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(回答先: インダクション(誘導)コイル(s)においての電気的振動:エリック・ドラード博士 投稿者 C.V 日時 2013 年 4 月 24 日 07:17:09)
2013-119
Introduction to Dielectric & Magnetic Discharges in Electrical Windings - Eric Dollard (1982) (older version)
電気的コイルにおける静電&磁気放電への入門編
エリック・ドラード著1982年(古いヴァージョン)
http://gestaltreality.com/downloads/Introduction%20To%20Dielectric%20&%20Magnetic%20Discharges%20in%20Electrical%20Windings%20-%20Eric%20Dollard%20-%20New%20and%20Remade.PDF
I)電気的コイルにおける静電&磁気放電への入門編
II)アンテナと誘導コイルにおける電気的振動
ジョン・ミラー著1919年
<図:カップリング・コイル、エクストラ・コイル、主要ループ、スプリット・リング>
1)静電容量(キャパシタンス)
静電容量の現象は、閉ざされた空間におけるフィールド形状のエネルギー蓄積の一種です。この空間は、挟まる絶縁体または静電の上の2つの平行な金属製のプレートまたは2つの金属製のフォイルによって典型的に結ばれています。その構造の様々な部分の間に電気的ポテンシャルの差が存在する限り、無限に近い種類の更に複雑な構造がキャパシティーを見せる事が出来ます。振動コイルは更に複雑な形状の畜電器の一つの可能性を表しており、此処に紹介されます。
2)静電容量は不十分に説明されている
現在使用されている静電容量の認識は、この効果の正しい理解には全く不十分であります。ステインメッツはこれを、彼の入門編的本「電気的放電、波とインパルス」の中で記述しています。引用すると、「残念ながら、静電フィールドを扱う大体において、伝導体上の電気静電チャージ(エレクトロン)の先史的概念が未だ存在し、そしてそれの使用によって電気フィールドの2つの構成要素の間の類推を破壊し、そして静電フィールドの熟考を必要以上に複雑にしている。」
3)静電の表しとしての力の線
ステインメッツは続けて、「明らかに、キャパシティー電流を、伝導体を一つの電量でチャージする電流と考える事には、誘導ヴォルテージが、伝導体を一つの磁気量でチャージしていると語る事以上のセンスはない。だが、後者の概念は、磁気量の概念などとと共に、ファラデイの力の線による磁気フィールドの表しの後に消え去った。」
4)力の線の法則
磁力の全ての線は、それら自体の上に閉じ込められ、静電力の全ての線は伝導体上で終結するが、電磁放射の閉ざされたループを形成するかも知れません。
これらが力の線の基本的法則を表します。これらの法則から見る事が出来るのは、力のどの線も単に空間で終わる事が出来ないという事です。
5)ファラデイと力の線理論
ファラデイは、空っぽの空間を通っての一つの距離での行動は不可能であると強く感じました。もしくは言い換えると、「物質は、それがない処で行動出来ない、」と残しました。彼は空間が力の線で充満していると考えました。ほとんどの人は、磁石の周りの砂鉄によって形成されたパターンを知っているでしょう。これらの砂鉄は無数の小さなコンパスの様に行動し、磁石の二極の周りに存在する力の線に沿ってそれら自体の位置を定めます。実験が指し示したのは、磁場が繊維的構造を持つ事です。ワイヤーのコイルを、強い磁場に通し、コイルのアウトプットをヘッドフォンで聴くと、実験者はこする様な音に気付きます。J.J.トンプソンは、ガスのイオン化に関する更なる実験を行い、フィールドは継続的ではなく、繊維的であると指し示しています(電気と物質、1906年)。
6)力の線の物質的特徴
磁石の二極の間の空間、または畜電器を電力の線で満たされていると考えて下さい。図1を参照してください。
<図1><図2><図3>
これらの力の線は、引き伸ばされ、そして相互的に反発し合うバネの量として行動します。2つの磁石の同極を一緒にしようと押した事のある人なら誰でも、このバネの質量を感じた経験があるでしょう。図2を見てもらいたい。二極の間において、力の線はABに沿ってより濃く、無限への外向きの放射より多くのA上の線がBに向いているのに気づくでしょう。A上の力の線を考えてみましょう。これらの線は緊張の状態でAに引っ張られています。Bから離れる様にA上で引っ張るものより、より多くがBに向かってA上で引っ張っているので、私達は物質的引き合いの現象を持ちます。此処で、図3を見てもらいたい。二極がNとSではなく同一の極だと、より多く、または全ての線がAをBから離れる方に引っ張ります;物質的反発の現象です。
