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グッドマンの最上位機種 Axiom 22
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1075.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 02 日 08:19:43: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 11 日 15:19:57)


グッドマンの最上位機種 Axiom 22


Goodmans Axiom 22 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Goodmans++Axiom+22

Goodmans 製品一覧 グッドマンズ
https://audio-heritage.jp/GOODMANS/index.html

Soundbox Audio
グッドマンズ Axiom22 Mk−II 極上 ( アルニコ大型マグネットの初期モデル)
¥189,000/ペア sold
https://soundbox.co.jp/index.htm

ヤフオク! -「goodmans axiom」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/goodmans%20axiom/0/


▲△▽▼

Goodmans(グッドマン) Axiom 22mk2 | VintageAudio 2015/06/01
https://vintage-audio.jp/?p=341

Goodmans最強のフルレンジスピーカーユニットのご紹介です。Goodmans最強と言うことはある意味英国最強と言い換えれるかも知れません。AXIOM(アキシオム)とはGoodmansのダブルコーン型フルレンジシリーズのシリーズ名称の事です。

Goodmansのダブルコーン型フルレンジユニットといえば、国内ではAxiom80やAxiom150(Axiom301)が有名かも知れませんが、Axiom22が最上位機種となります。

1950年代後半のカタログには、Axiom80は$52.30 Axiom150mk2は$43.50、そしてAxiom22mk2は$65.00ですから価格的にも最も高級ユニットなのです。
例えば同時期ALTEC 600Bが$60.00ですね。

1930年代から続く構造で強力なマグネット、強靭なフレーム、良質なカーブドコーン紙が特徴です。

高域用のサブコーンは特殊な表面加工が施され、まるでベークライトかプラスチック素材の様になっています。これで周波数帯域は30-15kHzとなります。

組み合わせるパワーアンプはLeak等ダンピング特性の高い管球式HiFi系のアンプが最適ですが、現在の感覚ではナローな感じは拭え切れません。しかし、例えばGoodsellやRogersのウィリアムソン型パワーアンプで駆動してやれば、フルレンジでここまで出るか!?と思えるくらいのHiFiサウンドを奏でます。

ハイダンプ型パワーアンプで駆動するフルレンジの音は、マルチでは絶対に出ないスムーズな音の繋がりが最大の良さであり、ハマる方も多いのです。

個人的にはフルレンジユニットの中では英国だと、このAxiom22mk2、米国だとRCAのSL-12がお気に入りです。


当時のカタログ

https://vintage-audio.jp/?p=341  

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コメント
1. 2020年9月02日 08:44:40 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[11] 報告
晴耕雨聴 2018年08月10日
111.5kg Bell&Howellの移動映画館用スピーカーをGETしました(前編)
https://91683924.at.webry.info/201808/article_5.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389494265633703177.jpg.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389496530239766177.jpg.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389499091158998177.jpg.html

 (上から正面、裏、裏蓋を開けた、移動映画館用のスピーカーです。裏蓋はユットの口径に近い穴が開いていて、後面開放に近い箱だと思います。板材は合板です。おそらくバーチ材。箱は塗装ではなく、壁紙のようなシートが張ってあります。ツートンでナカナカおしゃれ。箱の上には留め金具がついていて、片方の箱の取っ手には金具の鍵がまだ付いていました)

 上のスピーカーは、先日江東区古石場のG.T.K.オーディオに寄った時、帰り際に目にとまったブツです。
 出入り口のすぐ近くに置いてあったのですが、なかなか可愛いキャビネットでしょう?

 これは何ですか?と店主の下村さんに訪ねますと、Goodman’sのユニットが仕込まれた移動映画館用スピーカーとの事です。なんでも、16mmフィルムを使用する移動映画館で使われたものだそうです。
 16mm移動映画館なら音声はモノラルでしょうから、2台同じものが揃うのは珍しいと思いGetしてしまいました。

 正面にはG.B.-Bell&Howellのプレートが貼ってあります。G.B.はグレートブリテンの略でしょう。Bell-Howellといえばアメリカの映画機材の会社ですね。民生用の8mmカメラも有名でした。

 スピーカーの中身はGoodman’sのダブルコーン、アルニコマグネットの30cmユニットだそうで、実はお金のかかったスピーカーですね。ユニットはG.T.K.オーディオで交換したそうで、Goodman’sのAXIOM22同等品ですが、もうひと世代前のタイプだとか。
 
 自宅に帰ってググってみますと、AXIOM22は有名なAXIOM80やAXIOM301の上位機種で、販売当時の価格はAXIOM80の$52.30、 AXIOM301の$43.50に対し、AXIOM22mk2は$65.00だったそうです。
 301はフェライト磁石なので安いのはわかりますが、日本では神格化されているAXIOM80の上位機種とは驚きました。

 AXIOM80は故・瀬川冬樹先生が愛用したスピーカーとして有名です。ステレオサウンドの創業者、原田勲社長も愛用しておられました。

 季刊ステレオサウンドの創刊号は、当初黒のバックにAXIOM80を正面から撮った写真が使われる予定だったとか。
 当時資本関係のあった出版社が、「そんなスノッブな写真じゃ雑誌が売れない」と文句をつけて、なんだかゴチャゴチャした写真に入れ替えたそうです。

 原田社長はこの幻の創刊号表紙がとても気に入っていた様で、ステサンの200号だかの記念号の記事にこの表紙を載せておられます(思い切って200号の表紙をホントにコレにしちゃえばよかったのに)。

