたが両方のアンプのプリント基板(PCB)のカーボン抵抗器(10%の公差)
は、ちょうど1 つの公差が1%の金属フィルムタイプに置き換えられます。これらは303 のすべての改
装作業によって実行されます。
新旧の安定化回路プリント基板(PCB)
安定化されたプリント基板(PCB)だけでなく両方のアンプのプリント基板(PCB)も黒く変色すること
があります。その場合それらはまたエポキシプリント基板(PCB)によって取り替え、再度QUAD の改
訂によって開発され、生産時には不可能だった、現代の標準仕様に更新されます。その場合、両方のプ
リント基板(PCB)に新しいコンポーネントが完全に置換されます。これらのプリント基板(PCB)は、
より高品位のプリントコネクタ・トラックで再設計されているので、大きな負荷のかかっているコンポ
ーネントの冷却に重要なさらなるスペースを作ることができます。
Quad 33 プリアンプ
1967 年発売開始
1982 年まで製造
製造数120,000 台(Ken Kesslers によるQUAD の歴史に関する著書からの入手数: "クローゼスト・ア
プローチ")
ベネルクス諸国で販売数:11.000 台
復刻版33 プリアンプ
33 プリアンプ新開発電源ユニット
Quad 33 プリアンプは真空管式QC 22 の半導体後継品と見なすことができ、それは1950 年代にまで遡
ることができます。非常にシンプルですが繊細なデザインで小さくて操作が簡単、特徴的なディテー
ルは、その前身から多かれ少なかれコピーされた有名なトーン/フィルターコントロールです。この価
格帯では歪み率やS/N 比(雑音指数)等は非常に優れています。復刻改良後は測定数字が向上します。
入力数(4)とヘッドフォン出力に関する一定の制限があります。両方のトピックに関する解決策があ
ります。詳しくはお問い合わせください。
33 プリアンプ新設計プリント基板(PCB)
33 プリアンプ新設計電源ユニット
Quad 33
QUAD 33 の音量調節は低音量時、左右のチャンネル間バランスがそれほど良好ではありません。設計
哲学が示しているように、それは事実でありますが相対的でもあります。部屋の全体の音量レベルが最
大の約70%であれば音量の左右差は無視できる範囲におさまります。QUAD 33 の設計時には入力ソー
ス機器の出力電圧が今日よりもはるかに低く100〜150 mV が0.5〜2 V にであったことも認識する必要
があります。QUAD 33 のチューナー入力感度は100 mV とされています。その入力でCD プレーヤーは
20 倍の過負荷(入力オーバー)を引き起こす可能性があります。そのため音量を非常に低く設定しても
リスニング音量は高くなります。(トーンコントロールとは対照的に)対数(ログ)ボリュームコント
ロールの性質は非常に低い位置で正しいチャンネル間バランスを得るのが難しいということです。この
問題を解決するためにQUAD 33 の入力感度を300 mV(ラジオ1)、500 mV(ラジオ2)に設定し
DISC 入力のS1 位置をCD プレーヤー(またはiPod)のレベルに変更しています。お使いになると、
この違いが直ぐに実感できるはずです。誰か指摘しないのですか? QUAD33 のひび割れや音切れのあ
るプッシュボタン。これらのタイプのスイッチ(ITT Shadow)は製造されなくなったため、これらは頭
痛の種で、この問題あるスイッチは何とか修理されています。私達は2012 年の初めにスイッチユニッ
トを修理することで解決しました。今後25 年間、私達はちょうどスイッチが改訂されたスイッチと新
しくはんだ付けされる両方のプリント基板(PCB)を交換します。同じ要領で2 セットのcinch/RCA コ
ネクタ(Disc とCD)のために33 の後ろに2 つの小さな「ドア」の代わりにスペースを作り、両方の
アダプタ(ディスクとテープをマザーボードに直接マウント)を取り付けます。DIN 接続はシンチ
/RCA よりも優れていると見なされています。シンチ/RCA は第一次世界大戦前にその起源ありますが太
い信号ケーブルの問題を避けるために作られたものです。すべてのレコードプレーヤーにシンチ/RCA
プラグとアダプターケーブルの使用cinch / din を使用するとハムや耳に聞こえない振動や場合によって
はスピーカーの破損を招く可能性があります。多くのユーザーは自分のCD プレーヤー用の高価なシン
チRCA 接続ケーブルにお金をかけています。両方のアダプタは使用されたままですが技術者によって
のみの管理で使用することができます。しかし幸運にもそれは今日もはや必要ではありません。
Quad 33 RCAコネクター仕様
DIN の代わりに需要が多いシンチRCA コネクタを装着したQuad 33。標準的な答えはDIN コネクタが
優れていて信頼性が高いということです。それとは別にシンチRCA のためにバックパネルを改装する
ことはあまりにも高価になるでしょう。QUADrevisie にとっては– 問題とはしていません。しかし、
私共は現状、太くて高価なケーブルを小さなDIN プラグに入れることは実際上不可能であることを非常
によく認識しています。両方を満足させるためにCD プレーヤーとレコードプレーヤーの両方をシンチ
RCA で接続できるようにしました。ディスク入力はシンチRCA 入力に直接接続されています。ラジオ
2 入力は主にCD プレーヤーの接続に使用され減衰回路を含む追加のシンチRCA 入力に接続されてい
ます。つまりRadio 2 はRadio 1 入力と同じ入力感度を持ちシンチRCA のCD 入力は2 倍になりますが、
ほとんどのCD プレーヤー、iPod、DAC などの入力に対応する低い入力感度となります。
再生用QUAD33 プリアンプ- オールインワン
- すべての電子部品を含む新規電源プリント基板
- 新規電源フィルター
- すべての電界コンデンサおよび劣化抵抗の交換
- すべての半導体を新しいものと交換
- ボリュームコントロールとバランスコントロールの必要な置き換え
- ディスク機能を温存してS1 のCD プレーヤー/ iPod 機能にディスクアダプタを変更
- CD / iPod 用ラジオ2 入力感度調整新しいプリント基板(PCB)とスイッチセットを含む総オーバー
ホール、RCA 入力を含むQuad 33 プリアンプの改装
Quad 33 の細部
Quad 33 の細部
Quad 33 プリアンプ新バージョンQuad 33 プリアンプは1960 年代前半に開発が始まり1967 年に生産
に入りました。小さな変更の後ユニットはその完成形が見つかりそして約15 年間生産を続けました。
1979 年のQUAD44、1982 年のQUAD34 のような後継モデルはより汎用性が高く、そして有名なチル
ト・トーンコントロールを備えますが、33 の再生能力は44 の最初の生産ランを除けばそれより優れて
います。新しいモデルは聞こえやすく「明瞭さ」を提供します。ほとんどの場合多くのリスナーには真
式されていますが僅かですが、耳障りな歪みがあることがわかります。
問題・解決?
私はQuad 33 を改造し完全に「別物の」アンプにする技術者についての記事を読むと驚きます。33 の
オリジナルのプッシュボタンセットについては複雑な機能については決して簡単には言えません。33 の
プッシュボタンセット(音源選択とトーンコントロール)は長年の使用には堪えきれません。他のメー
カーではShadow シリーズF プッシュボタンは生産されていません。さらに悪いことに2 つのプリン
ト基板(PCB)の間でソース選択プッシュボタンセットが連動しています。プリント基板(PCB)を傷つ
けずにセットを取り外すことはできません。私達は数年前にプリント基板(PCB)を改良された形でそ
してより良い部材から復刻することによってその問題を解決しました。
(写真参照) 残念ながら全てのスイッチセットに関する基本的な問題は解決されているわけではありせ
んが、今ではスイッチの機能を回復できる小さなプリント基板(PCB)を交換するのは簡単です。
手遅れ
多くのプッシュボタンについては、それらがあまりにも磨耗しすぎて修理ができなくなってからでは遅
すぎます。マザーボードを損傷する危険性が高いですが、手間のかかる解決策が1 つあります。それと
は別に:Quad 33 のスイッチ配線は非常に複雑で、いくつかの機能は6 個のスイッチにまたがって配線
されているため、線間抵抗が大きすぎます。それは一方または両方のチャンネルの中断をもたらし非常
に邪魔で厄介です。新しいスイッチを選択すると頭痛が起こりました。QUAD34/44 で使用されていた
電子式スイッチも問題がありました。リレーを取り付けた新しいプリント基板にするか(スペースと消
費電流の為)、または機能的な押しボタンなどを交換するために古い33 を購入したりもしました。
新開発新スイッチQuad 33 スイッチのよくある問題を解決するために新しいプリント基板
(PCB)と新しいスイッチを開発しました。その際、完全な33 の電子部品は新しい電子部品と交換され
ますが、Quad 33 の独自の音質を維持しながら、テープとディスクアダプタの保護と33 の前面のパネ
ルは元のままです。複雑なスイッチング回路とモノ/ステレオ機能、特定の入力選択では約6 個のスイッ
チが直列に動作しているため、割り込みが発生しやすくなります。新しい設定では常に2 つのスイッチ
が並列に動作し、MONO>を押すと両方のチャンネルに右チャンネルが再生され、<MONO を押すと両
方のスピーカーに左チャンネルが再生されます。両方のモノスイッチを押すと両方のスピーカーにミッ
クスされた左/右チャンネルが表示されます。両方のモノスイッチとステレオボタンを交互に切り替える
と、実際のステレオ録音(いわゆる位相コヒーレント録音またはコンパチブル録音ではない)が、高周
波が消えるためにモノラルをオンにすることで鈍くなるので、録音の広がりの程度を示すことができま
す。
Quad 33 プリアンプ- 全て新規に制作されたプリント基板(PCB) オリジナルと全く同じトーンコント
ロールスイッチも新しいタイプに交換され、新しい電子部品を含む新しいプリント基板(PCB)に実装さ
れます。これには2 つの小型プラグインの新しいプリアンプ基盤も含まれます。
Quad 33/2 プリアンプ
数年前、私たちはQuad 33 のプリント基板(PCB)と接続ボードの全く新しいセットアップについて困
っていました。いつもそうですが、そうした改善には時間がかかります。DIN コネクターは欠点のある
シンチRCA タイプより優れているためだけでなく、DIN コネクターの代わりにシンチを備えたQuad
33 のバックパネル用のまったく新しいセットアップは意味がありません(かなりXLR、Neutrik など)
世界中のオーディオ業界がこれらのお粗末なシンチRCA コネクタにこだわっていることは奇妙なこと
です。しかしシンチ/DIN の相互接続を避け、比較的小さなDIN プラグに収まらない太いケーブルの使
用を容易にするために、CD とディスク用の余分なシンチ入力を取り付けることは価値があります。こ
れらの理由からのみ、私たちはその変更をしました。エキゾチックで高価なインターコネクトケーブル
の使用によって音質を改善するためではありません
入力感度
奇妙なことに、私の知る限り、いわゆるハイエンドアンプでさえも、ほぼすべてのアンプの非常に高い
入力感度です。高品質で高価なデザインは、使いやすさと適切さよりも重要です。100mV、さらには
50mV の入力感度も例外ではなく、現在では論外です。10 倍から20 倍の入力感度とうのは、おそらく
マーケティング部門に考えられていることで、現実のオーディオ界の状況では現実的ではありません。
QUAD33 プリアンプを改装することでラジオ2 入力とDISC アダプターのS1 位置にアッテネーターを
取り付けることで、すべての入力感度を現代の実用的な値に戻しました。両方の減衰回路は現在マザー
ボードの一部です。また、両方の出力アンプのゲイン係数は、S/N 比の改善と音量コントロールの最適
な設定に有利になるように考慮されていません。部屋のボリュームがボリュームコントロールの回転の
70%に表示されるのは「正常」です。33 の両方のプリアンプ・プラグインカードは、現代の部品の寸
法に対応するように新たに設計されています。DISC プラグインカードについても同じことが言えます。
これらすべてのプラグインカードは、何らかの理由で交換する必要がある場合に備えて、オリジナル33
プリアンプで使用できます。電源プリント基板(PCB)はすでに12 から16 ボルトに供給電圧を上げる
仕様に新設計されました。そうすることで、電源トランスを除いて、すべての33/2 のプリントとパー
ツは新しいものになります。
ディスク&テープ・アダプターオリジナルの構成では、2 つのプラグインカードが外部からアクセ
ス可能でした。それらのカードでは、TAPE とDisc の入力感度は感度入力/出力を選択することができ
ました。当時の実用的な解決策ですが、今日では意味がありません。33/2 のディスク入力感度は、ディ
スクアンプカードの隣にある2 つのいわゆるDIP スイッチで調整できます。ハウジングを数センチ緩め
てM1 とM2 の間を選択するとアクセスできます(C1 の位置は廃止されています)。S1 位置が今後ろ
のスイッチを通して提供されている関係で、
テープの入出力感度は調整可能にする必要がなくなったので、私たちは現在、適切な位置にしてありま
す。特別な要求があるユーザーのためにその要望にこたえることができます。両方のプラグインカード
を廃止することによって2 セットのシンチ入力(DISC とCD)のためのスペースを作りだせました。そ
れは通常のQUAD33 ユーザーをとてもハッピーにするでしょう。CD シンチRCA 入力はAUX /ラジオ
2 入力に直接接続されていますが、前述のように現実的な値に入力感度は減衰されています。すべての
シャーシ入力は変更され、金属製のDIN 入力と金メッキのシンチRCA 入力に置き換えられました。
スイッチ
オリジナルのプッシュボタン切り替え回路では、ある入力から別の入力への切り替えは、多数の接点に
わたって信号が広範囲にわたってルーティングされるため非常に複雑で長年にわたって多くの問題が発
生していました。多くの技術者が多かれ少なかれ成功を収めながら問題を解決しようとしましたが非常
に長時間作業になり、したがって費用がかかります。そこで、もっと良い解決策を見つけました。これ
らのスイッチセットは長年使用できなくなり、はんだ付けピンのパターンが異なるため、使用可能なセ
ットはプリント基板(PCB)に収まりません。その上、ほとんどの場合、古いセットを廃止するとプリン
ト基板(PCB)が損傷します。もっと重要なことは、複雑な切り替え手順を取り除き、新しいプリント基
板を設計することは新しいスイッチのはんだ付けパターンを容易にすることです。
すべてうまくいって...それでよいのです! スイッチ機能を直列ではなく並列に実現することに
より、信頼性が大幅に向上します。モノ左、モノ右、ステレオ用の3 つのオレンジ色のプッシュボタン
ですが機能は変更されています。前述の記述を参照してください。トーンコントロールの3 つのポテン
ショメータ(ボリューム)は現在スウェーデンの一流クラスのものであり、すべての内部信号ケーブル
はRFI(無線周波数干渉)を避けるためにシールドされています。AUX2 / DISC の切り替えはプリアン
プの後ろで行います。ほとんどの音楽愛好家は毎日のようにレコードプレーヤーを使用しています。プ
レーヤーはQUAD33 に接続されたままでスイッチを回す度に使用可能となります。ご要望によりDISC
入力をiPod またはDAC 用の追加のライン入力に変更することができます。
新マニュアル– オランダ語
ほとんどのユーザーがオリジナルのユーザーマニュアルを紛失したため新しく開発されたQuad 33/2 と
Quad 303 QR、405 については、オリジナルのQuad 33/303 / FM3 の両方の新しいマニュアルをご用意
しました。すでに使用されている機器のを正しく使用するために、新しいマニュアルも入手可能です。
新しいセットを購入時に付属しましす。ご要望があれば英語版の作成も可能です。
33/FM3 用ウッドキャビネットオランダのスピーカーメーカー「ヘプタ社」は有名なB333 のリメ
イクを提供しています。QUAD33/2 とFM3 の両方をオーク材オイル仕上げで製作します、また他の仕
上げも要望に応じて製作できます。外形寸法:300 mm(w)、240 mm(h)、および230 mm(d:電
源プラグとコネクタを除く)Quad 34 およびFM 4 用の木製キャビネットを製造することも可能です。
Quad 303 パワーアンプ
発売開始1967 年、1985 年まで生産
累計生産台数94,000 台
Benelux で販売されている台数:約13,000 台
Quad 34/3030 カラーに対応するために、新しいグレーカラーの303 が製造サイクルの終わりに少量で
すが製造されました。
QUAD 303 再生後
オリジナル303 再生前
Quad 303 は、これまでに製造された中で最高のパワーアンプQuad と多くの人が認めています。どん
な使用条件でもほとんど無制限とも思える余命を持つ、無条件に素晴らしい製品です。それは20 年に
一度のマイナーサービスしか必要としない、それだけです。そのオリジナルの高品質を決して失うこと
のない素晴らしいデザイン、それは今もなお時間という試練に耐えます。
QUAD 303 オリジナル回路とヒートシンク
QUAD303 新規プリント基板(PCB)
ヒートシンクに取り付け
QUAD303 オリジナルプリント基盤( プリント基板(PCB))
1967 年にQuad 33/303 アンプのコンセプトが導入されて以来、アンプ技術は実際にはそれほど進歩し
てこなかったことに言及するのはおそらく正しいことでしょう。多くのコンポーネントが品質、仕様と
もに向上していますが、機能、小型化、ギミック、マルチチャンネルなどの機能に注目が集まっていな
いため、実際には音質は向上してきていません。セットを一新することによって33/3303 の組み合わせ
は今日の部品のより良い品質によって得られます:コンデンサー、金属皮膜抵抗など。残念ながら、最
近のオーディオ機器には、総合的な音質を改善することができない劣悪な集積回路とIC スイッチ回路
が装備されています。通常のEI コアトランスが同様にうまく機能するので、「はるかに優れた」トロ
イダル電力トランスについてのすべてのあいまいさは実際には表現可能です。それは徹底的な回路設計
によってのみ可能です。
オリジナルQUAD 303 ドライブ基盤(劣化状態)
新旧QUAD 303 ドライブプリント基板(PCB)
新旧QUAD 303 安定化プリント基板(PCB)
新規QUAD 303 ドライブと安定化プリント基板(PCB)
注:ベネルックス周辺国にはQUAD303 の修理や改造をうたっている技術者がたくさんます。独創的な
コンセプトがプッシュプルアンプに変更され、電源(303 の最も重要な側面)も変更されていました。
このアプローチはQUAD303 のオリジナルの品質を誤って判断し、あまり良くない結果につながります。
ここでQUAD303 について話すことはできませんが、異なるアンプ設計について話すことができます。
おそらく良いと思っているのでしょうが、それはQUAD のオリジナルのデザインコンセプトとなじむも
のではありません。DIN 接続はRCA / Cinch それより優れているので、私は元の設定に固執し4 極DIN
入力を残します。QUAD 33 プリアンプのためだけに私はDIN /RCA cinch 相互接続ケーブルのよく知ら
れた問題を避けるため入力の例外を作ります。
303 の倍部、新たにラッカーペイントされた電源トランスr
303 ドライブプリント基板
改善ごのQUAD 303 ドライブ基盤(プリント基板(PCB))
QUAD303 新規プリント基板とシャーシ
QUAD 303 新規レイアウト
新規QUAD 303
QUAD303 の底部にある3 つのプリント基板(PCB)はプラスチック製のクリップで取り付けられていま
す。これらのクリップは時の加重・振動に耐えることができず、擦れて時には最悪の場合は壊れてしま
います。これらのクリップを使用せず、タイラップで交換されることがあります。私はそれがショー
トにつながる可能性があるのでその方法は危険であると思います。必要に応じてQUAD303 QR を完全
に改善することで、プリント基板(PCB)は新しく開発されたプラスチックストリップにねじ止めされま
す。
QUAD303 新型電源回路とシャーシ
QUAD303 新規入力部とネオンランプをLEDに置き換えたプリント基板
QUAD303改装オプション
- 電源トランスのクリーニング・分解およびラッカー再塗装
- 新しい電界コンデンサと整流器の両方を備えた新しく開発されたプリント基板(PCB)によるパワー基
盤の交換
- 新しく開発したプリント基板/プリント基板(PCB)をヒートシンクに取り付ける
- 新しい部品で組んだ電力安定化プリント基盤に交換する
- すべての抵抗器を金属皮膜製のものと、ドライバプリント基板(PCB)上のほとんどのコンデンサを交
換する
- 出力の配線をカスタマイズ
- 歪みとS / N 比の調整と測定
完全に新たなプリント基板の303
全て新規のQuad 303 用電源回路
オプションII 一部のQuad 303 パワーアンプは何十年もの間の使用頻度が高いか、あるいは換気が
少なすぎるものがあります。そのような場合、両方のドライバのプリント基板が熱くなりすぎて、それ
らを交換する必要になる場合があります。古い部品を新しいプリント基板(PCB)にマウントするのは
無駄ですので、すべての部品を交換します。その場合「新しい」アンプと言えば、ハウジングと電源ト
ランスだけがオリジナルの製造年のままということになります。
Quad 303 パーワアンプ改良オプションIII
より良いスピーカー出力を望み、RCA /シンチ入力を介してパワーアンプを接続する可能性があること
を好むユーザーもいます。その場合Bulgin 製AC コンセントもオン/オフスイッチ付き欧州標準のIEC
仕様電源コネクターに置き換えられます。必要により電圧セレクタは省かれ別の主電源電圧は、電源ト
ランス入力のタップの接続を経験豊富な技術者によってのみ行います。
オプション:オリジナルのQuad 303 用、腐食しないスピーカー出力端子、- これらの出力用の金メッ
キバナナプラグ
ケーブル

復刻版Quad 303
標準改装されたQuad 303 パワーアンプ
オリジナルの筐体、オリジナルのプリント基板(PCB)、新しい部品、新開発の電界コンデンサ/整流器/
を組み込んだ安定化、およびヒートシンクのプリント基板(PCB)。様々な問題に対応、Quad ESL 55
静電型スピーカー用に適用される制限。
新設計パワードライブを搭載、改装されたQuad 303 パワーアンプオリジナル筺体、新開発の電界
コンデンサ/整流器/を組み込んだ安定化およびヒートシンクプリント基板(PCB)、新しいコンポーネン
トが取り付けられた新しいドライバプリント基板(PCB)、様々な問題に対応、Quad ESL 55(ケーブル
*および取扱説明書を含む)の使用に合わせたもの。
Quad 303 QR パワーアンプ新設計ドライブ基盤、新型コネクターパネル
新しい前面パネル(写真参照)とコネクタ、新開発の電界コンデンサ/整流器/を組み込んだ安定化およ
びヒートシンクプリント基板(PCB)、新しいコンポーネントを装備した新しいドライバプリント基板
(PCB)、筺体、Quad ESL 55 使用の為のケーブルや説明書を含む。
Quad 303 QR パワーアンプ, 筺体は再塗装、新規コネクターパネル新たに再塗装された筺体には、
新しいフロントパネルとコネクタ(写真を参照)、一般的な問題やケーブルや説明書を含むQuad ESL
55 スピーカー用セッティング、新開発の電界コンデンサ/整流器/を組み込んだ安定化およびヒートシン
クプリント基板(PCB)の新しいドライバプリント基板(PCB)。説明書、冊子。Cinch/RCA か
DIN の選択
Quad 303 QR パワーアンプ
近年、QUAD303 は現代の標準仕様に復活させるのに欠陥のある303 から製作されています。オリジナ
ルの外装仕上げは、使用中の何十年にもわたってオリジナルのペイント色がくすんできている為、やや
グレー帯びています
303 QR
303 QR
新しいシャーシが設計、そして、すべてのプリント基板(PCB)は新設計、新品です。IEC 主電源入力/
スイッチ付ソケット、幅広い金メッキのスピーカー出力端子、3 ピンDIN 入力と一組のRCA 入力端子
を含む新しい接続パネルが装備されています。
製作途中のQuad 303 QR
新QUAD303 プリント基板セット
電圧セレクタは廃止しました。別の電源電圧が必要な場合は技術者が短時間で必要な内部変更を行うこ
とができます。オリジナルの4 ピンDIN コネクタが混乱を引き起こしたので、我々は3 ピンDIN 入力
を選びました。それは間違って差し込むことが可能でした。誤ってテープ出力プラグがパワーアンプに
直接接続されているとピーカーの音量が大きくなる可能性があるため、4 ピンDIN を5 ピンタイプに交
換することはお勧めできません。
Quad 50E モノラル・パワーアンプ
Quad 50E Mono パワーアンプは、ユニバーサル放送局用/プロ業務用に特別に設計されています。スタ
ジオ、PA システム、24 時間365 日の極端な条件下での使用も可能にしています。(居間ではありませ
ん)入力は0〜500 mV の入力感度を持ち、出力は4〜200Ω の負荷に対応します。アンプはあらゆる負
荷に対して絶対的に安定しています。このサイトの「Quad information」という見出しの下に詳細なパ
ンフレットがあります。50E はステレオセットアップのモノブロックとして、またはPA 用のパワーア
ンプとして使用できますが、50E のように出力トランスを使用すると高調波歪みの下限が0 に設定され
ることを強調する必要があります。0.1% これは、Quad 303 のTHD(全高調波歪み)より劣っていま
す。

