EMT930st https://community.phileweb.com/mypage/entry/3224/20150806/48373/ 2015年08月06日 久しぶりにファイルウェブを眺めると、ずいぶん難しいテーマが花盛り。 ただし ファイルウェブは音楽の素晴らしさや、オーディオ機器の楽しい話題を皆で共有する場。 そう言った話題が少ないなぁ。 データ形式や権利や法律の話ではツマラナイ!。 だってその人の部屋でどのように音楽が奏でられているのか全く見えないもの。 じゃぁ 卒業生でちょっと恥ずかしいけれど久しぶりに私の現状を「akahanamizuki エピローグ編」と題し書いちゃおう!と思いました。ファイルの皆様、この図々しさをどうぞ寛大な心で許してください。 私はBeolab9000やLindemann820でCDやSACDディスク再生を、その後ファイルウェブ入会少し前にKlimaxDSを導入しファイル再生をしていました。自分なりに一所懸命やったつもりでしたが・・・・・。昨年秋ころから、立て続けに「再生音楽を奏でるオーディオ機器の前で」自分が真っ白な灰になることを経験しました。自分の今までの乏しい経験や知識なんてぜーんぶ燃やして灰どころか真空になってしまわないとコリャ人生の損だ。こざかしい文学なんて全部捨て去ってしまえ。
真空になると、不思議なもので 今まで全く縁のないものと思っていた機器と出会うことができました。 我が家に迎え入れた順に紹介します。 1)パワーアンプ Zeiss Ikon Dominal L 真空管モノラルアンプです。 整流管EZ12の後EF-40x2段で電圧の昇圧と劇場毎のフィッティングを行うトリミング、ピーキングの補正回路が入ります。その後EF-40のインバータへ渡され、出力管はEL-12のPP。 真空管は当時の新品デッドストックを2廻り分確保しました。
結構いっぱいになりましたがなんかいい感じ。来年の正月には全部新品にして一日だけ聴いてみようかな(笑)。
2)SimensStudioMonitor(Tannoy製MonitorRed15inch)
オーストリアのレコーディング・スタジオから某販売店に輸入納入されてから、約30年。前店主が「コレクション」として売るつもりなく大事にされていたのを現店主に代替わりしたこともあって・・というモノで、OEM提供されているMonitorRed15inchは一度もエンクロージャーから出たことがない「箱入り娘」。クロスオーバーネットワークを含め新品のようでした。
私にとってとても幸運だったのはSignature Diamondとほぼ等価交換であったこと。通常の相場からはどう考えても安い。安すぎます。 30年前の仕入れ値は今考えるより遥かに安価だったこと、長年お付き合いしている販売店であったこと、タンノイの英国箱ではなく通常の形?をしていないこと。それに(小声になりますが)現代アンプやSPケーブルの組み合わせには難しい側面のあるSPであること、(さらに小声になりますが)付属していたアンプ(もともとはアクティブSPなんです)が部品の劣化により本来の性能を発揮していなかったこと、などなどが私にとって良い方向に働いてくれました。 付属アンプはオーバーホールで蘇り、リシュブルク邸でつなぎ役を終えたのち、現在さらに細かな調整を行っていただいています。
Zeiss、1960年代に使われていたSPケーブルのデッドストック新品と出会って 本来の性能を見せ始めていると感じます。 3)Klangfilmモノラルラインアンプ
CDやDSを初段とした場合のラインアンプとして、「Kl-V004」2台とオリジナル電源を組み込んでもらい作成していただいたもの。古い録音を聞くためにSTEREO↔MONOの切変えもつけてもらいました。もともとが2台なので左右独立に音量調節が可能であり、ステレオの最後の微調整には非常に重宝します。EF40の1球仕様。ZeissでもEF40は使われているので真空管を新たに買う必要がないところも私には幸運でした。
ストラさんや、KYLYNさんはCD→3)→ZeissのT-Padアッテネータ→1)→2)で聴いていただきました。 最新録音にもかかわらずグレース・マーヤさんはなかなかの演奏でした。 ぱっと60年くらい遡って、ナット・キング・コールさんは流石の演奏でした。 が・・・・・ KlimaxDS/Kは既にありませんでした(即席CDシステムで失礼しました。でも在りし日にKlimaxDS/Kのルンダールトランス出力での再生と、BeoSound9000+Klangfilmラインアンプでの再生を比較して私は呆然としてしまいました。) 4)EMT930st(155st + 930-900 + TSD15SFL + EMT929 , 1983年3月EMTから出荷EMT-FRANZ製)
