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・ヒラリーの来日、画策は、これこそ「笑っちゃうよ」の、次に小池百合子政権誕生へだろう (副島隆彦)
http://www.asyura2.com/09/bd55/msg/282.html
投稿者 XL 日時 2009 年 2 月 18 日 15:23:56: 5Sn8OMNzpaIBE
いくつかのおかしな点を羅列する。
@「鳩山邦夫がいいことをするはずがない」と決めつけた上、「麻生は、愛国者である」と断言する。鳩山がクリーンな人間でないことはわかるが、政治家というものは国民世論の大きなうねりに突き動かされて動くぐらいの敏感さは持っているものだろう。
副島は「ピープルズ・パワー」というものを心底は信じていない。だから、そこから作用する政治力学という発想がまったくない。ポピュリズムの信奉者であるという謳い文句はレトリックであろう。政治というのはもっぱら、あれこれの有名な政治家や実力者という個人の思想が動かしていくという観念論の上に立っている(と見る)。
A西川義文を愛国者だと断定する。その理由は別のところで言っているが、ジェイ・ロックフェラーと気脈を通じているからだ、という。竹中平蔵の強い要請にもかかわらずゆうちょの金をアメリカに融資しなかったのは、ジェイ・ロックフェラーの後ろ盾があるからだという。
なお、ジェイとデビッドはロックフェラー家の跡目争いをしていて、ジェイは善でありデヴィッドを悪という区分けをする。
そもそもここでボタンを掛け違えた立論を出発させているのが大きな粗忽である。
(60歳代のジェイと93歳にもなるデヴィッドとの跡目争いというのがわからない。後者は間もなくみまかるだろう。さすれば跡目争いはない。デイヴィッドの息子との跡目争いならあり得る…)
西川のやり方をみれば、宮内と気脈を通じていることはミエミエだろう。それが「愛国者」になるのだ。
そもそも西川をゆうちょのトップに据えたのは、小泉政権である。小泉が愛国者をゆうちょのトップに据えたということになるではないか。宮内もまた、小泉政権下で”サラ金に毛の生えたようなどこの馬の骨”とも分からなかった男が、規制改革委員会の座長に座って猛威を振るったのだ。
B小沢をベタ褒めしている。これもまた愛国者なのだ。ヒラリーに「日米は対等であるべき」と言ったようだが、ここは天木が言うように帝国との関係でそういうことは有り得ず、「日本は自主、自立した外交」を目指すべき、というのが”世界基準”というものだろう。
Cヒラリーが日米同盟を盾にの無心に来たのは、その通りだろう。それぐらいのことは大和田獏でさえ想像力を働かせている。それをさも教授の独自の見識ででもあるかのよう権威ぶっているのがおかしい。ヒラリーのもう一つの目的が「小池百合子政権の誕生」の画策だと匂わせているが、いかにも「キワモノ」ではないか。キワモノ言論で売文する方向にベクトルが向かっている。
D中川昭一はまともな政治家の部類には属するだろう。しかしこの難局の折、非常に無用心で緊張感を欠いている。キワモノ議論で簡単にヨーゴするわけにはいかない。
E副島によると、安倍、福田も愛国者なのだそうだ。それを潰した小沢もまた愛国者なのだ。日本の政治は愛国者同士で、訳のわからない政争を連綿とし続けていることになる。
教授の迷路のような脳構造でなければ、これらのことは皆目理解できない。教授の迷路脳の中では整然と収まっているのだろう。フシギな脳ではある。
・小沢氏の対米政策は間違いだ(天木直人のブログ)
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/126.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 2 月 19 日 08:03:58: twUjz/PjYItws