http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1067.html
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(回答先: パイオニア Exclusive M5 投稿者 中川隆 日時 2020 年 7 月 27 日 12:28:09)
パイオニア プリアンプ EXCLUSIVE C7・C7A
Pioneer Exclusive - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=MB2U_C99FVQ
https://www.youtube.com/results?search_query=Pioneer+Exclusive++
Pioneer/Exclusive セパレートアンプ一覧
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/index2.html
ヤフオク! -「EXCLUSIVE C7」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=EXCLUSIVE++C7&x=0&y=0
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なかちゃんのシステム紹介
PRE AMPLIFIRE
(プリアンプ) EXCLUSIVE C7a
http://www.nakajimaharikyuuinn.jp/nakacyannosisutemu1.html
プリアンプはEXCLUSIVE C7aである。
C7aの前にはACCUPHASE C−280 、 SANSUI C−2301 、 EXCLUSIVE C5と当時(20数年前)に国産ハイエンドプリアンプと謳われた3機種を全て使ったが、このC7a(C5の次世代モデルです)は全く次元が違った。
アンバランス(RCA)出力時のインピーダンス(わかりやすく言うと音楽信号の電気抵抗)が0.1Ωと驚異的に低いというか殆どショート状態と思える程の低抵抗でもはやパワーアンプをドライブしてしまう(本当にそんな音がします)凄まじいプリアンプである。
よく雑誌などで高名なオーディオ評論家大先生方が国産オーディオは音が薄いなどと仰っておられるが、このC7aは全くそんな事はない。
一聴するとさらりとしてそうに聴こえるが、実はクリアーな空間の中に濃さのある色彩がきちんと再現されている。
海外製品でこの音を出そうとすると倍の価格を支払わないと無理だとなかちゃんは思っている。
しかし、倍払ったからこのクォリティーは手に入るかどうかも最近は疑問に感じている。
倍の価格で実際にC7aと遜色ないと感じたのはアメリカのJEFF ROWLAND社コヒレンスだけである。
このコヒレンスも今は生産が完了し入手不可能となっており、今音の良いプリアンプは一体何があるのだと思っている。
また、C7aはエージング(いわゆる慣らし運転ですな)に半年はかかる。最初に一聴した時にこのプリアンプの可能性を感じる取る事が出来なければこのアンプを使う事はないだろう。(プラス忍耐力も必要)
もはや手放せないプリアンプである。
追記:C7aはアンバランス接続で使いましょう。その方が音質が良い。
なでもかんでもバランス接続と謳う自称評論家諸氏に騙されてはいけない。
http://www.nakajimaharikyuuinn.jp/nakacyannosisutemu1.html
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Exclusive C7 ¥1,200,000(1991年頃)
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/c7.html
真のステレオフォニックを求めて持てる技術をおしみなく投入し、ステレオフォニックの原点とも言える L と R からの音を同質のものとして再生する"ステレオ伝送誤差ゼロ"を目指した最高級ステレオプリアンプ。
電源コードから、後面パネルの入出力端子にいたるまで、完全に独立したモノコンストラクション構造を採用しています。
さらに、左右同質な再生に影響を及ぼすセット内の磁界、温度、振動などを、最新の計測機器を駆使して徹底解析し、新開発パーツの採用をはじめ、全てのパーツを左右独立対称型のレイアウトとし、伝送の同質化を図っています。
また、信号経路のシンプル化、セット内リモートコントロールシステムの採用など、ステレオ伝送誤差ゼロを達成するため、様々な配慮がされています。
パワートランスや平滑コンデンサーから発生する磁気が、伝送回路にも影響を与え、誘導ノイズを発生し音質を劣化させます。この影響に着目し、低磁束密度のパワートランスや、磁気をキャンセルするコンデンサーの開発など、主要部品の防磁対策、セット内における磁気分布の均一化を図っています。
アンプの外部、内部からの振動による影響を考慮し、新開発の低磁束密度のトランスをはじめ、互いに磁気を打消しあうプラス側とマイナス側がペアになったコンデンサー(コンプリメンタリーキャパシターペア)を新開発し、採用してます。
さらに、プリント配線基板のフローティング化、無共振化を実現したアルミダイキャストシャーシなど防振・制振対策を施しています
また、シャーシの熱による変形にも対応するため、応力を計算したシャーシの採用、熱変形などの影響を考慮した各パーツのレイアウトなど、機械的要素による音質への影響を解明し対応しています。
温度の変化が抵抗値の変化となる導体の特性が音質に影響を及ぼすのを考慮し、放熱のコントロールをはじめ、熱源となるパーツの適切なレイアウトにより、セット内を恒温槽のような温度環境にし、左右の音の同質化を図っています。
左右が完全に独立した完全モノコンストラクションの独立性を確保するため、ボリュームやファンクションスイッチもセット内リモートコントロールを採用し、左右の明確な分離を実現しています。
回路構成は1チャンネル2アンプ2バッファアンプ構成となっています。
ゆとりある高インピーダンスの入力から、ボリュームおよびRec出力を低インピーダンスでドライブするため、入力セレクターとボリューム間、ボリュームと位相スイッチ間にバッファアンプを設置し、さらに2つのフラットアンプはアルミハイブリットICによる増幅回路を採用しています。