Quad FM2 ハイブリッド・チューナー
1968 年発売開始
1971 年末までの生産、合計生産7.500 台
推定:Benelux 諸国で数百台が販売されました
Quad FM2
Quad FM2
実際、古い真空管式FM1 チューナーを当時はQuad 33 スタイルのハウジングに収納された別の半導体
マルチプレックスユニットと合体させました。別のステレオデコーダは、FM2 デコーダにも当てはま
る問題の原因でした。主な問題- そしてほとんど問題点は- (ダイヤルコンデンサの代わりに)ダイヤ
ルコイルの機械的な磨耗です。ダイヤルノブに触れるだけでチューナーはドリフトします。後のFM3
チューナーはハイブリッドFM2(IF 部に真空管、ステレオデコーダー部に半導体で動作)よりも優れて
います。チューナ同調部で真空管を使用することがあるとしても、それがHi-End の意味を持つことは
まったくありません。
Quad FM3 チューナー
1971 年発売開始
1982 年まで製造、総生産50,000 台
Benelux 諸国で販売された推定ユニット数3,000 台
Quad FM3 詳細
Quad FM3 詳細
FM3 チューナーは、当時最高のチューナーの1 つと見なすことができます。チューナーはヨーロッパ
の混雑したFM バンドのFM 放送局の大部分を引き出すためによりよく設計されていて、他社で開発さ
れた高感度チューナーよりも良好な受信選択性能をもっています。1 つの小さなな欠点はステレオパイ
ロットトーン抑制(19 と38 KHz)の低さですが、ほとんどの目の肥えたリスナーでさえそれを聞きま
せん。テープレコーダーやカセットテープレコーダーのバイアス周波数(95 kHz)と干渉することがあ
りました。しかし、すべてのドルビーカセットデッキ- 使用中の場合! - その問題を解決するために
MPX フィルタが取り付けられています。
Quad 33-FM3
Quad 33-303-FM3
FM3 を一新することは、電源とスケールライトと2 つの微調整電球の更新を意味します。言うまでも
なく、問題のないチューナーです。最初のロットでは古くなって入手できなくなったMC 1305 デコー
ダIC を搭載しています。最近のFM3 バージョンで適用されているように、新しいくMC 1310 IC フェ
ーズロックループデコーダ再修理は不可能です。
Quad AM3 AM チューナー
1969 年発売開始
1973 年まで製造
合計生産台数2,000 台
Benelux 諸国コレクターズアイテムとして販売されたのは30 台程度
Quad AM3 とFM3 チューナー
このAM3 チューナーはめった市場に出ることはありません。一部の愛好家は長年探し続けています。
ヨーロッパバージョン(長、中、短波)と「海外」モデル(中、2 倍短波)の2 つのバージョンで製造
された真空管式。真空管は比較的簡単に入手可能で、比較的低コストでオーバーホールが可能です。
Quad 44 プリアンプ
1979 年発売開始
1989 年まで製造
総生産台数40,000 台
ベネルクス諸国では推定5,000 台販売
復刻版44 プリンプ正面
復刻版44 プリンプ背面
QUAD44 の品質についての意見は異なります。いくつかの機能は複雑に設定されています。両方のテ
ープモニタ機能はハウリングを引き起こす可能性があります。バランス/モノラル機能も少し疑問な点
があります。Quad は接続、フィルターの位置、そしてコストに関して多くの改良点を生み出しました。
最新版は2 倍のシンチRCA/DIN 接続のおかげで最も魅力的ですが、マザーボードのレイアウトが改善
されトーンコントロールの「ティルト」が上下2 段から3 段に変更されたことも重要です。そしてそれ
らの変更はこれを前のものよりも望ましいものです。一部のQUAD44 は、ある入力から別の入力への
予期しない切替わりに悩まされることがあります。Quad はその問題を解決するために修正を加えまし
た、しかしそれはうまくいきませんでした。しかし実際には、Quad 34 にとっても、問題を解決するの
はそれほど難しくありません。両方のプリアンプのバランス制御も問題です。本当に脆弱すぎます。そ
の部分はもう使用されず、特別なプリント基板(PCB)を持つ新しいフェーダーに置き換えられますが、
それはフロントパネルには表示されません!ボリュームコントロールのレベル1 で、すでに音が聞こえ
ているという事実がよく言及されています。そのためBGM の正確な音量調整は困難です。実際、問題
の原因となるのは音量制御ではなく、高い入力感度です。私たちにとって、その問題は解決は容易で標
準的なオーバーホールの場合には無料です。また、後でその変更を加えることは常に可能です。Quad
44 のバランスボリュームはしばしば割れたり音が途切れたりしますが、何年もの間オリジナル部品が入
手できなくなったため交換できません。スイッチとフェーダーの代わりに使用可能なタイプのプリント
基板(PCB)を作成したのはそのためです。
新Quad 44 プリアンプ用ラインモジュール(CD、DAC、iPhone など)
現在、入手が困難なのは、Quad 44 プリアンプ用の入力モジュールRadio、AUX、およびCD です。現
在、私たちはDIN とシンチ/RCA 接続とハイエンド、Burr Brown OPA 134 IC 新モジュールで提供しま
す。
新ライン入力モジュール
新ライン入力モジュール
再生用QUAD44 プリアンプ
新電源用電界コンデンサと抵抗
- 新しい電界コンデンサ
- 金メッキバージョンによるニッケル入力の置き換え
- 必要に応じて:バランスボリュームの交換
- プリント基板の修復とスイッチング問題
- 交換用電源フィルター/スパークキラーの交換
Quad 405 パーワンプ
1975 年発売開始
1982 年まで製造
合計生産台数65,000 台(おそらく間違い、シリアル番号59,000 まではアンプは405 と呼ばれ、シリア
ル番号65,000 は405-2 と呼ばれていました)。
Benelux 諸国で販売されている推定台数8,000 台
再生QUAD 405 パワーアンプ
QUAD 405 電源部
QUAD303 アンプの後継機。「何か新しい」とか、もっと力を求めているのがマーケティングなのでし
ょうか。外観は巨大なパワーアンプ、時にはチャンネルあたり1,000 ワットを求めた。また、アライメ
ントを必要としない新しいデザインは、Quad にとって快適であったでしょうか。
QUAD405 に採用されているカレント・ダンピング回路は印象的ですが、聞こえてくる405 の音は303
よりそれより劣って聞こえます。最新405-2 のバージョンだけがQUAD303 コンセプトに近い品質をも
たらしています。しかしQUAD303 はトップにとどまります!電界コンデンサを収容するために新しく
開発されたプリント基板(PCB)では、スピーカークローバー保護回路を取り付けるスペースを確保しま
した。問題がある場合- 高価なスピーカーユニットよりもパワートランジスタを破壊する方が安価です。
以前の405(シリアル番号9000 以前)にはこの便利なデバイスが装着されていませんでした。改装す
ると自動的にクローバー保護回路が内蔵されます。製造元がスピーカー端子(シリアル番号9001 以上)
にそのデバイスをマウントしようとする試みも排除されます。405-2 には(アンプのプリント基板/プリ
ント基板(PCB)に)クローバー保護回路をマウントするためのより良い解決策があります。
QUAD405 スピーカー保護回路を含む電源回路
QUAD 405 はスピーカー保護回路が取り付けられますQUAD405 第一世代の発売数が増えるにつれ
て、プリント基板カードが劣化してきます。これは、ほとんどの場合、極端に高い動作温度と内部の換
気がないためです。その問題を解決するために、QUAD405-2 では新しいアンプ基盤カードを設計しま
した。その結果、音質が向上しました。
- 新しく開発されたプリント基板(PCB)上の新しい電力用電界コンデンサ
- 旧タイプのQUAD405 にクローバー保護回路を取り付ける
- 保護ユニットをスピーカー端子からプリント基板(PCB)上に移動
- 値がずれた抵抗器の交換
- アンプボード上のすべての電界コンデンサの交換
- スピーカー端子を金メッキのコネクターに交換、必要に応じて入力コネクターも交換
仕様をQuad 405 からQuad 405-II へ変更
アンプボード付きの古いQuad 405(シリアル番号59.000 まで)の多くは………これらのボードを交換
しても意味がありません。QUAD405 後期バージョンのボードの1 つであるM12565-7 を使用して、ア
ンプを405-2 仕様にグレードアップするほうがはるかに優れています。
QUAD 405-II 新品パワーボードI
古いQUAD405 パワーボード゙
QUAD405 を再構築することは、ボード上のすべての部品が置き換えられることを意味します。パワー
段とドライバー段のトランジスタでさえも、実際の405-II:元の405 デザインの欠点の1 つである低イ
ンピーダンスによりよく対処できるアンプになります。
パワーボードをQUAD 405 からo 405-II 仕様へ変更
電源部の新コネクター(パワーボードの右)
スピーカー保護回路のアンプボードをスペースにより、入力と出力はより良いレアウトとなります。
- 新しく開発されたボード上の新しい電源用電界コンデンサ
- スピーカー端子を金メッキのコネクターに交換
- 新しいDIN バヨネット入力
- M12565.20 タイプによるアンプボードの交換cf. 405-II
- すべての抵抗器、コンデンサ、および半導体がリニューアル
- 新しい表示パネルとLED
Quad 405-2 パワーアンプ
1982 年発売開始
1993 年まで生産
総生産台数は10 万台(おそらく間違い、41,000 台であると思われます。合計10 万台で、59,000 台が
405、41,000 台が405-2)
QUAD405 用クローバー保護回路を含む新型パワーボード基盤
新QUAD405-2 と古い405 基盤
これは最初のQUAD405 より優れていて、最高とされるQUAD303 のクオリティに次ぐものです。より
多くの電力を必要として場合、その必要としている出力が100 ワットであれば、QUAD303 のペアをブ
リッジ接続するより405 -2 を使用する方が良いです。
新405-2 ユニット
QUAD 405-2 電源用ユニット
- 新開発基板上の新しい電源電界コンデンサ
- 値のずれた抵抗器の交換
- アンプ内のすべてのコンデンサの交換
- 金メッキコネクタ、および必要に応じてDIN 入力コネクタ用のスピーカー端子の交換
405-2 再生後
すべてのQUAD 405 は新しい金メッキスピーカー端子に交換されます
Quad 34 プリアンプ
1982 年発売開始
1995 年まで生産
総発売ユニット数41,000 台
ベネルクス諸国では7,000 台と推定
Quad 34 ライン入力モジュール
QUAd 34 再生後、全面パネル部
基本的にQUAD44 と同じ設計原理ですが、レイアウトが異なります。1 つのマザーボードにすべてのコ
ンポーネントがあります。最初の製造工程では、非常に品質の良くないの青色の電解コンデンサが約
20 個が実装されています。それらは基盤を電界液の漏れで壊すことががありました。マザーボードに
関する不都合な問題を回避するために、これらのコンデンサは予防措置を講じる必要があります。これ
らの問題が発生すると、ある入力から別の入力への34 の変更(44 の変更とまったく同じ)が自然に発
生します。通常イギリス人:パーツの選択に関する限り、「ペニー・ワイズ・ポンド=安物買いの銭失
い」。イギリスの自動車産業との比較は明らかです。
QUAD 34r プリアンプ背面
Quad 34 フォノモジュール
前述の問題はすべて、脆弱すぎるバランスコントロールと同じように置き換えられています。その部品
はもう入手できません。最後は回転コントロール、または新しいプリント基板(PCB)上の新しいフェー
ダーに置き換えられます。レコード再生しないユーザーのために、QUAD34 を4 入力プリアンプにする
ラインモジュールがあります。
- 新しい電源電解コンデンサと電圧レギュレータ
- すべてのコンデンサと値のずれた抵抗の交換
- ニッケル・ディスク入力またはライン入力モジュールを金メッキのものと交換
- 必要に応じて:バランスコントロールの交換
- プリント基板(PCB)トレースとスイッチング問題の修復
- ディスク入力モジュールの代わりにライン入力モジュール
Quad 34 プリアンプの問題点1982 年に導入されたQuad 34 プリアンプ– 熱烈な音楽ファンのた
めの真に素晴らしいデザイン:簡単なセットアップでも全ての要求を満たします:4 つの専用入力
(QUADrevisie によるライン入力でDISC 入力を変えることができます)。また、トーンコントロール
は音楽的に望ましい方法で機能します(トーンコントロールのないアンプは音楽愛好家の現実世界の要
求を満たしません)。QUAD34 は非常に低い歪みと非常に単純な操作を兼ね備えています。アルマ
ン・ヴァン・オメレン30 年間使用しても小さな問題も起こるがないことに驚いた人はいないでしょう。
また、Huntingdon / England の一部の建物の品質基準が低いためにQuad ユーザーが不平を言うのは現
実的ではありませんが、一方で、Quad ユニットの大半が20 年以上にわたって完璧に動作している場合
製造業者を非難する:争いの大部分はそれほど長くは続かない。一言で言えば:文句を言う理由はあり
ません。
代替?
最初に述べたように、問題とその解決方法を調べることは価値があります。そして、QUAD34 の感的
な側面とは別に、代替手段は何でしょうか。
問題が発生した34?
代替? そうではありません:同等のシンプルで音楽的に近い完璧なトーンコントロールを持つプリア
ンプが存在しないだけでなく、すべての可能な代替手段は少なくともQuad 34 と同じくらい古く、
Quad 34 とほぼ同じ問題を抱えています。現在市販されているプリアンプはほとんどの場合その機能を
提供していません。
Quad 34 の困ったことQUAD34 には7 つの問題があります。サービス資料には5 つのバージョン
しか記載されていません。すべてのバージョンで、アンプ全体が1 つのマザーボードに組み込まれ、す
べてのコンポーネントがそれに取り付けられています。それは上下の間に約80 の接続を持つ両面プリ
ント基板です。これらの接続は錆びる傾向があります。さびは接触不良を起こす原因となることがあり
ます。最初期版は、非常に悪い水色の電解コンデンサ、約20 個が装着されていました。それらの部品
は基盤を汚損しそして部品を壊すことがあります。マザーボードに関する不都合な問題を回避するため
に、これらのコンデンサは予防措置を講じる必要があります。
これらの問題が発生すると、ある入力から別の入力へのQUAD34 の変更(44 の変更とまったく同じ)
が意図しない形で発生します。通常イギリス人:部品の選択に関する限り、「ペニー・ワイズ・ポンド
=安物買いの銭失い」です。イギリスの自動車産業との比較は明らかです。
Quad 34 内部バージョン5
バージョン5 と6 では、錆の問題を解決するために、ボードの上に薄緑色のラッカーがスプレーされて
います。しかし、ラッカーは銅の印刷トラックを腐食させます- 黒い発疹で明らかにそれ故に新しい中
断を引き起こします。対策は問題よりも悪いです。
ラッカー層の下の濡れたプリントトラックの詳細写真。また、インターコネクタを通して問題のある錆
びたプリントの良い印象を与えます。それほど問題にならないのは、異なるブランドのIC が使用され
ていて、異なる特性が時々自発的に入力の切り替えを引き起こすことです。そして最後になりましたが、
少なくともバランスコントロールは……
どのように解決するか? 問題は年々増加しています。多くのQuad 34 プリアンプが改装されましたが、
しばしば古い問題が再び発生しました。プロセスは残念ながら終わりがありませんでした。
Quad 34 オレンジロゴ
今までの比較的トラブルのないバージョンは#7 だけです。前面にオレンジ色のQuad ロゴが表示され
ているdat バージョンは問題ないようです。私はQuad 34 / orange ロゴにバージョン5 のプリント基
板(PCB)を付けて修理したように「見える」と書いていますが、34 には#7 プリント基板(PCB)が付
いていますが前面にはオレンジのロゴはありません! すべての問題を根本的に解決する唯一の方法は、
完全な両面マザーボードを完璧な品質の新しいマザーボードに交換することです。それで、私達がその
ような新しいマザーボードを開発することは私達に新しい制御装置の設置を容易にするためにバランス
制御のために配線を再配列する機会も与える私達に機会を与えなければならなかった。また電源フィル
ターが修正され、改善される。入力を減衰させるためのよく知られた「フラグ」は、より信頼性の高い
ディップスイッチと交換されます。新しいボードはDIN とRCA/Cinch の両方の入力を容易にしますが、
DIN がRCA/Cinch より優れているため、RCA/Cinch タイプを優先してDIN 入力を省略することは実際
には非現実的です。すべての相互接続ケーブルは要望に応じてご用意します。
Quad 34 改装後の内部写真バージョン#7
コストは?
新しいマザーボードの開発と実現- #7 の改造バージョンは、マザーボードに約300 個のコンポーネン
トが搭載されているので大変な作業です。電源トランス、スイッチ、ベース、チルトアンボリュームコ
ントロール、新しいバランスコントロールを再投入できます。抵抗、コンデンサ、ダイオード、半導体、
IC、ディップスイッチなど、他の部品はすべて新品です。いくつかの部品とケースを除いて、これは全
く新しいQuad 34 と申し上げることができます。
Quad 34 テープボタンの調整QUAD34 テープ機能は他のライン入力とは異なります。Tape ボタン
を押すと、元のソースはアクティブのままになります。それは、3 つのヘッドカセットレコーダーとテ
ープレコーダーがオリジナルのソースを中断することなくモニターを容易にするために必要でした。こ
の機能は進行中の録音の品質を音声で確認するのに役立ちます。
しかし、最近はテープレコーダーやカセットレコーダーを使用している人が多く、Quad 34 ユーザーの
多くは監視機能よりもライン入力に関心があります。QUADrevisie は電子機器の小さな作業でそれを調
整することができます。小さなプリント基板(PCB)がボタンボードに取り付けられており、Tape 機能
は通常のライン入力のように機能します。
Quad FM4 チューナー
1982 年発売開始
1995 年まで生産
総生産量37,000 台
FM4 チューナー改装品
比較的良いチューナーですが、デジタルではありません。デジタル読み出しとプリセットを備えたアナ
ログチューナーです。QUAD 34 プリアンプの問題が電源とマザーボードで発生する可能性があるよう
に。このチューナーには少し問題があります。FM3 は優れているだけでなく、はるかに信頼性がありま
す。
Quad 66 システム
1989 年発売
1996 年までの生産(CD66 から1993 年まで)
総生産量12,000 台(チューナー5,100 台)
フィリップスがレーザーユニットの製造を中止し、チューナーにも問題が生じたため、CD プレーヤー
での多くの撤退のために、驚くほどのScepter リモコンを備えたQuad 66 システム(B&O のはるかに
スマートなデザインに敬意を表して) Telefunken IC の供給が困難なため。さらに悪いことに、生産品
質は標準に達していませんでした。私はしつこく問題を解決しようと試みる- 無料で調査する- しかし
私は徹底的調査を提供することができていません。
Quad 606 パワーアンプ
1986 年発売
1997 年まで生産
生産台数の合計27,700 台
音楽へのより多くのパワーの要求を満たすために、QUAD405-2 の兄弟として、1986 年に606 を発案さ
れました。出力の違いはそれほど大きくはありません- 約40 ワット@ 8 オーム- 405-2 と同じカレン
ト・ダピング原理を使用していますが、その兄弟モデルよりも少し劣っています。405-2 と比較して電
力の増加はほとんど無視できるので、最終的にはうまく機能し、信頼性のあるアンプが得られますが、
その音質には感心しませんでした。注:私が権威ある雑誌Benelux Luister のためにQUAD606 を検討し
ていたとき、私は本当にそのセットについて熱心でした。私はESL 57 が自分の405(最初のシリーズ)
に接続されているのを聞きました。私はそれから勝者であるように見えた606 に行きました。その後、
私はソニーの内蔵アンプTA-FA7(当時は約2200 ユーロ)を手に入れましたが、そのアンプは私の
Quad 44/606 の組み合わせよりはるかに優れています。数年前、私は同価格帯の中古Accuphase C200-
V プリアンプ(私はいつも彼らのプリアンプ、チューナー、CD プレーヤーが好きでした)を入手しま
した。私の部屋でアキュフェーズとQUAD・ESL 988 を組み合わせるために、私は一時的に改装された
クワッド303 を使用しました。それまでのソニーとの違いは、信じられないほどでした。低域と、中域
と高域(ストリングス、ボイス)を圧倒的で輝くものになりました。私は驚きました。それ以来、私の
クライアントの何人かはQUAD303 の品質を再認識しました。ESL 988 は、屋内でも、屋内でも、ドア
を開けて、ドアを開けて、ドアを開けたままにしていました。私がすでに持っていたQuad ESL 988 で
Accuphase を使うためには、パワーアンプが必要で、そして私は改装したQuad 303 を組み合わせまし
た。はるかにタイトな低さと美しく描かれていながら静かな高さ(弦、声)、私は当惑しました。それ
以来、あらゆる種類の異なるスピーカーを持つ多くの顧客がQuad 303 を再発見しました。
Quad 306 パワーアンプ
1986 年発売開始
1995 年まで生産
総生産量25,000 台
303 パワーアンプの後継モデルですが、303 の本質的な特質はありません。実際、306 と606(そして
707 と909 も)は405 のCurrent Dumping System と303 に比べて劣っています(他のタイプよりも優
れています)。それぞれの電源に非常に敏感です。しばらくすると、供給電解コンデンサの欠点が認識
できるようになります。それらは303 を除いて安定化された電源のないすべてのアンプです、そしてそ
のアンプは主電源の汚染の影響を受けにくく、整流器などからの主電源のすべての汚れがオーディオの
性能に影響を与えることに驚きません。アンプ、主にアンプの良い電源によって抑制されていません。
奇妙なことに、アンプの電源を徹底的に設計するよりも、高価な電源フィルタリングに注目が集まって
います。オーバーホールには、電源の電解コンデンサと小さな部品の交換が含まれます。またスピーカ
ーコネクターはよりよいものによって置換されます。
https://soundbox.co.jp/QUAD/Quad%20Revisie_JP_left.pdf

46. 中川隆[-10454] koaQ7Jey 2019年5月14日 21:43:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1839] 報告

サウンドボックス

QUAD ESL57,ESL63 ESL63Pro 修理受付中 
https://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html


ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL57 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
2 つの違ったスタイル、前面メタル・グリル色は3色から選択してください。
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf


ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL63 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
フレーム木の材質、色を指定してください
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf


復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ 
(ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥500.000/ペア
オプション KT66/GEC、EF86/Mullard、GZ32/Mulalrd +\120,000より
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm


復刻品 QUAD 33/2プリアンプ  QUAD 303QR パワーアンプ 
(オランダ QUADREVISIE社製)
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_2_303QR.htm
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/Quad%20Revisie_JP_left.pdf

47. 中川隆[-10453] koaQ7Jey 2019年5月14日 21:47:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1840] 報告

サウンドボックス
https://www.soundbox.co.jp/


東京都調布市仙川町2−13−32

Tel: (03) 5577-5227 

サウンドボックスへの地図
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=10SwyUNIYBG0FdAFxBfQZSf_iNdw&ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=35.66216900000003%2C139.58260799999994&spn=0.004184%2C0.006866&z=17&source=embed


営業時間:月曜日−土曜日11:00−19:00/日曜・祝日休み

48. 中川隆[-9381] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:38:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3105] 報告
M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)[2008/10/28 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html

えー、今回の訪問は、お宅訪問と言うには少々趣が異なります。
お誘いいただいたのは、いつもご配慮、ご指南いただいているI氏からなんですが、その最強タッグのもう一方M氏(当実験室にもお越しいただき、先日ハンコック邸にもご一緒したM氏)のQUADのSPを聴く会があるから来ないかというものでした。

なにやら、スピーカー大好きなM氏が、猛集した結果、どうにも自宅に置ききれなくなってあるショップに預かってもらっているとか、心底QUADに惚れて、集めたコンデンサーSPのメンテナンスなどでお世話になっているショップで、試聴会をすることになったとか、出何処不明の怪しい噂を耳にしましたが、ご本人には直接聞けませんでした。(^^;

何となくの印象では、色々スピーカーを集めては聞きまくり、色んなお宅やショップに聞きに行っておられるM氏が、今一番お好きなのがQUADのコンデンサースピーカーで、そんなM氏のオーディオライフのサポートや色んな実験など、一緒に楽しくやりながら、いつも懇意にされているのが、本日お邪魔したショップなのかな? ちがうか?

更に、よく分からないのが、このショップ。表に看板があるわけでもなく、製品が陳列されて値札が付いていたりするわけでもなく、正に、実験工房と言う風情なんです。

当日、約束の最寄駅(今回も千葉方面だったんですが、以前H氏邸にお邪魔して、距離感がつかめていたので、今回はあせりもなく到着)で約束の少し前に到着し、改札の外に出てみると、既に有名なビンテージタンノイ使いのA氏がおられ、ご挨拶していると、程なくAcousticTaoさんが到着、A氏とTaoさんの間でいきなりビンテージオーディオの話が盛り上がり、わけわかめなσ(^^)は、どんぐり眼で口も半開き状態で、意味なくうなずくばかりでした。
と、そこへ本日の主催者であるM氏がお迎えに来てくださったんですが、I氏が電車を1駅乗り越してしまったと連絡が入り、ほんの少し遅れるとのことでした。
すると、ビンテージも含めてめっぽう情報通のM氏が加わり、お3方は、一気に同じ話題で盛り上がっておられました。

そうこうするうち、I氏が到着され、それじゃあということで、本日お世話になる謎の工房のご主人運転の車に乗せていただき、目的の謎の工房へ向かいました。
10数分で工房へ到着し、先に書いた通り、看板のない頑丈そうな鉄筋コンクリートの建物に入ると、正にそこは工房というに相応しい場所でした。
イメージで言うと(行ったこと無いのでよく知りませんが)雑誌で見たことがあるオーディオ評論家だった故、長岡鉄男さんの箱舟のような雰囲気とでもいうのでしょうか?20畳ほど(もっと広いのかな?)の部屋の前方には壁一面に何種類かのスピーカーが並び、その手前に本日の主役、QUADのコンデンサースピーカーがセッティングされ、その前にテーブル、右壁面に様々な機器類、テーブルを囲んで10席ほどの椅子、その背面周囲がレコードラックというような配置のお部屋でした。

【広いお部屋のかなり手前にセットされた ESL63pro】

部屋に入るとM氏から工房のご主人(社長)をご紹介いただき、ご挨拶の後、大まかなシステムの説明を頂いて、試聴会がスタートしました。

本日の会の趣旨としては、QUADのコンデンサースピーカーのESL63proを中心に、QUADの再生音を楽しみつくそうと言うもので、既にパワーアンプの405−2が2台待機しており、後からC22とIIも届くとのことでした。

最初は、Audible Illusionsというメーカーの真空管プリ、パワー、プレーヤーは、QUAD66CDという構成で、M氏が何曲かを演奏してくださいました。

【プレーヤー〜プリ】

画面一番上がプレーヤー、その下が曲によって一部使われたメリディアンのDAC、その下がAudible Illusionsのプリです。

ピアノやボーカルの透明度も高く、非常に細かな音が明瞭に聞こえる上、何となく不思議な音場空間を感じました。なんと言うんでしょうか、個々の楽器やボーカルは小さく音像が定位しているんですが、演奏全体の雰囲気は何か面で迫ってくるような感じです。多分にスピーカーの形状から受ける先入観の生かもしれませんが。
とにかく、非常にリニアリティが高そうなクリアでストレートな音が気持ちよく、聞き入ってしまいました。

それもそのはず、M氏と工房のご主人は、前日の深夜までスピーカーのセッティングをされ、アンプも含めて様々な組み合わせで調整頂いたそうです。

そして、σ(^^)はいつもの超絶ギターサリオラをかけさせて頂いたんですが、再生直後、弦のひとかきと一叩きの音で納得、満足に達してしまいしまた。薄膜スピーカーならではの繊細さに加え、自然な音のエッジながら、気持ちよく飛んでくるパルス性の音、気持ちよく鳴って欲しいギターの弦の音が、期待通りに鳴り、何より嬉しかったのが、ギターのボディからの低音で、弦のタイトな音に遅れることなく、非常に心地よく鳴っていました。

予想外の低音の迫力に感激していると、M氏から解説があり、パワーアンプはKT88EL34のプッシュプル(だったかな?)で、デジチャンで63ヘルツで切って、サブウーファ(最初の画像の真ん中の箱)を繋いでいるとのことでした。(納得)
※H20.10.30M氏より情報入手して追記
サブウーファーはENTEC 1000LF をデミアン・マーチン氏(クロスビーオーディオワークス)がモデファイしたクロスビーチューンモデル。

【パワーアンプとデジチャン】

既にコレだけの音が出ていれば、もう充分でしょうというような素晴らしい再生音が出ています。
普通の試聴会なら、このまま色んなソースを聞き比べ、その鳴りっぷりを確認するんでしょうが、本日は冒頭に説明を受けたように、あくまでこれは、ウォーミングアップなのです。

コレだけの実力を目の当たりにして、この先があるのかな?と思っていましたが、何の!完全に序の口でした。
少々長くなりましたので、一旦、ここで中断して、衝撃の体験第2波は、次回紹介とさせていただきます。

いつもかみさんから、長すぎて読む気がしないと言われているのですが、某友人から、字が小さくて読めんと指摘され、文字を大きくしてみたら、その長さが半端じゃなくなってしまったので、分割して、少し1話が短くなるようにしたいと思います。 ←違うて!寄り道の無駄話が多すぎるんじゃ!


こうご期待!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html




▲△▽▼

M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/2907:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

充分に素晴らしい再生音楽を聞かせてくれたESL63Proですが、謎の工房のただならぬ様相をご覧になった方は、まだまたコレでは終わらないだろうと思い当たっておられるのではないかと思います。

手始めとして鳴らされた音で、既に満足してしまっていたσ(^^)は、果たしてこの後次々と襲い掛かる大きな衝撃に耐えられるのでしょうか?

という事で、QUADの音を楽しみまくろうという主旨のイベントの前座として、アメリカさんの機器を交えて聞かせていただいたんですが、それではいよいよアンプもQUADにしたらどうなるかというステップに突入しました。


【次なる勇士405−2 2台】

そうです、次なる勇士は、QUAD 405−2 なんですが、そのままの参加という訳ではありません。

プリアンプは、そのままで、まずは、パワーアンプを単体のステレオからスタートしますが、イギリスでの環境は、240ボルトで、100ボルトで使うと、全然お話にならないほど、オリジナル環境の方がいいそうです。
今回は、機器調達の都合から、国内仕様の200ボルト版と海外仕様の240ボルト版の2台が準備されており、最初は、国内仕様の機体を200ボルトでの試聴となりました。

今度もまたしても、1曲目冒頭の再生が始まって直ぐに軍配が上がりました。QUADへの変更と同時に、球アンプからトランジスタのアンプに変ったわけですが、イメージしていた音とは全く違い、中高音の密度が高く、滑らかで、陰影豊に鳴り初め、一気にQUAD色が強いと思われる魅力的な音となりました。

先の再生音に充分満足していたσ(^^)には、非常に大きな驚きで、スピーカーとアンプの関係が、いかに重要かを感じるには充分な変化でした。

それでも、まだ試聴会は始まったばかりです。まだまだお楽しみのネタが待っています。

という事で、次に行われたのが、上の画像が予告していたのでお分かりと思いますが、同じQUAD 405−2(仕様が若干違いますが)を2台使用して、それぞれをBTL接続のモノラルアンプとしての再生です。

この再生には、何やら仕掛けがあるそうで、画像のアンプの上に小さな箱が乗っていますが、QUAD純正のトランスで、コレを使うことによって、簡単にBTL接続のモノラルアンプに出来るのだそうです。

という事で、まずは繋ぎ変え作業に入りしまた。


【謎の工房の機器たち】

ここで、謎の工房のご主人が、普段の工房のシステムという事で、アルテックのA7?に凄く大きな平面バッフルのウーファーつきで聞かせてくださいました。

先程までの試聴曲では、ご本人は、ベースの音が少しだぶつき気味なので、今後の課題だとおっしゃってましたが、とても艶かしいボーカルにうっとりしてしまいました。
せっかくホーンの心地よい音が聞かせていただけるならと、σ(^^)は、思わず持参したトランペットのクインテッドのマスターCD−R盤をかけていただきましたが、ミュートトランペットのなんとも柔らかに包み込むようで暖かなラッパの音に、しばし聞き入ってしまいました。

そうこうするうちに、繋ぎ変えも終わり、いよいよ、QUAD 405−2を2台それぞれ、BTL接続モノラル再生で、試聴再開となりました。

その音は、非常に解像度が高まり、音場感、高域への伸び、低音のリアリティも向上し、現代音楽にもマッチする広帯域の再生となりました。しかも、その傾向の中心は、やはり音楽の躍動感をしっかり守った再生なんですが、ステレオ単体と比べると、少しオーディオ的快感度合いが増したという所でしょうか。

※'08.10.29 10:30修正(国産プレーヤーの試聴を記述していましたが、順番の勘違いに気付き、削除しました。m(_ _)m)

それじゃあ、次は、もう一度アンプをステレオ単体に戻そうか?

という事で、アンプを繋ぎなおすことになったんですが、先に説明したように、同じ405−2が間に合わなかったため、先の1台は国内仕様、もう1台は海外仕様という事で、今度は海外仕様を240ボルトで使ってみようということになりました。

そして、出てきた音は・・・・・・・何と素晴らしい!!

BTLモノより緩やかな低音にはなりますが、大変豊な量感で、ギリギリ不満にならない柔らかさで、何より中音の密度感が高く、高音にかけても、なんとも柔らかで滑らかに伸びていきます。
なにやら、BTLモノにするためのトランスの影響もあるとのことで、一部の方はトランスレスでBTLモノにしたらどうなるだろうと思いを馳せておられました。

で、σ(^^)はというと、以前なら確実にBTLモノのオーディオ的快感を選んでいたと思いますが、今回は、なぜか、ステレオ単体の音の方に好感を持ちました。おそらく、全体のバランスと空気感というか包み込まれる雰囲気に惹かれたんだと思います。

しかし何という完成された音楽再生なんでしょうか!

何十年も前のシステムで、コレだけ感動的な再生が出来るなんて!
QUADというメーカーの総合的な音作りの凄さを垣間見た気がします。

いや〜!本当に凄い!素晴らしい!

となると・・・・・・さあ、この後の真の衝撃体験については、次回、第3話に続きます。


こうご期待!

デハ(^^)/

コメント

クオードのパワーアンプは...

傑作ですね。
ESL(HQDシステム) 63と昔散々聞きました。1番素晴らしいと思ったのは63とフッターマンのOTLアンプとナカミチのアナログプレーヤーで聴いた音でした。本当に素晴らしいと思いましたよ。
[2008/11/01 21:33]


ご覧いただいたと思いますが、第3話に出てくる通りの結末となりました。
後は、更にオール同年代・・・・
[2008/11/02 00:06]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


▲△▽▼



M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/3007:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

本日も、引き続き お宅訪問シリーズ第5弾!のつづきですが・・・・・

皆さんのご感想はどうでしょうか?
かみさんからは、まだ長いと文句言われてますが、これを区切ると話の盛り上がりも何もなくなっちゃう気がするし(^^;
皆感からのご感想もお聞きしたい所です。よろしくお願いしますm(_ _)m

なんてことは置いといて、いよいよクライマックスが近付いてきました!

前回まで、第1話冒頭のタイトル直後の興奮度合いから、どんなに凄いんだ?と期待が目一杯膨らんだ方には、ん?ちょっとMt.T2の反応が大人しいんじゃないか?と思われる記事だったかもしれません。

そんな皆さん!お待たせしました!!どぉあいぶぅあくはつです!!!!


QUAD66CD、アメリカさんの管球プリを送り出し系として、QUAD 405−2を本国のオリジナル環境の240ボルトにしてESL63Proを駆動したときの、何とも甘美な惚れ惚れするような味のある音楽再生に、心底感動し、本当に幸せ一杯だったんですが、そう言えばまだ・・・・・・・と、試聴会場左の作業台に途中持ち込まれた機器に目が行きました。

【QUAD 22】

何とエレガントな筐体でしょうか?
今のオーディオ機器にはない、押し付けがましさを感じない自然でシンプルなデザインと非常にコンパクトなサイズ。
英国のある種、凛とした雰囲気も感じさせる佇まいに、ついつい見とれてしまいます。

その後に置かれていたのがこちら。

【QUAD II】


いずれも半世紀近くを過ごしてきた製品・・・・何か、「作品」と呼びたくなりますね。(^^;

22とあわせて見ると、益々その洗練されたデザインに、憧れさえ抱きます。

コレを眺めていると、一体どんな音色を聞かせてくれるのだろう?との思いが抑えられなくなりますね!

本日、ほんの少し遅れて会場を訪れた、そう、訪れたのです。

この素晴らしいQUADの名機達は、QUADに想い入れ、愛して止まないK氏の手厚いメンテナンスを受けた愛機の一つで、本日主催のM氏の計らいで、オールQUADシステムを試聴するために、この謎の工房に招かれたのです!!

そうなんです!
今日の会のトリを努めるのがこの黄金コンビ!

つまり、オールQUADによる再生音楽を楽しもうということです。

QUAD 66CD + QUAD 22 + QUAD II + ESL63Pro

しかも、QUADが奏でる本来のブリティッシュサウンドを聞こうということで、各機器を本国と同じ240ボルトでの再生という、普通ではめったに聞くことができない環境での再生です。

【オールQUADシステム勢揃い】


セッティングが終わり、並べられた機器たちを眺めると、この名機たちに相応しいインテリアでコーディネートされた部屋で、この名機たちが奏でる音楽を、家族や友人たちと会話を楽しみ、紅茶をいただきながならゆったり過ごしてみたい・・・・なんて思ってしまいました。(^^;

そんな妄想に浸っているうちに、いよいよ試聴再開・・・・っと、ちょっと違いますね。演奏がはじまりました。ですね。

!! !! ぅお〜っ!
一同に耳を傾けていた全員が、声にならない声をあげ、会場が一気にざわめきました。

んーん!何とも!濃密で甘美!暖かくて優しい!
言葉の無知を悔やみます!
そうなんだ!これが、QUADの音なんだ!!

今まで、聞いてきたと思っていた素晴らしいQUADが、実はまだ完全なQUADの音ではなかったことに気付きました。
今聞いている音に比べると、それまでの音は全く、未完成の音だったのです。
しかも、素晴らしい音楽だと感じていた音が、まだまだ単なる「音」だったことに気付かされました。
これが「音楽」なんですよと見せつけらたような衝撃だったんです!

今のσ(^^)には、濃密で甘美!暖かくて優しい!としか表現できませんが、何ともまとまりのある心地よい音楽が聞こえてきました。
最高に贅沢な音です。
コレが半世紀前のシステムから再生されているということに、驚きを隠せません。
自分のオーディオへの取り組みが、正に「あなたのはオーディオ遊びだよ」とあざ笑っているかのような音です。

黄金コンビの所有者である、超QUADフリークのK氏の言葉が耳から離れません。

「散々色々試したけど、QUADを買ってきてポンと置いて、そのまま普通に鳴らすっていうのが、実は一番良い音なんだよな。」

この音を聞いたら、この言葉の重みに始めて気付かされます。

謎の工房の主が、こぼされていました。

「昨夜、夜中まで、ああでもない、こうでもないって散々試したのは何だったの?」
「完全にやられたよ。それまでのが完全に前座になっちゃった。」
「まさか、ここまで差がはっきりするとは思ってなかった」

いやいや、部屋やスピーカーのセッティング、電源の環境など、この工房の土台があってのことだと思いますよ。

でも、今日のこれまでの試聴の後に、この音を聞いてしまうと、全てが無意味だと感じても無理ないのかもしれませんね。

本当に、完全にQUADの世界を見せ付けられたと言う感じです。
恐れ入りましたという他ありません。

もうホンとに、「衝撃」と呼ぶに相応しい素晴らしい体験でした。


翌日頂いた主催のM氏からのメールにも、「故ピーター・ウォーカーの爺様にやられたと思いました。」とありましたが、超ベテランの参加者の皆様にも相当な衝撃だったようです。

その事実を物語るかのように、QUADに想いを馳せ始めた矢先、この衝撃に完全にノックアウトされ、その世界に驀進を始めてしまった方もいらっしゃいます。(^^;
そうです!近頃ビンテージ、特にQUADに傾倒し始めておられた AcousticTao さんです。
氏の「ブログ」を拝見すると、当日の日記から、その衝撃の状況と、氏の驀進の経過が伺えます(^^;

いや、もう本当に素晴らしかった\(^^)/

この会にお誘いいただいたI氏、M氏、また、それをサポートされた謎の工房のご主人、K氏、更にこの会に参加された皆さん、本当にありがとうございました。
1点だけ、同時代のQUADという点でのみ、ESL57の存在が気になりますが、またの奇跡に期待したいと思います。

いや〜!本当に幸せなことです。どうもありがとうございました。


・・・・・と、終わりにしたいのですが、実は、まだ続きがあるのです。(^^;

このお宅訪問レポート第5弾の第1章、冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

このお話は、次回、こうご期待!

デハ(^^)/

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html





▲△▽▼

AcousticTao

2008/10/25
9534番バッター AcousticTao
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment  

 とある秘密の工房にQUAD好きが10名近く集結し、「QUADを聴く会」の定例会が開催される予定があることを聞きつけて、私も参加させていただいた。この定例会は秘密裏に集会が重ねられ、QUADに関して様々な発見がなされた模様である。

 秘密の工房の広さは20畳はあるであろうか。とても広く、QUAD以外にも様々なオーディオ機器が並んでいる。さらに様々な測定機器や工具、ケーブル類が並んでいて、まさに秘密集会が開催される工房の様相を呈している。


 今日の定例会はESL63を様々なアンプで鳴らすというというのがテーマ。送り出しはQUAD66CDで固定。CDプレーヤーとスピーカーをQUADの銘品で固定したうえ、アンプを何種類か試してみたのであるが、「いや〜素晴らしい経験をさせていただいた」というのが正直な感想である。

 まずトップバッターは、Audible Illusionsという聞きなれないメーカーのプリアンプとパワーアンプ。アメリカ製の真空管式のアンプメーカーである。初めて見た。真空管式ということを意識させない高度なバランスとクリアな音質。クオリティは高い。

 二番バッターは、プリはそのままにパワーがQUAD405-2の組み合わせ。音に確かにQUAD色が加味され、ブリティッシュ・サウンドに変化。「やっぱりいいよな〜」とほっと胸をなでおろす。


 三番バッターはパワーが405-2のモノ使い。小さなトランスを加えて2台の405-2がESL63を駆動する。なかなかの技巧派である。405-2が2台になったのでQUAD色が強まるのかと思ったが、逆であった。QUAD色は薄まり、バランスがより普遍的というか、品位が上がったように感じられた。しかし、QUAD好きにとっては、QUAD色が薄まったのは少しばかり寂しい気がした。


 そして、本日のメインイベント。4番バッターの登場である。その名は、「QUAD22 QUADU」。その4番バッターの一振りは、ボールを軽々とスタンドに放り込んだ。その放たれたボールは緩やかな放物線を描きならがら、フェンスを越えた。さすが4番バッターである。その一振りで勝負は瞬時についた。そして私自身の心の迷いにも瞬時に決着をつけてくれたのであった。

コメント

2008/10/30 23:11
投稿者:tao


MESSAさん、こんばんわ!
高解像度でもしなやかで、気持ち良くて寝ちゃうような音っていいですよね・・・パワーアンプを新調されてさらに高度に調整されたMESSA SOUNDを楽しみにしています。


2008/10/30 12:10
投稿者:messa

Taoさん、こんにちわ。

 好きな方向がつかめて良かったですね!以前にお邪魔した時に、絶対的な解像度より音色とか雰囲気を大事にされるのかなぁとも思っていました。
 当方は高解像度でもしなやかで、気持ちよくて寝ちゃうような音が目標です。少しは理想に近づいたと思うので、今度お出で頂いてチェックして下さいね〜


2008/10/27 20:25
投稿者:tao


hiroさん、こんばんわ!
出来れば一つの部屋にはスピーカーはひとつ、アンプもひとつ、と思っています。
なので、現在部屋は三つありますので、あぶれてしまったスピーカーとアンプは処分するしかないかと思っているのです。しかし、いざ手放すとなると惜しくなってひとつの部屋に2セットあってもいいかな〜なんてことになるかもしれません。

2008/10/26 22:45
投稿者:hiroyuki azuma

Taoさん!?

そ、そんなぁああ。まじですか?

急にではなかったのかもしれませんが、ハイエンドを処分されるのですかぁ?

