http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/223.html
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(回答先: こんな温泉に泊まってみたい _ 手白沢温泉 投稿者 中川隆 日時 2012 年 3 月 17 日 17:22:45)
妙見温泉には、雑誌などで日本の宿NO.1〜2を争う二つの宿が天降川を挟んであります。ひとつは田舎コンセプトを前面にだした究極の個性派宿「雅叙苑」、もうひとつが伝統的日本宿を究極に洗練させた宿 妙見石原荘
http://kokogaiikamo.blog107.fc2.com/category7-1.html
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ハ川 :!ヽ∧ ̄ ̄ ̄ ̄
r' ハj从ノ r' }
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ぬくもりの宿 妙見 石原荘
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376番地
TEL:0995−77−2111
1泊2食付料金 平日 20,000円〜(税別) 休前日 28,000円〜(税・サ別)
料金:1泊2食つき1人2万円(税・サービス料別)が標準。 1万8千円から3万5千円まで可能。私は1人で泊まったので2万5千円だった。
泉質 炭酸水素塩泉
外来入浴料 1200円
外来時間 午前10時午後3時
鹿児島空港からタクシーで15分
JR日豊線「隼人」駅からタクシーか林田バス「霧島いわさきホテル」行きで「安楽橋」下車すぐ
http://www.m-ishiharaso.com/index.html
忘れの里 雅叙苑
〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230
TEL : 0995-77-2114
定員3人〜6人のお部屋が、全部で10部屋。
一泊二食付きで、一人25560円〜48660円(土・祝日前日、27450円〜51180円)。
ランチセット + 日帰り入浴 \2,500 (12:00〜15:00)
http://gajoen.jp/daystay.html#dayspa
http://gajoen.jp/bath.html
妙見温泉の紅葉 / 鹿児島県霧島市 / Myouken Hot Springs,Autumn leaves
http://www.youtube.com/watch?v=1Nf5X10weq0
妙見石原荘 鹿児島 温泉
http://www.youtube.com/watch?v=BF2X7BUQCRU
アヒル隊長ゆるり〜@妙見石原荘『七実の湯』
http://www.youtube.com/watch?v=jDItQxRbeH0
九州金婚旅行67 妙見石原荘
http://www.youtube.com/watch?v=PB4UfDVSBnk
http://www.youtube.com/watch?v=xi3_NO6f94E
妙見温泉の二つの宿
妙見温泉には、天降川を隔てた両岸に向かい合う形で、この温泉街を代表する、全国区でも有名になった二つの宿があります。一つが今回宿泊する「忘れの里 雅叙苑」、もう一つは、かつて Tomotubby が連れられて泊り好印象を持ち続けている「ぬくもりの宿 妙見 石原荘」です。
二つの宿は、顧客ターゲット、建物・設備、サービス等々が全く異なっていて、好対照といってよいでしょう。「石原荘」に泊ったとき、天降川べりにある貸切の露天風呂に入ったのですが、すごく開放的で気持ちの良い体験ができました。そのときに川の向こう側に藁葺き屋根が見え、そこが「雅叙苑」という、少数の離れの部屋だけの高級旅館であることを教えてもらいました。離れの部屋は、常に予約でいっぱいで、泊りたくても泊れないとも聞かされました。
今回、鹿児島に行くことにしたのは、「雅叙苑」の部屋が、それも一番リーズナブルな部屋が一室空いていたためです。既に旅行の二週間前だったので、まさか「雅叙苑」の予約は取れないだろうと思い込み、最初に「石原荘」に泊れないか(ホームページで見たところ満室そうなので)電話をかけて確認しました。やはり部屋は空いておらず、駄目元で「雅叙苑」にも問い合わせたところ、幸運なことに奇跡的に一室が空いていたというわけです。「雅叙苑」には旅行代理店の絡んだパック旅行などもないので、問い合わせは専ら電話となるようです。恐らく宿泊直前にキャンセルが発生して、それを埋め合わせる予約がすぐに埋まらなかったのじゃないかと思います。
温泉の泉質は両者ともさして変わらないと思いますが、石原荘は源泉から湧き出したままの状態を保つのに工夫しているそうです。雅叙苑はお部屋に一枚岩を削った野性味あるお風呂のある部屋が多いです。また宿泊者数が少なく、立ち寄り客を受け入れてないため、お風呂を独り占めできて、のんびりできます。
露天風呂は、両方ともこのブログに写真を載せていますが、個人的には石原荘のほうが好きです。
内風呂は雅叙苑のアジアンテイストのお風呂が好きです。特に夜はいい雰囲気。
コメント
石原荘と雅叙苑 (どろみ) 2006-02-15 22:52:14
石原荘と雅叙苑で迷っています。料理と温泉が良く、ゆっくり出来るところに泊まりたいのですが、どちらがお勧めでしょうか???
2006-02-16 00:22:02
どちらか一方というと難しいですね。どちらも全国区で評判の宿ですから...
料理
石原荘は料亭も経営しているので料理は洗練されていて美味しいです。
雅叙苑はご飯を竈で炊き、自家農園で作ったナチュラルな食材を用いているのが特徴です。
温泉
泉質は両者ともさして変わらないと思いますが、石原荘は源泉から湧き出したままの状態を保つのに工夫しているそうです。雅叙苑はお部屋に一枚岩を削った野性味あるお風呂のある部屋が多いです。また宿泊者数が少なく、立ち寄り客を受け入れてないため、お風呂を独り占めできて、のんびりできます。
露天風呂は、両方ともこのブログに写真を載せていますが、個人的には石原荘のほうが好きです。
内風呂は雅叙苑のアジアンテイストのお風呂が好きです。特に夜はいい雰囲気。
ゆっくりできるかどうか
石原荘はチェックイン16時、チェックアウト10時なので、一泊だけではゆっくりできないのではないかと思います。
雅叙苑はチェックイン13時、チェックアウト12時で一泊でもゆっくりできました。古い民家を移築していて、自分の田舎で寛いでいるような気分が味わえるのが、この宿の売りだと思います。しかし、その分、宿泊料がお高いですが...
一泊目を石原荘、二泊目を雅叙苑にして、二日目の朝は近くをハイキングというのが、ベストだと思いますが...
http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/c5f832c659fcb5e31ccc9988254bfd53
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1. 妙見温泉 石原荘
某鮨屋の常連客W氏は旅館めぐりが趣味であり、日本全国の名のある旅館を訪ね歩いていて、その旅館それぞれの趣を、旅情とともに楽しんでいるのだけど、その旅館めぐりの経験値の豊富さから、一つの結論を出さざるをえなくなっている。 すなわち、
「旅館の料理は美味しくない」、と。
…まあ、全ての旅館の料理が美味しくないというわけではないのだが、たしかに「美味しい料理を出す旅館」がレアであることは事実ではあろう。 W氏はその中での例外的ケースとして、
京都の「美山荘」、調子のよいときの「妙見石原荘」
をあげ、これらの宿にはよく通っているとのこと。そして、これくらいしか「食える」料理を出す旅館がないのはかなしいことですと言う。 私は調子の悪いときの石原荘なら知っているけど、W氏がそう誉めるなら、もう一度くらいは行ってみようかな。
http://promontory.cocolog-nifty.com/promontory/2009/06/post-b6ff.html
これまで多くの宿に泊まって来たが、宿の食事で心底うまいと思ったことは数回しかない。この石原荘は、数少ない「食事が本当にうまい宿」である。
http://yumeko-club.com/hotel/ishiharasou.htm
憧れの宿として名高い妙見温泉の高級旅館
外来入浴料1200円と高いけど本屋さんでみた九州の温泉100のベスト1位に輝いた「妙見石原荘」に行ってみたくて平成16年1月22日に拠点とした安楽温泉から5分もかからない距離にあるので行ってみました
さすが、一泊二食2万円以上する高級旅館!敷地も広くて玄関も素敵〜
フロントで外来入浴料を払うと入浴券を渡され、また車移動で湯小屋のある駐車場へお風呂番の気さくなおじさんがいる立派な湯小屋の写真3枚です
広い湯上りロビーにレモンが入った天然水のサービス(後でみかんもサービスで頂きました)
この湯小屋の中にこれまた立派な男女別内湯(黄金湯・天降殿)があります
真っ白なバスタオル、温泉タオルがたくさん積み上げてあってさすが1200円!
露天風呂は湯小屋からお宿正面玄関の近くまでず〜っと歩いて行きます
敷地2万坪を誇る石原荘なので、広い、広い!
途中、休憩スペースや源泉飲泉所などもありました
降川(あもりがわ)沿いにあるこの露天風呂は午後3時までは女性専用タイム
3時以降は宿泊者専用の貸切露天風呂となります
苦味のあるラムネ系炭酸水素塩泉で、若干白濁したにごり湯
56℃の源泉が流れ落ちている部分は赤茶けた錆色でいいわ〜いいわ〜〜(^o^)
川に降りれる階段が5段ほどあって、夏は川遊びもできそうですね
貸切露天風呂になるだけあって、湯壷はちょっと小さめ
女性専用露天風呂から、また湯小屋の前を通って、さらに外来者用の駐車場を抜けて…ε=( ̄。 ̄;)フゥ〜
混浴の「むくの木露天風呂」にやっとこさ到着です
こちらは午後3時までは男性専用タイムで、3時以降は混浴となります
従って午後3時ちょっと前に外来で訪れれば、混浴露天風呂として利用できます
ただし、本来は宿泊者用なので、あまり長湯はしないほうがいいと思います
(内湯外来は午後7時まで受け付けています)
脱衣場は男女一緒の屋根付きオープン棚ですが、ここにも真っ白なバスタオルがっ!さすがぁ〜
脱衣場から階段とトントンと降りて行くと渓流が目の前に流れる岩作りの露天風呂が!
思ったより大きくはありませんでしたが、女性用露天風呂(貸切露天風呂)よりはずっと大きい!
こちらのむくの木露天風呂からは川には容易には降りれません
屋根もありません…宿泊棟からとっても遠いので雨の日は行くのも辛いかも…
http://youkoso.nce.buttobi.net/index.htm
湯の使い方最良。全く大気に触れずに源泉から湯口に持ってきている。
まさに源泉直掛け流し。毎分300リットルに絞っているが熱交換で温度を下げている。高温ながら炭酸清涼感あり、石原荘は妙見温泉で雅叙園と並ぶ高級宿である。
渓谷に沿った庭園に配置された宿と露天風呂の風情が良い。内湯を挟んで上下に2ヶ所露天風呂があるが、渓流は水量の多い川で間近に見える水の流れと岩刳り抜きの露天風呂の取り合わせが良くたいへん美しい景観である。小さな川のように流入する源泉掛け流しである。
またアプローチも風情があり1級の温泉宿として各雑誌類で紹介されているのが肯ける。内湯は多量の掛け流しで壁面全体が大きなレリーフで落ち着いた雰囲気が良い。さて湯は高温の重炭酸土類泉で透明、炭酸味、少金気臭である。源泉を配管のままで熱交換し適温にしてそれぞれの湯口まで持ってきている。そのため高温ながら炭酸の味覚とやや熱く感じる体感が残っており素晴らしい使い方であると思った。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20030214A/index.htm
「うちのオーナーは本当にお湯にこだわっています。天降殿という湯殿を作るときも、源泉から近い場所を選んで浴槽を設けました。昨今、温泉問題が噴出していますが、うちではその前から、熱交換器を使って湯温を調整、水を1滴も加えないよう工夫をしています。また情報をきちんと開示し、安心してお湯に浸かっていただけるようにと考えています」
とスタッフの中崎善道さん。 石原荘の温泉情報開示は、確かに他の宿のお手本になりそうな詳細なもの。源泉と浴槽との距離(14〜35メートル)、浴槽がいっぱいになる時間(20〜60分)、湧出形態(約180メートルの掘削自噴)など、浴槽ごとに湯の品質を一目で確認できるようになっています。
お風呂は男女別の内湯に、混浴の露天(10時〜15時は男性用)、貸し切りの露天(10時〜15時は女性用)と3カ所。いずれも湯の貯め置きをせず、源泉から直接フレッシュなお湯が注がれています。妙見の湯は二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は毛細血管を拡張させ、心臓の働きを良くする効能がありますが、気体のため失われやすい特徴があります。そのため貯め置きをしないなどの工夫がされているのです。
入浴すると、かすかにしゅわっとした肌当たり。赤と緑が混じり合ったようなにごり湯で、白い湯花が無数に舞っています。しばらくすると胸のあたりに泡がつき始めます。つるつるとしたいいお湯ですが、成分豊富なためか、湯が重く、あまり長時間は入っていられません。入浴後は肌がほわっと柔らかくなり、自分の肌ながら「触るとマシュマロみたいで気持ちいいな」と思えるほどでした。
露天風呂の造りのすばらしさも特筆もの。大きな岩を組み合わせて造った浴槽は、天降川と一体になったよう。大量の湯が注がれる音と、渓流の音とが混ざり合い、川の中に入っているような気分です。昼間は川向こうの旅館や道路から丸見えではありますが、夜になるとそれらも気にならなくなります。自然のただ中、真っ裸でお湯に浸かる気持ちの良さが、五感を包み込んでくれました
旅好き美味いもの好き - 鹿児島県妙見温泉の旅館「石原荘」よかったど! 09/05 訪問
naho ( 40代後半・女性・東京都 )
霧島神宮からは車でそう遠くない妙見温泉(みょうけんおんせん)に宿をとった。宿の名は「妙見 石原荘」。
これがめっちゃいいんだ!
今まで泊まったこの周辺の宿の中で最高だな!
親孝行するにはぴったりの宿で、満足満足。
今回は宿のホームページで 一番リーズナブルなプラン「梅ぷらん」で予約。
平日だったので、2名一室で1人18900円。
平日だからだけどこれで2万円以下なんてめちゃうれしい!
このプラン、夕食も朝食も お部屋ではなくてちょっと変わった食事処の食彩石蔵で。
川沿いの1人3万円〜のお部屋は一休.comでも予約できます。
まずはお部屋の紹介から。我らが泊まったのは2階道路側2部屋。
海松(みる)と藍(あい) どちらも8帖+談話室、バストイレ付きで 広いです!
ここは何がいいって 部屋もいいけど、露天風呂と食事。あ、全部か。
お風呂は普通の男女別れた大浴場と貸切露天風呂のほかに、
川と一体となった椋の木露天風呂がある。これがいいんだ〜
残念ながら 椋の木露天風呂は夕方15時〜0時 混浴露天風呂 だけど、
バスタオル巻いて入っていいので、ちゃんと入ってきましたよ〜
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001299/dtlrvwlst/
鹿児島県妙見温泉「石原荘」の貸切露天風呂
・男女別の大浴場「天降殿」(お客さんがいらしたので写真なし)
・時間制の貸切露天風呂「七実の湯貸切露天風呂」
・川と一体となった露天風呂「椋の木露天風呂」(混浴) しかもそれぞれに源泉があり、源泉は全部で4本。
贅沢なのは、自噴温度55度に加水、貯湯をせず、空気に触れさせない熱交換器を使って文字通りの「源泉100%かけ流し」にしている。
どのお風呂も玄関から一度出て隣の棟へ向う。ちょっと歩きます。
だから足の弱い方には向かない宿であるが。
玄関から出たところから、近い順に紹介しよう。
まずは貸切露天風呂「七実の湯貸切露天風呂」。
玄関を出て
石蔵の前を通ると
足湯(冬期は閉鎖なので入口だけ) 門を通り抜けると
飲む温泉 まっずーい!
廊下を通って
休憩所 夜はレモン水 朝はコーヒーが準備されている
向かって左の扉が「七実の湯貸切露天風呂」への入口
階段を下りてこれが入口
夕方から30〜40分 部屋ごとの貸切
朝10時〜15時は女性専用露天風呂 夕方15時〜は貸切露天風呂。
この露天風呂には、体を洗う道具もスペースもないので、最初に休憩所の近くにある大浴場で身体を洗ってから、浴衣に着替えてこの七実の湯貸切露天風呂にどぼん!しましょう。
なお、日帰り入浴プランがあるので宿泊しなくても10:00〜15:00までなら大人1名 1,200円で温泉に入ることができます。
http://red.ap.teacup.com/tabizuki-naho/1105.html
川と一体となった露天風呂「椋の木露天風呂」。
休憩所とつながっているのは「七実の湯貸切露天風呂」、
男女別れた大浴場「天降殿」。
その大浴場入口の目の前に休憩所の出口があり、そこからまた外に出て川と一体となった露天風呂「椋の木露天風呂」へ向かいます。
大浴場前の扉から出て
椋の木露天風呂入口
階段を下りる
簡単な脱衣所
ここで着替えるのは若い女性には勇気がいります。
なのでせめて行きは先に大浴場でタオルを巻いた上に浴衣を羽織って出かけるといいですよ〜
タオルを巻いて下りる
川との境目わかる?
右下が温泉
脱衣所から撮ってみました
女性2名が入っているの、わかるかな?
