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(回答先: 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間 投稿者 中川隆 日時 2014 年 8 月 21 日 23:59:19)
個性が「弱い」人とじゃないと結婚する意味がない
http://blogos.com/article/226941/
すっごい魅力的なタイトルが現れたので、がまんできずに書いちゃう。
いい結婚相手=アクが弱い人=自分をゆずってくれる人
「今の時代に女が結婚する意味って?」
「いい結婚相手と結婚できれば意味があるし、そうでなければ結婚しない方がいいこともある」と、私は思う。
この場合の「いい結婚相手」って?
女として死んでる私が、皆さまがそうならないよう、失敗経験から考えたことを書くよっ
「いい結婚相手」とは、容姿・学歴・経済力なんてどうでもいい。
ただ、「アクが弱い人」、それだけ。
いいかえると、「ひねくれてない人」「こじらせてない人」「素直な人」「個性が弱い人」。
理由は、自己愛が強くないから。
自己愛が強すぎる人は、
自己愛>パートナーへの愛
になってしまい、自分をゆずれないから。
長所と短所は表裏一体の「個性」
長所と短所は凸凹である、と考える人は多いかもしれない。
でも、長所と短所は、実は同じ凸なのでは?
たとえば、恋愛のはじめは「押しが強くてステキ」と思ってた面が、おわりには「うざい」に変わることってある。
それって、相手の「押しが強い」長所が「うざい」短所に変化したのではなく、「押しが強い」という個性(凸)に対する自分の見方が変わっただけだと思う。
つまり、個性(凸)はそのままなのに、見る人によって、長所にも短所にもなる、ということ。
イガイガこんぺいとう理論
凸は、みんなに同じだけあるんじゃなく、多い人と少ない人がいると思う。
そんで、ひとりの人の中でも、長い凸と短い凸がある。
個性(凸)は、人をひきつける魅力でもあるけど、アクでもある。
イガイガが多いコンペイトウはのどで引っかかる。
凸が多い(=個性が強い)人は人ざわりが悪く、凸が少ない人はまろやかなのでは、というのが私の仮説。
個性が弱い人の方が、自分をゆずってくれる
私は若いころ、頭がよくて(=学歴じゃない)才能を感じさせる人が好きだった。
ふつうの人と話すと、物足りなさを感じてた。
でも、ある時期を過ぎると、その才能(凸)が、カレーを何日も食べ続けたかのように、重く感じられてくる。
はじめは「話が面白い」と思ってたのに、おわりには「自分の話ばかりしてうざい」と思ってしまう。
対して、結婚相手についてのろける女性っているけど、その場合、相手は個性が弱い(=凸が少ない)ことが多いと気づいた。
たとえば、「私の作ったものは、どんなテキトーなものでも、おいしいって食べてくれる」旦那さんがいる。
これって、(奥さんが料理上手ってのもあるけど)旦那さんに食のこだわりが少ないんだと思う。
食にこだわりがある人は、たとえ奥さんが料理上手でも、テキトーなものを素直においしいって言ってくれることは少ない。
常に、「オレの基準」があって、愛しい相手が作った料理でも、その基準はゆるがない。
「オレの基準」への自己愛>パートナーへの愛
になってしまう。
個性が強い人は、自己愛やこだわりが強すぎて、自分をゆずれない。
結婚生活は共同作業で、お互いゆずりあうことが前提だから、そういう相手だとつらい。
だから私は、若いうちに、凸が少ない相手を物足りないとか思わないで、金のわらじ(古い)をはく気持ちで探しておけばよかったって後悔してる。
自己愛やこだわりが、攻撃に変わることがある
3年前くらいに、当時の職場の知り合い(Aさん)から告白されて、一瞬つきあった。
Aさんは30代後半だったが、つきあう人は私で2人目と言ってた。
それは、Aさんが110キロ超(って言ってた)で、ハゲてて、そのクールのアニメ全部を録画する人だったのも関係するかもしれない。