うおおおおぉおおおおおお。Taoさあああぁあぁん。

それもほとんど処分ですか?

一緒に探しましょう。笑

古くていいやつを…。
hiro

2008/10/26 22:32
投稿者:tao

MESSAさん、こんばんわ!
一気に50年以上もの時間の流れをさかのぼることになりそうです。オーディオを趣味とするようになってから、もうすぐ3年が経とうとしていますが、3年経ってようやく自分が好きな音が分かってきました。
当初これが良いはずと思っていたものからは大きくそれることになりそうです。今後はハイエンドの機器はほとんど処分し、ビンテージに大きく踏み出すことになりそうです。

2008/10/26 19:53
投稿者:messa


Taoさん、こんばんわ。
 
 おおっ!つまり吹っ切れてQUADのSPを導入って事ですよね?相変わらず凄いペースですね! 今度オフ会の予定があれば参加させて下さいね〜
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2008/10/26
954ALL QUAD AcousticTao 
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 QUAD 66CD、QUAD 22、QUAD U、QUAD 63PROのオールQUADのシステムを昨日聴いた。「素晴らしい・・・」音が出た瞬間部屋の空気が変わったような気がした。それ以前にアンプとして使っていた「Audible Illusions」は「幻」のように消え去った。

 さらに同じQUADの405-2も2台まとめて飛んでいってしまった。「前座」という言葉がこれほどしっくりときて、さらに軽々しく思えた経験もめずらしい。「これで決まりだ、これ以上何が必要なのだろうか?」というのが、このALL QUADシステムを聴いての正直な気持ちであった。

 このラインナップで数曲聴いてから、このオーディオ工房のオーナーがお持ちの違うメーカーのCDプレーヤーを送り出しとして使ってみた。QUAD66CDよりもしっかりした躯体を持ったCDプレーヤーである。

 途端に音楽から命が消えた。「ありゃりゃ・・・これは同一メーカーで揃えて使えってことか・・・」と内心思った。イギリスでは同一メーカーで揃えるというのは当たり前のようであるが、日本の場合はいくつかのメーカーを組み合わせる方が一般的である。

 まあ、何はともあれ、QUAD 22とQUAD Uのペアの音を聴くことが出来たのは、昨日の一番の収穫であった。そしてESL 63PROをじっくり聴くことが出来たのも素晴らしい経験となった。

 この両者の組み合わせの音を聴きながら「このアンプでESL 57を鳴らしたらどうなのであろうか?63PROは素晴らしく鳴っている。ESL 57でも素晴らしいはずである・・・」という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

 きっと63の方がオーディオ的には優れた面が多いはず。でも何故かしらESL 57の方に惹かれるものを感じるのである。帯域もより狭いはず、構造的にもより単純である。しかし、QUAD 22とQUAD Uは、ESL 57を駆動することを主目的として開発されたアンプである。なのでこの組み合わせで悪いはずがない。

 しかし、これらの製品は半世紀も前の製品であるので、コンディションはバラツキがあるはず。しっかりメンテナンスされたものであればいいのであるが、安易に手を出すと「はずれ」をつかむ可能性も高い。かなりリスキーな分野ではある。リスキーではあるが、大きくハンドルを切る決心はついた。

コメント


2008/10/28 21:46
投稿者:tao


hiroさん、コメントありがとうございます。
QUAD66CDを手に持つと、とても軽い。そばの出前持ちの落ち方でも持ち運びができるほどです。

しかし、一旦音が鳴り出すと、スピードを上げれば上げるほど路面に吸い付くドイツ車のように、滑らかに歌い始めます。
2台購入される気持ちも分からないではないです。

2008/10/27 23:38
投稿者:hiroyuki azuma


66CDおめでとう御座います。

良いと思いますよ。値段も当然の価格。いい買い物だと思います。ショップですか?
手放さない人が多いようなので、もともとの流通数からもそれほど頻繁にショップで見かけたりしませんが、フィリップスメカのそれは、絶妙ですね。

しかし、早い。Taoさんの動きが早すぎて驚いています。

とはいえ、おめでとう御座います。
到着が楽しみですね。

グレーのボディは、QUADとの相性も良いですよ。

当方もQUADのCDは、好きが高じて、2台です。アホと思われていますが…。

QUAD大好きです。笑

2008/10/27 20:29
投稿者:tao

キン肉マンさん、こんばんわ!
ALL QUADがあまりに良かったので、実は66CDの中古を入手しました。明日か明後日家に届く予定です。価格は79,800円。この価格、なんだかほっとします。これが当たり前なのでしょうが、狂気じみた価格ばかり目にしてきたものですから・・・

2008/10/27 17:02
投稿者:キン肉マン

QUAD 66CD→QUAD 22→QUAD U→QUAD 57

きっとTaoさんを裏切りませんよ!

同じPhilipsメカのSTUDER A730もQUADとの相性バッチリですし、
66CDの後継機である67CDも気になりますね。
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M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)[2008/10/3107:00]
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タイトルに、怪しい記述がありますね。ご注意下さい。(^^;

前回、何やら思わせぶりな終わり方でしたね。
本日は、お宅訪問レポート第5弾、最終章と題して、前回を上回ってしまった最高のクライマックスをお届けします。


前回の最後にフリました、お宅訪問レポート第5弾の第1章の冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

前回、これだけの「衝撃」を受けていながら、まだ「とりはだ」も「超・感動」もでて来ていないですね・・・・・・

【オールQUADシステム勢揃い】


っと、もうホンとにもの凄い体験をさせてただいたんですが、この完璧な再生音楽を聞かせていただいて、σ(^^)は、どうしてもある衝動が抑えられなくなってしまいました。

でも、今日はQUADを聴きまくるをテーマに、M氏がプロデュースされた試聴会です。
しかも、この上ない「衝撃」を参加者に与え、最高に盛り上がっています。

試聴会は、その後、じゃあ、(これだけ素晴らしい音を出しているのがオールQUADのハーモニーによるのかを確かめるために)国産CDプレーヤーに変えてみたらどうなるかやってみようよ、という話になりました。

σ(^^)の好きな某筋骨隆々メカのプレーヤーに繋ぎ変えての試聴です。

音が出た瞬間、勝負が付きました・・・・というか、勝負になりませんでした。(^^;

ん〜?ここまでつまらい音になっちゃうの?

ひょっとして、ここでSP以外、オール国産機で構成するうちのシステムを同時比較したら、この落胆をモロに味わうことになるの?って考えると、結構ショックでした。(^^;

当然、1曲も聴き終わらないうちに、すぐさま元のオールQUADに戻されました。

やはり、完璧!!
最高の再生音楽です!! 素晴らしい!!


と、同時に、押さえていた衝動が堰を切って流れ出しました。

「Mさん、こんな凄い音聞かせてもらったら、我慢できないです。この音やバランスがどう変るか、どうしても知りたくなりました。」
「えっ!げげげ持ってきてるの?」
「うん。聞いてみたいです!」

と、そこへ別の参加者の要望もあり、次の曲の再生が始まりました。

すると、途中でM氏が、「Mt.T2さん、どうしてもやりたいって顔してるよ。やってみたい?」
「マナーに反するような、せっかくの盛り上がりを台無しにするかもしれませんけど、是非やらせて欲しいですね。」

M氏の近くにいらしたK氏が、何をやりたいといっているのかをM氏に聞いて、
「いいんじゃないですか。やって見られては?」
との暖かいお言葉を頂きました。

「じゃあ、ホンとに駄目にしちゃうかもしれませんが、1曲だけ実験をさせてください。」

という事で、会の最大の盛り上がりを台無しにするのでは?との恐怖心と戦いながら、極度の緊張を持って、まずは、ノーマルのまま再生しました。
曲は、このオールQUADを聴いて、持参したCDの中で、どうしても聴きたいと思った「ヘイ・リーと故・本田美奈子との幻のデュエットでアメイジンググレース!」

「自分が中央で聞かなくていいの?遠慮せずにどうぞ。」
との配慮まで頂きましたが、
「いえいえ、この実験では、他の人がどんな反応をされるかを見たいので、この場所でいいです。」
と、センターからは少しオフセットした席から、CDプレーヤーの再生ボタンを押しました。

そうなんです。本来、げげげグッズを持参した理由は、もし機会があったら、是非他の方がどんな反応をされるかを見てみたいというものだったのです。

ところが、曲がスタートした途端、もう、いきなり鳥肌たちそうになりました。
他の人の反応なんか構っていられません。完全に聞き惚れてしまいます!
他にはもう、何もいらないほどの満足感。
ノーマルでこの音!凄すぎる!

これは困った! こんな素晴らしい再生がこれ以上よくなるはずがない!

気持ちは極度の緊張へと変りました。

どうしよう、かわらないならまだしも、変な音になったら・・・・・

センターに置かれたサブウーファーの上にフェラーリレッドの「超結界」を置き、焦りに震える手で、天音3本をSPケーブルに添えて紐で縛り、試聴位置に戻ってCDプレーヤーの再生ボタンをオン。

最初の音が流れ出し、笛の音色に、特に異常が感じられないことで、まずは一安心。

その後、最初の部分で、ヘイ・リーが英語で歌うんですが、これが何とも優しく、やわらかく擁かれるように包み込まれる錯覚に陥りました!
そして、途中、日本語で歌い始めた途端、全身に「とりはだ」が立ちそうになりました!

これは凄い!と思ったのもつかの間、いよいよ故・本田美奈子が歌い始め、高音がファルセットで抜けた瞬間、目頭が熱くなり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。

「もう一度歌いたい」との強い思いを胸に、無念にも短い生涯を閉じてしまわれた故・本田美奈子さんの、歌に込められた優しくも力強い思いの一端を感じる素晴らしい歌声に、ヘイ・リーが、その思いをオーディエンスに何とか届けたいとサポートするかのように素晴らしいコーラスを添えます。

この世のものとは思えないほどの優しく暖かな空間に擁かれ、全てのしがらみから解き放たれたような感覚に包まれました。
危うく、感情の歯止めが効かなくなりそうになり、必死に堪えていたのですが、気が付くと全身「とりはだ」がたっていました。

ふと我に帰って、立ち上がり、曲の余韻が消え去るのと同時に、CDプレーヤーを停止させた瞬間!

何と!
一緒に聞いていた皆さんから、拍手が起こったのです!!

「いや〜、素晴らしかったですよ!」
K氏から、声をかけていただいた時には、σ(^^)の感動は、最高潮に達していました。

それでも、必死に涙を堪えながら、
「いやぁ、反応を見たいなんて言っておきながら、自分がどっぷり嵌って、マジに鳥肌立っちゃいました。」
と、答えるのが精一杯でした。

いや、本当に、曲で感動させてもらい、更にげげげの再生に拍手をいただいたことで、σ(^^)は一気に「超・感動」の世界に上り詰めました!

今思うと、QUADの素晴らしさを聴きまくるための試聴会で、オールQUADの素晴らしい演奏に、皆さんが最高潮に盛り上がっていらっしゃる中、全く関係ない妖しいGe3アイテムを実験するなんて、何て失礼なことをしたんだと、反省するばかりで、そんなタブーをお許しくださったM氏には、感謝の気持ちで一杯です。
せっかくの試聴会の盛り上がりを台無しにするかもしれないお願いを、快く、お許しいただき、本当にありがとうございました。

正直、あれほど完成したバランスと再現を見せるオールQUADの音を聞いていたら、どうしてもGe3アイテムがそのバランスを崩すことなく、新たな効果を見せてくれるか、試したくて、我慢できずにお願いしてしまいました。

幸いにも、まあ、皆さんが会の進行上の配慮をしてくださった?のか、拍手までいただけた(わたしと同様に感激していただけたと勝手に解釈しております)ということは、極めて感激的な出来事で、本当に感謝しています。

Mさん、また、同席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


という事で、過去のオーディオ体験の中でも、頂点に位置する感動をいただいたところで、今回のお宅訪問シリーズのレポートを終わりとさせていただきます。
最後まで、駄文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m


デハ(^^)/
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49. 中川隆[-9374] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:25:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3112] 報告
KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
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週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】

そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
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KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
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さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。
階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】


画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】


そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
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KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
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昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。
まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
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KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
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さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・
試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-149.html

50. 中川隆[-9371] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:36:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3115] 報告
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/2807:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


今日は、これまで数々の感動を与えてくれた「クォードを聴く会」の第3回の集いです・・・・

ちなみに、この名前は、このイベントを毎回、背景から説明するわけにはいかないので、勝手にネーミングしただけで、実際に実在する会ではありませんので・・・・(^^;

と言うことで、今一度、過去のお話を、以下に・・・・

まず、第1回は、初QUADと鳥肌!拍手体験!

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP) [2008/10/28]
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/29]
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/30]
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動) [2008/10/31]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html


続いて、第2回は、QUADのアンプの世代とESL!

【128】081124 KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30]
【129】081124 KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達) [2008/12/01]
【130】081124 KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ) [2008/12/02]
【131】081124 KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場) [2008/12/03]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-146.html

・・・・時間があれば、もしくは気分転換や週末のお楽しみとして、ぜひとも一通りご覧いただきたい位、面白く楽しい事が満載のおぼえ書きですね。

恐らく、KM氏のリスニングルームを置いて他に、こんなに様々なクォードの奏でるブリティッシュサウンドを、充分な調整やセッティングがされた環境で聞かせていただけるところは、ないんじゃないでしょうか?

偶然と言うか、素晴らしいめぐり合わせで、このような素晴らしい演奏を聞かせていただける機会に恵まれたことは、本当に幸せなことだと、しみじみ思っています。

しかし、それだけではありませんでした!!

何と、今回はその素晴らしい演奏体験の3回目!

今回のテーマは、勝手なサブタイトル「クォードを聴く会」の名前に、ちょっとだけ反して・・・・「英デッカのスピーカー」です。

デッカってあの「DECCA」?・・・・そうです。

スピーカーなんて作ってたの?・・・・そうらしいです。σ(^^)も初めて知りました。

【ロンドンエンクロージャー@】

【ロンドンエンクロージャーA】


メーカー :DECCA (英)
機  種 :ロンドンエンクロージャー
仕  様 :2ウェイ2スピーカー 完全密閉型 リボントゥイーター 8Ω
      W35.4×H57.5×D28.1cm 15kg 

今回は、このスピーカーの演奏を聞かせていただこうという会なんですが、その他にも蓄音機でSP盤を聞かせていただくというオプションもあるとのことで、期待が高まります(^^;

KM氏のお話では、ある電気店の店主がこのSPを非常に気に入って愛用していたが、お亡くなりなり、処分される所を、常連さんだった方々が、忍びないとレストアしたものが、どんな運命か、KM氏のところにやって来たとのことで、その経緯には、何か不思議なものを感じると仰っていました。

【今日のためのセッティング】


オリジナルのサランネットも残っていますが、このレストアで非常に綺麗なサランネットが設えてあり、パッと見は、古いSPには見えません。
というより、今でも現役で通用しそうな、おしゃれなリビングSPと言う出で立ちです。

【トップバッタープリは33(上段)】


そして、送り出しは、いつものクォード66CDで、まず、トップバッターのシステム構成として、プリは、SPの年代に合わせて聞くべし、ということでクォード33を設え、当然パワーもセットとなるクォード303が準備されています。

【セットとなるパワーはもちろん303】


これらの機器も、本当に何とおしゃれなんでしょうか!
リビングステレオとして見ると、全く持って素晴らしいデザインセンスだと感じるのは、σ(^^)だけではないと思います。

もちろん、CDやアンプの駆動は、ステップアップトランスで、本国の環境と同じく240V駆動となっています。
前回もお話しましたが、このことは、クォードを良い音で楽しむためには、必須条件のようですね。

さて、いよいよ音を聞かせていただく・・・・・

肝心なところですが、残念ながら今日は、ここまで・・・・・続きは明日・・・・の予定(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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51. 中川隆[-9370] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:41:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3116] 報告
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPA〜HMVの蓄音機)[2009/01/29 07:00]
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昨日は、機材紹介だけで終わってしまいましたが、

まずは、デッカの声を聞かせていただく。

【最初のシステム】


画像は、σ(^^)の座った位置からのシステムの景観です。

これだけゆったりしたエアボリュームのお部屋に、臆することなく、たたずむDECCAのロンドンエンクロージャーですが、何か起こりそうな期待に胸が膨らみます(^^;

さて、いよいよこの構成での音ですが、聞かせていただいたのは・・・確かしょっぱなCDだっと思うんですが・・・・いきなりこれかよ!(^^;

曲は、エンリコ・マイナルディのバッハ、無伴奏チェロ組曲・・・・10曲目

・・・ん〜、何とも深く、広々とおおらかに響く音色です。

このサイズのSPから、この部屋にこれだけ音が満たされるのは、何とも驚きに溢れています。(^^;

この後、同じ曲をレコードで聞いたかな?・・・・スミマセン、最初の出音の感激が強すぎて、その直後の記憶がありません。(^^;

そして、続いての送出しは、このターンテーブル・・・・・

アナログ音痴のσ(^^)にはちょっと??ですが・・・・

【送出しはトーレンス?】

見た目は、まんま、リンのソンデックLP12ですね・・・・

と思ったら、どうやらその前身だそうです。

見る人が見ると分かるんでしょうが、ターンテーブルは「TD−150」との記載があり、アームもカートリッジもデッカのものだそうです・・・・あら?そんなものも作ってたんですね?(^^;

【デッカのアームとカートリッジ】


さて、聞かせていただいたのは、同じくチェロのカザルス。

バッハの無伴奏の6番だったかと・・・・無知をお許し下さいm(__)m

・・・何とも、情感たっぷりに伝わってきます!何となく物悲しさを感じる演奏に思えましたが・・・・ともかく、チェロの音色が気持ちよく体に染み込んでくる感じです。(^^;

続いて、同じくデッカのレコードでジャック・ルーシェ・・・・・

何とも、可憐に、スインギーな演奏です。

何でしょうか、中音域お暖かさなのか、濃さなのか、グングン演奏に引き込まれ、心地よく体が動いてしまいました。

何か、システムを聞き込むと言うことなんて全く意識せず、瞬時に曲の世界に引き込まれてしまいますね。

相当な試行錯誤を積み上げられた結果の機器構成とセッティングで聞かせていただいているわけですから、当然なんですが、こんな音を聞かせていただけると、自分がドタバタ機器と格闘しているのがわびしくなってしまいますね。
さて、何とお次は・・・・

当初のタイトル「DECCAのSP」から、今度は「HMVの蓄音機」へと・・・

【HMVの蓄音機No.132】

アナログ機器すら無知なσ(^^)には、もう全くわけ分からない世界です・・・
σ(^^)からの見た目は、古いイギリスの工芸家具?程度の認識なんですが、次々と蓋が開かれていくと、やはり何かただならぬ迫力を感じてしまうのは変でしょうか?(^^;

そして、何とも面白かったのは、機器の右側から出たレバーをくるくる回してぜんまいを巻かれたところでした。・・・・・

子供の頃、テレビのコントや古いドラマなんかで、出てくるような、音の速度が急に落ちて変な音になって、慌ててレバーを回して、ぜんまいを巻く姿、そのものを目の前で見ているんです。

さて、それでは、演奏です・・・・

【SPに針を下ろして蓋を閉める】


曲は、SP盤で、ロザリン・テュレックのピアノで、バッハのプレリュードからの再生です・・・・

・・・・って、何なんですか?この音は?

どうしてこんな木の箱から、こんなに純粋で染み渡るような音が出てくるんでしょうか?

しかも、これだけ広い部屋に全く負けない浪々とした鳴りっぷりは・・・・

もちろん、レコード特有のパチパチ音とシャーッていうノイズは聞こえるんですが、自分は普段、現代の機器に大量の電気をぶち込んで・・・・

 一体音楽の何を聞いているんだろう?

と考えさせられるような、演奏の熱気というか思いみたいな所が、ストレート飛んでくるような感じなんです。

っと、参加者のIHさんが、蓋を開けたほうが好きだとのことで・・・・

【試しに蓋を開けて演奏】


お〜! シャーッて音も大きくなりましたが、ピアノの音がすっきり抜けるようになりました・・・・これもいいですね。(^^;

ってとこで、いきなり30年以上前のSPに圧倒され、更に蓄音機にまで打ちのめされて、正にサンドバック状態・・・・一体この先どうなるのか?

今日は、ここらで一旦おしまい・・・・・

続きは、明日?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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52. 中川隆[-9369] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:42:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3117] 報告
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPB直熱三極管)[2009/01/30 07:00]
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さて、蓄音機の異次元体験の興奮も覚めやらぬまま、今度は、もう一度クォード&デッカのシステムに戻り、今度は、クォード66CDからの再生です。

【QUAD&DEECA】

前回もこの会に同席された常連?Nさんの息子さんの持参されたCDの再生となりました・・・・・

中学生とのことですが、何と!選曲は・・・・

キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンスの
ノウ・ホワット・アイ・ミーンから
ワルツ・フォー・デビイですと・・・・

渋すぎ〜!!

σ(^^)なんて、中学生の頃はもっぱら歌謡曲、しいて言うなら京都の深夜ラジオ(高石ともやさん)の影響で、少しブルーグラスを聞いていたくらい・・・・・・って、こっちのが超マイナーですね(^^;

さて置き、クォードが送出す信号を、デッカはどのように鳴らしたか・・・

最初、ちょっと眠い音に感じたのですが、キャノンボールアダレイのサックスが入ったら、熱い熱い!! めっちゃ生々しいんです!

ちょっと、参っちゃいました。(^^;

お次は、リタ・シュトライヒ/ワルツ&アリア集から・・・・

モノラルなんですが、素晴らしいソプラノです!でも、高域の伸びなんか、普通のシステムだと、相当厳しいでしょうね。
かなり、このツイーターは潜在能力が高い気がします。

ちょっとググルと、ケリーツイーターとかケリーリボンなんて呼ばれ、スタンリー・ケリーの開発によるもので、後にデッカ・ケリー・リボントゥイータとして使われたのだとか・・・・・
簡単に交換できるようになっているリボンユニットを、見せていただきましたが、アルミフォイルを蛇腹にしたシンプルなものでした・・・・
これで、あんな素晴らしい音が出るのかと、異様に感心してしまいました。

続いて、Nさんの息子さんのリクエストでパイプオルガンの曲!!

こんなの鳴るかい?って感じなんですが、流石に重低音は鳴らないものの、ホール感たっぷりに、深く、おおらかに、朗々と鳴る様には、驚きを隠せませんでした。

さてさて、それでは今日の主題!と言うことで・・・・

えっ? ・・・・今までのは?

今までのは、とりあえずデッカをお聞きあれとの突き出しみたい・・・(^^;

そして、登場したのが、こちら・・・・

【PX25直熱三極管アンプ】


PX25直熱三極管による真空管アンプです!!

かなり有名な球の種類のようですが、毎度ながら、無知なσ(^^)は、初見&初体験です。

送出しは、やっぱりこちら・・・・

【真打C22登場】


クォード66CDは、そのままに、PX25直熱三極管のパワーに組み合わされたプリアンプは、やはり、真打C22でした。

さて、その音は・・・・

曲は先程のワルツ・フォー・デビイ

お〜! ビルエバンスのピアノが爽やかに歌い出しました。全体に明るく、一気に曲の楽しさが伝わってきます!

ここで、Mさんが、C22のティントを調整しました・・・・

お〜! 張り出し感が良くなってピントが合った感じ・・・
抜けも良くなった気がします。

今度は、ティントをキャンセルに・・・・

ん〜ん!中高音がより前に出てきた・・・でも下も上も広がった感じ・・・

この調整は結構悩みそうですね、でも、曲にあわせて気分が変えられると言うことですから、それはまた面白いのかも。

さて、それじゃあ、ここで気分を変えてみましょうか!

っとKM社長が・・・・

【電源をノーマル、ラインをバイタルオーディオに】


電源ケーブルをウェスタンからクォードオリジナル(要は純正品です)に戻し、同じく、ラインケーブルもウェスタンからバイタルオーディオに変更されました。

どうやら、試行錯誤の成果からのお勧めの組合せのようですね・・・
アメリカ(ウェスタン)をやめてブリティッシュ(バイタルオーディオ:英のスタジオでの使用率が高いらしい)サウンドへの調整か?・・・・

気合も入ってきたところで、SPも上着を脱ぎ捨てて・・・・

【肉体美を見せつたロンドンエンクロージャー】


・・・・全然ちがう!!

何とも、甘く(緩い意味じゃないスゥィーティの意)しなやかで、σ(^^)にはとっても聞きやすくなった気がします。

ウェスタンの時は、中高域に少し盛り上がりがあるのか、艶っぽく感じますが、一方のバイタルは、何か、抜けがよくて、芳醇で、艶かしい感じがします。
と言うことで、σ(^^)にはバイタルのほうが好みでしたが、参加された皆さんの意見は、意外にバラバラでした。

しかしながら、いずれも大変魅力的な音であることには違いが無く、好み次第かな〜なんて思いました。(^^;

さて・・・・・まだまだ会は続きますが、今日はここでおしまい・・・・

明日は、もう少しこのスピーカーを、ソースの違いでの比較を含めて・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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53. 中川隆[-9368] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:49:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3118] 報告
クォードを聴く会 Part3(Cタンテ比べと音楽鑑賞)
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html


さて、ロンドンエンクロージャーと相性ピッタリな直熱三極管PX25ナス管のパワーアンプで演奏される音楽を楽しみながら・・・・

KM社長と一緒に、クォードを始めとするこちらの機器を、色々実験されて来た、お馴染みMさんいわく・・・・

このデッカのスピーカーも色んな構成で再生を試してきたけれど、どうも、心地よく熱い再生のためには、真空管アンプが必須で、特に直熱三極管でドライブしてやるのが一番良いんですよね。

との結論に到達されたようです。

普通は、この手のSPが鳴らないと、強力な石のアンプに行き着くそうですが、結局、リボンを溶かしてしまったりの失敗の連続なんだそうです。
ところが、これを直熱三極管のシングルアンプにしたところ、嘘のように思い通りの音を奏で出したそうです。

恐らく直熱三極管アンプの高次高調波歪み(偶数次歪み)が、このケリー・リボンツイータにマッチするようだと仰っていました。

【大型ホーン付のリボンツイータ】


ちなみに、このツイーターは、リボンタイプで、かなり深めのホーンが付いており、しかも、クロスオーバーが1.6kHzとのことですので、このスピーカーの出音の特質をかなり握っていると思われます。

そういえば、後のSPの上にも同じようなツイーターが乗ってますね(^^;・・・・この辺の話しは、また後で・・・・(^^;

さて、その後、一旦、この構成で各自のCDを聞かせて頂きました。

まずは、Mさんが、ステレオサウンドCD(リファレンスレコード?)の菅野録音から、オペラ「マクベス」を聞かれました。
σ(^^)は初めてなので、単なる第一印象ですが、とても男性の声が聞きとりやすい印象でした。

続いて、σ(^^)をこの会に誘ってくださった、Iさんは・・・・・

おーっと!

先日、飯田橋に連れて行っていただき、強烈にマスターの質を意識させられた「DISK AUDIOFILE」お得意の、米国のモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社のCDから、サイモンとガーファンクルです!!

懐かしい音楽ですが、何と新鮮なんでしょうか!
とてもボーカルが生々しく聞こえます。

さて、次のσ(^^)は、ちょっと興味があって、続けて同じ曲を違うCDで聞かせて頂きました。

曲は、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラのスーパーギタートリオのライブ「Friday Night In San Francisco」の1曲目なんですが・・・

まずは、先日少しご紹介したハーフスピードカッティングしたレコードから、ハイエンド機材でCD−Rに落としてもらったものですが、自宅や、ここの音は・・・・と思うところでは、情報量はかなり多いのですが、高音部がやたら煩く聞こえ、全然乗れないのです。

ところが、このシステムで聞くと、何と情報量が多く、バランス良く、且つ、生々しい音なんでしょう!!

対して、自宅で好みの音を聞かせてくれる、最近出たばかりのブルースペックCD盤を聞いて見ると・・・・

何か、えらい眠い音です。(^^;

ただし、高域が減衰しているからと言うのではありません。逆に、通常盤(ブルースペックCD)が、中高音の厚みで勢いや演奏の熱気を伝えるように音作りしているんじゃないかと感じました。
一方、高音質盤をCD−R化した方は、通常盤でカットされた高音部がそのまま入っているのではないかと思います。

さて、今度はまた、趣を変えて、装置の変更です・・・・・

残念ながら、この当り、σ(^^)の集中力は崩壊しております(^^;
φ(..)メモも散漫ですし、読み返しても良く分からないんですよねぇ(^^;

ちょっと不確かな話しかもしれませんのでご容赦を・・・・・

入れ替わったのは、ターンテーブル・・・・

【コニサーのターンテーブル】


ご説明いただいたんですが・・・・・φ(..)メモも記憶も・・・・(^^;

素人のσ(^^)が見ても凄そうなんで、見る方が見たら結構な貴重品なんでしょうね(^^;

聞かせていただいたのは、ピアノで・・・・・クララ・ハスキル

甘く、軽やかで、ゆったりと、心地よいピアノの調べに浸らせて頂きました。
そして、続いては、レコードとSP(蓄音機)での、同じ曲の再生・・・

【LPとSPの聞き比べ】


演奏は、デイヌ・リパッティのピアノでモーツアルト・・・・

・・・・これは、どっちが?と言うものではないですね。

いずれも素晴らしいピアノの演奏なんで、つい、そちらに気持ちが行ってしまいますが、しいて言うなら、SPは、丁度モノクロ写真のように、音楽のど真ん中を素直に出してくるのに対して、LPは、やはり色彩感があるというか、中高域の濃さや艶っぽさのところで、SPにはないものを感じます。

さて、普通ではなかなか聞くこともできない珍しい機器で、音楽を聞かせていただき、さらにはその珍しい機器同士を聴き比べるという・・・・

なんとも、贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。

・・・っと、これで終わるかって?

はい、今日はこれでおしまいです。・・・そう、今日のお話は・・・

そうなんです、普通のお宅訪問なら、これだけ素晴らしい音楽を聞かせていただいたら、もう後は、オーディオ談義に花が咲いて・・・・ありがとうございました・・・ってなるんですが(^^;

実は、耳も頭も既にパンクしていて、煙が出ているような状態なんですが、ここからが凄かった!!

怒涛の展開は・・・・明日?

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

げげげもちょっとだけ出てくるよ!

デハ(^^)/


コメント

私はパコ・デ・ルシアのファンで,結構集めています。凄いテクニックにフラメンコの味わいが加わってお気に入りです。
ところでメール出しましたが届きませんでしたか?
[2009/01/31 10:47] toku1209


toku1209さん、コメントありがとうございます。
σ(^^;もどちらかと言うと最近のピアノトリオ中心だったのが、昨年のサリオラ以来、急にギター物を聴く比率が高まり、今では、毎日1曲はという状態です(^^;

メールの件、受け取っています。・・・・数時間後に返信したつもりだったのですが、いま仕事の外出先なので、帰ったら確認してみます。
先週は、リスニング用の椅子でうたた寝のまま朝を迎えることが多かったので、単に、送ったつもりになっているかもしれません(^^;
[2009/01/31 12:37] Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html




[2009/01/3107:00]

54. 中川隆[-9367] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:55:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3119] 報告
クォードを聴く会 Part3(D実験カーニバル)[2009/02/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-210.html


昨日のお話しでは、感動濃度がメーターを振り切ったままのハイレベルな状態が、ずっ〜と続いていたため、σ(^^)の好きな落差のサプライズがなくなってしまい、正にオーバーヒート状態でした・・・・(^^;

と言うことで、この麻痺状態を利用して、トリップモードに・・・・

そうです! プチげげげ実験ターイム!!

まずは、千載一遇のチャンス!

響もどきは、蓄音機に効果があるか?・・・・

【蓄音機に響もどき】


σ(^^)は、残念ながら、普段アナログを全く聞かないため、お遊び道具としての「響もどき」は作りましたが、Ge3のきささんからは、本物との性能差は、非常に大きいと聞いています。

まあ、そんなアイテムですが、どうしても確認しておきたかったんです。

果たして、蓄音機に響もどきは効果があるのか?

・・・結果、余り違いは分かりませんでした。

バッハのパルティータを聞きましたが、少しだけ、演奏がつやっぽい感じで、メリハリがはっきりした気がしました。響もどきを外すと、少し雑身が多くなったような感じがしますが、微々たる変化でした。

響は、盤の共振を除く働きだとのことですが、その効果は、σ(^^;には、空間表現の向上として聞こえると感じていたので、モノラルでは差が出ないと思っていたんで、結果は予想通りだったのです・・・・・

が、後日、Ge3のきささんから、SP盤には、かなりウブゲの成分が入っているから、蓄音機でも、凄く変わるよ!ただ、箱を鳴らして音を増強している蓄音機だと分かりにくいかもしれない・・・との情報をいただきました。・・・・だとすると、ラッパがそのまま見えてるタイプを聞かないと駄目か?

それとも、σ(^^;が「ウブゲ」をきちんと聞いてないって事か?・・・・その方が正解みたいね(^^;

まあ、ストライクゾーンが違うってことですね。・・・聞こえるもののみ楽しみましょうっと!

さて、それではと言うことで、お次は、LPをと言うことで、再びコニサー登場。

聴いたのは、シュタルケルのチェロ・・・・

途中、PX25の片チャンがご機嫌斜めになりましたが、そんなことは忘れてしまうほどの素晴らしい演奏に、比較なんか忘れて、つい、うっとり・・・・

小刻みな演奏なのに、優しくふくよかな響きがたまりません・・・・

【コニサーに響もどき】


さて、「響もどき」を乗せて聴いてみました・・・・

やはり、響きがふくよかになり、チェロの胴鳴りがとても気持ちよくしみこんできます。それと、演奏者の周囲が晴れたように澄んだように感じました。

ただ、他の皆さんからは、響もどき無しの方が抜けがよくって、ありだと、レンジが狭く抑さわった感じがするとのことでした。

さて、そうこうしているうちに、準備されたのが、こちら・・・・

【準備されたトランス?】


100ボルト用のトランスみたいですが・・・・

【繋がれた構成に繋がるのは?】


SPケーブルの繋がるパワーは、そのまま、その先のプリは?

【SP−パワー・・ラインの先】

木箱に入ったこの後姿は?

【準備された構成はこれ】


これが準備された構成の前景です・・・・

【ついにこいつが登場だ!】

そうです!

マランツ#7です。

っと、登場までを長々と引っ張ったのには、訳があります・・・・

残念ながら、長期間放置プレイされていたそうで、ご機嫌斜め・・・・

調子悪いながら、ほんの少し聞いたCDの音は、繊細な高音と濃い中音の聞き込めばめっちゃ魅力的そうな余韻だけ残して・・・・・機会があったらまた今度ね!

