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(回答先: デフレは物の墓場、インフレはお金の墓場 投稿者 一言主 日時 2009 年 2 月 26 日 13:31:02)
確かに、一言主さんの話は、理解ができます。それは、金融h資産を持っている人たちが、資本主義勃興期の(あるいは、松下幸之助のような)倫理感を持っていることを、前提にしているのではないでしょうか?
デフレをもたらす主因は、バランスシート上の大穴でしょう。この大穴は、単純に言えば、100円と評価できるものを、1000円と思い込んで仕入れたが、売ろうとすると、やはり、100円だったことにあります。900円、穴が開きました。
結果、日々の営業利益を、900円の穴に入れることを、余儀なくされています。日々、5円、10円と、入れ続けます。次に活かせない、5円、10円です。結果、デフレになります。
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100円のものを、1000円と思い込ませるだけ、お金はあふれかえっています。穴を開けることで、多少減りました。そのショックで、しばらくの間、動けないでいます。しかし、実際は、お金はあふれかえっています。いつでも、同じことが、形を変えて発生する可能性が大きいです。
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あなたが提言するように、お金を、消費者に、なんらかの形で投入して、不況を脱することができるとします。すると、異なる形で、100円のものを、1000円と思い込ませることが再発するのではないでしょうか?
一方で、お金はあふれかえり、一方で、生産余力もすさまじいです(40%減産でも、物はあふれています)。
”お金”を所与のものとせず、”お金という考え方”そのものを、意識して、制御することが、求められているのではないでしょうか?
思考実験として、火星に、10万人の都市ができたときのことを、想定するのも良いかもしれません。