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陸軍第114師団重機関銃部隊所属 田所耕造。
彼の名前をググッてみても、日本語のページは出てこない。
出てくるのは中国語のサイトばかり。
それならオレがアップしてやろう。
『週刊アサヒ芸能』(71年)の取材に答えた当時、彼は53歳。
彼が語った残虐の限り。しかもこれが「命令」なんだから驚くしかない。
南京陥落の日に城内に入ったけど、翌日にはもう外へ出されてしまった。そのとき、水筒に一杯の恩賜の酒をもらったけど、みんなで飲むもんだから、盃をちょっとなめる程度だったね。それと恩賜のタバコ10本。兵隊は涙を流して喜んでいただいたよ。……入城式で行進したのは、あれは無傷の部隊だけだったさ。
城内で残敵掃討をやった。将校や下士官出のやつをつかまえ、栃の木にしばりつけて撃ち方や刺し方を教えながら、やらせる。私? 私は2等兵だったから、刺し方だった。……こんなことが城内で10日間くらいつづいたかな。もちろん命令でやった。
そのころ、私らは下関(シャーカン)にいた。鉄条網の鉄条をはずして、つかまえた連中を10人ずつくらいに束にして、井げたに積み上げ、油をかけて燃やしちゃった。「俵しばり」といったな。豚を殺すのと同じ気持ちだったな。ああいうことをやっていると、人間を殺すのは平気になる。日常なんだから。……それに命令だからなんとも思わなかったね。その中には非戦闘員もいたし、日本人もいたらしい。従軍記者もまちがってやられたらしい。
機銃掃討して殺すのもやった。左右に山があって、そこに据えつけてバリバリ撃つ。支那人は、初めはワアワア泣いてるけど、どたん場になるといさぎいいもんだね。日本兵で、斥候に出て捕虜になったのが、敵陣で水汲みかなにか使役させられているのがみえたりしたら、かわいそうなのでこちらからバーンと撃ってやったんだけど、伏せて逃げるね。こちらは、はずかしめを受けさせないための日本人愛のつもりなのに。
しかし、女が一番の被害者だったな。年寄りからなにから、全部やっちまった。下関から木炭トラックを部落に乗りつけて、女どもを略奪して兵隊に分ける。女1人に兵隊15人から20人くらい受け持たせてね。倉庫のまわりなど、日当たりのいいところを選んで、木っ葉などをぶらさげて場所をつくる。赤ケンといって、中隊長のはんこがある紙を持った兵隊たちが、ふんどしをはずして順番を待つんだ。
いつか女の略奪班長をやったことがあるけど、ゆくと、女たちはどんどん逃げる。殺すわけにはいかないから、追いかけるのに苦労したもんだよ。支那の女は技術はうまいね。殺されたくないから、必死なんだろうけど、なかなかいい。なにしろ上陸以来女の身体にさわったこともないんだから、いじくりまわしたり、なめまわしたりする。私らは、よくなめ殺すといったもんです。
捕虜を見せしめのために傷つけもしたな。耳をそぎとる、鼻を切り落とす、口の中に帯剣をさしこんで切りひらく。目の下に帯剣を横にして突っ込むと、魚の目のようなドロリとした白いものが、五寸くらい垂れる。こんなことでもやらないと、ほかに楽しみがない。上陸以来久しぶりの遊戯なんだから、将校? 知らんふりをしていたな。
新潟のやつで、1人で城内に強姦にいったのがいた。ところがなかなか帰ってこない。みんなで探しにいって、男たちを全部つかまえて、行方を教えろといって、1人の男をぶった斬ってみせた。すると白状して、リンゴを貯蔵する防空壕みたいな倉で、死体になっているのがわかった。女を連れて入ったところを三叉のクワで背中をやられて、リンゴの上にころがされていたんだな、あれは……。
強姦をやらない兵隊なんかいなかった。そして、たいていやったあとで殺しちまう。パッと放すとターッと駆けていく。そいつを後ろからパーンと撃つ。憲兵にわかると軍法会議だからね。殺したくないけど殺した。もっとも、南京にはほとんど憲兵はいなかったけど……。(河出文庫『証言・南京事件と三光作戦』)
オレが高校生だった70年代の後半。学校の先生には高教組もいたが、戦争で「虐殺」「強姦」のオイシイ体験をしていた先生もごまんといた。
体育の大田先生も田所とおなじくちで、保険の授業中に「軍刀で中国兵を何人も叩き切った」ことを自慢し、その軍刀をいまでも大切に持っていることを話していた。
先生は退職後すぐに脳卒中で早死に。俺はこの世に神はいると、その時思ったぜ。
恐ろしいことだな、「殺人」を自慢する者が教職員でいたってことがだ。しかも公立だぜ。
話を南京入城の時に戻そう。
上陸以来、休まずの行軍で疲れきっていた日本兵は、精神的にも相当なストレスが溜まっていた。
そこに来て、「南京陥落」。久々のホッとするひと時。捕虜を残酷に殺し、女を片っ端から強姦する。これに勝る娯楽ナシ。しかも鬼の憲兵さんはイナイときたぁ。
貧しい農家の夫、息子、子供たちが、喜び勇んで「虐殺」と「強姦」にいそしむ。
いままで古参兵から強いられてきた理不尽な鉄拳制裁の鬱憤も「強姦」でサッパリと忘れよう。
万が一、支那人に殺されても、お国では「靖国」の神様として祀られる。
「虐殺」「強姦」の非道を尽くした俺でも「神様」として祀ってくれる。
しかも天皇陛下が頭を垂れてくださる。
「虐殺」「強姦」しても、陛下がお参りしてくださるんだ。支那人を虫けらのように殺しても「お国のために仕方なく殺った」と顕彰してくださるんだぜマッタクヨ!