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http://www.asahi.com/business/update/0711/TKY200907100418.html
トヨタ自動車は10日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場「NUMMI(ヌーミー)」(米カリフォルニア州)の清算を検討する方針を明らかにした。GMのNUMMIからの撤退が正式に決まったのを受けたもので、NUMMIは清算の可能性が強まった。
トヨタは「現在のビジネス環境下では、NUMMIの清算についても本格的に検討していかざるをえない」との談話を発表した。清算検討の公式な表明は初めて。
トヨタはGMが合弁解消の方針を表明する前後から、清算も含めて可能性を探ってきた。この時期の清算検討表明は、「トヨタがGM保有株を買い取り、単独で操業を継続する」との楽観論が、日米で広がっているため。楽観論を放置したまま清算を決定すれば、予想を上回る衝撃が米国内で広がる恐れがある。
NUMMIの従業員数は約4600人。清算となれば、日本での戦後の労働争議以来の大量解雇が予想され、重大な経営決断となる。
ただ、NUMMIの設備はトヨタの北米工場で最も古いうえ、全米自動車労組傘下のため人件費も高い。余剰生産能力の削減のためにも、社内では他工場への生産車種の移管が合理的との声が強まっている。(丸石伸一=ニューヨーク、中川仁樹)
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コメント
youtube動画にて新たなる貧困というテーマという番組を放映されていました。年初の派遣村がおこした労働問題が現状さらに悪くなっているとの報告がありました。
以前派遣、偽装請負のブログで非正社員がたちあがるのは、昨年の今頃が最適な時期だと告げたことがありましたが、その後非正社員の労働に対して大手企業中心に社会的にひどい仕打ちをされているようです。
ただ、本当にひどい仕打ちをされたのは、偽装請負をしてきた大手製造業の経営者かもしれません。
松下プラズマ、キャノンなどの偽装請負の犠牲になった非正社員が立ち上がりましたが、まだまだ非正社員には広がりませんでした。
耐震偽装から始まり、偽装が社会的テーマになり、そして東洋経済、エコノミスト、アエラなどが取り上げ、その後それらの雑誌と同時に朝日新聞が連日取り上げ、本来はこの偽装請負問題は、第一弾、第二弾、第三弾と続いていく予定でしたが、やはり広告スポンサーの圧力にまけたのかどうかわかりませんが、中断しましたが、その後個人行動のように動く非正社員がいろいろな突拍子もない行動をおこしたことで、さらに労働問題が引き続きテーマとなりました。
事件がおきるたびに非正社員の労働問題が論じられることから引き続き社会にあきられないテーマとなっているようです。
その後、リーマンショックからサブプライムの影響がないと政府、大手製造業が考えていたのが、一転世界の中で一番大きな被害を受けているという状況に変わってきています。
麻生総理は、経済対策を中心に政治と向き合ったと話しているようですが、主に財務、経済産業省の官僚が中心となり、何回も補正予算を組んで何とか経済の底が見えてきたように感じてきています。
株価は、現在下落が続いていますが、政府の経済対策に期待しようとする上げ潮のおかげであり実際本当に景気効果があるのかと問われるのがこれからです。
官僚および政治家は、大手製造業が、日本からでていくから低待遇な非正社員が、能力に関係なく必要とこぼしていますが、海外に移動しようとする企業は、引き留めない方がいいのではないでしょうか。
中国ウルムチによる暴動もyoutu-beで放映されていますが鉄棒を持ちながら路上を歩いているカップルなどがいましたが、日本と違って海外の労働者は、怒りを面に表します。
その状況を見て、真剣に今の日本の正社員制度を継続させながら海外に拡大していくつもりなのでしょうか。
私の場合も周囲、および派遣先の経営者の温情もあってか裁判にいきませんでしたが、裁判になっていたならばどんなシナリオができたかと感じています。
つまりは、今後も非正社員が司法を使って労働争議に持ち込む場合が多くなると感じますが、シナリオを描くことが重要だと感じます。
世界先進国会議もすでにG20という枠組みになり、大手企業の経営者は、本当に今の日本の正社員制度で経営できるのかと感じているのではないでしょうか。
逆にいえば、非正社員の運動が企業経営者をつるしあげることもできる地合いともなっているのです。
先週の先進国会議にしても麻生総理に会談を持ちかける各国首脳はほとんどいなく、外務省のスタッフが、なんとか根回しをして当日数カ国の首脳との会談をセットしたようですが、中味のある話し合いはできなかったのではないでしょうか。
日本以外の首脳は、今回の会議に政治というビジネスをしにきているのであり、麻生総理のように他国の首脳とは異なったライトグレーのサイドベンツのスーツ、襟と身柄の配色のシャツでみつくろったように異色をはなつパフォーマンスは、どんな意味が隠されていたのでしょうか。
自民党の政権能力が今衰退してみえているようですが、ここで一番大切なことは、自民党には、人材が豊富だということを国民に見せなければならないのではないでしょうか。
町村議員、塩崎議員など、支持率がない麻生総理を蹴落とすくらいの欲をだしてもらいたいものです。
政界も経済界も表の世界は人材不足であり、ここで強力なリーダーがでれば、日本は大きく転換するかもしれません。