 実はAXIOM80には驚かされたことがあります。
 行きつけのオーディオ店、オーディオマエストロに入ったとき、「うわー、今日は良い音してますね」と思わず店主の是枝さんに言ったことが過去2回あります。
 1回目の時の話はまたいずれ書く事にしますが、2回目はほんの1〜2年前の話です。
 この時に鳴らされていたのがAXIOM80の4発入りARUバスレフ箱でした。実に情報量が多く、深々とした、伸び伸びとした、同時に繊細な音色で驚きました。

 オーディオショップですから、普段は売れる商品を鳴らしているのですが、この日は是枝さんの個人所有のスピーカーを鳴らしていた訳です。

 AXIOM80、ベンプレ親父は一度購入しかけたことがあります。私が学生最後の頃、今から35年ほど前に、AXIOM80が復刻されて、今は廃業した輸入代理店、オーディオニックスから販売されました(オーディオニックスの企画だったらしいです)。
 このユニットを買いに、当時は確か横浜にあった、FALの古川さんのお店に行き、復刻AXIOM80を聴かせてもらいました。

 しかし、この時はFALの平面型スピーカーの上に乗せたESSグレートハイルのハイスピードな音に仰天し、そちらを買ってしまいましたw
 オリジナルAXIOM80と復刻版AXIOM80は細部で微妙に異なっていましたので、買わなくて良かったのかもしれません。

 AXIOM22(の前駆型)を買ったのに、80の話ばかり書いていても始まりませんなw
https://91683924.at.webry.info/201808/article_5.html


晴耕雨聴 2018年08月10日
111.5kg Bell&Howellの移動映画館用スピーカーをGETしました(中編)
https://91683924.at.webry.info/201808/article_6.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389569745607451177.jpg.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389571925978008177.jpg.html

(ユニット後方からの写真はスピーカーボックスを開けて撮りました。この箱はカバンのスナップのような金具が付いていて、簡単に開閉できます)

 ユニットはAXIOM22に近いということなので、ネットでAXIOM22mkUの写真、記事も拾ってみました。

 ユニットは外していませんので、前面からの写真は海外のビンテージオーディオ販売店のHPで拾ったAXIOM22の写真です(サブコーン紙が傷んでますね。補修、ザツやない?)AXIOM80にもAXIOM301にも似ていませんな、22は。

 ベンプレ親父が気になったのはコーン紙のバックカバーです。楕円形の穴が四つ開けてあるだけで、開口率が低くなっています。AXIOM80、301は開口率を精一杯とっていますから随分違います。

 じつはこのカバーを見て何か思い出しませんか?そう、モニターシルバーからHPD385Aまでのタンノイ同軸2wayユニットのコーン紙バックカバーとソックリです。この形にはなにかノウハウがあるのでしょう(まさか12インチのタンノイ・コアキシャルと同じパーツじゃないよね?Goodman’sはOEMでも名を馳せていましたが・・・)

 これを見ると22は、構造が大きく異なる80は勿論の事、301の設計者とも違うのではと想像します。Goodman’sは英国最大のスピーカーメーカーでしたから不思議はありませんし。

 ベンプレ亭書斎にやってきたGoodman’sのユニットですが、AXIOM22と同口径、同じアルニコマグネットですが、ダンパーが蝶型のベークライトダンパーという事です(ユニットを付けたままでは見えませんが)。22はコルゲーションタイプで布製と思いますので、ここが大きく違いますね。

 ベークダンパーは過大入力で折れる危険性はあるものの、音質は大変良いと思います。
 アルテックの210エンクロージャーにはアルテック515B、515、ロンドンウエスタン2080Aと使用してきましたが、ベークダンパーの515、2080Aは布製コルゲーションダンパーの515Bよりも締まった音です。

 このGoodman’sダブルコーンはデッカデコラのモノラルタイプに使用されていたそうです。シングルコーン型は時々出回るものの、ダブルコーン型は希少だそうです。

 さて、いつものように日本オーディオRC2でF特を測ってみました。
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 再生周波数は120Hz〜8KHzくらいですね。もっと大きな箱に入れたら下は伸びると思いますが、モノラルの16nnフィルムの音声なら、下は150Hzも出れば十分だったのでは。 
 最近のPAスピーカーでも音楽以外の拡声用なら低域再生は200Hzあたりからです。

 次は音を聴いてみましょう。
 プレーヤーはTD124mkT、針とアームはDECCA MKT、ベンツマイクロACE SH。プリはVsrislopeV、パワーは同TL10を使ってDECCAのLP、チョン・キョン・ファ、ブルッフのバイオリン協奏曲でこけら落としです。
 全てビンテージのイギリス製品ですが、いやー、予想通りの高貴な音ですな。レンジは足らないですが、聴きどころを押さえています。

 次はジャスを。エバンスのLPからポートレイト・イン・ジャズを。プレーヤーはデンオンDN308F、針はベンツマイクロACE SH、フォノイコはトライゴンのバンガードU+ボルケーノU。プリ以降は同じです。
 ムフフ、透明感あふれる粒立ちの良い美音です。
https://91683924.at.webry.info/201808/article_6.html


晴耕雨聴 2018年08月10日
111.5kg Bell&Howellの移動映画館用スピーカーをGETしました(後編)
https://91683924.at.webry.info/201808/article_7.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153389640826625582177.jpg.html
(HMV3000の前にBell&Howellを設置しました。ガラクタ市ではありませんよ)

(映画を映すとこうですね。スクリーンがケラれる事はありません。パワーアンプはひとまずベンプレ亭書斎に残っていたカービンDCM200Lという60w+60wのトランジスタD級アンプを使いました)

