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あの名画の舞台となった伊香保温泉は今… http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/355.html
(回答先: あの伝説の名湯は今_ 幻の秘湯 戦慄の二股ラヂウム温泉 投稿者 中川隆 日時 2010 年 4 月 30 日 17:49:54)
映画の舞台になったことで有名になった観光地など、珍しい例ということはありません。日本では、映画によって観光地として有名になった、映画によって観光地に人が増えた、という例は、意外に多いのです。 例えば、札幌の雪祭りは、黒澤明監督の『白痴』から知られるようになって、立派な雪像が造られたりしましたし、最近では『フラガール』によって旧名・常磐ハワイアンセンターが再び脚光を浴びたりしています。そんな、名作のロケ地が人を呼ぶきっかけになった例として、最も有名なのが、成瀬巳喜男監督の名作『浮雲』でしょう。 高峰秀子と森雅之の忍ぶ、忍ばれる、つかず離れずの許されぬ愛の半生を描いた『浮雲』は、観ている者までもが切なさに胸が締め付けられるくらいの感動をおぼえる、日本映画の名作として語り継がれています。その『浮雲』の中で、最も有名なシーンが、森と高峰が愛を確かめ合う旅先として選んだ伊香保温泉の入浴シーンです。 この作品の公開当時、女優さんの入浴シーンなんて相当珍しく、しかも当時の映画界の美女として名高い高峰秀子と岡田茉莉子がお風呂に入るシーンもあったのですから、映画メディアが『浮雲』の内容とは関係なく、その部分だけとりあげて世間の話題を巻いたそうです。作品の製作者たちにとっては、いかんともしがたい話題のなり方だったでしょうけど、それで多くの人たちが観たおかげでこの作品の評価が上がったのですから、公開後の製作者たちはホッとした気分ではなかったかと思います。 ところが、その製作者たちが困惑した『浮雲』の話題のなり方が思わぬ方向へと進みます。映画の物語全体としては四分の一程度も出てこなかった、あの入浴シーンの舞台・伊香保温泉に、映画を観た人たちが行きたいと思ったのか、公開後、それまでひなびた温泉街だった伊香保の町に人が溢れかえった、というのです。その後、伊香保温泉は日本でも有数の温泉地として知られるようになったのです。これは映画が観光地を生んだ、好例のひとつと思います。
訪ねたい:銀幕有情 浮雲(群馬・伊香保)
54年前の映画だが、古さを感じさせない。何度見ても画面に見入ってしまう。とりわけ、ゆき子(高峰秀子)と富岡(森雅之)がさまよう伊香保とラストの屋久島のシーンは圧倒的だ。 伊香保は都心から近い温泉の一つだ。温泉街のシンボル、石段が風情を感じさせ、周辺にはゆったりとした時間が流れていた。関所跡がある石段下から歩き始めた。 温泉引湯口である小満口(小間口)が途中数カ所にある。石段の傾斜を利用し、源泉から決まった湯量を旅館やホテルなどに配分する伝統的な仕組みだ。お湯の流れがガラスごしに小満口から見える。坂を流れる湯の勢いに、子供たちが歓声を上げていた。 石段の中ほどを過ぎると、観光客がグッと増える。「温泉街=中年女性、熟年夫婦」と勝手に思い込んでいたが、若い女性やカップルが目立つ。旅館丸本館の主人、松村孝雄さん(69)は「テレビ番組や雑誌の温泉特集などもあり、若いお客さんが年々増えている。温泉と石段の散策を楽しんでいるようだ」と話す。 観光協会によれば2年前には石段中央部に手すりを設置。「劣化して欠けた部分が多くなった石段も、80年から5年がかりで大改修した」という。石段上の斎藤写真店には高峰秀子と森雅之の写真が飾ってあった。さらに伊香保神社に向かって37段の石段があり合計352段。温泉まんじゅうを考案したという店で一息し、源泉地に向かった。 伊香保での映画の撮影はどうだったのか。 「ゆき子や富岡、バーの若妻おせい(岡田茉莉子)が歩く石段は、撮影所内のセットで撮った」。中古智美術監督のチーフ助手だった竹中和雄さん(79)から聞き、驚いた。伊香保で見た当時の石段と周辺の写真がそっくりだったからだ。数秒、数カットのために「土台を作り、本物の石を積み上げて作った」というのだ。 竹中さんはその理由を「成瀬巳喜男監督は、石段を上り下りするゆき子らの感情の変化を、人物に密着して撮りたかったのだろう」と振り返る。そのために本物と間違うほどの石段と3階建ての木造家屋のセットを建て、しかも普段は使用しないクレーンで撮影をしたのである。
「浮雲」は全編を通じて、女の業のようなものをとらえ続けた。流れに任せて男(女)に寄りかかり、身をゆだねていく姿を通じて、どうしようもない孤独感をも浮かび上がらせた。 路地に足を踏み入れるとやや朽ちかけた石段が幾つか残っていた。夕闇が近づき石段にいた観光客たちもいつの間にか消えていった。宿に戻り冷え切った体を湯に沈めた。伊香保の湯はゆき子と富岡の心も温めたのだろうか。
離れがたい男女を描いた傑作。成瀬巳喜男監督の冷徹で研ぎ澄まされた視線は最後までゆるぎなく、無駄なセリフやカットをそぎ落とした画面は映像表現の一つの頂点とされる。 主人公ゆき子を演じた高峰秀子と富岡役の森雅之の名演技も評価された。とりわけ、道行きの果てに見せる高峰の美しさは絶品。数ある高峰の主演作の中でも極めつきの一本である。1955年公開。キネ旬1位、原作は林芙美子の同名小説。 ゆき子と農林省技師の富岡は戦時中に南方で知り合い、恋仲となる。敗戦後、遅れて引き揚げてきたゆき子は富岡を訪ねるが、富岡は妻と別れられずにいた。ゆき子は外国人の囲われ者になったが富岡が忘れられず、2人は伊香保に行く。 その後もゆき子と富岡は東京、伊豆長岡、屋久島へとさまよう。他の女とも愛欲の日々を重ねる富岡、地の果てまで宿命のように男にすがり続けるゆき子。ついたり離れたりを繰り返す男と女の恋愛劇の中に垣間見える虚無感に引き込まれる。 成瀬監督作品は昨今、ニューヨーク、トロントなど海外でも特集上映されることが多く、小津安二郎監督らとともに、その名は世界映画史上でも輝いている。http://mainichi.jp/life/travel/tazunetai/archive/news/2009/20090209dde012070002000c.html 『浮雲』の主人公、ゆき子と富岡は、死のうとして伊香保にやってきます。 『 坂の多い温泉町で、その坂は、路地ほどの狭さだった。湯花の匂いがむっと鼻に来る。 (中略) 不如帰で有名な伊香保と云うところが、案外素朴で、如何にもロマンチックだった。 』
短い人生のうちで200編以上にも及ぶ作品を残した林芙美子ですが、彼女の人生の始まりには『放浪記』があり、終わりにはやはりこの『浮雲』が置かれます。『浮雲』は、私的な日記である『放浪記』の、いわば物語のような気がします。 このふたつの作品の共通のテーマは、 恋人を頼って上京するところから始まる『放浪記』は、その後の林芙美子自身の成長、また環境の変化によって彼女の愛の対象、形も変化してゆきます。 それでも林芙美子というひとりの女性は、誰よりも永久不変の愛を求め続けていたように感じます。 『浮雲』のゆき子もまた、かつて持ち得た異国の地での富岡に対する激しい情愛が、時と時間を経て変化してゆくのを、ここ伊香保で諦観するのです。
あの眼は わたしの眼も いまは
昭和18年にゆき子は、農林省のタイピストとして仏印へ渡った。 そこで、農林省の技師の富田と出会う。 なじられても、傷つけられても、好きだから離れられないゆき子と、優柔不断で女を引き込んで行く富田。 引き帰すことの出来ないところまで追いつめられているゆき子に、 富田…「このままではだめだ別れよう」
ゆき子の死に顔を見詰め、明かりを持って来てゆき子の唇に口紅をつけてやる富田。 幸せそうなゆき子の死に顔。 屋久島行きの船への乗船を前にして病に倒れてからの、ゆき子はまるで「聖女」のような顔になります。生きていくためとはいえ米兵にまで身をまかせ、妾をしていた新興宗教の教祖から金をちょろまかして富岡を誘い出したようなゆき子が、泥沼をかきわけ生き抜いた果てに、遂に浄化されるまでを演じ切った高峰秀子、数々の映画で名演技を残したその中でも、やはりこの「ゆき子」が最高峰でしょう。 馬鹿な女である。哀れでみすぼらしく、美しくもない。 おまけにしつこくて、男は拒絶しているのにあきらめないばかりか、会えば恨み辛みを言い募りあげくの果ては、シクシク泣き出すしまつだ。 それなのに、何故に観ている内にだんだん気高く見えてくるのだろう。 富岡のために、自分を捨てて行く過程が、物語になっているわけだが、 でも私には、どう注意深く観ていても ゆき子=高峰秀子 がどうして 月のうち、35日は雨が降る。 屋久島に落ちていった森雅之と高峰秀子が、屋久島で耳にする言葉です。 今日は「浮雲」を見てきたのでした それにしても、「屋久島」はなんと遠いことか。森雅之と鹿児島まで落ちのびて来た高峰秀子は、たしか、遠いのね、一人じゃとても来られなかった、と言います。しかし、戦前にはフランス領インドシナ(ベトナム)まで、高峰秀子は、女一人で行ったのではなかったのか。鹿児島は、屋久島は、つまりベトナムより遠いのか。 彼らは船の旅を控えています。ベトナムまで一人で行った女が、屋久島をそれよりも遠いと口にしたとたん、その身体に震えがはしり、死の病が唐突に彼女を襲います。床に就き動けなくなった彼女は、それでも森雅之についていく意思固く、共に船で屋久島へと渡る。蛍の光がうら寂しく、岸を離れるフェリーに鳴り響きます。 成瀬の映画です。船に乗って、海へと向かう。それはそのまま、死への旅立ちです。屋久島がベトナムよりも遠いのは、そこが死の地であったからでしょう。 仏領インドシナは、帰還することが出来る距離にあったわけです。しかし、屋久島からは帰還できない。死を孕んだ距離なのです。 「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」と映画の最後に出るテロップを、昔この映画を見たときには、短命で去っていく高峰秀子のことを指すと思っていました。しかし、改めて見直してみると、実は違うのではないか、 この映画は、最後、結局高峰秀子は昏睡状態のまま、まだ死ぬところまでは描かれず、有名な、森雅之が高峰の唇に紅をさし、名を呼びながら泣き崩れるラストシーンで終わるのですが、布団の横に倒れ込んでいる森雅之もまた、船に乗り、屋久島まで落ちてきた男です、彼もまた、その精神において、ここに死んでいるのではないか、と思い直しました。1人の肉体的な死だけではなく、精神における2人の死です。 事実、この映画はその全体が、伊香保で心中を口にしながら、しかしそれを互いにごまかしてしまった男女の、引き延ばされた心中の道行きであったのです。 「浮雲」は、どこか成瀬の映画らしからぬところがある、と前から思っていましたが、今日何となくつかめたように思えました。つまりは心中、2人の道行くということなのでしょう。言い換えると、この作品では成瀬の映画特有の、個々人の孤立、厳しい孤独が描かれていないのです。 高峰秀子は、2度か3度、森雅之にこたつにはいるように勧めます。こたつはいたって小さく、布団の中では、すぐに2人の足はくっつき絡まってしまうでしょう。男と女の、この唐突で無防備な距離の近さ。 いくつかある男女の入浴シーンを思い起こしてもそうです。狭い風呂で片寄せあうように入浴するその近さ。森雅之は、あの自虐的な雰囲気が奇妙な退廃となって女を惹き付けて、高峰秀子だけではなく、岡田茉莉子までも簡単に、その近くに引き寄せてしまうのですけれど、男が強引に詰め寄れば、女は何らかの抵抗を示す、それが成瀬の映画の常であったように思うのに(愛情のあるなしではなく、どうであれ拒む理由が二者の間にあった)、この映画ではすいとひとつにくっついてしまう。 たとえば開けられているとはいえ、向こうとこちらを線引きする境界線のような障子や襖、縁側などを間にして、立つ個々人がそれぞれの相容れなさを残酷に浮かび上がらせるのが成瀬だったように思うのですが、この映画では高峰と森が宿屋の一室で話している、そこが元から狭い連れ込み宿でなかったとしても、2人はすぐにすいと接近し、隔たりをなくしていくのでした。 しかし、だからこそ、別れるときは苛烈でもあります。高峰秀子がパンパンになろうが、そんなふうに生計を立てられる高峰をうらやむ無神経で、自分の弱さばかり押しつける森のエゴイズムは、映像としてはもっと極端に現れて、加東大介の目を盗んで岡田茉莉子と視線を交わしあう、狭いこたつで向き合うシーンを思い起こしてもいいのでしょう、そこでは高峰秀子はその近さでなお置き去りにされるのです。 あるいは、来なければ死ぬと電報を打って、高峰が森を呼び出した宿屋では、したたかに酔った高峰が、一人で死んでやると乱暴に襖を開け、更に廊下へと通じる襖も開け放ち、立ち去っていくカットに繋げて、森雅之は、居室から窓辺の狭い板間に向かう障子を開け、追いかけようともせず座って待つカットが続くのです。そしてあっけなく部屋に高峰が戻ってくると、吸い寄せられるように同じ空間へと、森も戻っていく。 簡単に近寄りながら、あえば傷つけあうように互いをなじり、しかし幾度でも吸い寄せ合いもする2人なのです。たとえ傷つけあうにしてもその近さが、成瀬としては異様なのです。 では、成瀬的な映画ではないのか、というと、やはり圧倒的に成瀬の映画であります。ただ男女が、個々人として孤立するのではなく、この映画では1セットで、まるで2つでひとつの命のようなのです。それは、この映画が、記憶をその構造のうちに深く抱え込んでいるからだと思います。 彼らの輝ける、もはや戻り得ない、美しい日々は、南の植民地に確かにあったのです。彼らが孤立しているのは、ですから、社会からだけではなく、その2人の記憶からでもあります。そして、その記憶が2人のものであるしかないので、2人は、その孤立においても1セットにならざるを得なかったのではないかと思います。 しかし、記憶が忘れられない強い力を発揮しながらも、残酷なのは、その忘れがたさが彼らを規定しているにもかかわらず、彼ら自身が語るように、思い出すことも次第に減っていく、薄れていく、思い出すこと自体が今を惨めにしていく、というところではないでしょうか。 そして、彼らは、本来なら地理的には近いはずの、しかしもはや後戻りきかない遠さの、屋久島へと落ちていくわけです。そこでは、ベトナムにもあったような、熱帯の植物も散見します。しかし、雨に降り込められた地では、それらは日の光の輝きにはほど遠く、なるほど、それは仏領インドシナよりも遠く、寂れ、痛んだ空間であったでしょう。 彼らが輝いていた、何かを信じていた時代が、戦中で終わってしまっていたのなら、2人が厳しく孤立する屋久島は、死だけではなく時間の経過(戦中と戦後という断絶)も伴って、なお「遠かった」のではないかと思います。 時間と死を伴った、2人という孤立。その残酷さが、成瀬的ならぬ演出の成瀬映画として、「浮雲」を独特のものとしているのだと思うのでした。 それにしても…東京に引き上げてきた高峰の、あの微妙な表情、まなざし。恋しい男を前にしてしまったときの、どうしようもなくそちらに向かって行かざるを得ない傾斜。 あるいは、それを受けて、どこまでも虚無的ながら、拒絶もしない、エゴイスティックな反語を繰り返して、突き放すことだけはしない森の残酷さ、陰惨な瞳も素晴らしいのです。2人で1セット。それが可能になるのは、この2人の卓越した演技(まなざし)によってのみです。 ところで…森雅之が、だめ男のだめな発言をするシーンで、結構、観客の皆さんから笑い声が起こるのでした。そうかぁ、皆さん、あの森雅之を笑えるくらいには立派なのか、とちょっと思いました。これは揶揄ではなく、私は笑えないなぁと、ちょっと痛く思ったのです。