じゃあ・・・・と出てきたのがまた凄い!

さて、何が変わったと思いますか?

【どこが変わった?】


もうお気づきですね?

【正解はこちら】


そうです!

プリがC22から、QUAD2 モノを2台パラっているんです!

さて、音ですが、素晴らしかったです!

でも、またお話が長引いてきたので、今日はここまで、おしまい・・・

明日は、もう少しのげげげと、更なる飛び入り参加を・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-210.html




55. 中川隆[-9365] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:16:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3121] 報告
クォードを聴く会 Part3(E実験カーニバル−後半) [2009/02/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html


さて、実際の音を聞いていない方は、そろそろ・・・・もうとっくに?

σ(^^;の駄文のせいで、この超スペシャルなイベントに飽きて来ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

・・・・ガハハ(^^; そうです。さすがにσ(^^;も疲れてきました(^^;

ところが、そんなことは言ってられない、更なるスペシャルな状況になってきました!

今日の取っ掛かりは、昨日の最後に登場した、QUAD2 モノラル 2台のパラです!

【ある意味うっとりするような美観です】


その音は・・・・・?

かなり、感覚が麻痺していますが・・・・音の濃密さが更に濃くなったと言うか、陰影感が強くなったような気がします。やはり、クロストークが減って純粋に空間で左右の音が混じることから来る自然さなんでしょうか?

さて、ここで、今日は、普通のげげげはやらないの?と催促が・・・・(^^;

昨日の「響」もどきは、別物の感覚で受け止められたようです(^^;

それじゃあ!

まだ、発売前の、前日の「Ge3な夕べ」で仕入れてきた新製品「雷知III?(いかづち3せい?:名称未定)」を取り出し、CDPとプリの電源ケーブルに装着しました。

【CDPの電源ケーブルに「雷知III?」】


ケーブルに巻きつけ、ベルクロテープで止めた、懐かしいリストバンド状のものがそうです。

続いて、プリの電源ケーブルにも・・・・

【プリの電源ケーブルに「雷知III?」】

この製品は、Ge3のアイテムは奇数個使いで、効果が激増するという現実に、Ge3自体が対応した3個使い製品です。かつ、その見た目の怪しさから、拒否反応が出る方さえいる「雷知」の白いおけけ・・・・そこで、「雷知」の見栄えを改善し、3個使いを実現したのだそうで、見た目は、プラダをイメージしているそうで、「プラダを着た雷知III」というところです。(^^;

少し見にくいかもしれませんが、「Ge3」のタグがついていますが、これが意味を成すそうで、タグがついたほうを電気が流れる方向にするのだそうです。

という事で、「プラダを着た雷知III」の装着時と、非装着で試聴した結果は・・・・

 おっと!
 いいじゃん!
 効きますねぇ!

・・・と、皆さん、結構好評価!

ボリュームが上がったみたいだ!
響きが凄くはっきりした。
とても、艶っぽい音になったように聞こえる。

無いと、低音が軽く、迫力もメリハリも薄い

というような回答でした。

続いては・・・・時間もおしてきたので、とりあえず曲の途中で追加していきました。(^^;

まずは、超結界ダブル・・・・

【超結界ダブル設置】


続いては、SPケーブルに「天音」を3本・・・

【超結界ダブルに天音を追加】

・・・・失敗!!

これは失敗でした・・・・(^^;

さすがに、というか、殆どの方がこの構成では初めて聞かれるのに、曲の途中でアイテムを追加しても、変化がわかるはずはありませんね(^^;

だって、比較するところがないんですから・・・・(^^;

残念ながら、残り時間はあまり無いので、再実施は無理・・・・

という事で、次の実験・・・・次は、正当な実験に戻りました。

【もう一台の直熱三極管】

もう一台の直熱三極管が、PX−25に変わってつながれました・・・・

・・・・非常に繊細さと瞬発力を持ったアンプのように感じますが、いかんせん、部屋に対してパワーが無さ過ぎ・・・

じゃあ・・・ということで、再度、パワーアンプを変更・・・・

【クオードのモノラルプリ&モノラルパワー】

この構成で数曲試聴しました・・・・

まずは、セリーヌディオン・・・・

よりパワフルになって、中音中心に前に出る音になったように感じましたが、一方で、低音が少し緩くなったように聞こえました。

続いて、ロド&ガブの日本ライブ・・・・弦の音が非常に艶かしい!ただし、低音の量感がなくなった・・・・これは少し物足りない(^^;

先にも聞いた菅野録音のオペラ・・・・

少し、五月蝿い感じがあるのと、中高音に山があるような印象だった・・・・(^^;

さて、またまた新たな・・・・

【ハートレイ+ケリーリボンTW】

ハートレイのSPにケリーリボンTWを乗せたが物です・・・

【ハートレイの上のけりーTW】


音は・・・朗々と鳴ります・・・重心が低く、安定しています。

男性オペラ歌手の声が、低音部分が下から湧き上がってくる感じです。

【ハートレイの試聴】


そして、ついに最後の登場は・・・・・

【アキシオム80用エンクロージャー+モニターゴールド】


アキシオム80用エンクロージャーに、タンノイのモニタゴールド・・・・

М氏  :若干張りが合って気持ち良い! こっちの方が芯をくった音だとおもう。
KМ社長:こちらの方が低域がいいね、ハートレイの低域は、造ってあるね。

【後姿】

という事で、最後は駆け足でお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

いやはや、あまりの高水準での試聴のため、感激が薄かったように思われますが、とんでもない!

非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

こんな貴重な機器の音を、σ(^^;ごときが、聞かせていただいたのは、お誘いいただいたI氏によるものですし、このオフ会の成功には、M氏のサポートなくしては、ありえません!
何より、この貴重な機器を惜しげもなく提供いただき、オフ会を開いていてただいたKM社長、本当にありがとうございました。

また、長々と取り留めの無い拙駄文にお付き合いいただいた皆様、大変ありがとうございました。

これにて、クォードを聴く会 Part3 のお話を、終わりとさせていただきます。


明日は・・・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html




56. 中川隆[-11144] koaQ7Jey 2019年9月29日 08:34:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1673] 報告

2019年09月15日 QUAD


QUADは、1996年ぐらいまでは小規模経営で良心的な、いわゆるアキュフェーズ的な存在だったようだが、資本主義の波に飲み込まれたようだ。

定価はペア70万近くだが、これはボッタクリハイエンドオーディオ価格だろう。
ただ、真空管はなにかとトラブルの多いイメージなので、中国製でないとか、2005年発売でいまも現行品が売っているとかいうのは、凄い心強さだ。

QUADというと、正統なるブリティッシュサウンド、格調高きクラシック、穏やか、柔らかというイメージのようだ。また、QUADのDはドメスティックのDらしく、小型で使いやすい、やたらオーディオマニアックでなく、音楽に寄り添い、ということらしい。

昔は修理も格安で、修理パーツがなくなったら製造、モデルチェンジもほとんどなく、長く使えるものだったらしい。

QUADU も、65年も前のアンプの復刻で、20年のロングセラーのものだったという。

先日、QUADの最近の小型スピーカー11L Classicを購入された友人宅に伺ったが、確かに、「(クラシック)音楽(家で小音量で)聴くならもうこれでいいんじゃないですか」が私の第一声に近いものだった。

インフィニティのルネッサンス90が、パワー不足?で「俺はくすぶっている」という雰囲気、サラリーマン的な日本製アンプの音色で鳴っていた記憶と較べての感想である。

小さいアンプなのはとても好ましいが、どんな音になるのだろう?
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972980301

57. 中川隆[-11138] koaQ7Jey 2019年9月30日 06:44:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1682] 報告
>>56
>QUADは、1996年ぐらいまでは小規模経営で良心的な、いわゆるアキュフェーズ的な存在だったようだが、資本主義の波に飲み込まれたようだ。
>定価はペア70万近くだが、これはボッタクリハイエンドオーディオ価格だろう。

QUAD販売代理店 ROCKY international
http://www.rocky-international.co.jp/quad_index.html#q2


QUAD U-Classic Tube Monaural Power Amplifier(生産終了品)


優雅なサウンドがあなたの想像を遥かに凌ぐ。

クオード社 70周年記念バージョン

1953年に開発されたQUADUは、他社の追随を許さない独創的な回路構成、そして音質の高さを決定付けるオリジナル出力トランスを搭載し、 世界のオーディオ界から 「QUADスタイル」 として高い評価を受けたオリジナリティを保ち続け、 約20年の長きに亘って世界で君臨しロングセラーとなった、オーディオマニアなら誰もが周知の銘機中の銘機です。 そのQUADUをベースに、最新のテクノロジーを随所に搭載し、QUADスタイル本来のディテールを見事に完成させました。

濃密な再現性と繊細な高域が織りなすサウンドと美しいデザインの融合をじっくり味わって下さい。

QUAD U-Classic
本体価格:¥680,000/pair

カラ− : シャンパン ゴールド, グレー

特徴

シンプルで安定性に優れた独自の回路構成

ピーター・J・ウォーカーのオリジナル「QUADU」の回路構成を踏襲。フィードバックをより効果的にするため 充分なゲインが得られる5極管による独創的な入力回路や優れた特性を持つビーム出力管KT66の採用などシンプルで 安定した動作により高い評価を得た基本レイアウトを積極的に活かしています。
また、最新の部品採用により現代のアンプに最も要求される高S/N比をクリアしました。

KT66出力管を採用

音質に優れたビーム出力管KT66の特長である繊細で洗練されたサウンドを余すとことなく実現。


新開発のコンパクトな出力トランス

KT66の特性を活かしたコンパクトな出力トランスを独自に開発。
とくに高域特性に優れワイドレンジでハイクオリティな特性を再現します。

KT66に最適な整流管GZ34

KT66出力管とのベストマッチングな電源回路を構成するため、真空管による整流を採用。 特有のウォームアップによるタイムラグ電圧印可で出力管の劣化を防止。

信号ラインにはハードワイヤーを採用

メイン信号経路には、高品位な伝送を実現ハードワイヤーによる配線を施し、信号のロスや歪を低減させています。

高価なチョークインプットによる電源回路で安定した動作環境を実現

伝送能力が高く、ロスの少ない堅牢な削り出し銅合金に金メッキを施した出力端子を装備


スペック

モデル QUAD U-Classic
型式 真空管モノラル パワーアンプ
実効出力 15W rms
全高調波歪率 @ 700Hz 0.3%@12W
残留ノイズ -90dB
周波数特性 10Hz - 20kHz (0.2dB)
ダンピングファクター 11.75 @ 700Hz
消費電力 90W
負荷インピーダンス 8Ω
使用真空管 EF86×2(入力)
KT66×2(出力)
GZ34×1(整流管)
入力感度 1.4V rms
外形寸法(H×W×D) 172×336×120mm
重量 9.0kg
http://www.rocky-international.co.jp/quad/classic/II-classic.html


▲△▽▼


QUAD II Classic - 中古 オーディオユニオン
希望小売価格 \734,400 (税込)
販売価格 \298,000 (税込)
配送料 \1,400

状態
スピーカー端子にサビ浮きございます。真空管のレタリングにハガレがございます。底板に反りございます。動作良好です。

付属品
取扱説明書(英語)、電源ケーブル2本、ボンネット取付用ドライバー、元箱
https://www.audiounion.jp/ct/detail/used/123556/

中古品 QUAD クォード QUADU-Classic【売約済】

新同品 定価¥734,400- →¥330,000-ペア(税込)送料含み

・取説あり、元箱なし
・管球式モノラルパワーアンプ15W(8Ω)
・クォード社70周年記念バージョン
・ワンオーナー品、使用1カ月程度
・真空管、アンプ本体のコンディションは良好です
・オリジナル『QUADU』の回路構成をベースに最新のテクノロジーを
 随所に搭載、音質に優れたビーム出力管KT-66を使用し
 濃密で繊細なサウンドが魅力のパワーアンプです
・キズ、クスミ、汚れ等ほとんどなくキレイです
・W172×H336×D120mm、9kg
http://abc-audio.com/sold-already/%E4%B8%AD%E5%8F%A4%E5%93%81%E3%80%80quad%E3%80%80%E3%82%AF%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80quad%E2%85%A1-classic/


58. 中川隆[-11137] koaQ7Jey 2019年9月30日 06:48:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1683] 報告

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 12:34:53 ID:WP8hNXpH

質問! 復刻版のII-classicとオリジナルでは音は違うんでしょうか。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 13:12:31 ID:xyLcv8Wh

オリジナルの程度のよいのが22とセットでももっと安く買えるのに classicを買う理由は
「なにがなんでも新品でないとイヤ」以外ない。


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 00:16:43 ID:GI5HCua7

22+U×2の純正組み合わせのも同時試聴させて頂いたんですが正直22は今一でした。

CDではボケます。同時に比較したリピーターにパッシブアッテネーター入れた物に比べると鮮度がドンと落ちました。
イコライザーも箱庭的になりました。

基本的にセットで使われるアンプですのでUの評価が不当に低いって店の人は言ってましたね。私もそう思います。

U-classicは中国製でしょ。付いてる球も酷い。

昔金ぴかのありましたよね。それ聴いた時は何だこんな物かと思ってました。
それがUに出会うのが遅れた原因の一つですね。


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 10:09:03 ID:E+V0bXeB

コンデンサSPは真空管というよりOPTとの相性が良い。

コンデンサSPを通常のTRAMPで鳴らすのはかなり難しく米国のアンプは、コンデンサSPをターゲットにしだしてからモンスター化が進行したがさすがにQUADは小型AMPでも十分に駆動力があるのは凄い。

オリジナル22はコンストラクションの問題からコンデンサがほぼ確実に劣化しているので問題がなさそうなものでも本来の音質ではないので注意が必要。

ステレオサウンドが輸入しているリビルド版22は、本来QUAD本社が保有していた保守用設備及びパーツを使用しているので チャンスがあったら一度聴いてみる事をお勧めする。

(QUADの経営体制が変わった時に手放したものをその国の輸入総代理店が一括して購入した)

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/01(火) 23:23:27 ID:cGCJ21Qs

クオードはコンデンサーよりも抵抗の数値変質の方が大きいよ。
でもリビルト22でオリジナルのコンデションの良い奴の音は出ないぞ。
肝のパーツが違うんだろ。


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 09:39:01 ID:9zuVFJ93
>>453
いくらベストコンディションでも40年以上使われたものと未使用パーツで作られたものが同じ音がする方がおかしい。
現代のわれわれはむしろ劣化したパーツの音を22の音だと思ってる可能性だってある。


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:34:56 ID:9elmHkoV

未使用パーツって違うパーツって事だろ。 昔のパーツは殆ど無いよ。 あくまで修理用の代替え品。
それにドイツで造られたのとイギリスで造られたのが同じ音がする筈もなく。
特に新造のUは酷いよ。 どう違うのかは内部写真見りゃ一目瞭然。

ESLの修理もMusikwiedergabe GmbHは下手だよ。
ハーマンの63の修理なんてすぐまた壊れる。

同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

今までに好きで22を5台程とQCUを7台レストアーしたけど音質の個体差はそんなに無いよ。もちろん悪い所を直しての話だけど。

ま、22なんてどうでもいいよ。QCU×2が良いな。
リビルト22が良いならせいぜいサウンドボックスに御奉仕してくれ。
おおっと、関係者かな? 箕口氏に儲け過ぎだと言っといてくれ。


463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 07:31:09 ID:nq5hEeFf
>>462
クオードはパーツでコロコロ音が変わったりしないのが美点なんだと思うけどな。実際あなたも

>音質の個体差はそんなに無いよ。

と書いてるのがそういうことだと思うしウオーカー爺さんも「パーツの定数が同じなら音も同じ」と喝破してたでしょう(まあこれは自分の設計を自慢してるので文字通りは受け取れないとは思うが)。

いろいろ使うと差に敏感になるのはしかたないけど全然違う,こっちはすごい,あっちは糞というのだけが「わかってる」ということではないでしょう。


464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 10:34:22 ID:9elmHkoV

わかってるのはリビルトの22がオリジナルの22とは音が違うって事。
それで十分なんじゃない。

確かに多少修理で違うコンデンサーや抵抗が入ってもそんなには変わらないって意味で書いたんだがすっくりパーツの違うリビルト物は直ぐにわかる。

Uはトランスも違うし音に多大な影響をする電界コンが違う。 全く別のアンプとして買えばいい。
でもあの値段出して買う香具師の気は知れん。


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:37:55 ID:uCw8WfRM

今本屋に出ている「往年の真空管アンプ大研究」でQUADの歴代真空管アンプの比較試聴があるけど、発売された雑誌の文章では、編集と再構成によりあまり気づかないけど、現行機種は評者3人とも全くお気に召さなかったらしい。

あの試聴で使用したQUAD22とQUADUはSOUNDBOXが用意し、ドイツの再整備ではなく、良く手入れされたオリジナルらしいが、別格の音の良さだったそうで、QUAD22とUを何台も聴いている某氏も驚いたらしい。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:05:41 ID:K4X5n+Gu

22とUが、最高でつ!!!


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 02:08:55 ID:GG+1IdFs

QCU×2+U×2の方が断然いいって。

結局よく整備されたオリジナルが良いって販売元も認めてるって事だろ。
程度の良いオリジナル持って来て目を旧型機に行かせてリビルトの方が安心して使えますしオリジナルのミントコンディションと同等ですよって売るわけだ。 でなきゃ幾ら程度が良いって言っても中古にリビルトの値段以上付けて売るのは難しいものな。


469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 21:08:38 ID:w8cl5Ri/
>>462
同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

これってどこですか。教えて欲しいです。


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 04:32:43 ID:Sn1nHb7A

よい修理屋はむやみに他人に教えない,が基本だ。
素人客が増えると必ずトラブルが増えて技術レベルが下がったり最悪の場合廃業しちゃったりするから。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:32:09 ID:dFm0FSBf
>>469
教えてもいいけどスエーデンまで送るの?

日本でちゃんと治してくれるところもあるぞ。
そこの供給パーツ使って。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


124 名前:くわど :03/10/15 20:13 ID:GH30dikf

再生品のクオードはオリジナルに比べてかなり音がシャープでふくよかさに欠ける
真空管がチャイナのせいかもしれない。

タマを英国製に替えると結構いいかもしれない。

http://hifi.denpark.net/1065539700.html

571 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:00:14 ID:OGDhD9Uf [1/1回発言]

QUADUクラシックを買おうと思ってるんだが、持ってる人レポよろ

本当は往年のQUADUのオリジナルが欲しいけど、ないモノねだりしても仕方ない
それともクラシック買うくらいならまだレプリカの方がいいのか・・・?


572 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:24:37 ID:zXsPj041 [2/2回発言]
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIにはかなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

てか、目的もなくTwentyfour持ってる漏れは馬鹿だが(w
いや、逸品館にQUAD II Gold復刻記念版があるんでそれ買おうと思い先にPre買ったら、株暴落で買えなくなっちゃった(w(w(w orz...


603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 06:46:36 ID:X+MQ8PqI
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIには かなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

それはオリジナルのGEC KT66、ムラードがついての話ですか?
オリジナルは高いし、KT66を新品で探すのであれば何もいまさら、QUADにこだわる必要はないかなあと思ってます。

真空管を新しい代替品に変えて聴いている人どうですか?


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 07:03:31 ID:FAT86ynP

今の人は実際に聴いてみる前にネット情報とかで頭がいっぱいになっちゃってるからかわいそうだね。

ロシア管で鳴らしたってちゃんとQUADはQUADの音がするよ。


605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 12:27:59 ID:tyv4jNol
>>603
そもそも、単にKT66アンプが欲しいだけならワザワザこのスレには来ないと思うが?
QUADの音が好きだから買うんじゃないの


>>604
前半はその通りだと思うが、後半は賛同しかねる

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/16(金) 23:30:50 ID:z9tlAk4O

QUADが好きとか言うよりもKT-66(6L6系の球アンプ)の中で対コストが抜群にリーズナブルなのがQUADUの魅力。
クラッシックとフォーティと復刻記念版じゃ対コスト悪過ぎ。

でもなんでオリジナルのQUADUが高い?なんて言ってるの?
GECやマルコーニのKT66の新品なんてまだいっぱい有るし、、、わからん???


573 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 23:46:35 ID:EV85Wj8O [1/1回発言]

レプリカもやめた方がいいよ。 パーツの品質が悪過ぎ。


574 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 00:10:05 ID:PrAiliH2 [1/1回発言]
>>572-573
 やっぱオクしかないか・・・数万程度なら泣き寝入りですむレベルだけど、
数十万でオクはさすがに怖いんだよなぁ・・・レプリカ買うくらいならclassicの方がいいんかね


575 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 06:40:49 ID:cVNSoOI8 [1/2回発言]

まだレプリカの方がましじゃない。


576 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 08:07:02 ID:61lqE7pD [1/1回発言]
>>574
オクなんかで買うよりオーディオショップや中古販売店であるって。ググるとハイハイ堂とか引っ掛かるし。

577 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 12:19:10 ID:DGo7rNQf [1/1回発言]
>>575
故障すると数ヵ月放置で、数十万の出費だよ。 新品買い直すのと同じくらいかかるから。

578 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 22:14:56 ID:cVNSoOI8 [2/2回発言]

甘いなぁ。
クラシックだって中国製でトランス切れたら法外な値段と時間掛かるって以前にレス有ったでしょ。
トランス切れで¥17万だっけ。

まだオリジナルの方が部品取りやリビルトパーツ扱ってる店が多いので早く安く直るよ。

数ヵ月放置で、数十万の出費ってよっぽどまともな店知らないんだね。
ボッタのサウンドボックスでもそんなにや取らないし時間も掛からないよ。

ついでに、ハイハイ堂の商品がヤフオクよりまともとはとっても思えないけど一応保障らしきものは有るんだろうね。
物はどっこいでしょ。

売るだけの中古店より球アンプの修理とかしてるとこで買った方が良いんじゃない。
ヤフオクで買ってレストアに持って行っても知れてるでしょ。
ちゃんと診断して本当に必要な場合のみ直してくれる店も有るよ。
オリジナルならアウト切れたって¥5万も掛からず交換修理してくれるよ。
みんなよっぽど酷い店に騙されてるんだ。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/501-600


579 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/10(水) 21:33:55 ID:VqM32ILC [1/1回発言]

QUAD は英国製じゃないんだよね、もはや


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 00:38:44 ID:osrmmdbQ

会社自体は息子が売っちゃってるんで全く別物になってるよ。
要は名前が同じってだけ。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 07:04:28 ID:of8YDidE

それを言ったらマランツだってJBLだって
タンノイだってデノンだってレヴィンソンだって
昔とは全く別の会社で名前が同じだけ。
どうしてクオードだけそんなにそれにこだわるのか。


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 04:20:09 ID:SxnK4tz0

別にクオードだけに拘ってるわけじゃない。
マランツは日本製に成り下がってるし、タンノイも昔の面影は無くゴールドで終わってるし、レビンソンはただのマドリガルのブランドになっちゃってる。

どれも名前だけの会社だよ。 その証拠にこれらのメーカー品でマニアに評価されるのは昔のオリジナルの頃のだけだよ。

QUADも同様ってだけ。


520 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 16:25:19 ID:ZvsFF3+G [1/3回発言]

QUADがブランド売って別の会社になってるって知らない人が居るんだ。

ESLも海外の修理サイト(業者)とかを見ると分かるけど、評価、修理等されてるのは本国製の63PROまでだよ。
以降の物は話にも出てこない。

ESLの製造機材もドイツに売られて現在修理もドイツだしね。
ESL2905に高額出して買う意味があるとは思えないなぁ。

521 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 22:58:53 ID:oUeACMTE [1/1回発言]

ドイツのQUAD Musikwiedergabeが独自にやってるビジネスとQUAD本社の仕事を混同していると思う。

ESLの修理は今でもハンチンドンでできる。
ドイツの修理とどっちを選ぶかは趣味の問題
たしかに事業はIAGに買収されたがサービス部門の信頼性は前とそれほど変わらない。
いまでも33や44のパーツは普通に用立ててくれる。


522 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:02:44 ID:ZvsFF3+G [2/3回発言]

今のQUADはQUADに有らず、ブランド売った先が勝手に作ってる。
QUAD社はALTEC同様既に潰れてます。


523 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:15:26 ID:ZvsFF3+G [3/3回発言]

ストックの修理パーツも全部QUAD Musikwiedergabeに売却してます。
今はブランド維持の為新会社が修理再開してるだけ。
昔のESLの製造機はドイツに有ります。

中華製のスピーカー売ってる会社が本家クオード?
一時アメリカに身売りしブランド買い戻して再出発してるTANNOYと似たようなもの。
今のTANNOYとかQUADを認めるかどうかは???


526 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 10:40:30 ID:cGB8ZMme [1/1回発言]

中国資本になっても、雲散霧消してしまうより遥かにいいとおも。
で、新品のESL2905なんかはどこで作ってるんだろう。やっぱ中国か?


527 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 16:07:33 ID:UaZC8H/I [2/2回発言]

買収されようが中国になろうが,現に33や44のパーツを送れと言えば送ってくれる。
本体を送れば修理もしてくれる。

ずっと同族でやってるくせに修理も受け付けない国内メーカーよりは格段にまし。


528 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 05:41:06 ID:RhM0w8Hy [1/1回発言]

オリジナルと全然違うパーツが来るね。

「英国QUAD社ではこのESLの部品供給をやめてしまいました」

とサウンドボックスのホームページにあるが?

ハンチンドンでもQUAD Musikwiedergabeのリビルトパーツを使うって事かな?

529 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 19:11:37 ID:tXZl2xHi [1/1回発言]

もともとQUADには「オリジナルと全く同じパーツでなければダメ」という発想はない。ロスの時代(買収される前)でもごく当たり前に互換パーツを送ってきたし,そもそも新品のアンプでもロットによって全然違うパーツを使っていたりする。

「定数が同じで品質が良ければ出てくる音は同じ」というのがウォーカー爺の考え方だったと思う。

530 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 05:58:51 ID:cHL9uLBS [1/2回発言]

本当にそうなら国産パーツで直せばいいんだけど、実際には違うよね。
それにステサンだったか管球王国だったかの試聴で絶賛されたのはオリジナルパーツをいいとこどりで完全復刻されたサウンドパーツの試聴用だよね。 リビルトとは全く違うアンプって事だったと思うが。

ESLの修理にしたってハーマンで直したとこ、他のユニットより先にまた壊れるって有名なんだけど。 ロッキーはどうなんだろう?


532 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 23:45:43 ID:cHL9uLBS [2/2回発言]

ごめん、トラのQUADに興味無いんだ。
でも音が悪くなった理由が解るね。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:37:12 ID:uslY23IX

2年ぐらい前に出てすぐ新品で買った2クラシックの片側が真空管全部消えちゃって音が出なくなり、修理に出したら17万の見積もりなんだけどこんなもんなの?

ペアで50万だから片側25万としても高いよなあ。
一瞬新品に買い直そうかと思ったが片側だけなので修理続行。
クオードファンってみんなこんな感じでつかってるのかね〜。

真空管じゃなくてトランス関係が故障らしいけど。
クオードの小型スピーカーでおとなしく使っていたんだけど。


403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:13:27 ID:xXDUTlc6
>>402
2年前に買って定価25万の新品アンプが、修理で17万は無いと思うよ。
どうして2年前の定価に近い金額になるのか代理店のサービス部門ではなく、営業部門(あるいは購入店へ)に聞くべきでは?
そもそも使い方に問題が無かった前提だけど。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:03:11 ID:4mTmwsuy
>>403
ごく普通の使い方なんだけどね。
スポーカーを大音量で鳴らしたり、ヘッドホンで大音量で鳴らしたりのしなかったし、衝撃も与えていないのだけど。

ある日突然片側がならなくなった。 正規品だから修理もロッキー


405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:33:07 ID:Aw+Bs9im
>>404
ロッキーだったら、修理に出したときに普通に見積書出すでしょ?そのときに、あまりに高額な代金だったら文句をいわないとダメだよ、もう支払っちゃったんでしょ。

それとも見積書も請求しなかったのか。とにかく、その件は腑に落ちないところがある。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:05:28 ID:L6azOiOU

修理の前にきちんとした修理明細送ってきた記憶があるんだが。
パーツ一個の値段まで書いてあったよ


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:40:16 ID:cKeSvh//

トランス交換ってことなのかな。それにしても高いな。
前44と606をロッキーに修理に出そうとしたら、ライフプラネットという契約会社を紹介された。そこは工賃は2台で3万弱で良心的な価格設定だと思った。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:12:44 ID:MITzZkDY
>>405
購入したお茶の水のオーディオ専門店から電話で見積もり金額を聞いたんだけど。
随分と高いので聞いたんだけどトランス関係とのこと。
工賃もあるからと。
純正は高いのかなあ?と。

>>407
トランスの交換みたいです。


409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:02:36 ID:7t+HwL3w

トランス交換だったら部品代だけで10万行くだろ。
あと技術料7万を高いと思うかどうかだな。


410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:46:24 ID:tYiXvxm7

真空管も交換でしょ?

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 05:21:55 ID:Fw6iAmXV

2クラシック、流石中国製。
症状から察するに電源トランス切れただけでしょ。

球やそれ以外の部品は無事だと思われるけどね。
代えないと金取れないから適当に代えた事にしてってか。
¥17万は流石ボッタのロッキー面目躍如だね。

ビンテージの方のUの電源トランス壊れた時サウンドボックスで¥25000でリビルト品と交換してくれたよ。
壊れたのは次の為に巻き直しておくんだって。 おれは自分で換えたけどやって貰っても倍は無いだろ。

2クラシックの中華製の電源トランスが補修パーツとして¥10万なんてありえない値段。いいとこ2万。原価は¥1万以下だろ。

2クラシックなんておかしなの買った時点でロッキーの餌食だね。


412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:12:50 ID:JWpU9l2c

数万台作られたQUADIIとせいぜい1000台のクラシックの修理代を比較してもあまり意味はないわなあ。
そもそも原価がどうのこうの言うんならオーディオを趣味にするのが間違っていると思う。


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:20:33 ID:Fw6iAmXV
お金持ちなんだ、精々ロッキーに御奉仕でもすれば。


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 06:29:46 ID:Fw6iAmXV
>>399
ESLのノイズの原因の殆どは湿気じゃないよ。
ここでも(ESLでも)ロッキーのボッタ修理代凄いよね。


415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 19:58:54 ID:04AZmmr4

408です。 みなさんいろいろ情報ありがとうございます。
そもそもが高価格なもんだから部品も工賃も高いのかもしれないですね。
たしかに古い設計の英国変わりモノに手をだした授業料でしょうか。

しかも修理部品が在庫切れで1ヶ月後の修理だそうです。合計3ヵ月の入院。
痛い出費ですけど、半分じゃしょうがないので泣く泣く修理です。


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 08:59:54 ID:kyTXZHHt
>>411
>ビンテージの方のUの電源トランス壊れた時サウンドボックスで¥25000で
>リビルト品と交換してくれたよ。壊れたのは次の為に巻き直しておくんだって。

最近、エナメル線と称してホルマル線使ってることがあるから、あんまり安いのは確認したほうが良くないか? 細いエナメル線はほぼ入手不可能だし、エナメル線自体の生産が減ってる。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 12:39:11 ID:hFaKf6Vy
>>418
電源トランスだから正常な電圧出れば問題無いんじゃない。
まず使えるようになることが先決だよね。
アウトプット等のオーディオトランスなら古いジャンク探して部品取りするのがいいよ。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

59. 中川隆[-11136] koaQ7Jey 2019年9月30日 06:56:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1684] 報告


真空管アンプ再挑戦 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年09月15日


夏用パワーアンプに、業務用トマンのS75を入れて、激安だがマトリックスサラウンドも問題なし、まったく熱くならずデジタルアンプなみ。

満足していたが、EMSのLB6 になってから、物足りなさが出てきた。

もともと真空管アンプ前提でデザインされたスピーカユニットなので、もう一味と感じるのかも。

Scanspeak製のE100HDmk2のときは、ファーストワットJ2より駆動力が増して良い感じだったが、E100HDmk2がハイエンド調の音色を持っていたからかもしれない。

まあ、季節は秋に向かう。ここらで、オリタアンプ以来の、真空管再挑戦し、来年の夏にはまた考えよう。人生は短い。よいと思えるものはやっておきたい。

京都人さんが真空管アンプで、EAR859 を貸してくださるという。
まったくありがたい話だが、運搬の受け渡しの機会がなかなかなさそうだ。
ご迷惑おかけしたくないし、さっさと好きに聴いてダメなら処分みたいなフットワークを求め、市場を物色し始めた。

これがもう、真空管アンプの歴史をたどる旅となり、音も聴いていないのにある種の趣味というぐらいに資料がワンサカある。

真空管アンプ聴きてえ〜、という気分なのに、決定打がなく、数週間も休日をつぶしてしまって今日まだ聴いてない・・・ 結局フットワーク激重になってしまった。

まず、300Bシングルという言葉に萌えまくり。

LB6の代理店も推奨してるし、高能率で最低音はサブウーファーなので、小出力でもいけそうだ。

これにこだわって、最後はPSVANEのWE300B復刻、9万近いものが搭載されたTRIODEをポチしかけた。が、安い店で翌日配達が無理と分かりあきらめる。

TRIODEは安くてよいものをの姿勢が素晴らしいが、センスがダサいのが問題。
赤トランスでなければさっさと買っていた。

最近のTRX-P88Sは、KT88シングルで、ルックスもかなりよい。これもヨドバシまで現物を見に行って、さんざん悩んだ。KT88というのが、300Bのカリスマ的な優美な曲線美がなく、ずんぐりしているのが萌えない。

TRIODEは本命だが、調べていくと、付属の自社真空管がコストダウンのあおりで足を引っ張るようだ。最初からJJの真空管で構成されたP88Sは、逸品館絶賛。
諦めて、これをポチしかけたが、これも最安店で翌日配達不可!

ここで、ファーストワットのM2が中古でわりと安い。

真空管に似せて作った感じが改めてわかり、J2より色がブラックでよいのと、MOSであること、消費電力が8割、など、これでいいかとも。
が、ここまできたら真空管通過せねば!

サンバレーというキット中心の店の完成品で、300Bシングルあり。

これもルックスがやや、というのと、納期がどうか、マイナーな自作系は、リセールバリューは、安心安全は、と悩む。

中古でTRIODEの300Bシングル何種かあり。

ただ、底値を検索してると、それよりけっこう高くてアホらしい感じがある。
300SERという機種は、最新のとくらべ、整流管があるので、ここもTRIODE社外の高級品に換える楽しみあり。

やはり中古でけっこう高いので、やめようかと思っていたが、追い込まれて、土曜の朝にポチすることを決意。

その前に、最新の中古情報をチェックしておくことにして、その中で、気まぐれでAオーディオというかなり以前にケンウッドLA-1を買った店の中古をチェック。

ここに、QUADU Classic というミニモノラルパワーアンプが23万ちょっとで出ていた。
これはいい!