KlimaxDS/K、NAS、HUB、アナログ電源、そして手持ちのSACDのほぼすべてを売り払った結果、しばらく「音無し生活」を経験した後、幸運なことに出会うことができました。 余談ながら EsotericのSACDのオークション価格は非常に高価で、初期のものはほとんどオリジナルLPと同じ値段で取引されています。中国の方が多く買われるようです。中国では手に入らないからでしょうか・・・。音楽的価値とは無関係な相場と感じています。
モーターから全バラシ、155stも部品単位からチェックされ諸特性調整されました。 トルク豊かなアイドラードライブですが、KlimaxDS/Kより静かかと思うほど静粛で・抜群の安定感があります。 アームリフターがレバーと「リニア」に反応し、針をLPにおろす瞬間は繊細に調整でき、まるで指先と針が一体化するようです。ヴォリュームを絞ったりする必要なく、針に対しても優しいと思います。iPadでDSを操作するより快感です(笑)。 155stはモノラルにも対応しています。OFD25もご厚意で出会いがあり手に入りましたので時々つけてモノラルオリジナル盤を楽しみたいと思います。でもモノラルオリジナル盤そのものをそんなに持っていませんし、なによりTSD15SFLからOFD25への変更は針圧もカートリッジの重さも違うのでそのたびにアームの調整が必要です。調整のたびアームを酷使することにもなりかねませんし悩ましい。結局もう一台モノラル専用に買いなさい・・・などとささやく人がいて大変困っています(笑)。今は無理。 復刻された6μ溝のモノラルLPであればTSD15SFLを使用し155stをモノラルとすれば問題なく聞けますし、15μグルーブ時代のLPを聴くのであれば(TSD15SFLでも聴けますが)TSD15丸針を使用します。SFLと丸針は針圧もカートリッジの重さも同じなので、OFDの時と違って付け替えれば良いだけなのがうれしいところです。現在丸針はありませんが幸運を待っているところです。
ストラさんやKYLYNさんが来られた時にはEMT930st →155 → Zeiss・T-Padアッテネータ→ZeissIkonDominal L → SimensStudioMonitor(MonitorRed15)は間に合わずお聞かせできませんでした。 私は 音楽を演奏者の気概、時代の空気ごと楽しめれば、どんなにいいことだろう・・・ と思ってオーディオに取り組んできた気がします。 CD・SACDを経験し リッピングやダウンロードしたファイルミュージックを経験し そして LPを経験することになりました。 上記全てを聴いてきた 「ズスケ4重奏団演奏、ラズモフスキー第3番、Eterna」 「クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏、大地の歌、英EMI」 「カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー演奏、ラ・ボエーム 英Decca」 などを 改めてオリジナルLPを手に入れて聴いてみると、まだまだ発展途上の私のシステムであってもその素晴らしさといったら・・・ ズスケ4重奏団 ラズモフスキー3番第4楽章、ベートーベンの宇宙に自らを捧げつつ一体となって疾走する弦4組。その木質感、ザクサク感。 大地の歌。終楽章の告別。クレンペラー教授の描く底知れぬ慟哭。ルードウィッヒの歌唱。 ボエーム。若い二人の愛の始まり、華やかなクリスマスのドラマの同時進行、いてつく雪の日別れを悟って歌う二人、そしてヒロインの絶唱。 何と素晴らしいんだろう。
ハイレゾ、DSD、24/192PCM、HDD、SSD、LAN、PC、DS・・・・・・。「現代になったからこそいい音で聴くことができるようになった」と言う表現には気をつけなくてはいけません。私がまさにそうでした。 さて、他にも