 さて、ベンプレ亭書斎でのお披露目公演も済みましたので、彼女(スピーカーはドイツでは女性名詞だそうです。JBL D130でも女性名詞なのかな?)の仕事場を決めてあげないといけません。

 これで何を鳴らすのかって?
 そりゃ、16mmフィルム、移動映画用なんでしょう・・・?
 旅館で集まって、こっそり見るブルーフィルムに決まってまんがなw

 いや、流石にベンプレ親父もそんなブツは持っていません。昔の日活ロマンポルノでも逝きましょう。
 そうですね、ロマンポルノでも初期作品が良いでしょうな。

 残念ながらフィルムではなくDVDですが、日活ロマンポルノの輝ける第一弾、白川和子の「団地妻 昼下がりの情事」と併映された片桐夕子「女高生レポート 夕子の白い胸」でも観てみましょう(近年の業界では女子高校生を女子校生と表記しますが、当時は女高生だった様ですね)。
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 写真は当時のオリジナルポスター(なんでこんな物、持ってるんでしょうかねw)、上に乗せてあるのは最近手に入れたDVDです。
 片桐夕子、ナカナカ良いですよね。イモ臭いところがいい。コメディポルノですが、「性教育ママ」なんか面白かったです。「夕子の白い胸」はシリアスなドラマですが、彼女はコメディの方が合ってますよね。

 片桐夕子は当時としては珍しく、ピンク映画の経験なしに日活ロマンポルノにデビューしたそうです。小沼勝監督の自伝「わが人生 わが日活ロマンポルノ」を読むと、オーディションにやってきた彼女は、「自信のあるのは胸です」と発言したそうです(なるほど、それにインスピレーションを受けてデビュー作は「夕子の白い胸」なんですな)。

 後年、映画「蛇にピアス」のオーディションで吉高由里子さんは同じことを発言し、その場でペロンと出した事で主演女優をgetしたそうですが、片桐夕子の時代(1971年デビュー)を考えますと、大胆な発言をするお嬢さんでしたな〜

 話がそれちゃいましたが、女王陛下の国から来られたエッチな声のお嬢さんに乾杯です。
 そうだ、何かニックネームをつけてあげましょう。映画「わらの犬」の主演女優、スーザン・ジョージにちなんで、スーザンにしてあげましょう。

 わらの犬はGoodman’sと同じイギリスの片田舎が舞台、スーザン・ジョージはイギリスの女優です。
 わらの犬、封切りは1972年、一般映画でした。中学2年生だったベンプレ親父は、渋谷の映画館でなんとなく休日のヒマつぶしに観てビックリ。

 当時はR15なんてなかったから・・・内容はググってみてください。ちょっと書けません。
でも映画としては面白い映画でしたな。サム・ペキンパー監督の代表作だそうです。
 
 さて、Bell&Howellで演る「夕子の白い胸」は実に心に染みますな。男と女の純情が悲しい、美しい映画です。

 音楽でもオリジナルのモノラルLPを再生するときは、大掛かりなマルチウェイ、マルチアンプよりも、オイロダイン、WE13aで聴く方がピッタリきます。というより、客観的にも良い音がします。

 映画もそんな所があるのでは。Bell&Howellでスターウォーズやジュラシックパークを演ってもダメでしょうが、日活ロマンポルノならBell&Howellの方がピッタリきます。いや、良い音です。ホンモノ感がありますな。

 これから、リブート・プロジェクト前の日活ロマンポルノの旧作群はBell&Howellで逝きます。これがホントの音です。ホントの日活ロマンポルノです。

 良いものを手に入れることが出来ました。

P.S.
 ( `・ω・) ウーム…後編はオーディオブログではなく、エロブログになっちゃいましたw
 でもそんなもんだね。「エロビデオの再生にはタンノイ・モニターレッドが最適だ」と言ってるマニア氏、知ってます。

 それから、Bell&Howellの名前は「夕子」にしました。この方が親しみがありますからな。
https://91683924.at.webry.info/201808/article_7.html

2. 2020年9月02日 08:46:58 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[12] 報告
晴耕雨聴 2018年08月20日
109.3kg Bell&Howell(Goodman’s AXIOM22)は超ワイドレンジ !!
https://91683924.at.webry.info/201808/article_15.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/010/153472838247639526179_IMG_1654.jpg.html

 (ベル・ハウエルの上にフォステクスT900Aを乗せました。コレが無くてもAXIOM22はすこぶるワイドレンジでしたが !!)

 先日AXIOM22前駆型をベル・ハウエルの箱に入れた移動式映画館用スピーカーをGetしたことを書きました。
 旧い映画を見るのに使用していますが、ナカナカ良い音です。設置前に机の上において、F特を測ってみましたが、再生周波数は120Hz〜8KHzくらいでした。

 休みを利用して、スツールの上に乗せ、バスビンのウィング、オイロダインのバッフルに後方、側方を囲まれ、サウンドスクリーンの裏側の定位置に設置して再度聴いていますと、もっとワイドレンジに聴こえます。特に低域は下まで伸びているようです。

 半信半疑で再度F特を計測しますとびっくり!!
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 30Hz〜15KHzと表現しても間違いではない驚きのF特です。少なくとも60Hz〜10KHzはフラットですね !!
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 前回、机の上に置いて計測したF特が上のグラフですから、大違いです。
 最初は先でツィーターやサブウーハーを追加しようと思っていましたが、上側のグラフを見る限り、これでもう完成ですね。驚きました。