急いでいろいろ調べ、急転直下、KT66プッシュプルの、QUADU Classic に決定。
店に電話して、お願いして月曜に届けてもらう。つまり明日!


コメント

mixiユーザー2019年09月15日 20:39
センスの悪いデザインは音が良くても興醒めですね。逆に良いデザインは眺めてよし、触ってよし、音を聞いて納得なら、さらに良し!(笑)となる事が理想ですね!!(笑)。最近は魅力的なユニットがすくなくなりました(汗)。例えばLE8T(アルニコ)などのような、丸いお尻とか!(笑)。デザインだけでも欲しいというのが、見つかりません!(汗)。

mixiユーザー2019年09月16日 00:20
> mixiユーザー 

ポチの夢さんは以前からルックスこだわりますね。キャロットワンも素敵ですね。問題は、あまり使っておられるように見えないことですが・・・

mixiユーザー2019年09月16日 00:30
ハイ!あれはディスプレイ・オンリーです!(笑)。使う気はありません(笑)。僕が目をつけた時は2〜3万でしたが、あれよあれよと言う間に5〜6万になりました。もちろん売る気はありませんけどね!(笑)。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972980080


球コロガシ mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年09月16日00:34

ところで、真空管アンプの記事を熱心にみていると、真空管の交換がとにかく楽しい印象を受ける。
特に、14年も前の中古品なので、購入後しばらくで交換をと考え、Aオーディオの人についでに電話できいてみた。

答えとしては、「真空管はトランジスタアンプと同じ感じで、そんなに劣化しないので、トラブルが出るまで使ったらよい」「真空管交換はバイアス調整とかで修理扱いになってしまうので、それなりに金額がかかる」というやる気のない感じ。担当者というのが帰ってきて代わったが、その人も「真空管交換とかマニアなこというなよ」という雰囲気だった。

発送がんばってくれたのに悪口言いたくはないが、あんまり接客感がなかった。LA1を買った頃は、いかにもショップだったのだが。高級オーディオ販売の衰退をみるような。。

そうゆうものなのか〜
真空管は数年で劣化みたいな記事もあったのだが。

調べてみると、プリ管と整流管はバイアス調整がいらないという。
となると、交換して新品にできるじゃないか。
ただ、QUAD2のプリ管はEF86といって、わりとマイナーなので、わざわざ交換したいようなものがない。
整流管は、GZ34だが、sovtekのものがもともとついており、これのマッチドペアが売っていたからそれでよいだろう。

KT66はGold Lionがカッコイイので決まりかなと思ったが、バイアス調整でどこかに送るなら大作業なので、無理か。

が、調べていると、QUAD2は自己バイアス方式だという記事を発見。
じゃあGold Lionいけるのか・・・!?

音が気に入ったら、プリ管以外は奮発してやってもよいかなと。

あとは、300Bシングルの幻影があって、これはいつか聴いてみたいものだ。



コメント

mixiユーザー2019年09月16日 07:26

小生、『末期ん』のMA2275を2年ほど使っていたことがあります。C22とMC275をプリメイン化したという触れ込みで、ルックスは最高でしたが、出力75W×2と球に負担かけすぎで何度も故障し、ついにMA7000に無償で交換してもらった経緯があります。真空管はいろいろ手間ががかかりましたが、そこにいくと石は気楽なのものです。


mixiユーザー2019年09月16日 10:56
> mixiユーザー 

オリタアンプも、マトリックスサラウンドしたなどもあるでしょうが、何度か壊れ、修理先もなくなったので手放しました。しかし、音は最高まではいきませんが、他にない、なんともいえず印象に残るものでした。
MA2275検索しましたが、最強のルックスですね。同時にYoshiさんの記事も出てきました。人生で終着点にでも使いたいアンプですが、こんなことになるとは・・・ 共感して拝読しました。うちではレヴィンソンの334Lが似た例となるので、超大型で複雑なアンプの宿命の可能性も。

重量級アンプとは決別したのですが、重量級+真空管というのは死のコラボですね。これを読んで、6カ月の保証期間中はいったん何もさわらずいくかという気になりました。


mixiユーザー2019年09月16日 11:16

MA2275は京都のジャズ喫茶「ヤマト」でも使っていて、店主にメンテナンスとか大変じゃないですか、と言ってみたところ、そんなことないとのこと。なら小生がよっぽど割食ったことになります。しかし、そうとも言えない。後継のMA7000は一度電源部の電解コンデンサーから火を噴きました。こちらは10kgも重い45kgもあり、死ぬ思いで修理に出したのですが、後日また終段パワートランジスタが故障しました。『末期ん』は合計7年ほどお付き合いし、何度も故障してついに訣別しましたが、音はなかなかよかったです。一番よかったのはリモコンの一押しでパネルが点灯するところ。高級外車に乗るとはこういうことだろうかと、その贅沢感に酔ったものです(笑)


mixiユーザー2019年09月17日 02:08

> mixiユーザー 

故障しやすいほど設計がギリギリで音が良いといいますが、海外製超重量物を修理センターと行ったり来たりはたいへん困りますね。まして、保証期間を過ぎると、アンプ1台買えるだろうという修理代金で・・・

よほど金持ちでなければ、近寄らないのがよいと結論がでました。QUADも箱2つで届きましたが、1台8.3キロなので許しましょう。箱は場所を食うので処分します。


mixiユーザー2019年09月17日 06:17
> mixiユーザー
 
軽いアンプは正解です。QUADなら当方も欲しいです!!!


mixiユーザー2019年09月18日 01:18
> mixiユーザー 

とはいえ、マッキンの7年は人生の糧ですよね。それなしで真空管や海外批判をしたとしたら、それこそ悲しいです。
私も人生に余裕があればマッキンが欲しいものです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972984608

60. 中川隆[-11035] koaQ7Jey 2019年10月05日 16:31:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1790] 報告


2019年10月05日
素晴らしき真空管の世界 mixiユーザー(id5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973204973


QUADの真空管モノラルパワーアンプ、QUADUClassicを使い始めて数週間がたった。

いろんな感想があってまとまりがつかない。
5つぐらいの結論で文章が書けそうだ。

初日から、真空管の音が戻ってきたことに感動した。

柴田淳のカバーアルバムの雰囲気、カラヤンBPOの1960年代「英雄」の風格、ビートルズAbbeyRoadの反則にスモーキーな似合い方、クライバー「英雄の生涯」で、海賊盤の品質をあまり意識させないRシュトラウスの爛熟・・・
音楽を聴いてしまって時間がかかる。

ファーストワットがJFETなどを使って、ダンピングファクターや出力の小さい、純A級の疑似真空管トランジスタアンプを作っても、真空管の雰囲気はほとんど出ていない。

オリタアンプとQUADだけの経験だが、LPとCDのように、方式で分けて語れるだけの違いがあると思う。

いまや95%以上は真空管ではないだろうから、真空管がよいと言い、採用するからには、なんらかの理由があることになる。

また、関心をもたれないとしても、主流の世界になんらか反逆の主張をたてていることにつながる。

しかし真空管のよさを語ろうとすると、人は詩人になるほかない。

理系的に、倍音の歪みが心地よさを生み出すうんぬんといって、デジタルで同様のパターンを作り出して「真空管モード」を搭載するとする。

うちのPanasonicのHDDレコーダーにあるのだが、おもしろいが採用はしていない。
むしろ詩人でよいのかも。

よくいわれる、艶やかさ、あたたかみ、ふっくらゆったりした感じは確実にある。

ゆったりした感じはダンピングファクターが小さいことに起因し、むしろ低音の制動不足につながるはずだ。

しかし、ダンピングファクターが大きいほど比例して音が良くなると誰が決めたか。むしろジャンルの問題があり、ビートをどんどん刻む音楽では不利。クラシックならホールのフワッとした感じにつながるかもしれない。
私は100Hz以下は急速にカットしてサブウーファーのデジタルアンプに繋いでいるので、この問題は少ない。

私は中低音が好きなようで、ヘッドフォンのLCD3も、DAC64も、分厚いベースを感じるバランスだ。なのに、スピーカーシステムはいつも高音中心の痩せたサウンド。部屋が弱いので、低音が共振で音を汚すのを嫌って整理するからかもしれない。
今回初めて、中低音の豊かさを感じる。これは測定器の周波数特性とは少し違う話のようだが。

艶やかで、特に弦楽器の高い音に独特のリアルさがある。
これは事実で、ヴァイオリン独奏演奏会を、最良に近い席で聴いたが、やはり過去のあらゆる高価なトランジスタアンプ経験より、弦楽器の有機的なツルツルした感じは近くて、ヘタするとリアルより心地よくすることも可能かと思わせる。
これは、トランジスタと真空管の物理的な触感と関係しそうだが、ここは理系のような文系のような世界。

高音がやたら解像されて伸びきる感じではなく、自然に減衰する感じなのは、QUADの特質かもしれないが、こちらでは、フルレンジの粗が出にくいかもしれず、悪くない。

パチパチというノイズ音とかすれたナローレンジが懐かしく気持ちいいというのは、白黒のフィルムがハイビジョン8Kより落ち着くというノスタルジーなだけだが、そういう方向性も否定しきれないのではないか。
情報量が多いほど音が良くなるというので、32ビット384キロヘルツのデータなども出てきて、それはそれでよいが、人間の感覚は大量の情報を心地よいと感じるかはわからない。

少なくてナローな情報が楽で、ピックアップしやすいということはある。

マイミクさんに「Bswanなる人物が真空管とは、丸くなった」みたいな感想を言われたが、心身の限界を知るに至り、心境の変化はあるかもしれない。
高度経済成長的な、増やせば幸せになるという発想ではない。


QUADUは1953年登場ということ。

真空管前提の高能率フルレンジを組み合わせると、音の品質としてはかなりのレベルにまですぐ行ってしまう。

人間はここから、どれだけオーディオを進歩させ、快くなってきたというのか。
オーディオ雑誌の、毎年の「最新の機器のレベル向上」を信じれば100倍はよくなったはずだが、そういう価値観と縁を切るほうが幸せに近づきそうだ。
小型低発熱で便利になったとか、デジタルイコライザーはキメ細かいとか、進歩はそういう部分的手段だけなのだろう。

https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973204973

61. 中川隆[-10658] koaQ7Jey 2019年10月21日 16:37:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2201] 報告

ソフトとハードの相性 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月20日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973380950


真空管アンプ QUADUを買って、音楽の楽しみが戻ってきた感じがする。
DAC64と並び、愛機といってよいだろう。

イギリスのクラシック音楽再生の伝統に感服する。中低音がふくよかで、高域に陰影とみずみずしい艶があり、絶叫しない。

ロイヤルアルバートホールで、安価にやたらとクラシックコンサートがあることと関係しているのかもしれない。

プロムス創始のロバート・ニューマンに感謝を。

オーディオは正解が一種類ではないので、現代最先端は、QUADUやDAC64のような音とは違うようにも思う。

要は、好きな音だったということだが、これは、好きなソフトとの相性ということも大きい感じがする。

それと関係して、「オーディオアクセサリー」誌の2012年で、私の気分にピッタリの評論文をたまたま読んだ。

石原俊氏による、ラックスマンのプリメインアンプ、1970年代の復刻機L-305についてだ。これはトランジスタだが。

「クラシックは録音年代によって印象が異なる。現代の音場優先型の録音を聴くと、まあそれなりにいいな、と感じるのだが、1980年代以前の音像型の録音を聴くと、めちゃくちゃにイイではないか(!)と叫びたくなるのだ。たまたま編集部にあったバーンスタイン&ニューヨークフィルによるマーラーの6番を聴いたのだが、音にコクがあって、切れ味が良く、エネルギー感と繊細さが両立した素晴らしい演奏だと思った。これを先端機で聴くと、アラの目立つやっつけ仕事のように感じるのだが・・・」

これを読んで、ついバーンスタインのマーラー旧全集を買ってしまったほどだ(1500円程度だが)。
それはまだリッピングして真空管アンプで聴いていない。

ワルターのSP時代のウィーンフィルとの「田園」も、立派に聴ける。
こういう感じは、AUDAXのユニットを使っているときも感じた。
古い録音がやっつけ仕事のようなカスな演奏に聞こえるのは、再生機器と傾向がかけ離れてしまっているからなのだろう。

フルトヴェングラーのLP起こしを、無料で大量にダウンロード可能なサイトがあった。FLACファイルで、あまり期待せず10ぐらい落としておいたのだが、あまり聴かないまま10年近く経っただろうか。

これの、HMVの最後のベートーヴェン全集で、英雄や田園を聴いたが、実にユニークなよい演奏に聴こえた。これは初めてぐらいの経験で、実はフルトヴェングラーはよくわからないし、特に晩年のスタジオ録音はイマイチという評価だったのだ。
さっそく上記サイトに行ってみたが、なくなっていた。。
しかし、いま検索すると、無料で著作権切れのクラシック音源をアップしているサイトが複数ある。
試しぎきにはよいだろう。
こういう機会でもなければ一生聴かなかったような、ケンペンの英雄などをダウンロードしてみたが、また後日。

フルトヴェングラーというと、「バイロイト第九」を、演奏が凄いとも思っておらず、ほとんど3楽章しか聞かないのに、意地で20種類ぐらい復刻を聴き比べている。

だいぶ昔に聴き比べ記を執筆したが、その後も、

・グランドスラム オープンリール復刻
・オタケン 予備マスター(?)起こし
・ハイレゾMQAファイル
・超高騰するエソテリックSACDで有名な、杉本一家DSDリマスター

を入れている。

先日中崎町のディスクユニオンで、オタケンの「フラットプレスミント盤復刻」という、フルトヴェングラー復刻ブームの先駆けのような、昔から気になっていたものを買ってしまった。LPジャケの完全盗用がすがすがしい。
オタケンは、「疑似ガラスCD方式」といか、宣伝文句の怪しさがプロケーブルと似たにおいがする。

同じ650円で、引退するハイティンクのマラ9が買えたのに、アホである。
まだヘッドフォンで聴いているだけだが、無修整の素直な音でよい感じ。いずれQUADUで聴いてみたい。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973380950

62. 中川隆[-10641] koaQ7Jey 2019年10月22日 11:04:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2219] 報告

違いのわからない男 整流管編 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月21日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973389953

フォステクスのFE103Aを遊びで買って、ポチの夢さんに繋ごうかと考えていたのだが、上記のこまごました買い物が多すぎて撤退した。
ポチの夢さんごめんなさい。

それでも、ギリギリのところでの会心の買い物が多くて、物欲について考えさせられることも多かった。

人生で、もう一度ぐらいは根本的な変更があってもよいが、QUADUと高能率フルレンジを基本として組むシステムで終わったとしても、そこまでの悔いはない、という感じがする。

そういう規模での買い物をする時期になってきた。
これからゆっくり書いていきたい。

さて、ポストモダンの時代には「差異の感覚」が大事だという。
学生時代に思想書にかぶれていたが、若いのもあり、難しいところ(キモ?)は理解してはいない(笑) 私のようなアバウトな人間には哲学は向いてなかったと、客観的になって気づく。

オーディオは違いを知ってチューニングしていく趣味だが、細かすぎてわからないことも多い。
わかったような気にはなる。
最近は、ケーブル等であまり大きな金額はやめている。

今回は、QUADUの整流管交換について。

真空管アンプの中古を買う良さは、真空管交換前提で違いを楽しめることだ。

真空管アンプは、プリ管とパワー管は普通あって、パワー管は「300B」「KT88」とか、スターが存在する。
整流管は交流と直流をうんぬんとか、電源系の話のようだ。他で代用できるようで、ないことも多いが、真空管アンプらしい音にさらに近づくなら、もちろん代用しないほうが良い。
3種のうちでは、もっとも消耗が早いということで、ここから交換するのは決めていた。

QUADUは整流管方式なので、ここの違いを楽しむこともできるわけだ。
もともとついていたのは、ロシア製Sovtekの5AR4というもの。
これはメジャーなようで、同じものを各所で買うことができる。
初心者なので、同じもののほうが安全だろうということで、これを買うことは一貫して決めていた。

問題は、買う場所で値段が違う。
ヴィンテージサウンドというショップでは、整流管ではこの店だけ、2本特性をマッチングしてくれるし、72時間特別エージングという。双極マッチとかいうのもある。
その分高いのは数千円なので、この場合いいかなと思っていたが、これだけだと1万円を超えないので、送料が発生してアホらしい。
かといってパワー管を上記条件で買うと、4本で2万3000円ぐらいが倍に跳ね上がる。こういうのを批判する人もいる。

悩んだ結果、アムトランスという1年保証の店でまとめて買うことにしたのだが、最後の最後に、この店がJJというメーカーの正規取扱店と気づいた。
Sovtekより安くて2本4600円。
ほとんどの店でJJのほうが安いが、上記ヴィンテージサウンドではなぜかJJのほうが高価。

わけわからんなら安いほうがいいかということで、JJにした。

届いてみると、Sovtekよりやや太く背が高くて驚いた。
付けてみると、オレンジの灯火が上下よく見える。逆に言えば、Sovtekは下が隠れてしまう。
これは他社と比べても、ノッポのJJの特技と言えそうだ。真空管の灯りのルックスは好きなので、予想外のメリット。

光自体明るくなったように感じるが、見える部分が増えただけでなく、経年によるものもありそうだ。
QUADU復刻の発売は2005年なので、10年以上なんらか使われているはずだ。
あとでみると、
Sovtekの1本は、内部が垂直に収まっていない。

これにしてとてもよかったが、音はというと、そこまでわからない。少し元気良くなった気はする。悪くはなっていないのでOK。

エージングは一晩11時間ぐらいつけっぱなしにしておいた。
左右付け替えて周波数特性と出力㏈を比較したが、変わらない。
今度買うときも、ペアマッチやエージングは要らないかなと思う。


コメント


mixiユーザー2019年10月21日 23:01

真空管の値段で中華のデジアンが買えます(笑)。50Wx2は当たり前で80W,100Wクラスが1万円代でゴロゴロあります(笑)。デザイン・オンリーで、よく調べもせず買ったらそのレンジの広いことにたまげました(汗)!。これからは中華アンプのつまみ食いに走ろうかと考えています(笑)。これからのシーズンは真空管ですけどね(笑)。ただし火事にだけはなりたくないです。なんせ電源ケーブルを挿すと火花が出るのもあるそうですから。。(笑)


mixiユーザー2019年10月21日 23:16

> mixiユーザー 

一晩エージングしてたんですが、真空管差し替えで抜いたときのにおいにビビりました。昔の機器は野蛮です。
中華デジアンも野蛮でしょうか(笑)
中華真空管アンプを京都人さんのとこでみましたが、トランスが要塞のようでした。

マルチでポチの夢宅の低域強化はいかがでしょうか。


mixiユーザー2019年10月21日 23:59

JJの整流管GZ34S(=5AR4)は私も使っています。4〜5年前にこれに交換して以来故障知らずですので丈夫な球だと思います。アムトランスから購入したような記憶があります。


mixiユーザー2019年10月22日 00:10

> mixiユーザー
 
これをアムトランスでというのは正解ですね。いろいろ使ってみたいのですが、次もこれでいいかなと思います。

mixiユーザー2019年10月22日 05:48
整流管は左右で多少の特性の差があってもそれほど問題にならないでしょう。
気を付けなくてはならないのは、プッシュプル回路で使われている出力管です。
シングル回路なら左右チャンネルの偏差くらいで済みますが、プッシュプルでの特性の違いは明らかな歪になります。

整流管の音の違いを云々するようになると、真空管フリークの仲間入りですね。
と言っても、違いは歴然としてありますが・・・贅沢をいうときりがありません。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973389953

63. 中川隆[-10639] koaQ7Jey 2019年10月22日 11:25:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2221] 報告

真空管専門のヴィンテージサウンド
http://vintagesound.jp/


〒198-0032 東京都青梅市野上町三丁目7番地28

電話 0428-20-5174

メール jp-sale@vintagesound.jp

営業時間 10:00〜17:00
定休日 土・日曜日・祝日


真空管の商品一覧
http://vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=898&chapter=0

運営会社名 株式会社クリエイティブファクトリー

主な業務
電子部品の輸出入、音響コンサルティング、古物営業法に基づく古物売買、質屋営業法に基づく融資

運営サイト ヴィンテージサウンド(登録商標) /にじや質店

代表取締役 佐々木 英明

保有資格 第1級陸上無線技術士、電気通信主任技術者、電気主任技術者

64. 中川隆[-10637] koaQ7Jey 2019年10月22日 11:33:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2223] 報告

真空管と高音質部品のアムトランス
https://www.amtrans.co.jp/


本社:東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル2F

アムトランス神田淡路町店:東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル1F

伊那事業所:長野県上伊那郡南箕輪村284-2


Tel:03-5294-0301
Fax:03-5294-0302
audio@amtrans.co.jp


アムトランス・オンラインショップ
https://www.amtrans.jp/

社 名 アムトランス株式会社
設 立  平成3年(1991年)
資本金  1000万円
従業員  19人
所在地  〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル2F


役 員
代表取締役社長  草薙 正朗
常務取締役    草薙 明子


事業内容

電子部品(抵抗・コンデンサー)の開発製造・販売
真空管(業務用、民生用)の輸入・販売
オーディオ用部品の輸出入・販売
オーディオ機器の開発・製造・販売
業務用高音質マイクロフォンの輸入・販売・レンタル
各種音源ソフトの販売

65. 中川隆[-10553] koaQ7Jey 2019年10月26日 13:19:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2316] 報告


違いのわからない男 タイガー&ドラゴン編 mixiユーザー(id5343821)の日記2019年10月26日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973442996

出力管の交換は、ハイライトというか、もっとも楽しみなところだ。

KT66だが、各社から出ているので調べまくった。
いちばん評判がいいのはGold Lion復刻だ。ロシア製。いちばん多くの店が扱ってもいる。アメリカの会社が主導しているようだ。

しかし、Golden DragonというところのKT66Retroというやつのルックスが妙に気になる。
調べると、イギリスの名機の復刻のようだ。QUADUにふさわしいのはこいつではないか。イギリスの監修で中国製。

サンバレー店主の記事でも、ライオンよりドラゴンが、客観性ハイファイ調より音楽に寄り添う感じ、的な比較試聴記があり、ますます。

で、ドラゴンのマッチドクワッド(4本の特性をマッチングしてあるもの)を買う寸前までいったのだが、最近私の定番である、ボタンポチ寸前変更。
ドラゴンは、ネット上で故障の報告がけっこうあるのだ。
写真入りのものまである。真空管が壊れるのはよいとして、機械のほうを巻き込むこともあるらしい。

調べていくと、真空管というのはもはや時代から外れたものなので、胡散臭い製造国が胡散臭い販売業者を通して流通させているイメージ。
いちばん胡散臭くないルートというと、中国製を外そうとか、保証期間が長い店を選ぼうとか。

結果として、1年保証で、店の測定値を明記しているアムトランスに落ちつく。
そこはドラゴンの扱いはなく、ライオンになった。
マッチドクワッドの扱いはなく、マッチドペアを2つ買ってくれと。
逆にポリシーを感じる。

届いたものは、測定値
Ibが77mA、Ic2が4.6mAとか、Ib78でIc2が4.0とか、
書いてあるのだが、調べてもよくわからない。

左右入れ替えて測定しても、大きな差はない。右が1デシベル近く低くなるのは部屋の特性と思われ、何で測定しても同じ。
いちおう、右に「78」のものを置くことにする。

サイズは、QUAD純正より1.3倍ぐらい体積がある感じで、大丈夫かと思う。
灯火は、純正よりかなり目立つし、少し明るくなる。経年変化もあるだろうが、真空管内部の見え方が大きい。
これはけっこうばらつきがあり、灯りが飛び出して見えすぎるものもある。これはさいわい、目立たないところに配置できた。
真空管のライトは、蝋燭みたいなアナログ感が大好きだが、変に見えすぎても困る。難しいものだ。

音はどうか。
15時間ぐらいつけっぱなしのあと聴いたのだが、いかにも明るくダイナミックな感じになり、陰影が減った。
焦点が定まらないというか、聴いていて落ち着かない。
とはいえ、これはエージングが済んでいないというのがいかにも感じられるので、我慢だ。
使い続けていると、その日のうちにけっこうなじんできた。
QUAD純正の落ち着いたブリティッシュサウンドより、フレッシュでクリアでダイナミックで透明で、という要素が加わる方向だろう。
やたら陰鬱な音を聴きたいわけでもないので、これは想定内。

確かに変化は感じたが、10年以上使われたかもしれないものと、1.3倍ぐらいでかい新品の差と考えると、そこまででもないか。

結局のところ、使ってみないとわからないなあというのが感想で、ドラゴンも聴いてみたくなった。

ここまで書いたところで、ロクマルヨンさんから、プッシュプルアンプの真空管交換は気を付けるべしとアドヴァイスいただき、気になって、まずはオリジナルに戻した。数日後、整流管もオリジナルに。

結果として、チョン・キョンファの「バッハ無伴奏」、さっそく落ち着く。自然でいいなあ。とはいえ、新品と20年使いこんだ同一スピーカーを比較すると、こういう感想になるかもしれない。
音は、GOLD LIONでこなれるまで鳴らすかなあという感じもあるのだが、トランスの発熱量があきらかに増えるのは気になる。故障の原因になりうるからだ。

QUADの代理店に「純正交換球はないか、市販のものを使って大丈夫か」メールしたが、タブーなのか、3日以上返信がないまま週末に。
まあ、ここにはお金を出してはいないので、真空管を買ったアムトランスにメール。すると、とても親切な返信で、オリジナルを測定して、近いものに交換してもよいとのこと。

申し訳ないので、オリジナルを送って測定してもらい、おすすめのものを新規購入させていただこうと思う。
そうなると、ドラゴンとは無縁で、アムトランス扱いのタングソルかJJのKT66を試すことになりそうで、まったく想定外だ(笑)
この機会に、経年変化した?オリジナルの値を知るのもよいだろう。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973442996

66. 中川隆[-10526] koaQ7Jey 2019年10月28日 13:36:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2347] 報告


2019年10月28日 出力管のエージング mixiユーザー(id5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973463613

真空管交換は、想定外の連続だ。
先達のアドヴァイスがあり、なんとか前進している。
事故なく音が出ているだけでも感謝という感じ。

真空管オーディオアンプの文化は、なんとか守りたいものだ。私が使ってきた、どんな高価な石のアンプより、ちょっと次元の違うヴァイオリンの音がでるのだから。

また、1980年代以前のクラシック録音を聴くときにも、マッチングが良いのだ。
発熱の問題はあるが、冬はよいだろう。

疑心暗鬼になってきて、整流管も、オリジナルのSovtekに戻して、数日後にJJで聴いてみたが、それほど違いは感じない。経年劣化から解放されてよくなってもいいところだが、そこまで勢いよくはないし、かといってオリジナルの味が失われるかというと、そうでもない。

気のせいか、クリアでフレッシュになり、オールドな中低音が良くも悪くも整理される気はする。
そんなに高価でもないので、Sovtekも余裕があれば買ってみようか。

出力管は、オリジナルと、GOLD LIONを差し替えてみた。
これは、意外とというべきか、ライオンにはなんらかの付帯音があって、素直に音楽に入りにくい。オリジナルに戻すと大丈夫。

パワー感の差もあるのだが、付帯音の問題が大きい。
これは「こなれていない」、いわゆるエージングの問題な気もするし、それでおさまらない気もする。

ルックスは、灯火がよくみえるようになって、理論的には好みになったはずだが、実際は微妙にうるさい感じというか。上記付帯音も、脳内で作り出している部分もあるかも。高級ケーブルの派手なケーブル被膜みたいな。

う〜ん、出力管4本だと2万円を超えているし、処分もそれなりに難しいだろうし、困ったな。
もともとがすごく気に入った音だったので、交換するとバランスが崩れる問題がある。
オリジナルを、アムトランスで測定分析してもらい、その間ライオンのエージングに期待するか・・・

今日はプリ管も交換。
サビサビからゴールドの脚へ。
これは違いがわかるかも??

コメント

mixiユーザー2019年10月28日 06:30

一番は真空管黄金期のオリジナルの右に出るものはないと推測します。


mixiユーザー2019年10月28日 13:18

> mixiユーザー 

そこは禁断の世界なので・・・
いろいろ考えているのですが、縁の世界だなと感じます。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973463613

67. 中川隆[-10495] koaQ7Jey 2019年10月29日 18:54:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2380] 報告
違いのわかる男 ゴールドピンと吠えるライオン編 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月28日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973473516

休みのうちにということで、プリ管を交換してみた。焦ると違いがよくわからないのだが・・・

オリジナルは、謎のもので、脚が錆びついているのは印象的。EF86というマイナーなもので、内部にユニクロのようなシールドのカバーを着込んでいる。

こいつを、EF806Sという、高信頼バージョン?に替える。しかも、JJの脚を金メッキしたというバージョン。高信頼のはずだがシールドのカバーはない。
とりあえず、入手できる中で一番高価なものを選んだという感じだ。

JJの赤ロゴ印刷はダサいのだが、金メッキバージョンはロゴも金でカッコイイのだ。が、取り付けるとロゴは後ろを向いて隠れてしまった。

プリ管は、整流管や出力管に較べたら、ずいぶん長持ちしそうな感じがある。多少高価でも、長く使うからよいかなと。

結果だが、これはよいのではないだろうか。

たとえていうと、スピーカーケーブルで、普通の銅線を繋いでいた、端末も汚くなって気になっていた、そこに、銀メッキ高級ケーブル新品を繋いだら、こういう感想になりそう。

繊細で、高級な艶があって、品位や純度が上がって。ただ、少し美しすぎたり、色づけがあったり。いわゆる化粧け。こなれて消えるのかはわからない。
素朴な感じが真空管にはいいのだという可能性もあり、オリジナルで感動したわけだから、そこから遠ざかってはいかん。
オーディオは難しい。

この音の変化をもっと聞き分けてもよかったが、とにかく出力管が気になっているので、オリジナルを測定に送り出すにあたって、GOLD LIONを早めに付け替えた。
これで、初めて、オール新品、オリジナルを追放した形になる。

で、結果として、食卓で聴くスタイルでは、やはり付帯音というか、素直じゃなくなるというか、ちょっと太って高域にクセがつく感じがある。
灯火が床に反射して見た目も気になる。

真剣にリスニングポジションで暗闇で聴くパターン。
ブニアティシヴィリのシューベルトは、ツヤツヤになって、高域がひずみそうなほど明るめ。繊細さが減じる。悪くはない。

欅坂のライブブルーレイで、ちょっと驚きのダイナミックで歯切れよく、ハイスピードで気持ち良い再現。過去最高ではないかというドライブ感で、歌詞も聞き取れなかったものがきけたりした。

ああそうか、GOLD LIONはKT88の復刻で有名なのだが、KT88はジャズやポップスに好適とされるハイパワー管なのだ。
それに通じるノリのよさで、KT66の繊細でイギリス人のネクラな感じではなく、豪快になるのだ。

真空管は低域が緩いからポップ系に向かないと誰が言ったというパワーで、初めてライオンが吠えまくるさまがわかった。

これはたまたまプレート電流が高めの球の新品だからなのか、わからないがスリリング。しかしKT66やQUADの持ち味と違う感じもして微妙だ。
オリジナルを測定してもらって、いろいろ考えてみたい。

いちどよさがわかると、クラシックでも、オケの豪快さは出るが、高弦は現状荒っぽいなとか、特徴がつかめてきた。
真剣に聴くときは、十分よいところがあって、オリジナルと一長一短ぐらい。

アンプでは、パワーアンプよりプリアンプのほうが音が変わると、よくわかってる人はそういう。私もそうだと思っていて、真空管でもそういう考えの人はいるようだが、今日は、高価なプリ管の交換は、パワー管の感想でふきとんだ。
今日の良い印象にプリ管が寄与してる可能性もあるのだけど。
ヒマができたら、プリ管のみオリジナルに戻す週などあってもよい。


コメント

mixiユーザー2019年10月29日 06:14

錆びているということは、ソケット側も錆びているか、錆が付着して導通か悪くなっているおそれも。
日記に書いたような方法でアコリバの導通向上クリーナーで洗浄&導通アップをオススメします。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973473516

68. 中川隆[-10387] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:05:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2493] 報告

アムトランスのKT66測定結果

2019年11月01日
アムトランスのKT66測定結果 mixiユーザー(id5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270


プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。
実に興味深い。手元のゴールドライオンは、78と77mAでマッチングされているので、かなりの差がある。
聴感的にも、熱量的にも違いを感じるわけだ。

ゴールドライオンは、海外のサイトでも評判が良い。アメリカのギター関係のサイトだからかもしれないが。
ポップ系の音じゃないかという印象があるのだが。プレート電流値で変わるだろうか。
気分を変えて、アムトランス扱いのJJでいくことにした。日本では、KT66の中ではなぜかもっとも高価ではある。
60以下のプレート電流値が入荷するのに、1〜2か月かかるという。
ゴールドライオンは、交換に近い形で引き取っていただけそうだ。

ゴールデンドラゴンは気になるが、プレート電流が選べる店で扱いがない。義理もあるので、JJに賭けよう。

「ヴィンテージサウンド」というショップは、プレート電流値などでサウンドデザインするのを推奨していて、割高すぎるものもあるが、ここまで幅広いとなると、主張自体は正しいように思える。

経年変化もあるだろうが、オリジナルのプッシュプルのマッチングがめちゃくちゃじゃないかという感想はある。
しかし、音はそんなに違和感はなく、測定しても周波数特性に大差はなかった。
意外とおおらかというべきか。
音は、クラシックにはすごくよいので、1〜2か月はこれで待とう。

一番の感想は、ネットショッピング全盛ではあるが、最後に頼りになるのは専門知識のある親切な販売店だ。
真空管のぬくもりがここにもあったのだ。


コメント

mixiユーザー2019年11月01日 03:52

J Jは生産設備も含めて評判いいですね。機会があれば、禁断の世界と覗いてください。往年の材質では現代では有害性から使えなくなったり、完全復元は難しいようです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270

69. 中川隆[-10384] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:08:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2496] 報告
>>68 抜け落ち

QUADUclassic、オリジナルのKT66、アムトランスに送って測定していただいた結果が出た。

プレート電流値

右1 48mA
右2 44
左1 49
左2 66

ということである。

70. 中川隆[-15167] koaQ7Jey 2019年12月10日 15:56:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2232] 報告

さらばライオン、こんにちはドラゴン 2019年12月10日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270


QUAD2classicの中古購入品を、真空管を換えてリフレッシュする話。

整流管は、JJで問題ない感じだが、念のためオリジナルのSOVTEKも購入。
こいつは、製造年月が印字されているのがおもしろくて、オリジナルは2006年製造と判明。12年弱使用ぐらいだろうが、そこまでヘタっていないようなので、このアンプの使用状況もなんとなく推理できる。
音の違いはよくわからないので、落ち着いたら換えてみよう。

プリ管は、金メッキ脚のJJの高信頼管というのに替えたが、これもバタバタしてる間に替えたので、音の違いはそこまでわからない。
いずれオリジナルのサビサビのやつを戻してみるが、まあここは満足している。整流管よりは2〜3倍長持ちしそうなので、今後もう替えないかも。

出力管が大問題で、評判のいいゴールドライオンKT66が、派手で違和感のある音で発熱も大きかった。発熱については、英語のサイトで、ゴールドライオンのは注意が必要的な記事をみつけた。
オリジナルに戻すと落ち着く。
購入先のアムトランスが、オリジナルを測定してくれたが、プレート電流値がゴールドライオンの手元のものよりかなり低い値であることや、ペアマッチも取れていないことが判明。
経年劣化もあるだろうが、もともとちゃんと管理してないし、それでも鳴る設計なのかなという気がした。

アムトランス扱いのJJのKT66で、プレート電流値の低いものを推奨いただいたが、入荷が未定ということで、返品受けしていただいた。
ほんとうに誠実な商売をされていると、声を大きくして宣伝しておきたい。

別の店で、もともと気になっていたゴールデンドラゴンのKT66Retroを購入した。プレート電流値は音に関係ないと主張されたが、低めで揃えていただいた。
それもあるか、発熱はまったく問題なし。

中国製で、ネットでは、壊れたとかいう記事が幾つかあったので敬遠していたが、実際は、イギリスと日本でかなりしっかりと管理されているように思えた。
やはりネット情報はうのみにできない。私のやっている店でも、過去にひどい書き込みがあって危機に陥った。100件頑張っていても、ある時期運営が荒れて1件問題が出て、たまたまそういう書き込みをするタイプの人だったりすると、たちまちすべての意見のようになってしまう。

ドラゴンのものは、GEのKT66という、イギリスのオリジナルに似せてある。
QUAD2にも長らくこの形状で装着されてたはずで、実は相性抜群の純正というべきものである。
ルックスは、不安定な形状がオシャレだし、300Bのように頭部が透明なのもカッコイイ。
音も、オリジナルからの違和感もなく、純度が上がってスケールが少し出ている感じもある。
ゴールドライオンの、アメリカンな豪快さ、明るさでなく、本来の古典ブリティッシュな陰影や気品というものが出てきた。

そんなわけで、すべての真空管交換が終わり、満足いくかたちになっている。
JJのKT66が入荷されれば、遊びで入れてみてもよいかとか、ドラゴンの製造工場が火事ということなので、安ければストックで買うかとか思っているが、とりあえず問題ない。真空管の不安は大きかったが、いちど安定すると危なげない。

いろいろなパワーアンプを使ってきて、レヴィンソンの50キロ150万円に近いやつとか、純A級極めたやつとかもあったが、このQUAD2の暖かで濃厚な音色がダントツに気に入っている。モノラルアンプだが場所もあまりとらないし。
低音は、100Hz以下はサブウーファーになるので問題がない。トランジスタより中低音の肉付きが豊かな感じがあり、うちのシステムで長らく出なかったもの。
発熱の少ない夏用はまた考える。

真空管の音の世界、見た目も素晴らしい。先達のアドヴァイスのおかげで軌道に乗ることができた。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270

71. 中川隆[-15118] koaQ7Jey 2019年12月17日 12:14:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2165] 報告
2019年12月16日 真空管トラブル発生!
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1974000808


QUAD2が完成した、けっこう真空管でも安定しているというような話を書いたところだが、さっそく覆すような出来事が発生。

スピーカーユニットを、Eikona2やE100HDmk2に戻す実験をしているところだったが、今朝は少しメタルコーんくさいかなとか思いながら、ふと右チャンネルをみると、すべての真空管が点灯してない!