ストラ「シトロエンの飛ばし屋」シリーズとして 1)SigDにいちゃもんをつけようと、意気揚々と乗り込んできたが、肩透かしをくってぽかんとしたあげく、やっぱり意気揚々と帰っていた事件。 2)重いトランスを北陸新幹線宅急便として一生懸命運んでもらった事件 3)「真空管に色がついているのは何故か」講釈事件。 とか KYLYNさんシリーズとして 1)八代亜樹初版CDR絶品!事件 2)日本酒「能鷹」グイッといったあと「鮎正宗」さらにグイッといき、北陸新幹線乗り過ごしそうだった事件 とか リシュブルグ・シリーズとして 1)噂の隠れレストラン「リシュブルグ亭」の絶品肉料理とは 2)そこで思わずakahanamizukiが今は亡きアマティにつぶやいた失礼なツブヤキとは(ああ余りに申し訳ない) とか(ここまで登場の皆さん。失礼の段、平に御容赦を) akahanamizukiシリーズ(鬼教官による特訓シリーズ。akahanamizukiの眼に涙)として 1)ZeissのEL12バイアス調整特訓 2)EMT930STオイル調整特訓 3)EMT930プラッター取り付け&回転数調整特訓 4)EMT930配線特訓 5)EMT930アームおよび針交換およびインサイドフォースキャンセラー取り付け特訓 6)EMT930針圧調整特訓 7)LP手磨き特訓(レコクロスの折りたたみ方、アトマイザー使用し霧吹き・素早く展開・制限時間2分でくまなく吸引・最後に女子の肌を拭くがごとき仕上げ磨き) など。(しかしながらあれだけ叩き込んでもらったのに覚え悪く・すぐに忘れるだめな私。ああ涙)
とか 業者シリーズとして 1)レッド・モニターを販売店が最初現代アンプで鳴らした時、「キングギドラの咆哮」のような低音の乏しい金切声。 オーケストラなんて160pの高さ。店員さん「予想通りの音だったでしょうか・・・」 私:「なんじゃーこれはーこんなの買ってられんッ!!!」ではなく 「うーん怪鳥の叫び声だねェ。キングギドラだ。腰高だし。でもこんなもんでしょ」 (・・・・だって30年間鳴らされてないフィックスド・エッジ。) 2)アース工事(私の使用機器がたまたまアースを前提に設計されていたので行ったに過ぎません) 第一種接地工事の契約。勇躍電気工事店挑戦。0.8Ω。(笑)「自己新です」とうれしそう。 なんかの間違いじゃないのか?と何回測り直しても0.8Ω。
工事費はiPadAir2 64Gくらい・・・。 音は変わりますが、だからどうした・・・・でしょうか。 LPオリジナル盤の違いに比べたら微々たるモンでしょう。
などなど、いろいろ楽しいことがありましたが、いつか詳しく書くかもしれないかな? そして 今 音楽を聴く時間はかえって短くなりました。 毎日聴くのです。聴きたくて聴きたくて聴きたくてしょうがない。 音量はリスニングポジションでせいぜい85〜86dBといったところ。 でも 聴き応えがあるのです。 DSのときは、ながら聞きやBGM的な聴き方だった・・・と妻からも指摘されました。鋭いなぁ。 音楽がかかると耳と脳がひきつけられて 自分の調子がよいと頭の中に音楽が展開する。 まんじりともせずに一面が終わる。否応無しに集中してしまいます。 そんなに長時間聴かなくても満足します。 やっぱり オーディオは素晴らしい音楽を聴くためにあるのだと思います。 Today’s LP
グラナドス・スペイン舞曲集 / アリシア・デ・ラローチャ 「これから世界に羽ばたいていく」時期の演奏は、再生装置がなければ遡って聴くことはできません。 アリシア・デ・ラローチャが豊かな才能を振りまいていたスペイン時代の演奏。 私はこのLP演奏を初めて聴いたとき、涙が止まりませんでした。 「これを買わないで一体何を買うんだ」 血眼になって探しても、オリジナル盤1964年盤のHispavox HH 10-68は見つかりません(涙)。 レアなんですね。相当難しいよう・・・。おそらくほとんど絶望的か。スペインプレスだし。 やっと見つけたHISPAVOXの 1971年・再発盤。スペインプレスです。 2曲目。オリエンタールの美しさといったら、たとえようがありません。
レス一覧
akahanamizukiさん、お久しぶりです。 再生環境が随分と変わられましたが、最後はやはり聴いている人間の能力ですね。 あえて偏見に満ちた物言いをいたしますが、「自らの能力以上の情報を聴きとることはできない」のです。 今の音と機器に辿りつかれたのはakahanamizukiさんがそうあるべく思われたからな訳ですし、これからも新たな演奏や機器との出会いがあると思います。 私としては音楽を演奏する側の「最前線」にも新たな出会いがあることを期待しておりますけれども。 なにはともあれ、これからも今後の行動記録を書き込んでいただければとても嬉しいです。 byfuku at2015-08-06 01:05