その台詞を聞く際に男は、すでに高峰秀子のところにやってきている、あるいは高峰秀子が尋ねてきています。手紙の内容は台詞から推察するばかりですが、用件はすでに伝わっているようです。森雅之は、その問いかけに確か一度「見たから来たんじゃないか」と応えていたように思います。 すでに伝えるべきは伝え終わっている(それどころか、思いを巡る部分では、。その上で、男女が会う。思うに、それはこの映画にふさわしい男女の会い方ではないでしょうか。 また、電話ではなく手紙(届いているかどうか判らない言葉)は、不意に、男女を同じ空間に吸い寄せもすれば、高峰が森に言う恨み言のように、何度手紙を出しても、森は引越し先も教えないため、高峰が探し回らねばならないということもあるわけです。 その、吸い寄せあう引力と真逆の、しかし(だからこそか)距離を置くときは残酷なまでに突き放した距離がある二者の関係も手紙の返信が無いことに象徴されていきます。判っているのに、なお森はいくたびも高峰を避けるのです。 と、手紙が重要な役割を果たしながらも、この映画では肝心の手紙を書くシーンというのはまったく出てきません。恐らく、高峰は森に逢いたいと思って手紙を書いています。 しかし、それがどのような内容であれ、届いても無視されるという現実、また届き男女が逢っても、以前の情熱はよみがえらないという現実の前では、恐らくその内容は無意味だ、ということかもしれません。だから、手紙を切々としたためるシーンなどは無い。 ただ、電報を打つシーンだけは、ありました。温泉宿に高峰が森を呼び寄せるところです。 「だいたい来なければ死ぬなんて電報は非常識だね」と森は高峰に言う。その一切の途中説明を欠いた内容の電報は(電報ですから、短信は当然なのですが)、この一組の男女のあり方そのものです。 手紙を書く代わりに、仏領インドシナの思い出について、森がまとめようとしているシーンはありました。冒頭の2行を書き始めて、すぐに丸めて原稿用紙を捨ててしまいます。 岡田茉莉子も加東大介に殺されてしまったあとのシーンだったはずですが、一人残された暗いアパートの一室です。カメラは、森の横顔を捉えていたはずです。原稿用紙も映し出されます。ナレーションで最初の2行を、森の声が読み上げます。このどこの、誰にも向かわずに捨てていかれる内面の声こそが、高峰と森が共有している、切り離せないが、といって何も新しい輝きを帯びては行かない思い出なのでしょう。 それは、やはり高峰と森の間で交わされる「手紙」ではなく、くずかごへ捨てられていく「誰にも見られることの無い原稿用紙」にしたためられるものなのだと思います。 http://d.hatena.ne.jp/erewhon/searchdiary?word=%c9%e2%b1%c0 見直して初めてその不気味さに気づいたのですが、「浮雲」の1シーン、ようやく探し当てた森の元を訪ねた高峰が、森と共に暮らしている岡田にばったりと会ってしまう、そこで、廊下を子供の三輪車が走っています。 岡田が去ったあと、森を待つと決め、勝手に部屋に上がりこみ、廊下を走る三輪車の子供と目があって、問いただします。ここのおじちゃんは帰ってくるの、いつ帰ってくるの…。 そこに森が帰ってくるわけです。高峰は、森に、子供を宿していること、それで森を探していたこと、しかし踏ん切りがついたことを告げます。子供を宿していたという事実が、直前の三輪車の子供の不気味さをさらに強めます。 そこに存在している子供は、森と高峰が得られるか得られないかわからない、危うい存在なのです。三輪車は、もっとも遅く、もっとも地に縛り付けられたその乗り物として、そうしたどうにもならない場所に立たされた人間の重力を、そのまま象徴するかのようです。 「女が階段を上るとき」の高峰秀子の周りをぐるぐる回る、あの不気味な三輪車も思い出しています。
2. 湯温が低下し、湯も枯渇し始めた伊香保温泉
伊香保は従来 黄金の湯しかなかったんですよ。 しかし,昔のしきたりのままなのか,権利の問題なのでしょうがすべての宿が黄金の湯を供給されているわけでなく,白銀しか引いてない宿もありますね。 その温泉成分分析表は10年以上前のものしかネットでは見つからないはずですが,当時のものとしてはなかなかいいものでした。 温泉ってどこの地域でも無限に噴出しているわけではありません。出る量が少なくなっているというのは箱根・草津は耳にしますね。 ところで,温泉成分分析表は温泉法で10年以内に更新しなければなりません。もし,近年分析表の更新をしていない宿があるとしたら,それはどういうことかおわかりですよね? 質問の白銀の湯の成分分析表はネットでは見つかりません。 温泉法によれば温泉成分の基準を満たす成分が1つでもあれば温泉とみなされます。つまり,井戸水であっても,成分がそれにあてはまれば温泉と言っていいわけです。 まだ行かれていないのなら,伊香保はおやめになったほうがいいと思いますよ。(2010/03/17 ) http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1338145648.html?p=%E6%B8%A9%E6%B3%89&ref=r ”こま口”という、中世からの伝統的分湯制度を今日も残す伊香保温泉。
昭和23〜34年にかけて、湯量増加を目的として6本の温泉井掘削がなされた結果、 ・現在の主な源泉は掘削井6本のうちの5本(1.2.4.5.6号泉)で、 ・湧出量がもっとも多いのは露天風呂横の2号泉の1210L/min*でこれが主力源泉。 泉温がもっとも高いのは砂防堰堤上の6号泉で65.9℃*。 総湧出量は約5000L/min*。 ・これら掘削泉に自然湧出泉を併せた源泉は集められ総合湯(本線)として、 ・3号泉は水位調査井、5号泉は飲泉所用として使われているらしい。 ・これら新旧の源泉は、湯沢川紅葉橋より上流、砂防堰堤上にかけての約300mの谷筋
●本線(混合泉)の分析書データ Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉 pH=6.4、3300L/min、成分総計=1.28g/kg、 Na^+=105mg/kg (30.99mval%)、Mg^2+=29.5 (16.56)、Ca^2+=142 (48.29)、Fe^2+=8.28、Cl^-=118 (23.42)、SO_4^2-=301 (44.06)、HCO_3^-=282 (32.42)、
・泉温変化は以下のとおり。 '88/3/29調査* 湯元45.4℃ → 金太夫小間口45.0℃ → ベルツの湯第1受湯槽41.8℃ '88/12/10調査* 湯元46.5℃ → 金太夫小間口46.1℃ → ベルツの湯第1受湯槽42.7℃ ・石段街上部にある金太夫小間口までは大きな温度低下はなく、非加熱で利用できる範囲であり、実際、石段街には本線を非加熱利用している旅館がいくつかある。(下記参照) ・成分的にはCO2の減少と鉄分の変化が顕著。 とくに鉄分は、湯元付近では溶存態(Fe^2+)であったものが、 ・露天風呂では貝汁臭のする緑がかったうす懸濁湯、石段街の旅館ではやや赤みがかった濁り湯、ベルツの湯では鉄サビ臭の強い濃い赤茶濁り湯というふうに変化していく。
●このように伊香保のお湯は鉄分を多く含むため、引湯によるお湯の変化が体感的に味わえる。 ●泉源分布から考えて、「伊香保露天風呂」がいかに恵まれた立地にあるかが判る。 ●伊香保でのおすすめは、やはり「伊香保露天風呂」と
伊香保露天風呂 非加熱 伊香保温泉街は、上州三名山の一つ、榛名山の北東の中腹(標高700m)に位置し、その歴史は、約1900年前の第11代垂仁天皇の時代にまで遡ると伝えられています。伊香保温泉街の原型は、古くは湯川の沢筋に湧出する源泉付近にあったようですが、天正3年(1575)の長篠の合戦の後、多数の武田方戦傷者を収容するために、より広い現在の場所に移されたようです。 現在、伊香保の象徴として独特の温泉情緒をただよわせている「石段街」が形成されたのも、長篠の合戦の翌年、天正4年(1576)頃だといわれています。 源泉から360段ある石段の下までは約860m。この石段の地下に木製の導管を通し、決められた量の湯を各旅館や温泉施設に分湯する方式が採られています。 430年以上も前に、遠くの源泉からお湯を引っ張り、各戸に分湯するには、高い導管技術と統率力が不可欠であったと思われますが、それを担ったのが、伊香保土着の14家の武士集団でした。 これら土豪達の子孫は「大家」と呼ばれ、代々引湯権を継承してゆくことになります。 現在、石段には十二支のプレートが埋め込まれており、それは、かつてあった12軒の「大家」の屋敷跡を示しています。 「子」小暮武太夫 「丑」小暮八左衛門 「寅」小暮金太夫 あとの2軒には干支が足りなくなった為か、別の二字が与えられました。 「乾」福田金左衛門 「坤」島田権右衛門 温泉開発当時の功労によって、十二支が割り振られており、主席の「子」を継承する「ホテル小暮」は、今も「子の湯」を名乗り、伊香保の石段下に流れるお湯の25%の引湯権を所有しています。 しかしながら、長い時間の流れの中で14軒の「大家」も様変わりし、大半が温泉・旅館業から離れており、先述の主席「子」の「ホテル小暮」をはじめ 、「寅」の「金太夫」 、「辰」の「岸権」、「酉」の「千明仁泉亭」の4軒を残すのみとなっています。 現在、多数の温泉施設が伊香保温泉街に立ち並んでいますが、この4軒以外は、「大家」からお湯を買っての営業ということになります。伊香保では開湯以来、源泉の所有権は「小間口」権者にあります。
っていうか、お湯を流す為に石段を作ったのはその為なのです。
源泉地より湧き出したお湯が伊香保神社の脇を通り石段街へ、 その権利が小間口の権利。その小間口がこの写真です。 また旅館に応じて大きさが違うのです。 中には旅館関係者以外で持っている方もいらっしゃいます。 この小間口権者の方々で予算を出し合い源泉の管理や維持をしています。http://blog.goo.ne.jp/kishigon-shidara/e/94a395ee0471fc61fbd70b69a47410cc 伊香保の黄金の湯は、昔からの伝統的な宿が権利を持っており、戦後規模の大きくなった伊香保の旅館に分配されています。しかし、絶対量は限られているので、その権利を持つ宿の使用がメインとなります。現在では無色透明な新源泉が掘られ、温泉を使用する旅館がほとんどになっていますが、この伝統の茶褐色の湯は限られた宿でしか使えないのです。 この黄金の湯の権利を持つのは小間口権者と呼ばれます。 現在では9軒の旅館(別館を入れて10軒)が保有しています。温泉街の上部にある源泉湧出地から、石段の下にある温泉の水路の本線「大堰」に流され、その途中に権利を保有する旅館に分岐する湯口があります(先ほどのHPの図を見ると16箇所あるようです。個人所有もあるのが凄い・・・)。分配する際に、決められた量だけ湯口から分配する堰を小間口というようです。
長篠の戦いのあとの負傷者を治療するために、源泉近くにあった浴舎を現在の石段街付近に移転させ、上から流れてくる源泉を効率よく分湯するために石段街の下にお湯の導管を設置し、配湯した。その源泉が流れる本線「大堰」より、各源泉所有者(旅館)への引湯の際に用いられる湯口の事を「小間口」と言い、それは400年以上も前から権利者が決められ、その「小間口」の大きさ(湯量)も定められていた。 つまり、小間口権者(源泉所有者)とは、この「小間口」を所有し、各々定められた量の源泉を所有する者の事を言い、現在旅館では9軒の所有者が、何百年もの歴史を刻む茶褐色の「黄金(こがね)の湯」を守るべく、厳しい適正使用を定め「小間口権利者組合」を形成しているのだ。 現在、伊香保温泉には50軒前後の温泉旅館があるが、「黄金の湯」を使用しているのはそのうち約半分と言われている。9軒の権利者(大家)の中から、分湯しているのだろう。
他の宿は加温しているのでしょうか? (橋本ホテル) 源泉が出ている地点のすぐ横にある露天風呂、ご存知ですよね。そのすぐ手前にあるホテルですから、ロケーションは文句のつけようがありません。 ところが、ところが、温泉がぬるいのです。なんということでしょう。 内湯は「源泉掛け流し」です。ということは、伊香保で、黄金の湯を引いている他の宿は、みんな加温しているのでしょうか。あらたな疑惑が浮上! もし「源泉掛け流し」のままでは、こんなにぬるいのでしたら、やはり加温は絶対必要条件ではないかと思います。http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen006703/1.htm 本泉を引き湯している他のお宿もそうですが、源泉を加温すると湯の香りが激減するのがよく分かります。金気臭・鉄サビ臭も激減です。 伊香保温泉には60軒ほどの温泉宿があり、予算や好みで選択肢は広いですが、 また、伊香保のお湯は、いじくりまわすと鉄分が沈殿してつまらない湯になってしまうので、いろんなお風呂をつくるのには向いていません。 石段街から離れた大きなホテルでは、多数の仕掛け風呂を設けているのが多いで 最初に入った岸権旅館のお湯は本物だった。 岸権旅館に「源泉から伊香保神社を通り、石段下を流れた湯を引いており、温泉を水で薄めたり、循環したりは一切していない」という説明をそのとき聞いた。 次に入ったのは伊香保ガーデン。今は「塚越屋七兵衛」に名前を変えている。ぐんぐんぐんまの写真で紹介した檜露天風呂「星月の湯」は温泉ではないが、「ほととぎすの湯」は伊香保独特の黄金(こがね)色の湯だ。 伊香保の伝統的ないわゆる「黄金の湯」は小間口権者組合が管理している。塚越屋も小間口権者組合の旅館の一つ。 伊香保には、かつて栄華を極めていたが、経営が悪化し、別の資本が経営権を握った旅館もある。その一つが、ひびき野。元町長が経営していた「さつき亭」が倒産。別の経営者が建物を修復して「ひびき野」としてオープンした。かつての高級旅館が手ごろな料金で泊まれるようになったため、お得かもしれない。 もう一つが、伊香保グランドホテル。今はカラオケの歌広場を経営する会社が経営している。その日帰り施設、黄金の湯館は24時間営業だが、お湯自体は老舗の黄金の湯とは別物で、あまりお薦めできない。 ホテル松本楼はぴのんという洋風旅館も経営している。お風呂は黄金の湯も引いている。洋風のぴのんに泊まったときは、お風呂は松本楼に行く。ぴのんにある洋食店「夢見亭」はおいしい。 さて、この日、泊まったのは、千明仁泉亭。木造建築で、「田舎の実家に戻ったような感覚」になる。 伊香保で山を持っている大地主は千明と木暮で、この二つの旅館が豊富な温泉の湯量を確保している。 千明の温泉には群馬時代に何度も入った。今回もお湯が豊富な「仁の湯」と「露天風呂」に入った。 バーも一流。今回も伊香保をテーマにしたカクテルを飲んだ。 広くて、さまざまなお風呂を満喫したい、というならばホテル木暮だろう。 今回泊まったのは「岸権旅館」。400年以上の歴史を持つ老舗だ。館内に点在する湯は、いずれも黄金色の源泉掛け流し。これが実に濃い。点在する大浴場というか中浴場のサイズが大きくないのがマイナスポイントだが、温泉の質は間違いなく伊香保トップレベルだろう。 今回は広い次の間付きの特別室を選んだが、低層階に位置して眺望が良くないせいで値段は手頃。この部屋の場合、夕食、朝食ともに部屋食になるため、混雑しがちな週末でもノンビリできる。伊香保で凄いモノを食べようとも思っていないので、それなりの料理が出てくれば私は満足。 これまでアレコレと伊香保の宿に泊まってきたが、岸権旅館も再訪候補になりえそうだ。 私が一番好きな伊香保の宿は「ホテル木暮」。こちらも江戸時代からの老舗。大型ホテルだが、部屋や食事を選べば、かなりプライベート感も強まる。何より大浴場の規模が凄い。とくに黄金色の源泉が満ち溢れる露天風呂の広さと風情が関東屈指のレベル。 続いて「福一」も高レベルだ。全体的な質感では、伊香保でトップに該当する。料理の水準は伊香保随一で、オヤジっぽい宿ではあるが、正統な高級旅館。露天風呂のサイズが木暮に比べてかなりこじんまりしているので、私にとってはその点が惜しいところ。 日本でも有数の温泉地になった伊香保温泉ですが、湯量からすると せいぜい旅館7,8軒が限界だった山奥の小温泉が調子に乗って規模を大きくし過ぎましたね。 その所為か 近年,町営露天や石段の小間口は茶色がかなり薄れてきました,お茶でいえば出がらしなのでは? と思います:
現在旅館では9軒の所有者が、伊香保の伝統ある茶褐色の源泉『黄金の湯』を守るべく、厳しい適正使用を定め組合を形成しています。
伊香保温泉の泉質ですが、硫酸温泉で無色透明酸素に触れると茶褐色に変化するお湯です。 ちいさな音をたててこんこんと湧き出る温泉は透明度が高い。空気に触れると茶褐色になるそうだ。 解説しておきますと、茶褐色に変色した『黄金の湯』は既に劣化しており湯治温泉としての価値はなくなっています. 源泉に一番近い伊香保露天風呂ですらこの程度の評価なのです:
黄金の湯 非加熱 掛け流し 伊香保温泉「伊香保露天風呂」 大人:400円 AM9:00-PM7:00 観光名所としても有名な露天風呂。浴槽は10人ぐらいが入れるものが2つ並んである。一つは源泉が注がれやや熱め、もう一つはぬるめになっているお湯は薄く笹濁りになっており鉄分のせいか金気臭がする。 また感触はさらりとしたもので、あっさりしている。ぬめり感もほとんどなく全体的にやや薄い感じがする。 ただ入浴感はそこそこあり、湯船を取り巻く自然環境は良いので、のんびりゆったり浸かることはできる。 一番源泉に近い所がこれでは先が思いやられる。 肝心な露天風呂ですが開放間もあって雰囲気は最高ですが風呂内には木の葉やあやしい昆虫、虫がうようよと浮いたり沈んだりしていて大変でした。先客は2人のみでゆっくりできました。湧出口温度はたしか42、43度と掲示がありましたが少しぬるい様に感じました。(01年5月)
さて、黄金の湯(本線)はいくつかの源泉の総称であるが、それらが主に湧いているのは伊香保神社からさらに450m坂を上った先だ。車で行けばすぐだが、歩くとなかなかに辛いかもしれない。 源泉から一番近いのがこの伊香保温泉露天風呂であり、それだけに、ここは伊香保で最も鮮度の良いお風呂であるとも言われている。 暖簾を潜って施設の中に入ると、露天風呂だけというシンプルな作りに好感が持てる。 緑色がかった薄茶色の濁り湯はいかにもこれが本物の伊香保温泉なのだという感じだ。 色からも想像できるような鉄っぽい臭いが漂っている。 昔は混浴で仕切が無かった分、もっと広く見えたそうだが、今のサイズでも十分開放感がある。 この伊香保露天風呂をつぶして最新鋭の日帰り温泉を作る計画なども持ち上がったことがある。 石段の湯はさらに酷い 黄金の湯 加水 加温 掛け流し
浴室は6帖ほどの湯船に、カランが左右の壁際に4つずつ。いたってシンプルなつくりだ。ライオンの口から大量のお湯が湯船へと注がれ、そしてあふれ続けている。源泉自体は無色透明だが湯船では茶色に濁っており、ライオンも湯船のふちもいい具合に変色しつつある。しかし「こんなに色が薄かったっけ?」というのが最初の感想。伊香保を訪れるのは2年ぶりで、しかも室内は薄暗くてよくわからなかったが、もっと濁っていたような気がする。肌ざわりやにおいなどにもインパクトが乏しく、若干の物足りなさを感じた。加水量が多いためだろうか。源泉の湧出量が減っているという噂も耳にするが…。 お風呂は湯けむりが多く、温泉情緒が味わえます 何か昔より成分が薄くなったような感じも?気のせいか? お風呂の大きさの割に湯量が多いので、湯が新鮮 伊香保と言えば (石段の湯) @ゆうさん [入浴日: 2010年3月31日 / 2時間以内] 今回は久しぶりの伊香保温泉の石段の湯 伊香保のお湯と言うと、山頂付近の飲泉所で飲める錆の味がするお湯のイメージなのにここのお湯はその感じがまったくありません やっぱり、源泉からこの施設までの間にちょっと泉質も変わってしまうのでしょうかね 加水あれども良くあたたまります。 (石段の湯) なるさん [入浴日: - / - ] 源泉掛け流しの湯に入浴後だったのでずいぶん加水され薄められた印象でしたがすごく温まるという点では、効果の劣らない良いお湯でした。 サビ臭くない (石段の湯) ぐまニストさん [入浴日:2008年1月5日]
この白金は湧き水に近く一応法律上温泉に該当するだけで成分的には殆ど何も無く、井戸水と同じ
また、この白銀の湯は成分的にも黄金の湯に比べ温泉特有の成分が非常に少ない(メタ珪酸単純泉: つまり、「温泉法第2条による温泉」)ので、人によっては温泉かどうか分からない、といった声もある。 湧出温度も低く成分も特有のものがないため、温泉というよりは湧き水に近いと想像した方が無難かもしれない。 現在、伊香保温泉には50軒前後の温泉旅館があるが、「黄金の湯」を使用しているのはそのうち約半分と言われている。 では、残り半分の旅館の温泉はどうしているかというと、1997年から配湯が始まった伊香保町(現在は渋川市)が管理する無色透明の「白銀(しろがね)の湯」を使っている。 ただしこれは、泉温が低く(15.5℃)、温泉ではなく鉱泉と言われるもので、しかも湧出量は毎分500リットルと、「黄金の湯」の毎分4000リットルと比較しても随分と少ない。 この毎分500リットルのお湯を25軒前後の宿に配湯するわけだから、源泉掛け流しは到底無理で、やはり循環ろ過装置を使ってのお湯のリサイクルをするほかない。 ただし、一部ネットでも書かれているように、あまり評判が良くない「白銀の湯」も成分を見れば温泉なのだ。 正式に「白銀の湯」の泉質名を言えば、「メタけい酸含有量が温泉法の限界値以上のために温泉法第2条にいう温泉に該当しているものと認める」・・・と驚くべき長さとなり、旧式で言えば「中性低張性冷鉱泉」(pH6.0)となる。 伊香保地区の旅館すべてに行き渡るほど黄金の湯は湧き出ていない。そこで白銀(しろがね)の湯といわれるメタケイ酸含有泉を引いている旅館も多い。オーモリ、お宿玉樹(黄金の湯も引いた)などだ。
黄金の湯のほかに「白銀の湯」という透明のお湯があるのですが、これは黄金の湯よりもずっと湯量が少ないのにたくさんの旅館にわけられている。 老舗旅館が大量にざばざばと豊富な「伝統のお湯」をかけ流す一方で、その他の旅館は大事に大事に少ない源泉を使うという格差の構図があるようです。 395 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/15(日) 03:53:25 ID:IVwhZvcb
18 名前: 旅行業者 投稿日: 2001/05/08(火) 11:24 伊香保は本当に湯量が少なくてこんな状況になっているようです
45 名前: 伊香保 投稿日: 2001/06/06(水) 02:48 伊香保温泉 源泉利用状況 昔からの黄金の湯(石段の下を小間口で配湯されるもの) と
1 橋本ホテル 黄金の湯
3. 伊香保温泉の“掛け流し” がダメな理由
下に行けば行くほど源泉から遠くなり、湯温も下がり加熱が必要となるようだ。 源泉を加温すると湯の香りが激減する @伊香保温泉 観山荘 07年7月 ※常時加温あり 湯口より無色透明熱めの湯が注ぎ込まれ、浴槽内で適温の黄土濁りとなっています。キシキシとした浴感の湯は、あまり金気を感じません。 中央の木組み湯口より43.5℃の加熱湯を30L/minほど投入されての掛け流し。浴槽は42℃に調整されています。薄く黄土色濁り、ほぼ無臭に弱甘味。土類金属系のキシキシ感。本泉を引き湯している他のお宿もそうですが、源泉を加温すると湯の香りが激減するのがよく分かります。金気臭・鉄サビ臭も激減です。 A伊香保温泉 青山旅館 07年7月 ※季節に応じて加温あり 湯口では時々加温された湯が出ています。夏場の訪問でしたが、夏場でも加温しているようです。 「水質を重視した“良い温泉”とは?」 大河内 正一(工学部物質化学科教授) “良い温泉”とは、一般的に温泉地の環境や宿の雰囲気、料理、サービスなどで評価されます。しかし最近、宿に「“源泉掛け流し”ですか?」という問い合わせが、急増しているとのこと。これは、温泉水の質が問われてきている証拠だと思われます。温泉を名乗る以上、これまで温泉水の質が評価基準から外れていること自体が不思議であったのです。
その結果、温泉は“還元系”で、湧出後、時々刻々生きているが如くダイナミックに変化し、最終的に酸化されて何ら変化しない水溶液となります。この変化を温泉水のエージング(老化)と言い、我々は、このエージング現象をORPで測定できることを初めて明らかにしました。 さらに、入浴により一番影響を受ける我々の皮膚も弱酸性だけでなく、“還元系”で、加齢により酸化されることも明らかにしました。人間は老化に伴い、皮膚も含めて、金属が錆びると同様に酸化し、錆びていきます。 一方、酸化と全く逆の還元は、錆びを抑制または元に戻す“酸化および老化抑制効果”を示します。温泉の共通の特徴は、この還元作用を有することにあります。従って、温泉の新たな効能として、新鮮な還元系の温泉に入浴することは、皮膚の酸化および老化抑制効果が期待できる可能性があります。 しかし、温泉施設の約70%近くが、浴槽の温泉水をろ過、殺菌し、何回も使い回し、不足した温泉水のみを浴槽に供給するという循環式を採用しています。殺菌剤としては、その多くが塩素系薬剤を使用しています。 さらには、レジオネラ菌による感染問題で、何百年来の“源泉掛け流し”の温泉まで、条例などにより殺菌が義務付けられようとしています。その代表が、歴史的にも、夏目漱石の『坊ちゃん』でも有名な愛媛県松山市の道後温泉本館です。 塩素は還元系の温泉とは全く異なる酸化剤です。温泉では、その還元作用を中和し、さらに殺菌レベルの塩素濃度を確保するために、通常の水と比較して、より多くの塩素添加が必要です。中には10倍以上の塩素添加が必要な温泉もあります。 このような温泉に入浴することは、塩素殺菌されたプールに入るのと同等となり、プールでは髪が酸化され、脱色されることが知られているように、皮膚を酸化し、老化を促進する可能性を秘めています。 現在、日本全国一律、温泉が総“温水プール”化されようとしていますが、これは、温泉文化の自殺行為にも等しいと考えています。これまで述べてきたことから、ご推察いただけたかと思いますが、当研究室は特に温泉水の質を重要視した“良い温泉”を残す努力をしたいと思っています。 温泉水の酸化還元電位 温泉水が通常の水とかなり異なる酸化還元状態にあることはなんとなく予想されていましたが、実際の測定例は少なく、実態はよくわかりませんでした。最近になって温泉の療養効果と関係があるかもしれないという観点からの研究が行われるようになり、大河内(2002)などの論文にまとめられています。 下図ではその論文の挿入図から源泉湧出直後と貯湯直後の値をリライトしてのせてみました(青点)。赤線は大気下の通常水(水道や飲料水)のラインで、温泉は通常水よりも還元性を示すものが多いことがよくわかります。
最近は「マイナスイオン水」と称するものがヒット商品になっていて、ORPの数値がかくもマイナスであるという表示がされています。図の水の酸化・還元分解領域のライン(緑線)がpHによって傾いていることで明らかなように、ORPの数値(Eh)だけでは還元性の程度を表現できないのでこれは無意味です。
これまで泉質に関しては温泉に含まれる成分のみが注目されたり、宣伝されたりしてきています.「○○温泉は○○が多く含まれているから○○に効果がある」などと言った話を何度も聞かされているのが私たち日本人です. ところが、『鮮度』をうたい文句にしている温泉はほとんど存在しません.例えば「伊香保温泉」などは鉄分のために「赤茶けた」色をしています.有馬温泉の「黄金の湯」もその代表と言えるかもしれません.しかし、この鉄分を多く含む温泉が地上に湧出してきたときの色をご存知の方はどの位いらっしゃるでしょうか? その多くの方は「考えたこともない」のではないでしょうか? 鉄分が多く、湯船のお湯が赤茶ける温泉も湧出してきたときは『無色か白濁色』なのです. その後、空気中の酸素の影響を受け、鉄分が酸化し、赤色化するのです. ですから、赤色化する前の温泉に入れば、身体は「還元」され、赤色化し、充分に酸化した温泉に入れば身体は「酸化」されることになるのです. このことに気付いている「一般客」はほとんどいません.そのため、「赤茶けているから、鉄分が多く、貧血に効果あり」などと言われ、納得してしまうのです. 温泉も果実や野菜と同じように鮮度が大切です.採りたて、もぎたての野菜が還元傾向なのに、スーパーで販売されている野菜のほとんどが酸化傾向を示すのは承知の通りです.(参考資料)
ところが、「引き湯」、「ため湯」、「廻し湯」となると「酸化傾向」(ORPでプラスを表示)を示すようになります. 成分は同じなのに身体に与える影響には大きな違いがあることになります. 自噴、揚泉・揚湯(ポンプアップ)地が近い. 塩素殺菌していない.
ここで一つの実例を提示しよう。 ある源泉はとても良好な硫黄泉であることが確認できた。 エアーリフトポンプによる揚湯や貯湯槽での滞留、配管、そして温度管理のための浴槽内循環といった管理手法のあり方などが背景にある。 硫黄泉でエイジング率が80%ということは、もはや硫黄泉としての資格は失われていると考えてよい。それでも、脱衣場に掲げてある温泉分析書には「硫黄泉」と書かれているので、入浴者は浴槽の温泉水は当然、硫黄泉だと信じて入浴するのである。 加水・非加熱、源泉掛け流しの施設において、こうした事例は珍しいことではない。ちなみに、同じ源泉を加水によって80%までエイジングを起こさせるには、熱いお湯を適温にするためとは比較にならない水量が必要になることは言うまでもない。 たとえ同じ源泉を使っていても、設備や管理状況によっては、加水・非加熱の源泉掛け流し浴槽よりも、泉温を下げるために常識的な加水を行っている浴槽の方が、泉質が損なわれていない場合がある。そういうケースは決して珍しくはない。これが温泉の実際なのである。だからといって、加水を奨励しているわけではない。しかし、「加水した温泉は効かないからダメ、効くのは加水非加熱の掛け流しの温泉」という図式は、実は錯覚であるということがお分かりいただけたであろうか。 私の一押し温泉は、日帰り温泉ですが、山梨県の恵林寺の近くにある、『はやぶさ温泉』です。 理由は、はやぶさ温泉での「酸化還元電位測定値ORP」は、 内風呂が、
露天風呂は、ぬるめにするため、湯量を少なくしているので、源泉の劣化のスピードがやや早い。 よくある、源泉の、引き湯、貯め湯、旅館などの廻し湯、加温、加水などは、湯船では、源泉が相当劣化してしまう。 健康、療養のために温泉を利用するのなら、このくらいの、いい温泉に入るのがよいだろうと思うのだ。アルカリ度は、ph9.9であり、強アルカリ性である。源泉からの注ぎ口も、シャワーも、すべて源泉で、そのまま飲用できる。 酸化還元電位測定値ORPとは、温泉の酸化(老化)の度合いを言っている。マイナスなら最高だが、まあプラスでも、+199mV以下くらいなら、還元力があって身体によいと言える。 そんな温泉、日本にも、めったに無いのだ。源泉で、−300mVというような、ふれこみの温泉に行ったが、湯船では、なんと+250mVだった。 先に述べたが、我々は湯船につかるのだから、そこの酸化還元電位測定値ORPを知りたいのである。源泉の、引き湯、貯め湯、旅館などの廻し湯、加温、加水などは、こういう傾向が強い。 もう、『源泉掛け流し』という言葉だけに、ごまかされたくない。
4. それでも、どうしても伊香保の湯に入ってみたいと言うなら
@ 「黄金の湯」の小間口権を持つ老舗旅館 の4つに分かれています。 しかし、小間口権者から「黄金の湯」を分湯して貰っている みすぼらしい小旅館であっても、湯元に近く、浴槽が小さければ非加熱掛け流しにできるので、お湯自体は小間口権を持つ老舗旅館の豪快掛け流し巨大浴場より遥かに良いのです。 また、宿泊料がべらぼうに高い超高級旅館のお湯があまり良くないのも不思議ですね。 ____________
伊香保は、 がある。 渋川市のHPに宿単位で使用温泉、掛け流しの有無、清掃の有無など開示 されていて参考になる。Aの中には、掛け流しを売りにするが、7日間も風呂 の湯を入れ替えていないところがあることがわかる。まともな清潔感覚がある なら、循環させるべきだと思うが。
390 :gusoma@bero:2009/11/26(木) 21:40:33 ID:FlaRYSx1 超高級旅館と言っても超高級なのは値段だけ!