時間で区切られています。
・朝10時〜15時 男性専用露天風呂
・夕方15時〜0時 混浴露天風呂(タオル巻いてOK)
途中にある脱衣所は男女共同。体を洗うところはありませんので、それは大浴場で済ませて行きましょう。
http://red.ap.teacup.com/tabizuki-naho/1106.html
「妙見 石原荘」 天降川のほとりに佇む宿
煙草の産地国分から霧島に向かって、車はゆるゆると登っている。ついウトウトして目が覚めると右手に渓流が流れていた。これが霧島の山に源を発する天降川(あもりがわ)か。霧島火山群の一つ高千穂峯は天孫降臨の神話伝承される地だが、川の名は神話に基づいているという。
妙見温泉の看板が見える。そろそろ宿に着く頃だろう。妙見温泉の一番上、人家や宿が途切れ周囲が自然に戻ったあたりに「妙見 石原荘」はあった。223号線を避けるような形で右に坂道があり、下り切った右手にレンガ造りの瀟洒な建物が見える。ここまで見て来た昔ながらの湯治場温泉とは全くイメージが違う風情である。
部屋は1階ロビーに近い「浅緑」。薄暗い部屋の入り口から部屋に入ると余りの明るさに目が眩むようだ。窓を開けると眼下は天降川。苔むした大きな岩がゴロゴロする中を水が勢いよく流れている。渓流の音がうるさい程である。
天降川を挟んだ向こう岸には、何度も雑誌等で見かけた「忘れの里 雅叙園」の萱葺き屋根がいくつか見える。石原荘か雅叙園かどちらにしようと悩んだのだが、こんな位置関係だったのか。
下流の方では土地の子供達が釣りをしている。確か6月に鮎が解禁になるのだったか。河原には鴛鴦の番いも見えるが、鶏も何羽かいる。きっと薩摩鶏を放し飼いにしている雅叙園の鶏なのだろう。時折コケッコッコーと勢い良く鳴いて、一層鄙びた空気となる。
部屋の大きさは、9,5畳。それに洗面室とトイレ。風呂はついていない。部屋の隅の障子戸を開けると、そこは何と水屋であった。床の間の反対側壁にデザインされた障子が印象的だ。窓側の天井の板張りが変えてあり、模様入りの擦りガラスが欄間風に嵌めてあったり、隅々にさり気なく工夫がなされた現代的な数寄屋風の部屋である。
クローゼットを開けてみると、半分が鏡になっていた。そうか、クローゼットの洋服を着たら鏡を見たい。それならばクローゼットの奥を鏡にすればいいのだ。当たり前のようなことなのに、今まで扉の表に鏡がついたものはあったが、奥に鏡付きのクローゼットは見たことがなかった。中には、バスタオル、浴用タオルの他に、浴衣、丹前、羽織、帯、足袋、風呂用ビニール袋が備えられていた。赤と黄色の可愛らしい箱の中には、コットン棒とお針セット、爪切りが入っていた。洗面所のアメニティグッズは、歯ブラシ、固形石鹸、シャワーキャップ、ヘ アブラシ、レザー、ドライヤー、ティッシュ。トイレは広くシャワートイレ完備。野の花が活けてある。
水屋のシンクの下にある冷蔵庫の飲み物は種類も本数も多い。しかしそれだけたくさん入っていても少し空きスペースがある。持ち込みの飲み物用のスペースというから驚きだ。驚きといえば、その値段。ビールが230円!ソフトドリンク120円!料金表には「石原荘コンビニ値段表」とありお茶目な一面もある。ポットにお湯が沸いていた。お茶受けは黒砂糖で、ここが鹿児島だということをそれで思い出した。
夜蒲団を敷いて貰う。寝巻きはガーゼ地で出来たネグリジェ。オレンジ色で可愛らしいが、常にパジャマ持参なので着なかった。枕元には、氷を入れた冷たい水とオシボリが置かれた。 これで何時寝てもいい。マッサージを頼めるか聞いてみると「いつでもどうぞ」。山奥の温泉地では、温泉街にマッサージ師が1人しかいないというようなところもあるのだ。やがて女性のマッサージの方がいらして「お客さん、疲れてますねぇ、凝ってますよ〜」と力強く揉まれているうちに、夢の世界へ。3500円の至福の時であった。
渓流沿いの極楽とは
石原荘に宿泊する客は、チェックインする時まず露天風呂の予約をすると言う。露天風呂を貸し切るための予約だ。私もした。夕刻4時50分から5時10分までの20分という。少し時間があるな、と思っていたら電話があって早く空いたので今から5時までどうぞ、と言う。
4時25分だった。わ〜い、35分もあるぞ。早速浴衣に着替え、下駄を履いて風呂に向かった。正面玄関から右手にちょっと行くと右手に下に降りる階段がある。かなり急な階段を降りて行くと、川のせせらぎの音がどんどん近く大きくなり、降り切ったところでこの露天風呂の全容が見えた。大きな石にぶつかり通り道を曲げながら水が流れる天降川がそこに流れ、その上に露天風呂が2つ。大きな岩をくり抜いたらしい湯船は、その元の岩の色だ。少し小さめの右側の湯船は赤味がかり、真ん中が深く掘られ、湯船に沿った部分は丸く腰掛けのようになっている。その赤い湯船に今私が立っている足の下あたりから、モウモウと湯気を立てて湯が流れ込んでいる。黄色味がかった左側の湯船の方が広く、一段下がった形で渓流により近い。
脱衣場の手前のスノコに貼られた「ここでお履物をお脱ぎください」の紙の上には石が置いてある。山側の壁には脱衣用の大きなザルが掛けられている。その奥に掛け湯・上がり湯があり、洗髪などはここでするらしい。早速風呂に入ろう。先ずは左側のより川に近い方の湯へ。足元が滑りそうでソロリソロリと湯船に。う〜ん、気持ちいい。少し濁ったぬるめの湯。一番川に近い場所まで行って川を覗きこむ。この風呂のことを読んだ雑誌には、湯船の縁に腰掛けると足が川の水に冷たい、とあったが、今はそこまでは近くない。水の多い季節の話であろうか。
次は上の赤い湯船へ。こちらの方が湯は熱い。56度の源泉が熱交換器で調整され、毎分300リットルの湯がこの湯船に注がれている。赤い縁に顎を乗せ、腹這いになって天降川の流れをぼんやりと眺める。後ろから追いかけるように流れて来た温泉が勢いよく川に注がれていく。
間近に聞こえる渓流の水音と時折聞こえる雅叙園の鶏の声。鶺鴒、白鷺がいる。それだけだ。 あぁ、これを極楽と言わずして何と表現するのだ。
この階段の下に極楽が ここで履物を脱ぎましょう 脱衣のカゴ
朝の間、貸し切り予約は出来ない。基本は混浴で共同だ。しかし早朝であれば、結果的に貸し切りに出来る。誰かに入って来て欲しくなければ、階段の中程に置いてある竹の棒をトウゼンボのように掛けると「来ないでね」という印になる。そんな浮世離れしたような露天風呂に場違いな金属の箱がある。それは電話で入浴が終わると100番に電話を掛けて入浴終了を告げるのである。
露天風呂から階段を登って、宿の逆の方にもう少し進むと大浴場の「黄金風呂・天降殿」がある。暗くなると渡り廊下にポツリ、ポツリと明かりが灯り、風情を盛り上げる。建物の手前に飲泉場があり、竹で作った器の他に鼻で温泉を吸い込みながら飲むことが出来る飲泉カップ も置いてある。泉質は炭酸水素泉。効能は切り傷、火傷、神経痛、筋肉痛などだが、美肌にもなるとか。飲用すると慢性消化器病、糖尿病に良いのですって。少し飲んでみたが、ラムネっぽい。天降殿に入ったところは広々としたラウンジ「天の原」。湯上り客のために冷たい水の用意がある。曜日によってここでコンサートや肩のマッサージサービスもあるのだとか。脱衣場にはバスタオル、浴用タオルが積み上げられていて嬉しい。大きな湯船に浸かって「ぷわ〜っ」 と息を吐いていると壁面の池田勤氏作「皇神伝説〜恋歌」のレリーフに気がついた。天孫降臨 の神話が隅々にまで生きている。天降殿の利用時間は6時〜23時。
季節を感じる洗練された料理
夕食は6時からサービスが始まるが、昼食が遅かったので7時にして貰う。部屋食で一品一品ずつ運んでくれる。先ずは竹筒に入った白酒で小皿の器には桜の花びらが1ひら。鹿児島では雛の節句は旧暦の4月3日に行われるのだそうだ。筍や天麩羅にした雪ノ下、甘草、そしてタラバ蟹玉締めに被せて出て来たつわぶきの葉や、山女魚など地元のものを巧みに使っている。
かと思えば、阿久根で捕れた鯛や薩摩黒豚など鹿児島のうまいものやクチコの火取星子といった高級食材を取り入れていてバランスも良い。自家製のものもあり、薩摩黒豚に添えられた柚子胡椒は青唐辛子がピリリと刺激的な辛さで舐めるように食べてしまった。器も全国から取り寄せたという陶器がそれぞれ料理に合っていて目にも楽しい。
これまで多くの宿に泊まって来たが、宿の食事で心底うまいと思ったことは数回しかない。この石原荘は、数少ない「食事が本当にうまい宿」である。料理を運んでくれる若い女性は控えめながらハキハキしていて良いサービスをしてくれる。大いに酒が進んだ。
夕食のメニュー:青竹に入れた白酒、先附け(タラの芽の胡桃和え、筍の姿焼き、雪ノ下・甘草・ワカサギの天麩羅)、タラバ蟹玉締め川茸餡がけ、阿久根鯛の雪掛けと車海老、蕪煮火 取星子、山女魚の山椒味噌焼き、柚子シャーベット、薩摩黒豚鍋 自家製柚子味噌添え、マ ンゴウとじゅんさいの吸う酢のもの、鰻の蒸し鮨、白魚の赤だし、香の物、マンゴムース
朝食も楽しい。自家製の汲み上げ豆腐と具たくさんのさつま揚げなど手の込んだ調理もあって、朝食に力が入っていることが見てとれる。何より嬉しいのは、ご飯が釜で炊いたものが供されたこと。部屋ごとに予約時間に合わせて炊くらしいのだが、私のように1人で泊まる客にまで釜で炊くのは気の毒な思いだった。しかし、久々にお釜からご飯をよそって食べる幸せを味わった。
朝食のメニュー:赤いグレープフルースジュース、自家製豆腐、自家製薩摩揚げ、焼魚の醤 油風味、厚焼き卵、モロコの佃煮、独活サラダ、コンニャクと若布の酢味噌和え、おから、 梅干し、キャベツと黄ニラのお浸し、香の物、釜炊きご飯、アサリの味噌汁、苺
センスが溢れる館内
館内を歩いて思うことは、そこここに洗練されたセンスが溢れているということ。花が多い。 買った花ではない。自然いっぱいに囲まれた宿ならではの野の花を集めて。「花守り」が毎日のように季節の花を集めているようだ。「花守り」といえば、温泉自慢のこの宿には「水守り」もいらっしゃるし、専門の竹細工の職人もいるとか。溢れる美的センスには、雄弁なもてなしの心となる。
妙見石原荘の全景
この宿は西鹿児島の日本料理「石原荘」の別館として建てられたと何かで見たのだが、聞いてみると今は独立して経営をしているらしい。建物は新しいが、既に30年以上の歴史を持つようだ。私が泊まった浅緑も含め数寄屋風客室が5室、民家風の客室2室、現代和風の5室の客室、4階にある貴賓室2室、そして特別室「椿の間」の全15室。見た訳ではないが一つとして同じ造りの部屋は無いのだそうだ。
客が到着すると奥のラウンジに通され、お茶を飲みながらチェックインする(らしい)。私はこの日、昼食つき立ち寄り湯の客から、そのまま宿泊客になってしまったのでその儀式は省略したが。このラウンジではコーヒーやアイスクリームなどを食べることが出来る。
午前9時から午後5時まで立ち寄り入浴が出来る。
1人30分1200円で露天風呂の貸し切りも可能。
日帰り昼食プランは、午前11時から午後3時まで会席料理が4000円から楽しめる。
食事は、1階に5室ある料理茶屋「花」「舞」などの座敷で摂る。フロントの前には、売店。宿の従業員の方々が着ている現代的なモンペや、女将が一つひとつ絵を描くという小石を使った箸置(5つで1500円)、飲泉場にあった飲泉カップ(1500円)、
宿で使っているガラス製品、近郊在住作家の陶器、自家製のチーズケーキや柚子胡椒などが売られている。どれも普通の温泉宿の土産らしく無いことが却って購買心を刺激されるらしく、たくさんの品が売れていた。私もどっさり買いました。
フロント奥のラウンジ 売店 料理茶屋にある囲炉裏
さて、この素敵な宿にどう行ったらいいか。行って来たのに、よくわからない。ハハハ。行きは貸切りバスで宮崎から桜島などを経由して行ってしまったし、帰りは霧島、えびの高原、霧島神宮に足を伸ばしたしなぁ。JR日豊線の隼人からバスかタクシーで行く方法が一般的のようだ。
しかし、遠方の方には良い話。鹿児島空港からタクシーに乗れば、15分で着いてしまうのだ。 時折、静かな温泉の上空を飛行機が飛んでいる。飛行機に乗れば、天降川沿いの露天の極楽にすぐ入ることが出来る。
http://yumeko-club.com/hotel/ishiharasou.htm
2002年3月17日(日)
昼 鹿児島「妙見石原荘」昼のコース
梅酒、胡桃和え、甘鯛の桜蒸し土筆添え、お造り(鯉と鱒、筍と若布)、海老と鶏を包んだ百合根真丈の椀物、甘鯛の焼き物とキンカンの蜜煮、 イノシシの香草焼き、野蒜と赤貝・茗荷の酢味噌和え、しめじご飯とジュンサイの味噌汁、香の物、フルーツケーキと苺
朝食は6時50分だったのに、昼食が始まったのは午後2時半だった。33人もいるから料理が出て来るのに時間がかかり、食べ終わったら3時40分。他のメンバーはお風呂に入って帰ってしまったけど、私はここに泊まる。夕食までにお腹が空くのか心配だ。酒も飲まずに食べた。
夜 鹿児島「妙見石原荘」 夕食のコース
青竹に入れた白酒、先附け(タラの芽の胡桃和え、筍の姿焼き、雪ノ下・甘草・ワカサギの天麩羅)、タラバ蟹玉締め川茸餡がけ、阿久根鯛の雪掛けと車海老、蕪煮 火取星子、山女魚の山椒味噌焼き、柚子シャーベット、薩摩黒豚 鍋 自家製柚子味噌添え、マンゴウとじゅんさいの吸う酢のもの、うなぎの蒸し鮨、白魚の赤だし、香の物、マンゴムース、エビス生ビール2杯、寒中梅4合
渓流沿いの露天風呂を30分だけ借り切って極楽に行き、大浴場で珍しく長湯をしているうちに、ちゃ〜んとお腹が空いた。昼に比べて夜はぐんと美味しい。筍の姿煮は野趣溢れ、阿久根鯛に掛けた辛味大根がいい。火取星子とはクチコのこと。薩摩黒豚鍋は自家製の辛い辛い柚子味噌をつけると堪らなくうまい!
良い出汁も出るしね。昼のしめじご飯もそうだったが、醤油が甘いせいか、蒸し鮨も少し甘ったるいのだけが難。宿の食事では秀逸。堪能した。
http://yumeko-club.com/paku/paku02_03m2w.htm
2002年3月18日(月)
朝 鹿児島「妙見石原荘」
豪華な朝食(赤いグレープフルースジュース、自家製豆腐、自家製さつま揚げ、焼魚の醤油風味、厚焼き卵、モロコの佃煮、独活サラダ、コンニャクと若布の酢味噌和え、おから、梅干し、キャベツと黄ニラのお浸し、香の物、釜炊きご飯、アサリの味噌汁、苺
早朝起きて天降川沿いの露天風呂を独り占め。あぁ気持ち良かぁ。お腹も空いたぞ。8時に予約していたのに7時20分にして貰って石原荘自慢の朝食が始まる。自家製汲み上げ豆腐は大豆の風味豊か。自家製さつま揚げは具だくさん。何よりのご馳走は部屋ごとにお釜で炊いたご飯。
オコゲは残念ながら出来ていなかったが、うまいねぇ。朝食を大事にする宿はよろしい。
http://yumeko-club.com/paku/paku02_03m3w.htm
部屋編
ここ妙見温泉には、雑誌などで日本の宿NO.1〜2を争う二つの宿が天降川を挟んであります。ひとつは、田舎コンセプトを前面にだした究極の個性派宿「雅叙苑」、もうひとつがここ、伝統的日本宿を究極に洗練させた宿 妙見石原荘 です。
大げさかもしれませんが、妙見石原荘は「由布院のおもてなし」と「東北の宿の湯・自然」を合わせもった様な宿。
初めに部屋に通された時 仲居さんの前で花粉症で咳をしてしまったのですが、夕食を終えて部屋に戻ると 布団を敷いていただいてたると共に さり気なく 空気清浄機を置いて下さっていました。食事についても、あらかじめ食べれない物・苦手な物などを宿側から聞いてくれ、それ実践してくれます。妙見石原荘は 温泉・料理・ロケーションなど素晴らしい事一杯なのですが、なによりホスピタリティー(おもてなしの心)が素晴らしい宿だと思います!
○チェックイン時にロビー・ラウンジで椅子に腰掛けてウエルカムドリンクを頂きます。窓からは天降川を挟んで雅叙苑が見える。
○現・二代目石原荘社長が団体向け宿から個人向け宿に改革をし、2部屋を1部屋に集約し部屋を広くするなどした。各部屋に玄関があり旅館内なのに離れを連想させる作りになっている。
○上品に設えられた部屋。この他に談話室・ミニキッチン・トイレ・バス付きの「海松」の部屋。
○浴衣はよくあるプリントものではなく、ちゃんと染物を使用。袖を通した時に違いがわかる。
○お茶菓子は季節ごとに工夫されています。
○部屋備え付けの おなじみの黒糖風味のナッツ。美味しいです!ロビーで購入する事ができます。
温泉編
温泉はイキモノなので、実は取り扱いが大変難しい。石原荘はこの温泉に対する姿勢が大変素晴らしい。
石原荘では、本館(部屋がある所)には露天風呂・内風呂・家族風呂が無く、それぞれバラバラな所にある。それは何故か? それは鮮度を大切にしているからだ。
石原荘には3つの源泉があり それぞれの源泉の近くに 露天風呂・内風呂・家族風呂を配置(源泉との距離:14〜35メートル) その源泉をアルファ・ラバル社の熱交換器を使い、一滴の水も加えず空気にも触れさせずに適温にして、それぞれの湧出量に合わせて、20〜60分で満水になるように設計された浴槽に注いでいる。
このような取り組みの賜物か、 遊離二酸化炭素(簡単に言うと炭酸)は成分表上は、「長湯温泉のラムネ温泉」の1/2以下だが、 実際の体感では石原荘の方が上だと私は感じた。
特に、椋の木露天風呂は素晴らしく 苔の生えた浴槽に注がれる少し鉄のような香りがする緑がかった湯に、豪快な天降川の流れを聞きながら入浴しているると、自然と一体化した様な感覚になります!
この気持ちの良さが、五感で体感すべしです!!
○私が石原荘で一番すきな椋の木露天風呂。昼間は対岸の建物や道路が気になりますが・・夜になると都会では味わえない暗闇の中、月・星明かりを楽しみながら何も気にせずに入浴できます。 混浴ですが女性も大きなタオル巻きokなので入りやすいです。
○全身に気泡がつき 毛細血管から炭酸が吸収され 体が心から温まります。
○大量かけ流し!溢れ出たお湯は天降川へ
○七実の湯 宿泊者は一部屋30分で貸し切りする事ができます。
○大浴場 彫刻を眺めながらの大量かけ流し。サウナもあり 露天に行く前にこちらで体を洗っていきます。
○大浴場脱衣所 ふわふわのタオルがいつ来ても沢山!
