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(回答先: ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界 投稿者 中川隆 日時 2017 年 9 月 11 日 16:27:41)
アキュフェーズのA級動作のパワーアンプで鳴らすゴトウユニットの音は凄いらしい
Date: 1月 8th, 2023
アキュフェーズがやって来る(その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=39121
別項「Meridian 210 Streamer(その11)」
http://audiosharing.com/blog/?p=39113
で書いているように、
来週あたりに、アキュフェーズのDP100とDC330がやって来るわけだが、
この他にパワーアンプのA20VとデヴァイディングネットワークのDF35もやって来る。
終のスピーカーといっしょにやって来るはずだったけれど、
部屋の片づけが間に合わず、友人の倉庫で預ってもらっている。
部屋の片づけもエレクターのワイヤーシェルフを導入して、
週半ばぐらいにはなんとかなりそうなので、それからアキュフェーズがやって来る。
アキュフェーズの製品を自分のモノとして使うのは、初めてである。
ステレオサウンドにいたころ、アキュフェーズの製品は、
ほとんどの試聴で使って、その音に触れてきている。
CDプレーヤー、コントロールアンプ、パワーアンプ、
そのどれも試聴室のリファレンス機器でもあったからなのだが、
自分のモノとして使ってきたことはなかった。
ほんの数ヵ月、P300Lを借りて鳴らしていたことはあるが、
それだけだった。
スチューダーのA727を購入したとき、
アキュフェーズのDP70と試聴室で何度か比較試聴したことはあるけれど、
選んだのはA727だったことは、別項で書いている。
なじみがあるようでないような──、
まだやって来ていないので、なんともいえないし、
私が聴いていた頃のアキュフェーズは1980年代だし、
私のところにやって来るアキュフェーズも二十年ほど前の製品ばかり。
ということもあって、どんなふうに感じるのだろうか、とそれも楽しみである。
http://audiosharing.com/blog/?p=39121
Date: 1月 9th, 2023
アキュフェーズがやって来る(その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=39135
近々やって来るアキュフェーズの製品で、
個人的に興味津々なのは、パワーアンプのA20Vである。
私がステレオサウンドにいたころのアキュフェーズは、
A級動作のパワーアンプを製品化していなかった。
それ以前は、P400がAB級とA級の切替え動作ができていたが、それっきりだった。
A級動作にメリットを感じない設計思想だったのだろうか。
それがA級動作のパワーアンプを製品化してきた。
P400のように動作切替えではなく、A級動作のみのパワーアンプである。
しかも筐体設計も変更になった。
それまでのアキュフェーズのパワーアンプは、ヒートシンクが筐体内部におさめられていた。
それが発熱量の多さのためなのだろうが、
筐体両側にヒートシンクが露出するかっこうになった。
私は、A級動作による、それまでのアキュフェーズのパワーアンプの音からの変化よりも、
ヒートシンクが露出することによる音の変化のほうに興味があったくらいだ。
すこし残念なことにA20Vは出力も小さめだから、発熱量もそれほどではないということなのか、
ヒートシンクは露出していない。
A20Vのくらいの規模で、ヒートシンクが露出する筐体設計ならば──、
そんなこともついおもってしまうのだが、
とにかくアキュフェーズのA級動作の音を、今回ようやくじっくり聴く機会を得る。
これまでわずかな時間での、いわゆるちょい聴きぐらいでは、
アキュフェーズのA級動作のパワーアンプは聴いているけれど、
そのぐらいでとやかくいえるわけではないことは承知しているから、
今回のA20Vは、いまとなって古い製品とはいえ、かなり楽しみである。
http://audiosharing.com/blog/?p=39135
アキュフェーズがやって来る(その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=39137
私の世代ゆえなのか、
それとも個人的なことにすぎないのか、
どちらなのかは自分でもはっきりとしないが、A級動作のパワーアンプというものに、
ある種の憧れがある。
パイオニアのExclusive M4が当時、A級アンプの代名詞的存在だった。
そして1977年にマークレビンソンのML2が登場する。
ML2の登場は、私にとって(すこし大袈裟にいえば)A級神話につながっていく。
けれど、アンプのことを勉強していくと、
A級動作は、すべての点で理想的なのかという疑問ももつようになった。
特に振動面を考慮すると、A級動作は常時大電流が、
出力段のトランジスターに流れているわけで、当然不利である。
それに発熱量の問題もある。
このあたりのことは以前別項で書いているので省略するが、
だからといってA級動作は不利なのかというと、必ずしもそうではない。
三年前に別項「muscle audio Boot Camp」で書いているように、
パワーアンプの出力インピーダンスは、おそらく音楽信号によって変動しているはずである。
その変動の仕方、変動幅も、A級動作かどうかで違ってくるものと推測できる。
実際のところどうなのかは、そこまでの知識がないので実際に測定したわけではないが、
変動していないと考えるほうが無理がある。
そして、これも推測にすぎないのだが、
A級動作のほうが、出力インピーダンスの変動の幅も小さいはずだ。
だからといって、音がいい、ということに直接結びついていくのかどうかは、
いまのところなんともいえないのだが、
動的な出力インピーダンスは安定しているはずである。
http://audiosharing.com/blog/?p=39137
アキュフェーズがやって来る(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=39141
(その2)に、facebookでコメントがあった。
そこには、アキュフェーズのエンジニアが、以前、
A級動作にはメリットがないが、あえてラインナップしている──、
そんな趣旨の発言を何かで読んだことがある、と書かれていた。
私は、その記事を読んでいないけれど、
アキュフェーズのエンジニアがそういう発言をしていたとしても不思議ではない。
なのに、なぜA級動作のパワーアンプを開発したのか。
アキュフェーズのA級動作のパワーアンプはA50だと記憶しているが、
このアンプの評価は、きくところによると、
ゴトウユニットで聴いている人のあいだで特に高かった、らしい。
私の周りにゴトウユニットを鳴らしている人は、いない。
けれど、友人の知りあいはゴトウユニットのシステムで、
アキュフェーズのA級動作のパワーアンプについては、絶賛しているとのこと。
ここまで書けば気づかれる人もいるだろう。
アキュフェーズの春日二郎氏もゴトウユニットだった。
私はアキュフェーズのA級動作のパワーアンプで鳴らすゴトウユニットの音を聴いてはいない。
それでも、なんとなくわかるような気はしている。
http://audiosharing.com/blog/?p=39141
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