akahanamizukiさん、お早うございます。 お久しぶりです! ストラさんからの風の便りで、少しは情報を得ては居たのですが、 これはまた、怒濤の遍歴ですね。まさに人生の転機のようです。 新しい機器との格闘の数々や、伝説の方々のエピソードなど、 是非拝見させていただきたいネタが満載です(笑) これからもまた、色々とご披露いただけることを期待しています。 by矢切亭主人 at2015-08-06 05:01 akahanamizukiさん >ファイルウェブは音楽の素晴らしさや、オーディオ機器の楽しい話題を皆で共有する場。そう言った話題が少ないなぁ。データ形式や権利や法律の話ではツマラナイ!。だってその人の部屋でどのように音楽が奏でられているのか全く見えないもの。 全く同感ですね。不毛な記事が多すぎます。音楽と全く関係ない話で、この暑さのなか、我慢の限界を超えていました。 そこへ、清涼剤のような、楽しいお話。隅から隅まで同感です。長野の師匠のお宅も含めて、ぜひお伺いしなければ! byGRF at2015-08-06 06:15 akahanamizukiさん お久しぶり。というか、おかえりなさいでしょうか。全く別物になった新システム、楽しそうですね。 某氏の「ファイルウェブなんて時間の無駄、人生の無駄」という言葉が胸に突き上げてくるような虚しさで、オレも「卒業」しちまおうかなぁと思った刹那の絶妙のタイミングでの再光臨でしたね。 これからも楽しい投稿(こういう内容なら長文でも構いませんよ-爆)を期待しています。 byベルウッド at2015-08-06 10:09 お久しぶりでございます こういうタイムトラベル理論でしたらワクワクしますね! しかし舵取り急転回をしてからの突き抜け方がまた凄いです・・。 モノラル専用機、良い出物があるといいですね!^_^ byにら at2015-08-06 16:19 おおお!!! お帰り〜〜〜(^^)/***** やっぱり、こういうお話は「長文」でも楽しいね! 全て色々と繋がって、絡み合って、紡ぎ合って、出来上がった一枚の羽衣ですね。 一部ヤバい方々がコンガラガって面白そうですが(爆! オーディオは最後はSPから振動が伝わって来る音楽に心まで震える世界と思います。 そこには新しいとか古いとか関係ない。 あるのは伝えたい気持と、受け止めるしなやかな心でしょうね。 人それぞれでしょう。 オーディオの世界は、それぞれの主観でしか表現出来ない、それぞれの音楽世界の万華鏡なのだと思います。 また、面白い展開が有ったら、お気楽に、ゲロッパ!!! では、では byバズケロ at2015-08-06 21:57 akahanamizukiさん こんばんは EMT930stとは時代を逆上りましたね! 私も930とは28年つきあいましたので親近感が湧きます。 最初はステレオ用に一台しかしMono針を手に入れてからステレオ用とMono用にわけて愛用していました。 写真を見たところ指掛けも外して使用されているようなのでいい感じに使いこなしておられるのはお見事です! 鬼教官が居て良かったですね。 イコライザーの出力ゲイン調整やアームとリフターの調整等もされていいると思いますが、それを完璧におこなえばレコードを聴くことに専念できるでしょう。 EMT930stほどレコードをかける操作が楽なプレーヤーは無いとあえて言いきります。 byトラウトマン大佐 at2015-08-06 22:07 fukuさん。お久しぶりです。 そうですね・・・。聴き取る力はとても大事。 しかし 私の場合 聴き取る力よりもっと重要だったのは 良い物を我執なく受け入れる態度だったように思います。 私の今聴きたい音楽は オリジナル盤をアナログプレイヤーで再生するのと KlimaxDS/Kでファイル再生したのでは どんな文学で補おうとしても違いが大きい。 違わないのでは・・・とがんばっていた私ですが がんばっていたと言うよりは囚われていたのだと思います。 まっさらな気持ちで音楽を聴けば誰もが感じるのに そうならないのは自分の頭の問題です。 音楽の最前線が何処にあるのかは難しいですが ジャズやクラシック音楽の演奏、録音とも最盛期はとっくに過ぎていることから眼を背けると「最新はいつも最高」の隘路に嵌る。オーディオも似ている側面があると思います。 今後もよろしくお願いいたします。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:30