○お風呂あがりは 天降殿で 無料のレモン水を♪ う〜染み渡ります。
○天降川を眺めながらの足湯を楽しむこともできます。
【主な成分】ナトリウムイオン233mgカルシウム167mgマグネシウム96.9mg/炭酸水素イオン1260mg/メタケイ酸240mg遊離二酸化炭素457.9mg
【入浴適応症】切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱児童 +一般的適応症
食事編
石原荘では食事を 部屋食・食事所 選ぶ事が出来ます。 部屋食もよいですが、私は時間も有効に使え(食事中に布団敷いてくれるetc) 違う雰囲気も味わえるので私は食事所での食事が好きです。
石蔵にある食事所では、川の見える窓側の席・川の見えない内側の席それぞれ、デザインコンセプトが違っていているので、何回来ても飽きる事はありません。これは食事にも言える事で、同じ月に来ても同じ食事が出てくる事がありません(今のところの体験談)その年・その時でbestな地元の食材を中心に 丁寧に調理して出していただけます。
料理は京懐石風。おダシがしかり効いていて全般的に薄口ながら繊細で上品な品々。温泉同様に体にじんわ〜りしみ込んでくる感じ♪
前もって伝えておいた「好き嫌い」もちゃんと考慮して作っていただけます。(←宿によっては伝えていても反映さてない事も多い・・)
「「夜ごはん満足!でも朝ごはんは・・・同じ宿の料理??」」
あまりの落差にビックリする宿も多い中 石原荘で出されるものは朝もぬかりはありません!
フレッシュジュースに、できたてほかほかのお豆腐。釜炊きのごはん。海苔を炭で炙っていただくetc
朝から おもてなしの心が伝わってきて幸せな気分になると思います♪
私が感じた×な所
●博多水炊きを食べ慣れてるせいか?夕食の水炊きが(ダシ・肉質共に)イマイチだった。
●一品一品平均点超えの素晴らしい料理だが、超目玉と呼ばれる名物料理・驚くほど美味しい料理がなかった。
石蔵にあるお食事所。窓側の席ではライトアップされた木々と共に天降川を望むことができる。
献立
近所のおばちゃんが作っている??名物のチーズケーキ(有料) 美味しいです!
http://kokogaiikamo.blog107.fc2.com/category7-1.html
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九州で 一番 感激 世話になった 最高の宿 '12/01/01 ('11/12 訪問)
いしやん (147) さんの口コミ ( 50代後半・男性・奈良県 )
昨年は、7月から 仕事の都合で九州方面で 過ごす日々が つづき、数多くの ホテルや 旅館に お世話になりました。その中で、私にとって 実に素晴らしい 宿であったこちらの 妙見石原荘さん。今まで、各地で 出会った 宿の中でも最高レベルの宿でした。
簡単に 結論を 言えば「なに して ほしいなあ」 て言った事が 無いんです。
全て こちらが 思っている事を 先回りして ご用意してくださる
実に 長年 連れ添った 有能な秘書のように 宿全体が 素晴らしい。
天降川と 山々に 囲まれた ロケーション、ホコリの 欠片も 無い 客室
気持ちの良い 温泉。
食事は、 けして 一流店にも 負けない
これが 宿の料理かと 疑う ごときの完璧なる 仕上がりと 味でした。
ジュレに纏われた 菊菜
ピーナツの豆腐の 南京
ちしゃとうの 甘い蕪
大好きな 海老芋と 鹿児島の豚の焚き物。
鹿児島A5の お肉のゆうあん等、
良い所だけを 使った 肉類の 旨味に
丁寧な 色止めや 機械ではない 手仕事の 野菜。
魚は、もう 文句無しの 品質と 寝かし加減に脱帽しました。
朝食にしても、 各戸別に 時間を合わせて釜で炊いてくださる 美味しいご飯。
体に 優しい 野菜や 数多くの 惣菜。
夜なら これで 酒 一升 飲めそうでした。
連泊にも 必ず 献立を考えてくださる調理場の 臨機応変な 技術力の高さ。
器も、ほんとに 良い作家物を 多用されていました。
露天風呂の 数も多くその中では 七実は 木が多くとても 面白い お風呂でした。
また、部屋にある 冷蔵庫の 中はコンビニ価格と あるように全てが 安く高級旅館とは 思えない サービスです。
ぜひとも、九州に行かれる際には泊まっていただきたい
私、自信を持って お勧めできる 旅館であります。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001299/dtlrvwlst/3656003/
春のうららの天降川、石原荘でゆるりと桃の節句の宴 '11/03/27 ('11/03 訪問)
天ちゃん (153) さんの口コミ
糖尿病を患い元気の無かった義弟と息子たちを癒すためにこの宿へ。ウェルカムはいかにも、の桜餅。貸切露天で一風呂浴びて、さてさて、ウチの一家に女の子はいないのに気分は桃の節句の宴。春ゆえに海の幸はちと侘しいが、そこは天下の料理旅館。面目躍如たる鯛と車えびのお造り。おあえはつくしをあしらってのどかな薩摩の春を演出。だが天の好みはもっと田舎風に力強くがいいかなっ?
次の蕗の塔やだらの目の天ぷらはからっとぱりっと見事なできばえ、揚げたてをアッチッチ。メインのお鍋は薩摩牛A5のしゃぶしゃぶ、ポン酢でなくかつお出汁のたれは「ふじ木」に偶然にも似たスタイルだが聞くと魯山人好みのレシピだそうです。鯛のまこの焚き物もデザートのあんみつもまずは文句なし。これだけの出来でも満点献上できないとは天もつくづくわがままになったものだ。。。
12月、息子の進学祝で半年振りに宿をとる。今回のお献立も地鶏ナベを除いて純京風。すべてが美味しく感心したが、もうひとつ、「石原荘らしさ」がほしい。
画像一枚目にあるのはなまこを軽く茶ぶりして大根のみぞれであえ、柿で彩り。さっぱりと、こりこりと、以前の甘さは適度に抑えられていた。
食前酒としてサービスされたスプマンテで乾杯。
二皿目は揚げ物二種。 旬の海老芋(宮崎は有名な産地だが鹿児島物?)に芥子の美をまぶして技あり。ホタテのつけ揚げもできたてで美味しいが、肝心のほたてが。。。養殖っぽい。シンプルなメニューこそ、素材のよしあしが勝負です。玉の湯の実質を重んじる気風を学んでほしい。
旬の地魚のお造りはぶり、車えび、まだい。飛び切りとまではいかないが、文句なしに美味しかった。
三皿目は技あり、牡蠣のしんじょを椀だねに、くずあんでトロ〜っと仕上げたもの、吸い地の鍵を握るおだしは最高級レベルと思われる。薫り高く、牡蠣の持ち味も殺してない。これは素晴らしい!
焼き物二種 あまだいの柚子釜、グラタン仕立てと牛とたまねぎの串焼きはもう少しぴんと張り詰めたような存在感がほしい。まあまあ美味しいのだけど、柚子は樹からもいできたような生命感に欠け、牛は血が滴り落ちるようなエロスを放射せず、ちょっとさびしい。
地鶏鍋 これは高得点。最高のおだしに最高の素材、薬味の柚子胡椒も緑鮮やかでシャープな辛味で天の好みのスタイル。
〆めの雑炊も当然ながらお替り三杯!ただ一緒に出てきたブリ大根の意味はよくわからん。食い足りない酔客のお酒のあて?
総評。全部そこそこ美味いのだが「石原荘ここにありっ!」という迫力というか、食べてをぐいぐいと引きずりこむ強烈な個性がまだ感じられない。ここは料理においても日本のトップレベルを狙えるポテンシャルを秘めているのだから、今のレベルで満足することなく、たゆまぬ進化を続けてほしいものだ。
8月下旬、一年二ヶ月ぶりの来訪。ここももう20年以上のお付き合い。振り返るといろんなことがあったな〜。。。一番の思い出といえばコーナーの「椿の間」に泊まったとき、ちょうど長淵剛の映画のロケをやってて、東映の助監督が「どうしてもここからカメラをまわさせてくださいっ!」と頭下げてきたので部屋に入れてあげたこと。恋人が殺されて天降川を流されるところに主人公役の長渕が飛び込んで助けるシーンでした。長渕ファンの皆さん、あのカットは天のよこからカメラとってたんですよ〜ん♪エッヘン!おっと話がまたそれたが、
8月の石原荘の献立は盛り付けも美しく、ヘルシーでほぼみんな美味しかったです。ただはもだけは相変わらず関西(淡路)ものにはかないまへんな〜。だしをとった後は、さつま揚げかなんかにしたほうがいいとおもう。全体的に京料理の教科書から飛び出してきたような生真面目な内容でしたが鱧以外は完璧だったので90点献上いたしま〜す。今回は写真のほうが雄弁に語ってるとおもうのでみてくださいねっ!
6月上旬入梅というのに鹿児島は入道雲と真っ青な空がひろがる夏模様。例年になく少ない雨量のため天降川の流れは穏やかなり。今回はじめて泊まった石倉のゆららの間は現代建築と古民家の建材を融合させたなんとなく湯布院無量塔を思わせるスタイリッシュな空間でかけ流しの露天風呂がついており快適この上ない空間。さあ、食材の豊富さでは晩秋と互角なこの季節、以下水無月のおもてなし。
壱 えんどう豆葛寄せと玉蜀黍豆乳蒸し 名残を惜しみ、走りに心躍らせる二皿の競演は日本料理の真髄といえる演出。オープニングから今夜は期待できそうだ。
弐 づいきの酢の物 酸っぱさを抑えて上品に仕上げてある、がメリハリを与えるならもっときりっと酢を利かせづいきの食感を生かすため絞ってだし汁を捨てたほうがいいのでは?このひと皿をふくめ本日は全体的に薄味であった。ただ器は魯山人風が多く殆ど京都の料理旅館の踏襲を感じさせ趣味はいいと思うがもう一工夫石原荘らしさがほしい。以前のように現代陶芸風のものをおりまぜてもいいのでは。。。
三 お向こう 錦江湾のこちと蛸 こちは身が活かっておりおいしいのだが東京湾の真夏の極上ものとどうしても比較してしまう。九州のこちはどうしても脂ののりが悪いようだ。石原荘ならやっぱ川魚のほうが「らしい」かな。。。
四 黒豚蓮餅 料理長がオリジナリティーを出そうと苦心したあとが見られる逸品。
五 天降川天然鮎の塩焼き 地元の竹細工の籠に笹をしいて 美山荘をお手本にしたと思われる野趣あふれる演出。ここの鮎にはいつも感心させられる。温泉が流れ込み水温が高いためか京都より生育が早いようだ。香りもはらわたの美味しさも文句なし!
六 手作り豆腐東は揚げ 素朴ながら手の込んだ箸休め。わたしにとってはこういうのが何よりのご馳走。しみじみと旨かったです。
七 鹿児島牛ローストビーフ 悪くないが黒毛和牛は食傷気味。なにせ宮崎牛トップの生産者の極上ものをいつも戴いているので。。。ごめんなさい。
八 鰻ひつまぶし 知覧茶のだしをはって やってくれました。名店の条件は最後の食事まで気を抜かないこと。素晴らしいです。
九 びわゼリー蜜豆 初夏にふさわしいさわやかな甘さ、なぜか懐かしい味わいに思えるのはわたしが九州人だから?
今回はほぼ完全に京懐石の石原荘的解釈といってよく、全て美味しかったです。下村料理長全力投球お疲れ様です。次回はもっと実験的な一皿を楽しみにしてます。
11月初旬家族で宿泊。温泉がすばらしいのはいつものこと。新しい料理長に代わって多分3年近くたっているが今宵のお味いかに?19時夕食スタート。以下、霜月の献立・・
壱 銀杏豆腐 クコの実添え ほろ苦さと淡い甘さの晩秋にふさわしい一皿美味しいが量はほんの一口
弐 柿と蜜柑の紅白なます 鹿児島らしくかなり甘いが酸味が上質で量もちょっとなのでスターターとしてはよく計算されてるなと納得。
三 自然薯蒸し 栗と百合根 自然薯は蒸さないほうが好みだが是も悪くない。薄味のだしは京風
そのもので上品。
四 鰹のたたきを目の前で炭火でさっと、宮崎の私にはお惣菜だが演出がにくい。
五 伊勢海老 の刺身酒盗あえ なかなか面白い食べ方でいい。
六 甘鯛、焼餅、松茸の御椀 悪くないが甘鯛は脂が乗らず京都に遠く及ばない。
七 天然うなぎの蒸篭 新作の杉材の蒸篭で 是は当然薫り高く旨い!うなぎは四万十産に一歩も譲らずの逸品。
八 鹿児島牛と黒豚のしゃぶしゃぶ 肉量少なすぎるしいくらなんでもゴマたれ甘すぎ、ここでちょっと減点
九 もくずがにの炊き込みご飯 是は事前にリクエストしてたもの。僕らのためにわざわざ作ってくれた。完璧に旨い!スタッフにこの場を借りて感謝申し上げます。
十 デザート 蜜豆 とアケビと柿 驚きはないが合格点
今回はほぼ全てが美味しく料理旅館の面目躍如足る出来栄えでした。ただメインの失敗が響いたのと器選びがややちぐはぐなのでもう一息で四つ半の☆四つに評価アップいたします。
この旅館には1992年から現在までほぼ毎年1〜2回泊まり続けた。最近離れを増設したようでそこは試していないがそれ以外の部屋は多分全部泊まっていると思う。
さて、食べログは料理評価の場である、とはいってもここの大看板である温泉施設に言及しないわけにはゆくまい。
大浴場はすばらしいの一言。源泉が轟々と吹き出ており、掛け流しどころの沙汰ではなく、「もったいないから湯量を落としてくれ」といいたくなるほどの大盤振る舞いである。しかも加水せず、冷却装置で適温にして給湯している。よって温泉水からは太古の地下水と火山のにおいとエネルギーがぷんぷんと漂い、炭酸ガスを豊富に含んでいるため5分もつかっていると体の芯まで温まる名泉である。(個人的には日本一好き)
と、ここまでは手放しに褒めちぎったが悲しいかな、いつも気に食わないのが外来入浴OKなこと。ビジターさんはおおむねマナーはいいがここは一泊4万円前後する高級宿(のはず)である。内風呂が温泉でない以上は宿泊客専用が常識だろう。
次にフロントから客室にいたるまでのアプローチはデザイナーズ旅館の先駆者ともいえ洗練されかつ和のしっとりとした風情と融合しなにかしら鹿児島らしくないが素敵である。しかしながら肝心のお部屋については一部のコーナースイートを除いて値段に見合っているとはいいがたい(要するに狭い)。ただ清潔感、調度品のセンスは申し分ないけれど・・・
さてさていよいよ本題の料理なのであるがこの16年間の経験を総括すると、
「いいときはそれはそれは素晴らしいのだが余りにもむらがありすぎる。」
これはきっと料理長が定着せずころころ代わっているせいであろう。ワインでいえばさしずめブルゴーニュのポンソのようなところがある。不景気の今、旅館経営は大変と思うがもう少し料理長を厚遇したほうがいいと思う。
それからもう一言、二十回以上も泊まっているのだからもういいかげん常連の嗜好とか癖など顧客データをもっとしっかり把握および管理してください!てなわけで、さんざん辛口評価をはいたが、この旅館ならではのセールスポイントを読者殿へこっそりと・・・
それは(別料金になるが)アーリーチェックイン、レートチェックアウトができること。宿泊当日に昼ごはんつきで休憩のかたちで入館し、翌日の昼ごはん(軽食でもOK)休憩をたのめば、なんと十一時半チェックイン、十四時半チェックアウトという必殺の裏技が可能なのだ。(このサービスは日本中の温泉旅館をさがしても意外と見つからない)
これは「一泊しか出来ないので疲れが取れない。」という熟年の客層にとってはまことににありがた〜いシステムと思う。要するに、このお宿はお金と時と使いようによっては日本屈指の名旅館たりうるのである。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001299/dtlrvwlst/692736/
大満足でした!'10/10/14 ('10/06 訪問)
帽子好き ( 30代前半・男性・東京都)
新婚旅行で行きました。スタッフの方達の対応もとても丁寧で、接客業をしている私も勉強させて頂きました。
ここで色々書くと今後新婚旅行で行く方達の楽しみを奪ってしまいそうなので細々とした事には触れませんが、とにかく本当に感動しました。食事も豪華で美味。温泉も幾つかのタイプを楽しめます。
ここの建物内外、インテリア等、全てにオーナーのセンスを感じます。お土産コーナーですらセンスがいいです。色々買いすぎて危うく散財するところでした。半年たった今思い出しても良い記憶しかありません。
2日目に近くの雅叙苑に行きましたが、石原荘で2泊すれば良かったとつくづく後悔しております。
また鹿児島に遊びに行く時は絶対にまた泊まりに行きます。良い思い出をありがとうございました。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001299/dtlrvwlst/
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2.妙見温泉 忘れの里 雅叙苑
「天空の森」の“エンペラー”こと、田島健夫さん(昭和20年生まれ)は、もともと妙見温泉の湯治宿「たじま本館」の次男として生まれた。その頃の鹿児島と言えば、宮崎とともに新婚旅行ブームの真っ只中で、地元の旅館・ホテルは非常に活気づいていた時期であった。「病気を治そうとするお客ではなく、新婚旅行客に来て欲しい」と、母親を説得し、昭和45年(1970年)に現在の「忘れの里 雅叙苑」の前身となる宿を創業する。
ところが、思いっきりアテがはずれた。香水がプンプンにおう新婚旅行客どころか、地下足袋のにおいがする飯場(はんば)の作業員さん御用達の宿になってしまった。それも、そのはず、その建物といえば味も素っ気もないプレハブ小屋をイメージする、木造2階建ての、たった5部屋の建物。
しかし、昭和50年(1975年)に、その後の「雅叙苑」の方向性を示す、ある改装を行っていた。近所の茅葺き屋根の家を移築して、食事処(現在の朝食会場)を作ったのだ。翌昭和51年(1976年)にも、古民家を移築して客室を造った。現在の「かぜ」の間である。
この古民家を移築するというアイディアだが、現在では温泉旅館ではポピュラーなやり方となっているが、発想の原点が面白い。銀行からの融資もうまく運ばず、お金がないところで、周辺を見渡してみると、古い木造の家屋が壊され、新しい家が建つ光景を見ていると、田島社長は、古い木材を「タダで」もらいうけ、自分の宿に運んで組み立ててしまったのだ。そうすることで、宿全体の雰囲気も大きく変わり、特に都会人にとっては、なんともノスタルジックに感じられ、逆に安普請の宿のイメージが払拭されたのだ。
そして、昭和53年(1978年)には、「かぜ」に源泉かけ流しのお風呂を付けて、現在の温泉旅館の必須アイテムと言える「露天風呂付き客室」を、この世に初めて登場させたのだ。