この時期に壊れると、年末年始の絶好のオーディオシーズンを逃すし、いったんトマンアンプにするにしても、スピーカーユニットを取り外してケーブルの長さから換えないといけず大工事。
明日から連勤なのに、今日も聴けないか。

慌てて、オールオリジナル真空管に戻し、再起動もダメ。
ふと思ったのが、ヒューズがとぶというやつで、中古購入時にオマケのようについてたので、販売店にきいてみた。
すると、あれは前のオーナーが持っていたからつけただけということ。
ただ、電源スイッチのところにヒューズが入るところがあるということで、マイナスドライバーで取り出せた。

中に入っていたのは、2アンペアのもの。確かに中が切れている。3.15アンペアのが付属してたので、入れかえてみた。
これで安心と、しっかり接続してからスイッチオン。
やはりつかない!

絶望して、試しにもう一つの交換ヒューズを、向きを逆にして入れてみた。
諦めながらスイッチを入れると、ちゃんと通電した!

説明書を読むと、3.15アンペアSlowBlowタイプとある。じゃあなんで2アンペアが入ってたのだ。
噂のオーディオ用ヒューズを検索すると、フルテックの4000円ぐらいのやつがある。
良さそうだが、今回みたいにヒューズが飛ぶことが良くあるなら痛手だし、絶版になったら片側だけ揃わなくなったりと、面倒が多い。
比較的安価で5個セットみたいなやつがないだろうか。

もうひとつ、ゴールデンドラゴンのKT66だが、取り外しのさいにガラス部とハカマが接着剤が取れてぐらぐらルーズ状態に!
さすがチャイナ!
これはどうしたもんだろうか。

ヒューズが飛んだ原因ふくめ、やはりまだまだ先達のご意見が要りそうだ。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1974000808

72. 中川隆[-13908] koaQ7Jey 2020年3月16日 21:34:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[973] 報告

楠 薫のオーディオ三昧


QUAD22 & II
http://www.kusunoki.jp/audio/QUAD22&II/QUAD22&II.html

QUAD 22 & IIの使いこなし方
http://www.kusunoki.jp/audio/howtouse.html#QUAD22&II

73. 中川隆[-13907] koaQ7Jey 2020年3月16日 21:35:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[974] 報告

英国オーディオ旅行  二十年ぶりの民生機
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)2017/03/16
今回もアンプはQUADにしました
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-494.html
74. 中川隆[-12697] koaQ7Jey 2020年5月08日 09:31:54 : EIjh7CCywc : RFRGdXFIdUF6OEU=[10] 報告

サウンドボックス (ドイツ QUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店)
http://www.soundbox.co.jp/
https://www.facebook.com/soundboxaudio/

復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ (ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥600.000/ペア 
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD-II_3.htm

オランダ QUAD REVISIE社製 復刻品 QUAD 33/2プリアンプ +  QUAD 303QR パワーアンプ + QUAD FM3 特価セット価格 ¥400,000/セット 
*QUAD FM3QR
https://soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_303_FM3_set.htm

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL57 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL63 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf

QUAD ESL57, ESL63 ESL63Pro 修理受付中
http://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html 

オーディオ機器の修理
http://www.soundbox.co.jp/ortofon.html

サウンドボックスの修理は自社修理ではなく外注なので割高になります

75. 中川隆[-10311] koaQ7Jey 2020年11月01日 15:40:26 : isjVvzRBMk : ZzBKTnRsbE8xMFk=[42] 報告
小型で万能なQUADのアンプ
ハイファイ堂メールマガジン第719号 福岡店
https://www.hifido.co.jp/merumaga/fukuoka/171110/index.html



本日はQUADの商品を何点かご紹介したいと思います。

QUAD...1936年に「アコースティカル・マニュファクチュアリング社」として設立されたイギリスオーディオメーカー。83年に家庭用ハイクオリティアンプを意味する「Quality Unit Amplifier Domestic」の頭文字をとり「QUAD」と社名変更。家庭用の高品質なアンプ・オーディオ機器を造りたいという創業者の信念からきている。

コンデンサー型(静電型)フロアスピーカーESLは主軸製品として高い評価を得ました。
今回私が紹介するのはESLではなくプリアンプ&パワーアンプです。

まずは


こんな小さなボディでJBL/PARAGONをしっかり鳴らせる33&303のペア。最上段とのレコードプレーヤーと比較してもそのコンパクトさがわかると思います。

PARAGON 後期/LE15H,376,075
http://www.hifido.co.jp/KWPARAGON/G1--/P/A10/J/0-15/S0/M0/C17-13090-69969-00/

33
http://www.hifido.co.jp/KWQUAD%25A1%25A1%25CA%25A1%25B2%25AC/G1--/P/A10/J/0-15/S0/M0/C15-02318-64866-00/

303
http://www.hifido.co.jp/KWQUAD%2B303/G1--/P/A10/J/15-15/S0/M0/C15-02318-64868-00/

PARAGONほどの大きなスピーカーは片ch100Wくらいあるハイゲインのパワーアンプで鳴らさないといけないと思ってる方もいると思いますがそんなことはありません。この303は片ch45W。それでもPARAGONの臨場感、色気のあるホーンの響きなど十分に堪能できます。
私がQUADをお勧めするのは

?コンシューマー用で小さいボディながらしっかりとした力強さがある

?低域・高域どちらにもウェイトを置きすぎない中庸かつ絶妙な音質

の2点です。

特に?に関してはJBL、TANNOY、B&W、DIATONEなど色々な種類のスピーカーと組み合わせてもそのスピーカーの良さを引き出してくれると思います。

ということで次に紹介する商品は...


このセットは

TANNOY/HPD385搭載のLOCKWOOD/MAJOR
http://www.hifido.co.jp/KWMAJOR/G1--/P/A10/J/0-15/S0/M0/C17-13198-70943-00/

44
http://www.hifido.co.jp/KWQUAD%2B44%25A1%25A1%25CA%25A1%25B2%25AC/G1--/P/A10/J/0-15/S0/M0/C16-78728-06995-00/

405
http://www.hifido.co.jp/KWQUAD%2B405%2B%25CA%25A1%25B2%25AC/G1--/P/A10/J/0-15/S0/M0/C15-02318-64869-00/

のセットです。


TANNOY/HPD385搭載のLOCKWOOD/MAJORを鳴らす44と405。

CDとアナログでまったく違う音質に感じます。CDのそれは高域の繊細さ、透明感が存分に出ていて同ユニットのARDENに近い音質だと思いました。一転アナログをかけると中低域にどっしりウェイトが移る感じです。どちらにも共通しているのは絶妙に角の取れた優しくも芯のある音質ということ。この音質は個人的にジャズ、クラシック、ポップスいずれにもマッチすると思います。
福岡店にはさらに80年代のQUADプリアンプ、パワーアンプも在庫しています。

プリアンプ/34
http://www.hifido.co.jp/?code=16-08451-23184-00

さらにコンパクトに、価格もお値打ちなプリ。音質はしっかりQUADサウンド。セットするスピーカーの良さを生かしつつ丁寧な聴き心地です。

パワーアンプ/306
http://www.hifido.co.jp/?code=17-12609-66436-00

この筐体で50W+50Wのしっかりとしたドライブ力。コンパクトなスペースでロック、ジャズをしっかり鳴らしたい方にもオススメです。
以上、小型で万能なQUADのアンプを紹介させていただきました。

デザイン的には派手ではないので初見の方に人気がある方ではないですが一度音を聴けばその音色の優しさ、透明感、力強さを実感できると思います。

https://www.hifido.co.jp/merumaga/fukuoka/171110/index.html

76. 中川隆[-6985] koaQ7Jey 2021年3月01日 19:46:04 : 9ah5GoqAQI : Q2hDSm1RZmd6VXM=[9] 報告

318: 薬漬け :2021/02/28(日) 17:34:34 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

今日はウエストミンスターをQUAD22+IIで。
タンノイのロナルド・ラッカム前社長が、タンノイはことごとく開発中はQUADで試験していたと
言っていたという伝説がありますが、それかあらぬか、なかなかのパフォーマンスをあの小さな
筐体から聴かせます。(もっとも今日はマランツ7をフォノイコにしていましたが。)

あの音の秘密は何処にあるのやら。KT66?それともあの摩訶不思議な回路?サテ。個人的には、
何となくKT66の役割が大きいとにらんでいますが。素人の独断と偏見。

319: 前期 :2021/02/28(日) 18:16:37 HOST:h175-177-057-206.hikari.itscom.jp
>あの摩訶不思議な回路

まったくですね。動作を理解できません。
あれならまだ405のブリッジ回路のほうが理解できます。賛成はしかね
ますが。クオードの設計者はへそ曲がりなんですかね?

320: パルジファル :2021/02/28(日) 18:35:26 HOST:KD106132204152.au-net.ne.jp
〉318 あの音の秘密は

 名機に詳しい友人は、ピアレス製のトランスだと信じておりますよ。

321: 薬漬け :2021/02/28(日) 20:49:32 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>319 前期さん、こんばんは。

>>クオードの設計者はへそ曲がりなんですかね?

多分そうだと思います。(笑) フォノイコライザー回路にしても、一部を切り取ってモジュール
形式にして、それをはめ込んだらまともな回路になるようにしてみたり。スピーカーも普通並の
ダイナミック型スピーカーではなくてコンデンサー型スピーカーを開発したり。余り通り一遍の
ことはお好きでは無かったのかも?

322: 薬漬け :2021/02/28(日) 21:05:54 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>320 大先輩、こんばんは。

>>ピアレス製のトランスだと信じておりますよ

なんですかね。拙宅で活躍しているピアレスMCトランスは、確かに明晰な部分はお互い相通ずる
ところがあるようにも思えますが、ピアレスの方が少し派手というか押し出しが強いようにも
感じますが。
QUADIIの方は明晰でハイファイなんだけれども、微妙な地味さが感じられなくもないというか。
鳴らしているのがタンノイであることも影響していますが、どこかそんな質感を感じますね。

あけすけでないハイファイというのも変ですが、いまWE755Aをドライブしているパワーアンプの
IPC1047(だったかな?)がKT66を搭載していて似たような質感を感じたので、それで下手人は
KT66かな、とも思ったりしたのですが、さてどうやら。

323: RW-2 :2021/03/01(月) 02:45:28 HOST:164.5.52.36.ap.yournet.ne.jp

QUADUって達観して作ったアンプでしょね。オーディオファンがそれなりに本格的に自作
するとしたらありえない手法で作ってますもん。配線材が細ッ。電源がプア。π型フィル
ターさえ無し。ポータブルラジオ程度。ケースの中のトランスが小っちゃ。おそらくロクな
特性じゃなさそう。なのにカソード巻線でKT-66にNF掛けて、さらに前段にオーバーオール
のNFまで断行。トランス類が小さいのでパワーも25W。KT-66の実力なら40Wは出せるのに。

グダグダ書きましたけどそれで音が出て評価も高い。オーディオとは科学じゃありませんから。
出力25Wと言っても、このアンプをお使いの方は能率が85dBとか88dBのスピーカーは繋がない。
たいがい高能率の大型スピーカー。であれば5〜10Wくらいの出力で聴いとるわけで、そしますと
A級動作領域。そう思って聴きますと更にイイ音に聴こえるでしょ。プラシーボも重要なんです。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

77. 中川隆[-5733] koaQ7Jey 2021年4月14日 13:22:21 : FQrGsP3YVY : VUVVL3ZhT3JrRms=[19] 報告
audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考


Date: 8月 8th, 2018
現代真空管アンプ考(その1)
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

こうやって真空管アンプについて書き始めると、
頭の中では、現代真空管アンプとは、いったいどういうモノだろうか、
そんなことも並行して考えはじめている。

個人的に作りたい真空管アンプは、現代真空管アンプとはいえないモノである。
それこそ趣味の真空管アンプといえるものを、あれこれ夢想しているわけだが、
そこから離れて、現代真空管アンプについて考えてみるのもおもしろい。

現代真空管アンプだから、真空管もいま現在製造されていることを、まず条件としたい。
お金がいくら余裕があっても、製造中止になって久しく、
市場にもあまりモノがなく、非常に高価な真空管は、それがたとえ理想に近い真空管であっても、
それでしか実現しないのは、現代真空管アンプとはいえない。

真空管もそうだが、ソケットもきちんと入手できること。
これは絶対に外せない条件である。

ここまではすんなり決っても、
ここから先となると、なかなか大変である。

大ざっぱに、シングルなのかプッシュプルなのか、がある。
プッシュプルにしても一般的なDEPPにするのかSEPPにするのか。

SEPPならばOTLという選択肢もある。
現代真空管アンプを考えていくうえで、出力トランスをどうするのかが、やっかいで重要である。
となるとOTLアンプなのか。

でも、それではちょっと安直すぎる。
考えるのが面倒だから省いてしまおう、という考えがどこかにあるからだ。


Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その2)

現代真空管アンプで、絶対に外せないことがまだある。
真空管のヒーターの点火方法である。

交流点火と直流点火とがある。
物理的なS/N比の高さが求められるコントロールアンプでは、直流点火が多い。
パワーアンプでは交流点火が多いが、
シングルアンプともなると、直流点火も増えてくる。

交流点火といっても、すべてが同じなわけではない。
例えば出力管の場合、一本一本にヒーター用巻線を用意することもあれば、
電流容量が足りていれば出力管のヒーターを並列接続して、という場合もあるし、
直列接続するという手もある。

ヒーター用配線の引き回しも音にもS/N比にも影響してくる。

直流点火だと非安定化か安定化とがある。
定電圧回路を使って安定化をはかるのか、
それとも交流を整流・平滑して直流にする非安定化なのか。

電源のノイズ、インピーダンスの面では安定化にメリットはあるが、
ではどういう回路で安定化するのかが、問題になってくる。

三端子レギュレーターを使えば、そう難しくなく安定化できる。
それで十分という人もいるし、三端子レギュレーターを使うくらいならば、
安定化しない方がいい、という人も、昔からいる。

ここでの直流点火は、電圧に着目してであって、
ヒーターによって重要なパラメータは電圧なのか、電流なのか。
そこに遡って考えれば、定電流点火こそ、現代真空管アンプらしい点火方法といえる。

Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その3)

オーディオに興味をもち、真空管アンプに、
そして真空管アンプの自作に興味をもつようになったばかりのころ、
ヒーターの点火は、ノイズが少なくインピーダンスが十分に低い定電圧回路を採用すれば、
それでほぼ問題解決ではないか,ぐらいに考えていた。

三端子レギュレーターはともかくとして、ディスクリート構成の定電圧回路、
発振せず安定な動作をする回路であれば、それ以上何が要求されるのかはわかっていなかった。

そのころから交流点火のほうが音はいい、と主張があるのは知っていた。
そもそも初期の真空管は直流、つまり電池で点火していた歴史がある。

ならば交流点火よりも直流点火のはず。
それなのに……、という疑問はあった。

ステレオサウンド 56号のスーパーマニアに、小川辰之氏が登場されている。
日本歯科大学教授で、アルテックのA5、9844Aを自作の真空管アンプで鳴らされている。

そこにこんな話が出てきたことを憶えている。
     *
 固定バイアスにしていても、そんなにゲインを上げなければ、最大振幅にならなくて、あまり寿命を心配しなくてもいいと思ってね、やっている。ただ今の人はね、セルフバイアスをやる人はそうなのかもしれないが、やたらバイアス電圧ばかり気にしているけれど、本来は電流値であわせるべきなんですよ。昔からやっている者にとっては、常識的なことですけどね。
     *
電圧ではなく電流なのか。
忘れないでおこう、と思った。
けれど、ヒーターの点火に関して、電圧ではなく電流と考えるようになるには、もう少し時間がかかった。

現代真空管アンプ考(その4)

いまヒーターの点火方法について書いているところで、
この項はそんな細部から書いていくことが多くなると思うが、
それだけで現代真空管アンプを考えていくことになるとは考えていない。

現代真空管アンプは、どんなスピーカーを、鳴らす対象とするのか、
そういったことも考えていく必要がある。

現代真空管アンプで、真空管アンプ全盛時代のスピーカーシステムを鳴らすのか。
それとも現代真空管アンプなのだから、現代のスピーカーシステムを鳴らしてこそ、なのか。

時代が50年ほど違うスピーカーシステムは、とにかく能率が大きく違ってきている。
100dB/W/m前後の出力音圧レベルのスピーカーと、
90dBを切り、モノによっては80dBちょっとのスピーカーシステムとでは、
求められる出力も大きく違ってくる。

そしてそれだけでないのが、アンプの安定性である。
ここ数年のスピーカーシステムがどうなっているのか、
ステレオサウンドを見ても、ネットワークの写真も掲載されてなかったりするので、
なんともいえないが、十年以上くらい前のスピーカーシステムは、
ネットワークを構成する部品点数が、非常に多いモノが珍しくなかった。

6dBスロープのネットワークのはずなのに、
写真を見ると、どうしてこんなに部品が多いのか、理解に苦しむ製品もあった。
いったいどういう設計をすれば、6dBのネットワークで、ここまで多素子にできるのか。

しかもそういうスピーカーは決って低能率である。
この種のネットワークは、パワーアンプにとって容量負荷となりやすく、
パワーアンプの動作を不安定にしがちでもあった。

井上先生から聞いた話なのだが、
そのころマランツが再生産したModel 8B、Model 9は、
そういうスピーカーが負荷となると、かなり大変だったらしい。

現代真空管アンプならば、その類のスピーカーシステムであっても、
安定動作が求められることになり、そうなると、往年の真空管アンプでは、
マランツよりもマッキントッシュのMC275のほうがフレキシビリティが高い──、
そのこともつけ加えられていた。
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

 


audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考
Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=26876

容量性負荷で低能率のスピーカーといえば、コンデンサー型がまさにそうである。
QUADのESLがそうである。

QUADはESL用のアンプとして真空管アンプ時代には、
KT66プッシュプルのQUAD IIを用意していた。

私はQUAD IIでESLを鳴らした音は聴いたことがないが、
ESL(容量性負荷)を接続してQUAD IIが不安定になったという話も聞いていない。

QUAD IIを構成する真空管は整流管を除けば四本。
電圧増幅に五極管のEF86を二本使い、これが初段であり位相反転回路でもある。
次段はもう出力管である。

マランツやマッキントッシュの真空管アンプの回路図を見た直後では、
QUAD IIの回路は部品点数が半分以下くらいにおもえるし、
ものたりなさを憶える人もいるくらいの簡潔さである。

NFBは19dBということだが、これもQUAD IIの大きな特徴なのが、位相補正なしということ。
NFBの抵抗にもコンデンサーは並列に接続されていない。

出力トランスにカソード巻線を設けているのはマッキントッシュと同じで、
時代的には両社ともほほ同時期のようである。

同じカソード巻線といっても、マッキントッシュはバイファイラー巻きで、
QUADは分割巻きという違いはある。
それにマッキントッシュのカソード巻線はバイファイラーからトライファイラーに発展し、
最終的にはMC3500ではペンタファイラーとなっている。

マランツの真空管アンプにはカソード巻線はない。
マランツのModel 8BのNFB量はオーバーオールで20dBとなっている。
QUAD IIとほぼ同じである。

Model 8BとQUADのESLの動作的な相性はどうだったのか。
容量性負荷になりがちな多素子のネットワークのシステムで大変になるということは、
ESLでもそうなる可能性は高い。

マランツとQUADではNFB量は同じでも、
それだけかけるのにマランツは徹底した位相補正を回路の各所で行っている。
QUAD IIは前述したように位相補正はやっていない。

マッキントッシュだと、MC240、MC275は聴く機会は、
ステレオサウンドを辞めた後もけっこうある。
マランツもマッキントッシュよりも少ないけれどある。

QUADの真空管アンプは、めったにない。
もう二十年以上聴いていない。
前回聴いた時には、現代真空管アンプという視点は持っていなかった。
いま聴いたら、どうなのだろうか。

MC275同様、フレキシビリティの高さを感じるような予感がある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26876


現代真空管アンプ考(その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

QUAD IIの出力は15Wである。
高能率のスピーカーならば、これでも十分ではあっても、
95dB以下ともなると、15Wは、さすがにしんどくなることも、
新しい録音を鳴らすのであれば出てくるはずだ。

実際には25W以上楽に出る感じの音ではあったそうだが、それでも出力に余裕があるとはいえない。
QUAD IIはKT66のプッシュプルアンプである。
出力管がKT88だったら……、と思った人はいると思う。

私もKT66プッシュプルアンプとしての姿は見事だと思いながらも、
もしいまQUAD IIを使うことになったら、KT88もいいように思えてくる。

実際、QUADはQUAD IIを復刻した際、
EF86、KT66とオリジナルのQUAD IIと同じ真空管構成にしたQUAD II Classicと、
EF86を6SH7、KT66をKT88に変更したQUAD II fortyも出している。

QUAD II Classicはオリジナルと同じ15Wに対し、
QUAD II fortyは型番が示すように40Wにアップしている。

QUADが往年の真空管アンプを復刻したとき、QUADもか、と思った一人であり、
内部の写真をみて、関心をもつことはなくなった。
それにシャーシーのサイズも多少大きくなっていて、
オリジナルのQUAD IIのコンストラクションの魅力ははっきりと薄れている。

ならば基本レイアウトはそのままで、
トランスカバーの形状を含めて細部の詰めをしっかりとしてくれれば、
外観の印象はずっと良くなる可能性はあるのに──、と思う。

QUAD II fortyはオリジナルのQUAD IIと同じ回路なのだろう。
位相補正は、やはりやっていないのか。

現代真空管アンプを考えるうえで、いまごろになってQUAD II fortyが気になってきている。
QUAD II fortyはどういう音を聴かせるのか。

QUADのESLだけでなく、
複雑な構成のネットワークゆえ容量性負荷になりがちなスピーカーシステムでも、
音量に配慮すれば不安定になることなくうまく鳴らしてくれるのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

現代真空管アンプ考(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

QUAD IIの存在に目を向けるようになって気づいたことがある。
ここでは現代真空管アンプとしている。
最新真空管アンプではない。

書き始めのときは、現代と最新について、まったく考えていなかった。
現代真空管アンプというタイトルが浮んだから書き始めたわけで、
QUAD IIのことを思い出すまで、現代と最新の違いについて考えることもしなかった。

最新とは、字が示すとおり、最も新しいものである。
現行製品の中でも、最も新しいアンプは、そこにおける最新アンプとなるし、
最も新しい真空管アンプは、そこにおける最新真空管アンプといえる。

では、この「最も新しい」とは、何を示すのか。
単に発売時期なのか。
それも「最も新しい」とはいえるが、アンプならば最新の技術という意味も含まれる。

半導体アンプならば、最新のトランジスターを採用していれば、
ある意味、最新アンプといえるところもある。
けれど真空管アンプは、もうそういうモノではない。

いくつかの新しい真空管がないわけではないが、
それらの真空管を使ったからといって、最新真空管アンプといえるだろうか。

最新アンプは当然ながら、時期が来れば古くなる。
常に最新アンプなわけではない。
いつしか、当時の最新アンプ、というふうに語られるようになる。

そういった最新アンプは、ここで考える現代アンプとは同じではない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

現代真空管アンプ考(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=26887

1983年に会社名も変更になり、ブランド名として使われてきたQUADに統一されたが、
QUADが創立された当初はThe Acoustical Manufacturing Company Ltd.だった。

QUADとは、Quality Unit Amplifier Domesticの頭文字をとってつけられた。
DomesticとついていてもQUADのアンプは、BBCで使われていた、と聞いている。

BBCでは、真空管アンプ時代はリーク製、ラドフォード製が使われていた。
QUADもそうなのだろう。
このあたりを細かく調べていないのではっきりとはいえないが、
それでもBBCでQUAD IIが採用されていたということは、
QUAD初のソリッドステートアンプ50Eの寸法から伺える。

QUAD IIの外形寸法はW32.1×H16.2×D11.9cmで、
50EはW12.0×H15.9×D32.4cmとほぼ同じである。

それまでQUAD IIが設置されていた場所に50Eはそのまま置けるサイズに仕上げられている。
50Eは、BBCからの要請で開発されたものである。

しかも50Eの回路はトランジスターアンプというより、
真空管アンプ的といえ、真空管をそのままトランジスターに置き換えたもので、
当然出力トランスを搭載している。

50Eの登場した1965年、JBLには、SG520、SE400S、SA600があった。
トランジスターアンプの回路設計が新しい時代を迎えた同時期に、QUADは50Eである。

こう書いてしまうと、なんとも古くさいアンプだと50Eを捉えがちになるが、
決してそうではないことは二年後の303との比較、
それからトラジスターアンプでも、
トランス(正確にはオートフォーマー)を搭載したマッキントッシュとの比較からもいえる。
これについて別項でいずれ書いていくかもしれない。

とにかくQUAD IIと置き換えるためのアンプといえる50Eは1965年に登場したわけだが、
QUAD IIは1970年まで製造が続けられている。
QUAD IIはモノーラル時代のアンプで、1953年生れである。
http://audiosharing.com/blog/?p=26887

現代真空管アンプ考(その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

オーディオ機器にもロングラン、ロングセラーモデルと呼ばれるものはある。
数多くあるとはいえないが、あまりないわけでもない。
スピーカーやカートリッジには、多かった。

けれどアンプは極端に少なかった。
ラックスのSQ38にしても、初代モデルからの変遷をたどっていくと、
何を基準にしてロングラン、ロングセラーモデルというのか考えてしまう。

そんななかにあって、QUAD IIはまさにそういえるアンプである。
1953年から1970年まで、改良モデルが出たわけでなく、
おそらく変更などなく製造が続けられていた。

ペアとなるステレオ仕様のコントロールアンプ22の登場は1959年で、
1967年に、33と入れ代るように製造中止になっている。

22とQUAD IIのペアは、ステレオサウンド 3号(1967年夏)の特集に登場している。
     *
 素直ではったりのない、ごく正統的な音質であった。
 わたくしが家でタンノイを鳴らすとき、殆んどアンプにはQUADを選んでいる。つまりタンノイと結びついた形で、QUADの音質が頭にあった。切換比較で他のオーソドックスな音質のアンプと同じ音で鳴った時、実は少々びっくりした。びっくりしたのは、しかしわたくしの日常のそういう体験にほかならないだろう。
 タンノイは、自社のスピーカーを駆動するアンプにQUADを推賞しているそうだ。しかしこのアンプに固有の音色というものが特に無いとすれば、その理由は負荷インピーダンスの変動に強いという点かもしれない。これはおおかたのアンプの持っていない特徴である。
 10数年前にすでにこのアンプがあったというのは驚異的なことだろう。
     *
瀬川先生が、こう書かれている。
ここで「選んでいる」とあるのは、QUAD IIのことのはず。

ただし52号の特集の巻頭「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」では、
こうも書かれている。
     *
 マランツ7にはこうして多くの人々がびっくりしたが、パワーアンプのQUAD/II型の音のほうは、実のところ別におどろくような違いではなかった。この水準の音質なら、腕の立つアマチュアの自作のアンプが、けっこう鳴らしていた。そんないきさつから、わたくしはますます、プリアンプの重要性に興味を傾ける結果になった。
     *
実を言うと、これを読んでいたから、QUAD IIにさほど興味をもてなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

現代真空管アンプ考(その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=26898


ステレオサウンド 3号のQUADのページの下段には、解説がある。
この解説は誰による文章なのかはわからないが、8号の特集からわかるのは、
瀬川先生が書かれていた、ということ。

QUAD IIについては、こう書かれている。
     *
 公称出力15Wというのは少ないように思われるが、これは歪率0.1%のときの出力で、カタログ特性で、OVERLOAD≠ニある部分をみると、ふつうのアンプなら25Wぐらいに表示するところを、あえて控えめに公称しているあたり、イギリス人の面目躍如としている。コムパクトなシャーシ・コンストラクションと、手工芸的な配線テクニックは、実に信頼感を抱かせる。
 イギリスでは公的な研究機関や音響メーカーで標準アンプとして数多く採用されていることは有名で、技術誌のテストリポートやスピーカーの試聴記などに、よく「QUAD22のトーン目盛のBASSを+1、TREBLEを−1にして聴くと云々」といった表現が使われる。
     *
岡先生もステレオサウンド 50号で、
《長年に亘ってBBCをはじめ、イギリスの標準アンプとして使われていただけのことはある傑作といえる。》
と書かれている。

その意味でQUAD IIは、業務(プロフェッショナル)用アンプといえる。
けれどQUAD IIはプロフェッショナル用を意図して設計されたアンプではないはず。

結果として、そう使われるようになったと考える。

同じ意味ではマッキントッシュのMC275もそうといえよう。
マッキントッシュにはA116というプロフェッショナル用として開発され使われたアンプもあるが、
MC275はコンシューマー用としてのアンプである。

それがCBSコロムビアのカッティングルームでのモニター用アンプとして、
それから1970年代初頭、コンサートでのアンプには、
トランジスターの、もっと出力の大きなアンプではなくMC275がよく使われていた、とも聞いている。

MC275もQUAD IIと、だから同じといえ、
それがマランツの真空管アンプとは、わずかとはいえはっきり違う点でもある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26898

現代真空管アンプ考(その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=26935


多素子のネットワーク構成ゆえに容量性負荷となり、
しかもインピーダンスも8Ωよりも低くかったりするし、
さらには能率も低い。

おまけにそういうスピーカーに接続されるスピーカーケーブルも、
真空管アンプ全盛時代のスピーカーケーブル、
いわゆる平行二芯タイプで、太くもないケーブルとは違っていて、
そうとうに太く、構造も複雑になっていて、
さらにはケーブルの途中にケースで覆われた箇所があり、
そこには何かが入っていたりして、
ケーブルだけ見ても、アンプにとって負荷としてしんどいこともあり得るのではないか。

QUAD II以外のアンプのほとんどは位相補正を行っている。
無帰還アンプならばそうでもないが、NFBをかけているアンプで位相補正なしというのは非常に珍しい。

大半のアンプが位相補正を行っているわけだが、
どの程度まで位相補正をやっているのか、というと、
メーカー、設計者によって、かなり違ってきている。

マランツの真空管アンプは、特にModel 9、Model 8Bは、
徹底した、ともいえるし、凝りに凝った、ともいえる位相補正である。

積分型、微分型、両方の位相補正を組合せて、計五箇所行われている。
それ以前のマランツのパワーアンプ、Model 2、5、8でも位相補正はあるけれど、
そこまで徹底していたわけではない。

