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(回答先: 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間 投稿者 中川隆 日時 2014 年 8 月 21 日 23:59:19)
人生に行き詰まったらどうするか。日々の生活に疲れ、ストレスが鬱積し、それが徐々に自分の精神を蝕んでいく状況になったらどうするか。
私なら旅に出る。
私にとって旅は人生に欠かすことができないものだった。いや、私には人生そのものが旅だったと言っても過言ではない。
私が旅の生活から一ヶ所に潜むような生活に変転したのは身体を壊してからだが、それでも1年に3度、4度と旅に出て「ここではない他の場所」に行くのは私には重要な儀式でもある。
旅は日常生活を遮断する。一定の習慣と日常が延々と続いて惰性になっている時間を、旅に出た瞬間に断ち切ることができるようになる。
別に海外に出なくても、日本の地方に行ったり、違う都市に行くだけで新しい発見がある。
最近、私は大阪に恋い焦がれているので、ここ数年はずっと大阪と東京を行き来するのだが、東京に暮らす人間には、大阪に行くだけで言葉も食べ物も空気も「こんなにも違うものなのか」と感銘すら覚える。
旅と言っても、長い旅と短い旅はまったく違う
旅をすると、普段とは違う人と話し、違うものを食べ、違う場所を歩き、違うことに関心を持つ。
そのため、気が付けば日常を忘れて新しい発見に夢中になる。その発見が、改めて自分を活性化することに気付く。それが旅の醍醐味だ。
ところで、旅と言っても「長い旅」と「短い旅」はまったく違うものである。
端的に言うと、長い旅は今の日常を完全に捨て去るために効果的であり、短い旅は今の日常には戻るが自分の気持ちを解放するために効果的だ。
かつて私は旅をするというのは半年から1年の単位で考えていたので、旅というのは長い旅を指していた。
その間、誰にも居場所を言うわけでもないので、私はしばしば半年以上「消息不明」になっていたということになる。日本に戻るとすればビザの更新だけの用事だったので、戻っても1週間もすればまた東南アジアに出た。
そうすると、気持ち的にも環境的にも旅を出る前の日常に戻れなくなる。
半年以上の長旅をするというのは、日常を捨て去るということだったのだ。日常を捨て去るというのは、仕事も、友人も、何もかも捨て去るということと同義だ。場合によっては、住処すらも処分する必要もある。
私の場合は半年以上の旅をする時、その間の家賃を支払うのも馬鹿らしいとは思ったのだが、長旅から戻って来て住処もない日々が続くのが嫌なので住むところだけは確保していた。
しかし、タイのバンコクで長旅をしていた他のバックパッカーたちに聞くと、多くは住む場所を処分しており、日本に戻ったら親の家に転がり込むか、もしくはすぐに住み込みの仕事を探してそこに潜り込むと言った。
彼らは旅を終えても元の日常に戻る術がないので、新しい生活をそこから始める必要があったのだ。
半年以上の長旅をするというのは、日常を捨て去るということだったのだ。日常を捨て去るというのは、仕事も、友人も、何もかも捨て去るということと同義だ。場合によっては、住処すらも処分する必要もある。
長旅は「人生のリセット」をしてくれるものだ
逆に言えば、もし今までの日常生活に完全に行き詰まり、未来がなく、絶望しか残らないのであれば、長旅は素晴らしくよい決断になる。
長旅をするのは、日常を壊し、忘れ去るという意味で最大の効果をもたらすからだ。
半年以上も海外をさまよっていたら、否が応でも日本に戻ってくるとかつての日常は痕跡すらも消えてしまう。
半年から1年も日本に戻らなければ、日本に何かを残しておくよりもすべて処分して身ひとつで海外に出た方が残してきたものを心配しないで済む。
住まないのに家賃を払い続けることの馬鹿馬鹿しさもある。生活の拠点がなくなり、携帯電話も解約したりすると、必然的にどうでもいい人間関係はすべて消え去る。
そうなると、戻る時には同じところに戻る必要性すらもなくなって新天地で心機一転の人生も遅れる。そこで人生をリセットして、また新たな人生をそこで組み立てていくことが可能だ。
長旅はその「人生のリセット」を環境的にも心理的にもしてくれるものなのである。
今の日常が自分の負担でしかない場合、その世界から抜け出すことに苦慮する人も多い。そんな人ほど長旅が効く。1年もその場所にいなければ良くも悪くも忘れ去られ、自分もその日常に未練が切れる。
長旅で知らない場所でいろんな人と出会い、いろんな別れを経験し、いろんな発見をしながら過ごし、気持ちが新たになったところで日本に戻って一からやり直す。それが長旅のメリットでもある。
振り返って見れば、私自身も長旅が終わって日本に戻るたびに、生活がリセットされていた。私自身はそれが気に入っており、特に問題を感じなかった。若かったのだろう。
しかし、事故や病気に見舞われて健康を失ってからは長旅は控えるようになって、その変わり5日から10日ほどの旅を年に数回するだけにとどめるようになった。
長旅で知らない場所でいろんな人と出会い、いろんな別れを経験し、いろんな発見をしながら過ごし、気持ちが新たになったところで日本に戻って一からやり直す。それが長旅のメリットでもある。
生活に疲れたら、旅に出るというのは良い選択肢だ
こうした短い旅は、若い頃はなるべく避けていた。
そんなせわしない旅は面白くないと思っていた。来たばかりなのに、もう帰ることを考えなければならない旅で何が得られるのだろうかと馬鹿にしていたこともあった。
実際、長旅をしている時、来たばかりなのにあと数日でまた日本に戻らなければならないという人とバンコク・ヤワラーの安宿で会ったこともあった。
この男は毎日休む間もなくあちこち出かけていた。旅に出て時間に追われていたのである。それを見て、「忙しくて可哀想だ」と思ったものだった。
確かに短い期間の旅行はせわしないかもしれない。
しかし、それでも自分がそうするようになって気付いた点があるとすれば、たったそれだけでも日常生活を遮断するのにはまったく問題がないということである。
たった5日だけの旅行でも、多くの発見ができるし、知らないところを歩く喜びは充分に得られる。
そして、長旅と違って日常生活にダメージを与えることなく戻ることもできるので、非日常を味わって自分を解放したいのであれば、短い旅の方がずっと良い。
長い旅が良いのか、短い旅が良いのかは、その人の人生でどれだけ日常が重荷になっているかによる。
本当に今の日常を捨て去りたいと決意しているほど行き詰まっているのであれば長旅に出る方がいいし、日常に戻りたいが一時的に遮断したいのであれば短い旅の方がいい。
いずれにしても旅は日常を遮断する。人生に行き詰まり日々の生活に疲れたら、旅に出るというのは良い選択肢だ。
あなたは、旅をしているだろうか?
バンコク・カオサン通りの安宿。長旅をする若者たちはこうした宿に泊まる。ドミトリーであれば80バーツ(約240円)ほどで済む。
本当に今の日常を捨て去りたいと決意しているほど行き詰まっているのであれば長旅に出る方がいいし、日常に戻りたいが一時的に遮断したいのであれば短い旅の方がいい。
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