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(回答先: Re: てすと 投稿者 ROMが好き 日時 2009 年 2 月 27 日 17:14:30)
雑談日記から。2005年11月11日の記事。
竹中平蔵いわく⇒「フリーターは、『夢』以外に失うものを持たない。彼らが獲得するものは『成功』である。」だって。(笑)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2005/11/post_cb69.html
「大津留公彦のブログ」さんの「フリーターは今のままでよい。私たちは手を打たない」エントリーを見たら、下記のようなエントリーが紹介されていた。あまりの無責任さに唖然としたが、竹中平蔵なら言いかねないと思いやつのブログに行ってみたらやはりその通りだった。少なくとも現内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策)、次期総理のダークホースとも目されている御仁のブログとも思えない。
(クリックすると拡大。元の画面に戻るには写真右上の×。ココログの仕様変更(苦笑))
スタッフコーナーとあらかじめ逃げをうっているが、ご本人が目を通していないとは言わせない。知っていて放置していると言うのは本人が言っているのと同じようなものだ。少なくとも自分の写真を掲げ、公式サイトをうたっているのだから知らないはないだろう。
※これからこの話題をマスコミが取上げるか注目してみます。もし取上げないなら問題である。
子供がフリーターで心を痛めている老親も多い。もし、マスゴミがなにも取上げず無視を決め込むなら、はっきりと断言しよう、日本にはジャーナリズムと呼べるものはもはやないと、。
↓click⇒enlarge&move
見ましたか、朝日の〜
竹中平蔵公式ウェブサイト、「とてもマニア〜なコーナー スタッフコーナー2」
2005年10月30日 (日)
◆政局マニア系◆ フリーターと新しい自民党との革命的可能性(2)
※SOBA(2009-02-27):その後、ログインしなければ見られなくしたようなので、ウェイバックのURLも書いておきます。
http://web.archive.org/web/20060118042343/http://takenakaheizo.cocolog-nifty.com/mania/2005/10/post_c9e1.html
フリーター=「負け組」ではないとらえ方のヒントになりそうなのが、パソナ代表の南部靖之さんの日経新聞10月21日「ご異見拝聴」インタビューでの以下の発言。
「正社員が安定した雇用で一番常識的な働き方という考え方は、20年後にはひょっとしたら非常識になっているかもしれない」
「フリーターのような立場なら本当の意味で一生涯の終身雇用が可能だ。だから今は不安定といわれるフリーターが安定した働き方になる」
「働く者から見た豊かさは、お金以上に自分の夢の達成や自由な環境で仕事することにある」
「人がいるところに会社や仕事がやって来る。突き詰めていえば雇用という概念がなくなる」
「映画を制作するときのように、決まった期間だけ人やお金が集まり、終わったらぱっと解散する。僕はそれを『オーディション型雇用』と呼んでいる」
フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
これこそ、一般常識を180度ひっくりかえす革命的発想といえるでしょう。これなら確かに、フリーターが自民党を支持してもおかしくない。
マルクス・エンゲルス「共産党宣言」の「ルンペン・プロレタリアート階級」観的偏見の遺伝子を引継いだ「フリーター=負け組」論で思考停止に陥りつつ、自らは規制やみえざる障壁で身分を守られ実力以上の生活水準を謳歌している「労働貴族」は、「雇用概念の消滅」という表現におののくことでしょう!
近い将来、新しい自民党は以下のような「宣言」(DAS MANIFEST)を出す日が来るかもしれません。
「フリーターは、『夢』以外に失うものを持たない。彼らが獲得するものは『成功』である。全国のフリーターよ、自由民主党のもとに結集しよう!」
2005 10 30 [政局マニア系] | 詳細ページ
※ウェイバックしたついでに、(1)の方も採録しておきます。URLはウェイバックのURL。
2005年10月29日 (土)
◆政局マニア系◆ フリーターと新しい自民党との革命的可能性(1)
http://web.archive.org/web/20060910151030/takenakaheizo.cocolog-nifty.com/mania/2005/10/post_6c27.html
9.11総選挙で、もっとも驚いたことは「茶髪・20代・フリーター」が自民党を応援してくれた、といわれること。
この現象について、マスコミに出るリベラル左派は、フリーターを「負け組」と位置づけた上で、そのフリーターが「勝ち組」政治の小泉自民党を支持したことについて説明不能・思考停止状態に。
そして、「フリーターが小泉劇場の催眠術に騙されているだけだ」「民主党もPR戦略の失敗だった」といった選挙戦術論にばかり焦点を当てているように見えます。
そうした中で、核心に迫ってきたかな、というのが、10月25日東京新聞政治特集4面の、文芸評論家・川本三郎さんと記者さんの対談です(以下、対談からの抜粋)。
(記 者)「市場原理優先の小泉改革は、勝ち組、負け組の社会を加速させた。その小泉改革で正規雇用は大きく減ったため、若い人はフリーターや派遣社員など不安定で低賃金の仕事につかざるを得なくなった。いわば、小泉改革の犠牲者なのに支持しています」
(川本氏)「・・・若い世代にとって敵というのは、彼らをずっと押さえつけてきた大人で、それは団塊の世代であり、中産階級だった。それが彼らの親の世代で、若い人たちの反抗の対象になっている」
(記 者)「自分の親たちの価値観を否定してくれるのはホリエモンを代表とする六本木ヒルズ族であり、小泉さんだということですか」
(川本氏)「・・・今まで教えられたことの逆を小泉さんはやっている。それは若者にとって、自分の親の世代の価値観を否定することになって気持ちいいんですよ」
(記 者)「それは単なるうっぷん晴らしですね」
(川本氏)「・・・経済的にみれば豊かでないかもしれないが精神的には、上流階級という人たちがいるんですよ。私はその層にものすごく期待しています」
ここには、小泉総理と若い層が「真ん中」の層をサンドイッチにして「文化大革命」をしかけている、という新鮮な構図が。
これは「勝ち組」VS「負け組」では読み取れない対立構図。
こうみると、フリーター=「負け組」論がそもそも間違っているとしか思えません。
あえていうならば、「真ん中」の層が「若者=勝ち組予備軍」の台頭に歯止めをかけ、それを突破しようとし、小泉総理がその先頭に立っている。
20代自身の「9.11総選挙総括」が期待されるところです。
2005 10 29 [政局マニア系] | 詳細ページ
※↓その後追加(2009-02-27)。
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