私がオーディオに興味をもったころ、Model 8に関しては8Bだけが知られていた。
Model 8というモデルがあったのは知っていたものの、
そのころは8Bはマイナーチェンジぐらいにしかいわれてなかった。

ステレオサウンド 37号でも、
回路はまったく同じで電源を少し変えた結果パワーが増えた──、
そういう認識であった。
1975年当時では、そういう認識でも仕方なかった。

Model 8とModel 8Bの違いがはっきりしたのは、
私が知る範囲では、管球王国 vol.12(1999年春)が最初だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26935

現代真空管アンプ考(その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


Model 8とModel 8Bの違いについて細かなことは省く。
詳しく知りたい方は、管球王国 vol.12の当該記事が再掲載されているムック、
「往年の真空管アンプ大研究」を購入して読んでほしい。

以前の管球王国は、こういう記事が載っていた。
そのころは私も管球王国には期待するものがあった。
けれど……、である。

わずかのあいだにずいぶん変ってしまった……、と歎息する。

Model 8はよくいわれているようにModel 5を二台あわせてステレオにしたモデルとみていい。
Model 8は1959年に発売になっている。
Model 8Bは1961年発売で、前年にはModel 9が発売されている。

Model 8と8Bの回路図を比較すると、もちろん基本回路は同じである。
けれど細かな部品がいくつか追加されていて、
出力トランスのNF巻線が8Bでは二組に増えている。

そういった変更箇所をみていくと、Model 8Bへの改良には、
記事中にもあるようにModel 9の開発で培われた技術、ノウハウが投入されているのは明らかだ。

石井伸一郎氏は、Model 8Bはマランツの管球式パワーアンプの集大成、といわれている。
井上先生も、Model 8Bはマランツのパワーアンプの一つの頂点ではないか、といわれている。
上杉先生は、マランツのパワーアンプの中で、Model 8Bがいちばん好きといわれている。

マランツの真空管パワーアンプの設計はシドニー・スミスである。
シドニー・スミスは、Model 5がいちばん好きだ、といっている(らしい)。

ここがまた現代真空管アンプとは? について書いている者にとっては興味深い。
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


現代真空管アンプ考(その13)
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

上杉先生は管球王国 vol.12で、
マランツのModel 8Bの位相補正について、次のように語られている。
     *
上杉 この位相補正のかけ方は、実際に波形を見ながら検証しましたが、かなり見事なもので、補正を一つずつ加えていくと、ほとんど原派生どおりになるんですね。そのときの製作記事では、アウトプットトランスにラックス製を使ったため、♯8Bとは異なるのですが、それでも的確に効果が出てきました。
     *
上杉先生が検証されたとおりなのだろう。
位相補正をうまくかけることで、NFBを安定してかけられる。
つまりNFBをかけたアンプの完成度を高めているわけである。

真空管のパワーアンプの場合、出力トランスがある。
その出力トランスの二次側の巻線から、ほとんどのアンプではNFBがかけられる。
つまりNFBのループ内に出力トランスがあるわけだ。

出力トランスが理想トランスであれば、
位相補正に頼る必要はなくなる。
けれど理想トランスなどというモノは、この世には存在しない。
これから先も存在しない、といっていいい。

トランスというデバイスはひじょうにユニークでおもしろい。
けれど、NFBアンプで使うということは、それゆえの難しさも生じてくる。

Model 8と8Bは、トランスの二次側の巻線からではなく、NFB用巻線を設けている。
しかも(その12)でも書いているように、8BではNFB用巻線がさらに一つ増えている。

上杉先生が検証されたラックスのトランスには、NFB用巻線はなかったのではないか。
二次側の巻線からNFBをかけての検証だった、と思われる。

それでも的確に効果が出てきた、というのは、そうとうに有効な位相補正といえよう。
なのに、なぜ、複雑な構成のネットワークをもつスピーカーが負荷となると、
マランツのModel 8B、Model 9は大変なことになるのか。

凝りに凝った位相補正がかけられていて、
NFBアンプとしての完成度も高いはずなのに……、だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

現代真空管アンプ考(その14)
http://audiosharing.com/blog/?p=26951


結局のところ、抵抗負荷での測定であり、
入力信号も音楽信号を使うわけではない。

上杉先生の検証も抵抗負荷での状態のはずだし、
マランツがModel 8Bの開発においても抵抗負荷での実験が行われたはず。

ほぼ原波形どおりの出力波形が得られた、ということにしても、
音楽信号を入力しての比較ではなく、
正弦波、矩形波を使っての測定である。

アンプが使われる状況はそうてはない。
負荷は常に変動するスピーカーであり、
入力される信号も、つねに変動する音楽信号である。

ここでやっと(その4)のヒーターの点火方法のことに戻れる。
おそらくヒーターも微妙な変動を起しているのではないか、と考えられる。
安定しているのであれば、定電圧点火であろうと定電流点火であろうと、
どちらも設計がしっかりした回路であれば、音の変化は出ないはずである。

ヒーターに流れる電流は、ヒーターにかかっている電圧を、
ヒーターの抵抗値で割った値である。

ヒーターは冷えている状態と十分に暖まった状態では抵抗値は違う。
当然だが、冷えている状態のほうが低い。

十分に暖まった状態で、ヒーターの温度が安定していれば抵抗値も変動しないはず。
抵抗値が安定していれば、かかる電圧も安定化されているわけで、
オームの法則からヒーターに流れる電流も安定になる。
定電圧点火でも定電流点火でも、音に違いが出るはずがない。

けれど実際は、大きな音の違いがある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26951

現代真空管アンプ考(その15)
http://audiosharing.com/blog/?p=26999


いまでこそアンプに面実装タイプの部品があたりまえのように使われるようになっている。
小さい抵抗やコンデンサーには、そのサイズ故のメリットがあるのはわかっていても、
それ以前のアンプでのパ抵抗やコンデンサーの大きさを知っている者からすれば、
デメリットについても考える。

もちろんメリットとデメリットは、どちらか片方だけでなく、
サイズの大きな部品にもメリットとデメリットがあるわけだが、
昔から、抵抗は同じ品種であっても、ワット数の大きいほうが音はいい、といわれてきた。

1/4Wのの抵抗よりも1/2W、さらには1W、2W、5W……、というふうに音はよくなる、といわれていた。
富田嘉和氏はさらに大きな10W、20Wの抵抗を、アンプの入力抵抗に使うという実験をされていたはずだ。

ワット数が大きいほうが、なぜいいのか。
その理由ははっきりとしないが、ひとつには温度係数が挙げられていた。
音楽信号はつねに変動している。

1/4Wの抵抗で動作上問題がなくても、
大きな信号が加わった時、抵抗の内部はほんのわずかとはいえ温度が上昇する。
温度係数の、あまりよくない抵抗だと、その温度上昇によって抵抗値にわずかな変動が生じる。
それが音に悪影響を与えている可能性が考えられる──、
そういったことがいわれていた。

確かに抵抗であれば、ワット数が大きくなれば温度係数はよくなる。
この仮説が事実だとしたら、真空管のヒーターもそうなのかもしれない、と考えられる。

温度のわずかな変化、それによるヒーターの抵抗値のわずかな変動。
そこに定電圧電源から一定の電圧がかかっていれば、
ヒーターへの電流はわずかとはいえ変動することになる。

電流の変動はエミッションの不安定化へとつながる。
ならば安定化しなければならないのは電圧ではなく、電流なのかもしれない。

定電流点火によってヒーターのなんらかの変動が生じても、電流は一定である。
そのためヒーターにかかる電圧はわずかに変動する。

それでも重要なのはエミッションの安定であることがわかっていれば、
どちらなのかははっきりとしてくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=26999


現代真空管アンプ考(その16)
http://audiosharing.com/blog/?p=27001


ヒーターはカソードを熱している。
カソードとヒーター間に十分な距離があれば問題は生じないのだろうが、
距離を離していてはカソードを十分に熱することはできない。

カソードとヒーターとは近い。
ということはそこに浮遊容量が無視できない問題として存在することになる。
ということは真空管アンプの回路図を厳密に描くのであれば、
カソードとヒーターを、極小容量のコンデンサーで結合することになる。

それでも真空管が一本(ヒーターが一つ)だけであれば、大きな問題とはならないかもしれないが、
実際には複数の真空管が使われているのだから、浮遊容量による結合は、
より複雑な問題となっているはず。

仮に定電圧点火であっても定電流点火であっても、
エミッションが完全に安定化していたとしても、この問題は無視できない。

そこに定電圧電源をもてくるか、定電流電源をもってくるかは、
それぞれの干渉という点からみれば、
低インピーダンスの定電圧電源による点火か、
高インピーダンスの定電流電源による点火か、
どちらが複数の真空管の相互干渉を抑えられるかといえば後者のはずだ。

念のためいっておくが、三端子レギュレーターの配線を変更して定電流点火は認めない。

私は真空管のヒーターは、きちんとした回路による定電流点火しかないと考える。
けれど、ここで交流点火について考える必要もある。

交流点火はエミッションの安定化、つまりヒーター温度の安定化という点では、
どう考えても直流点火よりも不利である。

けれど交流点火でなければならない、と主張する人は昔からいる。
ここでの交流点火は、ほとんどの場合、出力管は直熱三極管である。
http://audiosharing.com/blog/?p=27001

現代真空管アンプ考(その17)
http://audiosharing.com/blog/?p=27010

直熱三極管の交流点火ではハムバランサーが必ずつくといっていい。
この場合、電源トランスのヒーター用巻線の両端のどちらかが接地されることは、まずない。

傍熱管の場合でもハムバランサーがついているアンプもある。
マッキントッシュの場合は、モノーラル時代のモノ(つまりMC60までは)ハムバランサーがあり、
ステレオ時代になってからはヒーター用巻線の片側が接地されている。
MC3500ではハムバランサーが復活している。

同時代のマランツのパワーアンプは、というと、ヒーター用巻線にセンタータップがあり、
これが接地されている。ハムバランサーはない。

ハムバランサーがない場合でも、マッキントッシュとマランツとでは接地が違う。
正直いうと、この接地の仕方の違いによる音の変化を、同一アンプで比較試聴したことはない。

マランツの真空管アンプも聴いているし、マッキントッシュの真空管アンプも聴いているが、
これらのアンプの音の違いは交流点火における接地の仕方だけの違いではないことはいうまでもない。

なので憶断にすぎないのはわかっているが、交流点火の場合、
ヒーター用巻線にセンタータップがあり、ここを接地したほうが音はいいのではないのか。

交流点火が音がいい、という人がいる。
けれど理屈からは直流点火のほうがエミッションは安定化するように思える。
それでも──、である。

ということは交流点火で考えられるのは電流の向きが反転することであり、
この反転がヒーターの温度の安定化にどう作用しているのか。

交流点火になんらかの音質的なメリットがあるとしよう。
ならば交流点火でも、定電圧点火と定電流点火とが考えられる。
通常の交流点火ではヒーター用巻線からダイレクトに真空管のヒーターに配線するが、
あえてアンプを介在させる。小出力のアンプの出力をヒーターへと接続する。

そうすることで出力インピータンスを低くすることができ、
この場合は定電圧点火となるし、このアンプを電流出力とすれば、
交流の定電流点火とすることができる。
しかもアンプをアンバランスとするのか、バランスとするのかでも音は変ってこよう。
http://audiosharing.com/blog/?p=27010


現代真空管アンプ考(その18)
http://audiosharing.com/blog/?p=27012


ここまでやるのならば、ヒーター点火の周波数を50Hz、60Hzにこだわることもない。
もう少し高い周波数による交流点火も考えられる。
十倍の500Hz、600Hzあたりにするだけでも、そうとうに音は変ってくるはずだ。

そのうえで定電流でのバランス点火とする手もある。

つまりヒーター用電源を安定化するということは、
真空管のエミッションを安定化するということであり、
ヒーターにかかる電圧を安定化するということではない。

エミッションの安定化ということでは、重要なパラメーターは電圧ではなく電流なのだろう。
そうなると定電流点火を考えていくべきではないのか。

300Bだろうが、EL34、KT88だろうが、真空管全盛時代のモノがいい、といわれている。
確かに300Bをいくつか比較試聴したことがあって、刻印タイプの300の音に驚いた。

そういう球を大金を払って購入するのを否定はしないが、
そういう球に依存したアンプは、少なくとも現代真空管アンプとはいえない。

現代真空管アンプとは、現在製造されている真空管を使っても、
真空管全盛時代製造の真空管に近い音を出せる、ということがひとつある。
そのために必要なのは、エミッションの安定化であり、
それは出力管まで定電流点火をすることで、ある程度の解決は見込める。

もちろん、どんなに優れた点火方法であり、100%というわけではないし、
仮にそういう点火方法が実現できたとしても、
真空管を交換した場合の音の違いが完全になくなるわけではない。

それでも真空管のクォリティ(エミッションの安定)に、
あまり依存しないことは、これからの真空管アンプには不可欠なことと考える。
http://audiosharing.com/blog/?p=27012

現代真空管アンプ考(その19)
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


定電流点火のやっかいなのは、作るのが面倒だという点だ。
回路図を描くのは、いまでは特に難しくはない。

けれど作るとなると、熱の問題をどうするのかを、まず考えなくてはならない。
それに市販の真空管アンプ用の電源トランスではなく、
ヒーター用に別個の電源トランスが必要となってくる。

もっとも真空管アンプの場合、高電圧・低電流と低電圧・高電流とを同居しているわけで、
それは電源トランスでも同じで、できることならトランスから分けたいところであるから、
ヒーター用電源トランスを用意することに、特に抵抗はないが、
定電流回路の熱の問題はやっかいなままだ。

きちんとした定電流点火ではなく、
単純にヒーター回路に抵抗を直列に挿入したら──、ということも考えたことがある。

たとえば6.3Vで1Aのヒーターだとすれば、ヒーターの抵抗は6.3Ωである。
この6.3Ωよりも十分に高いインピーダンスで点火すれはいいのだから、
もっとも安直な方法としては抵抗を直列にいれるという手がある。

昔、スピーカーとアンプとのあいだに、やはり直列に抵抗を挿入して、
ダンピングをコントロールするという手法があったが、これをもっと積極的にするわけで、
たとえば6.3Ωの十倍として63Ωの抵抗、さらには二十倍の126Ωの抵抗、
できれば最低でも百倍の630Ωくらいは挿入したいわけだが、
そうなると、抵抗による電圧低下(630Ωだと630Vになる)があり、
あまり高い抵抗を使うことは、発熱の問題を含めて現実的ではない。

結局、定電流点火のための回路を作ったほうが実現しやすい。
定電流の直流点火か交流点火なのか、どちらが音がいいのかはなんともいえない。

ただいえるのは定電流点火をするのであれば、ヒーター用トランスを用意することになる。
それはトランスの数が増えることであり、トランスが増えることによるデメリット、
トランス同士の干渉について考えていく必要が出てくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


現代真空管アンプ考(その20)
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


真空管パワーアンプは、どうしても重量的にアンバランスになりがちだ。
出力トランスがあるから、ともいえるのだが、
出力トランスをもたないOTLアンプでも、
カウンターポイントのSA4やフッターマンの復刻アンプでは、重量的アンバランスは大きかった。

電源トランスが一つとはいえ、真空管のOTLアンプではもう一つ重量物であるヒートシンクがないからだ。
SA4を持ち上げてみれば、すぐに感じられることだが、フロントパネル側がやたら重くて、
リアパネル側は軽すぎる、といいたくなるほどアンバランスな重量配分である。

重量的アンバランスが音に影響しなければ問題することはないが、
実際は想像以上に影響を与えている。

出力トランスをもつ真空管アンプでは、重量物であるトランスをどう配置するかで、
アンプ全体の重量配分はほぼ決る。

ステレオアンプの場合、出力トランスが二つ、電源トランスが一つは、最低限必要となる。
場合によってはチョークコイルが加わる。

マッキントッシュのMC275やMC240は、重量配分でみれば、そうとうにアンバランスである。
マランツのModel 8B、9もそうである。
ユニークなのはModel 2で、電源トランス、出力トランスをおさめた金属シャーシーに、
ゴム脚が四つついている。
この、いわゆるメインシャーシーに突き出す形で真空管ブロックのサブシャーシーがくっついている。

サブシャーシーの底にはゴム脚はない。いわゆる片持ちであり、
強度的には問題もあるといえる構造だが、重量的アンバランスはある程度抑えられている、ともいえる。

Model 5は奥に長いシャーシーに、トランス類と真空管などを取り付けてある。
メインシャーシー、サブシャーシーというわけではない。
このままではアンバランスを生じるわけだが、
Model 5ではゴム脚の取付位置に注目したい。

重量物が寄っている後方の二隅と、手前から1/3ほどの位置に前側のゴム脚がある。
四つのゴム脚にできるだけ均等に重量がかかるような配慮からなのだろう。

でもシャーシー手前側は片持ち的になってしまう。
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


現代真空管アンプ考(その21)
http://audiosharing.com/blog/?p=27019

これまで市販された真空管パワーアンプを、
トランスの配置(重量配分)からみていくのもおもしろい。

ウエスギ・アンプのU·BROS3は、シャーシーのほぼ中央(やや後方にオフセットしているが)に、
出力トランス、電源トランス、出力トランスという順で配置している。
重量物三つをほぼ中央に置くことで、重量バランスはなかなかいい。

同じKT88のプッシュプルアンプのマイケルソン&オースチンのTVA1は、
シャーシーの両端にトランスを振り分けている。
片側に出力トランスを二つを、反対側に電源トランスとなっている。

電源トランスは一つだから、出力トランス側のほうに重量バランスは傾いているものの、
極端なアンバランスというほどではない。

ラックスのMQ60などは、後方の両端に出力トランスをふりわけ、前方中央に電源トランス。
完璧な重量バランスとはいえないものの、けっこう重量配分は配慮されている。

(その20)で、マッキントッシュのMC275、MC240はアンバランスだと書いたが、
MC3500はモノーラルで、しかも電源トランスが二つあるため、
内部を上から見ると、リアパネル左端に出力トランス、フロントパネル右端に電源トランスと、
対角線上に重量物の配置で、MC275、MC240ほどにはアンバランスではない。

現行製品のMC2301は、マッキントッシュのパワーアンプ中もっとも重量バランスが優れている。
シャーシー中央にトランスを置き、その両側に出力管(KT88)を四本ずつ(計八本)を配置。

出力は300W。MC3500の350Wよりも少ないものの、MC3500の現代版といえる内容であり、
コンストラクションははっきりと現代的である。
2008年のインターナショナルオーディオショウで初めてみかけた。
それから十年、ふしぎと話題にならないアンプである。
音を聴く機会もいまのところない。

インターナショナルオーディオショウでも、音が鳴っているところに出会していない。
いい音が鳴ってくれると思っているのに……。
http://audiosharing.com/blog/?p=27019


現代真空管アンプ考(その22)
http://audiosharing.com/blog/?p=27023


ここまで書いてきて、また横路に逸れそうなことを思っている。
現代真空管アンプとは、いわゆるリファレンス真空管アンプなのかもしれない、と。

ステレオサウンド 49号の特集は第一回STATE OF THE ART賞だった。
Lo-DのHS10000について、井上先生が書かれている。
     *
 スピーカーシステムには、スタジオモニターとかコンシュマーユースといったコンセプトに基づいた分類はあが、Lo-DのHS10000に見られるリファレンススピーカーシステムという広壮は、それ自体が極めてユニークなものであり、物理的な周波数特性、指向周波数特性、歪率などで、現在の水準をはるかに抜いた高次元の結果が得られない限り、その実現は至難というほかないだろう。
     *
こういう意味での、リファレンス真空管アンプを考えているのだろうか、と気づいた。
製品化することを前提とするものではなく開発されたオーディオ機器には、
トーレンスのReferenceがある。

ステレオサウンド 56号で、瀬川先生がそのへんのことを書かれている。
     *
「リファレンス」という名のとおり、最初これはトーレンス社が、社内での研究用として作りあげた。
アームの取付けかたなどに、製品として少々未消化な形をとっているのも、そのことの裏づけといえる。
 製品化を考慮していないから、費用も大きさも扱いやすさなども殆ど無視して、ただ、ベルトドライヴ・ターンテーブルの性能の限界を極めるため、そして、世界じゅうのアームを交換して研究するために、つまりただひたすら研究用、実験用としてのみ、を目的として作りあげた。
 でき上った時期が、たまたま、西独デュッセルドルフで毎年開催されるオーディオ・フェアの時期に重なっていた。おもしろいからひとつ、デモンストレーション用に展示してみようじゃないか、と誰からともなく言い出して出品した。むろん、この時点では売るつもりは全くなかった??、ざっと原価計算してみても、とうてい売れるような価格に収まるとも思えない。まあ冗談半分、ぐらい気持で展示してみたらしい。
 ところが、フェアの幕が開いたとたんに、猛反響がきた。世界各国のディーラーや、デュッセルドルフ・フェアを見にきた愛好家たちのあいだから、問合せや引合いが殺到したのだそうだ。あまりの反響の大きさに、これはもしかしたら、本気で製品化しても、ほどほどの採算ベースに乗るのではないだろうか、ということになったらしい。いわば瓢箪から駒のような形で、製品化することになってしまった……。レミ・トーレンス氏の説明は、ざっとこんなところであった。
     *
トーレンスのReferenceには、未消化なところがある。
扱いやすいプレーヤーでもない。
あくまでもトーレンスが自社の研究用として開発したプレーヤーをそのまま市販したのだから、
そのへんは仕方ない。

その後、いろいろいてメーカーからReferenceとつくオーディオ機器がいくつも登場した。
けれど、それらのほとんどは最初から市販目的の製品であって、
肝心のところが、トーレンスのReferenceとは大きく違う。

Lo-DのHS10000も、市販ということをどれだけ考えていたのだろうか。
W90.0×H180.0×D50.0cmという、かなり大きさのエンクロージュアにもかかわらず、
2π空間での使用を前提としている。

つまりさらに大きな平面バッフルに埋めこんで使用することで、本来の性能が保証される。
価格は1978年で、一本180万円だった。
しかもユニット構成は基本的には4ウェイ5スピーカーなのだが、
スーパートゥイーターをつけた5ウェイへの仕様変更も可能だった。

HS10000も、せひ聴きたかったスピーカーのひとつであったが、
こういう性格のスピーカーゆえに、販売店でもみかけたことがない。
いったいどれだけの数売れたのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=27023

現代真空管アンプ考(その23)
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


トランスのことに話を戻そう。

重量物であるトランスをうまく配置して、重量バランスがとれたからといって、
トランスが複数個あることによる問題のすべてが解消するわけではない。

トランスは、まず振動している。
ケースにおさめられ、ケースとトランスの隙間をピッチなどが充填されていても、
トランスの振動を完全に抑えられるわけではない。

トランスはそれ自体が振動発生源である。
しかも真空管パワーアンプでは複数個ある。
それぞれのトランスが,それぞれの振動を発生している。

チョークコイルも、特にチョークインプット方式での使用ではさらに振動は大きく増す。
しかも真空管アンプなのだから、能動素子は振動の影響を受けやすい真空管である。

一般的な真空管アンプのように、一枚の金属板に出力トランス、電源トランス、チョークコイル、
そして真空管を取り付けていては、振動に関してはなんら対策が施されていないのと同じである。

トランスと金属板との間に緩衝材を挿むとか、
その他、真空管ソケットの取付方法に細かな配慮をしたところで、
根本的に振動の問題を解消できるわけではない。

もちろん、振動に関して完璧な対策があるわけではないことはわかっている。
それでも真空管アンプの場合、
トランスという振動発生源が大きいし多いから、
難しさはトランジスターアンプ以上ということになる。

30年ほど前、オルトフォンの昇圧トランスSTA6600に手を加えたことがある。
手を加えた、というより、STA6600に使われているトランスを取り出して、
別途ケースを用意して、つくりかえた。

その時感じたのは、トランスの周囲にはできるだけ金属を近づけたくない、だった。
STA6600のトランスはシールドケースに収められていた。
すでにトランスのすぐそばに金属があるわけだが、
それでも金属板に取り付けるのは、厚めのベークライトの板に取り付けるのとでは、
はっきりと音は違う。

金属(アルミ)とベークライトの固有音の違いがあるのもわかっているが、
それでも導体、非導体の違いは少なからずあるのではないのか。

そう感じたから、トランスの周りからは配線以外の金属は極力排除した。
ベークライトの板を固定する支柱もそうだし、ネジも金属製は使用しなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


現代真空管アンプ考(番外)
http://audiosharing.com/blog/?p=27060


現代真空管アンプ考というタイトルをつけている。
「現代スピーカー考」という別項もある。

現代、現代的、現代風などという。
わかっているようでいて、いざ書き始めると、何をもって現代というのか、
遠くから眺めていると、現代とつくものとつかないものとの境界線が見えているのに、
もっとはっきり見ようとして近づいていくと、いかにその境界線が曖昧なのかを知ることになる。

1989年、ティム・バートン監督による「バットマン」が公開された。
バットマンは、アメリカのテレビドラマを小さかったころ見ていた。

バットマンというヒーローの造形が、こんなに恰好良くなるのか、とまず感じた。
バットモービルに関しても、そうだった。

「バットマン」はヒットした。
そのためなのかどうかはわからないが、
過去のヒーローが、映画で甦っている。

スーパーマン、スパイダーマン、アイアンマン、ハルク、ワンダーウーマンなどである。
スパイダーマンは日本で実写化されたテレビ版を見ている。
ハルクとワンダーウーマンのテレビ版は見ている。

スーパーマンの映画は、
1978年公開、クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」から観てきている。

これらヒーローの造形は、現代的と感じる。
特にワンダーウーマンの恰好良いこと。

ワンダーウーマンの設定からして、現代的と感じさせるのは大変だったはずだ。
けれど、古い時代の恰好でありながらも、見事に成功している。

日本のヒーローはどうかというと、
仮面ライダー、キカイダー、ガッチャマン、破裏拳ポリマーなどの映画での造形は、
アメリカのヒーローとの根本的な違いがあるように感じる。

較べるのが無理というもの、
予算が違いすぎるだろう、
そんなことを理由としていわれそうだが、
ヒーローものの実写映画において、肝心のヒーローの造形が恰好良くなくて、
何がヒーローものなのか、といいたくなる。

日本の、最近制作されたヒーローものの実写映画での造形は、
どこか根本的なところから間違っているように思う。

「現代」という言葉の解釈が、アメリカと日本の映画制作の現場では大きく違っているのか。
日米ヒーローの造形の、現代におけるありかたは、
「現代」ということがどういうことなのかを考えるきっかけを与えてくれている。
http://audiosharing.com/blog/?p=27060

現代真空管アンプ考(その24)
http://audiosharing.com/blog/?p=27321


オルトフォンのSTA6600のトランスを流用して自作したモノは、
うまくいった。
トランスの取り付け方だけが工夫を凝らしたところではなく、
他にもいろいろやっているのだが、その音は、
誰もが中身はSTA6600のトランスとは見抜けないほど、音は違っている。

もっといえば立派な音になっている。
自画自賛と受けとられようが、
この自作トランスの音を聴いた人は、その場で、売ってほしい、といってくれた。

その人のところには、ずっと高価な昇圧トランスがあった。
当時で、20万円を超えていたモノで、世評も高かった。

だから、その人も、その高価なトランスを買ったわけだが、
私の自作トランスの方がいい、とその人は言ってくれた。

そうだろうと思う。
トランス自体の性能は、高価なトランスの方が上であろう。
ただ、その製品としてのトランスは、トランス自体の扱いがわかっていないように見えた。

この製品だけがそうなのではなく、ほとんど大半の昇圧トランスが、そうである。
インターネットには、高価で貴重なトランスをシャーシーに取り付けて──、というのがある。

それらを見ると、なぜこんな配線にしてしまうのか。
その配線が間違っているわけではない。
ほとんどのトランスでやられている配線である。

それを疑いもせずにそのまま採用している。
私にいわせれば、そんな配線をやっているから、
トランス嫌いの人がよくいうところの、トランス臭い音がしてしまう。

取り付けにしても配線にしても、ほんのちょっとだけ疑問をもって、
一工夫することを積み重ねていけば、トランスの音は電子回路では味わえぬ何かを聴かせてくれる。

MC型カートリッジの昇圧トランスと、真空管パワーアンプの出力トランスとでは、
扱う信号のレベルが違うし、信号だけでなく、真空管へ供給する電圧もかかる。

そういう違いはあるけれど、どちらもトランスであることには変りはない。
ということは、トランスの扱い方は、自ずと決ってくるところが共通項として存在する。
http://audiosharing.com/blog/?p=27321

現代真空管アンプ考(その25)
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

無線と実験、ラジオ技術には、毎号、真空管アンプの製作記事が載っている。
この二誌以外のオーディオ雑誌にも、真空管アンプの製作記事が載ることがある。

トランスにはシールドケースに収納されているタイプと、
コアが露出しているタイプとがある。

シールドケースに入っているタイプだとわかりにくいが、
コアが露出しているタイプを使っているアンプ、
それもステレオ仕様のアンプだと、出力トランスの取り付け方向を見てほしい。

きちんとわかって配置しているアンプ(記事)もあれば、
無頓着なアンプも意外と多い。

EIコアのトランスだと、漏洩磁束の量がコアの垂直方向、水平方向、
それに巻線側とでは、それぞれに違う。

そのことを忘れてしまっている製作例がある。

複数のトランスが、一つのシャーシー上にあれば、必ず干渉している。
その干渉をなくすには、トランス同士の距離を十二分にとるのがいちばん確実な方法だ。

けれどこんなやり方をすれば、アンプ自体のサイズがそうとうに大きくなるし、
それに見た目も間延してしまう。

それにトランス同士の距離が離れれば、内部配線も当然長くなる。
どんなワイヤーであってもインダクタンスをもつ。
そうであれば高域でのインピーダンスは必然的に上昇することになる。

配線の距離が長くなるほど、インピーダンスの上昇も大きくなるし、
長くなることのデメリットは、外部からの影響も受けやすくなる。

NFBを、出力トランスの二次側からかけている回路であれば、
NFBループ内のサイズ(面積)が広くなり、このことにも十分な配慮が必要となる。

配線の長さ、仕方によるサイズの変化については、以前書いているので、ここでは触れない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

現代真空管アンプ考(その26)
http://audiosharing.com/blog/?p=27557


トランスの取り付け方、取り付け位置は注目したいポイントである。

カタログやウェブサイトなどでの製品の説明で、
良質で大容量の電源トランスを使用していることを謳っているものはけっこうある。

オーディオ雑誌の記事でも、製品の内部写真の説明でも、
電源トランスは……、という記述があったりする。

アンプにしても、CDプレーヤーにしても交流電源を直流にして、
その直流を信号に応じて変調させて出力をさせているわけだから、
電源のクォリティは、音のクォリティに直結しているわけで、
電源トランスは、その要ともいえる。

だからこそ良質で(高価な)トランスを採用するわけだが、
その取り付け方をみると、このメーカーは、ほんとうに細部までこだわっているのだろうか──、
そう思いたくなるメーカーが、けっこう多い。

ケースなしの電源トランス、
特にトロイダルコアの電源トランスをどう固定するか。

どんなに電源トランスのクォリティにこだわりました、と謳っていても、
こんな取り付け方しかしないのか、取り付け方を自分たちで工夫しないのか、考えないのか、
そういいたくなることがある。

安価な製品であれば、それでもかまわない、と思うけれど、
数十万円、百万円をこえる製品なのに、
電源トランスも大きく立派そうにみえるモノであっても、
取り付け方は標準的な方法そのままだ。

ここまで書けば、製品内部をきちんと見ている人ならば、
どういうことをいいたいのかわかってくれよう。

細部まで疎かにせず、とか、細部までこだわりぬいた、とか、
そういう謳い文句が並んでいても、電源トランスの取り付け方が、
そのこだわりがどの程度のものなのかを、はっきりと示している。
http://audiosharing.com/blog/?p=27557

現代真空管アンプ考(最大出力)
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


マイケルソン&オースチンのTVA1は、KT88のプッシュプルで出力は70W+70Wだった。
TVA1に続いて登場したEL34プッシュプルのTVA10は、50W+50Wだった。

TVA1の70Wの出力は理解できた。
けれどTVA10の50Wという出力は、EL34のプッシュプルにしては大きい。
EL34のプッシュプルで、AB1級ならば出力は35W程度である。

TVA10に続いて登場したM200は、EL34の4パラレルプッシュプルで200Wの出力。
出力管の本数がTVA10の四倍に増え、出力も四倍になっている。

TVA1は何度か聴いている。
TVA10も一度か二度聴いているけど、M200は聴く機会がなかった。

TVA1とTVA10は、出力管が違うとはいえ、ずいぶん音が違うな、と感じたものだった。
TVA1の音には魅力を感じたが、TVA10には、まったくといっていいほど魅力を感じなかった。

M200までになると、印象は変ってくるかもしれないが、
TVA1とTVA10は、同じ人が設計しているとは思えなかった。

そのことがはっきりしたのは聴いてから数年経ったころで、
TVA10とM200の設計者はティム・デ・パラヴィチーニであることがわかった。

パラヴィチーニはラックスに在籍していたこともある。
コントロールアンプのC1000とパワーアンプのM6000は、彼の設計といわれているし、
管球式モノーラルパワーアンプのMB3045もそうである。

ならば、パラヴィチーニは、ラックス時代に上原晋氏と一緒に仕事をしていた可能性もある。

上原晋氏は、ラジオ技術の1958年8月号で、EL34のプッシュプルアンプを発表されている。
このアンプの出力は60Wと、一般的なEL34のプッシュプルよりもかなり大きい。

だからといって、EL34の定格ぎりぎりまで使っての、やや無理のある設計ではない。
記事の冒頭に、こう書かれている。
     *
このアンプでは、定格いっぱいの用法は敬遠し、できるだけ球に余裕を持たせ、とくにSgの損失を軽くすることによって寿命を延ばすようにしました。結果からいいますとSgの損失を定格の半分くらいに押えましたので、いちおうこの点での不安は解消しましたが、これでも球によってはグリッドのピッチの不揃いからか、2〜3本の線が焼けるものに当る時もありますが、この程度ならたいして実害はないようで、かなり長く使っていてなんともありませんから、まず大丈夫だと思っていいでしょう。
     *
パラヴィチーニは、この上原晋氏のEL34のプッシュプルアンプの動作点を参考にしての、
TVA10とM200の出力の実現なのかもしれない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


現代真空管アンプ考(その27)
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

真空管アンプではどうしても不可欠になってしまうトランス類、
これらをどう配置して、どう取り付けていくのかについて、
こまかく書いていこうとすると、どこまでも細かくなってしまうほど、
やっかいな問題といえる。

それに真空管アンプを自作される人ならば、
こうやって文章だけで伝えてもイメージされるだろうが、
自作されない方のなかには、なかなかイメージしにくいと思われている方もいるのではないか。

ここまで書きながら、もう少し具体的に、
もう少しイメージしやすいようにしたい、と考えていた。

なので、過去の真空管アンプで、
私が考える現代真空管アンプに近いモデルはあっただろうか、とふり返ってみた。

マランツの管球式アンプ?
マッキントッシュ?

