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米国のデフォルト(債務不履行)宣言の発生の可能性が指摘され続けてきている。
幾つかの州では財政破綻が顕在化してきている。
にも拘らず、
FRBがドル札を刷って大手金融機関に支援を投入し、不良債権を買い込んで奥にしまい込んでしまっている事により、
表向きには経済危機が劇的には表面化する事なく、
金融経済にはミニバブル現象すら起こっていると考えられる。
私は米国の支配者グループの今までの行動の一貫性を注視してきたが、
そこには変わらない特徴が存在すると考えてきている。
ベトナム戦争の失敗以来の経済低迷から衰退過程において
「経済低迷から衰退に向かった国家運営の失敗についての責任逃れと責任の覆い隠しを目指し、責任追及から逃れる事を基本に置いて、見せ掛けの繁栄を演出する事」を追及してきていると考えてきている。
目指しているのは国民の目を欺く事と外国の債権者達(国家を含む)の目を欺く事である。
現在の金融経済のミニバブル現象は自然の動き(なりゆき)であろうか?
その様には考えられない。
デフォルト宣言をすることなく、さらに危機を覆い隠して米国を運営する事を支配者グループは選択しているのではないかと考えるのである。
デフォルト宣言をしてやり直す事は、それは正直な道である。
それをやれば、米国の信用は失墜する。
例えば、外部から襲ってきた戦争による敗戦による経済破綻に遭遇すれば、正直な選択であるデフォルト宣言は有り得るだろう。
しかし、9・11を起爆装置(プラグ点火)によるアフガニスタン戦争とイラク戦争が
意図的な選択であったのであれば、正直にデフォルト宣言して出直すことは有り得ないのではないか。
では正直な選択をしないとすれば、どのような選択をするのであろうか?
今後はどうするのか?
デフォルトを当面は行わないと仮定すれば、
ミニバブル金融経済が進行しても経済危機は深化して進行するから、ミニバブルはインフレ化を促すように作用する。
そこにおいてもFRBは救済策すなわちドル札の増刷を続けるであろうから、
やがてFRBは堪えられない地点へと到達する事になるだろう。
そこにおいては、どのように危機を覆い隠すのか?
最良の最高の解決策が存在する。
ソ連邦の解体・崩壊に倣う事が最良だ。
それまでは国民の目に対しまた外国の目に対し危機を覆い隠す事が可能なのだ。
USA(連邦)の解散・解体を行い、これの当然の付随事項としてFRBの解散を行えば、
御破算が可能となり、米国の現在の負債は消えてしまう事になる。
債務者が居なくなるのだからそれでお終いである。
それでは余りに惨いではないかと言う事になれば、分解して出来た幾つかの州の連合体が負債の一部だけを引き受けると言う事になるのではないか。
そして、負債を返して欲しければむしろ経済回復の為に支援をして現地に稼がせて返させるようにしろと言われる事になるかもしれない。
繰り返すと、USAが幾つかの州のブロックにより構成される国家群へと再編されればFRBの解散は当然と言う事になる。
これに至るまでは、FRBは救済策即ちドル札増刷と支援と負債買取を行い続ける事が考え得る。
尤も、このUSAとFRBの解散・解体は大事業であるから簡単には実現できない。
しかし米国はとんでもない大事業を実行してきている。
だから、出来るのだ。要するに「やる気」だけの問題でしかない。
@ブッシュ政権誕生と9・11のプラグ点火によるアフガニスタン戦争とイラク戦争の爆発。
A対して、オバマ政権の誕生による@による経済破綻や国内秩序破綻の覆い隠し、国民への宥め(なだめ)。核廃絶の偽装平和イデオロギーを使う事による対外平和志向偽装工作。
Bこれに続く第三の大転換が必要とされ、その為の起爆的事件(点火プラグ)も必要とされるであろう。
それは9・11とアフガニスタン戦争・イラク戦争の様に米国の内と外とにおいて連動したものである筈だ。
国内ではいつ暴動が起こされても不思議ではない情勢下にある。
国外では、オバマ政権はアフガニスタン戦争を積極的に進めているばかりでなく、イランとイスラエルの双方に巧く取入った外交を展開している。これは曲者ではないかと考えている。
双方を点火に追い込む準備が出来る事ではないのか?
米国に長く追随してきた我が国の国民にはこれは読むことは出来ても忘れたい内容であるかもしれない。
また、追随を任務・仕事として工作に従事している輩達には無縁の一文であろう。
2 81 +−(h・M・S)