 さて、これで終了で良いのですが、ツィーターくらい載せてもバチは当たらないでしょう。
 最初は昔手に入れて死蔵している、同じグッドマンのトレバックスを予定していたのですが、AXIOM22の高域がここまで伸びているのなら、トレバックスでは意味がないかもしれません。
 
 先日、ラ・スカラを長期休養としましたので、ラ・スカラに使用していたフォステクスT900Aが余っています。これを乗せてみましょう。
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 AXIOM22はそのままとし、1.5μFの箔巻コン(フォステクス)一個の6db/oct、クロスオーバー13KHzの簡易なネットワークでT900Aを乗せたのが上のグラフです。
 ATTは手持ちのトランス式ATT(フォステクスR100T)、減衰量は−12db、逆相接続です。

 高域が20KHzまで伸び、10KHz以上が滑らかになりましたね。聴いて違いが分かるかなとSACDでいつものR・シュトラウス、ロートローゼンを聴いてみましたが、高域の自然さ、透明感が増したように思います。
 少なくとも悪くはないので、このまま行きましょう。

 それにしても、この小さな移動映画館用スピーカーが、これほどワイドレンジとは驚きました。
 流石にグッドマンもベル・ハウエルも一流メーカーですな。実際の使用条件での音をよく計算して作ってあるんですね。

 いや、AXIOM22はベークダンパー、フィックスドエッジのユニットですから、エージングが進んでレンジが拡大しただけかもしれませんね。

https://91683924.at.webry.info/201808/article_15.html

3. 2020年9月02日 09:53:16 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[14] 報告
晴耕雨聴 2018年10月18日
Goodmans AXIOM22をG.T.K.オーディオ砂入り後面開放箱に装着(前編)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_15.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/153981540690661823178.jpg.html

 (AXIOM22のエンクロージャーをG.T.K.オーディオ製の砂入り後面開放箱にしてみました)

 グッドマンAXIOM22のベークライトダンパーモデルを英国ベル・ハウエルの移動映画館用小型エンクロージャーに入れて聴いています。
 小型の箱ですが、低域は60Hzまでフラット、-10dbポイントが30Hzと驚くほどのワイドレンジです。
 音もコンサートホールのスケールが良く出て響きが豊か、大いに気に入っています。

 この箱は裏蓋に、コーン紙面積の2/3はある大きな息抜き穴があり、バスレフと後面開放箱の中間的な性質があるようです。

 音楽を聴くうえで大変良くできた箱ですが、低域の一部分の周波数で箱が鳴る部分があるようで、少し音が膨らむ気がします。
 それも含めての音味だと思うのですが、コレを是正するとさらに良いのではと欲が出ました。

 先日、秋葉原の損保会館で行われた真空管オーディオフェアのサブ会場でG.T.K.オーディオのブースに寄りますと、ワーフェデールが3機種、グッドマンのAXIOM22mkUの計4機種の砂入り後面開放箱が鳴っていました。
 ベンプレ親父が一番良い音だと思ったのはAXIOM22mkU後面開放箱でした。ワーフェデールより音が明るく、力感もあるように感じました。

 我が家のAXIOM22は布製コルゲーションダンパーのAXIOM22mkUと異なりベークライト製蝶型ダンパーなので、同じ様にはいかないでしょうが、砂入り後面開放箱に仕込んだら、もっと良い音になるかもしれません。

 帰宅後にAXIOM22を後面開放箱に入れるとしたら、箱の大きさをどうしようと検討しました。
 フェアでの後面開放箱は46p四方でしたが、ベンプレ亭書斎なら1.2m×1m位でイケそうです。

 しかし…フェアではとても良い音を聴かせてもらいましたので、フェアで使った箱の現物を購入して、鳴らしてみることにしました。
 このサイズでは低域が不足するかもしれませんが、その時は次の策を考えましょう。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_15.html

晴耕雨聴 2018年10月18日
Goodmans AXIOM22をG.T.K.オーディオ砂入り後面開放箱に装着(中編)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_16.html

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 写真はベル・ハウエルの箱から取り外したAXIOM22です。ベークライトダンパーですね。
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 コーン紙です。ダブルコーンですが、元は一本ずつ集めたものだと思われ、販売されていた時期が異なるのでは。と言いますのも、片方のサブコーンの周辺が切り取られ、もう一つのサブコーンとサイズが合わせてあるのです。
 そちら側のユニットはコーン紙の破れも裏から補修してあります。

 聴いた感じでは2本のAXIOM22の音は良く揃っており、これで問題ないです。

 もう一つバラしちゃいましょう。この二本のユニット、バスケットに音響信号のターミナルが付いているのですが、プラスマイナスの表示はありません。二本ユニット、ターミナルの位置が左右逆になっているのです。
 ステレオLPが誕生したのが1958年ですから、それ以前のユニットであるAXIOM22ベークダンパーはターミナルの極性管理がいい加減だったのでしょうね。

 電池をつないでコーン紙が前方に出た場合、電池のプラスに繋いだターミナルがプラスなので、その様にバスケットにマジックインキで印を書きました。
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 AXIOM22ベークダンパーは高域の-10dbポイントが15KHzと良く伸びているのですが、欲深のベンプレ親父はALTEC 3000Hをベルハウエル箱の上にのせ、コンデンサー(1.5μF)1個とトランス式ATTで13KHz以上を加えています。
 購入した後面開放箱は少し仰角が付いているため、余っていた黒檀(?)のスパイク受けを天板に張り付けて3000Hの角度を調整しました。

