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(回答先: ピーター・タスカ―割安な日本株を買わない日本人の不思議 投稿者 gikou89 日時 2009 年 6 月 27 日 00:21:09)
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200906260090a.nwc
証券最大手の野村ホールディングスは25日、都内のホテルで株主総会を開いた。
金融危機に伴う損失の拡大で、2009年3月期に過去最悪となる7000億円超の赤字を計上したことについて、渡部賢一社長は「株主の皆様に多大な心配をかけ、心からおわびします」と陳謝したが、株主の間からは経営陣を批判する質問が相次いだ。
野村は、世界的な金融市場の低迷により、有価証券などの自己売買の損失が拡大。投資銀行部門も不振だったほか、景気悪化による保有資産の評価減も重なって、09年3月期決算で7081億円の最終赤字(前期は678億円の赤字)を計上した。
総会は報道陣には非公開だったが、出席した株主らによると、会社側は経営責任の明確化をはかるため、今期の役員報酬の一部カットなどを行う点などを強調。渡部社長は「早期の黒字化に向けて全力を尽くす」として、業績の「V字回復」に強い決意を示したものの、株主からは、「2期連続で赤字になっているのに、報酬の減額幅が少なすぎる」など、厳しい批判や不満の声が上がった。
また、野村は昨年秋に、破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズから欧州・アジア・中東部門を買収。海外での投資銀行業務の飛躍的な拡大を期す一方で、リーマン出身者との融和に苦慮しているとの指摘もある。
これに関連して、総会でも、費用負担による事業への影響などを懸念する質問も出たが、会社側は「世界クラスの商品やサービスを提供するため、過去に不足していた部分を強化した」と説明し、海外事業での成果も出つつあるとして理解を求めた。
総会では、優先株式の発行を可能にするための定款の一部変更などの議案を決議した。