矢切亭主人さん お久しぶりです。 ファイルウェブに参加した時には全く思っても見なかった方向に舵をキルことになりました。 自分の聴きたい音楽がなんとなく定まったことが第一です。 私は空気中に放たれた音が溶け合いハーモニーを形成する瞬間をパッケージした録音作品を好むようです。 そのためにはどうすればよいのかを考えるようになりました。 ファイルウェブをきっかけとして知己を得た伝説の方々(笑)のエピソードは書けないことの方がもっと楽しく可笑しいんですょ。顔もあわせることもなくネットの虚構の世界で張り合い反目しあうことは空しいことです。ファイルウェブはリアルへのよいキッカケにしてこそ生きる場ではないでしょうか。 アナログは遥かに先輩である矢切亭主人さんの工夫もネタとしてご披露していただければありがたいなぁ! 今後もよろしくお願いいたします。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:31 GRFさん。お久しぶりです。 今年 東京国立博物館を見学する機会が有りました。 本館の展示で既にノックアウトされていました。 横山大観らの合作旅人日記も良かったけれど、日本刀に釘付けになりました。 長船の名品や、石田正宗など ショウケース越しに見ているこちらの周辺の空気までヒンヤリと変化させるかの如くの存在感でした。 しかし 最後に行った法隆寺館が驚きでした。1600年の時を超えて残っている仏像、器、そして楽器。そこに何も文学で紹介記事がなくても、圧倒的な本物の雰囲気は誰にでもわかります。 (紹介文を見ると並んでいる仏像ほぼ全部が重要文化財以上) 動けなくなっていました。 美辞麗句で宣伝しているDSDや、PCMはいつまで残るのでしょうか。 サンプリングレートやビット数を少しづつ上げて何の意味があるのでしょうか。 毎月発売される高価な機器は10年後残るのでしょうか 少なくとも自分より長生きであろうソフト、機器を選ぶ。 機器を選ぶ時 認識能力・審美眼を求められているのはユーザー。 ソフトも機器も選ぶことしかできない。選ぶときが勝負。 自分の実力以上の音は決して出ないな・・・と改めて思いました。 GRFさんは英コロンビア、英EMI、英DECCAのオリジナル盤を多数お持ちです。 以前お伺いしたときは聞かせていただく時間が残念ながら有りませんでした。 いつかぜひに聞かせてください。 今後もよろしくお願いいたします。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:32 ベルウッドさん お久しぶりです。
ファイルウェブ全部が人生のムダ・・・とは思いません。 感謝しています。 ファイルウェブのおかげでいろいろな出会いがあり 私はこうなったわけですから。 しかし 虚構の世界で、自分の中に何もなくなっても発言し続けることのないようにと自戒しています。よく考え吟味しないと言葉が軽くなってしまい取り返しが尽きません。文章のようで真実がなく、すらすらペラペラと書いているだけになってしまいます。私が卒業宣言した理由のひとつです。 自分の中で「貯金が出来たら」また書くかもしれませんが・・・ 未来は未定です。 では。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:33 「ワインディングロードの爆走シトロエン」ストラさん どーもッ。
タイミングはともかく、ストラさんたちシリーズが長いので長文になったんですョ。私のせいじゃありません(笑)。何回も直接会って楽しく遠慮なくやり合っていますので書けないエピソードの方が遥かに多いし面白いけれど。いつも失礼ばかりしてスイマセン(笑)。 だからですが 活字だけでは見えない典型的な音の世界・・・と言うけれど、ストラさんがこう言ったってことはこうか、ん、とするとこの人はそれをこういっているからコウカ・・・と遠くにいてもなんとなーくうかがい知ることが出来ます。ストラさんの評価と同じにはなりません。ストライコライザーをアカハナイコライザーで変換する必要があります。行動範囲の広いストラさんと一緒に「なんとなく旅」(笑)。 今度はリシュブルグさんを「暴走シトロエン」に乗っけて来るのですか?安全運転ですよ。峠道にフラッと入るのは禁止。 残念ながら今度は肩透かしのネタがない。つまんないなぁ。うーん、そうだなぁ、オリジナル盤1枚を春日山の通行料にします。お願いしますね(笑)。 では。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:34 にらさん お久しぶりです。
