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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20080930.html>
2008-09-30
「11月15日」に要注意です!東京都の豊洲新市場PFI(民活)公告が可能なってしまいます!
豊洲新市場移転の技術会議なる、イシハラのロボットによるいんちき工法検討会が8月から開かれています。
9/25になってしぶしぶアップされたらしい東京都の「超やる気のない」技術会議のサイト
豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gijutsu/gijutukaigi.html
「議事概要」粗雑さ(PDF)。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gijutsu/gaiyou/02gaiyou.pdf
もともと非公開と断言した密室の技術は、案の定ここまで無気力で不誠実な有様です。
そして、この技術会議が終わるのは、11月15日だそうです。
「技術会議が終わる」ということは、以下の流れで★の位置に到達してしまうということです。
東京ガスの調査(恐ろしい数値が出て売りたくないと言った)
⇒東京都が護岸工事を600億円で肩代わりをして無理やり購入
⇒東京都の独自調査(やっぱりすごい数値が出ました)
⇒東京都の各種調査をベースにお仲間センセイによる専門家会議(杜撰で捏造と隠蔽)
⇒専門家会議を強制終了して工法を素人学者による技術会議で決定 ★ここが11月15日!
⇒PFI(民活)公告
⇒提案資料作成と業者選定
⇒強制着工(=調査開始)と予算確保
10/6までの都議会では、早速先週にも新銀行問題と豊洲問題が質問に挙げられていますが、市場予算にたくみにこの調査開始分を滑り込まされても、簡単には止められません。
国政がどれほど危なく、また十分な注意をもって監視しなくてはならない状態ですが、昨日の土肥先生の問題でも尾木先生の言葉を引用させていただいたように、
「戦前ではない。これが首都東京の現代の話なのか。私たちが気を許していると、こういうことがどこでも起きる。」
ということを忘れるわけにはいきません。
〜〜〜
8/15にアップしたエントリーの追記となりますが、このPFI(民活)の資料が東京都のサイトにアップされています。
東京都中央卸売市場
PFI事業への取組
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/pfi/index.html
その内容は多岐にわたり、理解を拒む形になっているのは毎度のことですが、しかしQ&A集を見ただけでもひどいものだということを先日、8/15(ちょうど技術会議が始まった日にあたります)書きました。
2008-08-15
『パブコメの「基本スタンス」(豊洲民活事業のリスクへの質問を「ただの意見」と矮小化する東京都)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10127547159.html
さらに読み込んでみます。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/pfi/18/0209shitumon.pdf
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/pfi/18/0209iken.pdf
すると(詳細分析は別の機会にしますが)、「質問編」でまったく唖然とする回答があることに気づきます。
ここでは一つだけ例を挙げます。
質問No. 186
書類名 業務要求水準書(案)
(対象箇所)25 第2 3 (1)
土壌処理状況
(質問)
AP+2.0m以浅の土壌について土壌処理を行っているとされていますが、土壌処理を行うにあたって事前に実施された土壌汚染状況調査報告書、および土壌処理後の汚染拡散防止完了報告書をご開示下さい。
(東京都回答)
開示する予定はありません。
前提となる東京都実施分の事前調査と対策の内容を開示できないとは・・・
「どうなっているかは伏せておくけれど、まあ何があっても悪いようにしないからよろしくな」
と事業者に向けて高飛車に出ているようにしか思えません。