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(回答先: クローネンバーグ 『デッドゾーン The Dead Zone』 1983年 アメリカ 投稿者 中川隆 日時 2016 年 11 月 21 日 15:10:14)
『幽霊屋敷の蛇淫』動画
https://www.youtube.com/watch?v=fjrfTX6LiT8
『幽霊屋敷の蛇淫』(1964・伊=仏)
DANZA MACABRA
CASTLE OF BLOOD
日本公開1965年・大蔵映画配給
監督: アントニオ・マルゲリーティ
出演: バーバラ・スティール, ジョルジュ・リヴィエール, マルガレーテ・ローブサーム, アルトゥロ・ドミニチ, シルヴァノ・トランクイッリ
言語: フランス語
これもGHだ 『幽霊屋敷の蛇淫』
http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/8411854.html
アンソニー・ドーソンことアントニオ・マルゲリーティが監督した「幽霊屋敷もの」の大傑作ですよん!
当初セルジオ・コルブッチ監督作品としてスタートしたが、撮影開始の一週間後に降板し、マルゲリーティが引き継いだと言われる
エドガー・アラン・ポォを取材に来た記者のアランはポォとブラックウッド伯爵に賭けをする。
それは伯爵の所有する幽霊の出る古城で一晩過ごせたら10ポンドを払うというものでかくしてアランは伯爵の古城へ赴き中へ入った。
闇の中で燭台に火をつけて回るアランだったがホールを覗くとなんと舞踏会が行われていた。
「なんじゃ ここは?パーティ会場じゃないか?」
いきなりドアが閉まるときれいさっぱりホールは無人になっていた。
そして妙齢の美女エリザベスが現れるがなんと彼女はブラックウッド伯爵の妹と言うではないか。
しかも伯爵がアランと賭けをした事を知っていた。
そしてまた違う美女ジュリアが登場!
彼女は同性愛者でエリザベスとレズの関係だった。
それでエリザベスは馬丁のパーパスとも関係してる両刀使いの淫乱女だった。
そんな事も気にせずアランはエリザベスと一戦交わって終わると急に現れた半裸のバーパスがいきなりエリザベスの腹をナイフで刺した!!
アランはバーパスを追ったが見失い戻ってみると殺されたはずのエリザベスの死体は消えていた・・・・
「なんじゃなんじゃこの城は・・・化け物屋敷か?」
(いやそうだって、だから伯爵と金を賭けて一晩泊まる約束したんじゃないかい!)
さあここでまた変な人登場!
カルマス博士というこのオッサンは実はこの城である実験をしていて毎年11月2日はかってこの城で死んだ者がその死の瞬間を再び繰り返すという陰惨な夜だという事。
アランは
「ギョエー!それってまさに今夜じゃん!
エライ時に来ちゃったなぁ!10ポンドの賭けは安すぎたかなぁ?」
博士はアランに「あんたとエッチしたエリザベスはあの中庭の墓の下で眠ってる」
と・・・「ギョエー!俺ってやっぱり幽霊とエッチしちゃったの?」
じゃあ事の真相はこれじゃと博士に案内されたのはエリザベスと夫のウィリアムの寝室で夫婦でエッチの後にバーパスが現れ、なんとウィリアムを絞め殺した!
次はエリザベスを絞め殺そうと迫るバーパスをいきなり現れたレズのジュリアが蜀台で殴り殺した!そして男2人の死体が転がるベッドでエリザベスにエッチを迫るジュリアをいきなりナイフで腹を刺すエリザベス!
この陰惨な殺人劇を見ていたアランは「ギョエー!なんちゅうとこへ来てしまったのら!」
カルマス博士はおせっかいにもアランに城の中を案内してくれます。
「この部屋では新婚夫婦が惨殺されました」とまるで地獄のツアーコンダクターか!
博士も自分の書斎で
「私もバーパスにナイフで何度もメッタ突きだったんだよ」
とスンバラシイ告白をアランにしてくれます。
「ギョエー!あんたも幽霊?」
あとは皆さんのお察し通りで死者が集まってステキな合コンを開いてくれて
「アラン、お前も死んで俺たちの仲間になるんだぁ〜!」「魂くれ!」「金返せ!」「ポテトも一緒にいかがですか?」
と追いかけてくれます。
「いやだぁそんな集いには参加したくないよ〜」
とエリザベスと城を逃げ回るアランでしたが外への出口を見つけます。
ヤッタァー!\(`∇\)(/`∇)/
しかしエリザベスいわく
「私は城から出れないの もうあの世の人間だから」
という彼女を無理矢理に城から連れ出すと彼女は突然ガイコツになるのでした。
そこは城の中庭でふと上を見あげると大きな木の枝に無数の首吊り死体が「アランお前も来いよ」とぶら下がってます。
「ギョエー!城の外もパラレルワールドかい!」
足元にはエリザベスの墓が・・・・「襟座部酢信女之霊」と戒名まで!(ウッォー!)
やっとの事で門のところまでたどり着いたアランでしたが急に門が閉まり門の飾りが彼の首に刺さって悶絶するアランだったんですね。
そして朝になり伯爵とポォ馬車で現れて「あーあ 彼も生きて出れなかったね」
そして彼の懐から10ポンドを抜き取った。ひでぇ奴ですなぁ!
モノクロの何ともいえない叙情的な作品でアントニオ・マルゲリーティの代表的な作品で監督本人もえらく気に入ってセルフリメイクの『蜘蛛の巣の虜』1970(日本未公開 Nella strerra morsa del ragno)を作ったくらいだそーです。
ヒロインを演じるバーバラ・スティールはマリオ・バーヴァの傑作の『血ぬられた墓標』でブレイクしてイタリア・ホラー映画の女王として名高い美人女優です
(実はフェデリコ・フェリーニも彼女をえらく気に入って『8 1/2』(1963)に指名して出演させた程だったとか)
日本では悪名高き大蔵映画が配給してこんなエログロの題名がつきましたが
主人公が伯爵と賭けをする冒頭の15分がバッサリとカットされた短縮版でした。
(これも上映時間を稼ぐための大蔵映画お得意の手法だったんですよ)
当時劇場で観た観客は何で3人が馬車に乗って城まで来たいきさつが
理解できなかったでしょうな。
http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/8411854.html
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