___________ 手元に2000年7月31日号の日経ビジネス誌があり、「旅行者が国内観光地を”格付け”」という記事が載っているのですが.... その中で、日経産業消費研究所が1999年に全国のビジネスマン1000人を対象にした観光地人気度調査をまとめた結果が載っており(「行って良かった観光地」、「行って悪かった観光地」を質問し、加重集計してランキングにしてある)、 箱根、湯布院等のように「良かった」だけに出てくるところ、 とある一方、 伊香保は熱海や水上と並んで「失望した」にだけしか出てこなかったのだそうです。 まあ、伊香保は前々から「行って裏切られるところ」としても知られていたのですが....今改めて見ると、余計納得させられるものがあります。 ___________________________ A. たとえ伊香保であっても、こういう旅館だったら僕も泊まってみたい @「黄金の湯」の小間口権を持つ老舗旅館 A 小間口権者から「黄金の湯」を分湯して貰っている老舗旅館 青山旅館 1) 千明仁泉亭 黄金の湯 非加熱 掛け流し 千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)は、源泉を非加熱大湯量で堪能! 千明仁泉亭も、室町時代創業の老舗旅館で、明治の文豪・徳冨蘆花が常宿としていたことでも広く知られています。大きな内湯も良いのですが湯気で写真が撮れませんでした。よって、別の場所にある小浴場付きの露天風呂を紹介します。 千明仁泉亭のお湯は少し温め。ここでは源泉を一切加熱しないで使用しているのです。 冬の露天風呂は日中に湯を入れ替えているのか、夕方までなかなか温度が上がらないようです。私が行った時も少し温めでした。それでも、源泉非加熱で掛け流しにしているのを見て、千明仁泉亭の老舗宿としての誇り高いポリシーを見た気がして感動しました。 その石段街そばに佇む「千明仁泉亭」は、明治・大正時代に活躍した文豪・徳冨蘆花(1868年〜1927年)ゆかりの宿でもある。この宿で執筆した小説「不如帰」は、伊香保温泉を舞台に日清戦争によって愛する夫と、結核により引き裂かれた浪子の悲恋が描かれたもの。 その後も蘆花は伊香保、特にこの「千明仁泉亭」をいたく気に入り常宿とし、さらにはここで亡くなった。 「上州伊香保千明の三階の障子開きて、夕景色をながむる婦人。」・・・「不如帰」の冒頭の一節だが、この「千明の三階」とは「千明仁泉亭」の部屋のことだ。改築とともに蘆花が過ごした部屋はもうないが、客室全室に「不如帰」の文庫本が置かれ、当時の面影に想いを馳せることができる。また、フロントには、小説「富士」完成の喜びを知らせる徳冨蘆花から先代当主に宛てた手紙が展示されていた。 さらに、歌人・与謝野晶子も宿を訪れ、「伊香保山 雨に千明の傘さして 行けども時の帰るものかな」と詠んだ。なお、文豪・谷崎潤一郎、国際的に活躍した教育者でもあり農政学者でもある、新渡戸稲造も訪れている。 この宿の本館は大正、昭和の時代の3階建て木造建築。エントランスは老舗の風格を感じさせる。そのエントランス左には、生き生きとした鶴が五羽描かれた神右ヱ門窯作「染付鶴絵」の四尺大皿が出迎えてくれた。「千明仁泉亭」の意匠にもなっている鶴は、第20代鶴吉氏に敬意を表してのものだという。 さらに、エントランス右には近代日本画の巨匠、川合玉堂の掛軸「榛名湖 秋色」が展示されていた。これも「千明仁泉亭」のために描かれた二福が飾られている。玉堂は日本の自然をこよなく愛し、墨や線の表現に特徴がある。 「千明仁泉亭」は、伊香保温泉の源泉保有量で言えば御三家のひとつ。伊香保温泉といえども、循環せず、すべてのお風呂が源泉100%掛け流しにしているところは数少ない。そんなお湯自慢の宿なのである。その豊富な温泉は伊香保温泉の代名詞「黄金(こがね)」の湯。この極上の湯が、館内すべての湯舟に掛け流しさせているのだ。 まず、男女別大浴場「仁乃湯」(めぐみのゆ)は、この宿のシンボル的な大浴場。「黄金(こがね)の湯」を贅沢に掛け流ししているお風呂で、一見普通の湯舟に見えるが、実は浴槽の深さが1mもあるのだ。温泉プールとも言っていいものだ。 もうひとつの男女別大浴場「滝湯」は、レトロ感漂う雰囲気。お風呂の名前通り、滝のように「黄金の湯」が湯舟に落ちてくる。 男女別の露天風呂は「仁乃湯」「滝湯」とは別の場所にある。露天風呂付き客室棟「鶴の居」の隣に位置する。露天風呂も、もちろん「黄金の湯」100%掛け流し。お風呂からは小野子山はじめ、上州の山々を見渡せる。 千明仁泉亭は木造3階建ての老舗で、湯の量が豊富に使われていて素晴らしい。内湯のうち滝の湯はレトロな意匠で気に入った。また大浴場が凄い、深さ1mの大きな浴槽で圧倒的な湯量を感じる。斜面なので景観の良い露天風呂もある。全て掛け流しで良かった。 「千明仁泉亭」は、「小間口権利者組合」に入っている。現在旅館では9軒の所有者が、何百年もの歴史を刻む茶褐色の「黄金(こがね)の湯」を守るべく、厳しい適正使用を定め「小間口権利者組合」を形成しているのだ。 その9軒の旅館の中でも、宿泊客一人当たりの源泉量が一番多いと言われているのが「千明仁泉亭」なのである。 ちなみに、「千明仁泉亭」はどこの旅館にも分湯はしていない。 「千明仁泉亭」は毎分4000リットルの「黄金の湯」のうち、10%以上の権利を持つため、単純計算で毎分400リットルを使用していることになる。 専門家によると、源泉掛け流しは宿泊客一人当たり毎分1リットルの温泉があれば源泉掛け流しができると言われ、「千明仁泉亭」はその点、収容人数150名の宿だから、毎分400リットルというのは、充分すぎるほどの温泉量と思われる。 予算がひとり¥20000であれば、かなり贅沢できるので、千明仁泉亭をお薦めします。 平日16,000円〜 休前日22,000円〜 木造3階 30室 500年の歴史ある宿で、改装しながらも創業当時の風情を保っています。豪華さに
お湯は伊香保のこがねの湯がたっぷりで最高です。近隣の宿で使われている湯より更に濃厚な感じがします。 老舗の中規模な旅館なので仕方がないと思いますが立寄りでの利用は配慮されておらず内湯と露天は別の場所なので一度に入ることはできません。やはり宿泊して楽しむところだと思いました。 また本来従業員の人たちの休憩時間帯なのでやる気の無さを感じ、老舗旅館ならではの、お客様を迎えるといった姿勢が感じられず寂しい気持ちで帰ってきました。宿泊で来る気持ちも無くなってしましました。きちんとしたもてなしが出来ないようなら外来利用はやめた方がいいと思います。 http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen001293/1.htm __________________________
月光の湯: 黄金の湯 加温 掛け流し
古い建物ということですが綺麗に磨かれた床や窓に本物の旅館を感じます。木造なので廊下を歩くとミシミシしたり部屋にいて上の部屋の音が少し聞こえるなどありますが、食事も部屋でゆっくり食べられるし、田舎のおばあちゃんちに泊まってる感じがして横手館にして良かったです。 そんな気分を味わいたい方には是非おすすめな旅館です。
有名な石段や榛名神社もすぐそばにあります。温泉饅頭を食べながらお散歩してみては如何でしょうか。ここは古くからの宿ですので、上の階や隣のお部屋の音は多少しますがそれもご愛嬌。(気になる方やお子様がいる方は是非新館をお勧めします。) 本館に宿泊しました。とても趣のある部屋で感動しました。夜、飾りのついた障子に影ができるとさらに素晴らしく、感激です。 http://ホテルの口コミ.com/%E4%BC%8A%E9%A6%99%E4%BF%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89-%E6%A8%AA%E6%89%8B%E9%A4%A8 ____________________
黄金の湯 非加熱 掛け流し 今まで何故か避けていた伊香保温泉。るるぶやじゃらんの影響か、部屋付き露天風呂の でも、色々と調べる中で、伊香保にも私好みの所があると知り、行ってみました。 まず最初の1軒目は、有名な石段街を登りきった所にある伊香保焼き(たこ焼き)のお店。店頭でたこ焼きを売っており、内部は「睦庵」と言うお蕎麦屋さんで、座敷に上がって頂く事が出来ます。 まぁ、それだけならば、観光地でよく見かけるお店でしか無いのですが、 何故たこ焼き&蕎麦のお店に温泉が引かれているかと言うと、ここは古くは「叶屋旅館」として温泉宿を営業していたそうなのです。ただ、施設が古くなった事と、少し離れた場所に、自前のケーブルカーまである超立派な「景風流の宿かのうや」が完成したので、お宿としての役目を終え、改装した後に現在の「処々や」になったのだとか。 お蕎麦屋さんの中に入ると、お出迎えしてくれたのは、とても気さくな女将さん。お風呂に入りたいと告げると、「あら!いいわよ〜!先に食べてから入る?入ってから食べる?」と仰る。 先にお風呂をお願いすると、「コッチです〜!」と、陽気に案内。趣ある店内にある、怪しげなドアを開けると、なんとそこは浴室。 店内は雰囲気良くてお洒落なのですが、ココだけ雰囲気が違います。なんか、ジモ専のような雰囲気です。 脱衣所はウナギの寝床みたいな、手狭な物。入って最初の脱衣所が男性用。 女将さん、「こっち男用ね!」「奥は女性の方のお風呂です〜!」と、一通り説明して、最後に、「別に他にお客さん入れないから、好きな方入っちゃって!」 さて、そのお風呂。小さな男湯と、さらに小さな女湯。伊香保にこんなマニアックなお湯があったのかと、思わず絶句してしまいます。 お湯は黄土色に濁る、敢えて言葉を悪く表現すると「泥水」のような感じの物です。るるぶ&じゃらんを片手に、カレとお洒落に石段街を散策したい女性が見たら、悲鳴を上げてしまいそうです。しかし、これが本来の伊香保のお湯。温泉好きには、この手付かずでピュアなお湯が有難い事この上無いのです! 早速入ってみましょう。お湯は意外と温めで、41度くらい。ずっと浸かったままで入れる温度です。見た目に狭い湯船ですが、浴槽は思いの他深く、お尻を少し浮かせて入る体勢になります。 お湯は泥臭い金気臭。以前石段の湯に入った事がありますが、それと比べると、全く別源泉と言っても過言では無いほどに、個性的で、エグいです。 湯口は湯船の奥、小さな窓状の小部屋(?)にありました。打たせ湯のように、高い所からドボドボと注がれています。お湯を口に含んで見ると、実に不味い。エグい金気味がして、飲泉に抵抗が無い私でも吐き出したくなってしまう程の味です。 ちなみにこの小部屋は、男女湯両方と繋がっており、身を屈めて通れば、お湯に浸かったまま男女湯を行き来出来ます。 それにしても、凄い浴室です。一体いつまでココが旅館として使用されていたのかは不明ですが、今の「かのうや」さんからは、全く想像も付かない、クラシック過ぎる浴室でした。 浴後、2階のお座敷でお蕎麦と伊香保焼き(たこ焼き)を頂きました。 お蕎麦は、細麺で上品な物です。大盛りを注文したのですが、見た目が少ないです。でも、麺が細い為にギッシリ詰まっており、食後は満腹になりました。 私の中で「るるぶ&じゃらん系」と決めてかかっていた伊香保温泉の株が、一気にストップ高まで急騰した、実に素晴らしく、かつ、マニアックな一湯でした。
処々(ここ)や〜の隣にある小満口観覧所 1階の階段の上り口に浴室が有りました 手前が男湯〜奥が女湯に 脱衣所はかなりこじんまりしています
男湯〜本日の1番湯で誰も入ってないときの湯の色 水道の蛇口が1つ有るだけです 温度は調節無しの投入〜この日は37度でした 男湯から見た〜滝投入 伊香保の石段街を上がった先にあるたこやき屋さん。以前は温泉宿だったらしく今でも温泉浴室は健在で、立寄り利用も可能。ホントは御蕎麦を食したかったのですが、食事は14時頃までと言う。 浴室には一つの浴槽を二つに仕切って男女に分けて利用している印象を受ける。女湯脱衣所には男湯脱衣所を通っていかなければなりません。4-5人サイズの古めかしい小タイル張りの浴槽が一つあります。湯口は女湯と共同の造りです。湯に浸かる前は緑茶色濁りですが、入浴後には湯が撹拌されて赤茶色?オレンジ色というべきかの湯色に変色して楽しいです。金気サビ臭味、ギチギチ感のお湯は41℃で当然掛け流しです。ただ、浴槽が深めに造られているのには注意です。 伊香保温泉の中心部に建つお店です。この辺りはお土産物や飲食店が並び、伊香保温泉街の中でも特に賑わいのある所ではないでしょうか。このお店は、正面から見ると「たこ焼き屋さん」、店舗内に入ると「蕎麦屋さん」といった造りで、以前は旅館もやっていたのかもしれません。その店内にある、こぢんまりとした浴室を立寄りにも開放されています。 浴室は男女別に内湯がひとつづつ。元々は丸い感じの浴槽を二つに仕切った感があります。女性側には1〜2サイズの扇形タイル浴槽がひとつ。薄黄土濁りの湯が溢れ、大きく掻き混ぜると、アッという間に濃い茶色になります。ややぬるめの湯は、見たまんまのギッチギチの鉄の湯。掻き混ぜてもなお、浴槽底には鉄錆色の湯花が沈殿しています。口に含むと雑味のない鉄味。 また、女性浴槽の三分の一程が小部屋のようになっていて、中には滝のように投入される源泉があり、その湯道は析出物により、ちょっとした見ごたえあるオブジェのようになっています。ただし、この中は薄暗く、コウモリでも住んでいそうでチョット怖い。 伊香保本泉を良い状態で、そして小さい浴槽で楽しめる、マニア向けの一湯と思います。(08年5月)
伊香保温泉の階段街の中腹にあります。 たこ焼きを焼いている愛想の良い奥さんに声をかけて入れてもらいました。 一応男女別の内湯が1つずつありますが、女湯の脱衣所に行くには男湯の脱衣所の中を通らなければならないし、浴室の奥の壁には大人が一人通れるくらいの穴(?)が開いていて、男女の内湯が繋がっています。 お湯は伊香保特有の鉄分を多く含んだお湯で、浴槽に入ると下に溜まった鉱物が舞い上がり、2cmお湯に手を入れたらもう見えないくらいです。 けっこうディープ。私は嫌いではないな(^^)
黄金の湯 非加熱 掛け流し 「処々や」で立ち寄り湯をして、石段街を散策しながら歩く事に。すると、処々やからすぐの所に一軒のお宿を発見。「かしはや旅館」さんだそうです。 なんと言うか・・・ これまた、私が思い描いていたお洒落なるるぶ&じゃらん系の伊香保とは全く異なる、実に鄙びていて、素朴なお宿です。 とりあえず中に入ってみました。内部はまるで民家のような、とても狭い作りで、人と人がすれ違うには、譲り合わないと通れないような作りです。 「ごめんくださーい!」と、呼ぶと、玄関脇で初老の女将さんがお茶を飲んでいらっしゃいました。「はい、何でしょう!?」と、とても元気な女将さん。私が「すみません、立ち寄りで、お風呂だけなのですが、良いですか?」と、恐る恐るお伺いすると、「あ、お風呂!?あぁ、どうぞどうぞ!上がって上がって!」と、これ以上無いほどに感じよく快諾! 「あらぁ、どこから来たの!?」「タオルある?」「お風呂はその奥よ!」「バスタオル出すからね」「あ、これ手ぬぐい。あげるから使って!」と、宿泊客でも無いのに、これでもかと言うほどの猛烈歓迎ぶりです。 私が「お金は・・・?」と聞くと、「500円!」との事。お渡しすると、深々と頭を下げて受け取って下さいました。なんだか、こちらが恐縮してしまいます。 お風呂は内湯がひとつあるだけで、貸切で利用するみたいです。「入浴中にしとくから、ゆっくりしてって!」との事です。
