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(回答先: 経営者が人件費上昇抑制の為に外国人労働者を増やそうとしているのは事実でしょう。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 10 月 13 日 22:10:16)
東京音頭さんの【ワヤクチャさんと議論をしても無駄ではないでしょうか。】という意見を聞き入れておけば良かったと骨身に染みて実感しています。
せめて「蟹工船」くらいは読んでほしいですよ。
基本的に「外国人労働者の受け入れ」と「組合運動の高揚」というのは両立しないのです。
「資本家の犬」の所でも説明しましたが、「抜け駆け労働をする労働者」と「低賃金に甘んじて働く労働者」を抱えている限りは、基本的に「労働組合の活動は成立しない」のです。
何度も「労働力という商品」という事を書いているのですが、ワヤクチャさんは「その意味を分かっていない」と思われます。(分かっていれば、一連の主張になるわけがありません)
商品には「ダンピング販売をしない」という決まりがあります。
例えば「本屋組合」の加盟店は「本を発売日前には売りませんし、安売りもしません。」
しかし、中には「本屋組合に加入しなかったり(駄菓子屋さんに多い)、内緒で先行販売や安売りしている所もある」のですが、これは、本屋組合に加入している本屋さんに取っては「死活に関わる大問題であり、絶対に許せない存在」となるわけです。
この「本の部分」を「労働力という商品」に置き換える訳ですが、仮に外国人労働者を受け入れるのなら「上司の命令より組合の命令に優先して従うと確約させ、必ず組合に加入してもらい。組合には全面協力をすることを誓わせる」という決まりを作るしかないでしょう。
これ、外国人労働者が納得すると思います?
給与を支払ってくれるボス(=上司)より、組合費を巻き上げる組合の命令を優先しなさいと言われても「普通の外国人は納得できない」でしょう。
しかし、この一点が崩れるなら「労働組合にとって、外国人労働者は障害にしかならない」のです。ですから、外国人労働者の受け入れと、労働組合の運動の両立は「労働組合の意味的に、両立し得ない」のです。
このKの主張は「労働組合のイロハを知っている人なら、理解できないわけがない」のですが、おそらくワヤクチャさんには理解できないのでしょう。
これは、Kの想像ですが、ワヤクチャさんは「Kの意見がワヤクチャさんの意見と一致している時」には「ずいぶん、丁寧に説明していて分かり易い」と感じているのではないでしょうか?
しかし、対立項目になると「とたんに意味が分からなくなる」のではないでしょうか?
Kは何時でも「同じように丁寧に解説しているのです。」
これは、最大多数の最大幸福さんなら「多分同意される事」です。
まあ、誤字脱字は相変わらず多いので、分かり難い所があるのは「目を瞑っての事」ではありますがね。
これは、ワヤクチャさんには「知識の欠陥がある」ということを意味します。
多分、労働組合とその運動いう物を理解していないのです。
少し、労働組合の歴史と背景と意義を勉強されることをお勧めしておきます。