私は男性の容姿やオタク度(や学歴や年収)はどうでもいいので、Aさんが告白してくれたからOKした。
つきあって最初のデートで、出かけた先でごはんを食べていたとき、観光地の話になった。
何も考えずに、「そこ、大学生のときに彼氏と行ったことがあるけど、いいところだったよ〜」と言った。
(これは何度も思い返したのだが、それ以上よけいなことは言ってない)
そしたら、Aさんは黙りこんでしまった。
理由がわからなかったが、「何か気にさわることを言ってしまったならごめんなさい」と謝った。
それでもAさんは黙り続けて、帰りの電車の中でもそのままだったので、私はすっかり困ってしまった。
帰ってからメールがきた。
Aさんは、大学生のときに彼女がいなくて、とてもつらかったらしい。
だから二度と、昔つきあってた幸せを感じさせる話はしないでほしい、とのことだった。
私が好きだから嫉妬した、なら可愛いが、そうではなかった。
文面からは、Aさんを無視してきた女性全般への恨みが感じられた。
確かに、「大学生のときに彼氏と行った」という情報は必要なかった。
ふつうの話し方をしたつもりだが、Aさんの気にさわってしまったのかもしれない。
それに、そこまで思いつめてしまっているのも気の毒だ。
だけど、今この瞬間は(いちおう)私という彼女がいる。
望めば、今からいくらでも幸せになれるのに。
でもたぶん、大学生のときに若い彼女とつきあったんでなければ、今さらBBAの私とつきあって幸せになっても意味ないんだろうなとも思った。
Aさんの中では、女性全体への恨み(という自己愛)>>私への気持ち ということに気づいてしまった。
その後はギクシャクして、つきあいは終わってしまった。
(Aさんを傷つけたことは謝罪したけど、私はすぐ怒る男性はこわいので、その後は積極的になれなかった)
結婚する意味=私を大切にしてくれる人に出会えるか
最初に戻る。
「今の時代に女が結婚する意味って?」
「いい結婚相手と結婚できれば意味があるし、そうでなければ結婚しない方がいいこともある」
「いい結婚相手」というのは、つまり、「(私を)大切にしてくれる人」だと思う。
「大切にしてくれる人」=「お互いにゆずりあえる人」だと思う。
結婚は共同作業なので、常に自分がゆずるばかりではつらい。
できたら、お互いにゆずりあえる人でないとつらい。
そのためには、自己愛やこだわりは少ない方がうまくいきやすいのではと思う。
(自己愛が強くなければ、個性が強い人と結婚しても別に問題ない)
自分を大切にしてくれる相手に出会えないなら、結婚しない方がいいこともある。
たとえば、自己愛から常にモラハラしてくる夫なら、そんなんいない方がましである。
結婚する意味があるかないかって、結局、私を大切にしてくれる人に出会えるか出会えないか、ただそれだけだと思う。
……こう書くと、「お前はアクが強いけど、えらそうに人のこと言えるのか?」ってつっこまれるだろうな〜。
当然、上に書いたこと全て、自分にブーメランとして返ってくるから、結婚しない(できない)ことにしたんだよ〜。
あと、「自分が大切にされることばかり考えるな! 自分が相手を大切にしろ!」ってつっこみも来るだろうけど、やっぱ自分から働きかけるばっかじゃつらいんだよ〜(経験より)。
皆さまは、私を反面教師として、出会いの多い若いうちに、大切にしてくれる人を探してくらはい。
追記:
「お互いにゆずりあうことを大切だと思うなら、Aさんを見切るのは早かったのでは?」(まあ私が見切られたんだけど)というのは、全くその通りだと思う。
私のように「傷つきたくない」という自己愛が強い人は、もっと相手のことを思って努力しましょう、という、まさに反面教師ですにゃ〜。
http://blogos.com/article/226941/
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