でも、この造りは、泉質重視な私にとっては、背筋が凍りつく程に素晴らしい物です。 早速入ってみました。身を沈めると、沈めた分だけ、ザバーっと気持ちよくお湯が溢れます。 42度程の適温で、長時間でもじっくりお湯の中に浸かっている事が出来ます。肌触りはシットリとする物で、強い金気臭。暫く誰も入って居なかったのでしょうか、お湯の表面には結晶状の湯花が舞っていましたが、溢れたタイミングですっかり無くなってしまいました。 当然、循環などはしていません。源泉そのまま、一切手が加えられていない生のお湯です。 ひょうたん型の湯口からは、ドボドボと新湯が投入されています。口に含むと実に不味い! 浴槽内のお湯は、鮮度抜群ですが、濃厚過ぎる感じで、茶色い湯花が無数に舞います。 持参のタオルがすっかり茶色く変色してしまいました。 「処々や」に引き続き、こんな素晴らしいお湯使いをする宿が、石段街にあったなんてっ! 伊香保を避けていた自分自身の未熟さを反省すると共に、処々やに続いて、 30分ほどゆっくりした後出ると、女将さんが「あらぁ、もう出たの!?」「ちょっと待って、今お茶を入れるからね!」との事。でも、はしご湯で他にも色々と行きたかった私は、お茶を辞退。すると女将さん、「また立ち寄ってねぇ!」と、とても感じよく見送りして下さいました。 聞けば、宿泊は8000円からとの事です。石段街の一等地でこの金額は嬉しい!私が、「次回は是非泊まりにきます!」と言うと、女将さん、連絡先だと言って、ライターを下さいました。 まだまだあるのですね、こう言う、人と人が触れ合える、素晴らしいお宿。 また、湯使いが堪らなく良いです!おそらくですが、伊香保の本泉を、一切手を加えず、鮮度良く、一番理想的な状態で使用している施設(ジモ専以外)が、ココなのでは無いでしょうか。 今度は是非とも泊まりで利用し、女将さんと心いくまで会話して、お湯を時間忘れて堪能したいと思いました。
2009年 3月 19日 − 再訪&宿泊 素泊まりで利用しました。一泊5000円です。 友人合わせて4人で宿泊したのですが、3階部分を丸ごと貸切で利用させて頂けました。広々と使えてとても気持ち良いです! お湯は相変わらずの、素晴らしい物です。小さな湯船に、ドバドバ掛け流し。 内湯がひとつしか無く、男女入れ替わって利用しなければならないのですが、この鮮度の良さを考えれば、それはデメリットではありません。 滞在中、何度となくお風呂に浸かり、伊香保の黄金の湯をベストな状態で存分に堪能しました。 ココには、また泊まりに来たいです! ___________________
黄金の湯 非加熱 掛け流し 石段からちょっと入ったところにある小規模の旅館です。お風呂は内湯×1があります。4人ぐらいが入れる小さな浴槽がぽつんとあります。 浴室の雰囲気がとても良いです。どこか東北の湯治場・共同浴場を思わせる佇まいで嬉しくなります。 お湯は源泉がそのまま浴槽に注いでいます。男湯と女湯の仕切りに源泉が注いでおり、打たせ湯としても利用できるようです。ただ水圧はあまり強くはありませんでした。 お湯は「伊香保露天風呂」よりは鮮度が落ちますが、引き湯のせいかまろやか感が増してきており、逆に濃い感じすらします。 ちょうど長湯できる湯加減で心地よく浸かれます。赤い湯花も舞っています。浴後のポカポカ感はかなりのものがあります。5000円から宿泊できるらしいです。(2000/07/01/AM10:30)
この造りは、まるで共同浴場。それも、人目を避けるようにひっそりと佇む、ジモ専です。 旅館のお風呂と言うより、これは、完全に共同浴場で、そこを宿泊客に開放していると言った方が正解のようです。 ちなみに旅館と繋がっており、中から出入りする事も可能ですが、その場合、女性用脱衣所へ行くには一旦男性用脱衣所を通過する必要があります。 さて、浴室はと言うと、脱衣所のドアを開けた瞬間に身震いしました。 お湯は勿論、伊香保の黄金の湯。黄土色に濁ったお湯が張られています。 ドボドボとお湯が注がれる音がしますが、湯口が見当たりません。気になって浴室を見渡すと、湯船の一角に怪しげな扉を発見。 私が勝手に描いていたイメージから、あまり関心の無かった伊香保温泉。 伊香保温泉の石段街の途中から細い路地に入った所にある明治20年創業の旅館です。 外観は比較的新しいですが、「伊香保最古の内湯」というだけあって、浴室はかなりシブいです。 浴槽内の柱の影にあった扉をそっと開けてみると、ダバダバダバと大きな音を立てて湯口から大量のお湯が注がれていました。(男湯からも扉が開くので、他にお客さんがいなければ半混浴状態で入浴できますな。) 湯口の上の天井には穴があり、湯気抜きの役割もしているようです。40℃とやや温めのお湯ですが、大量掛け流しのお湯はやはり気持ちが良いです。 やはり「処々や(旧叶屋旅館)」と共通点が多い気がします。 ・男性用脱衣所の奥に 女性用脱衣所がある ・浴槽が深い ・本線(黄金の湯)源泉を使用している。 ・男女浴室の区切り壁に、色付きアクリル板が使われており、ゲロ渋モダン。 ・男女の浴槽が奥でつながっており、その間に滝状の湯口がある。 これが古式ゆかしい伊香保スタイルのお風呂なのでしょうかね? 湯量は「吉田屋」の方が多く、鮮度が良い感じがしましたが、「処々や」の方が炭酸味があり 金気臭味がやや強い印象があります。石段の上の方が源泉に近いからでしょうかね。 黄金の湯(こがねのゆ)が引かれ加温などの調節無しで〜浸かれる数少ない所です 古い分析表は細かい数値は変わっているでしょう のれんの先にはこじんまりとした脱衣所 浴室から見た脱衣所 男湯〜 「処々や 政五郎の湯」よりも沈んでかき混ぜた時にまう湯の花の量は少ないです 小さな扉を開けると湯口があります 「処々や 政五郎の湯」も同じような作りに以前は扉が有ったのかな こちらの湯口の部屋の方が少し狭め〜でも中に入れる大きさ この季節には温めです 石段街近くにひっそりと建つ湯治宿のような「吉田屋旅館」。立寄り可否が不明だったが寄ってみたら「どうぞ」と、年配の女将さん。帳場から廊下を進んだ突き当たりに浴室があった。男女別の小さな内湯が一つずつある浴室構成。利用源泉は伊香保の本線(混合泉)を引き湯している。利用状況によると全ての項目で該当なし、の表示。加温せざるをえないお宿が多いなか、非加熱掛け流しは貴重な存在であると思う。 コンクリ製の二人サイズの小じんまりした浴槽は、フチなどが赤茶の析出物でコテコテ状態になっている。浴槽端っこには扉があり、開けてみると湯口があった。男女共通の湯口となっていて、41℃の源泉を30L/min弱ほど落とし込んでいる。浴槽は40℃で源泉温度とほぼ同じ。薄黄土色濁りにキシキシ浴感。湯口では弱金気に甘味、薄塩味。非加熱の源泉を十分に掛け流しており、とても気に入った。女将さんご自慢の温泉というのが、お話をお伺いしてよく分かる。湯上り後にロビーにてコーヒーでも、とお声でしたが夕方も過ぎていたので遠慮した。(07年7月) 伊香保温泉の石段近くにあるこぢんまりとした温泉宿です。ちょっと湯治宿風情の鄙び系。立寄り可能かどうかわからぬまま飛び込み訪問してみましたが、女将さんが快く迎え入れてくださいました。 館内には男女別内湯がひとつづつ。それぞれ1人(つめて2人)サイズのこぢんまりとしたL型浴槽がひとつあり、中央でひとつに繋がっています。男女の仕切り部分には小さな扉があり、開けてみると中が湯口となっていました。 ドカドカと打たせのように投入される湯は金気臭プ〜ンの無色透明、浴槽内で黄土濁り、40℃という夏場に嬉しい湯温となっています。小浴槽に贅沢な掛け流し、キシキシとした肌触りがあり、口に含むと鉄+重曹甘味がします。予備知識なく飛び込み訪問したお宿でしたが、伊香保の本泉を非加熱で存分に楽しむ事ができました。(07年7月)
黄金の湯 非加熱 掛け流し
お風呂は階段降りたとこにあった。 コンクリうちっぱの半円形みたいな湯船で、手前洗い場が木の床にしてある。 これは湯抜き清掃からの時間経過や、湯の投入量など、様々な原因があるのだろうけど、タオルがうっすらサビ色に染まるほどだった。 加温せずに使用されているので、30分以上浸かったままでも全然バクバクしない程度の湯温で長湯向き。練れた感じはするんだけど、新鮮味を感じないというのでもなくて、私はココでザコザコだけが気持ち良いんじゃないんだぁ〜・・・、などと初めて思わされた貴重な体験をした。 引かれてきた湯がまんま湯船に注がれてるようなシンプルさ。 透明度は、湯面近くにもって来ても指先以外は見えにくくなる程度で、湯色も鮮やかなオレンジっぽいサビサビ色(右)。湯船の小さいのも明るすぎないのも妙に落ち着けちゃう原因かもしんないけど、湯に浸かったままこの浴室の雰囲気を存分に楽しませていただいた。 後もう1湯浸かってから帰ろうと思っていたんだけど、ココで凄く感動させてもらったので、ヤメ。 浴後話した旦那さんも穏やかでとても素敵な方だった。
黄金の湯 非加熱 掛け流し ネットで宿泊代の一番安い宿を選び予約を入れた。それが伊香保温泉街の石段中程にある「有明館」という名前の宿だった。 有明館は2階建ての相当年季が入った木造家屋である。2階へ上がる階段は螺旋状になっており一段一段が板張りとなっていてその下が透けている。こういう場所に来なければお目にかかれない建築様式である。 浴場は狭くて暗いがしっかりと源泉掛け流しの鉄分臭い温泉で満たされていた。 案内された部屋に入ってみると50年前の世界にタイムスリップしたかのような部屋で驚いた。だがむしろこのくらい年季が入っている方が落ち着く。素泊まりで申し込んだのだが部屋に置かれているのは浴衣とバスタオル程度で他は自分で持ってこなければならない。歩くたびにミシミシと音がする。廊下の床は綺麗に磨かれている。施設は古いものの不快さを感じさせない。伊香保温泉で最も安い宿だからか、案外宿泊客は多かった。 場所は、以前訪れた青山旅館の奥。 営業時間を伺うと、宿泊客が来ていない時間ならOKとのこと。 湯は当然掛け流し。 早速、服を脱いでお風呂場へ。 体を洗い湯船に。 伊香保は掛け流しが多いので、どこでもそこそこいい風呂が楽しめますが、その良さを更に追及するなら湯の入れ替わりが早い小さめの風呂がある宿をお勧めします。 昔ながらの宿は比較的小さめな浴槽が多いです。 湯は今回もぬるめですが、長く浸かると温まりすぎるので要注意です。 有明館は泉質重視の一人旅の男性に向いている宿でしょう。 http://on1000bu.jugem.jp/?eid=23
ほかの方の書き込みを見て、どんなところかと戦々恐々として行きましたが、結論としていい宿でした。たしかに建物は古く、冷蔵庫のコンセントは外れ、ゴミは持ち帰るよう言われましたが、不愉快なことはありませんでした。おかみさんもいい方でした。 特によかったのは風呂が貸切で使えたことですね。 この値段でこの内容なら十分でしょう。苦情を書き込まれた方はこの値段でいったいどんなサービスを期待していたんでしょうか(苦笑) こういう宿はいまどき貴重な存在です。一部の方の意見によってこの宿の評価が低められてしまっているなら残念です。もちろん神経質な方にはお勧めできませんが・・・。 ____________________________
黄金の湯 間欠的に軽く加温 掛け流し 石段の中頃にある中規模の温泉旅館です。外観は鄙びた感じですが館内は奇麗に維持されております。お風呂は内湯×2があります。お湯が掛け流しになっており、ちょっと嬉しくなります。浴槽は4〜5人が入れる多分加熱したものと7〜8人が入れる源泉そのままの、ぬるめのものとがあります。 この旅館は源泉の配湯が多いらしく湯量が豊富なので、浸かってて心地が良いです。ここのお湯はまろやか感が更に増し肌触りも良く少しのぬめり感もあります。湯花は黒っぽいものでした。設備的にも整っていますので、発作的に伊香保でどこか入浴したくなった時にお勧めではあります。(2000/07/01/AM12:00) 伊香保温泉 青山旅館 2008.04.10 Thursday 13:19 石段街を途中まで登ったところの右側 今回は、伊香保温泉の青山旅館です。 大抵空いているし、泊まった気分も味わえちゃうのです。 ここは、玄関を入って受付があり、その左がロビー 階段を降りたところには、無料ロッカーがあるので、 では早速入ります。 お、どうやら貸切のようです
洗い場はボディーソープとリンスインシャンプーあり。 シャワーはひねるタイプ、カランはプッシュ式 最近聞きおぼえなかったので、水道の仕組みが変わったのでしょうか? 体を洗って湯に浸かりましょう。 ここはもちろんかけ流し。
しかしここは、風呂の底の湯から順番に捨てているので、風呂内は新鮮な熱い湯が保たれる仕組みです。 こういうことに気をつけている風呂は余りお目にかかれません。 う〜ん、いい湯です ここの湯はにごり成分が濃く、白いタオルは変色します。 今日は一番風呂で最後まで貸切 お湯の色が濃い 「青山旅館」 伊香保の掛け流し湯に入りたくなり、石段街の旅館を攻めました。ここは石段街のなかほどにあり、”こ満口”(本線からの分湯口)からも近いので期待できそう。石段街に面しては土産物(駄菓子?)屋になっていますが、路地に入った裏手に玄関があって、こちら側は落ち着いた感じのなかなかの佇まいです。 階段を下った浴室、これが渋いです。広くはないですが、手前に適温槽(石貼3人)、奥にぬる湯槽(同5.6人)があって、伊香保らしい緑がかった黄土色のにごり湯が満たされています。もに、析出まみれの石の湯口から投入で、排湯口からほぼ同量が排湯されています。 にごり湯につき槽内排湯は不明ですが、「循環は一切していない」旨の掲示もあるので、源泉掛け流しでしょう。適温槽は、浴槽が狭いので湯温が高いのかと思いましたが、たまに熱いお湯が出るので、間欠的に軽く加温していると思います。カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜13時で独占。 お湯は、緑がかった黄土色で、赤茶の浮遊物がありますが、お湯には赤味はさほど出ておらず、適温槽のほうが緑味が強いです。透明度は適温槽50p、ぬる湯槽40pで、適温槽のほうがにごりは薄くなっています。 弱金気臭+粉臭に微金気味。明瞭なキシキシ感があって、肌に降り積もるような伊香保の湯はやはりいいですね。 伊香保には、”新源泉”(白銀の湯)と称される無色透明の規定泉(メタけい酸含有)もあり、かなりの旅館に配湯されていますが、やはり伊香保はこのにごり湯(本線)でしょう。http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/utubo_josyu/utubo_josyu_4.htm#ikahoaoyama
