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(回答先: “変則三極”の内側:’08京都市長選/中 /京都(毎日) 投稿者 あっくん 日時 2008 年 1 月 30 日 20:28:00)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000236-mailo-l26
“変則三極”の内側:’08京都市長選/下 /京都
1月31日16時1分配信 毎日新聞
◇村山陣営、二極選挙批判で結集−−草の根で支持拡大図る
◇岡田陣営、HPに得意の経済分析−−出身の財界から支援も
告示まで1カ月を切り、他の3人はとうに出馬表明を済ませていた10日夜、中京区のホテルのさほど広くない宴会場は、熱気に包まれていた。約100人の来場者を見込んだ会場に、詰め掛けたのは200人以上。京都市議の村山祥栄氏(29)は、立ち見が出る会場の最前列で次々と飛び出す出馬要請の発言に聴き入っていた。
この時点で市長選を巡る政党の構図は「共産対非共産相乗り」の従来どおりの二極のまま。村山氏は「実質的に選択肢のない二極選挙の市民への押し付けは、民意に反する」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。正式に出馬表明したのは、この5日後だった。
20〜30歳代の若手経営者や学生らのグループ「京都市を想(おも)ふ会」と、年配者も含めた「どうすんねん京都」。市長選を受けて作られた2団体が、村山氏に出馬を要請した。
「どうすんねん」世話人の畑本久仁枝さんは「民主がてっきり三極にしてくれると思っていた。これまで民主も応援してきたが、今回はガッカリ。村山君なら選挙も市政も盛り上げてくれる」。「想ふ会」にも「村山さん以外に考えられない」との声がある一方で、「もし三極になっていたら、会を作らなかった」と明かす幹部も。村山氏自身、「三極だったら今回出馬に至ったとは思えない」と述べ、二極への不満が陣営の大きな原動力になっている。
運動は「組織に頼らないというより、頼る組織がない。でもそれが強みでもある」(金森隆・選対統括責任者)。事務所には、50人を超える学生ボランティアが集合。03年の市議選で、村山氏の学生ボランティアだった桂川将典・北名古屋市議など、若手地方議員もサポートする。事務所開き、決起集会、ミニ集会では、いずれも最後にポスター張りなどのボランティア参加を呼びかける。左京区でトップ当選した昨年4月の市議選と同じ草の根型の手法で、支持拡大を目指す。上島芳郎・選対本部長は「今はまだ組織選挙の他陣営にかなわない。しかし、不透明な二極選挙への忌避感が広がれば、潮目が変わる」と期待を込める。
◇ ◇
洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)のホームページ。「市政の経済政策失敗の理由」「他政令指定都市とのバランスシートにおける計数比較」。データや表などが付き、主張が並ぶ。ほぼ毎日、岡田氏が意見を盛り込む。大手都市銀行を経て会社を経営した経歴を生かし、データ分析は得意。陣営は「主張を分かってもらうには、とにかくホームページを多くの市民に見てもらうこと」。
事務所スタッフは、同社OBや同氏が社会福祉を学ぶ同志社大大学院で年齢が近い同級生ら。経営者出身だが「与党3会派で一致結束した候補者が望ましい」(立石義雄・京都商工会議所会頭)の意向もあり、財界から表向きの支援は得にくい。しかし、相乗りへの不満から岡田氏の支援に回る財界人もいるという。
(この連載は朝日弘行、藤田文亮、新宮達、椋田佳代が担当しました)
1月31日朝刊
最終更新:1月31日16時1分
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