昭和55年(1980年)、さらなる勝負に打って出る。創業時に建てた木造2階建ての建物を壊し、そこに新たに霧島から移築した瓦葺きの家屋を2軒移築し、それをつなげて4部屋造った。そして、そのうちの2つの部屋「そら」と「くさ」には客室露天風呂を造った。この時点で「雅叙苑」は合計たった5部屋の宿ながら3室の露天風呂付き客室を持つことになる。
また、もともと先代からあった天降川沿いの「混浴露天風呂」と「うたせラムネ湯」を浴場として使っていたが、大きな岩を取り寄せ、それをくり貫き、湯舟とした。それが現在の男女別浴場の「建湯(たけるゆ)」だ。
これも注目を浴びた。後に、黒川温泉など、多くの温泉旅館に影響を与えた。
そして、この年、マスコミによる取材を初めて受けた。地元の新聞社だった。ある記者が茅葺きの建物をテーマに取材先を探していたが、いっこうに見つからず、偶然通りかかったら、茅葺きの屋根が見えたので、アポイント無しで訪れたという。それが旅館だったということを知って当時の記者は驚いて帰ったとの事。しかし、それが記事になり、その後もマスコミに少しずつ取り上げられるようになった。そして、従業員も何人か雇えるようになった。ようやく事業が軌道に乗り出したのもこの年だ。ここで田島社長は、マスコミの強大なる力を初めて知ることになる。
その後、日本テレビで当時、大橋巨泉司会の、深夜番組「イレブンPM」の中で、女性タレントが全裸に近い状態で露天風呂を紹介するコーナーが人気を博していた。そこで「混浴露天風呂」が紹介された。これが「雅叙苑」が全国ネットのテレビに初めて登場した取材だったかもしれない。世の中はいつの間にか「露天風呂ブーム」になっていた「雅叙苑」が、時代の先駆者として認められ始めたのはこの頃からだ。
お客がみるみる増えてきた。たった5室では対応しきれないようになった。そこで昭和59年(1984年)、さらに道路側の斜面に「べに」「もみじ」「さくら」「けやき」の4棟の茅葺きの離れを造った。これも地元の古民家を利用したもので、もちろん露天風呂付きの客室とする。これで全9室の構成となった。
昭和63年(1988年)、ついに10室目の客室を完成させる。露天風呂付き離れの特別室「椿」だった。宿泊料金も一人5万円前後ということで、心配もされたが、これも予約が殺到した。 そして、この「椿」の完成により、「オンリーワン」の宿、「忘れの里 雅叙苑」の完成形を見ることになる。
そして平成5年(1993年)以降、TBSで年に一度放送されていた「日本温泉旅館大賞」で、平成13年(2001年)にグランプリも受賞するなど、誰もが認める全国区の人気宿となった。
この「忘れの里 雅叙苑」の成功は、多くの旅館関係者に多大な影響を与えた。こぞって、この宿を視察に来た。それは人気旅館の宿命。その宿に売れる要素があれば、いくらでも模倣し、いくらでも自分の宿に取り込む。いつの間にか、日本中に「雅叙苑」もどきの離れ旅館が次々に誕生していった。
田島社長は、次なる一手を打ち出した。そして平成4年(1992年)、牧園町の町有地だった土地を購入する。山の大部分に竹やぶが広がり、もちろん道もなく、ジャングルといった形容が一番似合っていた。だが、その頂上に登ると、霧島連山が見渡せる抜群の眺望があった。
「ここで究極のリゾートを造ろう」
「竹を全部切って、木を残して森を創る」・・・という壮大な計画が始まったのだ。
そんな中、「家庭画報」などの取材も入ってきて、徐々にマスコミが注目し始めた。その取材を機に、「野遊び」という日帰りプランが本格的に始まった。「雅叙苑」の厨房にお弁当を作ってもらい、飲物付きで当時お一人様3000円だった。
山の頂上で、霧島連山を眺めながらの温泉浴というシチュエーション・・・という、現在のスタイルを確立したのもこの頃だ。
平成15年(2003年)頃には、「天空の森」の「野遊び」ヴィラは、「花散る里」、「茜さす丘」、「奥茜」(現在の宿泊用ヴィラ「霖雨の森」)、「天空」の4棟構成となった。
「野遊びプラン」の料金も、3,000円から始まり、5,000円、8,000円(以降、露天風呂付き)、12,000円、15,000円、20,000円、25,000円、30,000円・・・と、徐々にインフラ整備をしながら、値上げしていった。
そして、平成16年(2004年)になると、「茜さす丘」に、「天空の森」で初めてとなるベッドルーム棟が完成し、ようやく宿泊客を迎え入れる体制が整った。露天風呂も1.5倍の大きさに改装した。そして「天空」にも、ベッドルーム棟を置き、こちらも宿泊用ヴィラとしてリニューアルした。
確かに「天空の森」の1泊15万、20万円という価格設定は、非常にインパクトがある。しかし、この施設に一歩足を踏み入れると、その価格設定に違和感が無くなってくる。ふだん、都会でガムシャラに働き、必死に仕事をこなしている人間が、ふとここに来て、虫の食っている葉っぱの付いた野菜を食べたり、露天風呂に浸かりながらぼんやり山なみを眺め、夜は眩いばかりの星空の屋根に包まれたりしていると、これまでとは別の価値観が生まれてくるから不思議だ。
人間は、母親から生まれた時は、もちろん裸。それが時間と年齢を重ねることによって、社会的な地位や責任など、幾重にもそのカラダにまとわり付いていく。そしてこの「天空の森」に入れば、身分を証明するものをすべて解き放ち、生まれたままの一糸纏わぬ姿となり、この自然と向き合えたら、まさにそれが究極のリゾートとなる。露天風呂はもちろん、ウッドデッキやリビングルームで、全裸で寛ぐ。ヴィラの周りには、塀や石垣などない。全面が開放的な空間になっている。
「エデンの園」とは、旧約聖書に登場する理想郷の名前。あのアダムとイヴの楽園のことだ。「天空の森」プロジェクトは、別名「エデン」プロジェクトと呼び、これまで山を拓き、施設を造ってきた。田島社長は、その「エデン」を超えることを目標にしながら、その夢に少しずつ近づこうとしている。
http://www.kashikiri-onsen.com/kyusyu/kagoshima/minamikirishima/tenkunomori.html
安楽橋のバス停でバスを下車。少し戻って天降川にかかる橋を渡り、川沿いの道を少し歩くと「忘れの里 雅叙苑」の屋根つきの看板が出ているエントランスに到着します。
左手には「この道 にわとり 優先。」と書かれた有名な標識。ここでは鶏が放し飼いにされているのです。
眼下に藁葺き屋根を見ながら脇にある坂道を下っていくと、下の方から作務衣姿の旅館のスタッフの方が二人走ってきて迎えてくれました。たぶんエントランスのどこかに監視カメラか、センサがついてるんですね。重いリュックも持って頂きました。
普通の宿泊客は自動車で来るんでしょうね。徒歩でアクセスする人は想定外かな。歩きながら、旅館内の一番低い場所にある三つのお風呂:-
天降川沿いにある「露天風呂」
内湯「建湯(たけるのゆ)」
打たせ湯の「ラムネ湯」
について説明を受けました。内湯「建湯」は24時間営業ですが、「露天風呂」と「ラムネ湯」は夜12時まで。この二つは貸しきりで、入りたいときは、入口の門に、部屋においてある木札を掛けて入ります。
そして、いよいよ、テレビや雑誌などでも見たことのあるどこか懐かしげな、日本の原風景のような場所に案内されます。こんな感じです。
だぁれもいません。まだチェックイン時間の13時を回ったばかりなので、Tomotubby 一行はゲスト一番乗りのようです。
石畳の道を進むと、奥まったところにも木々の緑の中に藁葺き屋根の建物が沢山あります。夕食は夫々のお部屋で頂きますが、朝食はこの奥にある「いちょうの間」で頂きます。
振り返ると、鶏が迎えてくれました。
http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/c6f98bfd889e51a3123acccf00fa4864
鹿児島県霧島市牧園町、忘れの里 雅叙苑。 自家源泉かけ流しの湯と、無農薬栽培の自家菜園で作られる新鮮なお野菜、にわとり牧場で育てられる鶏と卵などが愉しめます。食材の自給率は9割だとか。自給率高く暮らしていた頃への回帰、日本の田舎の原風景。
天空の森とは全く違った雰囲気ながら、同じように非日常が目の前にありました。
天空の森で野遊びをした後、雅叙苑のスタッフさんに迎えに来てもらい、16:30頃に宿到着。
フロント辺りにたどり着くと、情緒ある一昔前の田舎村に入ってきた感じです。茅葺古民家、囲炉裏、土間の厨房に、おくどさん。干された野菜。苑内を闊歩する放し飼いのニワトリ。この雰囲気とっても好きです。
施設は、定員3人〜6人のお部屋が、全部で10部屋。一泊二食付きで、一人25560円〜48660円(土・祝日前日、27450円〜51180円)。チェックイン13:00〜チェックアウト12:00。
この日は満室で、キャンセル待ちしてましたら希望日数日前に、露天付のお部屋が空きました。
宿泊の部屋へ案内されると、まずお茶を用意してくださいました。蕎麦の甘くない和菓子と一緒に。
その後は苑内散策。敷地内は浴衣や作務衣で歩くことが出来ます。
苑内の囲炉裏端でレモン水のサービスや、Cafe Barの前でシェリー酒のサービスがされていました。
屋外の浴場は、建湯(たけるゆ)と名付けられた温泉施設。男湯と女湯に分かれていますが、21:00からは貸切になります。
敷地の一番先には、もう一つ貸切風呂。貸切風呂は空いていたら予約など不要で利用は自由。入口に部屋名の札を掛け利用します。札がなければ利用出来る状態です。大半のお部屋は、部屋付きで温泉が利用出来るからか、貸切風呂は混むこともなく利用出来ました。
雅叙苑は3つの自家源泉を使用しているそうです。その源泉をかけ流しで利用。炭酸水素塩泉のようですが、pH6.6の中性らしく、肌への刺激は少なく感じました。温泉からは立ち上る鉄の香り、、、
夕食はお部屋で出されます。時間は18:00、18:30、19:00のいずれか。
天空の森の無農薬野菜たっぷりの田舎料理に、自家にわとり牧場の新鮮な鶏や卵が中心の食事。味付けは薄めでシンプル。やはり、お野菜と鶏が美味しい!!
<夕食の献立>
・地鶏の刺身盛合せ・・・自家にわとり牧場で、餌に拘り手作りの発酵飼料を食べて元気に育った鶏。可愛いニワトリを見たばかりですが、新鮮なお刺身、美味しくいただきました(^^;
・季節の野菜盛り・・・天空の森で作る、無農薬野菜。数多くのお野菜が大鉢に入ってまして、胡麻ソースでいただく茹でキャベツが絶品でした。
・煮〆
・旬の盛合せ・・・地鶏、肝などの焼き物、郷土料理の、薩摩芋の「がね」も。
・だご汁・・・薩摩芋のでんぷんで作られた「だご」。半透明でもっちり食感!鶏のつみれや野菜の入った優しい味でした。
・黒豚の角煮・・・鹿児島黒豚を、黒砂糖、焼酎で味付け、じっくり煮込むそうです。添えられてるのは青梅の焼酎漬け。さらし葱がたっぷりのって。
・野菜の味噌田楽・・・里芋、椎茸、蒟蒻、厚揚げなど。良いお味でした。
・豆乳蒸し・・・里芋なども入って、柔らかいお味。
・摘み草揚げ・・・蓬、三つ葉、おおばこ、どくだみ、薩摩芋など。塩が振ってあり、そのままいただけます。
・田舎そば・・・毎日手打ち。そば粉と山芋をこねるそうです。そばつゆは天然乾燥鮎を使用した温かい一杯。更科好きの私なので、好みは違いますが、これ、そばがきだと好みです。
・鶏飯・・・奄美大島流。本当にお腹一杯でしたが、汁掛けの鶏飯は、サラサラと喉を通っていきます。
・みそ汁・・・野菜たっぷりです。
・食後のフルーツ
お腹一杯です。もう、何にも入りません!
<いただいたお酒>
・生ビール(エビス) 800円
・酒(越の誉)一合 500円
・自家製梅酒(ソーダ割) 900円
鹿児島と言えば焼酎なのですが、この後、サービスがあると聞いて、踏みとどまりました(笑
合図の板が鳴らされたら、外の囲炉裏にカッポ焼酎のサービス。
竹筒が何本も囲炉裏端に刺されていて、ほんのり温かい焼酎のお湯割りが入っています。それを竹の器でいただきます。
嗚呼、静かさも贅沢な夜、、、
朝は目覚めたら、好きな時間に朝食の準備がある、いちょうの間へ。
その途中にある厨房で、声を掛けられます。ここで、魚料理と卵料理を選びます。おくどさんで炊かれるご飯、炭火で焼かれる干物などを眺めながら、広間へ。
いちょうの間は、囲炉裏のある室内空間。古民家の雰囲気が良いですね。座卓とテーブルの二種類の席。窓際のテーブル席で景色を見ながら朝ごはんをいただきました。
<朝食の献立>
・温かい豆乳
・炊きたて白ご飯、玄米、薩摩芋
・白和え
・湯通し野菜、蒟蒻、肉味噌
・胡麻和え
・自然薯すりおろし
・豆腐
・葱、生鰹節
・自家製さつまあげ
・玉子料理(私は生卵)
・焼魚(私は鮎の干物)
・玉子入りの味噌汁
・そばがき
朝もお腹一杯です。お米も野菜も美味しい。野菜たっぷりの玉子入り味噌汁は、真の御馳走です。満たされて、部屋に戻ろうとしたら、厨房より渡されたものが、、、
・・・焼き芋(^^
割ってみると、紅芋でした。お腹一杯と言いながら、散歩しながら食べてしまったのですけど(^^;
ニワトリも居る苑内。通路はニワトリも通ります。でも、汚れたところも、ゴミが落ちているのも見ませんでした。スタッフさんの気遣いですね。その後もチェックアウトの12:00まで、温泉三昧。チェックアウトの際、野の花のペンダントと、おこげのおにぎりと玉子焼きを持たせていただきました。とってもゆっくり出来ました。楽しかったです。
価格が安いとは言えない設定です。これで高級食材がどんどん出たら納得度は高いのかもしれませんが、宿のスタンスは、出来る限りの自給自足。高級食材を買うほうが安くつくでしょうね。
自家菜園と、自家にわとり牧場。見た目は悪くても、無農薬の野菜をいただける安心感。それと、それを食べて育つ鶏。鶏の糞や落ち葉でつくる肥料で作られる有機無農薬野菜。この自給自足のエコサイクルは、ある種の理想ですネ。
生産から調理に至るまで、すべて自分たちの手でやってしまおうという考えで運営され、天空の森、雅叙苑ともに同じ食材を使われています。雅叙苑は、土地に根付く昔から食していた本物の料理を、ゲストに提供することをまず第一にされていました。
長く通われる常連さんは、この思想を支持されているのですね(^^
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46000713/dtlrvwlst/
先日、仕事関係の方と食事をしていた時に、鹿児島の妙見(みょうけん)温泉の話になりました。
鹿児島空港から車で15〜20分と近いので、東京から行きやすい。有名な旅館、「石原荘」と「雅叙苑」があり、日帰り温泉も楽しめる、とのこと。両旅館とも、人気があるので予約が取りづらい、という話でした。
1週間程前に、仲の良い同期と休みが重なるので、急遽どこかに行こう!という話になり、妙見温泉が頭に浮かびました。両方の旅館に問い合わせてみたところ、連休の後の平日ということもあり、どちらも空いていました。
どちらでも良かったのですが、値段が若干安かった(2000円ぐらいですが…)「雅叙苑」に行くことにしました。
13:30羽田発の飛行機は、定刻より10分も早く15:05には鹿児島空港に到着しました。
事前に予約していた送迎タクシーで、「雅叙苑」へ。
(1人1000円→2人で2000円。メーターで行くよりも、ちょっとだけ安くなります。)
緑深い山の中を通り、約15分で到着。近い、近い。
敷地に入るところに「にわとり優先」の看板が立っています。
「忘れの里 雅叙苑」は雑誌やテレビでよく取り上げられている、有名なお宿。でも、私個人的には、名前は聞いたことがありましたが、どんなところか知りませんでした。雅叙苑、という名前から(目黒・雅叙園のイメージ)、なんかギラギラと豪華な旅館というイメージを勝手に持っていましたが…
実際にはそれとは正反対。茅葺き屋根の昔の民家風の建物、敷地内に放し飼いにされている鶏、囲炉裏、昔ながらの台所、などなど素朴で懐かしい、昔の日本の山村の風景を再現しているお宿なのでした。
敷地内に入ると、こんな感じ。
お部屋は全部で10室だそうです。
フロント、ロビー(って言う言葉は似合いませんが…)も含め、茅葺の建物やら、昔っぽい民家風の建物が立ち並んでます。 私達の泊まったのは、露天風呂の付いていない1番安い部屋(^ ^;Δ
でも、敷地内には男女別内湯、打たせ湯(ラムネ湯)、足湯もあり、部屋にお風呂が付いてなくても全然問題ありませんでした。
ちなみに平日1泊2食付1名(消費税・サービス料・入湯税込み)で、24,510円でした。
部屋に露天風呂付きの場合は、33,000円〜。
玄関を入って、お部屋。
6畳ぐらい。あまり広くはないですが、独立した建物なので、窓がたくさんあって、閉塞感はありません。
部屋に着いたら、まずは、お茶とお菓子をいただきます。お菓子は、そば饅頭だそうです。
外側はヨモギが練りこんである。素朴な味で、美味しかったです。
お部屋の奥の扉を開けると、こんな板の間の部屋。
お風呂はありませんが、脱衣所的なスペースなのでしょうか。この右手にトイレがあります。
二面が窓になっていて、すぐそこは川、そして川の向こうには「石原荘」が望めます。
リバー&石原荘ビュー(笑)
こちらはお部屋にくっついている板の間スペース。
こちらも石原荘ビュー(笑)
でも、川の流れを見られるのっていいですよね。
部屋についている洗面台。使いやすくはあるのですが、これはビジュアル的にいまいちな感じ…。かなり古いけれど、アンティークな感じでもなく、中途半端に古い。ネットで他の方のクチコミを見ていたら、やはりこの洗面台にダメ出しをしてました…。
デザイナーズホテルとか、アジアンリゾートのような、完璧なオシャレさを求めちゃいけないのかなー、やっぱり。
元々が古い日本家屋なので、色々と制限はあるんでしょうね…。
ひとっ風呂浴びがてら、苑内を散策〜(~∇~)〜♪
こちらは昔ながらの台所。夕食は別のところで作るそうですが、朝食はこちらで用意するそうです。
奥にかまどがあって、手前はお魚を焼くところ。
干されている大根、人参、青菜。お漬物用。
ウェルカムドリンク?食前酒?
