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(回答先: 09年の中国経済成長率、8%達成の見通し=中国銀行朱民副頭取 投稿者 gikou89 日時 2009 年 6 月 17 日 00:59:08)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0616&f=business_0616_047.shtml
銅の国際相場は調整局面を迎えた可能性が高い。ロンドン金属取引所(LME)の銅現物相場(セツルメントベース)がケイ線上の上値抵抗線になっていたトン5225ドルを完全に抜け切らないまま、週明け15日には5000ドル際に反落した。在庫は引き続き減少傾向にあるが、受け皿になってきた中国の銅市場に荷余り感が出ている。外部環境をみても米株式市場が大幅安となっており、マイナス材料が少しずつ増えてきているためだ。
15日付け日刊産業新聞12面「今週の焦点」で触れたように、銅相場は先週11日時点では5266ドルと、ケイ線上の上値抵抗線を突破しており、目先は一段高が期待できる場面だった。しかし抵抗線を抜け切れず週末12日は5240ドルに反落。さらに週明け15日は5075ドルに続落した。
5225ドルという上値抵抗線は、2006年5月に当時の過去最高値8788ドルを記録した後の下落場面でつけた07年2月の安値。金融危機後の最安値である08年12月の2770ドルからの上昇過程では、ここがケイ線上の上値抵抗線となる。
この抵抗線を突破できなかったことは、簡単に言ってしまえば市場参加者が「さらに上値を試すには材料不足」と判断したからだ。このため今後の銅相場はテクニカル面での弱気観が台頭。目先的な調整は避けられないだろう。
これまで世界で余った銅の受け皿になってきた中国の銅市場にも荷余り感が出ている。日本からの地金輸出が鈍化しているほか、スクラップも停滞気味。上海先物取引所の銅在庫も6月の2週間で倍増しており、これまで輸入したものが最終需要家のところで消化されていないようだ。
外部環境をみても不安材料が出てきた。15日の東京株式市場に追随して、米国の株式市場も大幅安となった。株式市場が今後も軟調に推移するようだと、銅相場にはマイナス材料として作用する。(情報提供:コモディティ・アイ)