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(回答先: 株式市場、実はバブルの渦中にあるかもしれない=天海源一郎 投稿者 gikou89 日時 2009 年 8 月 23 日 20:07:27)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11097720090820
[ニューヨーク 19日 ロイター] バークレイズ・グローバル・インベスターズの米債券戦略部門責任者、マシュー・タッカー氏は19日、米政府債の大量発行がインフレを誘発し、金利の上昇につながるのは時間の問題かもしれないとの見方を示した。ロイターとのインタビューで述べた。
同氏はロイターに対し、今年度に発行が見込まれる約2兆ドルの米国債に対する需要が薄れ、米国債の価格下落と利回り上昇につながる可能性があると語った。
同氏は「供給が需要を上回る状況が見られ始めた場合、金利が上昇する実際のリスクがある」と指摘。「ある時点で、景気刺激策の規模がインフレを引き起こし」、金利に影響を与えるとの見通しを示した。
米財務省は、景気刺激策や金融救済措置実施に伴う資金を埋め合わせるため、過去最高規模の国債発行を実施している。
同省は20日、来週実施する2年債、5年債、7年債の入札規模を発表する。
アナリストは、これらの債券を合わせた入札規模が週ベースで過去最高になるとはみていないものの、米政府債への需要が最終的に飽和状態になる可能性に懸念を示している。
タッカー氏は「財務省は、すべての国債の買い手を見つけるのに幾分苦闘するだろう」と指摘した。
実際、連邦準備理事会(FRB)という買い手が近くいなくなる。FRBは前週、10月末までで国債買い入れプログラムを終了すると発表した
アナリストは、プログラム終了の決定について、FRBが量的緩和の段階的な解除を開始する構えであることを示す最初の兆候だと受け止めている。
タッカー氏は「流動性を追加するのは簡単だが、吸収するのははるかに困難な作業だ。FRBはさまざまな意味で、流動性をどのように吸収するかについて評価される」と語った。