シェリー酒が冷やされて、用意されてました。粋な感じー(o^^o) ニヤ
木箱が置いてあったので、開けてみたら…
おやつが入ってましたーヽ(´▽`)/
「ふくれ菓子」
黒糖味の蒸しパンみたいな感じ。
素朴な味で美味しい♪
にわとり君、発見!
すごーくきれいな、にわとりじゃないですか?!
羽の色とか美しくて、見とれてしまいました(人´∀`).☆.。.:*・°
フロントの隅にいた雌。もう卵はないのに、そのままずっと温めてるのだそう。
なんかかわいそう…。
こちらは雄と違って、真っ黒。これはこれですごくきれい。
この萱葺きの建物、手前がフロント。奥がロビー。
ロビー、と言っても、囲炉裏端(笑)
夜(20時過ぎ)にはこちらに焼酎お湯割りが用意されて、自由に楽しむことができるのだそうです。
日中は、レモン水が用意されていて、お風呂上りに美味しくいただきました。
ポストカード 壁紙 コメントを書く 囲炉裏端にも、おやつがありました!
ふかしたサツマイモ━━ヾ(*´∀`*)ノ━━━
こちらが男女別の内風呂、「建湯」。岩を削った立派なお風呂。お湯も熱めで、気持ち良い。源泉かけ流し。
難を言えば、シャワーがないんですよね…。体や髪の毛を洗うのは、湯船から桶で汲み上げて、ザッパーンとかけながら。
私自身は特にそれでも問題ないのですが、抵抗がある人もいるだろうなー、とおせっかいながら思いました。そんなに安いわけではないお宿なのに、珍しい。
この日の宿泊客は3、4組だったようで、全く他のお客さんとバッティングする事もなく、入りたい時に貸切り状態で入浴することができました。お風呂付きの部屋でなくても、全く問題なし!
貸切り風呂、打たせ湯(ラムネ湯)。
全体が赤茶色〜(笑)
かなりの鉄分が含まれていると見ました。
お湯の中にも鉄の化合物系、湯の花がモロモロと浮いていて、ちょっと気持ち悪い…。
でも、なんか色んな病気に効きそうですが。
打たせ湯。上から流れ落ちるお湯は結構激しくて、下にいると結構強いマッサージになります。
お湯は全てかけ流しだそうです。少し鉄臭いお湯。
こちらは川沿いの足湯。
以前、川を挟んで向かい側にある「石原荘」に泊まったという知り合いの人が皆口を揃えて、向かい側の「雅叙苑」の露天風呂が丸見えだった!と言っていたのですが、多分ここのことだと思われます。ということは、ちょっと前まではここは足湯ではなくて、普通の混浴露天風呂だったみたい。あまりにも丸見えなので、足湯にしたみたいです。
賢明な判断のような、でもちょっともったいないような…。
川の向こう側の「石原荘」。新しい建物を増築しているようでした。夜、私達の部屋から、向こうに宿泊している人達がお食事してるところとかが見えました。
食事は「石原荘」の方が美味しい、という人もいるそうです。雅叙苑とは、コンセプトも雰囲気も違う感じ。
今度こちらにも泊まってみたい。
お腹が空いていたので、夕食は早めに18時からお願いしていました。夕食は各々のお部屋でいただきます。
まずは、自家製の果実酒と共に、「季節の野菜盛り合わせ」
かぼすをしぼって、特製ドレッシングをかけて。これが本当〜に美味しかった。
新鮮なお野菜って美味しー!!!
「天空の森」で作った、新鮮な無農薬野菜だそうです。
地鶏の刺身盛り合わせ。近くに「にわとり牧場」の、新鮮な鶏肉を使ってるんだそうです。
自家製の鶏肉つくね、地鶏焼き、豚トロ炙りなど。
だご汁。「すいとん」みたいなものを想像していたのですが、サツマイモのでんぷんで作った「だご」は弾力のある葛餅みたいな感じ。
山菜田楽。
色んなお野菜、栗、芋などを(多分)一度揚げてから甘辛い味噌でからめてある。
これまたとっても美味しかった♪
鹿児島ならでは、黒豚の角煮。お煮しめ。
天然鮎の塩焼き(たで酢で)。
摘み草揚げ。よもぎ、みつば、おおばこ、どくだみ、ゴーヤ、サツマイモ。
どくだみの葉っぱは、独特の味だった…。
そば粉100%の手打ち田舎そば。これは、正直あまり美味しくなかった…。
全くコシがなくて、もろもろした感じ。信州そばで育ってるもんで。
栗おこわ。漬物。味噌汁。フルーツ(梨、ぶどう)。
品数が多い上に、1品1品の量も多いので、本当にお腹いっぱい!
栗おこわは全部食べられませんでした…(もったいない!)。
お味噌汁は具だくさんの田舎風で美味しかったです。お漬物も手作りな感じで良かった。
夕食の後、もう1回しっかり温泉を堪能し、23時には就寝〜(+.+)(-.-)(_ _) ..zz
なかなか寝心地の良い布団。でも、掛け布団がカバーからすぐはずれる…。
私の寝相が悪かったんでしょうか(^ ^;Δ
朝食は敷地の奥にある、別の建物で8:00〜10:00の間にいただきます。
うわー!朝食もこんなに豪華!
新鮮な野菜たっぷりの身体にも美味しい朝食。
この1食で、確実に30品目取れる感じ(*´▽`)b
そしてご飯は、かまどで炊いたもの!
焼き魚と卵料理は、自分で選ぶことができます。鯵、鰯、鯖、きびなご、など。
選んだのを炭火で焼いて、持って来てくれます。
卵も取り立ての新鮮なものを、生卵、温泉卵、目玉焼き、玉子焼きなどから選びます。
こういう朝ご飯は、本当に嬉しい♪
飛行機の中で、お土産にもらったかまど炊きご飯のおこげのおにぎりと卵焼きをいただきました。首から下げられるようにしてある、小さなブーケももらいました。
「忘れの里 雅叙苑」は、ほっとできる温かいお宿でした。
http://4travel.jp/traveler/ni-ko/album/10182155/
いきなり始まりました“温泉シリーズ” 第一弾を飾るのは温泉宿にはまるきっかけとなった鹿児島は妙見温泉にある『忘れの里 雅叙苑』
我が家のバイブルである雑誌dancyuで取り上げられていたのを見て以来印象に残っていたということ、そして鹿児島空港から車で15分という地の利も出かけてみる理由のひとつになったのかもしれません。
ここを初めて訪れたのは記憶をさかのぼること5年前。 天降川(あもりがわ)沿いの起伏に富んだ千坪余りの敷地に古い農家を移築した 10室程が点在。薪のにおいが立ち込める木立の中には放し飼いの鶏がウロウロと のどかな雰囲気で迎えてくれました。
案内された部屋は「風」という名前だったかな?
茅葺の屋根で囲炉裏の間もあり まさに田舎のお家におじゃましたような佇まいだった。ふと見ると殺虫剤が数種類
そこもまた自然がいっぱいと感じる点でした。
お風呂は渓流沿いの露天風呂、打たせ湯、そして巨大な一枚岩をくりぬいた 「建湯(たけるゆ)」という半露天風呂。掛け流しでとうとうと流れるお湯は熱めながらも とても気持ちがよく、お風呂場にシャワーがないちょっとした不便さもかき消されました。
こちらの囲炉裏では夜になるとかっぽ酒がふるまわれます♪
http://pokonen.blog.so-net.ne.jp/2005-05-08-1
部屋に到着するとすぐにお茶と和菓子を出してくださいました。 あんこが入ったよもぎ餅だったと思いますが、素朴な美味しさ。 とともにテーブルには「○○様ようこそおいでくださいました・・」といった言葉が書かれた緑の葉が置かれていて ちょっと嬉しくもありました。
夕食は部屋で 少しずつ運んでくれるのを頂きます。地鶏のたたき、鮎の塩焼き、季節の野菜を中心に九州ならではなのか少し甘めの味付け。箸や器にも竹を使っているのが特徴的でした。
手打ちの短め麺が特徴のお蕎麦が登場しお料理終了・・・ かと思いきや山菜炊き込みご飯に団子汁が運ばれ加えてデザートとしてフルーツとプリン。。。もうお腹いっぱい。
でも係の方が「もうしばらくしましたらおぜんざいをお持ちします」って。
その時は え゜・・・と思ったけれど、旅先とは夕食時間が早くまたお風呂にもう一回入ったりするものだから意外とお腹が空くもの。 ぜんざいもしっかり頂戴しました。
翌朝食は別棟の御食事処で。
お膳に所狭しと置かれたおかず達。手造り豆腐と特筆すべきは敷地内にあるかまどで炊かれたご飯。お芋も入っていてとても美味しい。 お腹がいっぱいでもおかわりしてしまいます。 チェックアウト時にはかまど炊きごはんをおむすびにして持たせて下さり 女性にはお花の首飾りという演出も。
http://pokonen.blog.so-net.ne.jp/2005-05-08-2
我らの温泉行脚のきっかけとなった雅叙苑。
あれは2000年6月のこと。 dancyu様の罠にまんまと・・・(^^;)いえ自ら身を投じていったいった訳ですが、
それまでは「温泉なんて〜まだまだそんな。。。」とか「一泊○万円!?とんでもございません」 なんてことを思っていましたっけ。外国の南の島にばかり目が向いていたこともあり。
ただこちらは平日で一番シンプルな部屋ならば2万円で泊まれたので、それが初心者としては良かったのかも知れません。そこへ来て、宿に到着するなり敷地入り口には「にわとり優先」って 書いてあったり・川のせせらぎが心地よく(時には眠れない程に)・緑いっぱいでマイナスイオン 出まくりだし・薪の匂いは古き良き日本風で。。。その他モロモロ すっかりやられてしまった 次第です。
という訳で私たち、こちらへ実は三度も行っております(初回から2年の間で立て続け)
さすがに最初の感動は薄れるものの、散策がてら近くの滝を見に行ったり、竿を借りて横の川で魚を釣ったりと普段出来ない自然を満喫できましたし。夏に行った折には“食後に花火をいかがですか”と宿の方から頂き童心に返りましたっけ。
写真のように露天風呂付きの部屋(←お高いですヨ!上は5万円程だったかと)も増え、 それ以外にもその後少し離れた広大な土地に「天空の森」という日帰り露天風呂もオープンしたそうな。
連泊の場合、または希望によっては“囲炉裏での炭火焼き料理”を選ぶことができます。
雑誌やテレビでも数々取り上げられ、色々評されているようですが 私たちの中では、突然迷い込んだ異空間とも思える自然の雰囲気が印象に残ったままです。 百聞は・・・と申しますしね。
***ひとつ心残りは***
雅叙苑のお隣に「妙見石原荘」という宿がありまして、 後々雑誌で内容を知ったのですがここがまた良さげなんです♪♪
三回もこの土地に足を踏み入れながら&存在を知っていながら なぜ一度は石原荘に泊まってみなかったのか!?!と自問自答。
いえ 今からでも行けばいいんだけど・・でも〜・・・:-)
http://pokonen.blog.so-net.ne.jp/2005-05-13
雅叙苑に宿泊した際、特に連泊した時などは、近くを散策してみるのも良いものです。
「うら☆うら★雅叙苑」で書いた滝もありますが、もう一つ。とっても不思議なモノを見つけました!
その名は「熊襲の穴(くまそのあな)」。
ちょっとした山の上にあり、日頃の運動不足を感じつつ・・痛感しつつ・・・・
急な階段を登って登って その先に不思議な穴は存在していました。
「熊襲」とは日本書紀の時代、この地方に住んでいた人々のことで彼らが生活していたと言われている洞窟なんだそうです。ところが、中に入ってビックリ(◎◎;)
何とも不思議な現代アートがそこにはありました。なんでも1990年に鹿児島県出身の萩原貞行という画家が完成させた壁画なんですって。
雅叙苑に宿泊の際には、ちょっと覗いてみませんか?
白状します:初めに訪れたときは途中で断念。 二回目に登頂成功致しました!!
(、、、って大層に言う程の階段ではないのですよ。私達が怠け者なだけ)
http://pokonen.blog.so-net.ne.jp/2005-06-05
宿編
「作りすぎ」だとか賛否両論あるみたいですが私は雅叙苑の明確なコンセプトが大好き。よくも悪くも 田舎のおじいちゃんの家に来た感じの宿です^^
「雅叙苑は、昨日を忘れる里といい 明日を忘れる里という」がキャッチフレーズの宿。
昭和45年に、妙見温泉の湯治宿「たじま本館」の次男、田島健夫氏が創業した宿でその当時は公共工事のおじさん達がよく泊まる宿だったらしいです。昭和50年に、鹿児島の田舎の生活文化を、継承していこうと決心し茅葺きの古民家を移築し始め現在に至る。今では宿泊者の多くは関東圏からのお客さんだそうです。日本人の心の奥に潜むものに訴えかける何かがあるのではないでしょうか?
宿の敷地は思った程広くなく、一本の通路を挟むように茅葺き屋根の客室・囲炉裏・カフェ&バー兼読書室などがある。
フリースペースでもある 囲炉裏裏「不忘れ舎」では、ふくれがし・蒸かし芋・レモン水が無料で頂ける。
夜は 囲炉裏に竹酒がささっていて 火にあたりながらお酒を片手にゆっくりできる^^
この ふくれがし・蒸かし芋が素朴でめちゃくちゃ美味しい♪雰囲気とかもあるのかもしれませんが〜
でも私が宿泊した時は、無くなっても補充されていなく・・ 食べれてないお客さんもいたかも
お値段も安くない宿なのでここら辺は頑張ってもらいたいですね^^;
お土産は ふくれがし・梅干し・漬物など素朴で美味しいモノが沢山
※注文分だけ手作りなので、ふくれがしは前日までの予約が必要だそうです。
にわとり優先道路と鶏
雅叙苑と言えば新鮮野菜や新鮮鶏料理が美味しい宿ですが・・
この鶏はペットで食べないそうです(笑)
車で5分の所に 森に囲まれた専用養鶏所がありました。夕食が楽しみ ̄ー ̄+
私が感じた
○な所:
本当に村に来た様に感じさせてくれる演出。
×な所:
「接客」やフリースペースの ふくれがしなどが無くなってもそのままな所。
それなりの料金の宿なのでそこはもう少し頑張って欲しいと思いました。
部屋編
まずは 忘れ里雅叙苑という里?に入って、お庭というか通路?でウエルカムドリンクを頂きます。
なんかこういう演出も粋ですね^^
今回宿泊するのは紅(べに)という部屋。囲炉裏や売店を抜けた先、通路右側の一番手前の部屋になります。
高台に建っていて、一戸建て離れにになっています。
お茶菓子と着物
テーブルの上には、「○○様ようこそ」と葉っぱに書かれたメッセージなど心温まる演出がつづきます。
画像とは別に季節のお菓子(3月だとアラレとか)もあり。着物は厚手で生地がしっかりしたものでした。
部屋 べには【定員2〜3名】
囲炉裏の板の間+和室6帖+テラス+デイベッド+客室露天風呂+トイレがあります。
お手洗い場はちょっとお部屋の雰囲気とあってないような平凡な作り。
囲炉裏はチェックインすると火を入れてくれ暖をとる事が出来ますが、他に(鶴の湯の様に料理を焼く・温めるとか)活用しないのが残念。。
この部屋で一番気に入ったのはテラスにある、デイベッドと客室露天風呂。
屋根もあり全天候 お風呂⇒ごろ寝でき、忘れ里を抜ける風が本当に気持ちがいい♪
ただ難を言うなら 気をつけないと外から見えてしまう事^^;
囲い過ぎると眺めは悪くなるし・・難しい所です・・ 客が自由に使えるツイタテの様なモノがあった方が良かったかも。
温泉は客室専用の山手にある源泉だそうで、薄く緑がかった良い湯でした^^
お布団はチェックアウトまでひいていてくれます^^(希望者はあげてもらう事も可)
冷蔵庫にはソフトドリンクから焼酎までバラエティーに富んだラインナップ。
ただ川を挟んで向かい側の石原荘のコンビニ価格と比べると割高感はいなめない。
私の感じた
○な所:
デイベッドでの寛ぎのひとときがとても気持ちよかった。
×な所:
デイベッドがもう一つ欲しい。 テラスに自由に使う事のできるツイタテが欲しい。
仲居さんが入ってくる時のチャイムが聞こえずらい。
囲炉裏をもっと有効活用したかった。
温泉編〜
雅叙苑で以外に良かったのが温泉!
部屋の若干緑がかった温泉から絶品炭酸泉まで私が確認したかぎり、少なくても3っつの源泉を所有しているようです。
なを現在は立ち寄り湯はやっていない為、入浴するには宿泊する必要になる。
「建湯」
こちら事実上、雅叙苑の大浴場。石鹸・シャンプー・リンス、自由に使用できるタオルが設置されている。
ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉
成分総計1564 PH6,56 泉温41.3℃の湯が大きな岩をくり抜いた 迫力のある浴槽に並々と注がれている。
「42,5℃に保つために温度調節しています」と張り紙とありますが、この日はかなり加水されていた。 この辺は向かいの石原荘さんを見習って欲しい所・・
でも、ほのかに濁り鉄臭がして、街中の温泉と比べるとかなり良い湯。
それもその筈、小屋のすぐ脇に源泉がある。超新鮮湯だぁ〜^^
源泉井戸をしり目に 向かったのが 「うたせ湯」
うたせ湯は 入口近くに立て札があり、この札を「入浴中」にすると貸し切り利用できる。
好みは分かれると思いますが湯治場の雰囲気をそのまま残すこの浴場・・
これだけみたら、とても高級旅館の浴槽とは見えません(笑)
浴槽が二つと うたせ湯があり、石鹸とカランのみ設置されている。
ただこの浴場にある炭酸泉の浴槽は本当に最高!!!
泡付きなどシュワシュワ度・温度など考慮すると全国トップクラスの炭酸泉!!!
