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(回答先: もう少ししたらデメリット情報も出て来るかもしれませんね。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 7 月 11 日 22:38:06)
今年の2月、スウェーデン政府は、原子力発電所を段階的に廃棄する政策を撤回する方針を表明しました。それまで30年間に渡って維持してきた脱原発政策を放棄したのです。
理由は、「地球温暖化防止とエネルギー供給の確保」としています。同様に欧州では、英国、フランス、ポーランド、フィンランドなどが新規原子炉建設を計画中です。
いずれも化石燃料に代わる代替エネルギー確保のためです。中国はこれまでの石炭を燃料とする火力発電所に代わり、原子力発電所を数十基の規模で増設する計画です。
原子力発電のエネルギーなしに、必要とする全エネルギーをまかなうことは不可能です。スエーデンの政策転換はそのことを示しています。
「原発は危険」という考え方はいまやドグマになっています。反原発はいまや非科学的な主張であると考えています。
最近の新型原発の安全性は大きく向上しており、化石燃料に代わる風力発電、太陽光発電、などの代替エネルギーの1つとして積極的に採用すべきエネルギー源の1つです。
ただし、日本のように地震の多い地域では、震度8に匹敵する揺れが発生した場合は、原発の施設が大きな損傷を受けることは避けられず、そのような地域での原発建設には
反対します。そうした地域での代替エネルギー源をどうするかという問題がありますが、火力発電所から排出する二酸化炭素を少なくする技術を向上させるとともに、
排出する二酸化炭素を地中深く安定した地層に封じ込めるという技術開発に期待しています。