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9月相場が始まりました。昨年は9〜10月の2ヵ月間で、米ドルが17%も暴落しました。
同じことが起こるならば、米ドルは10月末に、対円の史上最安値80円を更新している計算になるわけですが、果たしてどうでしょうか?
ただし、昨年は「特別な大相場」だったと思う人が少なくないでしょう。そのとおり、2008年は「リーマン・ショック」が9月中旬に起こり、それがきっかけで「100年に1度の危機」が一気に広がっていったのです。
2008年の米ドル/円は、9月がスタートした時には109円をつけていたのに、わずか2ヵ月で90円まで暴落しました。
2年連続で、9月から
大相場が繰り返された
これに対して、足元の株式市場では、3〜8月に6ヵ月連続で日経平均株価が上昇するなど、「危機」が再燃する兆候がないどころか、かなり楽観的なムードになってきました。この状況下では、米ドルの暴落相場が2年連続で起こるとは、考えにくいところでしょう。
しかし「暴落」は起こらないのかもしれませんが、米ドルが一方向へ大きく動く「大相場」になる可能性があり、この時期、やはり注意が必要ではないでしょうか?
一昨年、2007年の9月スタート時点の米ドル/円は116円でしたが、11月に入る頃には107円をつけていて、米ドル一段安となりました。最大下落率は7%でした。
今年も、一昨年並みの下落となったならば、11月には87円を割り込むことになります。つまり、米ドルが、この間の対円安値を更新している計算になるわけです。
なぜ、昨年も一昨年も、9月から11月にかけて米ドル安/円高の大相場が展開されたのでしょうか?
それは、米ドル安という方向性はともかくとして、夏休みが終わった後の9月から、為替が一方向に動きやすい傾向があるためでしょう。
米ドル/円について、2ヵ月連続で同じ方向に動いた実績が、過去10年間で何回あったかを調べたところ、9〜10月は7回、10〜11月では9回もありました。
これは、3〜4月がたった1回、7〜8月が4回しかなかったことと比べると、多いと言えるでしょう。つまり、春相場、夏相場に比べて、9月からの秋相場は一方向に動き、大相場になりやすい傾向が顕著なのです
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コメント
民主党幹事長に小沢議員がなったようですが、まだまだ考えが甘い、特に外部に動きに対して考えが甘い議員が多い民主党議員の党の要としてやはりこの人事は適任かもしれません。
岡田元幹事長も小沢新幹事長との対立の噂もでていますが、まずは新人議員も多いことから、議員が地元の後援者と今後の政治の在り方をよく相談してからでも遅くはにでしょう。ただし、日本以外の世界は、早急に動き出しているようですので、次の政権スタッフではなく、民主党に期待する民間人を国際会議などに派遣してはいかがかなとも感じる。もう遅いかもしれませんが。
岡田前幹事長率いる経済産業省出身の議員が、水面下で行動している政権移行チームと距離がでているような話題がでていますが、そのうち活躍する場が提供されることから、ここは、鳩山党首についてきてもらいたいものです。
11月に米ドル87円割れの大相場シナリオ予言がでましたが、これは、株高米ドル安という予言です。
この予測は、FRBが大規模な米国債を購入してきた時から市場では目をつけられていたことであり、通貨市場もボックスを作りながら徐々に円高ドル安ボックスを形成してきたようにみえます。
ただ、急激な円高は、民主党政権といえども各国と協調して協調介入するという発言もでており、急激な変動には、介入していくでしょう。
今日の東京市場は、NY市場が上昇した割には動きがあまりよくありません。来週のSQまでこのような調子なのでしょうか。しかし、今日の日経新聞の投資家動向をみると、外国人投資家は、買い越し、個人投資家は売り越しとなっており、プロの投資家は強気、アマの投資家は、弱気となっているのかもしれません。
民主党新政権になったとしても鳩山色があまりみえなく、マニュフェストにしても本当にできるのかなという不安が、個人投資家の動きに現れているのかもしれません。
上海指数が、0.14%安で開始されたこともあるのかもしれませんが、新政権ができたとしても東京市場は、不安感がただよっているのかもしれません。
自民党の次の党首を決めることに党内ががたがたしていることが、政権移行の動きを遅らせているのかもしれません。この政治空白は、国民にとって一大事となるかわかりません。
一家の屋台骨ともいえる世帯の失業率も増えているようであり、若者の失業率と同様自民党は最後まで置き土産を置いていくつもりなのでしょうか。
民主党首脳が慎重になるのもわかるような気がします。やはり、今回の自民党幹部は、異常すぎるともいえます。
この動きを有権者はどう見ているのでしょうか。
とりあえず民主党政権になったことで多くの国民が運動しやすい土壌となったといえます。新しい若い議員、今まで活躍してきた議員に直接、非正社員、失業者、子育て世帯の有権者は、議員事務所に格差訂正、子育て応援、失業対策などをある程度提案を持って陳情してはどうでしょうか。
そのような有権者の一票が、今回の政権を作り上げたことから共産党は別ですが、社民党の議員に話をもっていくよりは、効果があります。
社民党の選挙演説などをyoutubeで見ていましたが、これまた自民党以上に異常です。参議院の協力を得ないと政権が安定しないことは間違いないのですが、自民党も社会党と連立を組んだことで日本社会の閉塞性を増大させ、細川政権時も社民党のエゴで短期間で政権を投げ出され、日本の財政をおかしくしたというDNAを持った政党のような気がします。
鳩山党首、小沢幹事長がどう考えているかわかりませんが、社民党の意見にうろうろするような政権は、ご勘弁願いたいも考えています。