割れた浴槽の底からコンコンと絶品炭酸泉が湧いています^^
中華の卵スープの様な湯の花も舞っていて・・
あ〜もう本当に良い湯でした^Q^
夕食編
私の祖母の実家が鹿児島にある(鹿児島でもかなり田舎・山の中)
そこは、夕時になると各軒先から煙があがる。なんとも日本人の感性に語りかけてくる「懐かしい風景」
祖母の実家にお邪魔するといつもおじちゃんが鉄砲で仕留めた猪や 庭で飼っている鶏をシメて振舞ってくれたり
湧水を五衛門釜にため、薪で沸かしてくれる。なんともいえない、心の芯がポッと暖たかくなる様な気分になる。
ただこんな環境が誰にでもある訳ではない・・
しかしここ雅叙苑(がじょえん)では宿泊すればだれにでも、「ソレ」を味わう事のできる^^
あくまでも「田舎のおじいちゃんの家に来た」様な感じ。創作料理や会席料理を期待してはいけない。
(もちろん一品一品、おじいちゃんの家よりクオリティーは十分高いです(笑)
自給自足の新鮮食材を、素材の味を活かして食すといった感じでしょうか〜
「季節の野菜をたっぷりごま和えで」 「季節の野菜盛り合わせ」
天空の森で作られている無農薬野菜、作る人の優しが伝わってくる一品。本当に野菜が美味しい。
「地鶏の刺身盛り合わせ」
自家鶏牧場で餌にこだわり、手作りの発酵飼料を元気に走り回らせ育てた鶏を使用。
程良い弾力と肉の旨み・甘みがダイレクトに伝わってきます^^
早朝にシメたばかりだそうで、鮮度は抜群! 街中ではまず味わえない一品!!
庭を走り回っている鶏じゃなくてよかった(笑)
「黒豚の角煮」 「だご汁」
鹿児島黒豚を黒砂糖と焼酎で味付けしじっくり煮込んだもの。 田舎風の味付け!美味!!
だご汁には さつま芋のでんぷんで作った だごが入っていて 目にも食感にもおもしろい。
「野菜の味噌田楽 黒豚入り」
里芋、しいたけ、こんにゃく、厚揚げなどがはいっている。
「豆乳蒸し」 「摘み草揚げ」
よもぎ、みつば、おおばこ、さつま芋など 野草・地元の食材を用いた天ぷら。
「田舎そば」 「竹の子御飯」
蕎麦はそば粉と山芋をこね 毎日手打ちをしたものを 天然の乾燥鮎を使用した汁でいただく。
正直蕎麦は標準点でした^^;
HPで料理をみた段階では「地味だな・・」と思っていたのですが
この宿のコンセプト・イメージにあった食事で自家製食前酒から最後まで「美味しい」の連続で 大変満足しました^^
○な所
徹底したコンセプトと合わせた食事。(これは東北の宿以上かも!)
絶品自家製素材の味を活かした料理の数々。
×な所
部屋食だったのですが、料理を出すタイミング。
チャイムが聞こえづらく、いきなり入って来られた様になりビックリする事もしばしば。
せっかく部屋に囲炉裏があるのに、使えない事。
朝食編
夕食は良かったのに、朝食は・・とい宿が多い中 雅叙苑は最後まで抜かりなし!
(むしろ配膳のタイミングなどおもてなし度は朝食の方が高かったり・・)
コンセプトそのままに田舎料理なのですが、時折のぞかせる京料理にも通じた 「食材への細やかな心使い・粋」など素晴らしいと思いました。
田舎宿ならではの風景
水屋
部屋が水屋(水を扱う場所=台所の古称)のすぐ上だったこともあり朝食の頃になると、部屋までお釜で炊くご飯の甘い香りがプ〜ンと漂よってきました♪
朝食では魚種類や卵料理の調理法を選ぶ事ができ、焼き物は炭で炙ってくれます。
いちょうの間
朝食はいちょうの間で頂きます。窓際からは天降川や石原荘さんが見えます。
季節によっては、火鉢が各所に置いてあり 暖かい火の温もりを感じる事が出来ます。
まずは暖かい豆乳から 釜戸で炊いたご飯から 自家製さつま揚げなど一品一品心がこもった料理で本当に美味しい!
さすがに、おじちゃん家では朝からこんな食事は出てきません(笑)
鹿児島名物の肉味噌、自然薯すりおろしなど 美味しいご飯のおかずになるもの続きます。
卵入りの味噌汁。
炭で炙ってくれた焼き物の美味しさは、一味も二味もちがいます♪
卵料理は、半熟温泉卵か卵焼きどちらかを選ぶ事になるんですが・・ どちらも美味しかった!
卵焼きには、削りたての鰹節が添えてあり、二度三度美味しくいただけました^^
夕食の鶏の刺身もそうですが、こういった所が自前の養鶏所を持つ「がじょえん」の強みではないでしょうか。
本当に朝から美味しいご飯でお腹一杯。
12時のチェックアウトの時間まで、部屋のデイベットでごろごろ&朝温泉を楽しむ事ができました。
おまけ
ランチの「お蕎麦定食」と おみあげでいただいの「お焦げ入りのおにぎり・卵焼き・お花」車中で頂きましたが、この おにぎりと卵焼きが何故か涙が出る程 美味しく&懐かしく「また忘れ里に帰ってきたいな」と思う一品でした。
○な所
徹底したコンセプトと合わせた食事。(これは東北の宿以上かも!)
絶品自家製素材の味を活かした料理の数々。
おみあげの お焦げ入りおにぎりは心に染みました。
×な所
なし
http://kokogaiikamo.blog107.fc2.com/blog-category-7.html
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:::::::::| ,. -v' \ まーた変なところに迷いこんじゃったよ…
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:::::::::| \ ¨ _ l 元の世界に帰れるかな?
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:.:.:.:.:l,二 } / /_¨ ._ ¨ ー- .___, へ、
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雅叙苑に関しては、石原荘と違って毀誉褒貶が極端なのですが、以下の意見を一応客観的な評価と考えてもいいのではないでしょうか:
天空の森とは違いますよ [忘れの里 雅叙苑]
夏みかんさん 投稿日:2007年1月24日
風呂とシャンパンの向こうに山々が…という、雑誌などでよく見る写真は、離れにある別館の「天空の森」。
あのイメージで行くと、そのこじんまり感にがっくりくると思います。わたしは知っていて行ったけど、正直東京から行くところではないし、その地域の人が行っても、あの「田舎風」の造りにどこまで感じるかは疑問。お風呂もぱっとしないし、お料理も申し訳ないけど、多いだけで、味は醤油系一辺倒で飽きる。
ということで、かなり割高に感じました。東京の一流旅館と同じ値段をとるのなら(ましてや交通費もかなりかかるところなのだから)、もう少し勉強したほうがいいのでは?
天空の森にそこまで投資するのなら、もう少し本体も見直したほうがいいのでは?…
などと、余計なことまで思ってしまいました。ちなみに同じ九州でも、湯布院の玉の湯などとは格が違います。わたしはそちらをおすすめします。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen007045/1.htm
評価対象外 星→(−)'09/11/10 ('07/11 訪問)
pixie23715 ( 男性・福岡県 )
この宿を初めて訪れたのは、もう17〜8年前のことである。その当時は、まだまだ、売出し中で、電話予約の際の応対もよかったと記憶していた。「内湯付です」と通された部屋の【内湯】が、部屋の外の天降川に面した石造りの露天風呂だったことは、ご愛嬌であった。今は、二泊目からしか用意されない【いろりの炉辺焼き】も普通に、夕食に供されていた。
部屋数も少なく、山側の数軒はここ7〜8年の間に付加されたものである。部屋数が、増えると人も増える。擬似過疎化の体験が、できなくなる。まあ、宿というより【高級田舎民宿】みたいな状況であるから、
私は、細かいことは気にしないことにしている。しかしながら、この宿のコンセプトも限界に近いと思われ、新しいコンセプトなのか、やけくそなのか、【天空の森】なる施設を編み出した。山のてっぺんで、日がな一日、日光浴でもして過ごすか、まったくもって、不可思議である。価格設定も、現実ばなれした数字が、ホームページに踊っている。
もう、この宿の売りの【帰ってみたいおばあちゃんの田舎家】では、世の中、通用しないでしょう。最後に、泊まった際に、全然、癒されませんでしたから。ここ、遠くて、行くのもめんどくさいし、ってところでしょうか。
脱力しまくりです。評価対象外です。寂しいな。
客の存在を「忘れ」の里 '09/10/30 ('03/07 訪問)
よぴのすけ ( 女性 / 標準点:3.0 )
ここは各メディアからも評価が高く、しょっちゅう「温泉大賞」みたいな賞を獲得していいる常連宿。
もちろん、メディアでいい事尽くめの紹介を見ている私も洗脳されるに決まってるじゃないですか。
それはそれは期待して行きましたよ。結果大ハズレ!!!
まず、入口を裏から入ったからか正門を見つけられず、コンクリ建ての地下に車を入れました。
旅館の方がお迎えに来てくれて、なんとかチェックインできました。
これはまあ、いい。
お風呂は掛け流し。こりゃいい。小さいお風呂にお湯がどんどん掛け流されています。
ザブリと入ってお湯をザーッと流す優越感。お風呂はとにかく良かったです。
夕飯は部屋食でした。普通に美味しかったと思います。
が、ひどかったのは翌日です。
我々は川沿いにある露天・シャワー・デイベット付の部屋(多分Dタイプの「風」と思います。)に宿泊していたのですが、8時過ぎごろけたたましい音で目が覚めました。
どうやら部屋の真下を工事しているようで、コンクリやアスファルトを削る掘削機の「ドドドドド!!」という地鳴りが部屋の下から来るのです。もちろん床が揺れてます。チェックアウト時間はまだまだ余裕があります。
「まだ部屋に居るので、工事を止めていただけませんか?」と何度も電話でお願いしました。
「分かりました。」で一瞬は止むけどそれだけ。
客をそんなに追い出したいんですか?結局うるさすぎていられず、早々にお暇しました。
アンケートがありましたので、その旨色々書きましたが(朝食の鮎の干物がしょっぱかったとか)
それに対する回答はゼロ。
ああ、これぞ「ザ・天狗」な旅館だな〜、と思いました。
二度と行きませんし、こんな客をないがしろにする旅館は絶対お勧めできません。
あれからかなりの年月が経ち、それなりに改善されてるかもしれませんがてっぺんが変わらない以上、下々の人間も変わらないでしょうからこの評価で。
もし同じ妙見温泉で良い待遇をお望みなら、絶対妙見石原荘がいいです。
どうしても離れがご希望なら止めませんけどね。
もし旅館のオーナーがこれをご覧になって文句があるなら是非ご連絡ください。
嘘偽りは何一つ書いてませんから。
本当に客忘れの宿かも '10/10/14 ('10/06 訪問)
帽子好き ( 30代前半・男性・東京都 / 標準点:3.0 )
新婚旅行で行きました。
ここの建物等はほぼ全て雅叙苑スタッフの方達が建てたそうです。そのせいか全体の雰囲気は暖かく感じます。
料理は量があるけど特段おししい訳ではない。
気になるのは宿泊料金。
建設コスト等は絶対安いはずなのに宿泊料金はバカ高い。
一番びっくりしたのは帰ってきてからのお礼のおはがき。
"この度はありがとうございました。新婚旅行という事で〜"
と書いてあり最後に
『また伊藤さまが来られるのを楽しみにお待ちしております』 みたいな文章が。
あの....えっと....伊藤さんって誰ですか?? 名前間違ってますけど!!!
もちろんはがきは速攻で捨てさせて頂きました。ご来店頂いたお客様へのフォローとしては良い試みだと思います。ですが、ホテル/宿関連の業界の人間がお客様の名前を間違うのは致命的です。ルーティンワークで書いてるのが見え見えでがっかりです。こんな初歩的なミスをするならむしろ無い方が良い。
どなたかのレヴューにありましたが「客忘れの里」という異名はあながち間違ってないかもしれません。
客を忘れの宿でした '10/01/16 ('10/01 訪問)
karihiro
本当にがっかりの、客を忘れの宿でした。
部屋が全体的に汚かったです。特に風呂が。
カランは非常に安っぽいものが取り付けてあり、かなり汚れていました。
料理も野菜を蒸しただけとか生野菜の盛り合わせが大量に出て来てあまり工夫が感じられませんでした。
外の風呂から上がって部屋に戻るとき、男性従業員とすれ違いましたが様子をうかがうような目でこちらを見て、挨拶も無し。これには正直、ものすごくがっかりしました。ほかの女性従業員達も、客の様子をうかがっているように感じました。
非常に居心地が悪かったので、1時インで12時アウトでしたが、早々に引き上げました。
この時間帯でいつ掃除するのかも不思議。
この宿ほど、出した高い金額に見合わない宿に泊まったのは初めてでした。
もっと安ければ '11/05/10 ('08/04 訪問)
よこにこにこ ( 30代後半・男性・東京都 / 標準点:2.5 )
家族で宿泊しました。たどり着くまで少し迷いましたがこれくらいのほうが秘境っぽくていいですね。
お部屋には露天風呂がついていて囲炉裏もありましたがそこでなにか焼いたりするわけではないようです。
料理は全般的においしいし量も多すぎず大満足でした。有機栽培の野菜が甘みがあってびっくりしました。
田舎の古民家を利用しているとのことでいささか古い造りでしたが都会の高級ホテルと違いホトトギスのさえずりも聞こえましたよ。
だだ部屋に露天風呂つきといっても3万〜4万という料金は高すぎるかな、
15000〜20000円の宿泊費なら満足できる旅館だなと思いました。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46000713/dtlrvwlst/
雅叙園 (ホホ) 2009-01-08 09:27:23
平成21年1月5日に雅叙園に泊まりました。部屋に風呂の無い部屋を予約しました。
大変前評判の高い宿でしたので期待して行きました。結果から言いますと残念ながら期待を見事に裏切られるものでした。
食事 特に白いお米については竈で炊く雅叙園の売りのものでしたが、米自体が品質の低いものが使用されているようでしたし、炊き上がりもべちゃべちゃでした。その他のオカズも野菜中心は良かったのですが、味付けや盛り付けもセンスの欠けるものでした。
これがそこそこの宿泊料金なら納得しますが、法外な値段であることを考えるとオ−ナ−の反省を求めます。
また、お風呂については入りにくい事この上ないお風呂ですし、夜に離れた風呂場に向かうにはとても危険な階段や道を歩かなければなりません。聞くと見るとは大違いでした。
最も酷かったのは部屋でした。隙間風が入り、とても寒いのです。それをカバ−するためにスト−ブとエアコンを目いっぱいかけっ放しにするので、翌日は喉を痛めて、散々でした。とても人には薦められない宿です。
冬の雅叙園 (tomotubby) 2009-01-08 19:11:58
ホホさん。レポートありがとうございます。泊まられた部屋は私の泊まった部屋かもしれません。
食事の方は、自然食を謳っている分、コストパフォーマンスは低いような気もします。まぁ、そういうのも含めて雅叙園体験なんだといわれれば、そうなのかもしれないけど。川向こうの石原荘の方が料亭経営してる分、まっとうな料理が食べられると思います。
川沿いの露天風呂は昼は丸見え、夜は真っ暗なので、私はもっぱら内湯に入っていました。お風呂が遠いというのは冬だと寒くてつらいですね。風呂つきの部屋だと気にならないかもしれないけど、風呂がないと身に沁みますね。天空の森を頂点として、宿泊客にも階級があるような気分になります。
私の泊まったのは9月で、隙間風はあまり気になりませんでしたが、冬の雅叙園、風呂なしの古い民家の部屋というのは、どうやらオススメできないようです。
雅叙苑 (sunday) 2009-04-26 19:04:04
私も先日風という部屋に泊まりました。テレビで紹介しているのを見て行くことにしました。
着いてしばらくすると、窓を閉めていたにもかかわらず揚げ物などの匂いが部屋中に籠り、話し声やドシンドシンいう音が聞こえてきました。どうも隣りが厨房になっていて、女の人達が料理を作っているようでした。
本が置いてあり、付箋がしてありましたが、全部自分を誉めるものばかりで、興ざめでした。
全体的な雰囲気はいいと思いましたが、古いのを逆手にとって、設備費や食費にお金をかけずに、うまくメディアを利用して、実情と見合わない金額を取っていると感じました。
「風」は、川沿いにある唯一の藁葺き屋根の離れだから、朝食が出される「いちょうの間」の隣だし、厨房は私の泊まった「水」の下の階っぽいから、匂いが漂ってくるかもしれませんね。↓参照くださいhttp://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/0d58899bb01dc5c571546682496ed12b
設備は維持費用はそれなりにかかると思うんですが、食事は↑でホホさんが書かれた通りだと思います。
ヨイショ記事を載せる本がおいてあるのは、よくありがち。右っぽい雑誌や本がおいてあるホテルチェーンよりましかも。できれば近隣の観光ガイドなんかも置いてほしいですね。
雅叙苑U (sunday) 2009-04-27 11:24:44
かなり長くなりますが、補足させてくださいね。
例えば、雨どいは壊れっぱなし、壁も壊れっぱなし。部屋のシャワーは水が変な方向に飛ぶし、温度調節もうまくいかないしで、宿の人に電話したら、後で修理しておきますとのこと。シャワーヘッドを掃除するだけでもいいからすぐ来て下さい、とお願いしたら来てくれましたが、長いこと放置してあったようで、ヘッドを開けることも出来ず、結局そのままでした。また、シャンプーなどが、このクラスの宿としては非常に質の悪いものが置いてあって、ここは公衆浴場?と思いました。
食後にコーヒーを頼んだのですが、コーヒーは別料金で500円とのこと、支払う金額からもそれは納得いかなかったので、サービスで戴けないのですか、と言ったところ、だめですとのこと。上の人にコーヒーはサービスでもいいのではと伝えてください、と言ったところ、一応言いますけど取り上げてもらえないと思います・・・ということでした。結局、従業員用の自販機が置いてあるので買って来てあげましょうということになり、100円渡して缶コーヒーを買って来てもらいました(笑)
シャワーのことで来てくれた人も、ここだけで収めたいと必死な感じが伝わって来て、なんだか気の毒でした。
また、テレビに出ていた人の行きつけの宿、みたいなことをテレビでは言ってましたが、それとなく女の人に聞いたところ、取材に来ただけで、泊まったことはないということでした。同じことを男の人に聞いたところ、個人情報にあたるので・・・と濁していました(笑)
ついでに、離れなのに音と声が響くんですけど、と言ったところ、離れではありませんよ、というお返事でした。実際離れではないようです。
昭和の原風景は私もいいと思いました。
外のお風呂に水道とシャワーが無くても昭和だから、部屋のシャワーが使いにくくても昭和だから、コーヒーが出なくても昭和だから、部屋が隙間風だらけでも昭和だから、・・全部ひっくるめてそれがうちの良さなんです、ということでしょうか。
やっぱり値段に見合うだけの心地よさを提供すべきだと思うのですが。それか、妥当な値段に下げるべきだと思います。
まあ、うちはリピーターになることはないので、もう関係ないんですけどね^^
ひどいですね (tomotubby) 2009-04-28 00:41:59
なるほど...施設はあまり手をかけていないのかもしれませんね。「水」にはお風呂がなかったし、どちらかというと新らしい民家なので、あまり気になりませんでしたが。
実は私も飲み物が飲みたくていちょうの間の裏手の販売機を見つけて買ってきました。翌日は石原荘でケーキセットでお茶しました。sundayさんには石原荘の方が気に入られるのではないかと思いますね。
Unknown (sunday) 2010-01-16 01:14:22
私は部屋があまりに汚くて、目のやり場にも困りました。
二人で8万円ほどを支払いましたが、正直、わざわざ大変な目にあうためにお金を出したようなものです笑
Unknown (sunday) 2010-01-16 21:57:37
今の時期、雅叙園に泊まったかたは、特に気の毒です。きっと寒くてたまらないはず^^;
客が減って、経営者の方は、またメディアに取り上げてもらおうと必死かもしれませんね。
私は貸家業ですが、お客さんが心地よく生活できるように、クレームには即対応するし、自分が住むつもりになって修理も絶えず行っています。ですから、たったあれだけの客室数なのに、きちんと修理や交換、及び掃除をしないのが不思議でたまりません。あの日、部屋のシャワーが使えなかったので、他の部屋のシャワーを使ったのですが、そこのシャワーがまた古くて汚くて使いにくくて。
シャワーを交換してもいくらもかからないはずです。一人3万以上も取るのに、こんな汚くて安物のシャワーで申し訳ないと思わない感覚がおかしいです。
昭和の施設で平成向けサービスを行う難しさについて (tomotubby) 2010-01-17 16:14:59
もともと移築された古民家で昭和の原風景を作るのと、それを用いて満足度の高い洗練されたサービスを平成の訪問客に提供するのは、両立が難しいのでしょうね。特にもともと無かった水回りの設備をどのように配置して充実するかは課題だったのだと思います。私の泊まった部屋にはまるで安旅館のような小さな洗面台が窓際にあって、しょぼく感じられたのを覚えています。
また雅叙苑はバリ島の高級リゾートを参考に作られたと聞いたことがありますが、バリはご承知のように常夏で隙間風も気になりませんし、寒い冬に風呂に入ることを前提にしていませんので。
屋久島、トレッキングの後に温泉というのがいいですね。世界遺産保護強化で入山規制が始まる前に行きたいです。
Unknown (sunday) 2010-01-17 19:21:41
う〜ん・・・バリ島・・・
私は川沿いに置いてある昼寝用ベッドを見て少しそれっぽいと思いましたが、あちらの高級リゾートと比較するのは失礼なくらい狭いし、チャチ・・・^^;
それにあちらはバッチリエアコンがきいたように記憶してるんですけど、雅叙園の部屋は暖房しても寒くてたまらないんじゃないでしょうかね〜
すき間はともかく、たぶん初めはもう少し綺麗だったと思うので、水周りや壁など補修すればいいのに・・・
あの感じだと、たぶん私が泊まった部屋のシャワーヘッド、掃除してないと思いますよ〜
洗面台も今どきは安くて、取り替えてもいくらもかからないのに、なぜ替えないのかな〜?と思っちゃうんです。
だって、全然お金をかけてないのが見え見えで、かかってるのは人件費だけ。
肝心の経営者の方はマスコミに売り込むのに忙しいのでしょうか?