自分の頭が変わるかどうかが一番重要でした。
新しく何を導入したのかはもちろん大事。 しかし 何を残さないで捨てたかも重要だと思います。 整理し吟味し捨て続けないと モノが増えるばかりで価値のナイモノアルモノがごちゃごちゃ。 SACD400枚もっている CD3000枚持っている HDDの中に5Tのデータが入っている なーんて言っている奴は自分の聴きたい音楽がわかっていない恥ずかしい奴です。選ばないからこそそんなにあるんです。 何を隠そう自分でした。 SACDはほぼ全て売却、CDも選別中で1/10以下にします。HDDはもはや無用の長物。決断できたのは「音楽の力」のおかげです。
今後もよろしくお願いいたします。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:37 EVAさん お久しぶりです。
EMT927stはLoge邸で930stと共に聴かせていただいていますが、本当に素晴らしいプレイヤーです。 しかしながら、それこそ手に入れようとしても条件のよいモノを見つけるのは大変で、値段も高い。今は憧れとしておきます。 EMT930stも素晴らしいプレイヤー。 初めて使うアナログプレイヤーがEMT930stなんて・・・ 私が使えるようになるとは夢にも思いませんでした。 縁を大事に使いたいと思います。 では。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:38 バズケロさん お久しぶりです。
そうですね。 「シリーズ登場人物」の方々とは 絡み合ってはいますが いがみ合っているわけではないので楽しいんです。 オーディオは人それぞれです。 でもそれは 「どのソフトを選ぶのかは、人それぞれ」だから違うのだと思います。 オーディオの音を一番変えるのはソフトです。ソフトが決まって初めて次に機器がきまります。 また 自分好みに鳴らす・・・なんてできるのだろうかとも考えるようになりました。 オーディオ機器は私の心を推測して私好みに鳴らすことは出来ないはずで、ただソフトに入っている情報を出しているだけ。 自分に出来ることは 良いソフトと能力のある機器を必死に選ぶことしかありません。 買ってから、手を入れなくてはいけない機器を買うのはどこか間違っていると思います。手を入れる必要がない機器を買うのが本道です。 何を買うのかわからない、その能力がないユーザーが いろいろな情報に惑わされて漂流することになる。 ソフトもハードもオーディオは何を選び買うかこそが最重要である 使いこなしの話は本質を隠す危険がある。痛感しています。 何を隠そう私がそうでした。授業料をダイブ払いました。 今後もよろしくお願いいたします。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:39
トラウトマン大佐さん お久しぶりです。
155stの出力ゲインはその後のZeissTPadアッテネーターでベストの位置で音量調整できるように調整しています。左右差の微調整にも活躍しています。 リフターはバーが頂点に来たときに針がLPに設置するように調整してもらいました。指かけは必要なく、使い勝手がとてもよく、レコードがとてもかけやすいです。 OFD25でモノラルの例えばバイオリンやピアノを聴くと、用意にステレオに戻れなくなってしまいますので悩ましい・・・。 頻回に針交換を行うのは手間や万が一の針損傷、アームの損傷がおこりうるので悩ましいところです。 もう1台930を用意してモノ・システムを分けるのが一番良い方法ですねぇ。とはいえ今は我慢です。EQはいつまでも155stでいいの?という意見もあるでしょう。 byakahanamizuki at2015-08-07 04:41 おはようございます。 完全に出遅れました。
シトロエンの飛ばし屋シリーズの、 2)重いトランス… は、今となっては、良い思い出にしてらっしゃるハズ?(すみません、ストラさん) 今度、クレンペラーの大地の歌とズスケのラズモフスキー聴かせて下さい。 多分、シトロエンシリーズに追加になるはずです(笑)。 しかし、こうやって、シリーズ化されてるのを見ると、縁って不思議なものですね。 皆さんに感謝です。 私も早く、 ラローチャ聴きたい! 大地の歌を聴きたい!(これは無いですが) ボエームも聴きたい!(これも無いですが) ◯ラードが買わなきゃ… でも、来月にはきませんよ(笑)。 おじいちゃんの通年席は、またのお楽しみに? byRICHEBOURG at2015-08-07 08:02 akahanamizukiさん、お帰りなさい。
