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(回答先: 米国の行く末…最終的問題解決作としてのUSAとFRBの解散・分解…それで御破算して出直し。 投稿者 新世紀人 日時 2009 年 9 月 01 日 22:04:32)
私には、金融ブルジョワジーの方々が破産してやり直すような方々にはとうてい思えませんが・・・・・。
現在の株式市場の上げ相場は「騙し上げ」と言う話も確かにあります。
でも、バーナンキをはじめとする勢力が「バブル経済破綻後の日本」について研究をしたという事は重要だと思いますが・・・・・。
それは同時に日本の「バブル経済」の研究もした事が予想されると言う事です。
「バブル経済」は日本では「悪」とされていますが、何をどうすると「バブル」ができ、バブルを作ると実態経済はどうなるのか、それについての処方箋はどうなのかを彼らは研究したのではないのでしょうか。
どうも日本は倫理や道徳が先に来るようですが、彼らは違いますよ・・・・。
彼らは人肉食獣です。
そんなに甘い連中ではありません。
不況からの脱出手段としてとられた金融の超緩和策は、バブル経済につながり、それは全業種で増収・増益、黒字と言う今では、信じられない経済状況に繋がったのです。
それを彼らはやろうとしているように思えるのですが・・・・・。
彼らが簡単に「ヘゲモニー」を明け渡たすような相手とは思えません。
彼らのやり方はいつも「創造」と「破壊」です。
自分で作ったものを実は自分でブチ壊す。傍目には「自滅」したようにさえ見える。
でも、いつも「新らしい創造物」が準備されている。
そして危機はいつも先送りされ、その危機の大きさはドンドン拡大して行く・・・・
振り返ってみれば、神がかりの「危機」は「ショック・ドクトリン」と言われるレジューム・チェンジの為の「演劇」の序章のように思えるのです。
そう考えると、まだまだ危機の大きさは足りませんよ・・・・・・。
アメリカは「デフォルト」宣言し、やすやすと負けを認めるような輩ではありません。
私には「デフォルト」についての様々な「ウワサ」はもうひとつの処方箋である「ハイパー・インフレ」による事実上のデフォルトという、「最も悪質な方策」を隠す為の手段であると見ています。
そう考えるとSDRが浮上してきた理由も良く理解できます。
アメリカが世界中に持つ大使館に「危機対応の為に将来の活動費1年間分を現地通貨で確保せよ」などという指令が出たという情報がありますが、本当にデフォルトをやる気ならば、こんなスグにバレバレにウワサが広がるような手段はとりません。
米国は必要ならば米軍の艦艇に「金」や「偽札」を載せて運搬する事もできます。
高度な秘密保持能力のある大使館向けの指令がインターネットで広範に流通すること自体が「食わせもの」なんですよ。
「アメロ」に付いても同様です。金融資本の最終目的は世界通貨です。
世界経済がブロック化するブロック通貨では、金融資本の目的は達せられないのです。
米下院議員のロン・ポール等も世界通貨の創造が彼ら(金融資本家)の目的だと言っています。
私はレジューム・チェンジに必要な大危機は起こるとしたら、再び世界的がバブル経済化した後だと思っています。
それは経済版のショック・ドクトリンなのです。
※この投稿は「と論」です。お許しください。