ほとんどあそこには おられないみたいですね〜
そこに置いてあった本に、高級リゾートによく泊まりに行く、と書いてありましたが、自分の宿にも泊まってみればいいのに・・・
本には世界の高級リゾートとして雅叙園も載ってましたけど、あれが高級リゾートだなんて、日本人として恥ずかしいです〜
雅叙苑の感想 (急行かいもん) 2010-10-16 22:32:57
雅叙苑は、3年前に泊まりました。
一番安い部屋で26,000円、期待はずれでした。18,000円が妥当な金額だと思います。
露天風呂付に泊まれば、また印象が変わるかもしれませんが、ここで40,000円近く出すなら、由布院玉の湯にでも泊まるほうが賢明ですよ。1993年にTBSの日本温泉旅館大賞に登場してから一躍有名になったようですが、よしがうら温泉ランプの宿と同様で宿泊料金が高すぎるのです。
そうですね。 (tomotubby) 2010-10-23 11:29:19
同感です。
http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/c6f98bfd889e51a3123acccf00fa4864
要するにこの現代では、幾ら上手く宣伝して洗脳しても、疑似田舎風テーマパークや疑似田舎風料理ではお金を取れなくなって来ているという事でしょう。
鶴の湯温泉もテーマパークだけど、雅叙苑とは違って本物だし、なにしろ この料金ですから:
乳頭温泉郷・鶴の湯温泉
秋田県仙北郡田沢湖町田沢字先達沢国有林50
1号館 10,650円
2、3号館 8,550円
本陣 9,600円
http://www.tsurunoyu.com/
ここは何時代?タイムスリップしたような錯覚に陥る
鶴の湯の玄関と言える門の前まで来ると他の温泉街とは天地の差を感じる。
黒い壁に茅葺屋根でできた一つの集落のような佇まい。何処か違う世界へと飛び込んでしまったかのような気になる。敷地内には黒い壁で統一された建物が無造作に連なる。
こちらが本陣の部屋
部屋の中には囲炉裏があり、火が焼べられ、灯油ランプがぶら下がっている。本陣の建物は江戸時代に湯治場として使用していたものをそのまま残して現在は旅館部として使用している。
古い歴史ある建物ではあるが、古いままではない。人気の秘密は新しいものを取り入れている事も大きいだろう。
「綺麗な洗面所、ウォシュレット付のトイレ、暖房」
こういった新しいものを取り入れつつ、風情を味わえるという旅館だ。訪れる人は大昔そのままの生活を体験する修行僧ではない。昔懐かしい鄙びた雰囲気を感じつつ、快適に過ごせる空間を求めてきている、という事を理解している方が経営されているからこその人気なんだな、と感じた部屋だった。
囲炉裏を囲んで山の幸を味わう
食事は全て山の幸。お膳に載せられて部屋へ運ばれてくる。
メインは田沢湖名物の山の芋鍋。粘り気の強いやまと芋を使用し、鶴の湯で作っている特性味噌で味付けされた鍋は素材のうまみが引き立ち絶品。今回乳頭温泉へ来る際楽しみにしていた一つだ。
岩魚は囲炉裏の火で自分で焼くという心憎いおもてなし。焼かれたものを持ってきてもらうより自分でというのは楽しいものだ。しかも焼きたては皮がパリッとし身がやわらかく本当においしい
素朴な山の幸と聞いていたので、鶴の湯の別館、山の宿で以前食べた山の芋鍋定食(山の芋鍋と少々のおかず)を想像していたが品数の多さに驚いた。肉は小さい豚肉一切れのみ、むしろなくていいほどに思う。他は山菜やキノコが並び大満足すぎるおかずの数々。宿泊料9000円にしてこのボリュームはお得感が高い。
http://www.hikyou.jp/akita/turunoyu/turunoyu.htm
乳頭温泉郷は、国内で1、2を争う超人気温泉、秘湯ブーム発祥の地だ。中でも乳頭温泉郷でもっとも歴史が古い「鶴の湯」は、「行ってみたい温泉No1」の人気の湯宿である。従って予約が非常に難しく、私の場合は4ヶ月前に電話で予約した
田沢湖の北東、乳頭山(1,478m)の西麓、先達川が縫うようにして流れるブナの原生林に囲まれて、7つの温泉、7つの温泉宿が、標高1,000mの高所に点在している。乳頭温泉郷だ。乳頭七湯の中で歴史が最も古いのは鶴の湯で、寛永15年(1638年)に秋田藩主佐竹義隆公が入浴した記録が残されている。
宿の開業は元禄14年(1701年)、昭和56年に経営を引き継いだ佐藤氏の経営手腕により、それまでの湯治客と登山客を相手にしていた鶴の湯を、全国屈指の秘湯の宿として育て上げ、さらにJR秋田新幹線(田沢湖線)の開通もあって、いまや日本で1,2を争う人気温泉となった。
私が宿泊した部屋に置いてあったノートにも、全国各地からやってきた宿泊客の記帳があり、「やっと念願だった鶴の湯に泊まれました」「何回ツーリストに通っても予約できなかった鶴の湯にようやく来れました」といった書き込みが目立った。
明治・大正の雰囲気が残る温泉地・温泉宿は全国に点在している。しかし江戸時代にタイムスリップしたような温泉宿はそう多くない。
県道を離れ、鶴の湯に向う山道は、途中で舗装が途切れてしまう。これだけの人気温泉だ。県なり私道として鶴の湯が舗装するのは予算的に簡単なことだ。この未舗装はあきらかに意識的だ。行き止まりの駐車場も未舗装、線引きもない。
駐車場の目の前に関所を思い起こさせる門柱、これをくぐって砂利道を進むと、左手に「本陣」と称する茅葺屋根、黒く塗られた建物が奥まで伸びる。
ここは江戸時代、代々の秋田藩主が訪れた際に,、警護の武士が詰めた長屋の面影を残す。本陣の各部屋には囲炉裏が切られ、これを囲んで食事をとる。向かい側は杉皮葺きの湯治棟だ。本陣の奥に帳場があり、その先には小川が流れている。、昔発電していた水車小屋もあった。
敷地内半径50mに泉質の異なる4種類の温泉が湧く。これを利用して、有名な混浴露天風呂の「鶴の湯」の他、女性専用の露天風呂が2つ、それに何れも男女別の内湯「白湯」「黒湯」「中の湯」、他に打たせ湯の「滝の湯」がある。これらはすべて宿泊棟の外にあり、浴衣に下駄、手ぬぐいをぶら下げて行くことになる。
内湯は「湯小屋」と呼ぶに相応しい年季の入った(様に見える)木造の素朴な建物に、同じく木造の浴槽。露天風呂は巨岩を配するようなおどろおどろしい設計でなくて、周囲の雑木・野草と調和した小さな池という風情で、まことに心が癒される。
小さな橋を渡って、右手には鶴の湯を代表する大きくて開放的な混浴露天風呂が垣間見えた。関東から来た男性とは、
「いい湯ですね。やっと鶴の湯に来れました。」
「私も長い間の夢でしたが、ようやくそれが叶いました。」
としみじみと幸福感に浸った会話を交わした。
尚、立ち寄り湯は10時から15時まで(400円)。休日には周辺の山道で渋滞が起こるくらい混雑する、という記事を見た。年末年始、ゴールデンウイーク、お盆など、出来たら休日も避けた方が賢明だろう。
http://www4.kcn.ne.jp/~t-yoko/13-akita/nyuutou-turunoyu2.html
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3. 天空の森
天空の森
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田市来迫3389
0995-76-0777
http://douga.rakuten.ne.jp/v?656ba2
http://tenkunomori.net/
http://tenkunomori.blog.shinobi.jp/
http://www.kashikiri-onsen.com/kyusyu/kagoshima/minamikirishima/tenkunomori.html
野あそびプラン 10時間貸切半日プラン(お一人様52,500円)
(ランチ・お飲物シャンパン付)
花ちる里 (お一人様31,500円・4時間・ランチ付)
奥茜 (お一人様26,250円・4時間・ランチ付)
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天空のパビリオン
フォレストランチ 12:00〜14:00 8,400円
アフタヌーンティー 14:00〜16:00 5,200円
エステ (野あそび・宿泊の方のオプション)
15,750円〜
私が好きで良く利用している、鹿児島県妙見温泉、忘れの里雅叙苑と経営者が一緒の「天空の森」を紹介します。
と言っても宿泊料金は、1泊2食(一人当たり)150,000〜200,000円なので、手も足も出ません。
でも気になるので1年前に日帰りの「野あそび」プランを利用してみました。
日帰り利用の料金は、
(一人当たり)
4時間(食事1回)31,500円。
6時間(食事1回)42,000円。
10時間滞在52,500円(食事1回+軽食1回付)
です。利用したのは、6時間(食事1回)42,000円でデイステイ専用ヴィラ「ツバメの巣」でした。日帰りでこの料金です。高級旅館に宿泊出来ちゃいますね。
天空の森の敷地内はカートを利用して移動します。パビリオンからカートに乗り、一番奥の建物までの移動です。カートを降りて少し歩くと建物が見えてきます。
ツバメの巣の入口です。意外にも和風の建物です。
逆からの外観です。こじんまりした建物です。
室内に入るとベッドルームがあります。
洗面所。トイレ。シャワールーム。
室内から外を見ると。
眺めが良い露天風呂です。とても開放的な露天風呂でまさに天空です。
露天風呂につかりながら、天空の森の段々畑と渓谷が見渡せます。
露天風呂から建物を見ると。
オプションでエステを利用する方はこちらの建物で!
さて、こちらのプランは冷蔵庫内はフリードリンク。おやつは天空クッキー。
食事は、天空の森のお野菜と、鶏牧場の鶏肉
自家製パンに、自家製ベーコンのサンド。
プリンに野菜ジュースそしてコーヒー。
あと、シャンパンも料金内で用意できるという事でした。銘柄、大きさは不明です。
運転があるので、野菜ジュースを選択したと記憶しています。
ボリューム満点でパンは持ち帰りしました。
天空の森の野菜バスケットは持ち帰り自由です。
もちろん飛行機に乗せて来ました。
この日の天気は小雨でしたが、帰る頃には回復して霧島連山を見ることが出来ました。
何もない広大な山を開墾して出来た3つの宿泊棟、2つの日帰りヴィラ。天空の森はとても素晴らしい楽園でした。
しかし私の収入では、宿泊は無理ですね。これが現実です。
http://blogs.yahoo.co.jp/rm5564/7032389.html
五感で感じ五官が蘇る、エデンの園!「天空の森」 '12/01/04 ('11/12 訪問)
akii (600) さんの口コミ ( 女性・福岡県 / 標準点:3.0 )
鹿児島県霧島市牧園町の予約制プライベートリゾート、天空の森。
借景は霧島連山のパノラマ。50ヘクタールの広大な敷地に点在する和風様式ヴィラが5棟のみという贅沢な施設です。
この広さゆえ守られる極致のプライバシー。自然の懐に抱かれ、日常の全てを忘れ、心身を解き放ちたくて予約しました。
先ずは、利用料金ですが、、、
・宿泊 :
◆茜さす丘・霖雨の森 150300円
◆天空 201400円 (消費税・入湯税・サービス料込・1名料金)
[ベッドルーム1棟、リビングルーム1棟、露天風呂・内風呂、朝食・夕食・フリードリンク(冷蔵庫内)、チェックイン14:00・アウト12:00]
・野遊び :
◆花散る里・つばめの巣 4時間プラン 31500円、6時間プラン 42000円(消費税・サービス料込・1名料金)
[利用時間 日中の4時間または6時間(受付9:00〜20:00)ウェルカムドリンク・ウェルカムベジタブル・ピクニックランチフリードリンク(冷蔵庫内)]
・ワンデーエスケープ :
◆花散る里・つばめの巣 10時間プラン 52500円 (消費税・サービス料込・1名料金)
[利用時間 9:00〜20:00までの10時間。ウェルカムドリンク・ウェルカムベジタブル・ ピクニックランチ・トワイライトメニューの2食付き、フリードリンク(冷蔵庫内)]
このような形態でして。施設情報は多く持っていましたので価格は知っていましたが、宿泊料金の価値を私は見出せるか?
そこに自信は持てず、野遊びすることにして、この日の宿泊は同経営の雅叙苑にしました。
利用日当日、早朝から車で一路鹿児島へ。お昼から飲もうと思っているので、宿泊先の雅叙苑に車を持って行き、天空の森へと、車で送迎していただくことに。施設に到着すると、施設の入り口の麓にカートがお出迎え。カートでヴィラへ移動です。
場所は霧島温泉の鄙びた山間ですが、ヴィラに到着するとその雰囲気はがらりと変わります。
◆野遊び : 花散る里 4時間プラン 31500円
遅刻して1時間遅れでの利用。12:00〜16:00の4時間体験です。
ヴィラは高価な造りではないですが、素朴な木造で寛げる雰囲気。中にはコットンシーツの敷いてあるデイベット。トイレのドアは無く、シャワーブースあり。アメニティの質は良いです。温泉を利用をした床暖房が暖かく心地よい。床下を流れる温泉の音に癒されます。テレビは置いておらず、CDプレーヤーと雰囲気の合うCDが置いてあります。
外へ出ると広い木製デッキ。木の上にもデッキが作ってあり、ここでもお昼寝出来るようにコットンのシーツと枕が用意されてました。デッキの上の木製チェアにも、タオルなど用意が。
デッキに、かけ流しのプライベート温泉。天候晴れ。目の前には霧島連山の絶景!!この時期にしては、暖かい日でした。
贅沢な野遊びのスタートです。
どこからが、このヴィラの敷地なのかは分からない広さ。隣のヴィラの近くになると立入禁止の札で分かるようになっているそうです。
スタッフさんも、勝手にヴィラへ来ることもなく、必ず事前に連絡があります。
温泉に入り、素っ裸でヴィラ内に居られるという、エデンの園。
私は抵抗ありますが、広々とした場所で霧島連山を背景に屋外全裸が可!
この開放感は、もの凄いですね。勿論、全裸でなくても、バスローブなどの用意もあります。
到着時には、緑茶のクッキーとお茶を淹れてくださいました。
さて、ピクニックランチがついてます。到着すぐにいただくことにしました。屋外でも屋内でも好きな場所にセッティングしてくださるとか。
外は流石に寒いかなと思って、室内にセットして貰いました。スタッフお二人で、大きなピクニックバスケットを持ってこられ、準備。
施設の畑で作られた新鮮な野菜と、所有の鶏牧場の地鶏がメインです。以下のものをいただきました。
・モエエシャンドンブリュット クォーターサイズ
・たっぷりの香味野菜
・素揚げ野菜の冷製和出汁浸し
・羽根身のロースト、野菜のグリル
・野菜たっぷりのスープ
・鶏のローストサンド、茹で玉子、スイーツパン
・烏骨鶏玉子のプリン、フルーツ
・珈琲
とにかく、お野菜が美味しい!!
