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(回答先: マスコミ・プロパガンダを超えて 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 9 月 21 日 17:57:56)
最近英文を読むのが非常に苦痛になってしまい、示していただいたリンク先の記事も読んでいません。そういう状態でこの文を書くのは気が引けるのですが、それでも、マインドコントロールは非常に広範囲に行われていて、より機能的に作用するように環境が整えられてきつつあると思うので、それを書きたいと思います。
1.マスコミがうそを言っていると指摘する声がほとんど一般市民の方には伝わらないこと。例えば、自分が書いているブログは、そして、多分、阿修羅のこの記事さえも、偽のものが公開されている様子です。そして、そのことは警察やその他行政も放置するしかない様子です。神戸で起きたサカキバラセイト事件についても、事件後1年か2年ぐらいは、警察発表やマスコミ報道のおかしさを客観的な資料を使って糾弾するサイトが見れましたが、今はもうすでに見れなくなっている様子です。更に、最近のものでは、福知山線の脱線事故で先頭車両が事故後数時間に渡って発見されなかったと言う事実も記録から消されつつあります。このことは、http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/690.htmlに不完全ではありますが、記事にしてあります。つまり、マインドコントロールが行われていること自体が一般市民の方には意識されていないと言う現状が、日本にはあると思います。多分、アメリカもほぼ同じではないでしょうか?
2.いわゆるメディアリテラシーのようなメディア教育がまったくされて行かないこと。確か、昭和の50年代ぐらいは結構この種の教育の必要性がマスコミでも取り上げられたと思います。しかし、多分、平成になってからはまったくと言っていいほどメディア教育については話題に上りません。鳩山民主党政権に移行して、記者クラブ制度の廃止が話題に上りつつありますが、果たして個別の省庁だけで記者クラブ制度廃止が行われるのか、それとも、警視庁とか各自治体とか、すべての行政庁や各種団体を含んで記者クラブ制度廃止が進められるのか、今のところは少なくとも不明です。
3.インターネットを使った世論コントロールが大規模に行われていること。つまり、一定の意見を封じ込めるだけではなく、例えば、小沢一郎民主党全代表は悪いことをしているというようなネガティブキャンペーンが、意図的に組織されている様子があります。大手のマスコミ報道が偏向していると言うことだけではなくて、一般市民が普通に開いているサイトで、特定の意見表明が多少形を変えて非常に広く行われると言う現象があります。つまり、AはBだ、とか、AはBのようだ、とか、AはBのように見える、と言う具合で、まったくのコピーアンドペイストではないにしても、ほとんど同じ発言がさまざまな箇所に出てくると言う現象が起きています。つまり、それだけの規模でマインドコントロールをすることができるような体制がすでに作られているし、実際に、それが機能していると言うことでもあります。
4.ハイビジョン放送は、多分、インターネットと同様に、マインドコントロールを狙いとした社会インフラです。テレビ放送はインターネットに比べてずっと多くの人に定時に語りかけることができますから、インターネットをよりテレビに近づけようと言う意図の下にハイビジョン放送が作られているのだと思います。つまり、マインドコントロールを通じた支配をしようという制度的な保障がどんどんと出来上がりつつあるのです。
5.マインドコントロール自体は人がやることですから、制度がいくら出来上がっても人がしっかりしていればいいのですが、現実は、格差を是正する努力がされず、他人を不当に傷つけても自らの利益を追求しようと言う人たちが増えつつある。つまり、格差社会が意図的に作られていて、それを是正する動きが出てきません。鳩山民主党にしても、本来採るべき政策である所得税の累進化の強化を言い出していませんし、証券税制の改正、つまり、株の売買益や配当益に対する税率を現行の10%から上げるということについて、まったく話が出てきません。一応、15%にあげると言うことはすでに決まっている様子ですが、本来なら40%ぐらいにしてもいいはずのものです。
ですから、マインドコントロールがすでにできなくなりつつあると言うことはないと思います。
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