いくつかのブランド名とモデル名が浮びはするが、
どれも違うな、と思う。

結局、QUADのIIが、意外にも、
私が考える現代真空管アンプに近いようにも感じている。

ここで考えている現代真空管アンプとは、
あくまでも自分の手でつくれる範囲において、である。

加工機械を駆使して、金属ブロックからシャーシーを削り出して──、
そういうことまでは、ここでのテーマではない。

もちろん理想の現代真空管アンプとは? ということは考えながらも、
個人でつくれる範囲に、どうもってくるのか。
それもテーマの一つである。

そういう視点で眺めてみると、
QUAD IIというモデルこそが、という想いが確固たるものになってくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

現代真空管アンプ考(その28)
http://audiosharing.com/blog/?p=34357


現代真空管アンプをどうイメージしていくか。
こまかな回路構成について後述するつもりなのだが、NFBをどうするのか。

私は出力管が三極管ならばかけないという手もあると考えるが、
ビーム管、五極管ともなるとNFBをかけることを前提とする。

NFBはほとんどの場合、出力トランスの二次側巻線から初段の真空管へとかけられる。
信号経路とNFB経路とで、ひとつのループができる。
このループのサイズを、いかに小さく(狭く)していくかは、
NFBを安定にかける以上に、
真空管アンプ全盛時代とは比較にならないほどアンプを囲む環境の悪化の点でも、
非常に重要になってくる。

プッシュプルアンプならば、初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらをどう配置するかによって、ループの大きさは決ってくる。

信号経路をできるだけストレートにする。
初段、位相反転回路、出力段、出力トランスを直線状に並べる。
こうするとNFBループは長く(大きく)なってしまう。

初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらを弧を描くように配置していくのが、ループのサイズを考慮するうえでは不可欠だ。

QUAD IIのこれらのレイアウトを、写真などで確認してほしい。
しかもQUAD IIは、出力トランスと電源トランスを、シャーシーの両端に配置している。

やや細長いシャーシー上にこういう配置にすることで、
重量がどちらかに偏ることがない。

出力トランスと電源トランスの干渉を抑えるうえでも、
この二つの物理的な距離をとるのは望ましい。
http://audiosharing.com/blog/?p=34357

現代真空管アンプ考(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


私がQUAD IIの詳細を知ったのは、
ステレオサウンド 43号(1977年夏号)掲載の「クラフツマンシップの粋」でだった。

QUADのアンプのことは知っていた。
トランジスターアンプの前に管球式のコントロールアンプの22、
パワーアンプのIIがあることだけは知ってはいたが、
具体的なことを知っていたわけではなかった。

記事は、井上先生、長島先生、山中先生による鼎談。
QUAD IIのところの見出しには「緻密でむだのないコンストラクション」とあった。

内容を読めば、そして写真をみれば、
この見出しは納得できる。

山中先生は
《とにかく、あらゆる意味でこのアンプは、個人的なことになりますけれども、一番しびれたんですよ。》
と発言されていた。

この時から、QUAD II、いいなぁ、と思うようになっていた。

43号から約二年後の52号。
巻頭に瀬川先生の「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」がある。

そこで、こう書かれていた。
     *
迷いながらも選択はどんどんエスカレートして、結局、マランツのモデル7を買うことに決心してしまった。
 などと書くといとも容易に買ってしまったみたいだが、そんなことはない。当時の価格で十六万円弱、といえば、なにしろ大卒の初任給が三万円に達したかどうかという時代だから、まあ相当に思い切った買物だ。それで貯金の大半をはたいてしまうと、パワーアンプはマランツには手が出なくなって、QUADのII型(KT66PP)を買った。このことからもわたくしがプリアンプのほうに重きを置く人間であることがいえる。
     *
瀬川先生も、QUAD IIを使われていたのか──、
もちろん予算に余裕があったならばマランツの管球式パワーアンプを選択されていただろうが、
いまとは時代が違う。

マランツのModel 7とQUAD IIが、
瀬川先生にとって《初めて買うメーカー製のアンプ》である。

52号では、こんなことも書かれていた。
     *
 ずっと以前の本誌、たしか9号あたりであったか、読者の質問にこたえて、マッキントッシュとQUADについて、一方を百万語を費やして語り尽くそうという大河小説の手法に、他方をあるギリギリの枠の中で表現する短詩に例えて説明したことがあった。
     *
このころはQUAD IIを聴く機会はなかった。
意外にもQUAD IIを聴く機会は少なかった。

マランツやマッキントッシュの同時代の管球式アンプを聴く機会のほうがずっと多かった。
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


現代真空管アンプ考(その30)
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


QUADの22+IIの組合せを聴く機会には恵まれなかったけれど、
ステレオサウンドで働いていたから、QUADのトランジスター式のアンプをよく聴いた。

QUADのペアで聴くことも多かったし、
それぞれ単独で、他のメーカーのアンプとの組合せでも、何度も聴いている。

そうやってQUADのアンプの音のイメージが、私のなかでできあがっていった。
このことが、QUAD IIの真価をすぐには見抜けなかったことにつながっていったように、
いまとなっては思っている。

QUAD IIは22との組合せで、とある個人宅で聴いている。
他のアンプと比較試聴をしたわけではない。
あくまでも、その人の音を聴かせてもらうなかで、
アンプがQUADの22+IIであった、というわけだから、
その時の音の印象が、QUAD IIの音の印象となるわけではない。

それは十分承知していても、
私がQUAD IIを聴いたのは、このときとあと一回ぐらいだ。
どちらも22との組合せである。

22との組合せこそ、もっともQUADの音なのだが、
こうやってQUAD IIのことを書き始めると、QUAD II単体の音というのを、
無性に聴いてみたくなる。

おそらくなのだが、かなりいい音なのではないだろうか。
出力は公称で15Wである。
実際はもう少し出ているそうだが、
その出力の小ささとコンパクトにまとめられた構成、
そしてQUADのその後のアンプの音の印象から、
なんとなくスケール感は小さい、とどうしても思いがちだ。

実際に大きくはないだろう。
際立ったすごみのような音も出ないだろう。

それでも、フレキシビリティの高い音のような気がする。
このことはQUAD IIのアンプとしてのつくりとともに、
現代真空管アンプとしての重要な要素と考えている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


現代真空管アンプ考(その31)
http://audiosharing.com/blog/?p=34496


QUAD IIと同時代の真空管アンプ、
たとえばマランツのModel 5と比較してみたい。

比較といっても、その音を聴いてどちらかが優れているとか、
こんな音の特徴もっているとかいないとか、そんなことではなく、
現代真空管アンプ、それもオーディオマニアが自作できる範囲でのあり方を、
二つのアンプを比較して考えていきたい、というものである。

マランツの管球式パワーアンプは、
Model 2、Model 5、model 8(B)、Model 9がある。
Model 8(B)だけがステレオ仕様で、あとはモノーラル仕様である。

QUAD IIもモノーラルである。
QUAD IIの発表は1953年。
Model 2は1956年、Model 5は1958年である。

QUAD IIの出力管はKT66で、マランツはEL34である。
出力はQUAD IIが15W、Model 2が40W(UL接続)、Model 5が30W。

外形寸法は、QUAD IIがW32.1×H16.2×D11.9cm、
Model 2はW38.1×H16.5×D24.1cm、Model 5はW15.2×H18.7×D38.7cmで、
QUAD IIと比較するならばMODEL 5である。

マランツのModel 2、Model 5は、シャーシー構造がいわゆる片持ちといえる。
底板にゴム脚が四つあるが、これらはトランスの重量を支えるためといえる場所にある。

Model 2はシャーシー上後方にトランス(重量物)をまとめている。
手前に真空管が立っているわけだが、
この部分はトランスを支えるシャーシーにネジで固定されたサブシャーシーとなっている。

そして、このサブシャーシーの下部にゴム脚はない。

Model 5はサブシャーシーという構造はとっていないが、
真空管が立っている箇所の下部にゴム脚はない。

Model 8(B)、Model 9はオーソドックスな位置にゴム脚がついている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34496

78. 中川隆[-13978] koaQ7Jey 2022年2月03日 07:30:21 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[7] 報告
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79. 中川隆[-13966] koaQ7Jey 2022年2月03日 08:22:41 : tOh3ugIRWs : d3hwYjVOdlFyZWs=[19] 報告
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(ジェンセン)      30cm          4ペアー       ペアー¥12万より

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(HIS MASTERS VOICE ラベル、片方セーム皮エッジに交換されております。)

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(KS6368と同じような布と鉄板の張り合わせです。6368もラーコン製です)
(555に使用すると25Aホーンより良い音です。)

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(定番、アルテック、JBLからのグレードアップにどうぞ)

アルテック 604D 38cm同軸 N−1600ネットワーク付き     ペアー¥25万

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アルテック 604−8G 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥21万

アルテック 604−8K 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥18万
(コーン紙に少しだけ傷があります)

806,802各種在庫あり。  アルニコユニットのみです。        ペアー¥5万より

416A、416−16Z、803A他在庫あり                    ペアー¥7万より

JBL LE-85(3ペアー有り¥8万) 、LE375(20万)、LE-15A、2220B他各種ウーハーあり。

TAD TD4001ペアー(極上オリジナル振動板)              ペアー¥30万

TL-1601A、2ペアー(極上のオリジナルコーン)             ペアー¥12万

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万
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JBL オリンパスS8Rシステム 程度良                   ペアー¥90万完売

JENSEN G−610C inBOX エッジ補修小、音質には問題ありません。

 純正ユートピアウルトラフレックスBOX入り 定価¥266万       ペアー¥95万完売

Gauss 2インチドライバー HF−4000(アルニコ) 4本在庫在り     ペアー¥20万完売

写真1,2,3 振動板の状態、ボイスコイルの抵抗値等は揃っております。

外観は多少剥げ錆等御座いますが電気特性音質は完品です。 4本まとめて ¥35万完売

JBL 2インチ用ホーン2350 2本在庫  再塗装致しました  ペアー¥90000
スロートアダプター2328付です。

        随時写真アップ予定です。しばらくお待ちください。

https://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html

80. 中川隆[-13950] koaQ7Jey 2022年2月04日 03:34:42 : JKSPu7iMHo : eDYxc1lad1o1NEk=[4] 報告
因みに、QUAD ESLでまともな修理ができるのはサウンドポイント55だけです。
QUAD代理店のロッキーインターナショナルでは既に旧型ESLの修理は受け付けていません。
ドイツQUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店のサウンドボックスではエレメント総入替え以外にはまともな修理ができません。

4年前にサウンドポイント55の主人が亡くなられてから、QUAD ESL使用者は修理ができなくなってみんな困っていたのです。
今度の再開はおそらく前に仕事を手伝っていた弟さんだと思いますが、何とか潰れない様に応援して下さい。

81. 2022年2月11日 08:45:55 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[12] 報告

No.10
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/ampa10.html

CL36の紹介の時に書いたように、リファレンス+ワーフェデ−ル用に使っていたパワー・アンプのM300の調子が悪くなったので、その代わりにと最近選んだのがこのQUADのアンプです。 小編成から大編成まで幅広いクラシックを聴くので、ある程度出力があって、スケール感が出るものを探しました。 別に真空管方式には拘らないのですが、今回のように調子が悪くなった時に真空管のアンプは補完部品があるので、よほどのことがない限り同一とは言えませんが再生できますので、長くリファレンスにしたいと思い、Vintageの領域になる古い機械を選んでしまいました。 自分の好みから真空管式のアンプを使うのが多いので、リファレンスも真空管のほうが、比較しやすくていいかもしれないという気持ちもあります。 「22」という専用プリとセットになっています。 電源の供給と特殊な形状の端子がついたケーブルで信号を供給していますが、このケーブルと端子、下の回路図にあるようにヒーター電源も供給しているようです。 そんなわけで簡単には切り離せないセットです。 

いまだに多くの機械が中古市場に出回ってるQUADU、プリも含め、マッキントッシュやマランツと並び称される銘品と言われています。 シンプルでユニークな回路もさることながら、コンパクトに仕上げられたデザインも美しい。 パワー・アンプは余分な物を全て廃したシンプルなデザインで、これ以上手を加えようがない美しさが感じられます。 プリ・アンプは豪華さや重厚さを追求せず、デザインに小粋な雰囲気を持ち、これも非常にコンパクトに仕上げられていますが、4本の真空管やぎっしりと詰められた部品により、トランスが入ってない割にはずっしりと重さも感じます。 CL36と比べると、1/4〜5位の大きさですが、機能的にはほとんど変わりがありません。 入手した実機は真空管以外は全く変更されていないオリジナルのままでした。 製造されてから経過した年数を考えると恐ろしい感じもしますが、優れた回路を持つものは、長寿命であることが真空管アンプの特徴の一つかもしれません。
但し、プリアンプの部分は古さがネックになりますね、どうしても分解能とか残留ノイズと言う面では弱点になると思います。 現在では形や回路をベースにして、より広めの再生周波数帯域とかを目指し最新の部品とか使用し回路を改良したものがキットで出ていたりするので、それを選んだほうが一般的なプリアンプとも組み合わせできるので使いやすいと思います。
2週間ほどワーフェデ−ルと組み合わせて鳴らしてきましたが、大分音も落ち着いてきたようです。 今まで使ってきた3極管のシングル・アンプと比べると多極管接続のプッシュプル・アンプですから、音の出方や雰囲気はかなり違いますね。 全体にしっかりとした音という印象です。 最初は力強さがかなり勝ってる感じがしたんですが、鳴らし込むうちにバランスが良くなり音に艶も出始めました。 ただ、今までのクラシック一本槍という感じのワーフェデ−ルの音をジャズでも聴けるような音味に変えてくれていますが、全体では色々なクラシックを愉しんで聴ける音という感じがしています。 以前に比べると、ピアノや管楽器の音が格段に良くなっている。 通常擦って弾く弦楽器では少しかすれたような響きがよりその音味を強調させるのですが、それがピアノや管楽器では多少好ましくない方向の響きになることがあります。 ワーフェデ−ルでは元々このかすれる音の傾向があったんですが、どちらかというとよりクリアな響きに変わってきています。 それでも艶があるので、弦楽器も心地よく響かせてくれます。 もう少しふわっとした感覚が出れば、ヴァイオリン・ソロ等でも全く問題がないでしょう。 響きは多少強調されるような感じはありますが、それがより空気感を出しているのと、音の強さ故に大きな編成のものもそれなりに聴かせてくれます。 多少音の輪郭が滲む感じがあり、小編成やバイオリン・ソロではちょっと短所になっています。 こういう演奏では3極管のシングル・アンプが向いていると思いますので、切り替えて聴きたいですね。 まだ、時間が経つともっとふわっとした感じも出てくるかもしれません。 以前お店で聴いたALTECのホーン・システムとの組み合わせの感じに近づいていますので、そろそろ本来の音になりかけているかもしれません。
ローサーとの組み合わせも試しましたが、迫力は出ましたがちょっと音が荒れた感じが出てしまいます。 私が好んで聴くジャズでは小編成が多いので、もっとクリアな感じが合い、今のところは4033Xシングル・アンプのほうが、ジャズを好ましく再生してくれます。 もうちょっと低音の押し出しとか高音の厚みがが欲しいんですが、今の箱では難しいかもしれません。 それか、もっと力強い音の出る球がいいかもしれません。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/ampa10.html

82. 2022年2月11日 08:46:48 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[13] 報告

No.36 QUAD QC2 & U
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/ampa10006.html


以前からリファレンスに使っていたQUADの22+Uより少し前に製品化されたセットですが、モノラル仕様です。 一番の特色は、ステレオ用に開発されたRIAAカーブが紹介される前の古いタイプのEQカーブがボタン一つで切り替えでき、モノラル時代のLPとかSPも再生できることです。 DECCAのffrrやCOL,EAS。NAVとかの選択ができ、レコード各社の百花繚乱な録音が本来の形で再現できる可能性があります。 プリアンプは同じ大きさのケースにモノラル分が入りますので、余裕があり、音にも表れているようです。 パワーアンプは同じものです。

現在、EMIのスピーカーにつなぎ、

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/ampa10006.html

83. 2022年2月12日 15:43:04 : hWN1wv8jWI : NzFSNHRrTkxkLy4=[27] 報告
soundR - Balladsl 新しい音の世界を求めて
Reference System
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/soundR.html


現在自分のリファレンス用に使っている装置です。 自分で作ったものや改造したものは、時々何が最初に求めた音なのか見失ってしまう時があります。 そんな時に目安となるスケールが必要になるんですが、そんな時にこの組み合わせでの音を聴いて、今自分がどこにいるのかを確認します。 この組合わせから出てくる音が自分の最良の好みというのではないのですが、ここから出てくる音は自分の最終目標とどういうところが違うというのをある程度掴んでいるので、スケールになります。 そのために、ちゃんと安定した音が出るようにメーカー製にしています。 

アンプをQUADに変えたんですが、音は以前のシステムとかなり変わってしまいました。 スピーカーとのバランスはとてもいいですし、アンプも古いので歪率とかはかなり悪いんですが、ぎゅっと凝縮されたような密度の濃い音が出てくるので、個人的には以前のものより自分の好みの音に近く、気に入っています。 スピーカーの弱点を補っている気がします。 かなり色々なジャンルを鳴らしてくれますが、ジャズ等では低音の締りが足りずにベース等の弾み感が出てきませんので、やはりクラシック中心ですが、 弦楽器やヴァイオリンを中心としたジャンル・レスな音楽は聴かせてくれます。 昔から、BBCモニターとQUADは相性が良いと言われているようですが、確かにこの組み合わせでも音楽が聴こえてきます。
現在クラシックの再生、特に大きめの編成はもっぱらこのシステムで聴いています。 真空管のエージングが進んだのか、とても豊かな雰囲気で鳴ってくれています。 ウーファーが小さめなのでちょっと低音が甘い感じがあるんですが、それが編成の大きなもので効いているかもしれません。 ただし、JAZZとか締まった低音が欲しいものではちょっと逆効果です。 でも、今のところこの組み合わせで聴くヴァイオリンと同レベルで聴けるものはかなり少ないです。 最近の実験で、ナス管の245とワーフェデールの組み合わせで、これと同レベルの音が聴けました。 これで、小編成をモノラルで聴く場合は、その組み合わせもよさそうです。


より安定した音にするために、アンプをUKのメーカー製に変更しました。(2021年5月)
以前はQUAD22+QUAD2x2を使っていましたが、今回は33+303です。 モノラルのQC2の音を聞いてしまったら、22+2x2は、ステレオ初期の仮のアンプで、33+303出始めて、QUADのステレオ用アンプが完成したのではと、思われます。1967年から82年ころまで販売されました。 CD時代になり次の世代に代わっていきました。 大きさは、QC2とQUAD2を踏襲し、角ばったデザインに代わっていますが、音も雰囲気が変わらないように設計されている感じがします。
ESL-57を使っていた時にこのアンプ入手出来ていたら・・、そのあとの遍歴が変わっていたかも。 でも、この音の良さがわかるようになったのは、色々試してきたからかもしれません・・。
今はこの渋い感じが好きです。 古さでは、22+Q2x2の方が古いのですが、ステレオで聴く感じはこちらの方がまとまりがいいです。

Pre-Amplifier: QUAD33
Power Amplifier : QUAD303
Speaker : Rogers LS3/5a + HF1300
Tuner: QUAD FM3

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/soundR.html

84. 2022年10月11日 09:13:44 : RLC3xh5LtQ : NU9Ga0tlSkZkRVk=[1] 報告
晴耕雨聴
2022年10月11日
タンノイ・オートグラフ用にQUAD2×2、QUADU×2を導入
https://91683924.at.webry.info/202210/article_6.html

 (中央にあるのが今回入手したQUADのコンソールです。上蓋は閉めて使用しても問題ありません。QUADUが見えないのはちょっとモッタイナイ気もしますね)

 (ガラスの上蓋を閉じた時と開いた時です。蓋のストッパーには皮のベルトが使われています)
IMG_1993.JPG
 (ご存知QUADUです。コンソールの下の段に収めて、前側はサランネットで隠します)
IMG_1992.JPG
 (中段の左側の白い躯体は100Vを240Vに昇圧するトランスです。240Vは高すぎるため、100Vを90Vあまりに外部の別なトランスで落として、QUADには220Vを供給しています。これはもう少しスマートにできない事もありませんな。
 その横のボックスは入力を絞るボリュームボックスです。2+Uは、そのままでは少しゲインが高すぎるので。ライン入力は2ch分ありますのでボリュームボックスも二つ付いています。
 これもUの前に入れる手があるかもしれません)

 タンノイ・オートグラフにはオーロラサウンドのプリ、PREDAVクラシックとリークのTL-10を組み合わせて聴いています。
 特に不満は無いのですが、オーディオマエストロさんにQUADのアンプをコンソールに組んだものが入ったので使ってみないかという事で、導入してみました。

 オートグラフの泰斗、五味康祐先生は、英国タンノイにオートグラフを注文した時に、アンプは何を使うべきか質問したそうです。
 タンノイの回答は、QUADかリークを使えという事でした。
 既にリークは使用していますので、今回はQUADをやってみようかなと。

 タンノイの相棒としては日本ではラックスの真空管アンプが良く使われていましたが、QUADもよく見かけました。
 トランジスタアンプ時代に入ってからも、44プリ+405パワーあたりはなかなか魅力があると思います。
 ちょっと定番過ぎてナニかなとも思いましたが、一度はQUADもやっておくべきでしょう。

 今回入手したプリ、QUAD2はモノラルプリですがステレオ時代に入るとQUAD2の筐体のままステレオ化したQUAD22が作られました。
 このプリは日本にもたくさん入って来たようですが、ちょっと筐体の大きさに無理があり、QUAD2を二台使う方が音が良いとの説があります。
 福岡の友人も、サブシステムにQUADのアンプを使用されていましたが、やはりプリはQUAD2を二台でした。

 パワーアンプはKT66のプッシュプルを小型に組んだQUADUモノラルパワーアンプを2台です。
 このパワーアンプはデザインも素晴らしく、見ているだけでも音楽が聴こえてきそうです。
 コンソールの全面をサランネットで覆う設計ですが、ここもガラス扉という手があったかも。
 放熱の面で無理でしょうかね。

 結線を済ませて試聴です。ソースはスポティファイで、田部京子のモーツアルトピアノ協奏曲第21番、キョン・ファ・チョンのブルッフ「バイオリン協奏曲」です。

 オーロラ+リークの組み合わせよりも低域がふっくらしていて優しい、豊かな音ですね。
 残響も多く聴こえますので、クラシック向きの音です。
 リークも捨てがたいのですが、当分はQUADで聴いてみます。
https://91683924.at.webry.info/202210/article_6.html

85. 中川隆[-12858] koaQ7Jey 2022年11月19日 19:18:50 : d4Mtl8CX0Y : YlFvTEJGLjhXamc=[3] 報告
晴耕雨聴
2022年11月18日
オートグラフのドライブアンプ対決、QUADU?LEAK TL-10?(その1.)
https://91683924.at.webry.info/202211/article_12.html

IMG_2509.JPG
 (天板に乗っているのがLEAK TL-10、その下がプリのオーロラサウンドPREDAVクラシック、更に下がQUADUです)

 先日QUAD2+Uのペアが入手でき、オートグラフは暫くその組み合わせで鳴らしていました。
 しかし2+Uはオーバーゲインの様で、ATTを咬ませて使用していました。

 それならプリのQUAD2は無い方が良いかも?と思いましたが、パワーのUは専用ケーブルで2と特殊なソケットで繋いで動作させる仕組みです。
 なんとかならんかなと考えていますと、ヤフオクでQUADU用の汎用ラインケーブル、汎用電源ケーブルを見つけてGet、現在はパソコン(スポティファイ)→iFi Zen One Signature→ATT→QUADU→オートグラフで聴いています。

 以前オートグラフのドライブアンプにはLEAK TL-10を使用していました。
 TL-10もやはりLEAKのプリ(Varisrope)と一緒に使い、電源のオンオフ、信号のやり取りをGTソケットを用いた専用ケーブルで行います。
 Varisropeに接触不良が頻出したため、TL-10をパワーアンプとして使用するため改造してもらい、一般的なRCA端子から入力できるようにしてもらいました。

 TL-10は現在、書斎のFM放送専用システムとし、グッドマンAXIOM22システムをドライブしています。

 さて、こうなるとQUADU、LEAK TL-10の二種のパワーアンプがオートグラフに使用できることになります。
 旧い話ですが、五味康祐先生が英国タンノイ本社にオートグラフを注文した時、アンプは何が良いかとタンノイに尋ねたところ、QUADかLEAKを勧められたそうです。
 五味先生はその後さらに高性能を目指してマッキントッシュMC275を使われましたが、私のオートグラフは寝室用ですからQUAD、LEAKが良い塩梅では。

 そういえばオートグラフにQUADが良いか、LEAKが良いかの実験はしていませんでした。一発やってみましょう。
https://91683924.at.webry.info/202211/article_12.html


晴耕雨聴
2022年11月18日
オートグラフのドライブアンプ対決、QUADU?LEAK TL-10?(その2.)
https://91683924.at.webry.info/202211/article_13.html


 QUADUは初代オートグラフ(モニターシルバー入り)が発売されたのと同じ年、1953年発売、LEAK TL-10も同じころに発売されたアンプだと思います。
 70年ほど前のパワーアンプですね。

 UはKT66のp.p.で出力15w、TL-10はKT61のp.p.で出力は10wだと思います。
 LEAKにはTL-12というKT66を用いた出力12wのモデルもあるのですが、そちらは御縁がありませんでした。
 鳴らすスピーカーは高能率のオートグラフですし、寝室用ですから出力は10wあれば十分でしょう。

 スピーカーターミナルはUがバナナ、TL-10はネジ止めターミナルですが、片方がYラグ、反対側がバナナプラグのメスという20p程のアダプター(コードはベルデンの赤黒ウミヘビ)を作っていますので、これをTL-10に使用して比較試聴可能としました。
 まずS/N比はUが良いです。Uはパワーアンプの電源を入れても無音ですが、TL-10は僅かにノイズが聴こえます。
 しかし音楽を聴く上ではTL-10も問題ありません。

 ゲインはTL-10の方がやや高いです。
 パソコンからピンクノイズを出し、スマホのアプリ、Audio Toolsのレベルメーターを使ってUとTL-10の音量が同じになる様ATTの絞り具合を調節し、試聴としました。

 試聴ソースはスポティファイでクライバーの「トリスタン」、辻井伸行の「展覧会の絵」、ブーレーズの「大地の歌」を使いました。
 どちらも良い音ですが、Uは可憐な美音、TL-10は厚みのある太く輝きのある音で、TL-10の方が明らかに好みというか、良い音です。
 このTL-10はオリジナルのままではなく、G.T.K.オーディオによる改造品なので、オリジナル同士なら別な結果もあると思いますが。
 オートグラフにはG.T.K.改造LEAK TL-10を使用する事にします。

 実はTL-10にRCAジャックの付いた汎用パワーアンプに改造してもらうために、某アンプ工房(オーディオマエストロではありません)に出したのですが、工房から「図面にないコンデンサーにたくさん取り替えてある。これは音が悪くなるかもしれないので、外しましょうか?」とメールがありました。
 これはG.T.K.オーディオの改造です。
 そのままでお願いし、暫くするとRCAジャックが付いてTL-10は返却され、メールも来ました。
 「作業完了しました。凄く音の良いアンプですね。コンデンサーの変更のせいでしょうか」と。

 QUADUはオートグラフに使わない事が確定ですので、TL-10用のプリとして休養中のオーロラサウンドPREDAVクラシックを復活させます。  
 こちらの方が音量の調節がし易いですし、音痩せの心配もないと思いますから。

 QUAD2+Uは書斎に上げ、AXIOM22システムのドライブアンプにしましょう。
https://91683924.at.webry.info/202211/article_13.html

86. 中川隆[-12764] koaQ7Jey 2023年2月23日 06:14:58 : ubL7Ij0jd6 : djhYZnRDUzlLcjY=[12] 報告
オーディオ買取センター
https://www.kaitori.audio/

〒061-2283 北海道札幌市南区藤野3条2丁目1-54 第一恵成ビル2F
TEL:011−522−7822


●私たちのポリシーについて
私たちはオーディオ製品を販売する上で、次のオーナーにはより長く使ってもらいたいという思いがあります。そのためお客様から買取したオーディオ機器を丸投げして販売するようなことは行わず、専門的な技術者による入念な整備・メンテナンスを行って再販することを基本としています。

専門的な知識を持った技術者によって入念なメンテナンスを行った機器は古い製品であっても長期間使い続けることができ、お客様が長年大切に使ってきたオーディオ機器は、次のオーナーの元で現役で長年活躍し続けることでしょう。

このように私たちはモノを大切にするという初心を忘れずに、業務を行っていくことを根底に日々業務を行っております。

●オーディオ買取店の現状について
現在、オーディオ買取業界には、広く浅く不特定多数の商材を扱うリサイクルショップ業者が数多く参入しております。このような業者は商品についての知識を持ち合わせていないことが多く、買取した品物は十分な整備等を行わずに転売を行い利ざやを稼ぎます。サイト上で高価買取をうたっているにも拘わらず、いざ査定を依頼すると査定額が非常に安い場合も多いので注意が必要です。

【多くのお客様が当店を選ぶ理由】
●高度な木工・塗装・電気技術
商品に十分な知識を持ち合わせていない業者は、不具合が生じた場合に適切な対処を行うことができません。そのようなリスクを考慮して低い査定額を提示するのは当然だと言えます。

それに対して私たちは高度な木工・塗装・電気的な技術を持ち合わせており整備や修理の大半を自社工房にて行っております。自社工房にて整備・修理が行われた品物はリニューアル商品として再販がなされ新しいオーナーの元に旅立ちます。

⇒修理・調整について詳しくは

https://www.kaitori.audio/repair


中古品といえども商品に安全性を付加して再販することができるため、例え壊れている品物を高く買取をしても十分な利益を得ることができるのです。

当店のように特に木工技術と電気技術という異なる2つの技術を持ち合わせている中古オーディオ店は全国でも少数だと自負しております。


▲△▽▼


壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker


QUAD
「空気のように漂うような出音」
「スピーカー後方からも音が出る」

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは、エンクロージャーにスピーカーユニットをマウントするダイナミックスピーカーシステムとは一線を画する独特の鳴り方・広がり方をするのが特徴です。
しかし埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのも特徴でした。

過去、素晴らしい製品が数多くありましたが、湿気の多い日本では取り扱いが不向きと言われ、現在では日本国内で販売されている新製品はごく一部となりました。
また、日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。

当店は正常動作しないコンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを開始しました。
コンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを行える技術者は日本国内でも極わずかです。

QUAD
「音が出ない」、「音が歪む」、「左右の音量バランスが異なる」、「音量レベルが全体的に小さい」、「ノイズが出る」等の症状のコンデンサスピーカーをお持ちの方は是非当店へお問合せください。

修理することを前提に、他店が提示しない高額にて査定します。
また、当店在庫との下取交換であればより高く査定します。
修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。

QUAD / クオード
コンデンサスピーカーの代名詞的ブランド英国のQUAD社。
湾曲した畳のようなデザインのESL57と、ストレートかつモダンなルックスのESL63。
いかなるオーディオコンポーネントを駆使してもダイナミックスピーカーでは決して得られない鳴り方。
現在でも世界中に愛用者が多いコンデンサスピーカーシステムのスタンダードです。

⇒ QUAD製スピーカーの商品情報はこちら

MARTIN LOGAN/マーチンローガン
同社の多くのモデルが低音域をエンクロージャーに収納されたダイナミックスピーカーで再生を担い、中高域を静電型スピーカーにて再生するハイブリッド方式を採用しています。
ハイスピードかつ量感のある低域と、コンデンサスピーカーならではの音の広がりを両立しています。
背が高くスリムなトールボーイ型スピーカーにより定位感が良く「ステージが目の前に出現する」といった高い評価を得ており、QUADと同様世界中に愛用者の多いブランドです。

⇒ MARTIN LOGAN製スピーカーの商品情報はこちら

APOGEE / アポジー
現在オーディオインターフェイス等、プロ音響製品を扱うアポジー社ですが、80年代中期からハイエンドコンデンサスピーカーシステムを販売していました。
同社ではリボン型スピーカーと呼び、2〜3WAYまたは、コーン型スピーカーとのハイブリッド製品等が存在していました。

⇒ APOGEE製スピーカーの商品情報はこちら

MAGNEPAN / マグネパン
QUADやMARTIN LOGANに比べ市場の流通量、情報が少ないコンデンサスピーカーシステムです。

⇒ MAGNEPAN製スピーカーの商品情報はこちら

87. 保守や右翼には馬鹿し[17] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年2月27日 09:19:44 : uBg5Ktb9tw : MEdJSGhNYW83MmM=[2] 報告

シゲさん
2021/11/21 16:42
QUAD ESL57 110Vに対する電圧環境の整備について
1.「100Vのまま」と「110V」との使用環境による音の違い
2.115Vや120Vの電圧で使用する場合の問題
以上について知見のある方からのご回答をお待ちしています。


ベストアンサー
tar********さん
2021/11/21 17:06

下記にサービスマニュアルがあります。
https://www.manualslib.com/download/407326/Quad-Esl-57.html

この中でHT(高電圧を発生するユニット)の電圧が±7%に入っていることを確認しろとあります。EHTは単なるコッククロフト・ウォルトン回路なので、電源電圧の差がそのまま出てきて、110Vを100Vのままで使っていると -9%になると思います。
もともとの設計が±7%のセンターを狙っているとすると、故障と判断される程度に電圧が低いという事になると思います。Loss of Sensitivity と Distortion の二つの項目にEHTの電圧のことが書いてあるので、感度が低くなるのと歪みが大きくなるという事でしょう。

とはいえ、構造的に悪影響があるとは思えないので、性能の低下があっても構わないのなら使い続けても壊れるようなことは無いと思います。
120Vだと±7%を外れるのでまずいかもしれませんが、低い分には大丈夫でしょう。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html


▲△▽▼


115V用オーディオ機器を100V電源に接続してはいけない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/982.html


プリケーブル社の 115Vへの昇圧トランス(600W容量)

非メッキ3ピン! 115Vへの昇圧トランス(600W容量)
当店販売価格9,750円(税込)
https://procable.jp/trans/115vtrance.html

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