7)動いている力の線に関わる質量
力の線は、それを力のチューブか、長く細いシリンダーに表すと、より鮮明に理解する事が出来ます。力のチューブの緊張は電力(ヴォルト/インチ)の表しで、そしてこの緊張に加えて、これらのチューブが通る媒体があるというアイデアをマックスウェルは発表しました。この媒体またはエーテルに対して静水(ハイドロスタティック)圧力が存在しています。この圧力の値は、静電と磁気の濃さの1/2です。それから其処には力の電気的チューブに直角の圧力があります。もしフィールドの発達を通して、力のチューブが横に広がるか幅が広がると、媒体を通した広い側の引っ張りは、電力の強さの発達への磁気的反応を表します。しかしながら、もし力のチューブが端と端を接して動く様にされると、極小の表面が与えられるので、極小または引っ張りなしで媒体の中をグライドして通る事が出来ます。(訳者注:此処の二行は、ドラードのビデオに観られる一本のホースでの実験と重なる処だと思います。)これは恐らく何故、磁場を伴わないエネルギーの動きに関するテスラによる特定の実験で、磁場が伴わないのかを説明するでしょう。
8)キャパシティーへの類推としての誘導
キャパシティーの働きを囲む謎の多くは、誘導の詳細な研究とそれがどう静電現象を発生させるのかによって鮮明にされます。誘導は、磁場としての空間でのエネルギー蓄積を表しています。力の線は、それらを発生させた流れの流動の中軸を囲む閉ざされたループにおいて、それら自体の位置を定めます。この流れとそのイメージまたはリフレクションが大きければ大きいほど、結果するフィールドにおいて、より多くのエネルギーが蓄積される事が出来ます。
9)磁気的にエネルギーを蓄積するメカニズム
これらの線またはループを外向きに押す過程は、それらが伸びる原因となり、輪ゴムの様なエネルギー蓄積を表します。与えられた流れの強さは力のループを、流れが通っている伝導体から与えられた距離に保つから、故にエネルギーの動きはありません。もし流れの流動が増大すると、エネルギーは、ループが外向きに対応する速度で押されるので、そのフィールドによって吸収されます。エネルギーが移動しているので、それが力を表すためには、流れの流動に電磁場を伴わなければなりません。この電磁場の規模はフィールドの速度に正確に対応します。それからもし流れが規模においてチャージを止め、これによって定数になると、力が吸収されないので、それに電磁場は伴いません。しかしながら、もし流れが減少すると、ループが緊縮するので、それはフィールドのネガティヴな速度を表します。電磁場は速度に正確に対応するので、それは極を逆にして、そしてこれによって力を逆にし、此処ではそれはフィールドから流れへと移動します。フィールドを保つために力は必要でないので、流れだけが、静電的または一定のフィールドが、蓄積されたエネルギーを表しています。
10)ゼロと無限の限度
エネルギーの捕獲または瞬間的な開放の2つの制限されたケースにおいて、誘導は多くの興味深い特徴にそれら自体を現れさせます。流れを動かす電流の供給には抵抗があるので、スイッチが切られると誘導は、そのエネルギーをこの抵抗へと抜き取り、それは熱形状へと変格されます。私達は完璧な誘導は自己抵抗がないと推測します。もし私達がその誘導体の末端をショートさせる事によって流れの供給を断つと、どの流れも中断する事なしでそれを孤立化させれます。フィールドの崩壊は電磁場を発生させるので、この電磁場が現れる傾向があります。しかしながら、ショート・サーキットは、それが定義によりゼロ抵抗なので、それを渡っての電磁場の発生を許しません。電磁場は流れと融合して力を形成出来ないので、故に、エネルギーはフィールドに残ります。力を崩壊させようというどんな試みも、それをすぐさま押し出す流れを増幅します。これはエネルギー蓄積の一種です。
11)無限としての瞬間的エネルギー解放
流れの通りが中断されると、とても興味深い(そして危険な)現象がそれら自体を現わせさせ、これによって無限の抵抗が現れる原因になります。このケースで抵抗は、その逆の電気抵抗の逆数によって最良に表されます。その逆数はするとゼロです。流れが瞬間的に消滅するので、フィールドは光速に近づく速度で崩壊します。電磁場が流動の速度へと直接解放されるので、それは無限に向かう傾向があります。フィールドは、必要とされる電磁場を産出する事によって流れを保とうと試みているので、とても強力な効果が産出されます。もし重大な量のエネルギーが存在するなら、例えば毎時数キロ・ワットとすると*(稲妻は毎時250キロ・ワット)、結果する放電は最も甚大な効果を生産し、不十分に保護された機器を完全に破壊していまうでしょう。
