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低価格音楽配信の普及によって、欧米では 「CDショップ」が無くなった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1021.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 12 月 30 日 10:25:08: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: CD/SACDプレーヤーからPC・ネットワークオーディオへ 投稿者 中川隆 日時 2018 年 5 月 05 日 18:05:24)


低価格音楽配信の普及によって、欧米では 「CDショップ」が無くなった


2019年12月30日
ライブ売上が音源販売全体を上回る 音楽配信は増加もCD減を救えず

ポールマッカートニー 東京ドーム公演。1回1億円のギャラと言われている
paul_20150423
引用:http://kakereco.com/magazine/img/post/paul_20150423.jpg


CDが売れない傾向が続き、これからはもっと売れなくなると言われている。


音楽配信が増加したがサブスク(定額制)により1曲あたり単価が以前の10分の1以下に低下している。


替わってライブ活動の売上が増えていて、今やCDはネット配信など音源販売全体の売り上げを上回っている。


収入源に悩むミュージシャン


日本は世界でも例外的にCDが売れている国ですが、それもAKB48などの特典付きCDだけで、他は全滅と言える。

世界ではもっと進んでいて、低価格音楽配信の普及によって、CD市場は無くなったといわれる。

実際欧米には既に「CDショップ」が無くなり、日本に来た観光客が珍しがって写真に撮って行くほどです。



ネットで人気の音楽配信は一ヶ月の料金を払うと音楽を聴き放題になるというもので、一曲辺りの単価が非常に安い。

音楽単体で購入する場合も1曲1ドル以下で、CDの時代に2曲に1000円払っていたのとは比較にならない。

従来型の音楽ビジネスは崩壊し、少数の勝ち組と大多数の負け組みに分別され、多くの音楽家が去って行った。


仮に音楽配信で10%の著作権収入を得たとしても、最も単価が高くて一曲10円でしかない。

アルバムとしてまとめて販売する場合の単価はもっと低く、定額配信だとほとんど収入は見込めない。

例えば500円以下とか980円を払って、数百万曲から一ヶ月聞き放題のサービスが存在する。


それにYouTubeによる無料の音楽配信も存在していて、レンタルCDというライバルもいる。

それぞれの音楽の売り方別に、ミュージシャン(著作権者)がどれだけ稼いでいるかを見てみます。

最も稼げるのはCDで、1枚売れるごとに10%が入ってくるので日本では300円、欧米では約150円になります。


音楽配信はCDに代わり得ない


次にダウンロード販売で、1曲250円で販売したら、25円の収入になります。

レンタルCDは意外に高くて、レンタル1回あたり120円がミュージシャンに入って来る協定になっている。

これらは作詞・作曲・演奏・歌を一人でこなす場合で、複数人数だと当然安くなります。

次が問題の定額配信ですが、1曲聴取あたりの収入は0.1円以下とされています。

10万回アクセスされてもミュージシャンの収入は、多くて1万円というところで、ヒットしても収入になりません。

例えば1年間に100万回アクセスがあればかなりの人気があるが、年収10万円にすぎない。


そしてYouTubeのような無料の音楽配信は、いくら配信されても基本的に無料です。(広告料が権利者に支払われる場合もある)

実際の話日本ではCD売上とCDレンタル以外では、生活の足しにもならないと考えられます。

超人気のミュージシャンなら一定の収入になるが、それほどでもない人たちにはネットは収入にならない。


1998年頃はCD売上が6000億円あり、国民一人当たり5000円使っていました。

これを音楽配信に置き換えると、国民全員が月500円の定額配信に加入したとして、やっと同じ売上になります。

だが現実の定額配信加入者は国内合計で数百万人というところで、CDに代わる可能性はありません。


ライブに毎回多くのファンを動員できるのは、一握りのビッグアーティスト
o0800045013169834008
引用:http://ameblo.jp/alf0315/image-11969089461-13169834008.html

ミュージシャンに厳しい現実


2014年のCD売上は約1965億円で、1998年の6000億円から3分の1になりました。

これでも世界的には恵まれているほうだが、売れているのは一部の人に限られています。

そこで日本のミュージシャンはCDを中心としたビジネスから、ライブ活動を中心にしています。


CD売上は最盛期に6000億円まで増えたが、音楽配信を含めても2017年は2,893億円に減りました。

ライブ売上は2017年で3,324億円に増え、年間の公演数は3万近くに増えました。(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC))

