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(回答先: 味の素 液体調味料製造時の残渣をバイオマス燃料として発電所に供給 投稿者 蓄電 日時 2011 年 7 月 06 日 02:10:25)
三菱重工業は、神戸造船所二見工場(明石市)で、稲や麦のわらから自動車燃料のバイオエタノールを
精製する技術を確立した。兵庫県や県内企業、団体と連携して専用設備を整備し、約3年かけて環境負荷低減と
歩留まり向上、低コストを実現した。「大規模生産を視野に、できるだけ早く実用化したい」と意気込む。
三菱重工は国の補助を受け、2008年度から県や白鶴酒造(神戸市東灘区)、関西化学機械製作(尼崎市)
などと共同研究。09年に同工場内に実証施設を建て、目標としていた品質を10年度までに達成した。
同県稲美町産の稲や麦わらを三菱重工の設備で分解し、酵素を加えて糖化。白鶴の醸造技術を生かし、
酵母を足してエタノールに転換させた。さらに関西化学の蒸留技術で、自動車用燃料の規格を満たす
精製技術を確立した。
エタノールの燃費は、ガソリンの8割程度といい、二見工場の施設では稲わら1キロから約0・2リットルの
エタノール精製を可能にしたほか、専用プラントを建てた場合、精製コストは1リットル90円程度に
抑えられる見込み。三菱重工によると、歩留まり、コストとも世界的に高レベルという。
三菱重工は、二見工場の施設でわら以外の原料を用いたバイオ燃料精製や、プラスチックの原料の製造など
にも取り組みたい考えで、「石油高騰などもあり、バイオエタノールの強みへの理解を広めたい」と話している。
(佐伯竜一)
▽画像 三菱重工業二見工場のわらからバイオ燃料を精製する施設=明石市二見町南二見
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/Images/04100290.jpg
▽記事引用元 神戸新聞(2011/05/25 07:00)
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004100289.shtml
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