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私のウエッブサイト『見ればわかる 9・11研究』に新しいページを加えました。
見ればわかる911研究 メニュー
http://doujibar.ganriki.net/00menu.html
のなかで、
ツインタワー:問題点の超整理
http://doujibar.ganriki.net/00focussedquestion.html
です。
その一部をご紹介します。上の図解とともにお読みください。
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【前略】
明らかな認識を持っておかねばならない点がある。
ツインタワーに激突した飛行機による支柱の損傷と耐熱材のはく離は激突箇所の付近に限られており、(問題点2)に答えることができるほどビル全体の鉄骨構造の脆弱化を引き起こしたなどと考える学者・専門家は、立場の如何に関わらず存在しない。火災の熱にしても同様であり、火災現場から数階も離れたならもはや常温と考えて差し支えなく、これもまた(問題点2)とは無関係である。
したがって、飛行機激突のショックと火災の熱は(問題点1)のみに関わるものである。
「ツインタワーはなぜ崩壊したのか?」という質問の設定のしかた自体に一つの罠が含まれているのだ。 ツインタワー崩壊のすぐあとで、アメリカのあるテレビの解説者や街頭でインタビューを受けたある人物が「火災の熱と構造的劣化で崩壊した」と発言した。あまりの異常な崩壊の仕方にニュース・リポーターやアナウンサーまでが「何か爆発物でも仕掛けられたのではないのか?」「まるで爆破解体されたようだ」と叫んでいたときである。また各テレビ局の画面で近くにいた市民の「爆発が起こったようだった」「ロビーで爆発があった」という声が放送されていたときにである。そしてそれ以降、同じ論調が専門家たちによっても次々と語られ、初期報道に含まれる「爆発」「爆破」の声はスクリーンから消し去られた。
それ以来、この「ツインタワーは火災の熱と構造的劣化で崩壊した」が多くの人々のイメージ力と思考を枠にはめてしまった。あたかも400mを越すツインタワーの全体が飛行機激突のショックでボロボロになり火災の熱で真っ赤に焼けていたかのような、とうていありもしない馬鹿げた想像が多くの人々の頭を占領してしまった。この事件に対してその枠から逃れることのできない閉鎖的思考が作られたのである。
「ツインタワーはなぜ崩壊したのか?」という問いに「ツインタワーは○○で崩壊した」という答が用意される。しかしここで我々は注意深くならねばならない。ある階が「潰れてしまった」ということと「ビル全体が崩壊した(全面崩壊)」ということは、全く意味が異なるのだ。いくつかの少数の階で起こった崩壊が、瞬くうちに全体に広がるからには、その「全体に広がった」理由が必要である。上記の(問題点1)に対する解答と(問題点2)に対する解答は区別されなければならない。あまりにも条件が違いすぎるからだ。「火災の熱と構造的劣化で崩壊した」という「解答」は意図的にこの(問題点1)と(問題点2)を混同させ人々の思考をストップさせるための巧みな罠である。そして大勢の科学者や専門家が「どうしてタワーの大部分の箇所までが、無傷・常温だったにもかかわらず、崩壊したのか」という問いを回避する。「ツインタワーは火災の熱と構造的劣化で崩壊した」と言いながら。
ここで我々ははっきりとこの二つを別の問いとして提示しなければならない。
(問題点1)どうして崩壊を開始したのか?
(問題点2)どうしてその崩壊がタワーの付け根まで大きな加速度をもって進行したのか?
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【中略:この間、「爆破解体」を除けば(問題点1)に対する一応の回答はNISTによるものだけであること、および、(問題点2)に対する一応の回答の種類について説明する】
さて、これらの説の可否を検討する場合、手掛かりは写真とビデオテープの正確な分析、およびケネディ空港に保存されていると言われるWTCの残骸の分析である。ただし後者は今のところ実現の可能性が無い。そこで唯一の手掛かりとしては、ツインタワーが崩壊を開始し終了させその影響が広がる時点までを記録した写真とビデオの映像の分析があるだろう。それでどのような現象が観察できるのかを、できうる限り正確に確認しなければならない。それぞれの説と映像で記録された事実との比較・検討は基本的には誰にでも可能な作業であろう。
しかし実際には、多くの人にとってこういった作業は非常に根気の要る難しい作業だろう。当サイトには、訪問する人が実際に起こった事実を一目で確認できるような画像を中心に整理して編成されたものである。どうか当サイトに掲載されている画像を大いに活用していただきたい。(ただし、当サイトはいつどんな圧力によって「接続不能」にされるかもしれない。早めに諸氏のPCにコピーしておくことをお勧めする。)
それぞれの説を事実と比較しながら《姿を消すべきもの》がどれかを判断するわけである。これなら誰にでも可能だろう。ただし《姿を消すべきもの》とは、崩壊中に起こった事実を説明せず、またその説をどのように発展させても説明できる可能性を持たないもの、という意味である。
そのうえで残ったものを「可能性のある仮説」として 科学者・専門家によって研究・検討してもらう、という道以外には、真相の解明はできないだろう。
しかし、もしその「残ったもの 」が現在までの「定説」と大きく食い違うもの(たとえば「爆破解体」説)である場合には全く新たな調べなおしということになり、巨額の予算と大勢の優秀な研究スタッフ、膨大な量の機材とコンピューターなどのほかに、公的機関、とりわけ軍や諜報組織からの資料の開示や「内部告発」が不可欠であり、巨大な政治的圧力と裁判所の全面協力が必要である。これは極めて困難な道、少なくとも現時点では不可能といわざるを得ない。もちろんその場合でもあきらめずにその「真相解明のための再調査」を要求する運動は粘り強く続ける必要があるだが、「真相解明」などと軽々しく口にできるようなものではないのだ。
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しかし今の時点でも我々にできることがあるのだ。
ビデオや写真に残されたできる限り数多くの事実と、現在までに唱えられている各説を比較して、
『何がウソなのか』、『誰がウソをついているのか』
を判断することである。
それは現時点での努力で十分に可能なことだ。もし嘘によって世界と我々の生活が左右されているのなら、これは極めて重大な事態といえるだろう。
「嘘をついている者は誰なのか」
「それはどこにいるのか」
「何の目的で嘘をつくのか」
「彼らがその嘘によってどのような利益を手にしているのか」
「我々がその嘘によってどのような損失を被っているのか」
これらのことを検討し議論することは、今後の我々の存在と生活にとって極めて重要であり根本的に必要なことであると思われる。
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特に日本人にとって「対テロ戦争」は、極めて多くの、もはや限界を突破したともいえる「痛み」を伴いながら進行している。その間には、単に自衛隊派遣や米軍への給油ばかりではなく、はるかに重要なものとして、米国国債買取の急増や郵政「民営化(=privatization:私営化)」などの重大な変化も起こっているのだ。「民営化」された郵政はいずれは竹中平蔵の言うとおり「米国に出資」されることになるだろう。それらのことが米国政府による大嘘を元にして行われているとするならば、日本は実に巨大な国際的詐欺に遭っている、と言わざるを得ないだろう。
その中で日本で以前にはありえなかった規模で《貧富の差》が作られつつあるとも言われる。人心の乱れも見過ごすことのできないレベルに達しつつあるのではないのか。私はこの作業が日本の将来のために日本国民が現在なすべき最も重要な責務の一つであると強調したい。
【以上】
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また新ページアップのついでに次のページにも1項を加筆しております。
(後書き)これは我々自身の問題なのだ
http://doujibar.ganriki.net/30epilogue.html