合計すると音楽配信を含めて、昔も今も6000億円以上あり、あまり変わらないとも言えます。


だがCDを売るのとライブをやるのは大違いで、CDの原価は100円程度に過ぎません。

スタジオで収録したら、後はひたすらコピーするだけで無限にお金が増えていきます。

しかしライブは実際に全国を回って多くのスタッフで公演を行うので元手が掛かっています。


売上はCDと同じでも、下手をすれば赤字を出しているミュージシャンも居るはずです。

豪華なステージで有名なミュージシャンが、客の入りが少ないので赤字だったとは良く聞く話です。

ライブは元手が掛かる他に、無名ミュージシャンはライブにお客が入らない傾向がある。


客の立場からはCDを買うよりもライブに行くほうが、お金が掛かりハードルが高い。

無名や新人、あまり売れていないミュージシャンはCDでもライブでも稼げなくなっている。


音楽会社にとっては様々な方法で収益を得られているものの、売れないミュージシャンには厳しい時代だ。
http://www.thutmosev.com/archives/40468851.html  

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コメント
1. 中川隆[-11320] koaQ7Jey 2020年9月18日 09:17:40 : EyOd7aj3LE : ckY3ZTFXMUNXRlk=[11] 報告

2020年09月18日
CDやDVDが再生できなくなる日

CDやDVDは、カセットやフロッピーディスクみたいな存在になる

CDやDVDプレイヤーが売っていない

最近のノートPCのほとんどは光学メディアつまりDVDプレイヤーがついていないが、多くの電気製品でそうなっている。

テレビ録画機は最初VHSテープだったのがDVDになり、今はハードディスクに替わった。

ゲーム機でもソニーやMSの新型機はディスクドライブ無しのモデルが設定され、ネットダウンロードする仕様のようです。

記録装置はハードディスクの大容量低価格化が進み、USDメモリーやメモリーカードも100G以上が低価格で発売されている。

耐久性は傷がつけば終わりのDVDやCDに対し、メモリータイプは衝撃に強いとされている。

寿命も数年で再生不能になるケースがある円盤に対し、むしろ長くデータを保存できると言われている。


こうなると円盤ディスクには何も利点がなく、レコード盤やカセットテープのように市場から消えてしまうでしょう。

今までは考えられなかった事ですが、DVDやCDソフトを持っているのに再生機器が無いので見れない聞けないという事態になる。

引き出しの中に古いカセットテープが入っていても、ラジカセが壊れたら聞けないのと同様です。

DVDやCDは今後10年で再生できなくなる

USBメモリーやメモリーカード、フラッシュメモリーは形状が違ってもパソコンにつなげば再生できるのが強みです。

対するレコードやDVDやカセットテープは記録内容を読み取る機械が必要で、テープをパソコンにつないでも音楽を聴くことは出来ない。

記録データの超長期保存という意味でも、読み取り機械を必要とする記録形式は今後なくなるでしょう。


メモリー方式でも10年や20年は良いとして100年単位の保存には耐えられず、いずれすべての音楽や映像データは消滅します。

100年でも1000年でも保存できるのは、今のところ紙に絵や文字を書く方法しかない。

CD衰退を象徴する出来事としてニューヨークで2020年上半期に、レコード盤の売上がCDを上回った。


2005年以降、レコードの売り上げは増え続け2020年も前年比4%で推移している。

一方のCD売り上げは前年比48%減なので、来年はレコードの半分になっている可能性が高い。

物理媒体全体の音楽売り上げは前年比23%減で、オンラインの定額サービスにシェアを奪われた。


定額サービスはそもそも音楽を買わず月額980円などで聞き放題なので、毎月数千円で音楽を買うよりやすい。

レコードしかなかった時代は1枚数千円でレコードを買うか、ラジオ番組などからテープに録画していた。

レコード盤は一種のファッションやコレクターアイテムとして売れているが、定額配信のシェアを奪えるとも思えない。


こうして音楽や映像の記録メディアというジャンルそのものが衰退し、やがて消えていくでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/83918563.html

2. 中川隆[-12086] koaQ7Jey 2023年12月03日 17:42:09 : ZVB4jl6fwA : emRrakdXSWV6SzY=[3] 報告
<■86行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
「You Tube」チャンネル作成
2023年12月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ffb2f960919f68ed71b6e7be4f9b5edc

昨日のこと、過去記事ランキングに珍しく登場していたのが「音楽がタダになる日」。2005年の投稿だから今からもう18年前の話である。

大半の方が「忘却の彼方」だろうから再掲させてもらうと・・、

「ひと口に音楽鑑賞といってもコンンサートなどの生演奏を楽しむ人、あるいはオーディオ装置を中心にレコードやCDソフトを楽しむ人などさまざまだが、自分を含めて後者に属する人は結構多いと思う。

オーディオ装置への投資額に比べるとCDソフトなんて微々たる割合だと言いたいところだがそれでも300枚近くとなると平均2000円として60万円ほどになるからばかにならない。約30年の長期間に亘ってのコツコツとした出費だから目立たないだけ。

