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ソナス・ファベール ガルネリ・メメント(2005)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1114.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 08 日 15:05:29: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 10 日 22:04:53)


ソナス・ファベール ガルネリ・メメント(2005)

Sonus faber Guarneri Memento - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Sonus+faber+Guarneri+Memento+

Sonus faber Guarneri Homage - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Sonus+faber+Guarneri+Homage

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Guarneri Memento (2005)
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/guarneri.html

レッドヴァイオリン仕上げ
1,837,500円(スタンドを含む2本1組:本体価格は1,750,000円)

グラファイト仕上げ
1,942,500円(スタンドを含む2本1組:本体価格は1,850,000円)

この製品は販売終了いたしました。

 1993年6月18日にイタリアのクレモナで初めて公開された Guarneri Homageは、16世紀から18世紀にかけてロンバルディ地方で栄えた偉大なヴァイオリン職人に捧げたオマージュ・シリーズの最初のスピーカー・システムでした。
 Guarneri Memento(ガルネリ・メメント) の‘Memento’はラテン語で「記憶に留めるべきもの」を意味し、その名のとおり偉大なヴァイオリン職人への新たなるオマージュであると同時に不朽の名機、Guarneri Homage への‘メメント’でもあります。自ら切り開いたオマージュ・シリーズの進化の過程で、中でも Stradivari Homage の開発で得られたスピーカー・テクノロジーを取り入れることにより、より一層、その完成度を高めました。オリジナルのリュート形キャビネットはそのままに、ドライバー・ユニットの一新、クロスオーバー・ネットワークのリファイン、専用スタンドの改良など細部に至る見直しにより、再生帯域のロー・エンドとハイ・エンドをさらに拡大するとともに、優れたプレゼンスと明瞭な音像定位を有するミッド・レンジを実現しました。

オリジナルのリュート形キャビネット
 Guarneri Memento は Guarneri Homage 同様、コンパクトなリュート形状キャビネットを採用した2ウェイ・システムです。21ピースのソリッド・メープル材の組合わせから成るリュート形キャビネットは、そのリュート形状によりキャビネット内部での定在波発生を抑えるとともに、個々のウッド・ピースの密度や木目の方向を注意深く最適化することによって、キャビネットの共振を理想的にコントロールします。また、特別なラッカーを多重塗りして仕上げた見事なピアノ・フィニッシュは視覚的な美しさのみならず、その緻密でクリアな再生音に大きく貢献しています。

最新ドライバー・ユニットの採用
 Guarneri Memento のドライバー・ユニットには Stradivari Homage のために開発されたユニットをベースとした最新のドライバー・ユニットが採用されました。高域用のデュアル・トロイダル・ウェーブ・ガイドを備えたウルトラ・ダイナミック・リニアリティ25mm径シルク・リング・ラジエーター型ツイーターは帯域幅、指向特性ともに優れ、デュアル・ウェーブ・ダイヤフラムから前面に放射される音波は、独自のトロイダル・ウェーブ・ガイド(デフューザー)によって巧妙にコントロールされます。中低域ドライバーユニットは、最高のダイナミック・リニアリティを備えた Stradivari Homageのミッド・レンジと同じ150mm径が採用されています。渦電流対策を施したボビンに銅被膜アルミ線を巻いたボイス・コイル、ポールピース・センターとマグネット内部に銅リングを装着してリニアリティーを大幅に向上させた磁気回路により、優れた高域特性にふさわしいリアルな中低音域を再生します。ドライバーユニットはすべて背圧を緩和する配慮がなされ、ダイヤフラムのより忠実な動きを実現するとともに、共振によるカラーレーションも排除しました。

伝統の6dBスロープ・クロスオーバー・ネットワーク
 クロスオーバー・ネットワークは、音楽信号への干渉を最小限にすることを最優先して設計されました。多くのオーディオ・ファイルに愛用されたソナス・ファベールの歴史的なコンパクト・ブックシェルフ・スピーカー、Minima の自然な再生音はそのシンプルなクロスオーバー・ネットワーク設計に負うところが大きかったのですが、Guarneri Memento のネットワークも位相劣化のないシンプルな 6dB/oct.減衰特性を採用し、理想的な振幅と位相の両特性を実現しています。また、最高品質の部品のみを用いて、内部配線材には全帯域にわたってコヒーレントな特性を有する特殊構造の銀/パラジウム合金ケーブルを使用しました。

最適な音響特性を実現する専用スタンド
 付属の専用スタンドも本体キャビネットと同様に音響的な見直しがなされ、大理石ベースの前後の厚みを変えてキャビネットを後方に6°の傾斜をもたせてツイーターと中低域ドライバー・ユニットの音源位置を揃えることで、放射波の位相の最適化が図られています。また、キャビネットをしっかりとネジ止めできる安全設計も追加されました。


