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(回答先: 国家と集団一般は区別すべきです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 1 月 01 日 18:09:59)
>ワヤクチャさん どうもです。
何度も、何度も、小学生にも分かるように説明しているつもりなのですが、何で、自分が「馬鹿な主張をしていることに、気がつかないのか?」、本当に不思議です。
物事には、手順という物があり、積み木は一番下から順々にくみ上げるしか積み上げる方法はなく、物を分解するには、順序に従って分解しなければ、壊れることはあっても分解は出来ないのです。
「10人乗りのヘリには、いきなり20人は乗れないので、10人乗せて一回、10人を優先的に助けて、10人分の空席を作って、また救助に向かう」以外のことなど「強弁したって、全員が助からないことになるだけ」というのは、子供だって理解できるでしょう。
それに対し、ワヤクチャさんの意見は「20人乗りのヘリを準備させれば良い」と繰り返し、それを、資本家層に「要求さえすれば、すべて解決する。」と主張されているのです。
これ、我々労働者に対する敵である「資本家層に対し、要求することで、問題の解決が出来る。」と「思いこんでいる。」ということです。
敵に包囲された籠城中の、城の中で「包囲している敵側が食料を運び込むのが当たり前」のようなことを主張していることが「理解できない」のですか?
>【まず世界という集団をよくする事を考え。その上ででは日本はどうすべきか?という順番で考えるべきです。】
まず、現実的に今の自分に出来うることを冷静に考えてみてください。
たった、一人の「自民でも、民主でもない、庶民の代弁者たる代議士を国会に送り出すのだって、非常に困難」だということも認識できませんか?
多くの人が、この段階であきらめ、民主に「絶望的な期待を賭けて、理想を捨てる」のが、今の我々の力ということを認識した上で「世界にどんな影響を行使できるのか?」を判断すべきです。
誇大妄想は「遠い未来の希望」としては是認しても良いですが、今の私たちに「世界の資本主義を打倒する。」などというのは、一歩も歩かずに、千里の道を走破するべきというのと同じです。
「千里の道も一歩から」は猿だって経験則から知っていることです。
人に「人を馬鹿にしたようなことを書くな」という前に、馬鹿にされるようなことを書かないようにすべきです。
正直言って「Kが馬鹿にするようなことを書く場合は、多くの人が、Kと同様なことを思っていると考えています。」
阿修羅って「この程度の主張をされる人が常連なのか」と思われるのが、問題だと思うから、あえて、きつい表現を使っているのですよ。
【外国人が日本で働いて商品やサービスを日本人に安く提供する事は日本人の為になるのでは?金を受け取る事だけしか貴方は見ていないのではないですか?】
何度か書いていますが、Kは出来るだけ多角的・総合的に思考して判断をしています。
その上で、消費者に媚びを売るよりは、労働者の地位向上こそが「優先順位は高い」と考えています。
確かに、外国人の賃金低コストは「日本の消費者に安い品物の提供に貢献する部分」はあります。
しかし、Kは人件費に依存した安売り競争には、一貫して反対の姿勢を示しています。
「安売り競争ではなく、適正価格にしなければ、人件費が無制限に削られる」からです。
安売り競争こそが「資本家層の誤魔化し」そのものなのです。
>【外国人を排除したからといってその分の雇用を経営者が行わなければ状況は同じです。】
>【外国人労働者が来る事が日本人労働者の失業に直結しないのに外国人労働者の排除に異論を唱えたら売国奴とは貴方も随分と非論理的な右翼ですね。】
最近のサヨクは論破された詭弁を恥ずかしげもなく再提示するし、「因果関係がない」と所長するには「そのことの最低限の論証責任を果たそうとする努力すらしないのか?」とあきれかえってしまいますが、多分「真性左翼(←漢字)」であるKを臆面もなく「右翼」と主張されるのですから、終わっています。
Kは批判も罵詈雑言も苦にもしませんが、もしも、挑発なら「受けて立つ気構えくらいは持っている」つもりです。
もっとも、ワヤクチャさんの挑発されても「やる気」にはなりません。
何度か、外国人労働者と日本人失業者の関連は論証責任を果たさせていただきましたが、理解する気のない者には「馬の耳に念仏・馬耳東風」だと、つくづく思い知らされています。
良いですか?
少し、考えれば分かることですが、「外国人出稼ぎ労働者」というのは、誰が招き入れているのです?