電源部は、左右及びコントロール用の3つのトランスに独立し、音質への影響を排除するため、低磁束密度で動作するパワートランスを新開発して採用しています。また、リニアリティの良いポイントで動作するよう設定することによりノイズの発生を抑えています。
さらに、平滑コンデンサーはプラス側とマイナス側で発生する磁界に着目し、それぞれの磁界が互いにキャンセルしあうコンプリメンタリーキャパシターペアを新開発し、磁界が音質に与える影響を抑えています。
ノイズを徹底的に排除しソースからの信号の純度を確保するため、入力回路はホット側だけでなくアース側も同時にon/offするセパレートアース回路を採用しています。これによりアースラインから流入する他機器からのノイズをカットします。
フラットアンプの増幅部に採用したハイブリッドICの基板には、優れた熱伝導性とシールド特性を持つアルミニウムを使用しています。これにより音質劣化の原因となる熱や磁気の音質への影響を徹底して抑えています。
振動の影響を受けやすいプリント配線基板を特殊防振ゴムのダンプ材でホルダーからフローティング化し、振動の音質への影響をカットしています。
各チャンネルの独立性と左右の対称性を得るため、ボリュームとファンクションの切換えにセット内リモートコントロールシステムを採用し、左右の独立性の確保を実現しています。
フロントパネルの操作部を手動で操作すると、セット後部に配置されたボリューム及びファンクション切換えスイッチがモーターの駆動により動作し、希望のポジションにセットされます。
また、操作しない場合はモーター駆動用ジェネレーターがoffとなり、音質への影響がカットされます。
優れた音質を再生するため、部品のひとつひとつを丁寧に吟味しており、信号経路配線材には純度99.99%の無酸素銅シールド線を使用してます。
3つのトランスのそれぞれにエネルギーをダイレクトに供給するため、6芯の無酸素銅高品質極太電源コードを採用しています。
絶縁も2重にし、しかも絶縁材の着色顔料にカーボンを用いるなど、顔料による音質への影響にも対応しています。
機種の定格
型式 ステレオプリアンプ
入力感度/インピーダンス
Phono MM:2.5mV/50kΩ
CD、Tuner、Line1、2、3、4、5、Tape play1、Tape2:150mV/50kΩ
Balance in 1、2:150mV/600Ω
出力レベル/インピーダンス Tape rec1、2:150mV/1kΩ
Output1:1V/0.1Ω
Output2(Balance):1V/200Ω
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 70W(電気用品取締法)
外形寸法 幅460x高さ158x奥行446mm
重量 27.5kg
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/c7.html
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2019/08/27
EXCLUSIVE、修理受付終了へ
パイオニアのかつてのハイエンドオーディオブランド「EXCLUSIVE」シリーズのメーカーでの修理受付が今年の9月末で終了するそうで。
同ブランドにはスピーカーもあったわけですが、現時点での修理対象は下のような機種のようです。
もちろん、スピーカーや掲載外のものも可能な限りは受け付けてくれるとは思いますが。
EXCLUSIVE M10
EXCLUSIVE M3
EXCLUSIVE M4
EXCLUSIVE M4A
EXCLUSIVE M5
EXCLUSIVE M5A
EXCLUSIVE M7
EXCLUSIVE M8
EXCLUSIVE P10
EXCLUSIVE P3
EXCLUSIVE P3A
EXCLUSIVE V7
EXCLUSIVE C10
EXCLUSIVE C3
EXCLUSIVE C3A
EXCLUSIVE C5
EXCLUSIVE C7
EXCLUSIVE C7A
EXCLUSIVE F3
いちばん古いのはM3の1974年ですから相当な力の入れ具合だったということになります。
参考までにAccuphaseの初号機であるC-200やP-300は1973年と1年前の発売ですが、部品払拭もあって1984年以前のものは既にどれも修理不可な部分がある状態です。
それはエクスクルーシブもある程度同様だとは思いますけどね。
しかし今回は徐々に打ち切る形ではなく、一気に上記も含めた全製品の修理受付が終了するという形です。
パイオニア本体が立ち行かないような状態ですから仕方ない側面もありそうですが、せめてサービスマニュアルや残っている部品類はどこかで引き継いでもらえると良いのですが…。
そういう私はエクスクルーシブを所有したことがないわけで偉そうなことは言えませんけども、特に1980年代前後の製品は店舗で良く試聴させてもらった記憶があります。
印象深いのはモノラルパワーアンプのM5、それにレコードプレーヤーのP3辺りでしょうか。
スピーカーも2401twinは当時オーディオをやってた人は一度は憧れた記憶があるでしょうし、model2301も店頭でずいぶん聴かせてもらいました。
父親は少し前に聴きに行ったそうですが、天童市の天童レコードサロンには東北パイオニアから寄贈された機材やレコードがあるんだそうです。
そちらの運営もかなり厳しいようで、元々は天童オルゴール博物館だったものの、運営を委託されていらっしゃる方も退任されたりしているみたいですね。
そもそも父親が聴いた時も機材は立派なものの、ケーブル類には頓着しない父親でも「さすがにこれはないだろう」というくらい、お粗末なものだったらしいです。
かつて三菱やナカミチ、サンスイなどの工場など拠点が多くあった福島県もほとんどが消え去って、今だとD&Mがなんとか残っているというところでしょうか。
今回の修理に関しても、もし可能であるならば元々ゆかりのある天童市あたりに拠点が作れたら良いのでしょうけどね。
TADも経営状態はかなり厳しいようですし、オーディオ業界の道は険しそうですけれども、それは産業やビジネスとして捉えた場合の話である側面も大きいと思いますし、もっと技術者や職人さんの視点で伝承されていってくれれば良いなと願うばかりです。
https://www.sara-mac.com/audio/exclusive-repair-end.html
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