型式 2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー・システム
使用ユニット 中低域:150mm口径コーン型/高域:25mm口径ドーム型
周波数特性 39Hz〜30kHz
公称インピーダンス 4Ω
出力音圧レベル 88dB/W/1m
クロスオーバー周波数 2.5kHz
推奨アンプ出力 30W〜200W
外形寸法・重量 W210mm×H380mm(H1230mm・スタンド含む)×D390mm・42.5kg(スタンド含む)

※ガルネリ・メメントには、写真の専用スタンドが付属しております。
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/guarneri.html
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/HOMAGE.html#STRADIVARI

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ソナスファベル ガルネリ メメント 音質 評価 テストリポート
https://www.ippinkan.com/guarneri_memeto.htm

16世紀から18世紀にかけてロンバルディ地方で栄えた偉大なヴァイオリン職人「ジュゼッペ・ガルネリ(デル・ジェス)」の名を冠した1994年に彗星のごとく登場した「Sonus Faber Guarneri Homage」は、ソナス ファベル、オマージュ・シリーズの最初のスピーカーとして名器「ガルネリ」を彷彿とさせる凛とした切れ味と響きの良さを両立させ、また彫刻のような素晴らしい外観と職人の手作業による塗装工程を施して作られた「楽器としてのスピーカー」はどうあるべきか?を初めて世に問うた素晴らしいスピーカーでした。

「Guarneri Homage」の発売から12年(干支でちょうど一回り)を経て、惜しまれながら生産完了となった「Guarneri Homage」の後継モデルとして、「Guarneri Memento(ガルネリ・メメント)」が発売されました。‘Memento’はラテン語で「記憶に留めるべきもの」を意味し、その名のとおり偉大なヴァイオリン職人への新たなるオマージュであると同時に不朽の名機、Guarneri Homage への‘メメント’でもあるとメーカーは説明しています。

また、単なるリバイバルモデルとしてではなく、従来の良さを残しながら「Stradivari Homage」 の開発で得られたスピーカー・テクノロジーを取り入れることにより、その完成度をされに高めてります。「Guarneri Memeto」は、Homage同様のリュート形キャビネットはそのままに、ドライバー・ユニットの一新、クロスオーバー・ネットワークのリファイン、専用スタンドの改良など細部に至る見直しにより、再生帯域のロー・エンドとハイ・エンドをさらに拡大するとともに、優れたプレゼンスと明瞭な音像定位を有するミッド・レンジを実現したとされています。

「Guarneri Homage」は、逸品館でも10セット以上販売したお気に入りのスピーカでした。「Guarneri Memeto」は、外観を見る限り、前作以上の美しさと存在感のあるオーラが感じられます。見栄えのチェックは合格です。キャビネットのサイズは、すこし大きくなったように見えますが、はたしてその音質は? 大きな期待と不安を感じながら、チェックを行いました。 

試聴テスト
試聴アンプには、AIRBOW TERA CRYO
CDプレーヤーには、UX1Supreme Emotion
を使いました。

[Guarneri Memento」と「Guarneri Homage」は、ちょっと実は似ていますが、ユニットが一新されただけではなく、エンクロージャーの外形、ネットワークなども異なった、ブランニューモデルです。

前作の「ガルネリ オマージュ」は、吸音材が少なく積極的に「箱の鳴り」を利用した音作りがされていました。「ガルネリ メメント」も中を開けていないので絶対とは言えませんが、聞いた感じでは同じように「箱の鳴り」をうまく利用して音を作っていると思います。なぜそう感じるのかというと、まずこのサイズのスピーカーとしては例外的に「重低音」と呼べる領域まで低音が再生されること。同クラスのトールボーイ型と比べると「少なめ」ですが、低域方向への減衰感が自然で無理して低音を持ち上げて出している感じがしないのにもかかわらず、オーケストラの低音部では部屋の空気が震えるのを肌で感じるほどの低音が再現されます。「ガルネリ」+「サブウーファー」と同じくらいの低音の量感が「ガルネリ メメント」では、再現されると言っても過言ではないほど素晴らしい低音です。

実は、「ガルネリ メメント」の評価を低音の良さから書き始めたのには理由があります。音楽の中で低音は「音の広がり」と「実在感」に非常に重要な役割を担っているからです。つまり、良質な低音なしに生々しい実在感のある音楽再現は不可能と断言できるほど、自然で良質な低音が高級スピーカーには欠かせませんが、たいていの同サイズの高額スピーカーから出る低音は「無理をしている」ように聞こえるか、あるいは「あるところから消えてしまっている」と感じられるものがほとんどで「ガルネリ メメント」ほど量感のある柔らかな低音を「自然に出す」スピーカーは他にはないからです。

