http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1034.html
Tweet |
(回答先: 永田町の穴場「国会グルメガイド」 投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 02 日 07:08:21)
世界的にも美食の街として知られるようになった東京 _ こんなに食の多様性に優れた都市は世界にはありません
海外で10万円以上が当たり前の鮨が日本だと半額 外国人観光客が予約困難店を目指す理由 2020/01/19
© AERA dot. 提供 浅草ホッピー通り/台東区。「浅草寺」の西側にある飲食店街。大衆酒場が軒を連ね、昼から酒好きが集まる。かつては「おじさんの聖地」だったが、いまや若年層や海外からの旅行客でごった返している(撮影/写真部・馬場岳人)
近年、世界的にも美食の街として知られるようになった東京。観光客増加の影響もあり、ミシュランの星付き飲食店では予約争奪戦が繰り広げられている。さらに最近では、意外な場所にも観光客が出没しているという。
AERA 2020年1月20日号では、インバウンドの影響を受ける東京の飲食店を取材した。
* * *
予約困難店の増加は外国人観光客の増加と密接な関係がある。日本政府観光局の発表によると19年の訪日外客(インバウンド)の総数はおよそ2935万人(1〜11月)と過去最大を記録した。東京五輪が開催される今年は、さらにその数は増加すると言われている。彼らの訪日の目的の上位を占めているのが「飲食」だ。
東京・銀座に店を構える「てんぷら近藤」は訪日外国人憧れの飲食店だ。店主の近藤文夫さん(72)は昨年、現代の名工にも選出されたてんぷら界の先駆者。魚介中心だった江戸前てんぷらの世界にいち早く野菜を取り入れ、てんぷらという食べ物を和食のスタンダードとして世界に認知させた功労者だ。今では客のおよそ半分をインバウンドが占める。かつててんぷらは、油っぽく、胃にもたれるという理由で、同じ東京を代表する鮨(すし)と比べると日本人の料理評論家でさえ敬遠していた時代があった。しかし、近藤さんは近年、ある変化を感じ取っていた。
「あるフランス人のお客様が、きすという魚を食べて、なんて香りのある魚だとおっしゃいました。日本人は美味しいけど、淡白だね、で終わりなんですが、外国人のお客様は確実に魚の微妙な香りを感知している。これは、私たちが本当の意味で伝えたかったこと。彼らが情報ではなく、自分の舌で料理を味わっている証拠です」
そうした東京を訪れる外国人が、予約困難店以上に出没する場所がある。
東京・浅草にある「ホッピー通り」。通称「煮込み通り」だ。浅草六区や場外馬券売り場にほど近いこの通りは、昼から酒が安く飲める「センベロ」の聖地として有名だ。かつて昭和の大衆酒場だった通りは一時、閑散としたこともあったが、今では外国人観光客で昼からにぎわっている。
欧米に限らず世界各地から来日する外国人旅行者のアテンドをするコーディネーターの女性によれば、彼らにとって海外で10万円以上が当たり前の鮨が、その半額で、かつ数倍のクオリティーで食べられる日本の予約困難店は確かに魅力的だという。加えて、気軽な雰囲気と手頃な値段で本物の美味しさに出合える酒場や居酒屋が充実しているのも東京の懐の広さだと彼らは感じていると語る。
「例えば、スペインのバスク地方は美食の街として名高い。けれども、そこで食べられる料理のジャンルは限定されている。東京は都市としてのスケールも、料理のジャンルも、店の数も比べものにならない。こんなに食の多様性に優れた都市は世界にはありません」
東京オリンピック開催を契機に日本の飲食シーンがどう進化するのか、今から楽しみで仕方ない。(編集部・中原一歩)
※AERA 2020年1月20日号より抜粋
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/海外で10万円以上が当たり前の鮨が日本だと半額-外国人観光客が予約困難店を目指す理由/ar-BBZ6fGI?ocid=ientp
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。