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(回答先: IPCCの第四次調査報告書からは、「ホッケーステックの図」は削除されています。 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 7 月 20 日 08:21:42)
あなたには地球温暖化に関する研究成果に関して乏しい知識しかないようだね。
君の示した図の中にM.Mannらのグラフが含まれているよ。
図はIPCC 四次報告書のフルレポートの第六章 図の6.10だが、3つの図のうち、真ん中の図は複数の研究データを併記したものだ。その図の上部に各グラフの識別名が記されているが、最初のMBH1999がM.Mannらのグラフだ。
M.Mannらの研究は、Raynond S. Bradley、Malcom K. Hughes の3人による共同研究だ。MBH は3人の頭文字をとったもの。1999はIPCCに論文が提出された年。
「IPCCの第四次調査報告書からは、「ホッケーステックの図」は削除されています。」とは真っ赤なウソ。
>IPCCの第四次報告書には、問題となったホッケースティック曲線は、掲載されず、代わりに、次のようなグラフが掲載されている。
>図2 過去1300年間の北半球における1961-1990年を基準とした地表面温度の偏差。
>(a) 過去三世紀の実測値。
>(b) プロキシーデータを用いた各種の推測値の併記。
>(c) 各推定値を重ねあわせ、スコアごとに濃淡の差をつけたグラフ。黒線は実測値。[IPCC (2007) Palaeoclimate, p.467]
あなたが「(b) プロキシーデータを用いた各種の推測値の併記。」とした中にM.Mannらのグラフが明記されている。
「プロキシーデータ」では何のことか分からないが、「複数の気温推定データを用いて過去の気温を再現した。3つの記録(JBB..1998、(MBH)..1999、そしてBOS..2001)を含む。」といった意味だ。
Wikipediaから該当する部分を引用する。(ホッケースティック論争)
マンのホッケースティック曲線はSPMには記載されなかったが、第四次報告書のフルレポートの第六章に図の6.10に比較対象のひとつとして記載されている[3]。図にはマンによるものの他にも、マッキンタイアを含めたいくつかのグループによる再現結果が併記して掲載されており、これらを比較して評価することができるようになっている。
いい加減「IPCCの第四次調査報告書からは、「ホッケーステックの図」は削除されています。」との主張は撤回したらどうかね。
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