 フェア会場では気が付きませんでしたが、この箱は底板がなく、天板、側板とバッフルしかありません。スツールの上の乗せるつもりなので、底板を付けました。
 底板はボンドや木ねじで固定せず、底板に隅木を取り付けて嵌め込むだけにしました。
 底板の裏面には滑り止めのテープを貼りました。
 板材はいつものバーチ合板18oの端材です。端材もボチボチ底をついてきましたな。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_16.html


晴耕雨聴 2018年10月18日
Goodmans AXIOM22をG.T.K.オーディオ砂入り後面開放箱に装着(後編)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_17.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/153981623598701268178.jpg.html

 G.T.K.オーディオ製砂入り後面開放箱の裏側です。底板がありませんでしたので、スツールに乗せられるように自作しました。配線はまだしていませんが、こんな感じです。
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 上のグラフは後面開放箱+AXIOM22+3000H、下のグラフはベル・ハウエル箱+AXIOM22+3000Hです。

 かなりF得は異なりますね。後面開放箱はやはり低域が早めに落ちています。46cm四方の後面開放箱では限界がありますな。
 中域が持ち上がっていますが、これはサランネットが無くなった影響でしょうか。

 中低域以上は音圧が上がったようで、3000HのATTは全開でバランスするようになりました。

 早速何か聴いてみましょう。
 エソテリック盤のSACD、クライバーの「トリスタン」を演りました。

 一聴して音が明るくなり、ハイスピードな印象です。低域が落ちていますのでホールトーンは出ませんが、人の声の明瞭度はずいぶん向上しました。
 人の声は150Hzあたりから上がハイクオリティで再生されれば問題ないですから。

 低域の量感の問題はありますが、ベル・ハウエル箱には戻れませんね。音のクリアネス、リアリティ、細部の描出力が違います。
 ベル・ハウエルは上手く箱を鳴らして音作りをしてあるのでしょうが、砂入り後面開放箱の方が音にキレがあります。

 もっと大きな後面開放箱に入れたら低域は伸びると思いますが、しばらくコレで聴いてみましょう。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_17.html

4. 中川隆[-11545] koaQ7Jey 2020年9月02日 10:03:50 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[15] 報告
晴耕雨聴 2018年10月20日
AXIOM22のコーン紙を補修しました
https://91683924.at.webry.info/201810/article_18.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154003856297033472180.jpg.html

 (左chのAXIOM22のコーン紙を補修したついでに、スピーカーの間隔を広げました)

 AXIOM22、良い音で楽しく聴いています。以前にも書きましたが、片チャンネルのユニットはサブコーン紙がカットしてあり、メインのコーン紙も二か所で破れています。
 コーン紙の破れは裏側から接着剤で補修してあるためか、音は左右でそろっています。特にビビッたりもしませんし、音に問題はありません。

 しかし、2本の亀裂のうち一本のエッジ側は裏打ちが不十分なようで、向こうが透けて見えています。
 エッジは少々破れていても音に関係ないという方もおられますが、この機会に補修することにしました。
 
 今回はコーン紙の表側から補修することにしました。それと言いますのも、補修が裏打ちだけなので、裂け目を表面からなぞると段差が付いているのです。

 コーン紙の補修は初めてですが、やり方はかなり以前に教えてもらい、目の前で補修を見せてもらったことがあるので、その記憶をたどってやってみましょう。
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 用意するのは和紙。
 楮100%の本物の和紙を使います。パルプを使った偽物の和紙や洋紙と違って、繊維が長いので切れ難く、馴染みやすいです。
 今回は銀座の伊東屋で90p×60p、830円の高級和紙を買いました。4匁と書いてあります。匁の重いやつが厚いそうで、4匁は一番薄い部類でした。もう少し厚くても良かったですね。
 
 次に糊。
 教えてもらったときはフエキ糊を使われていました。今回は伊東屋にあった和紙専用糊450円を使ってみました。

 最後に墨。
 墨汁では色合わせが出来ないので、墨を磨って色の濃さを合わせます。

 和紙で裂け目の長さに合わせ、幅1.5p位の短冊状のものを作ります。鋏で切らずに、手でゆっくり千切りながら、周囲をけば立たせたヤツを作ります。

 次に和紙用糊と磨り終って色合わせをした墨を混ぜて、黒色の糊を作ります。

  これに先ほど作った短冊状の和紙を浸し、全体に糊をしみこませます。表面にはなるべく糊が染み出さないように気を付けます。

 この糊と墨で浸した短冊を裂け目に貼り付けます。指で和紙を伸ばしながら貼ると、コーン紙に溶け込んだようになります。

 余分な糊と墨をペーパータオルで抑えて取ります。エッジのギザギザの山谷は、細いへらで抑えて成形し、馴染ませます。

 これで完成です。自分でやってみると、少し糊と墨が短冊の外のコーン紙まで広がりましたので、次回やるときは、糊を細筆で短冊の裏に塗りコーン紙に貼り付け、そのうえで、やはり細筆で墨を短冊に塗ってみようかな。
その方が色のはみだしが少なくできそうに思います。
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 半日乾燥させたら出来上がり。さっそく音を聴いてみましたが、コーン紙補修前と変化はないようです。上手く行ったようですね。

 見た目は少しキタナクなりましたが、これでコーン紙は長期間使えると思います。
 それに、自分の手でコーン紙を補修したユニットなんて、愛着がわきますよね。これがヴィンテージオーディオの面白さの一つですな。

 同時にAXIOM22の設置を左右大きく広げてみました。このほうが音場感は豊かです。
 しかし、バスビンのウィングをバッフルとして使えなくなるためか、100Hz以下の低域の下がり加減はやや大きくなりました。
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画像