玄関先に「日帰り入浴可能」「500円」と書かれた看板があり、立ち寄ってみました。 その奥を見ると、板が張られていない湯船が続いていました。その湯船に行くには、脱衣所とは別の階段を数段登る必要があります。 ん〜・・・文章だとちょっと表現し辛いのですが、変わった造りの浴室です。 ただ、湯船が結構大きく作られているせいもあり、多少加温されている様子。 鮮度もまずまずと言った所でしょうか。ただ、あくまで非加熱のまま掛け流している所と比較した場合の話ですので、単体で考えたら、そんなに悪くはありません。 それにしても気になるのが、板張りの湯船。試しに板を動かそうと試みましたが、しっかりと固定されており、動きません。ここはトドスペースなのかな? 板張りで、トドになると気持ちが良さそうです。でも、脱衣所から入ると最初に目に飛び込む位置で、かつ、舞台状になっているので、実に恥ずかしい場所です。それに、後から来た人がトドになっている私を見ると、ビックリして足を滑らせ、階段を転げ落ちてしまうかも知れず、とても危険です。 気になって、後日、数年前に立ち寄った友人のレポートを見たところ、なんと、そこに写る写真には板など張られていないではありませんか! なるほど、昔は2つ浴槽があったけど、何かしらの事情で1つに減らしたと言う事らしいですね。 びっくりトドスペース・マニアには、堪らないであろう、風変わりな一湯です。 こちらのお宿も伊香保石段街にほど近い場所に軒を並べるお宿の一つです。 立寄り可能という情報があったので、伊香保初心者は飛びついて訪問してみました。裏路地にある少々くたびれた旅館の印象。利用源泉はやはり濁り湯である本線を引き湯しています。 浴室には仕切りにて二つに分けられた浴槽がありますが、片方は木蓋がしてあり使用されていません。お湯が張られているのは片方の浴槽のみです。変形の石板浴槽は5-6人サイズの広さがあります。湯口の塩ビより浴槽内に湯が注入、浴槽端の切り込みよりなかなかの溢れ出しがあります。源泉は浴槽内に注入されているので直接は口に含めませんでしたが、湯口周辺の湯では弱金気風味、ほんのり甘ったる風味があります。薄黄褐色濁りの湯はキシキシ浴感です。 湯口では時々加温された湯が出ています。夏場の訪問でしたが、夏場でも加温しているようです。難点は脱衣場がちょっとカビ臭い事かな。(07年7月)
浴室は男女別に内湯があり、それぞれ少し造りが違うようです。男女入れ替え制かは不明。訪問時女性用だった浴室には5人サイズ浴槽がひとつ。 湯口よりやや熱めに加熱された湯が注ぎ込まれ、浴槽内で適温の黄土濁り。キシキシ浴感の湯は底に鉄錆色の湯花が沈殿するもの。やはり加熱が影響してか、ここより引き湯距離が長い観山荘と大差ない湯の印象。 浴室の湯気篭りが多く、脱衣所がカビ臭くなってしまうのが少々難点。浴後はタオルが薄茶色に染まるのは、「本泉」ならではの御愛嬌です。(07年7月) おすすめ (伊香保温泉 青山旅館) organicさん [入浴日:2008年5月25日 ] 数年前に宿泊しました。場所は伊香保の石段のほぼ中段辺りにあります。建物は年季が入ったもので、決して豪華ではありませんが、逆に親しみやすい感覚でした。宿泊料金も安価で、食事もそれなりに満足がいくものでした。 肝心の浴室は中途半端にレトロなものでしたが、泉質は伊香保の特徴である鉄泉が贅沢に掛け流されており、レベルが高いものでした。 高い宿泊料を払って鉄筋造りのホテルに泊まるよりは、リーズナブルな青山旅館の方が本当の癒しを与えてくれると思います。 ________
入るのを躊躇うような外観ですが、ロビーは手が加えられ、さほど古さを感じません。 張り替えたと思われるフローリングが光っており、花が生けられた明るい印象のフロントです。ちょっと古さを感じる長い廊下を奥に進み階段を下りると浴場があります。階段下にはリターン式の大きなロッカーもありますので立ち寄りでも安心です。 脱衣所はそこそこ広く清潔な印象、洗面台周りもきれいになっていました。 でもここは、なんと言ってもお湯が良いです! 伊香保のお宿には何度か泊まっていますが、源泉そのままのこんな濃いお湯の宿は初めて。 しかも掛け流し、小気味良いほどの湯が常時オーバーフローしています。 10cmほどしかない透明度の、薄緑〜茶色がかったまったりとした濁り湯。 伊香保のお湯は本当に良く暖まります。すぐに汗が噴き出し、しかもなかなか引きません。 あ〜極楽なり!!こんな良いお湯なのに、土曜日の午後で貸切とはなんともったいない。 このお湯で、立ち寄り1時間 500円は、伊香保のお宿としてはかなりお得では? 泉質重視の方には強くお勧めします!建物や雰囲気重視の方には・・・?
B. ここも一応 勝ち組なんだけど… @ 「黄金の湯」の小間口権を持つ老舗旅館 A 小間口権者から「黄金の湯」を分湯して貰っている老舗旅館 1) ホテル木暮 黄金の湯 加温 掛け流し このホテルは、伊香保の黄金の湯の、1/4を所有してて、そのお湯を掛け流しで、さまざまな湯槽に供給してる、伊香保一贅沢なホテルです。
泊まったのは、「ホテル木暮」。ここにも3回は来ている気がする。大型旅館だが、大型旅館ならではの良さが詰まっている。 隠れ家系しっぽり旅館も捨てがたい、大型の宿ならでは楽しみはそれはそれで捨てがたい。すいている日に泊まれるなら大型系は実に贅沢な空間になる。 「ホテル木暮」は、なにより北関東最大規模をうたう大浴場が絶品。午後の時間帯に男性用になる方は特に露天風呂が広く、そこにいるだけでウキウキする。 伊香保温泉の象徴である茶褐色というか赤銅色のにごり湯である「黄金の湯」が大きな露天風呂にバンバン注がれている。透明な温泉よりもどこかジワーッっと染み渡る感覚に浸れる。 2年ほど前に行った時に比べて、一部リニューアルしたようで、露天風呂が増設されていた。どん欲な企業努力に感心する。 もともと、大昔に伊香保の黄金湯を割り当てる際、ホテル木暮の初代だか先祖が地元の筆頭家になったそうだ。現在でも、伊香保名物・黄金の湯については、総涌出量のうち、実に4分の1強をこの宿が使用しているとか。 大浴場は露天だけでなく屋内もバラエティー豊かで、ずーっと風呂で過ごしていても飽きない。サウナだって大きく、ミラーボールみたいな悪趣味な照明で楽しませてくれる。おまけに一定時間ごとサウナ石に天井からシャワーが降り注ぐパフォーマンスもあって飽きない。 豊富な湯量にアグラをかくわけではなく、しっかり客本意の設備投資をケチらない姿勢がエライと思う。 食事は、普通にちゃんとしている。群馬の山の中で素晴らしいモノを食べようと考えなければ充分納得できる水準。今回は、個室の食事処でアレコレ楽しんだ。一品一品運ばれてくるわけではないが、ポイントになる料理屋メインの食材は、タイミングを見て運ばれてくる。 活きたアワビは踊りながら目の前で焼かれていたし、釜飯の味付けも素直に美味しかった。お刺身もまとも。ちょろちょろした細かい料理も不快なものはなく、充分贅沢な気分になる。 この日は、焼きタラバがハイライト的位置付けだった。立派なサイズで身もしっかり入っており、量もOK。伊香保でタラバというのも微妙だが、思った以上に美味しかった。写真は、むさぼった後のカニ。満足。 とにかく温泉を全身に染み渡らせたい気分なら、結構オススメの宿だと思う。
夕食も、綺麗な個室で、落ち着いて取ることが出来、大変良かったです。何しろ味が最高に良かった。アワビの蒸し焼き、ナイフで簡単に切れるくらいやわらかく美味しかったです。それから牛肉のしゃぶしゃぶ、これも今まで食べた牛肉の中で最高の味でした。それから刺身系もたいへん充実!文句のつけようがありません。最後の「おきりこみ」も、地元群馬の人間の厳しい評価でも「うまい!」と思いました。最高です!!
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石段の飲泉所のお湯はかなり鉄臭かったのに対し、ホテルのお湯は全く匂わなかったのは不思議に思いました。 白銀の湯で割ってるのかな?とも思いましたが、もしそうだとしてもとても良かったです。 返信者:ホテル 木暮 返信日:2010/04/21 ____________________ 2) 塚越屋七兵衛(旧 伊香保ガーデン)
高級古酒と同じ様に、お湯を熟成させる為には7日間寝かせる必要が有るのかな? _______________
なお、露天樽風呂は温泉ではありません。 じつは温泉では、ごく稀に引き湯の方が湯が良い場合があります。源泉では猛烈に熱くて加水しないと入れない湯が、引き湯の先では加水不用になった場合がその典型です。 しかし、塚越屋七兵衛はどうしたことでしょうか、お湯が非常に濃厚な感じがして驚いてしまいました。引き湯によって湯が揉まれてこのようになったのか、加熱の仕方が良いのか分かりませんが、ともかく他の宿とは歴然と違う湯の良さです。 あまりに素晴らしい湯なので、本当は湯気で写真が撮れそうに無かったのですが、必死でどうにか一枚撮りました。床一面に鉄分の湯の花が広がり、湯の濃厚さを物語っています。 露天樽風呂は温泉ではないのですが、その分内湯にすべての加熱源泉が集中的に投入されているので、名湯を豊富な湯量で楽しめます。塚越屋七兵衛は、いつか泊まりで堪能したいと思った宿でした。
以前は「伊香保ガーデン」という名前で営業していましたが、平成16年(2004)に創業当時の屋号に戻して心機一転、温泉宿の原点を見つめなおしているそうです。 館内に入ると広いロビーとフロントがあり、とても豪華な印象を受けました。浴場はロビー奥の階段を下りたところにある「ほととぎすの湯」という暖簾の奥にあります。今回は立ち寄りでの利用でしたが、従業員の方々はとても丁寧親切で、気持ちよく案内していただきました。 湯舟は広々としたものが2つあり、段差になっていて上流の湯舟から下流の湯舟へと湯が流れ注がれていました。上流の湯舟には熱めの湯が注がれ、下流の湯舟の方が全体的にぬるくなっています。 湯は赤茶色に濁った湯で、このときの透明度は30センチほどです。源泉やパイプのメンテナンスをしているときは、鮮やかに濃厚なオレンジ色に染まることもあるそうです。鉄分の臭いがプンプンと漂い、伊香保温泉特有の「黄金の湯」を楽しむことができました。 伊香保温泉は源泉の管理がとても厳しいと聞いていましたが、ここの浴場では贅沢にも掛け流しで利用しています。宿が源泉小間口権者ということで、このような贅沢ができるのですね。 露天は箱庭程度に植木などが配され、景色を眺めるという感じではありませんが雰囲気は悪くありません。それに山の澄んだ空気が包み込んで、とても清々しいです。内湯の湯は非常に温まりの良い湯なので、火照った体を冷ましに露天でのんびりするのもいいでしょう。浴後はすっかりポカポカになって、非常に気分よく帰路につくことができました。宿の雰囲気、従業員の態度、そして濃厚で贅沢な温泉と、好条件が揃っていて、今度は是非とも宿泊で利用したいと思わせる温泉宿でした。 経営難? (温泉宿 塚越屋七兵衛(旧 伊香保ガーデン)) なるさん [2009年3月22日] 館内は節電もされていて暗く活気がありませんが、お湯の良さは以前のままでした。 不況に負けず頑張れ〜。 入浴料金1000円は以前のままですが、タオルレンタルが無かったので _______
伊香保では、金太夫、かのうや、岸権から、例のホテル勝保まで、いろいろ行きましたが、もっとも快適に過ごせたのは、伊香保ガーデンです。特有の茶色っぽいお湯が溢れるばかりの内湯(もちろん源泉かけ流し)! お庭の丸いお風呂のほうは木の匂いが心地よい。 従業員の皆さんの感じのよさ。清潔なお部屋。お料理はゴーカ過ぎず、不必要に品数が多すぎず、味つけが好みにあっていたせいか、どれもおいしい。どんな宿でも一泊してみると、一つか二つは気に入らないことがみつかるものですが、ガーデンは(すでに二回行きましたが二度とも)「文句なく快適」でした。こういう宿はめったにありません _________
またも塚越屋さん(旧伊香保ガーデン)に一泊しました。もう何度目になるのか、忘れました。クリスマスだったので、マジックショーやら、クリスマス・ケーキやらと、華やいだ雰囲気がいっぱい。ふだんとちがってお子さまや若い人たちが多いのも、めだちます。このホテルは、エステとか占いコーナーとか、若い女性好みのプログラムがあるので、若いお客さまも多いのですが、いつもよりも年齢層がひくいように感じました。 大浴場では、伊香保特有の茶色の源泉があいかわらずつねに豊富にかけ流されており、湯けむりにつつまれて大満足。わたくしは、大浴場のなかで小さいほうの熱めのお湯が大好きです。樽の露天風呂のほうは、源泉ではないにせよ、独りでのんびりするのに絶好です。 この宿のすばらしさをまとめてみますと、
何度きても飽きない温泉宿です。外来じゃなくって、立ち寄りもできます。次回は、占いコーナーを試してみたいと思っています。
1 :名無しさん@いい湯だな:2008/09/15(月) 02:04:59 ID:uCj/3zTf
44 :名無しさん@いい湯だな:2008/11/23(日) 02:43:38 ID:ZkE5HI8k 塚越屋七兵衛の運営会社、清算手続中 >負債29億 資産、親族会社に移転 >運営会社が特別清算開始決定を受けた温泉旅館「塚越屋七兵衛」(19日) >伊香保温泉の老舗温泉旅館「塚越屋七兵衛」を運営していた「伊香保ガーデン」が、今年8月末に解散し、前橋地裁から今月5日付で特別清算の開始決定を受けていたことが19日、わかった。 >負債総額は約29億円とみられる。営業は、そのまま続けられている。 >伊香保温泉では今月、「ホテル轟」を運営する「轟ホテル」が民事再生手続きに入ったことが判明したばかりで、経営破綻(はたん)が表面化するケースが続いている。 >帝国データバンク前橋支店によると、同旅館は、収容人数約290人と伊香保では中規模ながら、1909年創業の老舗。 >登記簿によると、伊香保ガーデンは8月29日付で「細萱サービス」に商号を変更し、同日解散した。 >昨年以降、会社分割の手法で旅館の運営事業や所有権を別会社に移し、自社の清算準備を進める一方で、事業を引き継いだ会社は商号変更や会社分割などを経て、現在は親族が社長を務める「塚越屋」が同旅館を運営している。 >同支店によると、伊香保ガーデンは昨年の決算時点で17億円超の債務超過に陥っており、債権者は債権放棄を余儀なくされる。今回、旅館とその運営事業という資産を新たに設立した親族企業に移していた手法には批判の声も出そうだ。 親族の会社に資産を移して、債権だけホテルに残すってあくどいよな。
3) 塚越屋七兵衛別館_香雲館
部屋に付いているお風呂は温泉ではありませんが、大浴場はかけ流しの黄金の湯でした。 ただお湯は同じ黄金の湯でも塚越屋七兵衛の方が濃いような気がしました。(気のせいか?) ________________________ 4) 福一 福の湯(大浴場) 黄金の湯 加温 掛け流し/循環式併用 塩素消毒 有り
伊香保温泉の福一(83室)はこのほど、1泊2食で7万5000円−10万円の高級旅館「旅邸 諧暢楼(かいちょうろう)」を館内にオープンさせた。 いわゆる「旅館イン旅館」のスタイルで、玄関やロビーラウンジ、食事処を新設し、客の動線を完全に分離。従業員も開発マネージャー1人を除き外部から採用することで、これまでにない質の提供と、別ブランド化を明確にした。 客室は50平方メートルと100平方メートルの8室で、定員は22人。ワインなど8種類のお酒をセットしたフルコースディナーなど、これまでにない斬新な食事のスタイルを提案している。総投資額は6億円。国内外の富裕層をターゲットに、年間3000人の利用を見込んでいる。(08/02/01)
諧暢楼に宿泊すると本館の大浴場も利用できます。諧暢楼から本館に行くことはできますが本館から諧暢楼に行くことはできないようになっています。 貸切風呂(内風呂)も3つありこちらは予約制で諧暢楼の宿泊者は無料で利用できます。 お部屋の露天風呂はリビングにある置き石を渡って外にでます。 部屋の温泉は無色透明の「白銀の湯」冷たい風を頬に受けながらたっぷりのお湯にゆった〜り。ぼんやり眺めて入るお風呂も格別♪ 洗面スペースの奥の扉を開けると内風呂があります。 奥伊香保 旅邸 諧暢楼 伊香保の老舗旅館『福一』の別館として2年前にオープンしたようだ。全部で8室しかなく今回宿泊したジャパニーズスイートは3室ありこの部屋が一番人気らしい。 一泊一人10万円以上と伊香保の温泉旅館の中でも突出した料金設定である。 まず正面玄関で車を預け専用エレベーターにて今回宿泊する2階の部屋に通されそこでチェックインの手続きをする。その後ウエルカムシャンパンと和三盆にて一息。部屋は100平米ありゆったりとした造り。 半露天風呂には名湯“白銀の湯”が引かれている。もちろん源泉かけながしである。 茶寮という個室の食事処で食す料理は高級素材をおしげもなく使い手間暇をかけ丁寧に作られたのがわかる。そして料理の一皿一皿にあわせておいしいお酒が提供される。朝食にいたっても手抜きは感じられない。決して宿泊料は安くないが満足度は高い。新緑の時期や紅葉の時期にまた是非訪れたいと思う。 ___________________