はなちゃんこの暑さでへばってないでしょうか? 心配です。 清々しく、羨ましく、良い感じで音楽に委ねられている様で何よりです。 色んな意味で現状のアタシではそこに辿り着けませんが、ぼちぼちやっております。 アルミの箱買って穴あけとか・・・(笑) 来年あたりお江戸経由(ナゼ?w)で爆走シトロエンに便乗して伺えればイイなぁと勝手に妄想しております。 破壊王様達&その連れ達が暴れ回るので、ながら聴きしかできないデーンちゃんでしたm(_ _)m byデーンちゃん at2015-08-07 08:07 akahanamizukiさん、おはようございます。 ガラリと変わってしまわれましたね。複数のお宅に伺わせていただきましたが、全く毛色の異なるシステムです(◎o◎)オオー ここまでさせてしまった魅力はなんなのか? もしまたチャンスがあれば、お伺いさせていただければ幸いです(レコードは一枚も持ってないので通行料が払えない!?)。 by2Hくん at2015-08-07 08:11 RICHEBOURGさん どうも。 ラローチャは譲り?ましたが、大地の歌はかっさらいました。 早いもん勝ちさ。はっはっは。いいだろー。 RICHBOURGシリーズが一番地球ドラマチックかもしれませんね。 例えば・・・ 1)ディスクユニオンでSACD100枚以上一気に叩き売ってレジの人に「買い取り金額は・・・・・です」と呼び出され、その額により店中の注目を集めたこと。男だねェ。かっこよすぎ。 2)ヴァイタボックスの夢が泡になった翌日にアビーロード・モニターレッドが出てきたこと。そんなことってあっていいのか羨ましすぎ。 3)あてにしていたakahanaタクシー。当日まさかのドタキャン。おいおいどーすんだ。大変失礼しました。 4)アマティが去ってアビーロード・モニターレッドがくるまで数週間音無し。その間「頭の中でクレンペラー教授の告別とラローチャのバッハを脳内再生しています」エアギターならぬエアSPだ!!!うーカッコイイゼ。。アカハナもまねしたけど現れてくれなかった。がっくし。 5)まぁでも一番ドラマチックだったのは「悩める1時間」事件でしょう。 アビーロード・モニターよりビックリしました。 まじかこの組み合わせ・・・でした。 頭を変えるとこうまで「機器がむこうから寄ってくる」のか。 何かを持っているとしか思えん。 人生には迷っている暇がない時がある。と私も勉強しました。 私は頭の中を変えるのに2年以上かかっています。ところがRICHEBOURGさんは数か月しかかかっていない。そのとらわれない柔軟性がマブシイ!若いっていいなぁ。 横目でその炎にあぶられて、私も白い灰はおろか真空になってしまいました。 で 9月には音もなく何かがまわっているんでしょうね。んんん?。当然デッカ付きで。 よろしゅうです(笑)。 byakahanamizuki at2015-08-07 13:19 デーンちゃんさん お久しぶりです。 「はな」 食欲旺盛。KYLYNさんに2分間は激しく興味を示しましたがその後は腹出して寝ていました。 家の中で一番涼しいところを常に探り当て移動し元気いっぱいです。 お江戸経由のシトロエンは、春日山がどんなに止めても二日酔いのKYLYNさんなど全く関係なく当然のように峠を攻めていきました。ある意味北陸新幹線より楽しいかもしれません。 機会があればぜひシトロエンに乗りお越しください。 では。 byakahanamizuki at2015-08-07 13:21 akahanamizukiさん、こんにちわ RIRAです EMT 930stはイーですね〜 私も先日お店で聴かせてもらいましたが、 芯の音を厚く出すような良いプレーヤーだと思いました 特にスタジオ想定なので、 拡大鏡や証明など目にも優しいですね〜 私は店員と商談中にも関わらず、 顔はEMT の奏でる音楽の方を向いていました(笑) 整理するのは重要と私も思い、 せっせと物の整理をしてます。 しっかり検討して判断することで、 地肉にもなり忘れることができる・・・ 心にも、売ればお財布的にも良いと思います
こうやって人は洗練させていくのでしょうか? byRIRA_ at2015-08-07 16:34 akahanamizukiさん、どうもです。
