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(回答先: Re: デフレは物の墓場; デフレをもたらす主因 投稿者 一言主 日時 2009 年 2 月 27 日 11:52:48)
一言主さん、ありがとうございます。
物理的な世界と、それを回す為の通貨という観点では、その通りと思います。通貨が、物理的な世界のやりとり媒介するという意味、20世紀前半までぐらいの概念であれば、です。
20世紀後半、特に、最近は、火星の10万人都市には、日本から物を買える通貨は、有り余っているのです。結果、通貨は、物理的な世界のやりとりを媒介するという以外に、仮想世界での仮想の価値を追い求める形を取り出したのです。そして、仮想の価値の一部だけ、ほんの一部だけ消えたのです。
その、いわば”ゆらぎ”が、物理的な世界のやりとりを、一時的に、止めることになったのです。それでも、火星には、物はあるのです。通貨もあり余っています。
2、3、年もすれば、有り余る通貨は、再び、物理的な物の価格(たとえば、太陽光の価格)という形をとって、価格のつり上げとして現れます。実際は、原油でも、光でも、なんでもいいのです。通貨が、なんらかの姿をして現れるだけです。
そして、また、つりあがった価格が潰れると、再び、物理的な世界のやりとりを、一時的に、止めることになってしまいます。デフレです。
つまり、デフレを引き起こす主因は、手付かずで残っています。