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期待外れのスピーカー _ 三菱 DIATONE フロア型スピーカー 2S-305 NHKモニター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1208.html
投稿者 中川隆 日時 2022 年 1 月 01 日 08:20:10: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ベストセラーになったモニタースピーカー ヤマハ NS-1000M の音は現代でも通用するのか? 投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 24 日 08:21:00)

期待外れのスピーカー _ 三菱 DIATONE フロア型スピーカー 2S-305 NHKモニター

Mr.トレイルのオーディオ回り道
期待外れのスピーカー
2022年01月01日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b3f0bd206d5a4c139aca8ab477b446fe


スピーカーも色々使いましたが、期待通りのドライブ力を示してくれるスピーカーは少ないですね。何らかの手を加えてやらないと思う様になってくれません。その中で、一番期待外れだったのがRS-305だと思う。NHKモニターと云われBTS規格だ・・・とか・・・。鳴らして見るのが一番理解が早い。

ノーマルの状態でも、内部配線を交換しても余り変わり映えがしなかった。ウーハーは何とか使えるようだと感じたが、高域の5cmコーン型は全く評価できないサウンドだった。低域もJBL D130の方がより明るくて、弾む低音が得られる。1972年当時はかなりの高額SPであったが、当時もこのSPはお店に並んでいたが、選択はしなかった。それが正しかったと納得した次第。ただ「モニタースピーカー」としては、「無表情」ゆえに正しいのかも知れない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b3f0bd206d5a4c139aca8ab477b446fe

DIATONE 2S-305 ¥47,000(1台、1958年発売時)
¥56,000(1台、1968年頃)
¥78,500(1台、1969年頃)
¥120,000(1台、1971年頃)
¥200,000(1台、1975年頃)
¥250,000(1台、1977年10月1日改定)
¥350,000(1台、1984年頃)


1955年に発表された2S-660から3年を費やし改良されて誕生したスピーカーシステム。
NHK技術研究所との共同研究によって開発されました。

2S-305は何十年もの間、BTS-6131に規定された音質監視用R305の指定名称で、国内の放送局をはじめ海外の放送局や、音響専門メーカー、音響研究所で標準再生用として採用されました。
また、高い技術精度で作られる一つ一つのパーツをシステムとして完成させるため、エンクロージャーの製作、部品の組立て、取付けにいたる過程すべてが熟練した職人による手作業により行われていました。

低域には20cmコーン型ウーファーであるPW-125を搭載しています。
PW-125の振動系はクロスオーバー周波数1500Hz以上で高域が減衰するメカニカル・フィルターになっており、ネットワークを使用しなくても不要な高音の放射がありません。

高域には5cmコーン型トゥイーターであるTW-25を搭載しています。
このユニットの振動板は有効振動半径2cmとなっており、磁気回路には磁性材料の中でも高い方の飽和磁束をもつとされている鉄・コバルト合金を使用して、高能率化を実現しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。また、カバとラワンの薄板を1枚1枚接着し外角に丸みを持たせることで、回折現象による中・高域への影響を防止するとともに、機械的強度も高めています。

1台1台に無響室での実測データが添付されていました。

壁掛け用の2S-305C(灰色)や600Ωのマッチングトランス付もありました。

別売りオプションとして専用キャスターがありました。



周波数特性 2S-305の写真 詳細寸法図と断面図T 入力端子部
機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型

ユニット等構成
低域用:30cmコーン型(PW-125)
高域用:5cmコーン型(TW-25)

ネットワーク:HP-170
再生周波数帯域 50Hz〜15kHz
40Hz〜16kHz ±5dB
入力インピーダンス 8Ω
クロスオーバー周波数 1.5kHz
定格入力 20W
最大入力 60W

出力音圧レベル 96dB/W 102dB/VA

ネットワーク 高域:12dB/oct
外形寸法 幅650x高さ880x奥行445mm
重量 45kg(1975年以降のカタログ記載)
50kg(1969年〜71年のカタログ記載)
別売 専用キャスターMC-1380A(¥30,000)

https://audio-heritage.jp/DIATONE/professional/2s-305.html
 

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コメント
1. 中川隆[-13036] koaQ7Jey 2022年6月13日 09:33:50 : agdRaMM22M : T0g0clMvalpUdTY=[7] 報告
Date: 6月 12th, 2022
日本の音、日本のオーディオ(その40)
http://audiosharing.com/blog/?p=37449

アグレッシヴとまでいわれたことのある日本のスピーカーから鳴ってくる音。
(その38)で引用している瀬川先生の文章も、そのことを伝えているし、
1980年代の598のスピーカーの音は、まさしくアグレッシヴだった。

それだけではない、ハイスピードを謳ったスピーカーシステムが、
一時期各社から登場していた。
ハイスピードを謳ったモノほど、そこから出てくる音はアグレッシヴであった。

その一方で、日本のスピーカーを代表する存在として、
日本の音とはっきりといえる存在として、ダイヤトーンの2S305があり、
2S305の音は、アグレッシヴからはほど遠い。

日本のスピーカーのアグレッシヴな音は、
店頭効果によって生み出されたもの──、そういう見方はたしかにできる。

でも、ほんとうにそれだけが理由なのだろうか。
日本のスピーカーシステムは、どの方向を目指していたのだろうか。

2S305の後に登場した日本のスピーカーで、
海外でも高い評価を得たのは、ヤマハのNS1000Mである。
鮮鋭な音といわれたNS1000Mである。

NS1000Mの登場と成功が、アグレッシヴな音を生み出すことにつながっていったのか。
NS1000Mの音は何度も聴いているけれど、
登場したころは、私はまだオーディオに関心をもっていなかったから、
当時のことを肌で感じているわけではない。

そのNS1000Mを、1980年代、ステレオサウンドの試聴室でじっくり聴く機会があった。
鮮鋭さを代表する音というよりも、充分に鳴らし込まれたその音は、
意外にも穏やかな面を聴かせてくれた。

日本の音、日本のスピーカーの音とは──、
について考えるときに思い出すのは、黒田先生の文章である。

ステレオサウンド 54号、スピーカーシステムの総テストで、
エスプリ(ソニー)のAPM8の試聴記に、それが出てくる。
     *
化粧しない、素顔の美しさとでもいうべきか。どこにも無理がかかっていない。それに、このスピーカーの静けさは、いったいいかなる理由によるのか。純白のキャンバスに、必要充分な色がおかれていくといった感じで、音がきこえてくる。
     *
これこそが、日本の音のはずだ。
残念なことにAPM8を聴くことはできなかった。
けれど、ダイヤトーンのDS10000は聴いている。

DS10000の音も、どこにも無理がかかっていない。

http://audiosharing.com/blog/?p=37449

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