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童子丸開(バルセロナより愛をこめて)著『「WTCビル崩壊」の徹底究明』(社会評論社)については、私のブログで何回か紹介しながらも、詳しいことは書けないでいたところ、内容についての質問(下記)がありました。もともと、この本の中の、ざっと数えただけでも十数個はある、建築学者をはじめとする専門家への問いかけが気になっていたので、それを中心に内容紹介をしてから質問に答えることにしました。ところが、書き始めるとどんどん長くなって、下のようになっていきました。
《『WTCビル崩壊」の徹底究明』が投げかける専門家への問いかけ》
1.入り口
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080415/1208219328
2.方法論:仮説と事実
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080419/1208555057
3.WTCビル建築:いい仕事してますね
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080427/1209273911
4.不完全燃焼にしちゃ熱すぎますよ
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080501/1209273911
5.赤く輝くアルミニウム(?)の謎
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080506/1210060622
6.噴出し変形して傾きながらの崩壊…どこに落ちる?
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20080508/1210280183
この本の特徴は、230枚以上のカラー画像が使われていることです。この本の良さを伝えようと思うと、なるべく画像を使いたくなり、書いてあるURLも参考にして探してみるとけっこうみつかりました。それらを使っていったら、簡略化した内容の再現のようになってしまいました。
もちろん、書いてあるのは詳しいあらすじ程度で、それに何冊かの本なども引き合いに出して、私の主観的見方などを加えたり、少しだけ動画も貼り付けたりしたというものです。しかしこれを読んで、本を読んだ気になってもらっては困るなと思ってきていました。
そんな時、“さつき”さんから、『童子丸開氏の書籍の、詳細な「解説」、たいへん御苦労様です。童子丸さんも金儲けのために出版されたのではないでしょうから、著作権侵害だなんてヤボなことは言われないでしょう。高くて買えないので助かります。… 』という出だしのコメントをもらいました(《4》のコメント欄)。
“さつき”さんは、【ヒロさん日記】で、msq氏のものも含む130のコメントが付いた、
《WTC2の疑問:鉄骨軟化による自重崩壊か、それとも制御解体か》
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1609722
で、自重解体の立場から何度もコメントされ、「鉄質微小球体」については実験までし、物性物理などに詳しい知識を発揮されていました。
また、私のブログの、
《ウェゲナーの大陸移動説と9.11陰謀説の比較について/前編:大陸移動説の位置づけとその限界》
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20071203/1196647835
《ウェゲナーの大陸移動説と9.11陰謀説の比較について/後編:ウェゲナーに失礼とは考えません》
http://d.hatena.ne.jp/SeaMount/20071208/1197065248
では科学論に言及し、地球科学については、その内幕までよく知っているところを発揮されました。
“さつき”さんのコメントは、単なる皮肉かもしれませんが、私自身このように続けるとが労力的にきつくなってきていたこともあり、このあたりで一区切りをつけることにしました。12章あるうちの4章の途中までで、最初の方の前提的な話から、この本のメインテーマに入ってきたところかと思いますので、ちょうど良いかもしれないと勝手に思っています(続きについては、簡略に書くかもしれません)。
なお、これは、《「WTCビル崩壊」の徹底究明”(童子丸開)を読む〈安東次郎〉》
http://chikyuza.net/modules/news3/article.php?storyid=248
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/798.html(著者のレスあり)
で書評された範囲より、少し狭い範囲についてとなります。この書評も、一部引用させていただきました。
あと、“chengguang”さんという方からいただいた、きっかけとなった質問に答えなくてはなりません。これは、WTCビルを崩壊させたという爆発物の仕掛けかたなどの技術的な質問(《1》に書いてあります)で、今後解明されるかべきことかとは思いますが、この本の本質を揺るがしたりするものではありません。。
また、“chengguang”さんは、『謀略説とビル崩壊に関する技術面の説明とは明確に切り離して論じるべきではないか、と考えます。』とも書いています。私は、『おっしゃるとおり、それらをゴチャ混ぜにしていてはいけませんね。その点、『「WTCビル崩壊]の徹底究明』は、明確に前者のみについて論じたものです。』と書きました。そういえば、“さつき”さんは技術的な疑問と謀略説との分断を意図していました。
二人を、ごちゃ混ぜにしてはいけませんが、共通する意図があるとすれば、技術的な問題で“つっこみ”を入れつつ、それが謀略論に結びつかないようにしようというものかと感じました。
◇ この本の、詳しい目次と、「著者からの特別メッセージ」付きの税抜き購入については以下で、
http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-wtc.html
確かに、4200円は高いと感じるかもしれません。しかし、この本は、建築のコーナーに並んでいます。建築書だと、写真をいっぱい使って数千円以上の本も珍しくはないです。そこで手に取るとそんなに高くは感じません。(^_^)
◇ 手に取りたい方は、紀伊國屋の各店舗についてなら以下で在庫状況がわかります。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%57%54%43%83%72%83%8B%95%F6%89%F3%81%76%82%CC%93%4F%92%EA%8B%86%96%BE