http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1708.html
Tweet |
核融合炉、建設費5700億円増の2.3兆円 日本の追加負担600億円
日米欧などがフランスで建設を進める国際熱核融合実験炉(ITER)の建設費が人件費がかさむなどして50億ユーロ(5700億円)ほど増え、総建設費が約200億ユーロ(2兆3000億円)に達する見通しになった。日本は600億円程度の追加負担を求められることになる。太陽で起きる核融合反応を地上で再現し膨大なエネルギーを取り出す国際計画に対し、各国の対応が注目される。
来日中のITER運営組織のトップであるベルナール・ビゴITER機構長が日本経済新聞の取材で明らかにした。
建設費の大幅な変更は2010年に約90億ユーロ増の150億ユーロ(1兆7000億円)に改めて以来。
ITERは主要な機器を参加国がそれぞれ作り、建設地の南仏カダラッシュで組み立てる。作業が予想以上に難しく、運転開始を20年から25年に延期することを今年6月の理事会で決めた。延期によって人件費などがかさんだ。
今後は建設費の増加を日米など参加各国が受け入れられるかが焦点になる。日本は文部科学省が財務省などと調整を進めることになる。
ビゴ機構長は25年の運転開始時期やコストは、専門家の意見も聞いたうえで決めたと説明した。35年には炉内で核融合を起こす本格的な稼働ができるとの自信を示した。
ITERは1985年の米ソ首脳会談がきっかけで計画が立ち上がった。
[日経新聞10月14日朝刊P.5]
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。