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まあ、予想の範囲ではあったが
【NHKニュース NY株価 過去2番目の下げ幅】
http://www.nhk.or.jp/news/t10014753231000.html
ということである
概略では
【ニューヨーク株式市場は、15日の平均株価の終わり値は733ドル値下がりし、過去2番目の下げ幅となりました。】
実は、この下げは「Kの予想より早く、大きかった。」
前日、Kは阿修羅において「夢を見続けようという人達と、公的資金の投入によって、表面的には回復する可能性もある」と主張した。
実はG7は「自由主義の原則である自己責任原則を否定するという資本主義の大前提を捨てて、なりふり構わずに社会主義的方向に舵をきって、資本主義諸国の総力をあげての協調介入をすることで、夢を見続けようとした。」のである。
その「自己催眠とも言える努力は、僅か一日で破れた」のである。
実は、Kは「各企業が中期決算を発表するまでは大丈夫かな?」と考えていた。
「体裁だけ取り繕っても、企業の傷は厳然として有る」のだから、中期決済になれば「夢から覚めざるを得ない」ので、それまでは「G7の努力は効果を保てる」と予測した。
しかし、それは甘い見通しだった。
【15日発表された先月の小売業の売上高が前の月と比べて大幅な減少となり、金融危機が実体経済に悪影響を及ぼしていることが明らかになった】のである。
あっさりと催眠は解けて「人々は夢から覚めて真実に気が付いてしまった」のである。
基本的にG7は間違ったのである。資本注入して救済すべきは「マネーゲームに明け暮れる人達ではなく、社会を支えて汗水流す働く人達」という、あまりにも当たり前のことを忘れているのである。
G7は砂上に立つ楼閣の「建物を修復しようとしている」のであって、土台に目が向かなかったのである。
全力をあげた市場への協調介入によって「土台に振り向けるべき資金は残っていない」のであろう。
資本主義に明日はない。