*平均的家庭で1日に使用されるエネルギー量。
12)エネルギーのもう一つの形状が現れる
誘導の素早い放電を通して、誘導的電磁場の形成率を減少させる、新たな力のフィールドが現れます。このフィールドもまた力の線で表されますが、これらは、磁気のそれとは異なった本質のものです。これらの力の線は電流の流れの現れではなく、電気的圧縮または緊張のものです。この緊張はヴォルテージまたはポテンシャル差と定義されます。
13)静電的エネルギー蓄積は磁気的エネルギー蓄積と空間的に異なる
磁気とは異なり、エネルギーは外向きではなく内向きの仕入れれる、または圧縮されます。静電力の線は、中軸の広い側の外側へ押される磁気フィールドとは異なり、中軸に沿った内的空間の内側へと押されます。各ラインが相互的に反発し合うので特定の量の広い側または横断する動き(横波)が予想されるのですが、その現象は基本的に縦波です。これはキャパシティーと共に気付かれるであろう一つの興味深いパラドックスを産みます。それは、伝動する構造によって結ばれた空間が小さい程、より多くのエネルギーが蓄積出来るという事です。これは磁気とは正反対です。磁気では、エネルギーの単位量は平行して働くと考えられるが、静電に関するエネルギー単位量はシリーズで働くと考えられます。
14)静電にとってヴォルテージとは磁気にとっての電流
誘導では、フィールドの変化への反応はヴォルテージの産出です。電流はフィールドの速度ではなく、フィールドの強さのみに均整的です。キャパシティーでは、フィールドは、電流ではなくヴォルテージによって産出されます。このヴォルテージは、電力が存在するためには、電力に伴われなければなりません。応用された力の変化への静電容量の反応は電流の産出です。その電流はフィールドの強さの速度に直接均整的です。ヴォルテージが増幅される時、反応電流が静電容量へと流れこれによってエネルギーは蓄積します。もしヴォルテージが変化しないなら、電流は流れず、静電容量はエネルギーを貯め、それはフィールドを産出します。もしヴォルテージが減少すると、反応電流は逆流し、エネルギーは静電フィールドから流れ出します。
ヴォルテージが引かれると縛られた空間の中の圧縮は解放されます。エネルギーが完全に浪費されると力の線は消滅します。
15)再び限度ゼロと無限
チャージするヴォルテージを供給する電力供給が内的誘導を持つので、スイッチを切られた後、誘導から漏れる電流は、静電エネルギーを抜き取り熱へと変格させます。私達は完璧な静電容量が漏れる電気抵抗の逆数を持たないと推定します。もし私達が静電容量の末端をオープン・サーキットにする事によって、完全にヴォルテージの供給を切断すると、オープン・サーキットの定義によって、電流の流れの通りは存在しません。もしフィールドが広がる傾向であれば、それは電流の産出に向かう傾向があります。しかしながら、オープン・サーキットはゼロ逆数を持つので、電流の流れを許しません。するとフィールドを広げるどんな試みもフィールドを内側に押し戻すヴォルテージを上げます。故に、エネルギーはフィールドの中に貯められたままです。このエネルギーは使用のために何時でも引き出せます。これはエネルギー蓄積のもう一つの形状です。
16)無限としての瞬間的エネルギー解放
ショート・サーキットと同様に、ヴォルテージの基準、またはポテンシャル差が瞬間的に中断されると、莫大な規模の現象がその姿を表します。その効果は誘導的電流のオープン・サーキットと類似します。強いるオルテージが瞬時にして引かれるのでフィールドは結ぶ伝導体に対して光速を超えるかも知れない速度で爆発します。電流がフィールドの速度に直接関係しているので、ゼロ抵抗を渡り有限のヴォルテージを産出する事を試み、無限へとジャンプします。もし十分なエネルギーが静電力フィールドの中にあったなら、また例えば数キロ・ワットとしますが、結果する爆発は、考えられない程の凶暴性で、大きな厚さの伝導体を一瞬にして蒸発させるでしょう。大きな速度とエネルギーの静電放電は、電気技術開発者が実験で出会う最も不快な経験の一つです。
17)磁気形状へのエネルギー返還
静電フィールドの突然の広がりによって産出された強力な電流は当然、磁気エネルギーを発生させます。磁気フィールドの惰性は、電流の発生を現実的な値に制限します。静電容量はその全てのエネルギーを磁気フィールドへと投げ出し全体の過程が再び始まります。磁気蓄電容量と静電蓄電容量の産出の逆が、このエネルギー変換が起こるフリクエンシーまたはピッチを表しています。このピッチは、エネルギーを縛っている伝導体の長さにに影響され上音を含むか含まないかも知れません。
