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(回答先: “変則三極”の内側:’08京都市長選 /上 /京都(毎日) 投稿者 あっくん 日時 2008 年 1 月 29 日 17:43:53)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000161-mailo-l26
“変則三極”の内側:’08京都市長選/中 /京都
1月30日14時1分配信 毎日新聞
◇中村陣営、共産色薄める演出も−−党よりも候補者“前面”、支持のすそ野拡大模索
府立体育館(北区)の壇上に弁護士約30人が上がり、ギターを弾きながら応援歌を披露――。17日にあった共産推薦の弁護士、中村和雄氏(53)陣営の決起集会のひとコマだ。定番だった党中央弁士の名前入りの垂れ幕はない。選挙戦略の「洗い直し」(選対幹部)の結果、共産色を薄める演出を取り入れた。
共産陣営は支持のすそ野を広げようと模索している。04年の前回市長選は、無党派候補の擁立を目指した市民グループとの連携という新しい形を取った。候補者も政党色を出さない戦略で推薦を受けなかったが、結果は3選を果たした桝本頼兼市長(67)に約5万7000票差の完敗だった。
「やはり共産党の組織力は必要」(同)。今回は、前回十分に発揮できなかった組織力をフル稼働させる構えだ。ただ、無党派層への浸透は避けて通れない課題。選対幹部は「共産党の力は大きいが、それだけでは勝てない」と漏らす。その難題を解決するための一つの答えが、中村氏の選挙母体の構成に表れている。
昨年10月発足した「いま正義を・京都市政を刷新する会(市政刷新の会)」。毎回、共産系候補を推す「市民本位の民主市政をすすめる会(民主市政の会)」の他、弁護士や医師などでつくる6団体が加わった。
「市政刷新の会」の池田豊事務局長は「組織を突破し、政党色の薄い人たちも集まった」と手応えを語る。実際、弁護士の会には京都弁護士会所属の3分の1近くを占める約120人が参加。中村氏をよく知る弁護士が中心だが、政治的立場はさまざまだ。同会幹部は「街頭演説で『私は共産党ではありません』とまず言った。シンパと思われるのは心外」と話し、支援理由は「(中村氏の)政策に共感したから」と強調する。
共感を拡大する試みとして、広報戦略も一新。シンボルカラーは従来、民主市政の会が主導で決めていたが、今回はカラーコーディネーターに中村氏のイメージに合う色を選んでもらった。街頭に張り出されたポスターはさわやかなブルーが基調。20〜30代の若手デザイナーの意見を重視し、これまでの候補者では見られなかった思い切ったデザインを採用した。
「(党よりも)候補者を前面に出す選挙」(渡辺和俊・党府委員長)を打ち出した陣営。従来の支持層固めと無党派層の取り込みの両立が、勝負のカギを握る。
1月30日朝刊
最終更新:1月30日14時1分
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