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核融合の釜問題 http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/212.html
(回答先: 核融合は星や太陽のエネルギー源であり、我々はこれを地上に実現しようとしています。【イーター機構】 投稿者 hou 日時 2010 年 4 月 03 日 11:19:01) 高温のプラズマを長期間閉じ込めることが可能な実用的な炉壁素材は、地球上には存在しない。これを俗に核融合の釜問題という。格子欠陥の全く無い金属でさえ、如何なる種類の物も多量の中性子線を浴びることで脆性破壊が進んでゆき(脆性遷移温度の上昇)、終いには常温で砂の様に崩壊するまでになってしまう。 この事は、既に四半世紀以上前に見切られており、20年前には炉壁素材の研究自体が停止している。したがって、未来永劫、核融合の実用化が図られることはない。 それなら何故、肝心な炉の問題を無視して、この様なことをしているのか? それが、利権と納税大衆の無知との為せる技なのだ。現に今だにこのような投稿を載せる輩がいるではないか。対象の核融合技術が、中間生成物としてトリチウムの他、多様な放射性廃棄物を発生させることも知らず、クリーンだと思っている者さえいる。 教え込まれた子供の知識で大人になる集団には様々な幻想が付き纏い、現実から見放されていく。流通情報を元にする批判程度では手は届かない。 殊に、科学利権となると途端にこの不正が国際的広がりを持つようになる。そして、都合の悪いことは隠蔽した上で盛んに宣伝をやる科学者集団が存在し、ものの見事に無知な素人が踊らされる。 全ての技術は複合技術であり、蛸壺化の進むこの業界では、技術体系全体から見れば、各々の科学者が素人の集団でしかなく、それが余計に良心の仮借なく自己宣伝に励む傾向に拍車を掛けていく。他人の専門など知ったことではないという次元なのだ。 ここで、一つ基準を示しておこう。話の俎上に載せられる技術が最大20年以内に実用化が確実でなければ、永久に実現はしない。これが、技術の真偽を確かめる基準となる。なぜなら、科学において20年先の目処の付かない技術は、未だ誰も知らないフィクションを含んでおり、現在の足りない知見が生み出すフィクションは、未来の現実には繋がらないからだ。 もっとも、20年先など既に存在しないこの体制には、最早必要のない話ではある。
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