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(回答先: Re: 日本にこだわりたいなら日本から視点を離せ>逆だろうと思っています。 投稿者 愛国改善党 日時 2008 年 10 月 21 日 19:56:05)
>愛国改善党さん どうもです。
ご賛同はありがたいのですが、Kの意見とは若干違うようです。
Kは、「労働者が為替差益を利用して、他者の労働を奪ってまで、裕福になろうとするのが、不幸への道」と思っているのです。
今の世の中が閉塞感の塊のようになったのは、全て、金儲け至上主義のためです。
政治は「国民のためではなく、一部の金持ちの支配下で政策をしています。」
こんなことを許していては、1人の幸福感のために100万人が不幸になるのです。
アメリカの冨の半分が400人の金持ちのものだと云います。
この400人のために一人当たり何人の人が詐取されているのでしょう?
今また、金融信用が崩壊して、マネーゲームにうつつを抜かしているものが救済されるのです。その資金があったら、住宅ローンが支払えない貧困層を救うべきですが、政治家には「貧困層は目に映っていない」のでしょう。
多分、同じ人間という意識すらもないので、貧困層を救済するという「考えすら持たない」のでしょう。
盲点ではありません。自分らに献金してくれる人以外は「人と認識していない」のでしょう。
その影響下で、労働者も金持ちになろうと足掻きます。
しかし、一般的なサラリーマン労働者は、一生働いても「生涯賃金で3億円稼げれば良い方」でしょう。それが、生まれた瞬間に、その数百、数千、数万倍の資産の相続が決まっている人がいる。
宇宙旅行という娯楽のために十数億円というお金を簡単に支払える者がいる。
労働者として、そんな状況を是認し、自分も「その状況を利用しようとするのが正しいのか?」
外国人の出稼ぎ労働者を受け入れるということは、為替差益という異常を利用しての金儲けの是認です。
しかも、受け入れ国の労働者の「生存権を脅かして行われる行為」です。
本来なら、出稼ぎ労働者だって、家族の近くで仕事をした方が良いでしょう。
日本が「受け入れるから、その国の政府がインフラ整備に真剣に取り組まない」という面もあるし
日本の外貨獲得の戦士として、国益のために出稼ぎ労働者を利用しているという面もあるでしょう。
そんなものを「受け入れるべきだ」というのがおかしいのです。
受け入れても「出稼ぎにきた人個人が金持ちになるだけ」、この金持ちになるということが「幸福と言えるのか?」も疑問ですが、そのために、様々な場所に歪みが生まれ、日本の労働者に不幸が生ずるのは確かでしょう。
最低賃金値上げ闘争は瓦解し、企業は人件費に依存するという虚弱体質になり、文化摩擦によって治安も悪化し、貧困層が絶望感から犯罪も増加するのです。
少し考えれば「プラスとマイナスの効果はどちらが高いのか?」、小学生でも理解できそうな事柄でしょう。
まずは、日本の労働界から、金拝主義の流れに異を唱え、労働者同志の無益な「労働力の安売り競争を是正していくべき」なのです。
それが、将来のすべての労働者の幸福につながる道だろうと思っています。