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味の素は、今年3月より、液体調味料製造過程で生成される脱脂大豆の残渣を、新たなバイオマス燃料として川崎バイオマス発電所(神奈川県川崎市)に供給開始したと発表した。同発電所で発電された電力は、東日本大震災後に要請を受けた東京電力のほか、その他の企業へ供給される。
脱脂大豆の残渣"ヒューマス"は、大豆の植物性タンパク質を分解し、その分解物からアミノ酸を抽出したしぼりかすで、調味料主力工場である川崎工場(神奈川県川崎市)において排出されている。ヒューマスは、液体調味料製造過程で食塩や水分を多く含んでいるため、従来は燃料化が難しかった。しかし今回、液体調味料製造時のろ過洗浄技術を向上させることで、ヒューマスの食塩濃度と水分量の低下を実現し、バイオマス燃料としての利用が可能となった。
ヒューマスの特徴として、再生可能なエネルギーで、燃やしてもCO2を排出しないとみなせる(=カーボンニュートラル)バイオマス燃料であること、同様のバイオマス燃料である生木チップと同等の熱量をもち、湿分除去ベースで石炭並みの熱量を有すること、工場の生産計画に沿って生成されるため、安定的な供給が可能なこと、があげられる。
川崎バイオマス発電所は、木質バイオマスとヒューマスを燃料とした発電事業を手掛ける。発電規模は33,000kWで、バイオマス専焼設備としては国内最大規模。
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