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下のコラムにもあるが、上手い選手が礼儀正しいとは言い切れない。
確かに まったく関係ないとはいえないのは、まだ指導者らが、強い選手は礼儀正しくあるべきだという考えが残っているからだろう。また、年齢を経て 挫折などさまざまな経験をすると、わかってくるのかもしれない。
私も男子の運動部の副顧問だが、いちばん上手な選手は、まだ一年生だが、小学生の頃ちやほやされたのか、一番礼儀しらずだ。
だって、試合前に礼をしなくても ぬいだ靴をいい加減に脱ぎ捨てても、大会中 決められた雑用をいい加減にしようが、大人に挨拶をしなくても、勝敗に関係ないから。
今の子はしっかりと損得を見ている。余計なことはしないのだ。
礼儀正しくて得をすることなんかない と思っている。というか、スポーツ界で礼儀正しいって何の得があるのか私にもわからないけど。大人やマスコミが求めているものは、強さでしょ。
甲子園の球児に夢を見ている大人も多いだろうが、現実はそんなに美しくない。
一生懸命やる姿は美しいが、それは野球である必要も、スポーツである必要もない。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/08summer/text/200808190018
■見ていて気持ちの良くない抗議や怠慢プレー
大会新記録の15打点を稼いだ大阪桐蔭・萩原(左)など好選手も多く見られた反面、基本を怠ったプレーも目立った大会だった【写真は共同】 いつから高校野球はこんなふうになってしまったんだろう。最も驚いたのは、取材時間中に携帯電話をさわる選手が複数いたことだ。試合終了後、報道陣には合計23分間の取材が許されている。勝ったチーム、負けたチームともに監督と指名選手がお立ち台へ。そのほかの選手には取材ルームで話を聞くことになるが、当然ながら試合で活躍した選手に記者は集まる。取材されず、手持ちぶさたになったのか、一刻も早くメールチェックをしたかったのか。イマドキの高校生といえばそれまでかもしれないが……。ちなみに、取材ルームは報道陣でさえ、携帯で話していると係員から怒鳴られる。
同じぐらい衝撃的だったのが、ある高校の主力選手が手にしていた白い皮手袋をベンチに投げつけたこと。三塁からのタッチアップが早いと判定され、得点が取り消されたことに対する抗議だった。気持ちは分からなくもないが、甲子園のベンチは観客席にも丸見え。見ていて気持ちのいいものではない。審判に対する反応でいえば、ハーフスイングを空振りと判定され三振すると、両手を広げて主審に「なぜ?」というポーズをつくる選手もいた。
プレーでは、相変わらず手を抜いて走る選手が多い。投手や捕手へのフライで一塁に走り出さなかった選手がいた。ともに、走者がいる場面。もちろん打球はフェアだ。落とせばチャンスは確実に拡大する。打ち損なった上に全力疾走するのは格好悪いと思うのかもしれないが、これは基本中の基本。徹底しなければいけない。1989年夏の甲子園で、その大会のスター選手だった上宮高の元木大介(元巨人)が八幡商高との試合で投手フライを打ち上げて走らず、おまけに投手が落球したためにベンチで山上烈監督に怒鳴られたことがあったが、怠慢プレーにはたとえ甲子園であっても監督は厳しい態度をとるべきではないか。
ある県大会では主力選手が内野ゴロで一塁ベースを踏まずにベンチへ帰ったのを目撃したが、甲子園でもベスト8に進出した高校の投手が一塁走者時に、次打者の投手ゴロで後ろを振り返りながらほとんど二塁に走らない場面があった。「あんな走塁をして怒られないの?」と聞くと、「ピッチャーはVIPです」との答え。炎天下でスタミナの消耗を避けるためと理解はできるが、もう少し見苦しくない程度にお願いしたい。