 上のグラフはAXIOM22の間隔を広げた現在のもの、下は以前の間隔が狭い置き方です。
 100Hz以下には、また何か対策を考えましょう。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_18.html


晴耕雨聴 2018年10月23日
AXIOM22の低域をパワード・サブウーハーCW200Dで増強(前編)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_19.html

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 (AXIOM22後面開放箱を載せているスツールの足の中に、サブウーハーのフォステクスCW200Dを仕込んでみました)
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 (CW200Dの表面、裏面です。スピーカー端子からも入力できるようになっています)

 先日ベル・ハウエルの箱からG.T.K.オーディオの後面開放箱に移設したGoodmans AXIOM22ですが、明瞭で力強い、響きの明るい良い音がしています。
 英国物のヴィンテージなのに、晴れ渡ったような音で気に入っているのですが、低域が100Hzあたりから落ちているのが玉に瑕です。
 曲によっては問題があります。

 ベンプレ亭書斎にはAXIOM22を入れてステレオスピーカーが4組あります。ほかの3組は20Hz前後までフラットに出るように組んでありますので、AXIOM22は低域がナローレンジのままでも良いといえば良いのですが、せっかく良い音がしているAXIOM22、ワイドレンジならもっと凄いのではないかと考えるのがオーマニのゴウでしょう。

 以下の3方法を考えました。
1.G.T.K.オーディオに大型の砂入り平面バッフルを注文する。
 音は間違いないと思いますが、納期は一番かかるでしょう。
 
2.自作で大型の平面バッフルを作る。
 砂入りバッフルではないので音は変わるでしょう。一番ローコストですね。

3.現在のG.T.K.オーディオの46p四方の砂入りバッフルの外側に、自作バッフルを付ける。
 音が悪くなる要素は少ないと思いますが、工作は難しいかも。

4.パワード・サブウーハーを加える。安易すぎますし、音は心配ですが、明日からでも出来ますな。低域のレンジは一番広いでしょう。

 どれも一長一短ですが、普通のマニアは一番避けるでありましょう4.を選びました。
 1.2.3.は何れも大型の平面バッフルがオイロダイン、バスビンの前に立ちますので、それらの音に影響がないか心配です。

 4.なら大型バッフルは立ちませんし、サブウーハーの音を出したくないときはコレの電源をOFFにすれば今の音が聴けます。
 バスビン、オイロダイン、AXIOM22のどれも今の音を根本的に変えるのはイヤなので、4.もアリかもしれませんよ。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_19.html


晴耕雨聴 2018年10月23日
AXIOM22の低域をパワード・サブウーハーCW200Dで増強(後編)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_20.html

 サブウーハーはすぐ決まりました。フォステクスのCW200Dです。
 20p口径のロングストロークなウーハーが小型の密閉箱に入っており、アンプとローパスフィルターはもちろん内蔵です。信号をスピーカー端子から貰えるのもポイントです。
 ひとつ上の機種でCW250Dというのもあるのですが、現在AXIOM22の足に使っているスツールの下に押し込めるサイズを選ぶとCW200Dになります。

 低域を100Hzあたりから付加するなら方向感が分かると思うので、左右のAXIOM22に一台ずつ、2台のCW200Dを買いました。
 2台となるとあまり高いのは買えませんが、CW200Dなら何とかなります。

 ベークダンパー、フィックスドエッジ、軽量コーン紙、小型後面開放箱、真空管駆動のハイスピード型フルレンジであるAXIOM22に、小口径大ストローク、コーン紙の重い密閉箱、トランジスタ式パワード・サブウーハーCW200Dを加えるなんてマニアの方々が顔をしかめるのが目に見える様です。

 でもやっちゃいますよ、ベンプレ親父は。
 WE13aシステムにはエラックSUB2090を付加してますが、良い音してますし、まあやってみないと何も言えません。
 ダメでもすぐ元に戻せますし、目の玉が飛び出るほどのコストでもないですから。
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 さて、上のグラフがAXIOM22+3000HにCW200Dをハイカット120Hzで足したもの、下はAXIOM22+3000Hだけです。
 低域の−10dbポイントは30Hzですから、ずいぶん低域のレンジが拡張しました。

 音楽を聴いてみましょう。最初はホールの残響成分がタップリ入ったSACD、ヴァントの「未完成」ライブです。
 演奏開始前のホールの暗騒音がCW200D付加ならタップリと聴こえ、低弦の響きも豊かになり、臨場感が段違いです。

 次はLP、コルトレーンの「ブルートレーン」をDL103+TD124mkUにて。ベースの鳴りとサックスの太さに差が出ますね。CW200Dの効果が分かります。

 さて、CW200D、付加した方が低音楽器はより良く再生されますし、臨場感も向上します。しかし、キレや明るさは一歩後退するような気がします.。なんとなく普通っぽい音になるんですね。
 これはCW200Dの問題なのか、低域のレベルを落とすと明るく、キレがあるように聴こえるだけなのか、よくわかりません。

 当分はCW200Dで演りましょう。ソースによってCW200Dが無いほうが良い時は、こちらのスイッチをOFFにするだけでイケますから。
https://91683924.at.webry.info/201810/article_20.html


晴耕雨聴 2018年10月26日
フォステクスCW200Dサブウーハーを少し持ち上げました(駄)
https://91683924.at.webry.info/201810/article_22.html