泊れる余裕はないので日帰り入浴(1300円)として利用しました。榛名山の紅葉観光をし、宿泊客と重なる時間の15時頃に伺いました。車をロビーに横づけし、出迎えてくれたポーターさんに日帰り入浴と伝えると、快く迎えてくれました。フロントで名前等を記入すると、入浴料2000円にナリマス。 え!? 2000円!! こちらの情報不足か確認不足か秋の季節料金か…。仕方ない…払うか…。 3階の大浴場に案内され、脱衣場に。タオルもバスタオルも備付け、ドレッサーも個別にきちんと仕切りがあり、ドライヤー、歯ブラシ、綿棒etc、アメニティに関しては申し分なし。湯上りのアルカリイオン水も飲み放題!! いざ浴場へ!お風呂は黄金湯・白銀湯の内風呂2つ。露天黄金湯が一つ。シャワーも仕切られており、洗顔・シャンプー等フル装備。 お風呂は若干ぬる湯で循環な為、残念なほどに塩素臭が…。 しかし温度が低いので長湯が可能。露天は内湯よりも熱く、心地いい。 が、総合的に高級ホテルだとしても入浴だけで2000円は高すぎる!と思いました。タオルも完備されてるのでアメニティ設備を期待されてる方は良いと思います。 立派なエントランスとロビーに圧倒されました。裏玄関を出ると石段に直結するアプローチの良さにも感激。仲居さんの対応にも感心しました。 料理も特筆すべきものはないものの、美味しく頂きました。ただ米はガッカリするほど美味しくないので改善して欲しいです。 温泉は塩素臭が強すぎます。戸を開けた瞬間、プールかと思いました。 さらに気になったのは、清掃について。一見、綺麗にしているようで部屋には米粒が転がっていました。乾いて固くなったものを裸足で踏んでしまい痛かったです。 大浴場の石鹸受けなど裏にはカビがビッシリ。テーブルやソファの下も汚くていつ掃除をしたのかわかりません。 一流と名乗るなら隅々にまで清潔感を保って欲しいです。それと仲居さんがわざわざ「朝食後に布団を上げておいた方がよいかどうか」聞いて下さったのに、希望と異なり布団がかたづけられてしまっていたこと、こちらは人が入るとは思っていなかったので散らかっていましたが、浴衣を丸められたりあまりに無造作な片づけ方に閉口してしまいました。廊下では布団係の若者2人が客に挨拶もなくベチャクチャお喋り。サービス業としての自覚に欠けるのでは?お値打ちプランでしたがコストパフォーマンスとしてはよくないと思います。 「伊香保といえば福一」と思われて楽しみに行かれる方々のためにも、パッと見だけでなく中身も、細部に至るまで妥協無く値段に見合ったものにして頂きたいです。(2010-04-13) _______________
通された部屋は予想以上の広さと,リニューアルされた新しい畳が目に飛び込んできました.お風呂の洗い場は仕切りがありシャワーのしぶきが隣にかからない配慮がうれしいところです. お湯は2種類あり,掛け流しでないためかカルキの匂いが気になりましたが,広くて清掃が行き届き,ゆったりと疲れを取ることができました. いよいよ待望の夕食です.部屋出しのお膳を見てびっくりしました.メインの料理は何なのでしょうか?よく分りません.お品書きにはいろいろと書いてあるのですが,お刺身の色は悪く,しかも本当に小さい.メインと思われる何とかブタの肉も色が悪い.他の料理も,本当に小さくなものが一切れしかなく,何を食べているのか味わうことが出来ない.これまでの満足感が一辺に吹き飛んでしまいました. 半月ほど前に今回の半額の値段で(1泊二食)非常に美味しい料理を味わっていただけに,失望感は大きなもの(いくらキャンペーン価格でも,温泉宿は温泉と料理が命だと思います)でした. 朝の料理の方がずっと美味しくいただけました.せっかくの1週間遅れの結婚記念日(ホテルから記念品をいただいたのには感謝してます)も台無しになってしまいました.今でも,二人でもう二度と行かないと話しが出ます. (2009-10-04)
・温泉は塩素臭が強すぎます。戸を開けた瞬間、プールかと思いました。 まあ、ここに泊まる俗物の成金さんにとっては お湯はどうでもいいのでしょうね。 _____________________
ながめの湯(男1) 黄金の湯 非加熱 掛け流し 湯の入替頻度 : 毎日
露天からの展望も最高でした。お湯は、もちろん伊香保源泉から直接持ってきて、加水、加温もしてないのです。かなりすばらしい温泉でした。加温してないので、そのまま源泉の香りがしました。すばらしいです。
伊香保温泉の石段街を少し離れた所にある古久屋です。 久々に1,000円以上の日帰り入浴です。 お風呂は最上階、6階です。 温泉はこの先 手前が女湯、奥が男湯でした。 洗い場に敷き詰めてある石がちょっと変わっていました。 お湯は黄金の湯が源泉掛け流しで、ぬるめ。 浴槽が大きめなので、鮮度は石段街の浴槽が小さい某宿にはかなわないと感じましたが、やはり、黄金の湯の掛け流しは気持ち良かったです。 掛け流しで2種類の湯があるので気持ち良さを比べられるのが良いですね。 シャンプー類も私好みの炭系のもの。 さらに待合スペースには観山荘で見た、あのマッサージ機も 笑 腰に伝わる振動が気持ち良く冷えた麦茶をいただきつつ、つい、長居をしてしまいました。入浴料が高価な分、満足度も高めでした。 「心に咲く花古久家」の日帰り入浴は1,000円(税込)。入浴時間は午後3時〜午後6時。 ドライブの途中に立ち寄るには、時間が遅い。 自慢のお風呂「ながめの湯」 2つの浴槽のうち濃緑色に濁ったお湯は伊香保の源泉でございます。源泉名は本線(混合泉)。泉温は40.9℃。加熱していないので、温い。 掛け流しだそうだが、浴槽から溢れて流れているわけではない。 もう1つの浴槽は透明の湯(温水)。榛名山系水道水を湧かしたもので、温泉ではない。 雷小僧(男性露天)
料金は1000円だったような気がします。 シャンプー類も充実している方で全体的に満足度は高いですが、値段も高いので評価は3です。 _____________
宿のホームページのプランで宿泊。紅葉時期の土曜泊とはいえ5人で泊まって一人19000円だった。ちょっと高めだったのでかなり期待したのがいけなかった。まず、館内の案内が全く無い。(お風呂が入れ替わること、片方のお風呂にしか露天が無いこと。食事場所はどこか等) お風呂に入ると、黄金の湯と沸かし湯があった。黄金の湯はかけ流しを謳っているたけあって泉質はいいが、いかんせんぬるい。いくら入っていても温まらない。仕方が無いので沸かし湯に入って温まった。 後で入った露天に至ってはぬるいのを通り越して冷たかった。一瞬入ってすぐに出てしまった。 とても入っていられる代物ではない。源泉掛け流し守る姿勢は評価するが客が入れないほど冷たいお湯を提供するのは宿の怠慢だと思う。(宿の人はあのお湯に入れるのだろうか?) 料理も今ひとつぱっとしなかった。全てにおいて今ひとつの宿である。再訪は決して無いだろう。
______________________ ここの問題もわかり易いですね: ・浴槽が大きめなので、鮮度は石段街の浴槽が小さい某宿にはかなわない 要するに、掛け流し量に比べて浴槽が大き過ぎるんですね。 こういう場合は何処でも、加熱浴槽と非加熱浴槽を二種類作って、交互入浴する様な設計にしているんですけどね。 おそらく、伊香保では湯治客は最初から相手にしていないんでしょうね。 まあ、伊香保の劣化して黄金色になった湯で治せる病気は一つも無いだろうから _________________
内風呂 : 黄金の湯 温度の低い時だけ加温 掛け流し 橋本ホテル 外国人に人気のある宿で、ヨーロッパの小さなホテルの雰囲気を持っています。施設はちょいと老朽化してますが…。ホテル形式なのでチェックインが午後11時までと遅くてもOKです。その場合は一泊朝食付きになります。
とにかく静かなので、ゆっくり過ごすにはとても良い環境にあります。洋室はちょっとくたびれてますが、和室は新しいのできれいです。食事はいまいちかな? 素泊まり・朝食付きも可。
お風呂に注ぎ込まれるのは「黄金の湯」と呼ばれる鉄分を多く含んだお湯である。もちろん茶色の湯の花も舞っている。石段の湯と比べると色が薄いように思えるが、これは橋本ホテルが源泉のすぐそばのため、お湯が酸化していないためらしい。 明治に京都から出てこられ、日光の金谷ホテルと軽井沢の万平ホテルの中間に位置した奥伊香保にレストランを開かれたそうだ。そして海外に出られ洋食料理をマスターし、その息子夫婦に料理を手ほどきしたそうです。この経緯は女将からそれとなく聞いたので、次回機会があれば正確に確認します。まずは橋本レストランとしてシーズンだけ開業し、戦前は避暑に来られた宮様が良く来られたとのことです。 その後ホテルとして営業し、戦後進駐軍に接収されお客様は外国人専用となったそうで、当時の英字新聞に万平ホテルと一緒にコマーシャルが出ています。 ステンドグラスは女将が趣味で始められたそうで、ホテル内の窓ガラスをはじめ電気スタンド、壁のライト等に使われています。2階の暖炉は今も活躍しており、その周囲はレトロな落ち着きを醸し出しております。窓からは紅葉で有名な河鹿橋が眼下に見え、食堂のベランダからは清水と源泉が混じった川が真正面に見えます。 歴史と景色は伊香保では一級かと思います。しかし、温泉旅館が時代の流れの中で団体旅行の受け入れや、忘年会などの大量受け入れに翻弄され、本来の橋本ホテルの良さを表に出せない時期が長かったように思います。 他の宿は加温しているのでしょうか? (橋本ホテル) ところが、ところが、温泉がぬるいのです。なんということでしょう。内湯は「源泉掛け流し」です。ということは、伊香保で、黄金の湯を引いている他の宿は、みんな加温しているのでしょうか。あらたな疑惑が浮上! 露天のほうは、といっても小さなものですが、いいお湯でしたが、あいにく温泉ではないのです! こちらに入ったあとで、また内湯に戻ると、もう「ぬるい」どころか、「冷たく」感じられるほどです。 もし「源泉掛け流し」のままでは、こんなにぬるいのでしたら、やはり加温は絶対必要条件ではないかと思います。 ________ 日帰りでした (橋本ホテル) とっとこモグ太郎さん [入浴日: 2010年1月31日] 日帰り入浴で、本当はもう少し歩いたところにある露天風呂の方に行こうとしましたが、お客さんも多いので、空いてそうなこちらの施設にしました。 時間帯は午後3時ごろで、暇な時間帯なのかフロントは誰もいません。呼び鈴を鳴らすと出てきます。 「日帰り温泉に入りたいのですが大丈夫ですか?」とたずねると、「奥の露天風呂と間違ってないですか?」と・・・。え?うちの風呂に入るの〜?って勢いです。 さすがに日曜の3時でお客さんも居なく(この施設だけ?)貸切状態となりました。 内湯はぬる目で、ずっと浸かってました。熱めの湯が好みの方はかなり物足りないでしょう。金属的な臭いがあり、底にたまった土色の成分が舞います。 ちなみにおまけの様なサウナが付いてましたが全然熱くなくすぐに出ました。 まったくやる気は感じられないですね。源泉に近いところなのでもったいないです。施設は古ぼけていて泊まろうとは思いませんでした。http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen006703/1.htm 内湯は、ぬるめ。露天は、水風呂といった感じで入れませんでした。 朝、夜チャレンジし、女湯と男湯が入れ替わりましたが、変わらずでした。 源泉にあり、湯温の管理が難しいのかもしれませんが、 期待していただけに、唯一残念でした。 改善を望みます。 しかし、全体的にはとても満足。 また利用させていただきます。 投稿日:2009/04/12
4.隣の声が筒抜けで寝ていてもなかなか寝付かれませんでした。 お金を取って泊まれる宿ではないと思います。 楽天だと思って予約したが今後、楽天は信頼できないと痛感しました。 投稿日:2008/08/14 http://ホテルの口コミ.com/%E4%BC%8A%E9%A6%99%E4%BF%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89-%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB _______________________
・当館は毎分約300リットル強の湯量を有しております。 伊香保温泉全湧出量の約1割に相当します。 ・ですから水を加えて薄めたり、循環したりしておりません。完全掛け流しでございます。 ・新しいお湯が絶え間無く注ぎ込みます。もったいない様ですが溢れた古いお湯は捨てられます。 ・各浴槽ごとに調査致しました、天然温泉利用証を掲示し温泉の使われ方を公開しています。
・源泉地から伊香保神社を通り、石段街の下を流れ当館の小間口から各湯船へ注がれます。 ・鉄分が空気に触れ酸化し茶色くなった湯の花が豊富で、本物の温泉に入っている実感が湧きます。 ・お湯と共に湯の花が溢れ出します。その湯の花で浴室は滑り易くなっていますので、ご注意下さい。 ・泉質は硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉)です。
岸権旅館(きしごんりょかん)は、三つの浴場で名湯三昧! 岸権旅館の岸権とは岸権左衛門の略。室町時代から続く老舗旅館らしい、古式ゆかしい名前です。自慢の浴場は三箇所あり、一番新しいのが、浴室専用棟「六左衛門の湯」。新しく様々な工夫も感じる浴場は快適の一言。しかし、老舗らしい本格的な温泉を味わいたい温泉好きには、むしろ古くからの浴場をお勧めしたいと思います。 岸権旅館のいちおしは、旅館の裏通り向こう側にある離れ露天「権左衛門の湯」。じつはここ、明治時代の錦絵に描かれた浴場を忠実に再現したもの。そんな昔から露天風呂があったとは驚きですね。昔の浴場サイズなので小規模ですが、返って名湯とじっくり向き合うには最適。伊香保の四季を感じ取れる優れた露天といえるでしょう。 岸権旅館の三つ目の浴場は「又左衛門の湯」。老舗らしい重厚な風格のある大浴場は、湯量が豊富なためか湯の温度も少し熱め。お湯はすべて加熱掛け流し。加熱すると個性が減る湯が多いですが、伊香保ではむしろ鉄分などの個性が増える印象を受けます。三つの浴場で文字通り名湯三昧できます。 いろいろな旅館に泊まると、たまに失敗だったと感じることがあります。失敗とは宿泊料に見合わなかった、損をしたということです。ひどい時には騙されたと思ってしまうこともあります。それは、宿で経験するガッカリの数に比例します。 岸権旅館では「他の宿だとここでガッカリすることが多いな」と思う所で、逆にガッカリしないことが多く、嘘や騙しのない宿との印象を持ちました。格安プランで泊まったのに食事がしっかりしていたこと。部屋のメンテナンスも、他の宿では何故補修しないのかと思うことが多いのですが、ここではちゃんと補修していました。また、チェックアウト前に風呂場の営業が終わる宿が多い中で、チェックアウトまでフルに温泉に入れるのが温泉好きには最高です。しっぽの先まであんこの詰まったたい焼きのような宿だと思いました。
地蔵の湯 : 黄金の湯 加温 掛け流し