和出汁に漬けた素揚げの冷製は、瓶の中のお出汁も全ていただきました。岩塩や烏骨鶏玉子のマヨネーズ、オレンジ風味のオリーブオイルなどが用意されていて、素材の旨みをそのままいただく喜びを感じます。
お腹一杯いただいて、その後は温泉、、、
泉質は、鉄分を含む強アルカリ性。源泉掛け流し。周りに衝立などがあるわけでなく、360度の景色を見ながら温泉に浸かる。
高千穂峰が霞むように見え、新燃岳が煙を上げる様も。
十分温まったら、デッキで、木の上で、デイベットでお昼寝。
これを繰り返していると、段々と無心になって行きますね、、、
お手軽な価格ではないですが、タイムシェア別荘のような感覚を持ちました。高級感ではなく、自然を愉しむ。何にもしないという贅沢。食材も高級食材など一切出ません。ここの大地が育んだ実りの野菜がメインです。ピクニックランチだとこれで十分満足です。
何をもって贅沢なのかは個々嗜好により別だと思いますが、私は身心ともにデトックス出来ました。
一度宿泊してみたいなぁと呟いたら、家族はこの価格で宿泊するなら都会のホテルスイートが良い!と言ってましたが(笑
虫が多いので苦手な方は注意です。この時期でも蚋(ブヨ)が居ました。虫対策は施設側でも十分にしては居られます。
利用後は、宿泊先の雅叙苑が迎えに来てくれました。鹿児島空港から車で15分の距離。都会のゲストを視野に入れたコンセプトリゾートですね。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46006603/
お料理がネック '10/09/06 ('10/09 訪問)
Mole2 (9) さんの口コミ ( 40代前半・女性・東京都)
今回初めて「天空」に一泊させて頂きました。第一に空港15分の立地は良いですね(この価格帯ではお約束どおり無償送迎制)。チェックイン14時アウト12時。
他の方に加筆するならば…露天風呂は4人入っても大丈夫そうな大きさで、底部は巧みに段差が配されていて(基本的に浅い)長湯出来ます。お風呂も含めたウッドデッキは広大(緩やかな階段も含めると50畳超)で、超個人的にはヨガをやるのに最高のロケーションだと思います(特に朝ヨガ)。今のところお部屋にヨガマットはありませんでしたが(他のリゾートでお部屋に備え付けだった経験あり)次回の為に貸し出し備品としてリクエストするつもりです。オーナーもスタッフも、聞く耳持っていらっしゃいって非常に高得点。
サービスは優秀でした。例えば…事前に親子で行くとのみお伝え。敢えてキングサイズベッドについては何も申しませんでしたが、チェックインしたらちゃんとツインになっておりました。お誕生日であることをお伝えしたら、なんとっ、ツルムラサキ(花と実)、オクラ(大きな花!と実)、トウガラシ(実)等々で作ったブーケをお夕食時にプレゼントして頂き、感動しました。
ついでにエステについて一言。150分で約2.5万。予想どおり、おかかえではなくホテル外の方が来るシステムなのですが、質はかなり良かったです。
一番ネックであるお食事は、事前に他の方の口コミをこちらで拝見して参ったお蔭で覚悟が出来ていた為わりとすんなり受け入れることが出来ました(過去にこれ程食べログさんの存在に感謝したことも無い…という微妙な経験…)。
しかしながら、一泊40万超払いながら、心の準備をしていらっしゃらないと普通の方は大変なショックを受けると存じます。オーナーさん自らお夕食時にご挨拶にいらした際、次のように仰っていました。
「お客様にご挨拶するのは元来好きですが、内心とてもこわいです。何故ならお客様の評価が二分されるので」
「…僕にとっては「自然」が「ゴージャス」なのに…」
以下私が勝手に代弁…
「それが分らないお客様にはココは評価されない」…
はい、「自然だけがゴージャス」位の心構えで泊まりに行くと痛い思いをしなくて済みますよ。自分達は食べログでの予備知識&オーナーさんのこの言葉…により、提供する側のスタンスが理解できたので、「地産地消」「ロハス」なお食事にもそれなりに満足しました。
ただ、他の方が書いていらっしゃるとおり、へたをすると単なる手抜きにしか思われない点は改善すべきでしょう。他の方は「ワイフが作った方が…」と書かれていましたが、自分(♀)の場合は「私だったらピーマンのムース、とうもろこしのすりながし…等々作りたい!」と作る意欲がわきました(笑)。
シェフの専門は和食だということですが、いずれにせよ、あまり技量・味覚(センス)は高くないようで、お夕食は東京だったら6-7千円の価値だろうといった評価しかできません。
ただ、朝食にも昼食にも、パンの種類を工夫して焼いて下さった点やお野菜そのもののお味は高評価です。身体も正直なもので、一泊滞在しただけで「コーヒーを飲みたい=コーヒーが美味しくない」と感じなくなったので、体内は浄化されたのかもしれません。つまり、私がマネージメントでしたら、最初から「精進料理」「体内を浄化できるメニュー」などと謳ってしまうでしょう。
マイナス要素を沢山記しましたが、ロケーションは他では得がたいです。中々普通のアタマでは出来ないプロジェクトを実現したオーナー(お会いしたら愛すべきキャラクターでした♪)には脱帽。ずっと存続して欲しいリゾートです。自分のようにパンツ一丁で「天空」敷地内を遊びまわったりしなくても、いらした全ての方が心洗われたり、来てよかったと感じると存じます。
ただ、かなしいかな今のお値段とお食事の質だと殆ど全ての方に「不満」を残すと思います。自分だったら一割価格を下げて、且つお食事の質を少し改良して、稼働率を上げようとします。そこは、ご精算明細書にさりげなく同封されていたカードや、チェックアウト日の内に入っていたメールのとおり、他で類をみないほど向上心が高いスタッフなので、期待大です。是非、このページで皆さんの口コミの中に改善点を確認して、また再訪したいと思っております。
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46006603/dtlrvwlst/1983978/
国内ではネクストレベルの究極リゾート '10/08/10 ('10/07 訪問)
mogula (233)
鹿児島は霧島温泉郷。 忘れの里 雅叙苑(食べログでは低評価(笑))のオーナーが手がける、「天空の森」。
ホテル、旅館、施設、空間・・・ここは今の日本においてはどのカテゴリーにも当てはまらない、「天空の森」という一つの世界、オンリーワンのリゾートです。
海外においては、ホテルフリーク、特にアマンジャンキーの方には、インドの「アマニカス」、ブータンの「アマンコラ」、アメリカの「アマンガニ」、etc・・・などのネイチャー系のアマンリゾートと言えば、ある意味ではイメージが共有出来るかなとも思います。
言ってしまえば、この森の中の恵みで生活するという、究極的な「ロハス」と「自然回帰」の体験です。ヴィラ自体も、中にある家具や小物に至るまでも、森にある工房で森の木を切り倒して作られたものですし、食事も畑で作られた野菜と、鳥牧場の地鶏がメイン。
10年以上も前から、オーナーの果てしない構想により山を切り開き、一つ一つ道を作り、ヴィラを建て、今もまだそのプロジェクトには終わりがなく、訪れる度に違った顔を見せてくれるようです。
ある夏の宿泊体験記を。
空港にお出迎えがあり、車で約15分。森への入り口は狭く、カートに乗り換えます。
ここから全て敷地内。竹林や段々畑を通りながら、フロントを経由し、お部屋へ。
現時点では、東京ドーム約15個分の土地にわずか6棟のヴィラ。
とにかく広大な山の中。途中、野生のウサギがお出迎え。
他にもムササビなどの動物や、敷地内の「石坂川」にはスッポンもいるそうです。来年にはホタルも放すのだとか。
ちなみに虫が大の苦手な私ですが、夜も戸をしっかり閉め切っておけば、問題なく過ごせました。うっかり開けとくと悲惨なことになるでしょうけどね。
今回は「天空」という山の頂上付近のヴィラに宿泊しました。
外観は全てガラス張り、只ならぬ存在感です。部屋は木のぬくもりでいっぱい。
とても広いのですがちょっと天井が低く、気をつけないと頭をぶつけます。
リビングとベッドルームはそれぞれ独立しています。
露天風呂からの眺望は一面の雄々しい深い緑。これまた全てから解き放たれたかのような開放感。源泉かけ流しで、少し濁ったお湯はお肌すべすべになります。
そして日がな一日何もしない、というのがここでの一番のすごし方です。
ただただ裸になって大気を全身に感じていると、野生の感覚が見る見るうちに研ぎ澄まされていく、というより蘇っていくのが怖いくらいにわかります。まさに「自然回帰」です。
しかしオプションもちゃんとあります。エステや、目立ったところではヘリコプタークルージングなんてのも。
そういえばヘリポートも部屋に来る途中にありました。10分程度の体験飛行から、桜島遊覧、長いのは屋久島往復の3時間程度のコースなど。お値段は5万〜90万前後です。
また、少し階段を登っていったところに「天空」の部屋の庭とも言うべき、この山の頂上があります。標高は約300メートル。
ここには大きな椎の木が一本と、ブランコが一つ。霧島連山を眺める360度の大パノラマは圧巻の一言です。
なんとここで朝食を取ることも出来るというので、お願いしておきました。
そしてここでまとめて食事のレビュー。
部屋についてからしばらくして、ランチをフロント脇のパビリオンで頂きました。
外にはここにも小さな畑があって、ナスやトマト、スイカなどがいっぱい成っていました。ちっちゃな小屋のようなワインセラーもあります。
ざっくばらんにカレーや蕎麦、うどんなどの軽食類があると言われました。
「ディナーがボリュームあるから」、とも。
蕎麦を頼みました。一緒に「ウェルカムベジタブル」のトマト。ここでは野菜がとにかく売りなのだそうです。
ぶっかけ蕎麦と言われて出された蕎麦。蕎麦自体はそれなりですが、それよりもゴーヤ、トマト、茗荷、シソ・・・上に乗っている色とりどりの野菜たち。この圧倒的な瑞々しさ、それでいてしっかりとした味わいがあることにまずびっくりしました。
このあたりのシラス台地は野菜などの栽培に不向きだと思っていましたが、全くそんなことがないことを身をもって知りました。
むしろ今まで農家レストランのようなところにも色々行きましたが、とにかく野菜が美味しいの一言。
鶏牧場からの生みたての卵は綺麗な淡黄色であっさりとした軽い味わいですが、これも好きです。
さて問題が夕食。結論から言うとあまり満足できるものがありませんでした。これはがっかりです。要は、料理技術があまりにも稚拙なのです。ランチでもそうでしたが手を加えないそのままの野菜などは本当に美味しいのに、得意の野菜も温野菜にしただけでも味を高めるのではなく、ガクッと素材の良さを消してしまっています。もったいない。
シンプルで手作り感が溢れる点は、この天空の森のコンセプトそのままと言え、微笑ましくもありますが、それならばwifeの方が遥かに美味しく作れるんじゃないかとまで思ってしまった程です(笑)。
念のためですが、もちろん高級食材なんて求めてません。材料費のかからない野菜料理だろうがなんだろうが、美味しければ全く文句はありません。しかしとにかく料理の完成系に良さを感じない。後述しますが、こちらのコストでこの料理の質は致命的です。
まずアペリティフにピッコロサイズのモエが運ばれました。
最初はこれまた新鮮な生のササミ、砂肝、ハツ、レバー、ハラミ。
ただ少し肉に臭みを感じるのと、かかっているのは黒酢仕立てのドレッシングですが、正直この黒酢独特の酸味と刺激臭はあまり好きではないのです。これは好みなので仕方ありませんが、臭みが合わさってしまいました。別にドレッシングを用意して頂けたら良かったですね。
続いてきびなごのお刺身、桜島に見立てた大隈牛のローストビーフ、白身魚のさつま揚げ。
きびなごの酢味噌はやはり黒酢(泣)。
ローストビーフの下にはゴーヤのスライスで、ポン酢で頂く。まぁ凡庸。
さつま揚げは雑単一のお魚を使っているおかげで雑味なく、シンプルな味わい。
鹿児島を感じる前菜の盛り合わせです。
そしてこのあたりで、まだ料理が残っているのにもかかわらず、バトラーの方が早く料理を下げたがるのが気になりました。
今までは完璧な対応だったのですが・・・。
気を取り直してお次はアラ(クエ)をオーブンで蒸し焼きにしたもの。
アラ自体はそりゃ美味しい。ただ下味はトマトベースのソースで、あっさりはしていますが今ひとつ・・・。
もう一超え欲しいです。
肉料理は鶏のつくね団子と焼き野菜たち。
うーん、やっぱりちょっと肉には臭みがあるんだなぁ。
野菜も生ならホントに美味しいのに、焼野菜になった途端、熱の絶妙な通し加減を感じず、素材の良さを引き立てていません。
シメは主に奄美地方の郷土料理である鶏飯(けいはん)。
ご飯の上に鶏のササミをはじめ、梅干やシソ、茗荷や万能葱を自分で好きにトッピングをして、よく煮込んだ鶏がらスープをかけて完成。
スープは甘みを比較的強く感じる、とっても優しい味。中々いい感じです。
そして最後のデザートは、お菓子工房で作っているというシフォンケーキとプリン。
プリンは卵の割には普通でしたが、ケーキ。
これがなんだかんだでディナーでは一番記憶に残ったかも。
生地だけでなく生クリームもしっとりと軽やかで、甘みが繊細。
シフォンケーキは普段苦手意識があるのですが、これは美味しかった。
ついでにもう一つ。ワインリストは素晴らしい。
なかなかお目にかかれない掘り出し物や、グランヴァンもグレートヴィンテージがちらほら。
どれにしても、熟成された80、90年代のものが多く、ほとんど「コレクションをそのまま出してきた」といった印象です。
他にもご当地名物、芋焼酎は当然のごとくズラリ。
・・・夕食を終え、寝る前にはまた星空を眺めながらお風呂へ。
天の川の淡い光の帯や、流れ星がいくつも見えるくらいの満天の星空です。
いやぁ・・・感無量。俗世間の一切を忘れ去ることが出来ますな。
翌日。朝食は約束どおり、頂上で。
すでに準備が整い、バトラーのお姉さんが待っていました。
サラダがメインディッシュ!
あとは自家製パンやスープ、ヨーグルトなどがつくだけ、当然ヘルシーです。
そしてこのサラダ。一見なんてことのないサラダですが、これは生涯忘れることの出来ないサラダになりました。
摘み立ての葉野菜には生命エネルギーが満ち溢れており、朝の体に染み渡っていくのがわかるのです。
卵やベーコン、カッテ―ジチーズはこれに絶妙な旨みとコクを加えていますが、やはり主役は野菜。
なんだかこれだけ永遠に、無限に食べ続けられるような気がしました。
こんなにレタスが美味しいなんて思うことはまずないでしょう。これだけで言えば文句なしの★5.0です。
もちろん絶景は言うまでもなく、昼間のうだるような暑さとは打って変わった、朝の涼しい高原の風が頬を撫でたり、穏やかな陽光を浴びながら、本当に気持ちがよく食事が出来たことも大事なポイントです。
朝食を終えてから出発まで、川までカートで連れてってもらい、川遊びしてました。
水が本当に冷たくて気持ちがいい。
ここの川沿いでも頼めばご飯が食べれるそうです。
最後にコストについて若干の考察です。
宿泊棟は今のところ4棟で、どれも二名料金で一泊インクルージブで30万以上、天空に至っては40万です。
日帰りでも時間により3万〜5万程度です。
温泉旅館のカテゴリーであればおそらく今のところ国内で最も高価と思われますが、ホテルの最上級スイートと比べると割安になります。
またさらに、前述したような海外のネイチャー系リゾートホテルと比べると、逆にこちらのほうが価格帯はいくらか高めでしょう。
このあたりをどう捉えるか・・・です。
しかしいくらなんでも、印象に深く残ったものはあったと言えど、この価格帯でこの料理の質は有り得ません。
ここが最大のネックで、上記のようなことを踏まえると、もう少しコストを下げてもいいはずだと思います。唯でさえ食材費は自給分で賄われている部分が多いのですから。
ただ食事の質を憂慮したとしても満足度にはおつりが出るくらいで、国内では唯一無二の何者にも変えがたい体験であることには間違いないでしょう。ということで、料理は各種相殺した上での評価となり、そして「食べログ」的にはややずれてますが、料理を差し置いての総合★5.0です。とてもとても深い思い出として残りました♪
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46006603/dtlrvwlst/
ウーン、天空の森で20万円かけて野遊びするより、どこか山奥の野湯を探してキャンプ、焚火の周りで乱交パーティーした方がいいなwwwwwww
天空の森や雅叙苑に行く様な勝ち組さんのおバカさんは、何もかもすべて他人にお膳立てして貰わないと、自分一人では何も愉しめない人なんだろうね。
野湯&秘湯
野湯 秘湯 リスト(全国)[山の温泉ガイド]
http://www.mountaintrad.co.jp/overall/noyu_public.phtml
秘湯会と孤高の秘湯(全国) [山の温泉ガイド]
http://www.mountaintrad.co.jp/overall/query7.phtml
日本百名山と山岳温泉
http://www.sangakuonsen.com/index.html
AWL Action
http://awl-web.com/wp/
山で湯ったり(ばあどらんど)
http://www.asahi-net.or.jp/~xj8s-ab/trekking/spa.htm#top
http://www.asahi-net.or.jp/~xj8s-ab/trekking/hitou.htm
登山&のら湯-山道のあっち側
http://trek.tvlplus.net/mtspa/
野湯&秘湯
http://homepage1.nifty.com/oku896onsen/sub2.htm
全国の温泉探検目次(hot springs around Japan)
http://yukainatanken.web.fc2.com/photo.onsen.html
無料温泉&寸志温泉
http://www.biblio.tuat.ac.jp/yazaki/hitoh/onsenmain.htm
野湯・無料・寸志の温泉 東・西日本編
http://www.h6.dion.ne.jp/~noyu/noyulist.html
http://www.h6.dion.ne.jp/~noyu/noyulist2.html
乱恥喜温泉写真館
http://www5e.biglobe.ne.jp/~gonbe/onsen-toppage.htm
自遊人 - 特集 歩いてしか行けない秘湯へ
http://www.jiyujin.co.jp/onsen/aruite_kajiyama1.html
山の温泉ガイド 秘湯の温泉宿
http://www.mountaintrad.co.jp/
温泉探検 秘湯・怪湯 あぁ〜いぃ湯だな♪
http://blogs.yahoo.co.jp/jj3pxk/MYBLOG/yblog.html
じゅん☆ブログ
http://505060.blog12.fc2.com/archives.html
広河原、噴泉塔の湯、せせらぎの湯ほか 奥鬼怒湯沢の野湯
http://allabout.co.jp/gm/gc/80299/
http://allabout.co.jp/gm/gc/80300/
アウトドア気分で出かけたい野湯・秘湯 ガイドが選ぶ 川の湯 山の湯
http://allabout.co.jp/gm/gc/80281/
自分の足で歩かない限りは本当に良い物には出会えないんだけどね。
雅叙苑のオーナーは雅叙苑に来る知性・教養がゼロのお客さんばかり見ていて、努力する方向を間違えてしまったんだ。
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