 (駄)です。
 先日からグッドマンAXIOM22(ベークダンパー)のサブウーハーにフォステクスCW200Dを使用しています。
 F特を測ると30Hzのピークが強いので、少し何とかならないかなと考え、CW200Dを10p程持ち上げてみました。
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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154052058779414062177_IMG_1995.jpg.html

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https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154050322803984355179_IMG_1990.jpg.html

 端材のスギ集成材が有ったので、これをカットして井桁に組み、墨汁で塗装、AXIOM22を乗せているスツールの補強桟の上にはめ込み、写真のようにその上にCW200Dを乗せてみました。
 横から見ると、140万円SACD中身1万円パイオニア事件で日本ではまるで売れなくなったゴールドムンドのエピローグに似てません?あるいはワット・パピー、KEF105にも似てますよ。
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 F特です。別に変わりませんなw
 でもまあ、CW200Dのウーハーの前にスツールの補強桟が横切るのは何となく面白くないので、コレで行きましょう。

 それにしてもCW200Dはコスパ高いですね。
 パワーアンプ、ローパスフィルター内蔵、低域をここまで伸ばせて音質も悪くないサブウーハーですが、実売価格は1個6諭吉を切るくらいです。
 オーディオは進歩してないとよく言われますが、こんなの見ると、やはり進歩はありますな。
 デジタルフィルターとデジタルアンプなんでしょうが、これをアナログで作ると、大きさも重さも価格もコレじゃとても収まりませんぞ。

 ちょっと方向性は斜め上ですけどねw
https://91683924.at.webry.info/201810/article_22.html

5. 2020年9月02日 10:05:45 : AUv6HyK3b2 : OW1XSExYVDc0dHc=[16] 報告
晴耕雨聴 2018年11月19日
月刊ステレオ誌「音の見える部屋」の取材を受けました
https://91683924.at.webry.info/201811/article_20.html

画像
https://91683924.at.webry.info/upload/detail/013/416/33/N000/000/011/154262810134389764179.jpg.html

 本日はお休みを頂き、月刊ステレオの記事、「音の見える部屋」の取材を受けました。
 ライターは写真右の田中伊佐資先生、各誌の読者訪問記では一番の書き手では?
 左はカメラマンの高橋慎一氏です。映画監督、キューバ音楽の専門家でもあるそうです。

 さて、ステレオ誌の読者訪問記へは数か月前に応募していました。赤穂は飛び地なので、いくつか訪問先が固まってからの取材という事でした。
 兵庫県内にベンプレ亭書斎以外に2か所の取材先が決まって、取材旅行が決定。ベンプレ亭書斎を含めて合計3か所を二日で回るそうです。
 地方によっては取材応募が一か所だけの場合、数件まとまるまで、さらに長い期間待ってもらう事もあるそうです。

 取材は午後1時前から6時前まで、5時間のロングラン取材となりました。ベンプレ亭はシステムの数が多いため、時間がかかってしまった様で、申し訳ありませんでした。
 
 取材は三部に分かれていて、第一部の2時間弱がインタビュー。ベンプレ親父のオーディオ遍歴や現在使用中の機材の蘊蓄など。
 第二部は2時間弱の試聴。
 第三部はフォト・ビデオセッションでした。

 なんでも第一部にインタビューを持ってくるのがコツだそうで、音を長時間聴いた後ではお互い疲れてしまって、話が上手く引き出せないそうです。

 ステレオLPはEMT927st、TSD15を使用、モノLPはRCA70C-1、EMT OFD25で聴いてもらいました。

 マラソン試聴ではどのシステムもいつも通りに鳴ってくれたと思います。
 バイタボックス・バスビンはステレオLP、スウィットナー「後宮からの遁走」他が高貴な音で歌ってくれました。
 ロンドンWEはモノLP、エラとサッチモの「エラ&ルイ」他が生き生きと。
 クラングフィルム・オイロダインはモノLP、コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」がガンガンいきます。
 WE13aはハイレゾ配信、フランク永井「ファイブ・ミニッツ・モア」を量感豊かに。

 意外に評判が良かったのが、最後のグッドマンAXIOM22。
 シュタルケルのコダーイ「チェロソナタ」をかけました。
 このモノラルLPは古い録音ですが、音の良さには定評があります。盤もオリジナルですから、けっこう鳴るわけです。

 田中さんも高橋さんも「こりゃ良い」と。「盤が良いからですよ」と答えましたが、「いやいや、次はさっき聴いた”エラ&ルイ”をかけてくれ」との事です。
 おかけしますと、「やっぱり良いよね」。

 「グッドマンはもっと枯れた音で鳴らす人が追い、こんなにバリバリ鳴るのは初めて聴いた」との事。
 おそらくG.T.K.オーディオ製の砂入り後面開放箱、同じくG.T.K.オーディオの改良型リークアンプが良いのだと思いますが、私はグッドマンの音はG.T.K.オーディオの物しか知らないので、グッドマンはこういう音だと思っていました。

 実はバスビン、ロンドンWE、オイロダイン、WE13aと聴いていき、終了したのでフォトセッションと言われましたが、「イヤイヤ、最後にコレも聴いてください」とグッドマンも無理に聴いてもらいました。聴いてもらってよかったです。

 さて、よく言われることですが、複数のシステムを使っていても、聴く人(調整する人、音を作る人)が同じならどれも良く似た音になるそうで、田中さんのお話ではウチもそうらしいです。
 
 今日の田中さんのお話では、早ければ来月の「ステレオ」誌の「音の見える部屋」にベンプレ亭書斎が取り上げられるそうです。
 予定は未定ですが、雑誌にホントに掲載されたら楽しいですね。

