★阿修羅♪ > 国家破産61 > 687.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: デフレは物の墓場; デフレをもたらす主因 投稿者 健奘 日時 2009 年 2 月 26 日 14:38:55)
火星に10万人都市がある場合。
内容が良く飲み込めませんでしたので、私なりの解釈で説明します。
火星に(アメリカに)10万人都市があり彼らは裕福で金融資産で暮らしていました。日本はそこへ彼らの購買力を頼りにして、生産物を販売していました。ところが火星は波動砲により消滅させられました(金融資産がすべて偽物であることが分かり一瞬にして無一文になりました。)。
一瞬にして彼らの購入資金が無くなり、日本は代金をもらえませんでした。火星の10万人都市のためにこつこつと設備投資をし、生産量を拡大していた日本は、代金をもらえなかった生産設備とそれに付属する労働者が、余ってしまいました。
余った彼らは、日本国内に向けて10万人分の生産物を作り、国内市場へ売りに出しました。しかし国内では、この10万人分の消費がないので、全部消化することができません。
その結果国内の生産業者は競争が激しくなり、利益を減らして、低価格で販売しました。その結果市場では、低価格の生産物で過剰になりました。
利益額の減少は、税収減を生じさせました。
これをみていた政府は、内需を増やそうとして、生産物をさらに供給する手段を選びました。その結果さらに生産物が市場にあふれ、より低価格品が増え、1生産物辺りの利潤が少なくなり、個人の賃金が減少し
経済がより縮小しました。
政府がすることは、新たに10万人分の消費分を国内に創設することです。これは補正予算を消費者側の個人に資金を注入することを意味します。
金星に新たに10万人分の消費をこしらえることは、
外国に市場を作ることであり、それは外国の領分であり、日本の自力でできるものではありません。
私の考えですとこのような理解になります。
資金は、我々が持てる分を指し、それには政府の財産も含まれます。
政府や日銀がいくら紙幣を発行しようとしても、私達は、自分の所得と資産以上に借りることはできません。それ故資産と所得が低下するデフレでは、年々自分の資産と所得が目減りし、それに対する資金が減少していくのです。
一言主