18)エネルギー・フィールドのパルスとして現れる特徴的インピーダンス
磁気的蓄電能力と静電的蓄電能力の比率は特徴的インピーダンスと呼ばれます。これは振動的構造において、最大ヴォルテージと最少電流の比率を与えます。しかしながら、磁気的エネルギー蓄積は外向きで、静電的エネルギー蓄積は内向きで、合計、またはダブル・エネルギー・フィールドは形、またはサイズにおいてパルスします。この力のパルスの中軸は、振動を見せているシステムのインピーダンスで、パルスは振動のフリクエンシーで起こります。
19)エネルギーから物質へ
ヴォルテージまたはインピーダンスが増大される時、強調は内向きの流動の上です。もしインピーダンスが高く、変化率が十分に速いなら(完璧な上音シリーズ)、エネルギーの圧縮はそれを物質へと変格させるのは可能の様に見え、この物質のエネルギーへの再変格は、振動の輪と同調するかもしれないし、しないかも知れません。これはスーパー静電容量として考えられるものかも知れず、それは安定した長期的な物質への変格かもしれません。
20)現在の静電容量理論の間違った概念
静電容量が、蓄積したエレクトロンの結果であるという間違った概念は、静電現象への私達の見解を重度に歪めました。また、光速がエネルギーの流れの限界という理論は、磁気力と物質速度には十分ですが、私達の想像力と電気的現象の特有の可能性の理解を限界させます。自由空間静電容量の真の働きは、以下の例で最も良く描写されます。静電力の線は伝導体上で終結しなければならないと前述に明言されました。空間で終結出来る力の線はありません。もし私達がある伝導体を取ってそれを宇宙の最も遠い部分へと移動したとすると、この電極棒から他の伝導体に力の線を伸ばす事は出来ません。それは電極棒のサイズに関わらず、自由空間キャパシティーを持つ事が出来ず、故にそれはエネルギーを蓄える事は出来ません。これが示唆しているのは、一つの物質の自由空間静電容量は、そのキャパシティーと宇宙の全ての電動物質の合計であるという事です。
21)自由空間誘導は無限
ステインメッツが、彼の一般的、または統合された電気の振る舞いの本、「一次的電気的現象と振動の理論と計算」で指摘しているのは、孤立化された繊維的伝導体の長さ単位の誘導は無限でなければならないという事です。磁気フィールドを納めるイメージ電流が存在しないので、それは無限のサイズに発達する事が出来ます。この大きな量のエネルギーは、磁気フィールドの伝播・繁殖の限られた速度のために、急に回収する事が出来ません。これは無反応、または誘導へのエネルギー構成要素を与え、それは電磁放射と呼ばれます。
22)テスラ、ステインメッツ、そしてファラデイの業績
前述されたステインメッツの本で、彼はキャパシティーのための少々特徴的な方程式を開発しました。テスラは、彼の努力の莫大な部分を静電現象に裂き、そして数々の素晴らしい発見をその分野で果たしました。この業績の多くは未だに再発見されていません。静電現象は重大な発見のためにワイド・オープンであるというのが私の主張です。私達が、その力とフィールドへの洞察力が、電気的現象の視覚化の可能性に導いたファラデイに因んでファラドと名付けられた単位で測定される現象に関わる力の線の概念を見捨てたのは皮肉です。
23)静電流動の速度への問い
力の全ての磁気的線はそれら自体の上に閉ざされなければならない事と、力の全ての静電的線は伝動している表面で終結されなければならない事は前述されました。これらの2つの基本的法則から推測出来るのは、自由空間で終結出来る力の線はないという事です。これはそのフィールドが中立の伝導体に伝播・繁殖する時間がある以前の静電流動線の状態についての一つの興味深い問いを創造します。この時間の間、力の線は、距離のある中立の伝導体に届いていないので、それらの先進する波先で空間で終結する様に見えます。それは、力の線は一瞬に伝播・繁殖するか、もしくは常に存在し、そして電気的力、またはヴォルテージによって変化させられると結論する事が出来ます。普通の空間と同じ境界線の中に、追加の、または重なる対の空間が存在するのは可能です。この重なった空間の中での力の線の性質は、一般に考えられている空間の法則に従わないかも知れません。
(パートI:おしまい)
*
http://www.blurty.com/talkpost.bml?journal=chilledvodka&itemid=121157
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