低音が充実すると「空気感」や「場の雰囲気」が非常にリアルに再現されるようになります。「ガルネリ メメント」の良さはまさにこの「雰囲気の濃さ」、「雰囲気の自然さ」にあるのです。このサイズでこれほど濃厚に「場の雰囲気をリアルに再現する」スピーカーは、他には思いつきません。B&WになくてTANNOYにあるもの。国産オーディオには薄くて、海外製オーディオに濃いもの。そういう「フィーリングの濃さ」がこのスピーカーの最大の長所だと感じます。

その音を記憶の中の旧モデルと比較してみると、低音の量感、質感、自然さは、「ガルネリ オマージュ」を圧倒しているでしょう。それは間違いありません。私はサブウーファーとして「サーロジック」を高く評価していますが、「ガルネリ オマージュ」に「サーロジック サブウーファー」を繋いで聞いているような感じを覚えるほど「ガルネリ メメント」の低音は素晴らしく、強化されています。

中音は、「ガルネリ オマージュ」よりも柔らかく感じます。「ガルネリ オマージュ」は、すぐ近くでバイオリンを聞いているような、かなりドライでハードなタッチでバイオリンの音を再現しましたが、「ガルネリ メメント」の弦のタッチはもっとしなやかで柔らかく、コンサートホールのいちばんいい席で演奏を独り占めしているように聞こえるでしょう。「ガルネリ オマージュ」と比べると、現代バイオリンの音が古楽器になったようなイメージの柔らかさ、しなやかさを持っています。しかし、誤解しないで欲しいのですが「ガルネリ オマージュ」の音がやや硬すぎただけで「ガルネリ メメント」の音が柔らかすぎると言うことではありません。多くのリスナーは、「ガルネリ メメント」の音を好むでしょう。むしろその「柔らかさ」が「心地よさ」を積極的に評価したいと思います。柔らかいけれど透明感は高く、音の芯もボケてはいません。いつまでも聞いていたくなるような、身を委ねたくなるような、女性的な優しさと柔らかさを感じるそんな心地よい中域です。

高音は「ガルネリ オマージュ」よりも自然に感じます。やや太くハードなタッチでバイオリンを再現した「ガルネリ オマージュ」に比べ「ガルネリ メメント」は、遙かにきめ細やかでソフトなタッチで弦を描きます。「ガルネリ オマージュ」の画素が100万画素だとすれば「ガルネリメメント」は300〜500万画素程度に感じるくらい大きく改善されているでしょう。色彩感も「ガルネリ メメント」が豊かですが、非常に自然で誇張感や強調感を一切持たない高域が再現されます。

全体的な印象としては、「ガルネリ オマージュ」は若々しくエネルギーに溢れる少女。「ガルネリ メメント」は、30歳前後?の人生経験が豊富で母性愛に溢れる上品な女性、もしくは若さと深さが両立したような女性を想像させます。オードリー、ヘップバーンやジュリーアンドリュースをもっと色っぽくしたようなイメージですが、ブリジット、バルドーやソフィア、ローレンほど肉感的ではありません。誰よりも優しく、美しく、明るく、元気で、見るだけで、触れるだけですべて癒されるようなそんな「優しさ」を感じるスピーカーです。

ソナスファベルのスピーカーは、デビュー作の「アマトール」・「ミニマ」が素晴らしく、その後のモデルはそれらを上回るほどの魅力や驚きを私には見せてくれなかったのですが、「アマティー オマージュ」からはじまって「クレモナ」・「ストラドバリ オマージュ」そして、この限定モデルの「ガルネリ メメント」とデビュー作を遙かに上回る完成度と驚きを聞かせてくれました。

アメリカ製やヨーロッパ製の多くのスピーカーが「HiFi調でメタリックな音」に変化してゆく中で、その外観、音質を「究極」と呼んで差し支えないほど「上質」で「豊か」に練り上げていったソナスファベルは今が最高の旬なのかもしれません。音楽を心から愛し、音楽が何よりも好きで、冷たい機械は見たくない。と考えの音楽ファンに是非とも聞いて、そして使って欲しいスピーカーです。
https://www.ippinkan.com/guarneri_memeto.htm

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Sonus faber アンプ/スピーカーシステム一覧
https://audio-heritage.jp/SONUSFABER/speaker/index.html

ヤフオク! -Sonus Faber Guarneriの中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?va=Sonus+Faber+Guarneri&exflg=1&b=1&n=50&s1=bids&o1=a&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=Sonus+Faber+Guarneri&x=0&y=0
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?va=%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB+%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%AA&exflg=1&b=1&n=50&s1=bids&o1=a&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB+%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%AA&x=17&y=16

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