 これまで医療業界誌やパワーリフティングの業界誌には何度も出ています。オーディオビジュアルの雑誌にも20年ほど前に一回出たことがあります。
 しかしオーディオ誌は今回が初めてです。また、「音の見える部屋」は記事が貯まると本で出されることがありますので、そこまで行ったら更に嬉しいですね。

P.S.
 もう一つ評判が良かったのは、玄武会の障碍者就労支援A型施設「げんぶ」のもっちゃんベーカリーのパンとクッキー。
 大皿に盛っておきましたが、午後の5時間の取材中にベンプレ親父と3人で、菓子パンを10個位食べたかも。

 残りも帰りの電車で食べて頂けるとの事で、全品持って帰っていただけましたw

https://91683924.at.webry.info/201811/article_20.html

6. 2020年9月03日 17:15:56 : jvGCu7fHGg : Lmp2RC5rUmZuMjI=[32] 報告
2019/9/12
4932:Axiom22 mk2
 https://moon.ap.teacup.com/tao7637/5019.html
 
 「Goodmans」というメーカー名を耳にすると、反射的に「Axiom80」というユニット名を思い浮かべてしまうほどに、知名度的には「Axiom80」の一人勝ち状態である。

 Axiom80は独自の構造を持つ非常に優れたユニットであるが、Goodmansのダブルコーン型フルレンジユニットであるAxiomシリーズにおけるフラッグシップはAxiom22 mk2であり、販売価格も一番高い値付けがされていた。

 今日は、そのAxiom22 mk2をじっくりと聴くことができた。場所はshanshanさんのリスニングルームである。

 shanshanさんは、このユニットを以前からお持ちであったが、従前はAxiom80用に製造されたキャビネットに納めて使われていた。

 しかし、同じメーカーのユニットであっても、ユニットの特性によりキャビネットの最適容量が異なるとのことで、とある理系ウルトラマニアの方にユニットを送り、その特性を特定してもらった。するとAxiom22 mk2の最適容量は、従前使っていたキャビネットよりも少なくて良いことが判明した。

 そこで、前回お邪魔した時に聴かせてもらったスキャンスピーク製の高級ユニットを使用した2ウェイスピーカーのキャビネットの製造を依頼したS氏に再度、Axiom22 mk2専用のキャビネットの製造を依頼された。

 そのキャビネットが出来上がり、Axiom22 mk2の本来の能力が発揮されるようなった新生スピーカーを検証することになったのである。一緒に耳を傾けたのはチューバホーンさんである。

クリックすると元のサイズで表示します

 その見た目は比較的コンパクト。六つの角をもつキャビネットはAxiom80用のものに比べ形状は似ているがずいぶんと背が低い。床からは楓製のウッドブロックにより持ち上げられている。S氏製造のキャビネットはとても質感が高い。綺麗で自然な木目は目を癒してくれる。

クリックすると元のサイズで表示します

 駆動するアンプは、プリアンプはMarantz Model7で、パワーアンプはshanshanさんが自作された様々な真空管アンプが用意されていた。

 まずはPX25によるシングルアンプから聴いた。シングルアンプらしい勢い感のある音の出方である。音の色合いはセピア色。古い時代に録音されたジャズのソースとの相性が素晴らしい。

 次に用意されたのはKT-66のプッシュプルアンプ。パワーアンプがこれに変わると、トーンが一気にヨーロッパ的なものになった。「大人の音」とでも評するべきか・・・クラシックにはこちらの方が落ち着く。QUADUの回路に近いものが採用されているようで、その音の傾向はQUADUに似た質感である。

 次はQUAD405である。コンパクトな形状に似合わず、強力な駆動力を有するパワーアンプである。その駆動力でAxiom22 Mk2にしっかりと鞭を入れる。

 最後はジャーマンビンテージ管を出力管に使用したシングルアンプである。その躯体はとてもコンパクトである。シングルアンプであり、出力は0.8Wととても小さい。

 この真空管アンプに替えると、爽やかな風が吹いた。とても自然で軽やかな風である。品が良く、強引さがなく、Axiom22 mk2が心地よさそうである。

 KT-66のプッシュプルの時のようなピラミッドバランスではないが、すっきりとした見通しで、比較的編成が小さいクラシックではドンピシャな感じであった。

 それぞれのパワーアンプの持つ特色を実によく描き分ける。真空管パワーアンプの自作が趣味であるshanshanさんにとって、このスピーカーは頬撫でしたくなるほどに可愛い存在になることであろう。

 ユニットごとにその特性に沿った最適なキャビネット容量を測定し、上質な素材でキャビネットを作製する。その手法によりAxiom22 mk2は、その本来の能力を遺憾なく発揮することができるようになった。その能力はGoodmansのフラッグシップユニットに相応しい上質感にあふれていた。

 同じ手法で作成されたキャビネットを有するスキャンスピーク製高級ユニットを使用した2ウェイスピーカーも、そのユニットの性能を遺憾なく発揮してバランスの良い音を別室で奏でていた。

 これからは「Goodmans」と聞くと「Axiom80、そしてAxiom22 mk2・・・」と二つのユニット名が頭に浮かぶようになるであろう。

https://moon.ap.teacup.com/tao7637/5019.html

7. 中川隆[-11508] koaQ7Jey 2020年9月05日 11:28:35 : MiikQNbYFc : SExPd1N4T0pwU2M=[17] 報告

岡山県 玉野市 Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/458.html

岡山県 Vintage Audio 店訪問記 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12616010035.html

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