これからも好みのCDソフトが発売されれば買わざるを得ないところだが、2008年7月29日号(「エコノミスト」誌)の特集記事「音楽がタダになる」(18頁〜38頁)によると、CDを中心とした音楽鑑賞もどうやら大きな変革の時代に入りつつあるようだ。

とにかくCDの出荷額が激減している。過去最高を記録した98年の5879億円から9年連続で減り続け、2007年は3272億円とほぼ半分に縮小という有様で、これまでCD販売を最大の収益源として潤ってきた音楽業界が大変革を迫られている、とのこと。

身近な現象では都会、地方を問わずCDショップがゾクゾクと廃業ないしは売り場面積の縮小などの一途をたどっているのを既にお気づきのことと思う。

1 CD販売の絶対数の激減

2 ネット通信販売への移行

3 携帯電話の「着うた」による楽曲のダウンロードや米アップル社の「iPod」などの携帯プレーヤーの普及

などによるものだが、そもそも最大の被害者は音楽関係会社だろう。

CDが売れない要因の一つにはデジタル技術の進歩によるコピーーが簡単にできるようになったことが挙げられパソコンの「ファイル共有ソフト」によって多数の利用者間で「音楽闇市」が形成されている影響が大きい。

もうひとつの要因はネット上の音楽配信市場の急速な伸びで現在1曲200円程度、アルバムが1500円程度という音楽の低価格化、無料化の波が業界全体を襲ってきている。

同誌34頁には、いずれ「音楽がタダ」になる日を見越して新たなビジネスモデルの再構築とともに世界的な業界再編の動きが始まっているとたいへん興味ある記事が掲載されていた。以下、要約しながら追ってみよう。

『あらゆる音楽が丸ごとタダで聴ける、しかも合法的に!』

会員制交流サイトの最大手、米「マイスペース」が近く常識を覆す音楽配信サービスを開始する。世界の4大レコード会社のうちEMIを除いて大手3社と提携しその音楽のすべてをサイトからユーザーに無料で聴かせるというもの。

無料の音楽で消費者をサイトに惹きつけ、サイト上に広告を掲載しアーティストのコンサート・チケットなどを販売して、これらの収入をレコード会社と分配しようとする新たなビジネスモデル。

これは、レコード会社側から見ると「音楽ファイルがコピーされるのは仕方がない」との諦めを背景に、自社の音楽を水道やガスのように安くあまねく供給し、それをベースに創造性に富むIT企業が斬新なビジネスを編み出し、それに乗っかって新しい分け前を受け取ろうという狙いだという。

こういう新しい動きを見ると、消費者側としてもうまく利用しない手はない。とにかくCDを購入する必要が無くなるのだからたいへん喜ぶべきこと。

しかし、iPodの活用でさえも手ぬるいと思う人がいるのは当然で、パソコンに直接取り込んだ配信音楽をそのままデジタル信号としてUSBポートからオーディオ装置(DAコンバーター)に送り出すことも当然考えられる。

むしろこちらの方がストレートにデジタル信号を引き出せるので音質が良さそうだし主流になる可能性を秘めている。オーディオ機器としての能力を持った、たとえば駆動音が静かでプリアンプとチューナー感覚を備えたオーデイオ専用パソコンが発売されるのも時間の問題だろう。

いずれにしろ「パソコン」がオーディオの主役とはいかないまでも重要な脇役になるのは目に見えているが、あとは何といってもクォリティが一番の課題で再生される音質と使い勝手の良さがカギを握っていると思う。」

とまあ、以上のような内容でした。当たらずといえども遠からずといったところでしょうか・・(笑)。

現在、我が家の音楽鑑賞は「ルーター → テレビ → DAC」による「You Tube」が主体になっており、画面に出てくる宣伝広告を排除するための費用 で、たかだか「1200円」程度が毎月引き落とされているが、音質はそう目くじらを立てるほど悪くないし、何しろリモコンの操作一つで次から次に好きな曲目に移れるので便利なこと、この上ない。

音楽好きにはまるで「桃源郷」のような時代がやってきたことを実感している。

で、残る「我が家の願望」はといえば「You Tube」を利用して「発信」に転じたいですね。

我が家のオーディオ・システムの音を広く聴いてもらおうという算段である。

「なんだ偉そうな口をきいているけど大したことないじゃないか!」と、恥をかく可能性も大いにあるけどね・・(笑)、まあ良きにつけ悪しきにつけ一度聴いてもらえれば相互の理解促進に役立つことは間違いない。

どなたか、「パソコン苦手の年寄り」に「You Tube」チャンネルの作成方法を教えてくんないかなあ・・、あるいは「分かりやすい解説をした書籍」、さらには有料でも構わないので信用のある専門的な機関の紹介をしていただけると大いに助かります・・。

メルアドは「自己紹介欄」にあります。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ffb2f960919f68ed71b6e7be4f9b5edc

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