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(回答先: スティグリッツ氏の提案は間違ってはいない━白川、滝田両氏の批判に反論する━ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 1 月 31 日 17:52:05)
一時期政府発行紙幣の発行に私も賛成してた頃があった、しかし、日本では発行してはいけない。なぜなら、一度はじめたものは日本人は自らの自制心と強い意思でやめることができないからだ。確かにデフレ状態の現時点においていえば、政府発行紙幣の考え方は間違った政策ではないかもしれない。一つのアイデアとして議論すべき価値はある。
しかしながら、憲法9条を見よ、日本において一度決めたもの、始めた制度を廃止することの難しいこと、この上ない。誰もが自衛隊と9条の矛盾に気がついていても議論すらできないでいる。もし、一度でもパンドラの箱を開けてしまっては、もう手遅れになってしまう。日本においては、政府発行紙幣はパンドラの箱である。
先日小泉政権下で政府紙幣が検討されたことを暴露した人物は、元財務省のお役人様、国益よりも省益を重視する人種であることを見落としている。
消費税を無くすというのであれば、議論する価値がある、なぜなら財務省は、省益の拡大にしか興味が無いからで、省益を縮小するバーターなら途端に政府発行紙幣の話はしぼむであろう。
財務省の役人に通貨の番人をさせるリスクを考えるならば、それは無秩序な紙幣の乱発を招き、悲劇的未来が待っているはずだ。天文学的単位に膨らんだ国債と同じく、無責任極まりないことになるであろう。
この丹羽教授にしても、確かに私も賛同する点はあるのだが、自分が財務省の省益の拡大のお先棒を担いでいる自覚が無い。またワヤクチャ殿も財務省の役人の情報操作に惑わされている認識も無いだろう。私は、政府発行紙幣については反対です。