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(回答先: FRBの金融政策、監査対象になれば金利上昇へ=FRB顧問(ロイター) 投稿者 そのまんま西 日時 2009 年 9 月 26 日 01:41:07)
FRBの監査については田中宇氏がいろいろと書いていますが、私なりの意見を書いておきます。
ロン・ポール議員はすばらしいが、せっかく法案が通っても監査結果が公表されることは期待しない方が良いでしょう。
仮に監査したとしても時価評価のできない資産・負債や複雑な商品ばかりで、その内容が適切かどうかは哲学的な禅問答になる事は必至です。
プロの監査法人でも中央銀行のバランスシートの中身を適切に評価できる人間なんかほとんどいませんよ。(と言うか評価するための会計ルールそのものが事実上無いに等しい)ましてや専門外の議員が理解できるか・・・・・。
監査すれば、実態が分かる。そいでもって債務超過が判明し、FRBが破綻する等と言っているのは田中宇氏くらいだと思いますが・・・・・
ちなみに中央銀行のバランス・シートを精査して債務超過かどうかを判定しても全く意味がありません。
それは債務超過、赤字になっても倒産しない会社はゴロゴロあるのと同じで、債務超過だから清算しなければならない理由は全くありません。
そもそも中央銀行は営利企業ではありません。従って市場操作などの公的な役割を果たしている限り、債務超過だからと破綻させる国家なんぞありませんよ・・・・。
ロン・ポール氏が要求している監査の目的は、米国の大手金融資本が自己の不良債権をFRBに押付けて、米国の財産たる通貨価値を毀損したり、盗んでいないを知りたいのだと思います。
つまり法案が成立したとしても田中宇氏が唱えるように査察されて債務超過で破綻なんてのは私に言わせれば「と論」です。(それでも氏のメールマガジンは面白いのでお金を払って読んでますが・・・・)
※実は陰謀論、と論は大好きです。