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こんなこと言うのはKYなのだけど、私はとても不思議です。
今からどのくらい前??正規で働く、つまり正社員になることを批判していた風潮がありました。
フリーターを持ち上げるというのかな。会社の歯車にならずに、夢を持って自由に生きてゆくほうがいいんだ。という価値観が蔓延していましたよね。
マスコミなんかこぞって賞賛していたじゃない。
今、正社員、正社員って叫んでいるのを見ると、ああ、本当に日和見だなって思う。
そして、普通の人々は本当に世の中の風潮にだまされやすいんだなって感じてしまう。
多くの中小企業の経営者がその頃 今の若者はすぐ仕事をやめてしまうっていっていましたよね。
自分にしかできないことがあるのではないか、人と同じではいけないとか、そういうある意味強迫観念で なかなか自分の仕事、生き方を決められない若者は多くいたのではないでしょうか。
今は減っているのかな。仕事をやめて外国に自分探しの旅に出る人。オーストラリアは日本人がワーキングホリデービザで最長2年、32歳まで滞在でたから、本当にたくさんの若者(それも27,8歳以上)がいたな。
たしかに 生きがいを持って生きるって大切ですよね。ただ機械のように働けといってもいやになってしまいます。しかしだからといってすべての仕事が マスコミのいう、”クリエイティブ”なわけがないし、”毎日新しい人との出会い”であるわけがない。
仕事それ自体に深い意味をもたせようと思うと、そういうことと関係のない仕事もあるわけでしょう。だから 仕事以外で 地域つくりなど、若者がたくさんで知恵を働かせて何か生み出せるような、自分たちが主体となって何かできるようなそんな社会作りがこれからは必要なのではないでしょうか。
そして、人に感謝されることや、世の中に必要とされていることをやる ということに価値を置き、誇りをもてるような風潮にしていきたい と思います。
私の嫌いな言葉は、”個性”、”価値観の多様化””自分探し”です。経済界の要請で社会に下層階級をつくるために作られた実態のないスローガンだと思います。