この宿は、正式には雨情の宿森秋と言って、「赤いくつ」などを作詞した童話作家の野口雨情が定宿としていたそうです。廊下には雨情作品の男性ボーカルの童謡がずっと流されて、ちょっと微妙な雰囲気です。 早速、お風呂へ。内湯と露天風呂が同じフロアでも違う場所にあるため、服を着ないと行けません。まずは内湯です。 中はかなり暗く、洞窟風呂のよう・・。湯気がこもっています。 茶褐色の湯は、伊香保の伝統的な源泉、「黄金の湯」です。これが源泉100%のまま循環無しで掛け流しです。これは、数ある伊香保旅館でもなかなか出来ないことです。 この黄金の湯の権利を持つのは小間口権者と呼ばれます。森秋旅館は、現在黄金の湯の小間口権を持つ10軒の旅館の一つなのです。 これだけ大きな風呂に源泉を100%で掛け流しで使えるのも、小間口権を持つ旅館ならではの贅沢です。 硫酸塩泉です。源泉温度が低いので、加温はしているようです。 湯船の大きさに対して、源泉の投入量はやや少なく感じましたが。最近自分の中では小さな湯船がブームです。そのほうがよりフレッシュな温泉が楽しめると思うからです。 露天にも行きましたが、結構混雑して写真が撮れませんでした。やはり黄金の湯100%で、眺めのよい、冷気が清清しく、気持ちのよい露天風呂です。 _____________________
露天風呂 : 黄金の湯 加温 掛け流し 元町長が経営していた「さつき亭」が倒産。別の経営者が建物を修復してオープンしたのがひびき野だ。 日帰り入浴をした。入浴料1000円。日帰り入浴の受け付け時間は12:00〜15:00。 _______
正直、お風呂・サービスのわりには高いなぁ〜…と思います。 __________________
大黒の湯 : 黄金の湯 加温 掛け流し 湯の入替頻度 :2日毎
まずは当然黄金の湯です。温度はやや温めです。 濃度は少し薄いです。 総合的には伊香保の大きめなホテルではこのレベルは期待していなかったこともあり、この黄金の湯には満足です。 次は露天に向かいました。こちらも黄金の湯と白銀の湯があり、 ______________________________________ C. ここは勝ち組から転落しちゃったのかな? @ 「黄金の湯」の小間口権を持つ老舗旅館 A 小間口権者から「黄金の湯」を分湯して貰っている老舗旅館
1) 村松旅館 黄金の湯 非加熱 掛け流し 伊香保温泉の名勝、石段街に面し、創業100年の老舗。各部屋からの眺望は伊香保温泉随一です。 展望大浴場には露天風呂が併設されており、眺望は抜群です。料理は旬の素材を十分に生かした手作り和食を中心にお楽しみいただけます。 温泉は純天然温泉で沸かしたり、うめたり一切しておりません。昔から子宝の湯として知られ、茶色でまろやかな湯質が特徴で、浴用効果も飲用効果も抜群です。 石段街の途中にある旅館です。そこそこ規模は大きく、年季が入っている印象です。 玄関先に「入浴可能」と書かれていたので、突撃してみました。一人700円だそうです。伊香保の旅館巡りではずっと500円続きでしたので、一瞬戸惑いましたが、折角だから入ってみることにしました。 お風呂は勿論男女別で、内湯のみです。 浴室は旅館の規模相応とでも言うのでしょうか、結構広々としています。湯船は、これは何型と言うのでしょう?宮城県の扉が凍って開かない旅館で見たことがあるような、珍しい形をした湯船です。湯口はその湯船の中央、一番細くなっている箇所の中央にありました。 湯船は1つの大きな物で、繋がっているのですが、その一番細くなっている部分は浅瀬です。これまた、長野県は志賀高原どっかのお宿みたいな造りです。
うっすら黄土色。かけ湯してみたら温いのも、伊香保ならでは。 さて、湯船右側の方にお湯に足を入れてみると・・・ ん、底の方が冷たい。 とりあえず、お尻が冷たいので、掻き混ぜてみたのですが、浴槽全体が更に温くなってしまい、なんだかモドカシイ状態に。温度計は持参していませんでしたので、正確には言えませんが、体感で38度程度しか無さそうです。 ある意味、いつまで入っていても疲れないのですが、逆に言うと、ちっとも温まりません。右側を掻き混ぜたら凄い事になりそうですが、とりあえずやめておく事に。 脱衣所の掲示を見る限りでは、加温しているそうですが、利用者が少ない 言いようによっては、源泉そのままでなのですが、湯量に会わない大きな ただ、このお風呂からの眺めはなかなか良いです。 たぶん私が訪れたタイミングのせいだと思いますが、時間をかけてゆっくりとぬる湯を楽しみたい人には、かえって嬉しい温度設定と言えるのかも知れません。適度に広いので、子供連れで湯巡りするには良さそうだと思いました。 伊香保温泉 村松旅館 2008.06.26 Thursday 15:54 石段街の中腹、左手にあり分かりやすいので見覚えある方も多いでしょう。 この日は朝から雨で、旅館を訪れたのは夕方5時前後、日曜日のこの時間では客足もまばらで、貸し切り状態で入りたい人には狙い目です。 宿に入ると、フロントの男性が気持よく対応してくれました。 入浴料は一人¥700で¥1,400。伊香保でこの値段で貸切で入れる場所は少なめです。 貸切時間は通常30分なのですが、この後客も来なそうなので、「ゆっくり入って下さい」と時間を延長してもらえることになりました。 風呂場までは、フロントの男性が案内してくれました。ここでも、手際よく丁寧に説明してくれ、高印象です。 お風呂はこんな感じ 湯は温めで掛け流し。湯出量は少ないですが新鮮でした。 シャンプー、ボディーソープ類はナイーブの桃のやつ。 通常料金で貸切。空いていれば延長も。 スタッフの方の対応は良い。遅くまでやっていて便利!
泉温は40.9℃。源泉のままで、湧かしていないから、温い。温いが、掛け流しである。 女性用の大浴場は狭く、露天風呂もない。女性は不満であろう。
http://ホテルの口コミ.com/%E4%BC%8A%E9%A6%99%E4%BF%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89-%E6%9D%91%E6%9D%BE%E6%97%85%E9%A4%A8
まず部屋が汚かったです。備え付けのコップは非常に汚く使う気にならなかったです。 宿の案内が無くフロントに聞いてみると当店には無いとの返事でした。部屋の外窓は一切開かずガムテープで目張りしてありましたが虫がウジャウジャいました。エレベーターは非常に古く異音?がして怖かったので乗りませんでした。 女将の言う事は全て嘘って感じです。主人は随分威勢のいい方で嫁・子供が怖がっていました。衛生面では-100点です。旅館対応-100点。料金-1000点。2度とお世話になりませんね。個人的な意見ですのでご参考までに・・・
黄金の湯 加温 掛け流し 塩素消毒 この日お世話になったのは、「寅」の「金太夫」 。 現在の当主金太夫氏は20代目となり、伊香保の歴史と共に歩んできた老舗旅館です。
伊東園ホテルの特徴は人手を絞って料金を安くし、インターネットなどで宿泊客を募集する手法が受け入れられたことにある。客のほとんどが家族連れか老夫婦で、団体客は皆無。 食事は全てバイキング形式で、ホテルの大広間を使ってバイキング会場としている。 大浴場は食堂に近い2階にあり、展望風呂/露天風呂は屋上に近い8階にある。 昔から湯の権利を持っていた金太夫なので、伊香保の結構なお湯だったが、満員の宿泊客が入ったためか、掛け流しのお湯もかなり疲れていた。 _______________
夜は隣の部屋の声が聞こえて安眠できませんでした。こんなに隣の部屋の声が聞こえる旅館は久し振りで大いに不満でした。隣の人の問題もあるのでしょうが・・・。 また、朝食時のバイキングでは、食事が終わった食器がそのままで座る席がありませんでした。若い男の従業員一人で対応していたのには驚きました。一人では絶対無理でしょう! 見回しても他に従業員が居ないので、仕方なくテーブルの端に使い終わった食器を移動して食事しましたが、気分の良いものではありませんでした。 料金が安いのはありがたいけど、これほどサービスが悪いと考え物ですね。 また行きたいと言う気持ちにさせるならもう少し改善をお願いします。気持ちの良いサービスを期待したいですね。 ________________________
黄金の湯 加水 加温 掛け流し 男性用大浴場は毎週金曜日は清掃のため、9:00〜15:00は入浴不可 伊香保温泉 7950円伊香保グランドホテル 伊東園グループ
金太夫さんが86室で、グランドホテルさんが100室。 立地も、伊香保温泉の入り口なので、ゆったりめのつくりです。
なんと夕食と朝食がついて消費税、サービス料込みで1人一泊7800円なのだ。実際には他に入湯税というのが加わって7950円なのだが、食事がつかない地方のビジネスホテルでも8000円くらいは取られることを考えれば、爆発的に安いことに違いはない。 これだけ安ければ、さぞや飯は貧相と思われるだろうが、実はこのホテルを選んだ理由の一つが食事だった。食事はバイキング方式なのだが、こちらが夕食の皿である。 なんとズワイガニが食べ放題なのだ。たしかに値が張る店に比べれば、身の入り具合はイマイチだった。しかし、そこは食べ放題のバイキング。一本あたりの身が少なければ数で補えばいいだけの話。実際、久しぶりのカニだったので、3皿ほどおかわりして食いまくってやった。 カニ以外のメニューもなかなか豊富で、肉料理の品揃えこそはイマイチだったものの、和食からイタリアンまで多彩な料理がズラリと並び、これがバイキング式のレストランなら4000円くらいは取られてもいい内容。朝飯もバイキング式だったが、某ホテルチェーンの朝バイキング(1000円だったかな?)よりも、味も品揃えもずっと良かった。 客室はこんな感じ。和室と洋室の二間でなぜかベットと布団が両方あった。温泉も二つあって、一般客には有料で開放している方の温泉には、サウナや露天風呂もあってなかなかの充実ぶり。決して豪華なホテルではなかったが、あらゆる面で7950円ならお釣りが来るくらいの内容だった。 ちなみにこのホテルを経営している伊東園グループは、このホテルをはじめ東日本各地の温泉地に進出しているのだが、傘下の全ホテルが7950円でカニ食い放題らしい。ちょいと温泉にでも行くかという方、カニを安く腹いっぱい食べたいという方にはお勧めである。
かなり古くて清潔感もありません。汚い部屋です。 お風呂までもかなり歩きます。 ____________________
食事つきのビジネスホテルと思えば腹も立ちません。 部屋にはカメムシが2匹いました。 値段(7,900円)相当と思えば腹も立ちません。 _____________________
良いのは安さのみ・・・by peka2さん パンフレットの画像を見て、良さそうだと思い決めた ここ、こんな感じで大丈夫なのかという位にひどいんです。 ・部屋に着いて急須は洗われていない物がおいてあった。 ・大浴場があまりにもひどい(写真は詐欺) ・バイキングでは、早い者勝ちといった感じで食事はすぐになくなってしまい、 ・ある方が食事が不足している事をスタッフに伝えると、 本当にこれでいいのでしょうか? 支配人にこの事を伝えている方を見かけたので、 泣きながら食事って・・・ 2度と行くことはないと思います。
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大浴場 : 白銀の湯 加温 循環式 塩素消毒 シースルースーパーコンパニオンパック(お色気プラン) 料金表 お客様 対 コンパニオン(税込料金) 5対1 4対1 3対1 2対1 1対1 コンパニオンは最低2名からの手配となります。
シースルーコンパニオン飲み放題付き120分 宴会の友・ノーマルコンパニオンからコスチュームコンパニオン、スーパーコンパニオン、シースルーコンパニオン、芸妓さん・・・・ゆったりお風呂につかってパァ〜ッと騒げば、日頃の憂さもなんのその、元気回復間違いなし! お父さんもお兄さんも、社長さんも課長さんも、みーんな楽しく遊びましょ♪ 裸の王国では皆様にもっと気軽にコンパニオンプランをお楽しみいただけますよう、いろいろな割引サービスを実施しております。日本全国のピンクコンパニオン宴会付の温泉宿泊パックから地元の仲間との飲み会まで幅広くご利用下さい。団体割引、幹事さんへの袖の下、リピーター向けにはお得意様割引、早めにご予約いただいた場合は超早割、早割など。詳しくは裸の王国の割引サービスをご覧下さい ここの評価は何故か人によって極端に違いますね。 俗物には ここの価値がわからないのかな? 僕なら シースルー スーパーコンパニオンパック で是非行ってみたいですね。 仮に超高級旅館の 香雲館 や 旅邸諧暢楼が ここと同じ値段にしてくれたとしても、 ______________________
古さは感じられるものの、清潔感はあり、トイレも広く文句なしです。 妻と子供の3人で利用させていただきました。 また2つあるお風呂の片方がちょうど夕飯の支度中時間だったのか揚げ物の匂いが入ってきてその時はお風呂にゆっくりはいれませんでした。 お風呂以外はとても良い旅館でした。 投稿日:2009/03/05 _________
また部屋からは紅葉が一面に見渡せ、感動ものでした。 部屋は綺麗に清掃されているのですが、全体的に老朽化が目立ち、畳や壁、洗面所などの傷みが気になったのと、あとタオルが一人1枚しかなく使いまわさなければいけないのが不便でした。またエアコンを強にしてても部屋が寒かったのがちょっと残念でした。ただホテルの方々にはこころのこもった対応をして頂いたのでいい旅行になりました。 投稿日:2008/11/28 http://ホテルの口コミ.com/%E4%BC%8A%E9%A6%99%E4%BF%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89-%E4%B8%80%E5%AF%8C%E5%A3%AB
1泊2日を返して下さいっ!by kyaさん フロントの雰囲気も暗く、ソファーやテーブルなど汚くホコリだらけ。 部屋に入ってもあちこち汚く、テーブルの上がホコリだらけ、出されたお茶の湯のみと受け皿もホコリだらけで飲む気がしませんでした。 トイレは普通だったのですが、洗面所と部屋のお風呂場からドブ臭とカビ臭。 大浴場に行き、またあまりの汚さと暗さに引き返そうかと思いました。 入浴中、マジックショーの告知案内放送が頻繁に流れていましたが、それよりも風呂だろ!と、ツッコミながらぬるい湯にこごえてうずくまっていました...。 おっきりこみは、すでに小麦の固まりと生まれ変わっていました。 全体的に味付けが濃いか、味がしないかという感じで、ダシの味やコクも無い料理ばかりでした。 布団を敷きに来たのですが、出された布団のカバーは破けていて、ジトッと湿っていてカビ臭さを感じました。 朝、布団を下げに行きたいとフロントから電話。 朝食。相変わらず、品数は多かったがチープなものばかり。 あまり食欲が湧かなかったのですが、とりあえずご飯を食べ始めたのですが、昨日よりも硬く芯が残っている状態でした。
ネットで『ホテル一富士』検索をすると、コンパニオンのセットばかりが目に付きましたが、伊香保温泉をうたっている以上せめて温泉くらいはしっかりして欲しいです。 _______________
僕らは男だけで宴会に使ったからまだ7割怒って、3割笑って語れるくらいで済みましたがもしこの旅館に家族でいったりカップルでいったりしたら悲惨です。 夕食時の食器がかけていたり座布団がセットされていないひとがいたり
前向きに考えるといつまでも思い出に残る旅館でした あとまたまた前向きに言いますが夕飯の豚の角煮はみんながほめていましたし、たしかに美味しかったです。 でもそれだけです。 本音は・・・
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