今年は暑いですね・・・でもakahanamizuki邸の機器群はもっと熱いことになっていますね(笑) EMT930stは聴いてよし、眺めてよしですね。精悍なアンプ群ともよく合っています。 LPも選別しながらイイモノを収集されているようで、これも楽しみです。 聴き応えがあるので、長時間でなくても満足できる・・・自宅で素晴らしい音楽を楽しめるのは大きな喜びですよね。 また、はなちゃんに会いにお邪魔させてもらいますね! byKYLYN(キリン) at2015-08-08 11:24 2Hさん お久しぶりです。 マジコの調子はいかがでしょうか。 >ガラリと変わってしまわれましたね。複数のお宅に伺わせていただきましたが、全く毛色の異なるシステムで・・・ その通りでしょう。私自身がこうなるなどとは1年前には全く予想していませんでした。ファイルウェブに参加していなければ 決してこのようにはならなかったと思います。 何が原動力かと言えば、本文中にも書いていますが「音楽」です。 素晴らしいクオリティを持った録音作品とその再生に出会って 自分の狭小な経験にこだわっていられなくなりました。 以前は都合がつかず失礼いたしました。 もし越後方面に来られることがあったら連絡してみてください。 楽しみにしております。 では。 byakahanamizuki at2015-08-08 14:53 RIRAさん お久しぶりです。 我が家で他のアナログプレイヤーを聴いた事がありませんので 音質は語れないのですが SP、アンプとも同時代のドイツ製プロ用機器ですので、ガラードやフィリップスではなく EMT930stが良いであろうと考えました。 スイッチの確実な操作感、アームリフターの操作感、安定性・静粛性・・・ アナログ初心者の私にとって、扱いやすいプレイヤーでとても気に入っています。 他の人はどうかわからないのですが 私の3000枚あったCDのどれをかけても良い音で鳴っていたのか・・・といえば、全然そんなことなかったと思います。 何を残すか・・・と共に 何を残さないか・・・を常に考える。 厳選した100枚あればきっと幸せになれるのでしょうが それまでには相当数の残さないものがあるはずです。 そうでないとキチンとしたオーディオにはならないなとやっとわかりました。 気付くまで時間がかかりすぎましたが(笑)。 では。 byakahanamizuki at2015-08-08 14:55 KYLYNさん 日記では(笑)お久しぶりです。 ホントに暑いですね。 ただ幸いにKlimaxDS/KやNAS、HUB、アキュフェースのアンプが稼動していた去年の夏より、遥かに電気料金は下がりました。 NAS、DSは常時オンでしたし、SP(SigD)の能率が低かったのでアンプはしんどかったでしょう。 真夏でも電気代を気にせずオーディオが楽しめるのはありがたいです。 KYLYNさんにCDで聴いていただいたカイルベルト指揮の運命交響曲もオリジナルLPで聴くとコントラバス、チェロといった低弦群のキザミが素晴らしいです。 ずっとわかっていなかった、そして認識してからも見て見ぬふりをしてきたこと。 DS時代の聴き方は音楽に対して真摯ではなかった。 ながら聴き、寝転がり聴き、なんとなく流しているだけ、ということも多かった。その程度の音質だったし、その程度の「脳力」だったし、その程度の「ソフトの選び方」だった。 しかし 心の深いところで響き渡った音楽との出会いがあって、 オーディオを聴いて「音楽が自分の中に入ってくる感覚」をようやく認識しました。 名盤・名演奏を聴く為にオーディオがある。 聴く力を磨かなければ音楽は入ってこない。クオリティのあるソース、機器を選ぶ。 自分・ソフト・機器は三位一体。 名盤を聴いたことで導いてもらった。 BGMでは満足できるわけないし、DSではどうやっても・・・。 デジタル化・ファイル化しているときにあまりに多くの情報が失われ過ぎている。 SACDに続き、DSを断ち切る事になるとは1年前には想像もしませんでしたが 人生は短く一回きりですから、思い立ったが吉日。 上記を全て売り払ったお金でなんとかEMT930stとなりました。 KYLYNさんが来たときには間に合わず大変失礼しました。 また暇を見つけておいでください。 (最初の2分間だけは、はなの大歓迎に耐えてくださいね。) byakahanamizuki at2015-08-08 14:58 https://community.phileweb.com/mypage/entry/3224/20150806/48373/
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