主体は、労働者もしくは労働組合ですか?
それとも、財界人と、そこに癒着する政治勢力ですか?
低賃金労働力こそが、彼らの「欲しい物」です。
労働者という不平不満を言う「人」ではなく、「黙って、低賃金で労働力を提供してくれれば、馬でも牛でも言葉がうまく通じない人でも、何でも良いのです。」
彼らは「誰にでもある幸福になりたいという欲望に付け込んで、労働力の安売りを目論んでいる」のです。
良いですか?よく考えてください。
「外国人労働者は、不平不満をいう権利主張する労働者を黙らせるために、資本家層が作り出した作戦」なのですよ。
「君らの代わりはいくらでもいるよ」
「辞めたければ、どうぞご勝手に、外国人なら君より安い賃金で喜んで働いてくれるから、我が社は全く困りません。」
この状況が、いかに労働者の不利益になるか?
NOと言えずに、過労死する労働者を生み出すのにいかに効果を発揮するか?
少し考えれば分かるはずでしょう。
これは、安物買いに群がる「資本家の罠」と同じです。
食料の保護のために「関税をかけるべき」と主張されるワヤクチャさんが、分からないはずがないのです。
以前にも主張しましたが、外国人を受け入れるのなら「日本人労働者が納得できるシステム(具体的には労働賃金関税)」のようなものを導入するしかないのです。
食料の自給率以上に「日本の労働者の保護は考える必要がある」のです。
>【彼等は労働をしてしかるべき対価を稼いでいるのだからドロボウ呼ばわりはやめた方がいいですよ。】
一見、正当に見えるような詭弁は困りますね。
彼らは、彼らの国の基準に比べれば「法外な賃金を得ています。」
彼らの国に「仕事がないから、仕方がないので、出稼ぎに来た労働難民」とは少し異なります。
彼らの多くは、資本主義の生み出した為替差益という狭間で「一般労働者に背を向けて、利己主義に走った」という側面を持っています。
「しかるべき対価」の基準が問題ですが、いずれにしても、それは「日本の労働者を泣かせ、日本の資本家にかしずいて得た報酬」です。
日本の庶民からの視点なら「外国に日本の富を運び出す泥棒」と見られても仕方ありません。
>【労働者を不幸にするのは資本主義であって外国人労働者ではありません。】
違っています。確かに「資本主義は歪み」ですが、労働者を不幸にするのは、労働者の立場を越えて「資本主義に迎合しようとする輩がいること」なのですよ。
基本的には「計画するのは資本家」ですが、彼らは自分たちは汗水垂らして働く気などないもの達ですから、彼らの計画の後押しを行い。彼らの奴隷になって、労働力を提供しようという者がいて、はじめて、労働者に不幸が訪れるのです。
資本家が一人で、悪巧みしたって、協力者が一人もいなければ、悪巧みは潰えるのです。
>【経営者の良心をあてにするワケにはいかないでしょう。】
>【日本人労働者を完全雇用する事は外国人労働者の有無に関わらず政治が解決すべき課題です。】
まあ、首尾一貫性のない、その場しのぎの主張ですが、間違いではありません。
しかし、主張に自己矛盾があるのです。
「経営者の良心を引き出すために、労働者に有利な状況を作る」のに「外国人労働者が障害になり、自分から進んで長時間過密労働を受け入れたり、サービス残業をする労働者が障害になる」のです。
今の状況は「政治」と「資本家層」が結託して生み出した物です。
それを、外国人労働者という「足を引っ張る者を抱えながら、打ち破ろう」と主張することの愚かさが、本当に理解できないのでしょうか?
本来は政治が解決する物だ、と主張されるだけなら、楽で簡単です。
ワヤクチャさんは管理者ですから、部下は「うちの上司は言うだけなのだから楽で良いよなぁ〜」くらいの陰口たたかれていそうですが、本来論を主張したって、それだけでは「何も主張していないのと同じ」です。
政治を変えるためには労働者が団結し、まずは「日本の政治を変える」ことから模索するしかないのです。
それですら、日本の労働運動に参加が期待できない者を抱えながら打ち抜けるような物ではないのです。
ワヤクチャさんの意見は「戦争している相手のスパイを、歓迎しながら、勝つのが当然くらいのことを言っている世間知らずのボンボン大将」と同じくらいの愚論です。